JP2747102B2 - 1/2バイアスlcdコモン信号発生回路 - Google Patents

1/2バイアスlcdコモン信号発生回路

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JP2747102B2
JP2747102B2 JP2272754A JP27275490A JP2747102B2 JP 2747102 B2 JP2747102 B2 JP 2747102B2 JP 2272754 A JP2272754 A JP 2272754A JP 27275490 A JP27275490 A JP 27275490A JP 2747102 B2 JP2747102 B2 JP 2747102B2
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弘志 松隈
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NIPPON DENKI AISHII MAIKON SHISUTEMU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1/2バイアスLCDコモン信号発生回路に関し、
電子ディスプレイデバイスの一種LCD表示駆動回路に関
する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の1/2バイアスLCDコモン信号発生回路
は、第2図(a)の構成となっており、第2図(b)に
示す波形図に従って動作する。すなわち、入力(フレー
ム)信号FL1は出力端子OUTの出力電圧をVDDかGNDか切
替える信号、入力(電位制御)信号CM1は出力端子OUTの
出力電圧を1/2VDDに制御する信号、入力(電流制御)信
号CM0はLCDパネルへの突入電流対策のため電圧切替時に
出力端子OUTの出力電流を増加させる信号、信号CUTは表
示をさせない時の信号であり、所定出力電位を必要とす
る時に各信号が出力される。この回路は、P−MOSトラ
ンジスタ1,2,N−MOSトランジスタ3,4がクロックドイン
バータであり、P−MOSトランジスタ5,N−MOSトランジ
スタ6がトランスファゲートTRFである。
この回路の動作としては入力信号FL1がHIGHレベルの
間、MOSトランジスタ1が非導通(OFF)、MOSトランジ
スタ4が導通(ON)状態となり、入力信号CM1が低(LO
W)レベルの時、MOSトランジスタ2がON,MOSトランジス
タ3がONして、接地(GND)に対する出力OUTのインピー
ダンスが下がり、出力OUTの出力レベルはGNDとなる 次に入力信号CM1が高(HIGH)レベルになると、トラ
ンスファーゲートを構成するMOSトランジスタ5がON,MO
Sトランジスタ6がONして、抵抗7による1/2VDDと入力
信号CM0とに同期して、1/2VDDを発生される抵抗8の合
成出力が、出力OUTに発生する。次に入力信号FL1が低
(OFF)レベルの時の入力信号CM1がLOWレベルの時、MOS
トランジスタ1がON,MOSトランジスタ2がON,MOSトラン
ジスタ3がOFF,MOSトランジスタ4がOFF,MOSトランジス
タ5と6がOFFして、出力OUTとVDDのインピーダンスが
低下して、出力OUTにはVDDが出力される。次に入力信号
CM1がHIGHレベルになると、MOSトランジスタ1がON,MOS
トランジスタ2がOFF,MOSトランジスタ3がOFF,MOSトラ
ンジスタ4がOFFで、MOSトランジスタ5と6がONして、
抵抗7による1/2VDDと入力信号CM0とに同期して、1/2VD
Dを発生させる抵抗8の合成出力が出力OUTに発生する。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した従来の1/2バイアスLCDコモン信号発生回路
は、拡散抵抗によるVDDの分圧を行い、VDDの1/2を得て
いるので、消費電流を少なくする為に抵抗値を大きくす
ると、拡散抵抗による面積が大きくなり、ICチップ面積
が増加し、逆に拡散抵抗面積を小さくすると消費電流が
増加するという欠点があった。
本発明の目的は、前記欠点を解決し、消費電流を低く
抑え、かつ拡散抵抗面積が小さくて済むようにした1/2
バイアスLCDコモン信号発生回路を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の構成は、LCDへの制御された電圧供給を行う
出力端子を有する1/2バイアスLCDコモン信号発生回路に
おいて、電圧制御を行う第1の信号により制御されて出
力電圧を電源電圧の1/2にして出力すると共に入出力間
にフレーム信号である第2の信号の入力端と前記出力端
子とを接続したトランスファゲートと、前記第2の信号
の入力端を第1の入力とし出力電力を制御する第3の信
号を第2の入力とし前記出力端子を出力端としたクロッ
クドインバータと、このクロックドインバータと並列に
電源端子と前記出力端子と接地端子との間に接続され各
ゲートに電流制御を行う第4の信号を前記第3の信号と
共に供給されたそれぞれ対応する導電型のMOSトランジ
スタとを備えることを特徴とする。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)は本発明の一実施例の1/2バイアスLCDコ
モン信号発生器の回路図である。第1図(b)は第1図
(a)の回路の動作を示すタイミング図である。
第1図(a),(b)において、本実施例は、インバ
ータ10,11,13,14と、2入力NANDゲート12と、Pチャネ
ルMOSトランジスタP1,P2,P3と、NチャネルMOSトランジ
スタN1,N2,N3と、出力OUT端子と、トランスファーゲー
トTRFとを備え、クロックドインバータ(トランジスタP
2,3,N2,3)とトランスファゲートTRFと従来例と同様で
あり、入力信号CUT,CM0,FL1,CM1が入力されている。入
力信号CM1は中間電圧制御用信号で、この信号CM1がHIGH
の時、接続点S1,S2が短絡されて中間電圧が発生する。
この時信号FL1も接続点S2に接続されるが、信号FL1を出
力する回路よりトランジスタP1〜P3の駆動能力が高いの
で、その動作に影響しない。
また信号CM0がHIGHになると出力電流を増加させる
が、CM1がHIGHの区間で入力信号CM0がHIGHになると、電
流がMOSトランジスタP1,P2,P3のオン(ON)抵抗の比に
より増加する。これは、LCDパネルの負荷をおさえるた
めに使用される。トランジスタのオン抵抗の比は、P1:P
2:P3=N1:N2:N3であり、この比率は任意の値に調整可能
である。入力信号FL1は中間電圧以外の+電源電圧及び
−電源電圧の値を制御するもので、入力信号CM1がLOWの
時に、トランスファゲートTRFがオフとなり、接続点S1,
S2間が遮断され、信号FL1が入力され、この信号FL1がト
ランジスタP3,N2により反転され出力される。すなわ
ち、信号FL1がLOWの時に端子OUTに+電源電圧VDDが出
力され、信号FL1がHIGHの時に端子OUTに−電源電圧GND
が出力される。
また信号CUTによりトランジスタP2,N3が制御され、出
力OUTが表示OFF時のスタンバイ電流をなくす為に使用さ
れる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、クロックドインバー
タと、その入出力を短絡させる為のトランスファーゲー
ト.及びトランスファーゲートの制御用論理ゲートを有
しているから、拡散抵抗を使用する事なく、1/2VDDを得
る用にする事により、ICのチップ面積を減少させ、制御
信号により電流をカットして、低消費電力を実現できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例の1/2バイアスLCDコモ
ン信号発生回路の回路図、第1図(b)は第1図(a)
のタイミング図、第2図(a)は従来の回路図、第2図
(b)は第2図(a)の従来回路のタイミング図であ
る。 1,2,6,P1,P2,P3……PチャネルMOSトランジスタ、3,4,
5,N1,N2,N3……NチャネルMOSトランジスタ、7,8……拡
散抵抗、S1,S2……接続点、TRF……帰還用トランスファ
ーゲート、FL1……フレーム信号、CM1……電位制御用信
号、CM0……電流制御用信号、OUT……コモン出力端子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LCDへの制御された電圧供給を行う出力端
    子を有する1/2バイアスLCDコモン信号発生回路におい
    て、電圧制御を行う第1の信号により制御されて出力電
    圧を電源電圧の1/2にして出力すると共に入出力間にフ
    レーム信号である第2の信号の入力端と前記出力端子と
    を接続したトランスファゲートと、前記第2の信号の入
    力端を第1の入力とし出力電力を制御する第3の信号を
    第2の入力とい前記出力端子を出力端としたクロックド
    インバータと、このクロックドインバータと並列に電源
    端子と前記出力端子と接地端子との間に接続され各ゲー
    トに電流制御を行う第4の信号を前記第3の信号と共に
    供給されたそれぞれ対応する導電型のMOSトランジスタ
    とを備えることを特徴とする1/2バイアスLCDコモン信号
    発生回路。
JP2272754A 1990-10-11 1990-10-11 1/2バイアスlcdコモン信号発生回路 Expired - Lifetime JP2747102B2 (ja)

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JPH04147211A JPH04147211A (ja) 1992-05-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5573092A (en) * 1978-11-27 1980-06-02 Tokyo Shibaura Electric Co Display driving circuit for liquid crystal display unit

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JPH04147211A (ja) 1992-05-20

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