JPH06296655A - サウナ装置に用いる面状発熱体の安全機構 - Google Patents

サウナ装置に用いる面状発熱体の安全機構

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JPH06296655A
JPH06296655A JP11408293A JP11408293A JPH06296655A JP H06296655 A JPH06296655 A JP H06296655A JP 11408293 A JP11408293 A JP 11408293A JP 11408293 A JP11408293 A JP 11408293A JP H06296655 A JPH06296655 A JP H06296655A
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JP
Japan
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heating element
sauna
plate
cloth
safety
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JP11408293A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Azuma
善彦 東
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Individual
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  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者がサウナ入浴時に発熱体基板面に接触
しても、火傷・低温火傷などを負わないようにより一層
安全性を向上させる。 【構成】 囲壁体に面状発熱体8を備え、この囲壁体に
て背面板、側面板及び前面板を折畳可能にして連設す
る。さらに内部に折畳椅子を備えたサウナ加熱室を形成
する。そして発熱体基板81の裏面側に断熱板82をサ
ウナ室側面となる表面側に燃焼しても有害ガスが発生し
ない合成樹脂をもって所望のメッシュ状になした安全シ
ート83を添わせる。そしてこの三者一体とした外表面
を少なくともサウナ室内側面を起毛した布にて覆って一
体とした面状発熱体8を用いる。これにより面状発熱体
の布表面温度を低温とすることができ、火傷を未然に防
ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として家庭用に適した
折畳式サウナ装置において、入浴者が火傷しないように
安全を施した面状発熱体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にサウナ風呂は美容・健康に効果適
であり、家庭用で手軽に利用できるよう小型のものが提
案されている。本願出願人は家庭用サウナ風呂に用いる
加熱手段として面状発熱体を用い、折畳式サウナ装置の
室内の加温とともに遠赤外線を装置内に入浴した使用者
に直接照射し、比較的低い室温においても美容・健康に
有効なサウナ効果を得るサウナ装置、例えば登録実用新
案第1909854号(実公平3−27638号公
報)、同第1915313号(実公平3−32351号
公報)に開示されたものがある。このサウナ装置に用い
る面状発熱体は発熱体基板に断熱板を添わせ、この発熱
体基板と断熱板とを通気性を有し、かつ必要に応じては
起毛を施した布をもって被覆して一体に形成されたもの
で、これをサウナ装置の両側板、背面板に折畳可能にし
て配設している。なお布で被覆された発熱体基板をサウ
ナ装置の室内側になるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】サウナ装置の室内を充
分に大きく製作すればよいが、家庭用として携行または
移動に至便さを有するようにするには小型軽量化を図る
ことが望ましい。従ってサウナ装置の大きさ特に室内の
大きさは一人の大人が入れる程度とするのが好ましい。
この大きさは大人の標準的な寸法により規格化される
が、使用者としては標準的な体格以上の人もいる。この
ように標準的体格以上の人が入浴した場合、あるいは標
準的体格の人が入浴してもたれかかるなどして側板の内
面に直接皮膚が一枚の薄い被覆布を介して発熱体基板に
比較的長時間にわたって触れると、発熱体を温度制御し
ている場合でも火傷を負ったり、あるいは低温火傷を負
ったりして危険なときがある。
【0004】本発明は使用者がサウナ入浴時に発熱体基
板面に接触しても、火傷・低温火傷などを負わないよう
により一層安全性を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、囲壁体に面状発熱体を備え、
この囲壁体にて背面板、側面板及び前面板を折畳可能に
して連設し、内部に折畳椅子を備えたサウナ加熱室を形
成して成るサウナ装置において、発熱体基板の裏面側に
断熱板をサウナ室側面となる表面側に燃焼しても有害ガ
スが発生しない合成樹脂をもって所望のメッシュ状にな
した安全シートを添わせ、この三者一体とした外表面を
少なくともサウナ室内側面を起毛した布にて覆って一体
とした面状発熱体を用いたことを要旨とする。
【0006】
【作用】サウナ室の四周を囲む囲壁体に面状発熱体を備
え、かつこの面状発熱体を発熱体基板と断面板、メッシ
ュ状の安全シート及びこれを覆う布とより構成されてい
るので、入浴者が側面等に触れても、あるいはよりかか
るような姿勢で入浴しても、使用者の皮膚は発熱体基板
との間に布とメッシュ状安全シートを介在し、かつ空気
層を存在することになり、布表面温度が低温となり火傷
をはじめ低温火傷も未然に防ぐことができる。
【0007】
【実施例】以下本発明サウナ装置に用いる面状発熱体の
安全機構を図示の実施例にもとづいて説明する。図にお
いて1はサウナ装置Aの背面板で、この一人の大人が椅
子9に座して入室できる幅と高さを有する大きさで、こ
の背面板1の左右両側縁に折目を介して側面板2,3を
連設し、さらにこの両側面板にはさらに折目を介して前
面板4,5を連設し、之等背面板の両側に夫々折曲可能
にして連設した側板・前面板にて囲周し、所要容積のサ
ウナ室を構成するようになす。そして背面板の下部に底
面板6を折畳自在に設け、従ってこの底面板6の周囲を
囲むようになし、さらに前面板4,5は一部に透明な窓
4W,5Wを形成し、底面板上方の天面を覆うようにな
すとともに互いに突き合わされる前面板端縁にファスナ
ー7を設けて互いに係脱自在とする。
【0008】背面板1及び両側板2,3さらには望まし
くは前面板4,5には面状発熱体8を備える。これは各
板内に所定の大きさのものを一枚または二枚を納め、椅
子に着座した入浴使用者の身体のほぼ全外表面から遠赤
外線が照射されるようになすとともにサウナ装置内には
折畳式の椅子9が設けられる。
【0009】面状発熱体8は発熱体基板81と、この裏
面側に添えられ、所要の強度と断熱性を保つようになし
た断熱板82及び表面側すなわちサウナ室内側に発熱体
基板に添って配設されるネット状の安全シート83及び
この三者の外表面を覆う通気性を有する布84とより構
成される。
【0010】前記発熱体基板81は電気不良導体の基板
上に炭素粉末を単独に、またはこの粉末とポリエチレン
粉末等の結合剤と混合し、これを塗布し溶融して所要の
電気抵抗を有する抵抗膜を形成し、これにより通電時1
15〜120℃の発熱を有するようになすとともに両端
に導線を取り付け、必要に応じて表面に電気不良導体の
耐熱被膜を施して一体としたもので、結合剤としてポリ
エチレン粉末の他に燃焼時有害ガスが発生しない他の合
成樹脂粉末を用いることができる。
【0011】発熱体基板81の裏面側すなわちサウナ装
置の外面側となる面には所要の断熱と強度を有する断熱
板82が密接するようにして配設されるが、この断熱板
82の大きさは発熱体基板81の大きさと同じかまたは
これよりも大なるものとし、その形状は背面板1、側面
板2,3及び前面番頭の大きさ・形状に合わされるが、
この前面板には使用しないこともある。そしてこの断熱
板82としては燃焼時有害ガスの出ないポリエステル等
の合成樹脂の板材あるいは木質板等が採用される。
【0012】発熱体基板81の表面側に密接配設される
メッシュ状の安全シート83は有害ガスの出ないポリエ
ステル等の合成樹脂をもって網目状、パンチングメタル
状にして形成するもので、その厚さは発熱した発熱体基
板に外皮用の布を介して皮膚が触れても、発熱体基板と
の間に火傷をしない程度の空気層空間を有するようにし
て適当に定める。一般には0.5〜2mm程度とし、網
目の大きさは5mm〜20mm程度とする。そしてこの
安全シート83は発熱体基板表面側の前面に配設し、接
着テープやその他の係止具にて取り付けて一体とするも
のである。
【0013】このように発熱体基板81をサンドウィッ
チ状に挟んで断熱板82、安全シート83の三者を一体
とし、この外表面を布84にて覆うようにする。この布
84は全面もしくは少なくともサウナ装置の室内側面に
起毛を施した通気性のよいものを用いる。
【0014】従って発熱体基板81の室内側面にメッシ
ュ状の安全シート83を添わせ、これを布にて覆うよう
にしているので、入浴者が側面等に触れても、あるいは
よりかかるような姿勢で入浴しても、使用者の皮膚は発
熱体基板との間に布とメッシュ状安全シートを介在し、
かつ空気層を存在することになり、布表面温度が低温と
なり火傷をはじめ低温火傷も未然に防ぐことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明サウナ装置に用いる面状発熱体の
安全機構は囲壁体に面状発熱体を備え、この囲壁体にて
背面板、側面板及び前面板を折畳可能にして連設し、内
部に折畳椅子を備えたサウナ加熱室を形成して成るサウ
ナ装置において、発熱体基板の裏面側に断熱板をサウナ
室側面となる表面側に燃焼しても有害ガスが発生しない
合成樹脂をもって所望のメッシュ状になした安全シート
を添わせ、この三者一体とした外表面を少なくともサウ
ナ室内側面を起毛した布にて覆って一体とした面状発熱
体を用いたため、面状発熱体に身体の一部が面状発熱体
外表の布に接触もしくは一定時間接触していても発熱体
基板との間に布とメッシュ状安全シートを介在し、かつ
空気層を存在することになり、布表面温度が低温となり
火傷をはじめ低温火傷も未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明サウナ装置に用いる面状発熱体の安全機
構の断面図である。
【図2】メッシュ状の安全シートの正面図である。
【図3】入浴者の身体が接触している状態の説明図であ
る。
【図4】サウナ装置の外観説明図である。
【符号の説明】
A サウナ装置 1 背面板 2,3 側面板 4,5 前面板 8 面状発熱体 81 発熱体基板 82 断熱板 83 メッシュ状安全シート 84 布

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 囲壁体に面状発熱体を備え、この囲壁体
    にて背面板、側面板及び前面板を折畳可能にして連設
    し、内部に折畳椅子を備えたサウナ加熱室を形成して成
    るサウナ装置において、発熱体基板の裏面側に断熱板を
    サウナ室側面となる表面側に燃焼しても有害ガスが発生
    しない合成樹脂をもって所望のメッシュ状になした安全
    シートを添わせ、この三者一体とした外表面を少なくと
    もサウナ室内側面を起毛した布にて覆って一体とした面
    状発熱体を用いたことを特徴とするサウナ装置に用いる
    面状発熱体の安全機構。
JP11408293A 1993-04-16 1993-04-16 サウナ装置に用いる面状発熱体の安全機構 Pending JPH06296655A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0878989A2 (en) * 1997-05-16 1998-11-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Surface coated substrate with reduced heat transmission
AT7037U3 (de) * 2004-04-08 2005-02-25 T P I Handels Ges M B H Flächenheizelement, insbesondere für wärmekabinen oder saunen
WO2007080866A1 (ja) * 2006-01-11 2007-07-19 Hidehiko Koyama ミストサウナ個室

Cited By (7)

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