JPS61149737A - 全周遠赤外線放射式スト−ブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、一般家庭はもとより、各種事務所等での暖房
器具として用いられるストーブに関する。

〈従来の技術〉 従来から多用されているストーブは、電気ストーブ、石
油ストーブ、ガスストーブの何ｎにあっても通電、或い
は燃焼により室内空気を加熱し、この加、Ｍ空気を介し
て人体を暖めるといった熱伝導形式の暖房器具であつ九
。

〈発明が解′決しようとする問題点〉 然し乍ら、上記の如き従来ストーブでは、加熱された室
内空気がドラフト効果」こよって上昇し室内の天井部付
近が最も暖かく、床付近、つまり最も熱め九い足元部の
温度が天ｆ＋部付近に比べて非常に低いといつな具合に
、室内の上下温度差が大きく、快適かつ十分な暖房効果
を得る念めには室内全体の空気、特に室内下層域の空気
が所ｕＭ度に達するまで加熱しなければないという熱的
に非常に無駄な方法が強いられて使用者側のランニング
コストが上昇し、更に室内空気の汚れも多大で４康面、
衛生面でも好ましいものではなかった。

く問題点を解決する九めの手段〉 本発明はかかる実情に鑑み、省エネルギー効果が高り、
シかも理想に近い暖房を実現できる全周遠赤外線放射式
ストーブを提供する点に目的を有する。

この目的を達成するために開発された本発明に係る全周
遠赤外線放射式ストーブは、円筒状角部状、球形状など
中空立体形状の放射体本体の全表面又は必要な面に、ア
ルミナを主原料とし、これをバインダーに分散させてな
る遠赤外線放射用塗料を膜状に塗布し、かつ熱処理して
遠赤外線放射面を構成し、ηｙｔａ本体内部にほぼｆ閉
状態で電気ヒーターを設けであるという構成に特徴を有
するものである。

く作用〉 上記の如き特徴構成を有する本発明に係るストーブは、
暖房対象室内の空気を媒体とするのではなく、前記放射
体本体表面から放射される遠赤外線を被射体である人体
に直接吸収させて人体内の分子振動に伴なう熱作用をも
って人体を皮下組織から温めることができるとともに、
その遠赤外線放射面が塗布手段にて形成されるものであ
るから、プラズマ溶射手段に比べて円筒状など中空立体
形状本体の全表面又は必要な面のみを容易にかつ低コス
トに遠赤外線放射面とでき、礁内のストーブ設置ｉｉｔ
ｇ所の全問又は必要箇所のどこに居ようとも熱的ロスな
く、又は非常に少なく人体を効率良く加温することがで
きるのである。

〈発明の効果〉 従って、本発明による時は、従来の電気ストーブ、石油
ストーブ等のように空気を加熱し、これを媒体として更
に人体に熱伝達するといった熱伝導形式の従来ストーブ
に比べて、人体の直接加熱により著しい省エネルギー効
果を達成でき、吏用者のランニングコストの大巾低減が
因れるばかりでなく、室内空気の汚れもなく、健康、衛
生面でも優れており、加えて足元部を集中的に加熱して
いわゆる頭寒足熱の理想に近い暖房が行ない得るに至つ
北のである。

〈実施例〉 以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。

第１図乃至第８図において、（１目よステンレスなど耐
熱性、耐蝕性に曖れた厚さ４麿程度の曽嘱板から直径１
１０１ＥＩＸ４さ９２０Ｍの円筒状に形成された放射体
本体であって、その密閉上面を除く全表面に後述する所
のアルミナを主原料とする塗料を厚さ数戸以上、好まし
くは２０７以上の膜状に刷毛塗り又はスプレ一手段にて
塗布しかつ溶剤が揮発するように熱処理することにより
、遠赤外線放射面（２）を構成するとともに、その内面
には熱吸収特注の良好な黒色＋１１ｉｔＭ塗料が塗布焼
付けされている。　（８）はＬＩｕ記円周円筒状放射体
本体）の内部中央位置にほぼ密閉状態で挿入固定した４
００Ｗ定格で、８０項×５５０顛大きさの長方形状の板
状ヒーターであって、これは薄板状のニクロム板、ステ
ンレス鋼板などをエツチング又はプレス型抜きにより任
意の形状としたもの、また発熱体４＆嘱粉ペーストを任
意の形状とじ九もの、或いはマイカ等の電気絶縁板にニ
クロム線を巻付けたものなどの何れであっても良く、コ
ントローラ（４）及びプラグコード（５）を介して電灯
線（１０（１）に接続可能に構成されている。　（６）
は前記放射体本体（１）を上面中央に固定する耐熱材料
製の置台であり、（７）はガードプロテクターである。

　図中（８）は前記ヒーター（８）による放射体本体（
１）内の加熱に伴なって膨張する空気の逃し孔である。

而して、前記の遠赤外線放射用塗料としては粒径１１１
．Ｄ以下、純度８５％以上のアルミナ嵐独、又は上記ア
ルミナにチタン、ケイ素、クルコニウム、コバルト、ニ
ッケル、マンガン、クロムなど無機質酸化物粉末の皐独
或いは二以上の混合物を重量″ｔ’５０部以下の割合で
混合したものをシリコーン樹脂、リン酸塩、又はケイ酸
塩等のバインダーＧこ分散させたものを使用するが、そ
の具体的組成例としては次のようなものが考えられる。

尚、上記各組成物における放射特性については、Ｉが最
も多（波長６ｐｍ以上を放射し、！、組こなるにつれ波
長５ｐｍ以下の放射が増えて（る。

因みに、ｓ４図は、アルミナのプラズマ溶射により形成
した放射体と本発明で使用する塗料を塗布して形成した
放射体との放射特性を比較して表わし九グラフでありて
・概ね波長５ｒ。

以上を選択的に多く放射することにおいて、実線で示す
本発明使用塗料の放射率と点線で示すプラズマ溶射の場
合の放射率とは伺等差異がないことが明らかである。

次に、本実施例で示し北ストーブとＩＫＷの赤外線管状
ヒーターを使用した電気ストーブとを、約１６ｄの容積
の室内に置いて、ヒーターにＡＣ１００Ｔの電圧を付加
して試倹し九結果、本実施例で示し九ストーブの場合、
！内の温度上昇は３０分経過後で８″ａａ呪程ありなが
ら、円筒状放射面（８）から放射される遠赤外線の温熱
効果により、人体はボカボカと温かく・央適であった反
面、後者電気ストーブの場合、ストーブ前面の８０〜７
０ｃｇｇの範囲では暖かくなるが、Ｈ面や横側面では寒
く、室内の温度上昇も位置により大巾に異なり、５°ｄ
ｏｇ以上の所もあつ几。

第５図乃至第７図は夫々側の実施例を示し、第５図は放
射体本体（１）が四角関状に構成されたもの、第６図は
放射体本体（１）が半球形状に構成されたもの、第７図
は放射体本体（１）が４橿形状に構成されたもので、こ
ｎら図で示したもの以外、中空立体形状であればいかな
る外観形状であっても良い。

ま之、遠赤外線放射面（２］は本体（１）の全表面に限
らず、特に四角筒状のものでは三面のみを放射面に形成
しても艮い。

【図面の簡単な説明】

第１図乃全第３図は本発明の一実施例を示し、第１図は
全体外ａ斜視図、第２図は一部切欠き側面図、第８図は
第２図Ｘ−Ｘ線での拡大儂断面図、第４図は放射特性グ
ラフ、第５図乃至第７図は夫々側の実施例を示す外観斜
視図である。 （１）は放射体本体、（３）は遠赤外線放射面、（３）
は電気ヒーターである。 凶 Ｆ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　図やり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）円筒状、角筒状、球形状など中空立体形状の放射
   体本体［１］の全表面又は必要な面に、アルミナを主原
   料とし、これをバインダーに分散させてなる遠赤外線放
   射用塗料を膜状に塗布し、かつ熱処理して遠赤外線放射
   面［２］を構成し、前記本体［１］内部にほぼ密閉状態
   で電気ヒーター［３］を設けてあることを特徴とする全
   周遠赤外線放射式ストーブ。
2. （２）前記放射体本体［１］の内面は、黒色耐熱性塗料
   が塗布されている特許請求の範囲第（１）項に記載の全
   周遠赤外線放射式ストーブ。
3. （３）前記遠赤外線放射用塗料が、アルミナ単独又はア
   ルミナに無機質酸化物粉末を重量で５０部以下の割合で
   混合したものをバインダーに分散させてなるものである
   特許請求の範囲第（１）項に記載の全周遠赤外線放射式
   ストーブ。