JP3043105U - サウナ装置 - Google Patents
サウナ装置Info
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- JP3043105U JP3043105U JP1997002706U JP270697U JP3043105U JP 3043105 U JP3043105 U JP 3043105U JP 1997002706 U JP1997002706 U JP 1997002706U JP 270697 U JP270697 U JP 270697U JP 3043105 U JP3043105 U JP 3043105U
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- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高温浴が可能なサウナ装置をそのまま温浴
機器として利用できて、高温浴と温浴とを簡便に使い分
けできるサウナ装置を提供すること。 【構成】 左右側面壁体2,2と前面壁体3と背面壁体
4と上部カバー体5とによって人間が入れる程度のサウ
ナ室6を形成したサウナ装置において、前記壁体2,
3,4及びカバー体5のいずれかに、サウナ室6内に入
っている人のほぼ頭部に臨むような位置に開口する通気
口7を開閉自在に設けてなることを特徴とする。
機器として利用できて、高温浴と温浴とを簡便に使い分
けできるサウナ装置を提供すること。 【構成】 左右側面壁体2,2と前面壁体3と背面壁体
4と上部カバー体5とによって人間が入れる程度のサウ
ナ室6を形成したサウナ装置において、前記壁体2,
3,4及びカバー体5のいずれかに、サウナ室6内に入
っている人のほぼ頭部に臨むような位置に開口する通気
口7を開閉自在に設けてなることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案はサウナ装置、特に家庭用サウナ装置に関する。
【0002】
家庭用サウナ装置は、左右側面壁体と前面壁体と背面壁体と上部カバー体とに よって人間が一人入れる程度のサウナ室を形成し、前面壁体や背面壁体に設けた 電気ヒーターによってサウナ室内を加熱するようになっている。この種のサウナ 装置は、サウナ室内を例えば摂氏60度以上の高温にして入浴者の発汗を促すこ とによりサウナ本来の効果を期待するものであるが、高齢者や疾患者にとっては 肉体的負担が大きく、危険を伴うことになる。そこで、サウナ室内の温度を、発 汗を伴わない程度の摂氏40度前後の低温にして、所謂温熱効果により入浴者の 血行を促すようにした温浴機器としてのサウナ装置が提案されている。
【0003】
しかして、一般の高温浴が可能なサウナ装置を上記のような温浴機器として利 用した場合に、通常の制御方式では、温浴使用時には設定温度を例えば摂氏40 度に設定することになるが、通常時の発熱量が大きいためにサウナ室内の温度が 設定温度に対して大きく変動し、快適な温浴ができない等の問題があることから 、特別な制御装置を採用しなければならず、それがためにサウナ装置のコストが 高くつくことになる。
【0004】 本考案は、上記のような特別な制御装置を採用することなく、高温浴が可能な サウナ装置をそのまま温浴機器として利用できて、高温浴と温浴とを簡便に使い 分けできるサウナ装置を提供することを目的とする。
【0005】
請求項1に係る考案は、左右側面壁体2,2と前面壁体3と背面壁体4と上部 カバー体5とによって人間が入れる程度のサウナ室6を形成したサウナ装置にお いて、前記壁体2,3,4及びカバー体5のいずれかに、サウナ室6内に入って いる人のほぼ頭部に臨むような位置に開口する通気口7を開閉自在に設けてなる ことを特徴とする。
【0006】 請求項2は、請求項1に記載のサウナ装置において、前記通気口7を開閉する 蓋体15が通気口7の周辺部に係止布16やマグネット等によって着脱可能に取 り付けられるようになっていることを特徴とする。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図1は本考案に係るサウ ナ装置の外観斜視図、図2は側面図、図3は背面図、図4は縦断側面図である。 これらの図において、1は本体枠としての門型枠で、この門型枠1の左右両側前 縁にそれぞれ側面壁体2,2が連設され、両側面壁体2,2の前端間に前面壁体 3が連設され、門型枠1の背面には背面壁体4が配設され、両側面壁体2,2と 前面壁体3と門型枠1とで囲まれる上部開口が上部カバー体5で覆われ、これら 門型枠1と両側面壁体2,2と前面壁体3と背面壁体4と上部カバー体5とによ って、人間一人がゆっくり入れる程度の大きさのサウナ室6が形成される。そし て、背面壁体4の上部側には、図4に示すようにサウナ室内に入っている人のほ ぼ頭部に臨むような位置に開口する通気口7が開閉自在に設けられている。また 、各側面壁体2は、図5に示すように、折り曲げ部8にて中折り式に折り畳み可 能な2枚の分割壁体9から構成されている。
【0008】 上記側面壁体2の各分割壁体9や背面壁体4は、図5に示すように、それぞれ の大きさに対応した断熱板10と、この断熱板10の内面に適宜取付けられた面 状発熱体11と、これらを内外両面から覆う内布12及び外布13とから構成さ れている。図2及び図3には、各面状発熱体11の配置状態を破線で示している 。前面壁体3は、図5に示すように断熱板10の内外両面を内布12及び外布1 3で覆って形成されている。また、門型枠1と側面壁体2と前面壁体3と背面壁 体4のそれぞれの連結部分や、各側面壁体2の折り曲げ部8は、内布12と外布 13を縫着することによって折り曲げ可能とされている。しかして、図5に示す ようなサウナ室6を形成した状態から、両側面壁体3,3をそれぞれその折り曲 げ部8にて中折れ式に折り畳みながら、前面壁体3を側面壁体2の分割壁体9上 に重ねることによって、これら両側面壁体2,2及び前面壁体3を門型枠1の前 部に折り畳んでコンパクトに収納することができる。
【0009】 前記通気口7は、図3及び図4に示すように、面状発熱体11が位置していな い背面壁体4の上部側に設けられたもので、内外布12,13と断熱板10とを 円形状にくり抜いてその内周縁部に例えば周縁材14を装着することによって形 成される。そして、通気口7にはこれを開閉する例えば円板状の蓋体15が着脱 可能に取り付けられるようになっており、そのため通気口7の外側周辺部に係止 布16が環状に固着され、蓋体15の内面には前記係止布16に係止可能な環状 に係止布17が固着されている。このような係止布16,17に代えてマグネッ トを使用してもよく、その場合には通気口7の周辺部側に鉄板等の磁性金属片ま たはマグネット片を、蓋体15側にマグネット片または上記磁性金属片を固着す ればよい。蓋体15は、例えば適当な断熱材の全表面を布で覆うことによって形 成できるもので、図4ではサウナ室6の外側から通気口7を開閉するようにして いるが、サウナ室6の内側から通気口7を開閉するようにしてもよい。
【0010】 図4に示すように、門型枠1の下端部には枢支金具18が取付けられ、この枢 支金具18に、平面視コ字状の枠部材19の両後端部が支軸18aを介して枢着 され、このコ字状枠部材19は、両側面壁体2,2及び前面壁体3の下端部内周 に嵌合した水平位置(実線で示す)と、門型枠1内に折り畳んだ垂直位置(仮想 線で示す)との間で上下に回動できる。また、コ字状枠部材19には折り畳み椅 子20が取り付けてあって、この折り畳み椅子20は、コ字状枠部材19の両側 板19aの前後方向中間部に下端部が枢支された椅子脚20aと、前端部が椅子 脚20aの上端部に枢支ピン21で枢支され、後端部が門型枠1の側板1a内面 の適当高さ位置に枢軸22によって枢着された椅子座枠20bと、からなるもの で、コ字状枠部材19の折り畳み時に同時に図4の仮想線図示のように折り畳ま れて、コ字状枠部材19と共に門型枠1内に収納できるようになっている。
【0011】 また、サウナ室6の上部カバー体5は、可撓性を有するもので、図1及び図4 に示すように、このカバー体5周縁が両側面壁体2,2及び前面壁体3のそれぞ れ上縁と門型枠1の上辺部とに接合されている。この上部カバー体5は、図示は 省略するが、可撓性のある薄い断熱材の内面に熱反射用のアルミニウム箔を張り 付け、これを内布と外布とで覆い且つキルティングしてなるものである。図1及 び図4において、23は上部カバー体5の中央部に形成された開口で、ファスナ ーなどの開閉手段24にて閉じられており、この開口23より入浴者が出入りす るようになっている。25は透明シート等からなる窓である。尚、図示は省略す るが、サウナ室6内の上部所要箇所に螢光燈等の照明器具を設置することができ る。
【0012】 また、前記面状発熱体11は、遠赤外線を放射する周知構造のものが使用され る。例えば、電気不良導体の基板に炭素粉末とポリエチレン等の結合材を混合し たものを塗布して所要の電気抵抗を有する抵抗膜を形成し、全長にわたって導線 を取り付け、表面に電気不良導体の耐熱防水膜を被着してなるものが遠赤外線を 放射するので好ましい。尚、この面状発熱体11は、周知の温度調節装置によっ て温度制御されるようになっている。
【0013】 以上説明したようなサウナ装置において、これをサウナ本来の高温浴装置とし て使用するときは、背面壁体4に設けた通気口7を蓋体15により閉じて、サウ ナ室6内を密閉状態とし、面状発熱体11の発熱温度を温度制御装置により所要 の高温に設定して、サウナ室6を高温にすることにより、サウナ室6内に入った 入浴者の発汗作用を促すことができる。
【0014】 また、このサウナ装置を、低温浴装置、即ち温浴機器として使用するときは、 通気口7を閉じている蓋体15を取り外して、この通気口7を開放し、サウナ室 6の内外の空気の流通を行わせ、面状発熱体11の発熱温度も低くして、サウナ 室6内の温度を入浴者が発汗しない程度の低温にする。これによって、入浴者は 所謂温熱効果を得ることができる。この場合、通気口7が、図4から分かるよう にサウナ室6内に入っている入浴者のほぼ頭部に臨むような位置に設けられてい るから、特に入浴者の頭部周辺の温度が低くなって所謂頭寒足熱の状態となり、 これによって入浴者は快適な使用感が得られ、長時間の入浴を行うことができ、 血行をより良好ならしめる効果が期待できる。
【0015】 この実施例では、背面壁体4にのみ通気口7を設けているが、図2に示すよう に側面壁体2に通気口27を設けてもよく、あるいは前面壁体3や上部カバー体 5に設けてもよい。また、通気口を、背面壁体4、側面壁体2及び上部カバー体 5のいずれにも設けるようにしてもよい。また、上部カバー体5に形成される窓 25を開閉可能に構成しておいて、温浴機器として使用する際に上記の通気口を 開放すると同時に、その窓25を開放するようにしてもよい。また、複数の通気 口を設けることにより、温浴時の温度の調整することもできるようになる。
【0016】
請求項1に係るサウナ装置によれば、サウナ室を形成する前記壁体及びカバー 体のいずれかに、サウナ室内に入っている人のほぼ頭部に臨むような位置に開口 する通気口を開閉自在に設けているから、サウナ本来の高温浴装置として使用す るときは、通気口を閉じてサウナ室内を密閉状態とし、サウナ室内を高温にする ことにより、入浴者の発汗作用を促して所期の効果を期待することができる。
【0017】 また、低温浴装置、即ち温浴機器として使用するときは、通気口を開放して、 サウナ室内外の空気の流通を行わせ、サウナ室内の温度を入浴者が発汗しない程 度の低温にする。これによって、入浴者は所謂温熱効果を得ることができる。こ の場合、通気口がサウナ室内に入っている入浴者のほぼ頭部に臨むような位置に 設けられているから、入浴者は所謂頭寒足熱の状態となって快適な使用感が得ら れ、より長時間の入浴を行うことができ、血行を一層良好ならしめる効果が期待 できる。
【0018】 請求項2によれば、通気口を開閉する蓋体が通気口周辺部に係止布やマグネッ ト等によって着脱可能に取り付けられるようになっているから、蓋体をワンタッ チで着脱することができ、通気口の開閉が容易となる。
【図1】 本考案に係るサウナ装置の一実施例を示す外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図2】 同上のサウナ装置の側面図である。
【図3】 同上のサウナ装置の背面図である。
【図4】 同上のサウナ装置の拡大詳細縦断面図であ
る。
る。
【図5】 同上のサウナ装置の壁体部分の詳細横断面図
である。
である。
2 側面壁体 3 前面壁体 4 背面壁体 5 上部カバー体 6 サウナ室 7 通気口 15 蓋体
Claims (2)
- 【請求項1】 左右側面壁体と前面壁体と背面壁体と上
部カバー体とによって人間が入れる程度のサウナ室を形
成したサウナ装置において、前記壁体及びカバー体のい
ずれかに、サウナ室内に入っている人のほぼ頭部に臨む
ような位置に開口する通気口を開閉自在に設けてなるこ
とを特徴とするサウナ装置。 - 【請求項2】 前記通気口を開閉する蓋体が通気口周辺
部に係止布やマグネット等によって着脱可能に取り付け
られるようになっていることを特徴とする請求項1に記
載のサウナ装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997002706U JP3043105U (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | サウナ装置 |
US08/946,166 US6308295B1 (en) | 1996-10-08 | 1997-10-07 | Parallel spectral reed-solomon encoder and decoder |
TW086217265U TW383598U (en) | 1997-04-10 | 1997-10-13 | Sauna apparatus |
EP97118949A EP0870490A1 (en) | 1997-04-10 | 1997-10-30 | Sauna apparatus |
CN97120190A CN1195512A (zh) | 1997-04-10 | 1997-11-24 | 桑拿浴装置 |
KR1019970081943A KR19980079577A (ko) | 1997-04-10 | 1997-12-31 | 사우나장치 |
US09/255,648 US6055684A (en) | 1997-04-10 | 1999-02-22 | Sauna apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997002706U JP3043105U (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | サウナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3043105U true JP3043105U (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=43177572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997002706U Expired - Lifetime JP3043105U (ja) | 1996-10-08 | 1997-04-10 | サウナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3043105U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016049419A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-11 | 国安 春子 | ドーム型傘サウナ |
-
1997
- 1997-04-10 JP JP1997002706U patent/JP3043105U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016049419A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-11 | 国安 春子 | ドーム型傘サウナ |
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