JP2001025424A - 折りたたみ式マット - Google Patents

折りたたみ式マット

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JP2001025424A
JP2001025424A JP11199490A JP19949099A JP2001025424A JP 2001025424 A JP2001025424 A JP 2001025424A JP 11199490 A JP11199490 A JP 11199490A JP 19949099 A JP19949099 A JP 19949099A JP 2001025424 A JP2001025424 A JP 2001025424A
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JP
Japan
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warming
mat
heating
mats
cushion
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JP11199490A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Nishimura
睦雄 西村
Masami Fukumoto
正美 福本
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 採暖時には十分な採暖面積を有し、且つ、携
行に便利で、且つ採暖時以外は蓄熱体の熱放散を最小限
にしたものである。 【解決手段】 蓄熱体10とヒータ11とからなる加温
部4、17を第1クッション5、16と第2クッション
6、19で被った第1、第2、第3採暖マット1、1
4、15を備え、それぞれのマットを連結部21、21
にて連結して第1、第2採暖マットを折りたたみ自在と
し、前記第3採暖マットの採暖面積を第1、第2採暖マ
ットの採暖面積の和の大きさに設定したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携行に便利な採暖
用の折りたたみ式マットに関する。
【0002】
【従来の技術】クッション体の内側に化学反応により発
熱する発熱体を交換自在に収納して交流電源のないとこ
ろでも暖をとるようにした暖房クッションが特開平8−
275965号公報に開示されている。
【0003】この暖房クッション内には、発熱体の上下
部にクッション材を設けて発熱体の放熱を防ぐとともに
発熱体による異物感がなくなるようにしている。
【0004】この様な暖房クッションは、主として屋外
や体育館などの比較的寒いところであって、且つ、交流
電源を利用することができない所に限られており、使用
する場合には十分に冷え切ったコンクリートやフロアー
に敷いて暖をとるわけであるが、発熱体の熱がコンクリ
ートやフロアーに吸熱される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、発熱体の
熱がフロアー等に吸熱されると、採暖時間が短くなり実
用的でなかった。吸熱作用を防ぐ方法としては、発熱体
を取り囲むクッション材の厚みをできるだけ厚くするこ
とが考えられるが、携行に不便であった。
【0006】また、採暖時には尻部の広範囲を温めるに
はかなり小さい面積であり肌寒さを感じて使い勝手の悪
いものであった。
【0007】本発明は、十分な採暖面積を有し、且つ、
携行に便利で携行時の放熱を抑えたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、内側に形成し
た空所に収納する蓄熱体と該加熱体を加温するヒータと
からなる加温部と、この加温部の下部に設けた比較的厚
みのある第1クッションと、前記加温部の上部に設けた
前記第1クッションよりも薄い第2クッションとを備
え、前記加温部と第1クッションと第2クッションとを
一組にして内装した第1、第2、第3採暖マットとを構
成し、前記第1採暖マットと第3採暖マットの間に設け
てそれぞれのマットを連結した第2採暖マットの採暖面
積を、前記第1、第3採暖マットのそれぞれのマットの
採暖面積の和と略同程度に設定したものである。
【0009】また、前記第3採暖マット内に収納した加
温部は、少なくとも複数個を水平方向に並設したもので
ある。
【0010】さらに、前記第2採暖マットと第1採暖マ
ットの連設部、或は第2採暖マットと第3採暖マットの
連設部に把手を設けると共に、前記第1、第2、第3採
暖マットの外周縁には前記各採暖マットの折りたたみ状
態を保持する係合子を設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の折りたたみ式マットを広げた
状態を示す断面図、図2は同じく部分断面図、図3は同
じく使用状態(折りたたみ)を示す側面図、図4は同じ
く他の使用状態を示す外観斜視図である。
【0012】(1)は長方形の第1採暖マットで、内側
の中間部分に空所(2)を形成した中間緩衝材(3)
と、前記空所内に収納固定した加温部(4)と、前記加
温部の下部に設けた第1クッション(5)と、前記加温
部の上部に設けた第2クッション(6)と、前記クッシ
ョンのそれぞれの外側を被包する表被(7)とから構成
している。
【0013】前記第1クッション(5)は、図2に示す
様に比較的硬目の材料により成形した補強材(8)と、
該補強材の下部に重合した若干柔軟性のある材料により
成形した保護材(9)とから構成している。
【0014】前記加温部(4)は、ゲル状の材料を密封
袋に封入した扁平な蓄熱体(10)と、この蓄熱体の下
面に密着して固定し該蓄熱体を加温するヒータ(11)
と、前記蓄熱体の下面中央付近に密着して取り付けた温
度制御器(12)と、前記ヒータ(11)及び温度制御
器(12)の下方に配設固定した、例えば木製の支持板
(13)とから構成している。
【0015】(14)は前記第1採暖マット(1)と全
く同形状、同寸法の第2採暖マットで、第1採暖マット
(1)内の構成部品と同じ構成部品を収納している。
【0016】(15)は前記第1採暖マット(1)と第
2採暖マット(14)の間に設けた第3採暖マットで、
採暖面積(表面積)を前記第1、第2採暖マット
(1)、(14)の採暖面積(表面積)の和と略同程度
に設定しており、内部には前記第1、第2採暖マット
(1)、(14)と同様に、中間緩衝材(16)、加温
部(17)、(17)、(17)、第1クッション(1
8)、第2クッション(19)を設けており、その外側
を表被(20)により被包している。
【0017】前記第3クッション(15)の加温部(1
7)、(17)、(17)は、図1に示す様に、少なく
とも2個以上(実施例では3個)を水平方向に並設して
全体を加温するようにしている。
【0018】斯して、第3採暖マット(15)を挟んで
第1、第2採暖マット(1)、(14)のそれぞれのマ
ットは、隣接する周辺を縫合して連設部(21)、(2
1)にすると共に、第1採暖マット(1)と第3採暖マ
ット(15)の連設部(21)に把手(22)を設けて
いる。
【0019】(23)はそれぞれ採暖マット(1)、
(14)、(15)の外周縁に取り付けた係合子で、第
1、第2採暖マット(1)、(14)を折りたたみ状態
で第3採暖マット(15)に係合し保持する。尚、それ
ぞれの採暖マット(1)、(14)、(15)内のヒー
タ(11)、(11)は直列接続している。
【0020】次に使用形態について述べる。先ず、家庭
内で交流電圧(100V)を給電してそれぞれ採暖マッ
トの蓄熱体(10)、(10)、(10)、(10)、
(10)を加温する場合は、第1、第2採暖マット
(1)、(14)を連設部(21)、(21)から第3
採暖マット(15)の上面側に折りたたんで重合し、こ
の折りたたみ状態を係合子(23)により保持する。
【0021】前述の様な折りたたみ状態では、それぞれ
の蓄熱体(10)、(10)、(10)、(10)、
(10)は各採暖マット(1)、(14)、(15)の
それぞれの第1クッション(5)、(5)、(18)に
よって十分な断熱がされる。
【0022】やがて、所定時間の加温が終了すると、前
述の折りたたみ状態のままで把手(22)を持ち携行し
て、例えば体育館等に持ち込む。この間は、加温時と全
く同じ状態で折りたたみ状態となっているためにそれぞ
れの蓄熱体(10)、(10)、(10)、(10)、
(10)の外部への放熱が少ない。
【0023】採暖時には、係合子(23)を外してそれ
ぞれの採暖マット(1)、(14)、(15)を水平状
態にして拡げて図1に示すように携行時の2倍の平面積
にし尻部の広範囲を採暖することもできるが、2人が同
時に採暖できる。
【0024】仮に、採暖者が一人の場合には、図1の状
態では全ての採暖マットの表面から放熱することになる
ため、無駄な熱放散となることから、図4に示す様に、
第1採暖マット(1)のみを拡げ図1に示す採暖面積の
半分の採暖面積として使用する。
【0025】この場合、尻部は第1採暖マット(1)の
全ての平面と第3採暖マット(15)の半分の平面とが
採暖面積となるが、第3採暖マット(15)の蓄熱体
(10)、(10)、(10)が加温源となるものの第
3採暖マットの一部の蓄熱体(10)と第2採暖マット
(14)の蓄熱体(10)の放熱を抑えている。
【0026】上述の様な第1採暖マット(1)を拡げた
状態で使用しており、時間の経過と共に蓄熱体(1
0)、(10)の放熱が採暖に適さない温度まで低下す
ると、第2採暖マット(14)を拡げて、この採暖マッ
トの全ての面と第3採暖マット(15)の残り半分とを
採暖面積として使用する。
【0027】この時、第1採暖マット(1)を再び折り
たたんで使用するか否かは使用者の好みによる。
【0028】尚、本発明では第3採暖マットに3つの蓄
熱体を収納固定したが、水平方向に長寸の1つの蓄熱体
を収納固定してもよく、若干水平方向に長寸であり、丁
度第1、第2採暖マットの折りたたみ時にそれぞれのマ
ットが第3採暖マットに重合する領域の内側に一つづつ
を収納固定してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上の様に本発明は、蓄熱体と該蓄熱体
を加温するヒータとからなる加温部を設け、この加温部
の上下部を第1、第2クッションで被った第1、第2、
第3採暖マットとを備え、第3採暖マットを間にしてそ
れぞれの採暖マットを連結すると共に、前記第3採暖マ
ットの採暖面積を前記第1、第2採暖マットの採暖面積
の和としたものであるから、蓄熱体の加温時及び携行時
には折りたたみ(重合)状態を保持するため、蓄熱体の
放熱が最小限に抑えられ採暖時には蓄熱体の熱エネルギ
ーを最大限に利用することができるのは勿論のこと、コ
ンパクトになり携行に便利である。
【0030】特に、採暖時には携行時の2倍の採暖面積
となり、使用者の体形や採暖人数に応じて多用途に採暖
できる。
【0031】また、第3採暖マット内に収納した加温部
は、少なくとも複数個を水平方向に並設したため、最も
広い採暖面積である第3採暖マットを広範囲に加温する
ことができる。
【0032】さらに、第2、第1採暖マットの連設部、
或は第2、第3採暖マットの連設部に把手を設け、且
つ、それぞれの採暖マットの外周縁には係合子を設けた
ため、各採暖マットの折りたたみ状態を係合子により保
持した状態で把手を持ち携行できるので扱いが頗る簡単
になると共に係合子により折りたたみ状態を確実に保持
し、携行時に不意に採暖マットが広がることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折りたたみ式マットを広げた状態の断
面図である。
【図2】同じく部分断面図である。
【図3】同じく使用状態(折りたたみ)を示す側面図で
ある。
【図4】同じく他の使用状態を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 第1採暖マット 4 加温部 5 第1クッション 6 第2クッション 10 蓄熱体 11 ヒータ 14 第2採暖マット 15 第3採暖マット 17 加温部 18 第1クッション 19 第2クッション 21 連設部 23 係合子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 正美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B096 AC05 AC14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側に形成した空所に収納する蓄熱体と
    該加熱体を加温するヒータとからなる加温部と、この加
    温部の下部に設けた比較的厚みのある第1クッション
    と、前記加温部の上部に設けた前記第1クッションより
    も薄い第2クッションとを備え、前記加温部と第1クッ
    ションと第2クッションとを一組にして内装した第1、
    第2、第3採暖マットとを構成し、前記第1採暖マット
    と第2採暖マットの間に設けてそれぞれのマットを連結
    した第3採暖マットの採暖面積を、前記第1、第3採暖
    マットのそれぞれのマットの採暖面積の和と略同程度に
    設定したことを特徴とする折りたたみ式マット。
  2. 【請求項2】 前記第3採暖マット内に収納した加温部
    は、少なくとも複数個を水平方向に並設したことを特徴
    とする請求項1に記載の折りたたみ式マット。
  3. 【請求項3】 前記第2採暖マットと第1採暖マットの
    連設部、或は第2採暖マットと第3採暖マットの連設部
    に把手を設けると共に、前記第1、第2、第3採暖マッ
    トの外周縁には前記各採暖マットの折りたたみ状態を保
    持する係合子を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の折りたたみ式マット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101254060B1 (ko) 2010-12-29 2013-04-12 김태원 필름 발열체를 이용한 접이식 삼단 난방매트
CN112799443A (zh) * 2019-11-13 2021-05-14 夏普株式会社 温度调节装置

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101254060B1 (ko) 2010-12-29 2013-04-12 김태원 필름 발열체를 이용한 접이식 삼단 난방매트
CN112799443A (zh) * 2019-11-13 2021-05-14 夏普株式会社 温度调节装置
JP2021073944A (ja) * 2019-11-13 2021-05-20 シャープ株式会社 温度調節装置
JP7385437B2 (ja) 2019-11-13 2023-11-22 シャープ株式会社 温度調節装置

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