JPH06294894A - 原子力発電所の取水設備 - Google Patents
原子力発電所の取水設備Info
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- JPH06294894A JPH06294894A JP5081998A JP8199893A JPH06294894A JP H06294894 A JPH06294894 A JP H06294894A JP 5081998 A JP5081998 A JP 5081998A JP 8199893 A JP8199893 A JP 8199893A JP H06294894 A JPH06294894 A JP H06294894A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
路,ポンプピットの清掃を可能とする。 【構成】海水ポンプ1を設置した複数のポンプピット3
と、これらのポンプピット3とスクリーン設備とを連通
させる複数の主取水路11a〜11cと、これらの主取
水路の途中から分岐し海水ポンプ1の上流側で合流する
複数の副取水路12a,12bと、各主取水路11a〜
11c・副取水路12a,12bおよびポンプピット3
に配置された複数のゲート13a〜13eとを備え、こ
れらゲート13a〜13eの開閉にて海水のポンプピッ
ト3への進入ルートを切替可能に構成した。
Description
に関する。
プなどの機器の除熱や原子炉停止時および事故時の炉心
の除熱などのため、補機冷却系および補機冷却海水系が
設置されている。この補機冷却系は淡水を用いた閉ルー
プをなし、海水熱交換器を介して上記補機冷却海水系に
排熱する。この補機冷却海水系は、取水設備から取水さ
れた海水を海水ポンプにより上記海水熱交換器に送水
し、ここで熱交換して温度の上昇した排水を海に放出す
る機能を有するものである。
を設けることが検討されている。これは予備機と切り替
えることにより、プラント運転中にも海水熱交換器や海
水ポンプの点検・検査を順次実施していくことを目的と
している。これによって、定期検査時に多くの日数を要
していたこれらの機器の点検・検査を定期検査で行う必
要がなくなり、定期検査日数の短縮化などの効果が期待
されている。
すようなものがある。この取水設備は、スクリーン設備
の下流側に二連の取水路2を設け、これらの取水路2は
その下流側のポンプピット3で合流する。このポンプピ
ット3は複数の海水ポンプ1が設置されているエリアで
あり、この海水ポンプ1は定期検査の際に全台の点検・
検査が行われており、また取水路2,ポンプピット3に
は貝などの海生物が侵入し、そのまま放置すると、取水
機能に悪影響を与えるため、定期検査時に清掃を行って
取り除いている。
定台数が稼働している必要があるため、スクリーン設備
と取水路2との間、取水路2とポンプピット3との間、
および各ポンプピット3の間にそれぞれ設置されたゲー
ト4を開閉し、海水が流入しないエリアを順次構成して
いくことにより、全台の海水ポンプ1の点検・検査およ
び取水路2,ポンプピット3の清掃を行うようにしてい
る。
状況を示したもので、ゲート4の開閉を切り替えること
により、斜線部の取水路2または斜線部内の海水ポンプ
1の点検・検査を行っている。ここで、図10のゲート
4において、黒塗りのゲートは閉、白塗りのゲートは開
を示している。
ンプ1はA〜C系の各系列毎に3台設置されており、そ
のうち1台は予備機となっている。しかしながら、従来
の取水設備は、定期検査時、系列毎に分離し、系列に含
まれる海水ポンプ1の全台を同時に点検するという前提
に基づいて設計されているため、海水ポンプ1は実際に
は、プラント運転中に点検・検査できないことになる。
1を点検するには、ポンプの周囲の水を抜くことが必要
であるが、ゲート操作によりこのポンプが設置されてい
るポンプピットを海水から隔離し、水抜きすると、同系
列の残り2台のポンプも取水不可能となる。その結果、
この系列は稼働することが不可能となる。
ば、問題とならないが、プラント運転中は全系列が稼働
していることが必要なため、達成不可能である。
可能であり、海水ポンプ1の点検もポンプピット3の清
掃もプラント運転中は実施できないことになる。
水ポンプに予備機を設けてもプラント運転中に海水ポン
プ1の点検・検査が不可能であり、またポンプピット3
の清掃も不可能であった。さらに、取水路2の清掃は、
従来、非常に時間がかかる作業であり、海水ポンプ1の
点検・検査と併せてプラント運転中に行えるようにする
ことが望まれていた。
もので、プラント運転中にも海水ポンプの点検、取水路
およびポンプピットの清掃が可能な原子力発電所の取水
設備を提供することを目的とする。
所の取水設備は、上述した課題を解決するために、海水
ポンプを設置した複数のポンプピットと、これらのポン
プピットとスクリーン設備とを連通させる複数の主取水
路と、これらの主取水路の途中から分岐し上記海水ポン
プの上流側で合流する複数の副取水路と、上記各主取水
路・副取水路およびポンプピットに配置された複数のゲ
ートとを備え、これらゲートの開閉にて海水の上記ポン
プピットへの進入ルートを切替可能に構成したものであ
る。
ポンプピットへの進入ルートをゲートの開閉により切り
替えることで、運転中、ポンプピット全域に常時海水を
供給するとともに、プラントとしての運転を継続しなが
らポンプピットと取水路全域を順次水抜きし、清掃可能
な状態にすることが可能となる。
する。
取水設備の第1実施例を示し、図1はその平面図、図2
は図1におけるA−A線断面図、図3(A),(B)お
よび(C)は第1実施例において取水設備および海水ポ
ンプの清掃,点検・検査を実施する状況を示す平面図で
ある。
側には主取水路11a,11bが設けられ、これら主取
水路11a,11bは互いに独立した取水路となってい
る。そして、主取水路11aの途中であって、主取水路
11aの直下には副取水路12aが設置され、主取水路
11aと副取水路12aとの間は、常時開放されてい
る。主取水路11aおよび主取水路11bはその下流側
で合流して主取水路11cとなる。
水路11cの直下で副取水路12bとなり、この副取水
路12bは副取水路12aを介して主取水路11aと連
通するものの、主取水路11bとは連通しない。主取水
路11cと副取水路12bの下流側は海水ポンプ1を収
納したポンプピット3となる。このポンプピット3は本
実施例では、海水ポンプ1の数に合せて計9個設置され
ている。
ためには、それぞれゲートが設けられており、ゲート1
3aは主取水路11aと主取水路11cとを、ゲート1
3b,13cはそれぞれ主取水路11a,11bとスク
リーン設備とを仕切る位置に配置されている。
副取水路12bと各ポンプピット3とを、ゲート13e
は主取水路11cと各ポンプピット3とをそれぞれ仕切
る位置に配置され、各々計9個設けられる。
12a,12bは構造的に一体の鉄筋コンクリート構造
物である。
ント運転中に分離し、点検する場合の状況を示し、点検
対象となるポンプピット3のゲート13d,13eを締
切り、そのポンプピット3内の海水を排出することによ
り、ポンプピット3の清掃および海水ポンプ1の点検・
検査が可能となる。この操作を順次繰り返すことによ
り、ポンプピット3全域の清掃および全海水ポンプ1の
点検・検査が行うことができる。
2a,12bの清掃を行う際の状況を示し、ゲート13
a,13bおよび13dを締切ることによって、主取水
路11aおよび副取水路12a,12bの排水・清掃が
可能となる。この際、ポンプピット3への海水の供給は
主取水路11b,11cを通じて確保される。
掃を行う際の状況を示し、ゲート13a,13cおよび
13eを締切ることによって、主取水路11b,11c
の排水・清掃が可能となる。この際、ポンプピット3へ
の海水の供給は主取水路11a,副取水路12aを通じ
て確保される。
閉を切り替えることにより、各ポンプピット3,主取水
路11a〜11cおよび副取水路12a,12bの全域
をプラント運転中に清掃でき、且つ海水ポンプ1の点検
・検査も順次行うことができる。
所の取水設備の第2実施例を示す。なお、前記第1実施
例と同一または対応する部分には同一の符号を付して説
明する。
設備を示し、海水ポンプ1は2プラント分となるため、
本実施例では前記第1実施例の2倍の18台となり、こ
れに応じてポンプピット3も18区分となる。また、主
取水路は2プラントで2本の主取水路11a,11bを
有する構成となり、その他の構成は前記第1実施例と同
一である。
施例において取水設備および海水ポンプの清掃,点検・
検査を実施する状況を示し、基本的には前記第1実施例
と同様であるが、本実施例では主取水路および副取水路
を共用することにより、前記第1実施例に示す取水設備
を各プラント単独で有する場合に対し、取水路全体の躯
体物量,ゲート数などの削減が図れ、経済的効果が大き
い。
取水設備の第3実施例を示す。なお、前記第1実施例と
同一または対応する部分には同一の符号を付して説明す
る。
ている状況で海水ポンプ1の点検が可能とした場合を示
している。本実施例では、ツインプラント構成となって
おり、ポンプピット3は系統毎に仕切られている。
が、ポンプピット3の間にはゲート33fがそれぞれ設
置されている。副取水路12aは図中右側半分のポンプ
ピット3のみに連通されている。
る。
ット3各部の水抜き点検の状況を示しており、図8
(A)は主取水路11cの一部とポンプピット3の一部
を清掃する場合を、図8(B)は図8(A)以外のポン
プピット3を清掃する場合を示している。
転させなければならないとした場合であり、運転プラン
ト側の主取水路11bからゲート13fを経由して海水
を送水する状況を示している。また、図8(B)は図8
(A)以外の各ポンプピット3を順次水抜き点検する場
合を対象としており、清掃対象のポンプピット3を仕切
るゲート13d,13eを閉として水抜き可能となる。
図8(A),(B)に示した領域のポンプピット3の清
掃は、本実施例の場合、定期検査中に行われることにな
る。
は11bと、主取水路11cの半分と、副取水路12
a,12bの清掃の状況を示したもので、各々ゲートの
開閉によりプラント運転中に清掃することが可能とな
る。
の躯体物量,ゲート数が削減されるとともに、定期検査
中の取水路の清掃範囲もポンプピット3と、主取水路1
1cの一部に限定されるため、定期検査の短縮などに影
響されることはない。
力発電所の取水設備によれば、ゲートの開閉にて海水の
ポンプピットへの進入ルートを切替可能に構成したこと
により、ポンプピットおよび主取水路・副取水路の全域
のプラント運転中の清掃、および海水ポンプの点検・検
査が可能となり、定期検査期間でのこれらの作業が不要
となる。これにより、プラント保守作業の平滑化が図れ
るとともに、定期検査期間の短縮化を図ることができ
る。
施例を示す平面図。
いて取水設備および海水ポンプの清掃,点検・検査を実
施する状況を示す平面図。
施例を示す平面図。
いて取水設備および海水ポンプの清掃,点検・検査を実
施する状況を示す平面図。
施例を示す平面図。
施例において取水設備の清掃および海水ポンプの清掃,
点検・検査を実施する状況を示す平面図。
て取水設備および海水ポンプの清掃,点検・検査を実施
する状況を示す平面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 海水ポンプを設置した複数のポンプピッ
トと、これらのポンプピットとスクリーン設備とを連通
させる複数の主取水路と、これらの主取水路の途中から
分岐し上記海水ポンプの上流側で合流する複数の副取水
路と、上記各主取水路・副取水路およびポンプピットに
配置された複数のゲートとを備え、これらゲートの開閉
にて海水の上記ポンプピットへの進入ルートを切替可能
に構成したことを特徴とする原子力発電所の取水設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5081998A JPH06294894A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 原子力発電所の取水設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5081998A JPH06294894A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 原子力発電所の取水設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06294894A true JPH06294894A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13762149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5081998A Pending JPH06294894A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 原子力発電所の取水設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06294894A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016510404A (ja) * | 2013-01-25 | 2016-04-07 | エレクトリシテ・ドゥ・フランス | 原子力発電所を冷却するための取水設備及びこのような設備を備える原子力発電所 |
-
1993
- 1993-04-08 JP JP5081998A patent/JPH06294894A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016510404A (ja) * | 2013-01-25 | 2016-04-07 | エレクトリシテ・ドゥ・フランス | 原子力発電所を冷却するための取水設備及びこのような設備を備える原子力発電所 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060801 |