JPH0629481B2 - 粒状体入人工芝生の施工方法 - Google Patents

粒状体入人工芝生の施工方法

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JPH0629481B2
JPH0629481B2 JP7848987A JP7848987A JPH0629481B2 JP H0629481 B2 JPH0629481 B2 JP H0629481B2 JP 7848987 A JP7848987 A JP 7848987A JP 7848987 A JP7848987 A JP 7848987A JP H0629481 B2 JPH0629481 B2 JP H0629481B2
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JP
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artificial
granular material
artificial lawn
lawn
construction method
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JPS63247403A (ja
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壽煕 玉置
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばテニスコートやサッカー場等、各種運
動競技施設の床面、あるいはゴルフ場のカート道等に敷
設される粒状体入人工芝生の施工方法に関する。
(従来の技術) この種の人工芝生の施工方法として、人工芝生を接着剤
で床面上に貼着する方法があるが、この方法では、敷設
作業および人工芝生の取り替えに伴う剥離作業が非常に
面倒で、作業コストが嵩み、また、人工芝生が透水性を
有するものである場合には、接着剤により透水性が損な
われてしまうといった諸々の問題があることから、近
年、人工芝生を床面上に接着しない、いわゆる置敷き方
法が行われている。
従来、この置敷きによる施工方法としては、人工芝生を
床面上になんら固定することなく敷設したのち、人工芝
生上に、例えば砂等の粒状体を散布して、この粒状体の
重量により人工芝生を固定する単なる置敷き方法と、人
工芝生の周囲を床面に固定部材により完全固定する周囲
固定方法とがある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の方法にあっては次のような問題が
ある。すなわち、床面上に敷設した人工芝生の上に粒状
体を散布する際、作業能率の面から粒状体散布機が使用
されるが、この散布機は、通常、その自重と積載する粒
状体の重量とで約700kgもあり、しかも車輪が接地面積
の大きなローラであることから、該散布機の走行によっ
て人工芝生に皺やずれが発生する。特に、人工芝生の端
部や隅部においては、散布機の旋回動作により人工芝生
がねじられ、その部分に皺がたまってくる。また、人工
芝生自体の伸度差も散布機の走行によって発生し、この
ことも皺や歪み、あるいは伸びの発生原因となる。そし
てこのように、人工芝生に皺や歪みが発生すると、平坦
性が損なわれ、ところどころ浮いた部分が生じ、これが
人工芝生全体の外観を損なう原因となるばかりでなく、
この部分に競技者が足を引っ掛けて怪我をするなど思わ
ぬ事故を招いたり、あるいは球技に使用される場合、こ
の部分でボールがイレギュラーバウンドするといった問
題があった。さらに、上記したように人工芝生がずれた
りすると、この上に線引きを行った場合に線が曲がって
しまうといった問題があった。ところで、このような問
題は、粒状体の散布を総て人手により行うか、もしくは
総重量の小さな、しかも車輪が接地面積の小さなタイヤ
をもった散布機で行えば防げないではないが、人手によ
る粒状体の散布は労力の面から実際のところ行い得ず、
また上記したような小さな散布機では、粒状体の積載能
力が小さいことから、粒状体の補給を頻繁に行う必要が
あり、これも作業能率の面から好ましくない。
一方、後者の周囲固定方法にあっては、床面に人工芝生
の周囲を固定部材により完全固定、つまり半永久的に固
定するものであるから、上記した前者の方法がもつ問題
はないものの、人工芝生を半永久的に固定するために、
例えばアンカーボルトを埋設するなど、人工芝生の固定
作業が大掛りなものとなり、作業能率の向上は到底望め
ず、また施工費用がかかるうえ、人工芝生の取替作業が
非常に煩瑣であるといった問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る粒状体入人体芝生の施工方法は、所定長さ
に裁断された帯状の人工芝生を所要枚数置敷き施工する
に際し、該各人工芝生の両端部をその長手方向に張力を
かけた状態で床面上に固定部材により仮固定し、該両端
の固定部分を除く部分に粒状体を粒状体散布機により散
布した後、前記固定部材を取り外し、最後に前記固定部
分に粒状体を散布して仕上げることを特徴とするもので
ある。
(作用) 粒状体の散布は、人工芝生をその長手方向に張力をか
け、仮固定した状態で行われるから、粒状体散布機の走
行に伴う人工芝生の皺や歪みの発生がほぼ完全に防止さ
れる。また、人工芝生は粒状体の重みで床面上に固定さ
れることになり、粒状体散布後、固定部材を取り外して
も人工芝生は移動することがない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の施工方法によりテニスコート1面分
を造る場合を示し、この例では、所定長さに裁断された
帯状の人工芝生1…を5枚使用し、その幅方向に並設し
ている。これら人工芝生1…は1枚ずつ次に述べる手順
で順次敷設される。
まず、人工芝生1の一端部を、該人工芝生1の幅よりも
若干短い角材等の固定部材2で押さえるとともに、該固
定部材2の上から床面4にまで達する長さの釘3等を打
ち込み、人工芝生1の該一端部を床面4に仮固定する。
続いて、この人工芝生1を、例えば紙管等のロールまた
はキッカー等を使用してその長手方向に展延させ、該方
向に張力をかけた状態で他端部を上記と同様に固定部材
2および釘3で固定する。以下、この仮固定作業を残り
総ての人工芝生1…について行う。このようにして総て
の人工芝生1…を仮固定したならば、各人工芝生1…同
士を、第3図に示すように、互いに隣合う側縁部をめく
り上げて裏面側から当て布5を接着剤で貼着し、順次連
結する。なお、上記仮固定に際して、人工芝生1…は芝
目の逆目方向(芝葉が傾いている方向と逆方向)にロー
ルまたはキッカー等を使用して展延させると伸び易いの
で、この方向に人工芝生1を展延させるよう最初に固定
する端部を決定するとよい。また、人工芝生1…の延伸
の程度は0.01〜1%が好ましく、人工芝生1…の基
布が織物の場合には0.05〜0.3%が好ましい。
以上のようにして総ての人工芝生1…の仮固定作業を終
了したならば、粒状体の散布を従来通り粒状体散布機に
より行い、人工芝生1…の芝目に粒状体を充填する。粒
状体としては、一般に砂が使用されるが、これに限ら
ず、例えばペレット、スラグ、ゴム、寒冷砂、ガラスビ
ーズ等でもよい。また、粒状体の散布量は、人工芝生1
…が動かない程度の厚みまで粒状体が芝葉間に散布充填
される量であればよい。
このようにして粒状体の散布を行い、粒状体の重量によ
って人工芝生1…が不測に動く虞れがなくなったならば
(具体的には、例えば人工芝生1の芝葉長が19mm、粒
状体に砂を使用した場合、砂が芝葉長さの約50%の厚
みに充填された時点)、人工芝生1…の各両端部を仮固
定している固定部材2…を取り外す。
そして、最後に、人工芝生1…の両端部、つまり仮固定
していた部分に粒状体を散布し、充分に均らしを行い、
これで作業を完了する。
以上で皺や歪みのない精度の高いものが得られるが、さ
らに精度良く仕上げる必要がある場合は、各人工芝生1
…同士を前述のようにして連結したのち、幅方向にも引
っ張って、両端部について行ったのと同様、両側縁部も
固定部材により仮固定してから粒状体の散布を行うとよ
い。また、人工芝生1…の両端部は、前記固定部材2…
で仮固定しているが、これに接着剤を併用して、粒状体
散布後も人工芝生1…の両端部が床面4に固定されるよ
うにしてもよい。
なお、上記実施例では、テニスコートを造る場合を例に
とって説明しているが、例えばサッカー場や野球場を造
る場合、あるいはゴルフ場のカート道のように1枚の人
工芝生で足るような場合も同様に行うことができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の施工方法によれば、従来
問題となっていた人工芝生面の皺や歪みをなくすことが
できるとともに、幅方向のずれも非常に小さくすること
ができる。また、施工後における手直し作業を不要とす
ることができ、その結果、作業能率を飛躍的に向上させ
ることができる。さらに、人工芝生を床面に半永久的に
固定するものではないので、人工芝生の取替作業も簡単
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る粒状体入人工芝生の施工方法の一実施
例を示し、第1図は人工芝生の仮固定状態を示す平面
図、第2図は第1図に示すII−II線断面図、第3図は第
1図に示すIII−III線断面図である。 1……人工芝生、2……固定部材、4……床面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定長さに裁断された帯状の人工芝生を所
    要枚数置敷き施工するに際し、該各人工芝生の両端部を
    その長手方向に張力をかけた状態で床面上に固定部材に
    より仮固定し、該両端の固定部分を除く部分に粒状体を
    粒状体散布機により散布した後、前記固定部材を取り外
    し、最後に前記固定部分に粒状体を散布して仕上げるこ
    とを特徴とする粒状体入人工芝生の施工方法。
JP7848987A 1987-03-30 1987-03-30 粒状体入人工芝生の施工方法 Expired - Lifetime JPH0629481B2 (ja)

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JPS63247403A JPS63247403A (ja) 1988-10-14
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