JPH06294037A - ジャカード織機のためのリフター機構 - Google Patents
ジャカード織機のためのリフター機構Info
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- JPH06294037A JPH06294037A JP5117438A JP11743893A JPH06294037A JP H06294037 A JPH06294037 A JP H06294037A JP 5117438 A JP5117438 A JP 5117438A JP 11743893 A JP11743893 A JP 11743893A JP H06294037 A JPH06294037 A JP H06294037A
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- roller
- cord
- hooks
- hook
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C3/00—Jacquards
- D03C3/24—Features common to jacquards of different types
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C3/00—Jacquards
- D03C3/12—Multiple-shed jacquards, i.e. jacquards which move warp threads to several different heights, e.g. for weaving pile fabrics
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Looms (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高さがコンパクトに縮小されたジャカード織
機の提供。 【構成】 二つのフック29,30に結合された、ジャ
カード織機のためのリフター機構は、二つのローラ2
6,27を有する一つのリフターエレメント21と一つ
のローラエレメント31を含み、リフターコード28
は、リフターエレメント21のローラ26に掛りフック
29,30の各々に結合されている。ローラエレメント
31は、リフターエレメント21の下方に固定され、リ
フターコード47は、端がフック30に固定され、ロー
ラ38とローラ27間を一巻きして下方に延び縦糸に結
合されている。側板22,23および側板36,41は
ナイフの方向に対して直角な垂直面内にあるが、ローラ
26,27は、水平面内においてナイフの方向の線に対
しα度のシャフト24,25にとりつけられ、ローラ3
8は、ナイフの方向に、−α度のシャフト37にとりつ
けられている。
機の提供。 【構成】 二つのフック29,30に結合された、ジャ
カード織機のためのリフター機構は、二つのローラ2
6,27を有する一つのリフターエレメント21と一つ
のローラエレメント31を含み、リフターコード28
は、リフターエレメント21のローラ26に掛りフック
29,30の各々に結合されている。ローラエレメント
31は、リフターエレメント21の下方に固定され、リ
フターコード47は、端がフック30に固定され、ロー
ラ38とローラ27間を一巻きして下方に延び縦糸に結
合されている。側板22,23および側板36,41は
ナイフの方向に対して直角な垂直面内にあるが、ローラ
26,27は、水平面内においてナイフの方向の線に対
しα度のシャフト24,25にとりつけられ、ローラ3
8は、ナイフの方向に、−α度のシャフト37にとりつ
けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】ここで説明する本発明は、ジャカ
ード織機のリフター機構に関する。
ード織機のリフター機構に関する。
【0002】
【従来の技術】面合わせ(face-to-face)織りの織機に関
しては、種々のパイル縦糸が各回のピックの前に正しい
位置に置かれることにより、所望のパターンで、所望の
織り方の織物が織られることが、ジャカード織機によっ
て確実にされる、と知られている。
しては、種々のパイル縦糸が各回のピックの前に正しい
位置に置かれることにより、所望のパターンで、所望の
織り方の織物が織られることが、ジャカード織機によっ
て確実にされる、と知られている。
【0003】そのようなジャカード織機は、少なくとも
二つのフックの列と、フックの各列を相互に逆位相で連
続して上がり下がりさせる二つのナイフを含んでいて、
それらナイフは、その列のフックを連行し得るが、各々
のフックは、所望ならば、選択機構または他の手段によ
って、ナイフの1またはより多くのサイクルの間に亘っ
て、その最上位または最下位(それはジャカード織機の
設計に依存する)の位置に保持され得る。
二つのフックの列と、フックの各列を相互に逆位相で連
続して上がり下がりさせる二つのナイフを含んでいて、
それらナイフは、その列のフックを連行し得るが、各々
のフックは、所望ならば、選択機構または他の手段によ
って、ナイフの1またはより多くのサイクルの間に亘っ
て、その最上位または最下位(それはジャカード織機の
設計に依存する)の位置に保持され得る。
【0004】そのようなフックの列の二列ごとが、組み
合って働くフックの列と呼ばれていて、各々がそれら組
み合って働くフックの列の各一方のものに属して相互に
じかに向き合うように位置いている二つのフックが、組
み合って働くフックの1セットになると知られている。
組み合って働くフックの1セットまたは2セットでのフ
ックが、それらフックと、リフターローラと、それらリ
フターローラの回りに置かれたリフターコードと、リフ
ターコードに結合された縦糸、という相互結合によって
課せられる相互作用があることによって、1本またはよ
り多くの縦糸を(ハーネスコードを介して)、相互作用
するフックが種々の位置をとる結果として、種々の高さ
へと動かし得る。言葉を変えて言うならば、同じリフタ
ー機構と相互作用するフックの中のいづれを選択するか
選択しないかによって、そのリフター機構のリフターコ
ードに結合された縦糸が、面合わせ織物ができるよう
に、各回のピックの前に、所望の位置へと動かされ得
る。この原理は知られており、それを以降において例を
示して説明する。その説明では添付の図1を参照するこ
ととする。
合って働くフックの列と呼ばれていて、各々がそれら組
み合って働くフックの列の各一方のものに属して相互に
じかに向き合うように位置いている二つのフックが、組
み合って働くフックの1セットになると知られている。
組み合って働くフックの1セットまたは2セットでのフ
ックが、それらフックと、リフターローラと、それらリ
フターローラの回りに置かれたリフターコードと、リフ
ターコードに結合された縦糸、という相互結合によって
課せられる相互作用があることによって、1本またはよ
り多くの縦糸を(ハーネスコードを介して)、相互作用
するフックが種々の位置をとる結果として、種々の高さ
へと動かし得る。言葉を変えて言うならば、同じリフタ
ー機構と相互作用するフックの中のいづれを選択するか
選択しないかによって、そのリフター機構のリフターコ
ードに結合された縦糸が、面合わせ織物ができるよう
に、各回のピックの前に、所望の位置へと動かされ得
る。この原理は知られており、それを以降において例を
示して説明する。その説明では添付の図1を参照するこ
ととする。
【0005】幾つかの場所を面合わせ織物に織るために
は、引き続いての2回のピックの間に、パイル縦糸が、
上側織物と下側織物において、横糸に対しての三つの位
置、すなわち、それら横糸の上、それら横糸の下、およ
び、それら横糸の間、の三つの位置に置かれ得ることが
必要である。それら位置は、それぞれ、上位、下位およ
び中位の名称で知られている。これら三つの位置の選択
を可能にするために、三つのリフターエレメント1,
2,3(図1参照)が用いられる。各々のリフターエレ
メントは、一方が他方の上にある二つの回転するローラ
1',1";2',2";3',3"を含んで成っている。
は、引き続いての2回のピックの間に、パイル縦糸が、
上側織物と下側織物において、横糸に対しての三つの位
置、すなわち、それら横糸の上、それら横糸の下、およ
び、それら横糸の間、の三つの位置に置かれ得ることが
必要である。それら位置は、それぞれ、上位、下位およ
び中位の名称で知られている。これら三つの位置の選択
を可能にするために、三つのリフターエレメント1,
2,3(図1参照)が用いられる。各々のリフターエレ
メントは、一方が他方の上にある二つの回転するローラ
1',1";2',2";3',3"を含んで成っている。
【0006】組み合って働くフックの2セット9,1
0;9',10'の各々での二つのフックは、下方に吊り
下がっているリフターコード、一方は7他方は8、で相
互に結合されていて、その下方に吊り下がった部分は、
一方のものはリフターエレメント1の上側ローラ1'の
下側、他方のものはリフターエレメント2の上側ローラ
2'の下側に掛かっている。リフターコード6が、その
一方の端でローラ1",2"よりも下方の固定点に結合さ
れ、リフターエレメント1のローラ1"の上側に掛かっ
てから下方に吊り下がり、リフターエレメント3の上側
ローラ3'の下側に掛かり、そこからは最後としてリフ
ターエレメント2のローラ2"の上側に掛かってからそ
こより下方にある固定点に、他方の端で結合されてい
る。
0;9',10'の各々での二つのフックは、下方に吊り
下がっているリフターコード、一方は7他方は8、で相
互に結合されていて、その下方に吊り下がった部分は、
一方のものはリフターエレメント1の上側ローラ1'の
下側、他方のものはリフターエレメント2の上側ローラ
2'の下側に掛かっている。リフターコード6が、その
一方の端でローラ1",2"よりも下方の固定点に結合さ
れ、リフターエレメント1のローラ1"の上側に掛かっ
てから下方に吊り下がり、リフターエレメント3の上側
ローラ3'の下側に掛かり、そこからは最後としてリフ
ターエレメント2のローラ2"の上側に掛かってからそ
こより下方にある固定点に、他方の端で結合されてい
る。
【0007】リフターコード4が、最下方のリフターエ
レメント3の下側ローラ3"の上側に掛かっていて、下
方にある一方の端ではハーネスコードを介して1本また
はより多くのパイル縦糸に結合されており、他方の端で
は固定または可動の(つまり操作される)点、つまりグ
レート5に結合されている。
レメント3の下側ローラ3"の上側に掛かっていて、下
方にある一方の端ではハーネスコードを介して1本また
はより多くのパイル縦糸に結合されており、他方の端で
は固定または可動の(つまり操作される)点、つまりグ
レート5に結合されている。
【0008】もし、四つのフックのどれも選択されなか
ったならば、一方ではフック9がフック10と逆位相で
上がり下がりし、他方ではフック9'がフック10'と逆
位相で上がり下がりする。したがって、リフターエレメ
ント1,2は、同じ高さを保持する。リフト動作が起こ
らないから、パイル縦糸は下位の位置に止まったままで
ある。
ったならば、一方ではフック9がフック10と逆位相で
上がり下がりし、他方ではフック9'がフック10'と逆
位相で上がり下がりする。したがって、リフターエレメ
ント1,2は、同じ高さを保持する。リフト動作が起こ
らないから、パイル縦糸は下位の位置に止まったままで
ある。
【0009】もし、フックのうちの一つのもの、例えば
フック9がそれの上方位置において選択されたならば、
フック10がナイフによって持ち上げられた(高さhだ
け)後には、リフターエレメント1は高さh/2だけ持
ち上げられる。フック9'もフック10'も選択されなか
ったから、リフターエレメント2は持ち上がることがな
い。リフターエレメント1が高さh/2だけ持ち上がっ
た結果、リフターエレメント3が同じだけ(高さh/
2)持ち上がり、その結果として、パイル縦糸は高さh
だけ持ち上がる。それら縦糸は中位の位置に来る。フッ
ク10がそれの下方位置にあるときには、それら縦糸は
下位の位置にある。
フック9がそれの上方位置において選択されたならば、
フック10がナイフによって持ち上げられた(高さhだ
け)後には、リフターエレメント1は高さh/2だけ持
ち上げられる。フック9'もフック10'も選択されなか
ったから、リフターエレメント2は持ち上がることがな
い。リフターエレメント1が高さh/2だけ持ち上がっ
た結果、リフターエレメント3が同じだけ(高さh/
2)持ち上がり、その結果として、パイル縦糸は高さh
だけ持ち上がる。それら縦糸は中位の位置に来る。フッ
ク10がそれの下方位置にあるときには、それら縦糸は
下位の位置にある。
【0010】ところでもし、組み合って働くフックの各
セットで一方のフック(例えば9と9')がそれの上方位
置において選択されたならば、フック10と10'が持
ち上がったときに両方のリフターエレメント1,2が高
さh/2だけ持ち上がる。その結果としてリフターエレ
メント3が高さhだけ持ち上がり、その結果としてパイ
ル縦糸は高さ2hだけ持ち上がる。それら縦糸は上位の
位置に来る。フック10,10'がそれらの下方位置に
あるときには、それらパイル縦糸は下位の位置にある。
セットで一方のフック(例えば9と9')がそれの上方位
置において選択されたならば、フック10と10'が持
ち上がったときに両方のリフターエレメント1,2が高
さh/2だけ持ち上がる。その結果としてリフターエレ
メント3が高さhだけ持ち上がり、その結果としてパイ
ル縦糸は高さ2hだけ持ち上がる。それら縦糸は上位の
位置に来る。フック10,10'がそれらの下方位置に
あるときには、それらパイル縦糸は下位の位置にある。
【0011】フックが種々に選択され得ることと、グレ
ート5を別のレベルに例えばいずれかのフックと一緒に
動かし得ることにより、パイル縦糸は、引き続いての2
回のピックの間に三つの位置に持ち来され得る。
ート5を別のレベルに例えばいずれかのフックと一緒に
動かし得ることにより、パイル縦糸は、引き続いての2
回のピックの間に三つの位置に持ち来され得る。
【0012】この公知のリフター機構での大きい欠点
は、組み合って働くフックの2セット9,10;9',1
0'が必要であることの結果として、機械が大きく高価
になることにある。
は、組み合って働くフックの2セット9,10;9',1
0'が必要であることの結果として、機械が大きく高価
になることにある。
【0013】この欠点は、1990年5月31日に登録された
ベルギー特許第09000559号によって開示されたリフター
機構によれば除かれる。
ベルギー特許第09000559号によって開示されたリフター
機構によれば除かれる。
【0014】この特許はジャカード織機のためのリフタ
ー機構に関していて、そのリフター機構は、組み合って
働くフックの1セツトだけと結合されればよいものであ
り、なお、これによれば、それらフックを選択するか選
択しないかによって、各2ショットパターンの繰り返し
の都度、縦糸を三つの位置に持ち来すことが可能であ
る。
ー機構に関していて、そのリフター機構は、組み合って
働くフックの1セツトだけと結合されればよいものであ
り、なお、これによれば、それらフックを選択するか選
択しないかによって、各2ショットパターンの繰り返し
の都度、縦糸を三つの位置に持ち来すことが可能であ
る。
【0015】上記の特許は可能な二つの実施態様を記述
しており、それらが添付の図2(a),(b)に示され
ている。図2(a)に示す第1の実施態様においては、
下方に吊り下がったリフターコード13の各端が、組み
合って働く二つのフック11,12の各々に結合されて
いる。このリフターコード13は、リフターエレメント
14の上側ローラ14'に掛かっている。フック11,
12のうちの一方のものに、第2のリフターコード15
の一方の端が結合されていて、その第2のリフターコー
ドは、リフターエレメント14よりも下方まで吊り下が
り、リフターエレメント17の上側ローラ17'の下側
に掛かって反転して上向きになり、リフターエレメント
14の下側ローラ14"の上側に掛かってから、そのロ
ーラ14"よりも下方にある固定または操作可能のグレ
ート15に結合されている。リフターエレメント17の
下側ローラ17"には第3のリフターコード18が掛か
っていて、その第3のリフターコードは、下方にある一
方の端で1本またはより多くのパイル縦糸に(ハーネス
コードを介して)結合されており、リフターエレメント
17の下側ローラ17"よりも下方にある他方の端で、
固定または操作可能のグレートに結合されている。
しており、それらが添付の図2(a),(b)に示され
ている。図2(a)に示す第1の実施態様においては、
下方に吊り下がったリフターコード13の各端が、組み
合って働く二つのフック11,12の各々に結合されて
いる。このリフターコード13は、リフターエレメント
14の上側ローラ14'に掛かっている。フック11,
12のうちの一方のものに、第2のリフターコード15
の一方の端が結合されていて、その第2のリフターコー
ドは、リフターエレメント14よりも下方まで吊り下が
り、リフターエレメント17の上側ローラ17'の下側
に掛かって反転して上向きになり、リフターエレメント
14の下側ローラ14"の上側に掛かってから、そのロ
ーラ14"よりも下方にある固定または操作可能のグレ
ート15に結合されている。リフターエレメント17の
下側ローラ17"には第3のリフターコード18が掛か
っていて、その第3のリフターコードは、下方にある一
方の端で1本またはより多くのパイル縦糸に(ハーネス
コードを介して)結合されており、リフターエレメント
17の下側ローラ17"よりも下方にある他方の端で、
固定または操作可能のグレートに結合されている。
【0016】図2(b)に示す第2の実施態様において
は、最も上方のリフターエレメント14は、組み合って
働く二つのフック11,12の一方のものに結合されて
おり、別のリフターコード21が、一方の端で他方のフ
ックに12に結合されて、そこから、リフターエレメン
ト14よりも下方へと延びて、リフターエレメント17
の上側ローラ17'の下側に掛かって反転して上向きに
なり、リフターエレメント14の下側ローラ14"の上
側に掛かって反転して下向きになり、他方の端で、固定
または操作可能なグレート16に結合されている。リフ
ターエレメント17の下側ローラ17"にはリフターコ
ード18が掛かっていて、そのリフターコードは、下方
にある一方の端ではハーネスコードを介してパイル縦糸
に結合されており、やはり下方のレベルにある他方の端
では、固定または操作可能のグレート19に結合されて
いる。
は、最も上方のリフターエレメント14は、組み合って
働く二つのフック11,12の一方のものに結合されて
おり、別のリフターコード21が、一方の端で他方のフ
ックに12に結合されて、そこから、リフターエレメン
ト14よりも下方へと延びて、リフターエレメント17
の上側ローラ17'の下側に掛かって反転して上向きに
なり、リフターエレメント14の下側ローラ14"の上
側に掛かって反転して下向きになり、他方の端で、固定
または操作可能なグレート16に結合されている。リフ
ターエレメント17の下側ローラ17"にはリフターコ
ード18が掛かっていて、そのリフターコードは、下方
にある一方の端ではハーネスコードを介してパイル縦糸
に結合されており、やはり下方のレベルにある他方の端
では、固定または操作可能のグレート19に結合されて
いる。
【0017】もし、フック11(または12)がそれの
上方位置において選択され、グレート16,19は固定
されているとすれば、他方のフック12(または11)
が持ち上げられた後には、縦糸は高さ2hだけ持ち上げ
られ、下位の位置から上位の位置へと動く。
上方位置において選択され、グレート16,19は固定
されているとすれば、他方のフック12(または11)
が持ち上げられた後には、縦糸は高さ2hだけ持ち上げ
られ、下位の位置から上位の位置へと動く。
【0018】もし、どのフックも選択されなかったなら
ば、縦糸は、フック11を持ち上げることによって高さ
hだけ持ち上がり、下位の位置から中位の位置へと動か
される。
ば、縦糸は、フック11を持ち上げることによって高さ
hだけ持ち上がり、下位の位置から中位の位置へと動か
される。
【0019】ところでもし、この機構に、一方のグレー
ト(例えばグレート16)をナイフ12でもってフック
12と一緒に、高さhだけ持ち上げる手段が設けられた
ならば、フック12を持ち上げた後には、縦糸は、グレ
ートが固定されていたときよりも距離hだけ低いところ
に来る。
ト(例えばグレート16)をナイフ12でもってフック
12と一緒に、高さhだけ持ち上げる手段が設けられた
ならば、フック12を持ち上げた後には、縦糸は、グレ
ートが固定されていたときよりも距離hだけ低いところ
に来る。
【0020】この公知のリフター機構によって可能なこ
とのすべての詳しい説明が欲しいならば、ベルギー特許
第 9000559号を参照すればよい。
とのすべての詳しい説明が欲しいならば、ベルギー特許
第 9000559号を参照すればよい。
【0021】上記において説明したリフター機構は、組
み合って働く二つだけのフックと、二つのリフターエレ
メントと、二つのグレート、でもってパイル縦糸のため
の三つの位置を作り出す一つの解答である。
み合って働く二つだけのフックと、二つのリフターエレ
メントと、二つのグレート、でもってパイル縦糸のため
の三つの位置を作り出す一つの解答である。
【0022】しかし、この解答の一つの欠点は、二つの
リフターエレメントと二つのグレート16,19が必要
であることの結果として、機械の全体では垂直方向に大
量のスペースを占領することとなり、したがって、この
リフター機構が設けられたジャカード織機は、ハーネス
コードボードにおけるハーネスコードの入射角度を容認
できる程度にするためには、極めて高いレベルに据付け
られねばならない、ということにある。
リフターエレメントと二つのグレート16,19が必要
であることの結果として、機械の全体では垂直方向に大
量のスペースを占領することとなり、したがって、この
リフター機構が設けられたジャカード織機は、ハーネス
コードボードにおけるハーネスコードの入射角度を容認
できる程度にするためには、極めて高いレベルに据付け
られねばならない、ということにある。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、機構
が高さにおいてもっとコンパクトであるような、ジャカ
ード織機のためのリフター機構を提供することにある。
が高さにおいてもっとコンパクトであるような、ジャカ
ード織機のためのリフター機構を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の主題はジャカー
ド織機のためのリフター機構であって、それにおいて
は、組み合って働くフックの各セットのために、一つの
リフターエレメントと、グレートに固定された一つのロ
ーラエレメントが設けられている。各々のリフターエレ
メントは、共通の構造で取り付けられた二つの回転する
ローラを含んでいて、それらローラに掛かってそれぞれ
のリフターコードが案内され得る。
ド織機のためのリフター機構であって、それにおいて
は、組み合って働くフックの各セットのために、一つの
リフターエレメントと、グレートに固定された一つのロ
ーラエレメントが設けられている。各々のリフターエレ
メントは、共通の構造で取り付けられた二つの回転する
ローラを含んでいて、それらローラに掛かってそれぞれ
のリフターコードが案内され得る。
【0025】各々のローラエレメントには、一つの回転
するローラが設けられていて、そのローラに掛かってリ
フターコードが案内され得る。
するローラが設けられていて、そのローラに掛かってリ
フターコードが案内され得る。
【0026】この機構は下記のように組み立てられてい
る。1本のリフターコードの一方の端が、組み合って働
くフックのセットの一方のフックに結合されている。こ
のリフターコードは、最も上部のローラの下側に掛かっ
たうえで、他方の端で、組み合って働くフックのセット
の他方のフックに結合されている。このようにしてリフ
ターエレメントは、それらフックから、リフターコード
によって吊り下げられている。
る。1本のリフターコードの一方の端が、組み合って働
くフックのセットの一方のフックに結合されている。こ
のリフターコードは、最も上部のローラの下側に掛かっ
たうえで、他方の端で、組み合って働くフックのセット
の他方のフックに結合されている。このようにしてリフ
ターエレメントは、それらフックから、リフターコード
によって吊り下げられている。
【0027】ローラエレメントは、リフターエレメント
の下方において、位置固定の様式で組み込まれている。
第2のリフターコードが、一方の端で、上記の二つのフ
ックの一方のものに(第1のリフターコードの隣りにお
いて)結合され、そこから下方へと延び、ローラエレメ
ントの回転するローラの下側に掛かって反転して上向き
になり、リフターエレメントの下側ローラの上側に掛か
って反転し、そこからは下向きにのびている。このリフ
ターコードの下方へと吊り下がった端に、ハーネスコー
ドが取り付けられている。
の下方において、位置固定の様式で組み込まれている。
第2のリフターコードが、一方の端で、上記の二つのフ
ックの一方のものに(第1のリフターコードの隣りにお
いて)結合され、そこから下方へと延び、ローラエレメ
ントの回転するローラの下側に掛かって反転して上向き
になり、リフターエレメントの下側ローラの上側に掛か
って反転し、そこからは下向きにのびている。このリフ
ターコードの下方へと吊り下がった端に、ハーネスコー
ドが取り付けられている。
【0028】本発明によるこのリフター機構でもって縦
糸の三つの位置を作り出すことは、フックの種々の選
択、すなわち、どのフックも選択しないか、一方または
他方のフックをそれの上方または下方(それは本発明の
実施態様に依存する)の位置で選択して他のフックはナ
イフと共に上がり下がりさせるか、という選択ができる
ことによって可能になっている。
糸の三つの位置を作り出すことは、フックの種々の選
択、すなわち、どのフックも選択しないか、一方または
他方のフックをそれの上方または下方(それは本発明の
実施態様に依存する)の位置で選択して他のフックはナ
イフと共に上がり下がりさせるか、という選択ができる
ことによって可能になっている。
【0029】1本のリフターコードが結合されているフ
ックがそれの上方位置で選択されたならば、組み合って
働いている他方のフックがナイフによって下方そして上
方の位置に持ち来されたときに、ハーネスコードによっ
て担持されている縦糸は、下位そして上位の位置に来
る。
ックがそれの上方位置で選択されたならば、組み合って
働いている他方のフックがナイフによって下方そして上
方の位置に持ち来されたときに、ハーネスコードによっ
て担持されている縦糸は、下位そして上位の位置に来
る。
【0030】2本のリフターコードが結合されているフ
ックが選択されたのであれば、組み合って働いている他
方のフックがナイフによって下方そして上方の位置に持
ち来されたときに、ハーネスコードによって担持されて
いる縦糸は、中位そして上位の位置に来る。
ックが選択されたのであれば、組み合って働いている他
方のフックがナイフによって下方そして上方の位置に持
ち来されたときに、ハーネスコードによって担持されて
いる縦糸は、中位そして上位の位置に来る。
【0031】もし、どのフックも選択されなかったので
あれば、1本のリフターコードが結合されているフック
または2本のリフターコードが結合されているフック
が、ナイフによって上方位置に持ち来されたときに、ハ
ーネスコードによって担持されている縦糸は、下位そし
て中位の位置に来る。このようにして、この機構は、一
つのハーネスコードごとに1セットだけ、組み合って働
くフックを必要としていながら、ナイフの引き続いての
2サイクルの間に、縦糸のために三つの相異なる位置を
作り出すことができる。
あれば、1本のリフターコードが結合されているフック
または2本のリフターコードが結合されているフック
が、ナイフによって上方位置に持ち来されたときに、ハ
ーネスコードによって担持されている縦糸は、下位そし
て中位の位置に来る。このようにして、この機構は、一
つのハーネスコードごとに1セットだけ、組み合って働
くフックを必要としていながら、ナイフの引き続いての
2サイクルの間に、縦糸のために三つの相異なる位置を
作り出すことができる。
【0032】本発明の一つの利点は、フックの1セット
ごとに一つのリフターエレメントと一つの固定のローラ
エレメントだけが用いられていることによって、機構の
高さが、公知の機構よりも大いにコンパクトになってい
ることである。
ごとに一つのリフターエレメントと一つの固定のローラ
エレメントだけが用いられていることによって、機構の
高さが、公知の機構よりも大いにコンパクトになってい
ることである。
【0033】フックの1セットごとに一つのリフターエ
レメントと一つのローラエレメントだけが必要であるこ
との故に、本発明のさらにある利点は、部品の数が限定
されて、機構が簡単で安価になることにある。
レメントと一つのローラエレメントだけが必要であるこ
との故に、本発明のさらにある利点は、部品の数が限定
されて、機構が簡単で安価になることにある。
【0034】本発明による機構は、ジャカード織機の組
み合って働くフックのセットのすべて(または幾つかの
もの)に、そのどんな場合にも設けられ得る。それらフ
ックのセットは、一つまたはより多くの、組み合って働
く列の対を形成していてもよい。その場合には、複数の
リフターエレメントが、その各々がそれぞれにフツクの
セットの下方に吊り下げられて列をなすように並び、各
ローラエレメントはそれぞれにリフターエレメントの下
方に吊り下げられる。同じジャカード織機においての、
本発明による機構の幾つかのもののこのような配置が、
本発明の別の主題になっている。
み合って働くフックのセットのすべて(または幾つかの
もの)に、そのどんな場合にも設けられ得る。それらフ
ックのセットは、一つまたはより多くの、組み合って働
く列の対を形成していてもよい。その場合には、複数の
リフターエレメントが、その各々がそれぞれにフツクの
セットの下方に吊り下げられて列をなすように並び、各
ローラエレメントはそれぞれにリフターエレメントの下
方に吊り下げられる。同じジャカード織機においての、
本発明による機構の幾つかのもののこのような配置が、
本発明の別の主題になっている。
【0035】本発明による配置の一つの望ましい実施態
様においては、組み合って働くフックの列の同類になっ
た対に属するローラエレメントは、それら列の下方にお
いてほぼ水平に延びていてそれら列に平行になっている
一つのセクション部材に取り付けられている。そのよう
な、ローラエレメントを担持しつつ相互に隣り合ってい
る幾つかのセクション部材が、相互に結合されて一つの
グレートを形成していてよい。そのような一つのセクシ
ョン部材または幾つかの(相互に結合されているか、ま
たはそうでない)セクション部材は、位置固定にされて
もよいし、可動(つまり操作可能)にされてもよい。
様においては、組み合って働くフックの列の同類になっ
た対に属するローラエレメントは、それら列の下方にお
いてほぼ水平に延びていてそれら列に平行になっている
一つのセクション部材に取り付けられている。そのよう
な、ローラエレメントを担持しつつ相互に隣り合ってい
る幾つかのセクション部材が、相互に結合されて一つの
グレートを形成していてよい。そのような一つのセクシ
ョン部材または幾つかの(相互に結合されているか、ま
たはそうでない)セクション部材は、位置固定にされて
もよいし、可動(つまり操作可能)にされてもよい。
【0036】本発明による機構の別の実施態様において
は、リフターエレメントのローラ、またはローラエレメ
ントのローラの少なくとも一つのものの設計/配置のさ
れ方は、垂直方向に延びるリフターコードがそのローラ
に掛けられて反転し、垂直方向に向けられたときに、リ
フターエレメントおよび/またはローラエレメントの側
方外面はナイフの方向に対して直角をなしているが、リ
フターコードの垂直な二つの部分は、ナイフの方向に対
して直角な別々の面内にある、というようになってい
る。
は、リフターエレメントのローラ、またはローラエレメ
ントのローラの少なくとも一つのものの設計/配置のさ
れ方は、垂直方向に延びるリフターコードがそのローラ
に掛けられて反転し、垂直方向に向けられたときに、リ
フターエレメントおよび/またはローラエレメントの側
方外面はナイフの方向に対して直角をなしているが、リ
フターコードの垂直な二つの部分は、ナイフの方向に対
して直角な別々の面内にある、というようになってい
る。
【0037】すべてのローラ(リフターエレメントとロ
ーラエレメントの両者の)がこのように設計/配置され
ているのが望ましい。その目的は、一つには、相互に近
接した垂直なリフターコードの部分が相互に擦り合うこ
とを避けるためであり、さらに一つには、リフターエレ
メントが角度をもって吊り下がることを避けるためであ
る。これらの問題は、従来は、最大直径が相異なる複数
のローラを用いることによって避けられていた。
ーラエレメントの両者の)がこのように設計/配置され
ているのが望ましい。その目的は、一つには、相互に近
接した垂直なリフターコードの部分が相互に擦り合うこ
とを避けるためであり、さらに一つには、リフターエレ
メントが角度をもって吊り下がることを避けるためであ
る。これらの問題は、従来は、最大直径が相異なる複数
のローラを用いることによって避けられていた。
【0038】したがって、この実施態様の利点は、同じ
最大直径のローラがどこにでも用いられ得ることにあ
る。
最大直径のローラがどこにでも用いられ得ることにあ
る。
【0039】本発明によるこの機構の一つの望ましい実
施態様においては、角度をもって置かれたシャフト上に
ローラを取り付けることによって上記の特徴が得られて
いる。ここで、角度をもって置かれたという意味は、リ
フターエレメントおよび/またはローラエレメントの側
方外面はナイフの方向に対して直角をなしているが、上
記のシャフトはナイフの方向にのびている垂直面の中に
はない、ということである。
施態様においては、角度をもって置かれたシャフト上に
ローラを取り付けることによって上記の特徴が得られて
いる。ここで、角度をもって置かれたという意味は、リ
フターエレメントおよび/またはローラエレメントの側
方外面はナイフの方向に対して直角をなしているが、上
記のシャフトはナイフの方向にのびている垂直面の中に
はない、ということである。
【0040】
【実施例】本発明によるジャカード織機でのリフター機
構や幾つかのリフター機構の配置における他の特徴や利
点は、一つの望ましい実施例の詳細な説明によって示さ
れる。ただし、それによって本発明がこの実施例だけに
限定されるものではない。
構や幾つかのリフター機構の配置における他の特徴や利
点は、一つの望ましい実施例の詳細な説明によって示さ
れる。ただし、それによって本発明がこの実施例だけに
限定されるものではない。
【0041】添付の図面は、一部分においては前述の従
来技術を示していて、それは図1と図2である。
来技術を示していて、それは図1と図2である。
【0042】それ以外の添付図面は、以降に説明される
本発明の望ましい実施例を示していて、それは図3から
図6までである。
本発明の望ましい実施例を示していて、それは図3から
図6までである。
【0043】本発明によるリフター機構の一つの望まし
い実施例は、一つのリフターエレメント21を含んでい
て、そのリフターエレメントは、相互に平行であって相
互にじかに向き合っていて間に幾らかの間隔をおいて相
互に結合されている二つの一方に長い形の側板22,2
3を含んで成っている。これら側板22,23の両方の
端付近において、シャフト24,25が、両側板22,
23の間を、一方の側板22から他方の側板23へと延
びている。両側板22,23は、これらシャフトを介し
て相互に結合されている。
い実施例は、一つのリフターエレメント21を含んでい
て、そのリフターエレメントは、相互に平行であって相
互にじかに向き合っていて間に幾らかの間隔をおいて相
互に結合されている二つの一方に長い形の側板22,2
3を含んで成っている。これら側板22,23の両方の
端付近において、シャフト24,25が、両側板22,
23の間を、一方の側板22から他方の側板23へと延
びている。両側板22,23は、これらシャフトを介し
て相互に結合されている。
【0044】シャフト24,25の上に、回転するロー
ラ26,27が、それぞれに取り付けられている。シャ
フト24,25は、相互に平行であって、側板22,2
3の外面に対しては直角ではない。
ラ26,27が、それぞれに取り付けられている。シャ
フト24,25は、相互に平行であって、側板22,2
3の外面に対しては直角ではない。
【0045】したがって、シャフト24,25の軸線
と、シャフト24,25のレベルでの側板22,23の
一方のものの垂線の間の角度アルファは、どちらででも
同じである。
と、シャフト24,25のレベルでの側板22,23の
一方のものの垂線の間の角度アルファは、どちらででも
同じである。
【0046】リフターコード28が、一方の端でフック
29に、それの垂直方向の対称軸線上の点において結合
されて、そこから垂直方向下方へと延び、ローラ26に
掛かって反転してから上方に延び、他方の端でフック3
0に、それの垂直方向の対称軸線上ではない点において
結合されている。リフターコード28のフック30への
結合点がそのフックの中心線上ではないのは、同じフッ
ク30に第2のリフターコードも、結合されねばならな
いからである(下記参照)。
29に、それの垂直方向の対称軸線上の点において結合
されて、そこから垂直方向下方へと延び、ローラ26に
掛かって反転してから上方に延び、他方の端でフック3
0に、それの垂直方向の対称軸線上ではない点において
結合されている。リフターコード28のフック30への
結合点がそのフックの中心線上ではないのは、同じフッ
ク30に第2のリフターコードも、結合されねばならな
いからである(下記参照)。
【0047】したがって、ローラ26のシャフト24の
軸線と、側板22、23の外面上での垂線の間の角度ア
ルファは、側板22,23の外壁はナイフの方向に対し
て直角な面内にあるものの、リフターコード28が、ナ
イフの方向に対して直角であってフック29,30の垂
直方向の対称の線を含む垂直面の中にある一つの固定点
から下方へと延び、ローラ26に掛かってからは、ナイ
フの方向に対して直角な別の垂直面内を上向きに延びて
他方の固定点に至る、ということが可能になるような角
度である。
軸線と、側板22、23の外面上での垂線の間の角度ア
ルファは、側板22,23の外壁はナイフの方向に対し
て直角な面内にあるものの、リフターコード28が、ナ
イフの方向に対して直角であってフック29,30の垂
直方向の対称の線を含む垂直面の中にある一つの固定点
から下方へと延び、ローラ26に掛かってからは、ナイ
フの方向に対して直角な別の垂直面内を上向きに延びて
他方の固定点に至る、ということが可能になるような角
度である。
【0048】ローラエレメント31は、ビーム形のベー
ス部分32を有していて、そのベース部分には下側壁で
開いているT字形のリセス33が設けられているので、
ローラエレメント31は、セクション部材35の一つの
突出したエッジ34、すなわち、そのセクション部材の
上にローラエレメント31を固定するべくT字形のリセ
ス33の中に嵌まるエッジ34に、押し込みによって嵌
められ得る。ローラエレメント31は、ベース部分32
をエッジ34の一端から滑らせて嵌めたり一端から滑ら
せて外すということだけで、そのエッジに取り付けたり
それから取り外したりすることができる。
ス部分32を有していて、そのベース部分には下側壁で
開いているT字形のリセス33が設けられているので、
ローラエレメント31は、セクション部材35の一つの
突出したエッジ34、すなわち、そのセクション部材の
上にローラエレメント31を固定するべくT字形のリセ
ス33の中に嵌まるエッジ34に、押し込みによって嵌
められ得る。ローラエレメント31は、ベース部分32
をエッジ34の一端から滑らせて嵌めたり一端から滑ら
せて外すということだけで、そのエッジに取り付けたり
それから取り外したりすることができる。
【0049】ベース部分32の上側には、それと直角を
なして直立のリブ32'が幅方向に延びて設けられてい
て、そのリブの上にブッシュ39が、ベース部分32の
長さ方向に延びるように取り付けられている。このブッ
シュ39の中にはシャフト40が、そのブッシュのどち
ら側にも突出して回転可能なように取り付けられてい
る。
なして直立のリブ32'が幅方向に延びて設けられてい
て、そのリブの上にブッシュ39が、ベース部分32の
長さ方向に延びるように取り付けられている。このブッ
シュ39の中にはシャフト40が、そのブッシュのどち
ら側にも突出して回転可能なように取り付けられてい
る。
【0050】ところで、その回転するシャフト40の両
端には、側板36と側板41が固定されている。両方の
側板36,41は、下方領域において、両方のエッジが
平行で一方に長い形の部分36',41'を有しており、
それの上端には幅が広くなったそれぞれのヘッド部3
6",41"があって、それらヘッド部は上部で丸くなっ
ている。その側板36の内面でのヘツド部36の中心に
シャフト37が固定されていて、そのシャフト37上
に、回転するローラ38が取り付けられている。
端には、側板36と側板41が固定されている。両方の
側板36,41は、下方領域において、両方のエッジが
平行で一方に長い形の部分36',41'を有しており、
それの上端には幅が広くなったそれぞれのヘッド部3
6",41"があって、それらヘッド部は上部で丸くなっ
ている。その側板36の内面でのヘツド部36の中心に
シャフト37が固定されていて、そのシャフト37上
に、回転するローラ38が取り付けられている。
【0051】他方の側板41のヘッド部41"は、内面
において対称円形のキャビティ42を有していて、その
キャビティの中心に開口44が設けられている。前記の
キャビティ42と開口44の形状/寸法と、側板46に
おけるそれらの位置は、両方の側板36,41が結合さ
れたときに、シャフト37が開口44の中に押し込ま
れ、ローラ38は部分的にキャビティの壁で包囲され、
両方の側板36,41の間とローラ38の回りには、リ
フターコード47が上方からこのローラ38の下側を経
て反転して上方へ向かうように通され得るために十分な
スペースが残されており、ローラ38はそれの軸線37
の回りで回転し得る、ということになるように決められ
ている。
において対称円形のキャビティ42を有していて、その
キャビティの中心に開口44が設けられている。前記の
キャビティ42と開口44の形状/寸法と、側板46に
おけるそれらの位置は、両方の側板36,41が結合さ
れたときに、シャフト37が開口44の中に押し込ま
れ、ローラ38は部分的にキャビティの壁で包囲され、
両方の側板36,41の間とローラ38の回りには、リ
フターコード47が上方からこのローラ38の下側を経
て反転して上方へ向かうように通され得るために十分な
スペースが残されており、ローラ38はそれの軸線37
の回りで回転し得る、ということになるように決められ
ている。
【0052】側板41は、下方部分41'の内側におい
てU字形の掘り下げ部分43を有していて、その掘り下
げ部分の互いに平行な両方の壁43'は、その側板41
の下端から出発して上方において一つの曲線壁43"を
介して相互に合体している。この掘り下げ部分43に
は、曲線壁43"の近くにおいて開口45が設けられて
いる。この掘り下げ部分43と開口45の位置/形状/
寸法は、両方の側板36,41が結合されたときに、シ
ャフト40の端部が開口45の中に押し込まれ、ブッシ
ュ39もリブ32の上側も、その側板41のU字形の掘
り下げ部分43の壁43',43"によって包囲される、
ということになるように決められている。ローラエレメ
ント31の側板41の外面壁の片側において、幅が広く
なった上方部分41"の高さ全体に亘っているリセス4
6が設けられている。このリセス46は、幅が広くなっ
ている部分41"の上端から、その部分41"が一方に長
い形の部分41'に合体する所に至るまでの間に、凹ん
だアングル(そのアングルを形成する二つの壁の相互間
の丸みのついた移行部を有する形の)を形成している。
てU字形の掘り下げ部分43を有していて、その掘り下
げ部分の互いに平行な両方の壁43'は、その側板41
の下端から出発して上方において一つの曲線壁43"を
介して相互に合体している。この掘り下げ部分43に
は、曲線壁43"の近くにおいて開口45が設けられて
いる。この掘り下げ部分43と開口45の位置/形状/
寸法は、両方の側板36,41が結合されたときに、シ
ャフト40の端部が開口45の中に押し込まれ、ブッシ
ュ39もリブ32の上側も、その側板41のU字形の掘
り下げ部分43の壁43',43"によって包囲される、
ということになるように決められている。ローラエレメ
ント31の側板41の外面壁の片側において、幅が広く
なった上方部分41"の高さ全体に亘っているリセス4
6が設けられている。このリセス46は、幅が広くなっ
ている部分41"の上端から、その部分41"が一方に長
い形の部分41'に合体する所に至るまでの間に、凹ん
だアングル(そのアングルを形成する二つの壁の相互間
の丸みのついた移行部を有する形の)を形成している。
【0053】シャフト37は、側板36に対して直角に
なってはいない。シャフト37の軸線と、シャフト37
のレベルにおいての側板36の外面上での垂線の間に角
度ベータが作られていて、その角度ベータは、角度アル
ファに等しいが、垂線に関しては角度アルファとは反対
の側に振れている。
なってはいない。シャフト37の軸線と、シャフト37
のレベルにおいての側板36の外面上での垂線の間に角
度ベータが作られていて、その角度ベータは、角度アル
ファに等しいが、垂線に関しては角度アルファとは反対
の側に振れている。
【0054】リフターコード47は、フック30に、中
心線上の垂直線上ではなくて、リフターコード28の結
合点の隣りであって中心線上の垂直線に関しては反対側
である点に結合されている。リフターコード47は、垂
直方向下方へと延び、ローラエレメント31のローラ3
8の下側に掛かっている。リフターコード47は、そこ
で反転して上向きになり、リフターエレメント21のロ
ーラ27の上側に掛かって反転し、そこからは垂直方向
下方へと延びている。
心線上の垂直線上ではなくて、リフターコード28の結
合点の隣りであって中心線上の垂直線に関しては反対側
である点に結合されている。リフターコード47は、垂
直方向下方へと延び、ローラエレメント31のローラ3
8の下側に掛かっている。リフターコード47は、そこ
で反転して上向きになり、リフターエレメント21のロ
ーラ27の上側に掛かって反転し、そこからは垂直方向
下方へと延びている。
【0055】ローラ38の軸線が、側板36の外面上で
の垂線となす角度ベータは、リフターコード47が、フ
ック30との結合点(中心線上ではない)から、ナイフ
の方向に対して直角な一つの垂直面内を下方へと延び、
ローラ38の下側にかかって反転し、そこからは、ナイ
フの方向に対して直角な別の一つの面、すなわち、フッ
ク29,30のそれぞれの中心線上の垂直線を含む面の
中を上向きに延びて行くことができ、ローラエレメント
31の側板36,41の外壁は、ナイフの方向に対して
直角な面内にある、ということになるような角度であ
る。
の垂線となす角度ベータは、リフターコード47が、フ
ック30との結合点(中心線上ではない)から、ナイフ
の方向に対して直角な一つの垂直面内を下方へと延び、
ローラ38の下側にかかって反転し、そこからは、ナイ
フの方向に対して直角な別の一つの面、すなわち、フッ
ク29,30のそれぞれの中心線上の垂直線を含む面の
中を上向きに延びて行くことができ、ローラエレメント
31の側板36,41の外壁は、ナイフの方向に対して
直角な面内にある、ということになるような角度であ
る。
【0056】ローラ27のシャフトが側板23への垂線
と角度アルファをなしていることによって、リフターコ
ード47は、ローラ27にかかった後には、フック2
9,30の対称の垂直線を含む垂直面から、それに平行
な一つの垂直面、すなわち、リフターコード28のフッ
ク30への結合点をも含む垂直面へと移ることとなり、
リフターコード47は、その面の中を下方へ、セクショ
ン部材35同志の間を通って延び、その下方において縦
糸に至っている。
と角度アルファをなしていることによって、リフターコ
ード47は、ローラ27にかかった後には、フック2
9,30の対称の垂直線を含む垂直面から、それに平行
な一つの垂直面、すなわち、リフターコード28のフッ
ク30への結合点をも含む垂直面へと移ることとなり、
リフターコード47は、その面の中を下方へ、セクショ
ン部材35同志の間を通って延び、その下方において縦
糸に至っている。
【0057】したがって、ローラ27から吊り下がって
いるリフターコード47の部分は、フック30への結合
点から下向きに延びているリフターコード47の部分
に、幾らかの間隔をおいて隣接しており、それらリフタ
ーコードの部分の両者は、フック29,30のそれぞれ
の中心線上の垂直線を含む面に関しては互に反対の側に
ある。
いるリフターコード47の部分は、フック30への結合
点から下向きに延びているリフターコード47の部分
に、幾らかの間隔をおいて隣接しており、それらリフタ
ーコードの部分の両者は、フック29,30のそれぞれ
の中心線上の垂直線を含む面に関しては互に反対の側に
ある。
【0058】ローラエレメント31、より特定的に言う
ならばリセス46、の設計は、ローラ27から吊り下が
っているリフターコード47の部分が、ローラエレメン
ト31のレベルにおいてはリセス46の中を下向きに延
びて行く、というようになっている。
ならばリセス46、の設計は、ローラ27から吊り下が
っているリフターコード47の部分が、ローラエレメン
ト31のレベルにおいてはリセス46の中を下向きに延
びて行く、というようになっている。
【0059】リフターエレメント21の一つの追加的な
特徴は、側板の一方のもの23が、下向きに延びて行く
リフターコード47が沿っているところの、垂直方向に
延びているエッジの外側において、高さ全体に亘り壁に
は丸みがついているリセス48を有し、そのリセスがリ
フターコード47を案内し得ることにある。
特徴は、側板の一方のもの23が、下向きに延びて行く
リフターコード47が沿っているところの、垂直方向に
延びているエッジの外側において、高さ全体に亘り壁に
は丸みがついているリセス48を有し、そのリセスがリ
フターコード47を案内し得ることにある。
【0060】ローラエレメント31の両方の側板36,
41は、ベース部分32に対しては、シャフト40でヒ
ンジ結合になっている。このヒンジ結合によって、傾斜
した開口体(shed)に沿ってグレートが動いた結果として
ローラエレメント31の中で曲げモーメントが生ずるこ
とが防止される。
41は、ベース部分32に対しては、シャフト40でヒ
ンジ結合になっている。このヒンジ結合によって、傾斜
した開口体(shed)に沿ってグレートが動いた結果として
ローラエレメント31の中で曲げモーメントが生ずるこ
とが防止される。
【0061】本発明による機構の幾つかのものの望まし
い配置においては、相互に平行に、一定の間隔をおいて
置かれた幾つかのセクション部材35で成るグレートが
設けられている。そのグレートは、それらセクション部
材35がナイフと平行になるように置かれている。セク
ション部材35の各々のものの上側には、2本の互いに
平行な、突起したT字形プロフィルのエッジ34が設け
られている。それらエッジ34上に、幾つかのローラエ
レメント31が列をなして固定される。各セクション部
材35の位置や、それらセクション部材35のエッジ3
4の上での各ローラエレメント31の位置は、本発明に
よる機構(それはリフターコードのよって繋げられて成
っている)の、リフターコード28,47はそれらの各
部分が垂直方向にのびるように落ち着き、リフターエレ
メント21とローラエレメント31は外壁がナイフの方
向に対して直角な垂直面の中にあって落ち着く、という
こととなるような位置である。
い配置においては、相互に平行に、一定の間隔をおいて
置かれた幾つかのセクション部材35で成るグレートが
設けられている。そのグレートは、それらセクション部
材35がナイフと平行になるように置かれている。セク
ション部材35の各々のものの上側には、2本の互いに
平行な、突起したT字形プロフィルのエッジ34が設け
られている。それらエッジ34上に、幾つかのローラエ
レメント31が列をなして固定される。各セクション部
材35の位置や、それらセクション部材35のエッジ3
4の上での各ローラエレメント31の位置は、本発明に
よる機構(それはリフターコードのよって繋げられて成
っている)の、リフターコード28,47はそれらの各
部分が垂直方向にのびるように落ち着き、リフターエレ
メント21とローラエレメント31は外壁がナイフの方
向に対して直角な垂直面の中にあって落ち着く、という
こととなるような位置である。
【0062】互いに隣り合って延びている二つのリフタ
ー機構の列、ただし、そこでのローラエレメント31
が、相互に近い二つのセクション部材35に分れてあっ
て相互に近い二つの壁34に取り付けられている、とい
う二つのリフター機構の列は、どのリフターコード47
も同じ二つのセクション部材35同志の間を下向きに縦
糸に向かって延びて行くようになり、したがって、その
ような二つのリフター機構と相互作用するフックのうち
の2本のリフターコード28,47が結合されているフ
ック30は互いに近接して向き合うこととなり、各列の
リフターエレメント21とローラエレメント31はリセ
ス48,46が互いに向き合うように位置することとな
る、というように配置されている。
ー機構の列、ただし、そこでのローラエレメント31
が、相互に近い二つのセクション部材35に分れてあっ
て相互に近い二つの壁34に取り付けられている、とい
う二つのリフター機構の列は、どのリフターコード47
も同じ二つのセクション部材35同志の間を下向きに縦
糸に向かって延びて行くようになり、したがって、その
ような二つのリフター機構と相互作用するフックのうち
の2本のリフターコード28,47が結合されているフ
ック30は互いに近接して向き合うこととなり、各列の
リフターエレメント21とローラエレメント31はリセ
ス48,46が互いに向き合うように位置することとな
る、というように配置されている。
【0063】本発明のさらにある利点は、セクション部
材35上にローラエレメント31を滑らせて取り付ける
ことであって、このことの故に、必要によりリフター機
構の部品の交換をするときのリフターへの良好な接近性
が得られる。
材35上にローラエレメント31を滑らせて取り付ける
ことであって、このことの故に、必要によりリフター機
構の部品の交換をするときのリフターへの良好な接近性
が得られる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明はフックの1
セットごとに一つのリフターエレメントと一つのローラ
エレメントだけが用いられることによって、機構の高さ
が、従来の機構よりも大幅にコンパクトになり、また、
部品の数を減ずることができ、機構が簡単で安価成ると
いう効果がある。
セットごとに一つのリフターエレメントと一つのローラ
エレメントだけが用いられることによって、機構の高さ
が、従来の機構よりも大幅にコンパクトになり、また、
部品の数を減ずることができ、機構が簡単で安価成ると
いう効果がある。
【図1】三つのリフターエレメントと、2セットの組み
合って働くフックを用いている、ジャカード織機のため
の公知のリフター機構の概略的側面図である。
合って働くフックを用いている、ジャカード織機のため
の公知のリフター機構の概略的側面図である。
【図2】二つのリフターエレメントと、1セットの組み
合って働くフックを用いている、ジャカード織機のため
の公知のリフター機構の二つの実施例の概略的側面図で
あり、(a)は第1の実施態様を示す図であり、(b)
は第2の実施態様を示す図である。
合って働くフックを用いている、ジャカード織機のため
の公知のリフター機構の二つの実施例の概略的側面図で
あり、(a)は第1の実施態様を示す図であり、(b)
は第2の実施態様を示す図である。
【図3】組み合って働くフックの列の三つの対になつて
いる6セットの組み合って働くフックに繋がっている、
六つの本発明によるリフター機構の配置を示す斜視図で
ある。
いる6セットの組み合って働くフックに繋がっている、
六つの本発明によるリフター機構の配置を示す斜視図で
ある。
【図4】図3に示した本発明によるリフターエレメント
の上面図である。
の上面図である。
【図5】本発明によるリフターエレメントのローラエレ
メントの解体された姿を示す斜視図であり、(a)はベ
ースを含む図、(b)は(a)に示すシャフト40に嵌
合されるヘッド部を示す図である。
メントの解体された姿を示す斜視図であり、(a)はベ
ースを含む図、(b)は(a)に示すシャフト40に嵌
合されるヘッド部を示す図である。
【図6】図5(a),(b)に示す解体されたローラエ
レメントの別の方向から見た斜視図である。
レメントの別の方向から見た斜視図である。
1,2,3 リフターエレメント 1',2',3',1",2",3" ローラ 4,6,7,8 リフターコード 4' 5 グレート 9,10,9',10' フック 11,12 フック 11',12' ナイフ 13,15,18,21,22 リフターコード 14,17 リフターエレメント 14',17',14",17" ローラ 16,19 グレート 20 21 リフターエレメント 22,23 側板 24,25 シャフト 26,27 ローラ 28 リフターコード 29,30 フック 31 ローラエレメント 32 ベース部分 32' リブ 33 リセス 34 エッジ 35 セクション部材 36 側板 36' 一方に長い形の部分 36" ヘッド部分 37 シャフト 38 ローラ 39 ブッシュ 40 シャフト 41 側板 41' 一方に長い形の部分 41" ヘッド部分 42 キャビティ 43 掘り下げ部分 43' 壁(平行部) 43" 壁(曲線部) 44 開口 45 開口 46 リセス 47 リフターコード 48 リセス
フロントページの続き (72)発明者 プイペ ローデ ベルギー国 ベー−8500 コルトレイク ブス 1 ミニステル ファン デン ペ ーレボームラーン 6 (72)発明者 デルッデル カルロス ベルギー国 ベー−8501 ヘーレ ヴァー テルフック 22 (72)発明者 デヴィスペレアーレ アンドレ ベルギー国 ベー−8510 コルトリューク −マルケ セー.フェルシャエフエストラ ート 1
Claims (18)
- 【請求項1】 対になっている二つのフックに結合され
たジャカード織機のリフター機構であり、それら二つの
フックの各々は、ナイフ50の動きの各サイクルにおい
て、互いに逆位相で上がり下がりの運動をする二つのナ
イフの一方によって連行されあるいは、上端または下端
で保持され、またそれら二つのフックは、リフターのロ
ーラに掛かっているリフターコードによって1本または
より多くの縦糸に結合され、それにより、ナイフ50の
動きの引き続く2サイクルにおいて、前記の縦糸は、フ
ックの選択の仕方次第で、三つの相異なるレベルへと動
かされる、ジャカード織機のリフター機構において、そ
のリフター機構が、二つのローラ(26,27)を有す
る一つのリフターエレメント(21)と一つのローラ
(38)を有する一つのローラエレメント(31)を含
んでおり、ローラエレメント(31)は、組み合って働
く二つのフック(29,30)の下方に固定それてお
り、1本のリフターコード(28)が、一端において一
方のフック(29)に結合され、下方へと延び、リフタ
ーエレメント(21)の上側ローラ(26)の下側にか
かって反転してから上方へと延び、他方の端においてフ
ック(30)に結合されており、リフターエレメント
(21)は、二つのフック(29,30)の下方に吊り
下げられてローラエレメント(31)の上方にあり、1
本のリフターコード(47)が、一端においてフック
(30)に、前記のリフターコード(28)の隣りの位
置で結合され、下方へと延び、ローラエレメント(3
1)のローラ(38)の下側に掛かって反転してから上
方へと延び、リフターエレメント(21)の下側ローラ
(27)の上側に掛かって反転してから下方へと延び、
ローラエレメント(31)よりも下方において1本また
はより多くの縦糸に結合されている、ことを特徴とする
ジャカード織機のリフター機構。 - 【請求項2】 リフターエレメント(21)とローラエ
レメント(31)の一方おるいは両方の設計において、
それらのものの側方外面はナイフの方向に対して直角を
なしているが、それらの各々が有するローラ(26,2
7,38)の少なくとも一つは、そこに掛かっているリ
フターコード(28,47)が、そのローラの一方の側
と他方の側で、ナイフの方向に対して直角な別々の面内
を垂直方向に延びるように設計/配置されている、請求
項1記載のジャカード織機のリフター機構。 - 【請求項3】 リフターエレメント(21)とローラエ
レメント(31)一方おるいは両方の設計、およびそれ
らの各々が有するローラ(26,27,38)の少なく
とも一つのものの設計と配置は、ローラ(26,27,
38)の同じ側において互いに隣り合って垂直方向に延
びているリフターコードの部分が、ナイフの方向に対し
て直角をなす別々の面内を延びていて、その間隔は、リ
フター機構の作動の間に前記のリフターコードの部分が
互いに擦り合うことを避けるために十分な大きさである
ようになっている、請求項1または2記載のジャカード
織機のリフター機構。 - 【請求項4】 ローラ(26,27,38)の少なくと
も一つのものは、ナイフの方向に垂直な面内には位置し
ていないシャフト(24,25,37)上に位置してい
る、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のジャカー
ド織機のリフター機構。 - 【請求項5】 リフターエレメント(21)が、相互に
平行で間に幾らかの間隔をおいて向かい合って相互に固
定されている二つの一方に長い形の側板(22,23)
を含んでおり、それら側板(22,23)の両方の端の
近くにおいてシャフト(24,25)が一方の側板(2
2)から他方の側板(23)へと延びており、それらシ
ャフト(24,25)上にローラ(26,27)が回転
可能に取り付けられている、請求項1ないし4のいずれ
か1項または複数項に記載のジャカード織機のリフター
機構。 - 【請求項6】 リフターエレメント(21)のシャフト
(24,25)が相互に平行配置されており、各シャフ
トの軸線のレベルの水平面内で、各シャフト(24,2
5)の軸線と側板(22,23)の一方のものの外面の
垂線との間に角度アルファが形成されており、各々での
角度アルファの大きさとシャフト(24,25)の振れ
方向とは、リフターエレメント(21)の静止位置にお
いて、リフターコード(28,47)がそれぞれローラ
(26,27)に掛かり一方のフック(29)の下方に
延びているリフターコードの長さの部分は、ナイフの方
向に対して直角な一つの面であり、フック(29)に対
象な垂直線上にあるリフターコード(28)がフック
(29)に結合されている点を含む面の中にあり、他方
のフック(30)の下方に延びているリフターコードの
部分は、ナイフの方向に対して直角な別の一つの面であ
り、フック(30)の対象線上ではない、リフターコー
ド(28)がフック(30)に結合されている点を含む
面の中にある、請求項5記載のジャカード織機のリフタ
ー機構。 - 【請求項7】 リフターエレメント(21)の側板(2
2,23)は、それら側板の内面が角度をもって置かれ
たローラ(26,27)と平行になるように形成されて
おり、前記リフターエレメント(21)の静止位置にお
いて、前記の側板(22,23)の外面は、ナイフの方
向に対して直角な垂直面内にある、請求項6記載のジャ
カード織機のリフター機構。 - 【請求項8】 リフターエレメント(21)の側板の一
方(23)が、下方へと延びているリフターコード(4
7)が沿っているところの垂直方向に延びているエッジ
部の外面に、高さ全体に亘ったリセス(48)を有して
おり、それの壁がリフターコード(47)を案内し得
る、請求項5ないし7のいずれか1項に記載のジャカー
ド織機のリフター機構。 - 【請求項9】 ローラエレメント(31)には、固定の
ための手段(33)を有するベース部分(32)が設け
られており、そのベース部分(32)の上には、二つの
直立した側板(36,41)がヒンジ結合されており、
その固定手段と側板(36,41)のヒンジ結合部は、
それら側板(36,41)がナイフの方向に対して直角
の方向にある一つの水平のシャフト(40)と相対的な
ヒンジ結合をされた位置にあり、なお、一つのシャフト
(37)が一方の側板(36)から他方の側板(41)
へと延びていて、そのシャフト(37)上に一つのロー
ラ(38)が回転可能に取り付けられている、請求項1
ないし8のいずれか1項または複数の項に記載のジャカ
ード織機のリフター機構。 - 【請求項10】 ローラエレメント(31)のシャフト
(37)が角度をなして配置されており、そのシャフト
の軸線のレベルの水平面内で、シャフト(37)の軸線
と側板(36,41)の一方のものの外面の垂線の間に
角度ベータが形成されており、その角度ベータの大きさ
とシャフト(37)の振れ方向とは、ローラエレメント
(31)が固定されたとき、ローラ(38)に掛かって
いて一方のフック(29)の下方で延びているリフター
コード(47)の部分は、ナイフの方向に対して直角な
一つの面であってリフターコード(28)がフック(2
9)に結合されている点を含む面の中のフック(29)
の中心線上の垂線上にあり、他方のフック(30)の下
方で延びている前記リフターコード(47)の部分は、
ナイフの方向に対して直角な別の一つの面であってリフ
ターコード(28)がそのフック(30)に結合されて
いる結合点を含む面の中のフック(30)の中心線に対
して、前記リフターコード(28)がフック(30)に
結合されている点の対称的に反対側の垂線上にある、請
求項1ないし9のいずれか1項または複数の項に記載の
ジャカード織機のリフター機構。 - 【請求項11】 ローラエレメント(31)の側板(3
6,41)は、それら側板の1部分(36",41")の内
面が角度をもって置かれたローラ(38)と平行になる
ように形成されており、側板(36,41)の形成され
方と固定用手段(33)の設けられ方は、前記のローラ
エレメント(31)が固定されたとき、前記の側板(3
6,41)のそれぞれの外面がナイフの方向に対して直
角な垂直面内にあるようになっている、請求項1ないし
10のいずれか1項または複数の項に記載のジャカード
織機のリフター機構。 - 【請求項12】 ローラエレメント(31)がビームの
形のベース部分(32)を有していて、そのベース部分
には下側壁が開いているT字形断面のリセス(33)が
設けられており、ベース部分の上側壁にはそれと直角を
なして直立するリブ(32')が幅方向に延びて設けられ
ていて、そのリブの上にブッシュ(39)が、対称位置
で水平にベース部分(32)の長さ方向に延びて取り付
けられており、そのブッシュの中にはシャフト(40)
が、そのブッシュ(39)のどちら側にも突出して回転
可能なように取り付けられており、両方の側板(36,
41)がそれぞれにシャフト(40)の各端に固定され
ており、それら両方の側板(36,41)は、それらが
結合されている点のレベルにある下方領域において、両
方のエッジが平行で一方に長い形の部分(36',41')
を有しており、その上端には幅が広くなったそれぞれの
ヘッド部(36",41")があって、それらヘッド部は上
部で丸くなっており、側板(36)のヘッド部(36")
の中心にシャフト(37)が固定されていて、そのシャ
フト上には回転するローラ(38)が取り付けられてお
り、他方のヘッド部(41")の中心に対称円形のキャビ
ティ(42)が設けられ、そのキャビティの中心に開口
(44)が設けられており、シャフト(37)が開口
(44)の中に入り込んでいて、ローラ(38)は部分
的にキャビティ(42)の壁で包囲されており、両方の
側板(36,41)の間とローラ(38)の回りには、
リフターコード(47)が上方からこのローラの下側を
経て反転して上方へ向かうように通され得るために十分
なスペースが残されており、側板(41)の下方部分
(41')の内側にはU字形の掘り下げ部分(43)があ
って、その掘り下げ部分の互いに平行な両方の壁(4
3')は、その側板(41)の下端から出発して上方にお
いて一つの曲線壁(43")を介して相互に合体してお
り、この掘り下げ部分の(43)には、曲線壁(43")
の近くにおいて、シャフト(40)が入り込むところの
開口(45)が設けられている、請求項1ないし11の
いずれか1項または複数項に記載のジャカード織機のリ
フター機構。 - 【請求項13】 ローラエレメント(31)の側板(3
6,41)の一方の側板の外面壁の片側において、幅が
広くなった部分(41")の高さ全体に亘っているリセス
(46)が設けられていて、そのリセスの壁が、下方へ
と縦糸に向かって延びているリフターコードの部分を案
内し得る、請求項1ないし12のいずれか1項または複
数項に記載のジャカード織機のリフター機構。 - 【請求項14】 請求項1ないし13のいずれか1項ま
たは複数項に記載の、ジャカード織機の幾つかのリフタ
ー機構の配置において、組み合って働くフックの列の組
み合った対でのフック(29,30)と相互作用するリ
フター機構のローラエレメント(31)が、それら列と
平行して動作する同一のセクション部材(35)上に互
いに隣り合って固定されていることを特徴とする、ジャ
カード織機での幾つかのリフター機構の構成体。 - 【請求項15】 組み合って働くフックの列の組み合っ
た対でのフック(29,30)と相互作用する前記のロ
ーラエレメント(31)は、セクション部材(35)に
固定されているが、そのセクション部材は、その上面に
おいて、少なくとも一つの突起したエッジ(34)を有
していて、そのエッジは、T字形の断面を有して長さ方
向に延びており、その形と寸法は前記のT字形のリセス
(33)と対応しており、そのエッジ(34)に前記の
ローラエレメント(31)が、T字形のエッジ(34)
がT字形のリセス(33)の中に入ることによって固定
されている、請求項14項記載の、ジャカード織機での
幾つかのリフター機構の構成体。 - 【請求項16】 組み合って働くフックの列の組み合っ
てはいない対でのフック(29,30)と相互作用する
ローラエレメント(31)は、隣り合った別々のセクシ
ョン部材(35)に固定されており、それら別々のセク
ション部材(35)は、相互に結合されて、固定または
可動のグレートを形成している、請求項14または15
に記載の、ジャカード織機での幾つかのリフター機構の
構成体。 - 【請求項17】 各セクション部材(35)には、T字
形の断面を有して突起している二つのエッジ(34)が
設けられており、組み合って働くフックの列の相互に近
い対のフックと相互作用するローラエレメント(31)
は、同一のセクション部材(35)または相互に近いセ
クション部材(35)の相互に近いエッジ(34)上に
固定されており、ローラエレメント(31)が相互に近
いセクション部材(35)の相互に近い他のエッジ(3
4)上に固定されているリフター機構は、両者のリフタ
ーコード(47)がその相互に近いセクション部材の間
を下方へと縦糸に向かって延び、前記のリフター機構の
2本のリフターコード(28,47)が結合されている
フック(30)は互いに向き合うように配置されてい
る、請求項14ないし16のいずれか1項に記載のジャ
カード織機での幾つかのリフター機構の構成体。 - 【請求項18】 請求項1ないし17のいずれか1項ま
たは複数項に記載のリフター機構が少なくとも一つ設け
られているジャカード織機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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BE09200461 | 1992-05-19 | ||
BE9200461A BE1005823A3 (nl) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | Takelinrichting voor jacquardmachine. |
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BE (1) | BE1005823A3 (ja) |
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- 1993-05-19 JP JP11743893A patent/JP3544684B2/ja not_active Expired - Fee Related
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