JPH06292039A - Ｔｖ共聴システム - Google Patents
Ｔｖ共聴システムInfo
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- JPH06292039A JPH06292039A JP5074143A JP7414393A JPH06292039A JP H06292039 A JPH06292039 A JP H06292039A JP 5074143 A JP5074143 A JP 5074143A JP 7414393 A JP7414393 A JP 7414393A JP H06292039 A JPH06292039 A JP H06292039A
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- JP
- Japan
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- signal
- channel
- broadcast
- frequency
- circuit
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＴＶ共聴システムおみいて、ＣＳ放送、ＢＳ
放送、ＵＨＦ放送、ＶＨＦ放送等のＴＶ放送を簡易に受
信できるとともに経済性に優れたものとする。 【構成】 使用者が無線式リモコン装置２１により見た
い放送チャンネルを選択すると、チャンネル選択信号が
送出され、ヘッドエンドコンバータ１０では、チャンネ
ル選択信号を受信し、チャンネル制御回路１８からの制
御信号により、選局回路１２で放送チャンネルを選局
し、選局した放送信号を周波数変換回路１３で空きチャ
ンネルの周波数に変換した上でＴＶ受像機４に出力す
る。
放送、ＵＨＦ放送、ＶＨＦ放送等のＴＶ放送を簡易に受
信できるとともに経済性に優れたものとする。 【構成】 使用者が無線式リモコン装置２１により見た
い放送チャンネルを選択すると、チャンネル選択信号が
送出され、ヘッドエンドコンバータ１０では、チャンネ
ル選択信号を受信し、チャンネル制御回路１８からの制
御信号により、選局回路１２で放送チャンネルを選局
し、選局した放送信号を周波数変換回路１３で空きチャ
ンネルの周波数に変換した上でＴＶ受像機４に出力す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＣＳ放送、ＢＳ放送、
ＵＨＦ放送、ＶＨＦ放送等のＴＶ放送を複数のＴＶ受像
機で受信するためのＴＶ共聴システムに関するものであ
る。
ＵＨＦ放送、ＶＨＦ放送等のＴＶ放送を複数のＴＶ受像
機で受信するためのＴＶ共聴システムに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】通常、ＣＳ放送はＣＳ放送用に割り当て
られた周波数１２．５ＧＨｚ〜１２．７５ＧＨｚを発振
周波数１１．２ＧＨｚを有する局部発振機により、ＣＳ
−ＩＦ周波数帯として割り当てられたＣＳコンバータ出
力周波数１３００〜１５５０ＭＨｚに変換し、各ＴＶ受
像機に同軸ケーブルで伝送される。この周波数帯の一部
はＢＳ−ＩＦ信号の周波数帯と重なっている。また、Ｃ
Ｓ放送用衛星は複数あり、それらの放送チャンネルのＣ
Ｓ−ＩＦ信号の周波数帯も重なっている。このため、こ
れらのＴＶ放送を複数のＴＶ受像機で受像しようとする
場合に、通常のＴＶ共聴システムでは混合器で混合され
た各放送信号が分離できないため、以下に示すようなＴ
Ｖ共聴システムで対応していた。
られた周波数１２．５ＧＨｚ〜１２．７５ＧＨｚを発振
周波数１１．２ＧＨｚを有する局部発振機により、ＣＳ
−ＩＦ周波数帯として割り当てられたＣＳコンバータ出
力周波数１３００〜１５５０ＭＨｚに変換し、各ＴＶ受
像機に同軸ケーブルで伝送される。この周波数帯の一部
はＢＳ−ＩＦ信号の周波数帯と重なっている。また、Ｃ
Ｓ放送用衛星は複数あり、それらの放送チャンネルのＣ
Ｓ−ＩＦ信号の周波数帯も重なっている。このため、こ
れらのＴＶ放送を複数のＴＶ受像機で受像しようとする
場合に、通常のＴＶ共聴システムでは混合器で混合され
た各放送信号が分離できないため、以下に示すようなＴ
Ｖ共聴システムで対応していた。
【０００３】図６に示したＴＶ共聴システムでは、ＣＳ
放送の受信と、ＢＳ放送、ＵＨＦ放送、ＶＨＦ放送の受
信とを別系統とし、さらに、２つのＣＳ放送は切換器５
で切り換えるようにしたものである。つまり、ＢＳ放
送、ＵＨＦ放送、ＶＨＦ放送は各々ＢＳアンテナＡ３、
ＵＨＦアンテナＡ４、ＶＨＦアンテナＡ５で受信した放
送信号を混合器１で混合し、同軸ケーブル２および直列
ユニット３を介してＢＳチューナーを内蔵したＴＶ受像
機４に送られる。また、ＣＳ放送はＣＳアンテナＡ１、
Ａ２で受信した２つの衛星からの放送信号を切換器５で
どちらかに切り換え、同軸ケーブル２、直列ユニット３
およびＣＳチューナー６を介してＴＶ受像機４に送られ
る。
放送の受信と、ＢＳ放送、ＵＨＦ放送、ＶＨＦ放送の受
信とを別系統とし、さらに、２つのＣＳ放送は切換器５
で切り換えるようにしたものである。つまり、ＢＳ放
送、ＵＨＦ放送、ＶＨＦ放送は各々ＢＳアンテナＡ３、
ＵＨＦアンテナＡ４、ＶＨＦアンテナＡ５で受信した放
送信号を混合器１で混合し、同軸ケーブル２および直列
ユニット３を介してＢＳチューナーを内蔵したＴＶ受像
機４に送られる。また、ＣＳ放送はＣＳアンテナＡ１、
Ａ２で受信した２つの衛星からの放送信号を切換器５で
どちらかに切り換え、同軸ケーブル２、直列ユニット３
およびＣＳチューナー６を介してＴＶ受像機４に送られ
る。
【０００４】図７に示したＴＶ共聴システムでは、２つ
のＣＳアンテナＡ１、Ａ２で受信した放送信号を別系統
の同軸ケーブル２、直列ユニット３およびＣＳチューナ
ー６を介してＴＶ受像機４に送るというものであり、さ
らに、ＣＳアンテナＡ１、Ａ２を切り換えるための切換
器５が各ＴＶ受像機４の近傍に設置されている。
のＣＳアンテナＡ１、Ａ２で受信した放送信号を別系統
の同軸ケーブル２、直列ユニット３およびＣＳチューナ
ー６を介してＴＶ受像機４に送るというものであり、さ
らに、ＣＳアンテナＡ１、Ａ２を切り換えるための切換
器５が各ＴＶ受像機４の近傍に設置されている。
【０００５】また、図８に示したＴＶ共聴システムは、
ＣＳ放送に対しては、チャンネル配列変換装置７を設け
てＣＳ放送のＣＳ−ＩＦ信号の周波数をチャンネル毎に
並べ変え、ＣＳ放送どうしあるいはＣＳ放送とＢＳ放送
のＩＦ信号が重ならないようにした上で混合器８で信号
を混合し、一本の同軸ケーブル２で伝送するようにした
ものである。さらに、分波器９でＣＳ放送と他の放送と
を分離して各ＴＶ受像機４に信号を入力するのである。
ＣＳ放送に対しては、チャンネル配列変換装置７を設け
てＣＳ放送のＣＳ−ＩＦ信号の周波数をチャンネル毎に
並べ変え、ＣＳ放送どうしあるいはＣＳ放送とＢＳ放送
のＩＦ信号が重ならないようにした上で混合器８で信号
を混合し、一本の同軸ケーブル２で伝送するようにした
ものである。さらに、分波器９でＣＳ放送と他の放送と
を分離して各ＴＶ受像機４に信号を入力するのである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図６、図７
に示したＴＶ共聴システムでは、同軸ケーブル２を複数
本設置しなければならず、直列ユニット３も各ＴＶ受像
機４毎に複数個必要となり、施工分も含めてコスト高と
なる。また、図６のＴＶ共聴システムの方はＣＳアンテ
ナＡ１、Ａ２の切り換えのための切換器５がＴＶ受像機
４から離れた場所に設置されることになるので実用的で
はない。
に示したＴＶ共聴システムでは、同軸ケーブル２を複数
本設置しなければならず、直列ユニット３も各ＴＶ受像
機４毎に複数個必要となり、施工分も含めてコスト高と
なる。また、図６のＴＶ共聴システムの方はＣＳアンテ
ナＡ１、Ａ２の切り換えのための切換器５がＴＶ受像機
４から離れた場所に設置されることになるので実用的で
はない。
【０００７】図８に示したＴＶ共聴システムでは、チャ
ンネル配列変換装置７が大掛かりな装置となり、一般家
庭で用いるには経済性に欠ける。また、全てのチャンネ
ルを配列するためには広い周波数帯が必要となり、信号
伝送損失が大きくなりブースタが必要となる。
ンネル配列変換装置７が大掛かりな装置となり、一般家
庭で用いるには経済性に欠ける。また、全てのチャンネ
ルを配列するためには広い周波数帯が必要となり、信号
伝送損失が大きくなりブースタが必要となる。
【０００８】また、これらのＴＶ共聴システムでは、各
ＴＶ受像機４にＣＳチューナー、ＢＳチューナーがない
とこれらの放送が見られない等の問題があった。
ＴＶ受像機４にＣＳチューナー、ＢＳチューナーがない
とこれらの放送が見られない等の問題があった。
【０００９】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、ＣＳ放送、ＢＳ放送、
ＵＨＦ放送、ＶＨＦ放送等のＴＶ放送を簡易に受信でき
るとともに経済性に優れたＴＶ共聴システムを提供する
ことにある。
あり、その目的とするところは、ＣＳ放送、ＢＳ放送、
ＵＨＦ放送、ＶＨＦ放送等のＴＶ放送を簡易に受信でき
るとともに経済性に優れたＴＶ共聴システムを提供する
ことにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、ＣＳ放送やＢＳ放送等の各種放送を受信するアンテ
ナと、前記アンテナで受信された信号を分岐または分配
する分岐・分配手段とを有し、分岐された放送信号を複
数のＴＶ受像機に伝送するようにしたＴＶ共聴システム
において、選局したいチャンネルを示すチャンネル選択
信号を送出する無線式リモコン装置を具備し、前記アン
テナと直列ユニット間に、各種放送のチャンネルを選択
するための選局回路と選局回路で選択された放送信号を
空きチャンネルの周波数の信号に変換するための周波数
変換回路と無線式リモコン装置からのチャンネル選択信
号により、前記選局回路にチャンネル選択信号に応じて
選局するための制御信号を送出するとともに、前記周波
数変換回路に空きチャンネルの周波数に変換するための
制御信号を送出するチャンネル制御回路を具備してなる
ヘッドエンドコンバータを付加したことを特徴とするも
のである。
は、ＣＳ放送やＢＳ放送等の各種放送を受信するアンテ
ナと、前記アンテナで受信された信号を分岐または分配
する分岐・分配手段とを有し、分岐された放送信号を複
数のＴＶ受像機に伝送するようにしたＴＶ共聴システム
において、選局したいチャンネルを示すチャンネル選択
信号を送出する無線式リモコン装置を具備し、前記アン
テナと直列ユニット間に、各種放送のチャンネルを選択
するための選局回路と選局回路で選択された放送信号を
空きチャンネルの周波数の信号に変換するための周波数
変換回路と無線式リモコン装置からのチャンネル選択信
号により、前記選局回路にチャンネル選択信号に応じて
選局するための制御信号を送出するとともに、前記周波
数変換回路に空きチャンネルの周波数に変換するための
制御信号を送出するチャンネル制御回路を具備してなる
ヘッドエンドコンバータを付加したことを特徴とするも
のである。
【００１１】請求項２に記載の発明は、請求項１記載の
発明において、放送信号以外の映像・音声信号を所定の
周波数に変換して送出する送信機を付加し、この送信機
の出力を前記ヘッドエンドコンバータに入力し、ヘッド
エンドコンバータにより前記信号を空きチャンネルの周
波数の信号に変換してＴＶ受像機に送出するようにした
ことを特徴とするものである。
発明において、放送信号以外の映像・音声信号を所定の
周波数に変換して送出する送信機を付加し、この送信機
の出力を前記ヘッドエンドコンバータに入力し、ヘッド
エンドコンバータにより前記信号を空きチャンネルの周
波数の信号に変換してＴＶ受像機に送出するようにした
ことを特徴とするものである。
【００１２】請求項３に記載の発明は、請求項１記載の
発明において、無線式リモコン装置に信号受信部と表示
部を備え、ヘッドエンドコンバータから無線式リモコン
装置に対して割り当てたチャンネルのデータを送信し、
無線式リモコン装置の表示部で前記データの内容を表示
するようにしたことを特徴とするものである。
発明において、無線式リモコン装置に信号受信部と表示
部を備え、ヘッドエンドコンバータから無線式リモコン
装置に対して割り当てたチャンネルのデータを送信し、
無線式リモコン装置の表示部で前記データの内容を表示
するようにしたことを特徴とするものである。
【００１３】
【作用】本発明のテレビ共聴システムにあっては、使用
者が無線式リモコン装置により見たい放送チャンネルを
選択すると、チャンネル選択信号が送出され、ヘッドエ
ンドコンバータでは、チャンネル選択信号を受信し、チ
ャンネル制御回路からの制御信号により、選局回路で放
送チャンネルを選局し、選局した放送信号を周波数変換
回路で空きチャンネルの周波数に変換した上でＴＶ受像
機に出力する。
者が無線式リモコン装置により見たい放送チャンネルを
選択すると、チャンネル選択信号が送出され、ヘッドエ
ンドコンバータでは、チャンネル選択信号を受信し、チ
ャンネル制御回路からの制御信号により、選局回路で放
送チャンネルを選局し、選局した放送信号を周波数変換
回路で空きチャンネルの周波数に変換した上でＴＶ受像
機に出力する。
【００１４】また、ＶＴＲ等からの放送信号以外の信号
を所定の周波数に変換した上で、ヘッドエンドコンバー
タにより空きチャンネルの周波数の信号に変換し、ＴＶ
受像機で受信することも可能である。
を所定の周波数に変換した上で、ヘッドエンドコンバー
タにより空きチャンネルの周波数の信号に変換し、ＴＶ
受像機で受信することも可能である。
【００１５】さらに、ヘッドエンドコンバータから送出
されるチャンネルの情報を無線式リモコン装置に具備し
た信号受信部で受信し、表示部で表示することも可能で
ある。
されるチャンネルの情報を無線式リモコン装置に具備し
た信号受信部で受信し、表示部で表示することも可能で
ある。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。
する。
【００１７】図１は本発明の一実施例を示すテレビ共聴
システムの概略構成図であり、図２はヘッドエンドコン
バータの具体例を示すブロック図である。
システムの概略構成図であり、図２はヘッドエンドコン
バータの具体例を示すブロック図である。
【００１８】Ａ１、Ａ２はＣＳ放送受信用のＣＳアンテ
ナ、Ａ３はＢＳ放送受信用のＢＳアンテナ、Ａ４はＵＨ
Ｆ放送受信用のＵＨＦアンテナ、Ａ５はＶＨＦ放送受信
用のＶＨＦアンテナである。１は混合器であり、アンテ
ナＡ４、Ａ５で受信したＵＨＦ、ＶＨＦ放送信号を混合
するものである。１０はヘッドエンドコンバータであ
り、後述の無線式リモコン装置からのチャンネル選択信
号により、選択された放送信号を選局し、所定の周波数
に変換して出力するものである。３は直列ユニットであ
り、ヘッドエンドコンバータ１０から出力される放送信
号を分岐し、ＴＶ受像機４に送るものである。
ナ、Ａ３はＢＳ放送受信用のＢＳアンテナ、Ａ４はＵＨ
Ｆ放送受信用のＵＨＦアンテナ、Ａ５はＶＨＦ放送受信
用のＶＨＦアンテナである。１は混合器であり、アンテ
ナＡ４、Ａ５で受信したＵＨＦ、ＶＨＦ放送信号を混合
するものである。１０はヘッドエンドコンバータであ
り、後述の無線式リモコン装置からのチャンネル選択信
号により、選択された放送信号を選局し、所定の周波数
に変換して出力するものである。３は直列ユニットであ
り、ヘッドエンドコンバータ１０から出力される放送信
号を分岐し、ＴＶ受像機４に送るものである。
【００１９】２１は無線式リモコンであり、使用者が、
操作ボタン等を操作することにより見たい放送チャンネ
ルを示すチャンネル選択信号を無線により送信するもの
である。
操作ボタン等を操作することにより見たい放送チャンネ
ルを示すチャンネル選択信号を無線により送信するもの
である。
【００２０】１０はヘッドエンドコンバータであり、分
配回路１１、選局回路１２、周波数変換回路１３、混合
回路１４、増幅回路１５、アンテナ１６、チャンネル選
択信号送受信回路１７およびチャンネル制御回路１８を
有してなる。ヘッドエンドコンバータ１０には、ＩＮ１
〜ＩＮ４の入力端子から、ＣＳアンテナＡ１で受信した
放送信号のＩＦ信号、ＣＳアンテナＡ２で受信した放送
信号のＩＦ信号、ＢＳアンテナＡ３で受信した放送信号
のＩＦ信号およびＵＨＦ、ＶＨＦアンテナＡ４、Ａ５で
受信した各放送信号の混合された信号が各々入力され
る。分配回路１１は、各入力端子ＩＮ１〜ＩＮ３に対応
して設けられており、ＩＦ信号に対して各々のチャンネ
ルの数に分配する。選局回路１２は、チャンネル制御回
路１８からの制御信号によって、各ＩＮ１〜ＩＮ３の入
力端子から入力された放送信号毎に、選択すべきチャン
ネルを選局するものであり、放送チャンネルの数に対応
したフィルタで構成される。周波数変換回路１３は、チ
ャンネル制御回路１８からの制御信号により、空きチャ
ンネルの周波数の信号に変換するものである。つまり、
選局回路１２で選局されたチャンネルの信号を、その時
点で使用されていないチャンネルの周波数に変換するの
である。混合回路１４は、周波数変換回路１２により周
波数変換された各放送信号を混合するものである。増幅
回路１５は、混合回路１４で混合された信号を増幅し、
出力端子ＯＵＴからＴＶ受像機４に送出するものであ
る。チャンネル選択信号送受信回路１７は、無線式リモ
コン２１から送出されるチャンネル選択信号をアンテナ
１６を介して受信したり、チャンネル情報をアンテナ１
６を介して送信したりするものである。チャンネル制御
回路１８は、チャンネル選択信号送受信回路１７から出
力されるチャンネル選択信号により、選局回路１２に対
して選局すべきチャンネルを示す信号を制御信号として
出力するとともに、空きチャンネルの情報を常に把握し
ておき、周波数変換回路１３へは、選局回路１２により
選局されたチャンネルの放送信号を、空きチャンネルの
周波数に変換させるための制御信号を送出するのであ
る。
配回路１１、選局回路１２、周波数変換回路１３、混合
回路１４、増幅回路１５、アンテナ１６、チャンネル選
択信号送受信回路１７およびチャンネル制御回路１８を
有してなる。ヘッドエンドコンバータ１０には、ＩＮ１
〜ＩＮ４の入力端子から、ＣＳアンテナＡ１で受信した
放送信号のＩＦ信号、ＣＳアンテナＡ２で受信した放送
信号のＩＦ信号、ＢＳアンテナＡ３で受信した放送信号
のＩＦ信号およびＵＨＦ、ＶＨＦアンテナＡ４、Ａ５で
受信した各放送信号の混合された信号が各々入力され
る。分配回路１１は、各入力端子ＩＮ１〜ＩＮ３に対応
して設けられており、ＩＦ信号に対して各々のチャンネ
ルの数に分配する。選局回路１２は、チャンネル制御回
路１８からの制御信号によって、各ＩＮ１〜ＩＮ３の入
力端子から入力された放送信号毎に、選択すべきチャン
ネルを選局するものであり、放送チャンネルの数に対応
したフィルタで構成される。周波数変換回路１３は、チ
ャンネル制御回路１８からの制御信号により、空きチャ
ンネルの周波数の信号に変換するものである。つまり、
選局回路１２で選局されたチャンネルの信号を、その時
点で使用されていないチャンネルの周波数に変換するの
である。混合回路１４は、周波数変換回路１２により周
波数変換された各放送信号を混合するものである。増幅
回路１５は、混合回路１４で混合された信号を増幅し、
出力端子ＯＵＴからＴＶ受像機４に送出するものであ
る。チャンネル選択信号送受信回路１７は、無線式リモ
コン２１から送出されるチャンネル選択信号をアンテナ
１６を介して受信したり、チャンネル情報をアンテナ１
６を介して送信したりするものである。チャンネル制御
回路１８は、チャンネル選択信号送受信回路１７から出
力されるチャンネル選択信号により、選局回路１２に対
して選局すべきチャンネルを示す信号を制御信号として
出力するとともに、空きチャンネルの情報を常に把握し
ておき、周波数変換回路１３へは、選局回路１２により
選局されたチャンネルの放送信号を、空きチャンネルの
周波数に変換させるための制御信号を送出するのであ
る。
【００２１】ここで、ヘッドエンドコンバータ１０から
送出されるチャンネル周波数としては、ＣＳ放送を （１）そのままの周波数 （２）選択した放送チャンネルの周波数がＢＳ−ＩＦ、
あるいはＣＳ−ＩＦ放送チャンネルと重なって送出する
ことになってしまう場合には、ＣＳ−ＩＦの別の放送チ
ャンネルに変換した周波数 （３）ＵＨＦ、ＶＨＦ放送の空きチャンネルに変換した
周波数 のいずれかで送出することになる。
送出されるチャンネル周波数としては、ＣＳ放送を （１）そのままの周波数 （２）選択した放送チャンネルの周波数がＢＳ−ＩＦ、
あるいはＣＳ−ＩＦ放送チャンネルと重なって送出する
ことになってしまう場合には、ＣＳ−ＩＦの別の放送チ
ャンネルに変換した周波数 （３）ＵＨＦ、ＶＨＦ放送の空きチャンネルに変換した
周波数 のいずれかで送出することになる。
【００２２】また、ＢＳ放送を （１）そのままの周波数 （２）ＵＨＦ、ＶＨＦ放送の空きチャンネルに変換した
周波数 のいずれかで送出することになる。
周波数 のいずれかで送出することになる。
【００２３】図１で示した例は、ＣＳ放送あるいはＢＳ
放送をＵＨＦ、ＶＨＦ放送の空きチャンネルに変換して
伝送する場合の例であり、この場合、ＣＳ放送あるいは
ＢＳ放送のためのチューナーは必要ない。
放送をＵＨＦ、ＶＨＦ放送の空きチャンネルに変換して
伝送する場合の例であり、この場合、ＣＳ放送あるいは
ＢＳ放送のためのチューナーは必要ない。
【００２４】また、図３には、ＣＳ放送あるいはＢＳ放
送チャンネルの放送信号をＢＳ−ＩＦあるいはＣＳ−Ｉ
Ｆ信号の周波数帯で伝送する場合のＴＶ共聴システムを
示している。つまり、分波器２２およびＣＳチューナー
６を直列ユニット３とＴＶ受像機４の間に設けて、ヘッ
ドエンドコンバータ１０から出力されるＢＳ−ＩＦ信号
やＣＳ−ＩＦ信号の空きチャンネルの信号に周波数変換
された放送信号を分波器２２によりＢＳ−ＩＦ信号とＣ
Ｓ−ＩＦ信号に分波し、ＢＳ−ＩＦ信号はＴＶ受像機４
に内蔵されたＢＳチューナーにより選局され、ＣＳ−Ｉ
Ｆ信号はＣＳチューナー６で選局され、ＴＶ受像機４で
受像することができるのである。
送チャンネルの放送信号をＢＳ−ＩＦあるいはＣＳ−Ｉ
Ｆ信号の周波数帯で伝送する場合のＴＶ共聴システムを
示している。つまり、分波器２２およびＣＳチューナー
６を直列ユニット３とＴＶ受像機４の間に設けて、ヘッ
ドエンドコンバータ１０から出力されるＢＳ−ＩＦ信号
やＣＳ−ＩＦ信号の空きチャンネルの信号に周波数変換
された放送信号を分波器２２によりＢＳ−ＩＦ信号とＣ
Ｓ−ＩＦ信号に分波し、ＢＳ−ＩＦ信号はＴＶ受像機４
に内蔵されたＢＳチューナーにより選局され、ＣＳ−Ｉ
Ｆ信号はＣＳチューナー６で選局され、ＴＶ受像機４で
受像することができるのである。
【００２５】図４は、上述のＴＶ共聴システムにおい
て、さらに、ＶＴＲやレーザーディスク等からの信号を
複数のＴＶ受像機で受信する場合のシステムであり、Ｖ
ＴＲ２４からの信号を直列ユニット３に接続されるＨＦ
帯送信機２３に入力し、ＨＦ帯送信機２３でＨＦ帯チャ
ンネル周波数のビデオ信号、音声信号に変換し、ヘッド
エンドコンバータ１０の出力端子ＯＵＴに送出する。ヘ
ッドエンドコンバータ１０では、図５に示すように、図
２で示した回路に、分離回路１９および周波数変換回路
２０を付加し、出力端子ＯＵＴから入力されたＨＦ帯チ
ャンネル周波数のビデオ信号、音声信号を、分離回路１
９により増幅回路１５から出力される出力信号と分離
し、前記ＨＦ帯チャンネル周波数のビデオ信号、音声信
号を、チャンネル制御回路１８からの制御信号により、
ＵＨＦ帯、ＶＨＦ帯の空きチャンネルの周波数に変換し
た上で、ＴＶ受像機４に送出するのである。ここで、本
実施例では、ＶＴＲ２４からの信号をＨＦ帯送信機２３
でＨＦ帯チャンネル周波数のビデオ信号、音声信号に変
換したが、他の周波数帯であってもよいことは言うまで
もない。
て、さらに、ＶＴＲやレーザーディスク等からの信号を
複数のＴＶ受像機で受信する場合のシステムであり、Ｖ
ＴＲ２４からの信号を直列ユニット３に接続されるＨＦ
帯送信機２３に入力し、ＨＦ帯送信機２３でＨＦ帯チャ
ンネル周波数のビデオ信号、音声信号に変換し、ヘッド
エンドコンバータ１０の出力端子ＯＵＴに送出する。ヘ
ッドエンドコンバータ１０では、図５に示すように、図
２で示した回路に、分離回路１９および周波数変換回路
２０を付加し、出力端子ＯＵＴから入力されたＨＦ帯チ
ャンネル周波数のビデオ信号、音声信号を、分離回路１
９により増幅回路１５から出力される出力信号と分離
し、前記ＨＦ帯チャンネル周波数のビデオ信号、音声信
号を、チャンネル制御回路１８からの制御信号により、
ＵＨＦ帯、ＶＨＦ帯の空きチャンネルの周波数に変換し
た上で、ＴＶ受像機４に送出するのである。ここで、本
実施例では、ＶＴＲ２４からの信号をＨＦ帯送信機２３
でＨＦ帯チャンネル周波数のビデオ信号、音声信号に変
換したが、他の周波数帯であってもよいことは言うまで
もない。
【００２６】無線式リモコン装置２１に、信号受信部
（図示せず）および表示部２１ａを具備し、ヘッドエン
ドコンバータ１０のチャンネル選択信号送受信回路１７
から無線式リモコン装置２１に対して、割り当てた周波
数あるいはチャンネルのデータを無線により送信し、信
号受信部で受信し、前記表示部２１ａにてその情報を表
示するようにすれば、無線式リモコン装置の使用者は、
表示部２１ａに表示されたチャンネルの情報により割り
当てられたチャンネルの情報等を知った上で操作するこ
とができるのである。
（図示せず）および表示部２１ａを具備し、ヘッドエン
ドコンバータ１０のチャンネル選択信号送受信回路１７
から無線式リモコン装置２１に対して、割り当てた周波
数あるいはチャンネルのデータを無線により送信し、信
号受信部で受信し、前記表示部２１ａにてその情報を表
示するようにすれば、無線式リモコン装置の使用者は、
表示部２１ａに表示されたチャンネルの情報により割り
当てられたチャンネルの情報等を知った上で操作するこ
とができるのである。
【００２７】なお、ヘッドエンドコンバータ１０から無
線式リモコン装置２１に対してチャンネル情報を送信す
る必要がない場合は、チャンネル選択信号送受信回路１
７は、受信機能だけあればよく、送信機能は不必要とな
る。
線式リモコン装置２１に対してチャンネル情報を送信す
る必要がない場合は、チャンネル選択信号送受信回路１
７は、受信機能だけあればよく、送信機能は不必要とな
る。
【００２８】
【発明の効果】以上のように、本発明のテレビ共聴シス
テムによれば、使用者が無線式リモコン装置により見た
い放送チャンネルを選択すると、チャンネル選択信号が
送出され、ヘッドエンドコンバータでは、チャンネル選
択信号を受信し、チャンネル制御回路からの制御信号に
より、選局回路で放送チャンネルを選局し、選局した放
送信号を周波数変換回路で空きチャンネルの周波数に変
換した上でＴＶ受像機に出力するようにしたので、ＣＳ
放送、ＢＳ放送、ＵＨＦ放送、ＶＨＦ放送等のＴＶ放送
を簡易に受信できるとともに経済性に優れたＴＶ共聴シ
ステムが提供できた。
テムによれば、使用者が無線式リモコン装置により見た
い放送チャンネルを選択すると、チャンネル選択信号が
送出され、ヘッドエンドコンバータでは、チャンネル選
択信号を受信し、チャンネル制御回路からの制御信号に
より、選局回路で放送チャンネルを選局し、選局した放
送信号を周波数変換回路で空きチャンネルの周波数に変
換した上でＴＶ受像機に出力するようにしたので、ＣＳ
放送、ＢＳ放送、ＵＨＦ放送、ＶＨＦ放送等のＴＶ放送
を簡易に受信できるとともに経済性に優れたＴＶ共聴シ
ステムが提供できた。
【００２９】また、ＶＴＲ等からの放送信号以外の信号
を所定の周波数に変換した上で、ヘッドエンドコンバー
タにより空きチャンネルの周波数の信号に変換し、ＴＶ
受像機で受信するようにすれば、ＶＴＲ等からの放送信
号以外の映像信号や音声信号も受信することができるの
である。
を所定の周波数に変換した上で、ヘッドエンドコンバー
タにより空きチャンネルの周波数の信号に変換し、ＴＶ
受像機で受信するようにすれば、ＶＴＲ等からの放送信
号以外の映像信号や音声信号も受信することができるの
である。
【００３０】さらに、ヘッドエンドコンバータから送出
されるチャンネルの情報を無線式リモコン装置に具備し
た信号受信部で受信し、表示部で表示するようにすれ
ば、無線式リモコン装置の使用者は、割り当てられたチ
ャンネルの情報等を知った上で操作することができるの
である。
されるチャンネルの情報を無線式リモコン装置に具備し
た信号受信部で受信し、表示部で表示するようにすれ
ば、無線式リモコン装置の使用者は、割り当てられたチ
ャンネルの情報等を知った上で操作することができるの
である。
【図１】本発明のテレビ共聴システムの一実施例を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図２】同上に係るヘッドエンドコンバータの一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図３】本発明のテレビ共聴システムの他の実施例を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図４】本発明のテレビ共聴システムの更に他の実施例
を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
【図５】同上に係るヘッドエンドコンバータの一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図６】従来のテレビ共聴システムを示す概略構成図で
ある。
ある。
【図７】従来のテレビ共聴システムを示す概略構成図で
ある。
ある。
【図８】従来のテレビ共聴システムを示す概略構成図で
ある。
ある。
１ 混合器 ２ 同軸ケーブル ３ 直列ユニット ４ ＴＶ受像機 ５ 切換器 ６ ＣＳチューナー ７ チャンネル配列変換装置 ８ 混合器 ９ 分波器 １０ ヘッドエンドコンバータ １１ 分配回路 １２ 選局回路 １３ 周波数変換回路 １４ 混合回路 １５ 増幅回路 １６ アンテナ １７ チャンネル選択信号送受信回路 １８ チャンネル制御回路 １９ 分離回路 ２０ 周波数変換回路 ２１ 無線式リモコン装置 ２１ａ 表示部 ２２ 分波器 ２３ ＨＦ帯送信機 ２４ ＶＴＲ Ａ１ ＣＳアンテナ Ａ２ ＣＳアンテナ Ａ３ ＢＳアンテナ Ａ４ ＵＨＦアンテナ Ａ５ ＶＨＦアンテナ ＩＮ１ 入力端子 ＩＮ２ 入力端子 ＩＮ３ 入力端子 ＩＮ４ 入力端子 ＯＵＴ 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 正彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 池田 光治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 ＣＳ放送やＢＳ放送等の各種放送を受信
するアンテナと、前記アンテナで受信された信号を分岐
または分配する分岐・分配手段とを有し、分岐された放
送信号を複数のＴＶ受像機に伝送するようにしたＴＶ共
聴システムにおいて、選局したいチャンネルを示すチャ
ンネル選択信号を送出する無線式リモコン装置を具備
し、前記アンテナと分岐・分配手段間に、各種放送のチ
ャンネルを選択するための選局回路と選局回路で選択さ
れた放送信号を空きチャンネルの周波数の信号に変換す
るための周波数変換回路と無線式リモコン装置からのチ
ャンネル選択信号により、前記選局回路にチャンネル選
択信号に応じて選局するための制御信号を送出するとと
もに、前記周波数変換回路に空きチャンネルの周波数に
変換するための制御信号を送出するチャンネル制御回路
を具備してなるヘッドエンドコンバータを付加したこと
を特徴とするＴＶ共聴システム。 - 【請求項２】 放送信号以外の映像・音声信号を所定の
周波数に変換して送出する送信機を付加し、この送信機
の出力を前記ヘッドエンドコンバータに入力し、ヘッド
エンドコンバータにより前記信号を空きチャンネルの周
波数の信号に変換してＴＶ受像機に送出するようにした
ことを特徴とする請求項１記載のＴＶ共聴システム。 - 【請求項３】 無線式リモコン装置に信号受信部と表示
部を備え、ヘッドエンドコンバータから無線式リモコン
装置に対して割り当てたチャンネルのデータを送信し、
無線式リモコン装置の表示部で前記データの内容を表示
するようにしたことを特徴とする請求項１記載のＴＶ共
聴システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5074143A JPH06292039A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | Ｔｖ共聴システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5074143A JPH06292039A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | Ｔｖ共聴システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06292039A true JPH06292039A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13538662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5074143A Pending JPH06292039A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | Ｔｖ共聴システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06292039A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006511108A (ja) * | 2002-12-06 | 2006-03-30 | トムソン ライセンシング | リモート・チューニング／クロック同期化の方法およびシステム |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP5074143A patent/JPH06292039A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006511108A (ja) * | 2002-12-06 | 2006-03-30 | トムソン ライセンシング | リモート・チューニング／クロック同期化の方法およびシステム |
| US7991014B2 (en) | 2002-12-06 | 2011-08-02 | Thomson Licensing | Method and system for remote tuning and clock synchronization |
| JP4807642B2 (ja) * | 2002-12-06 | 2011-11-02 | トムソン ライセンシング | リモート・チューニング／クロック同期化の方法およびシステム |
| US8929403B2 (en) | 2002-12-06 | 2015-01-06 | Thomson Licensing | Method and system for remote tuning and clock synchronization |
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