JPH06291695A - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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Publication number
JPH06291695A
JPH06291695A JP7410893A JP7410893A JPH06291695A JP H06291695 A JPH06291695 A JP H06291695A JP 7410893 A JP7410893 A JP 7410893A JP 7410893 A JP7410893 A JP 7410893A JP H06291695 A JPH06291695 A JP H06291695A
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JP
Japan
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signal
phase
local oscillator
output
frequency
Prior art date
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Application number
JP7410893A
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English (en)
Inventor
Hideki Taniguchi
口 秀 樹 谷
Atsushi Ogawa
川 敦 小
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 局部発振器の出力信号位相のずれに起因する
位相ノイズを減少させることのできる信号処理回路を得
る。 【構成】 入力信号を第1の信号によって周波数変換
し、得られた信号を第2の信号によって周波数変換する
信号処理回路において、第1の信号として、基準周波数
をもとに、位相同期ループにより出力周波数を安定化し
た第1の局部発振器の出力を用い、第2の信号として、
水晶振動子によって発振周波数が決められ、かつ、第1
の回路の位相同期ループの位相差に対応した信号を入力
することによって、第1の局部発振器の出力とは進み遅
れが逆で、かつ、該位相差分だけ位相をずらして出力す
る第2の局部発振器の出力を用いるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AMステレオ信号の受
信回路に用いられるアッパーバージョン方式の信号処理
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の信号処理回路として、図
2に示すものがあった。同図において、RF(無線周波
数)信号が第1ミクサ1の入力信号として加えられ、シ
ンセサイザ形の周波数安定化回路10の出力信号と混合さ
れ、例えば、両周波数の和に対応する中間周波信号に変
換される。この中間周波信号は、中間周波フィルタ2を
介して、第2ミクサ3の入力信号として加えられ、局部
発振器20の出力信号と混合されて、例えば、両周波数の
差に対応する中間周波信号に変換される。この中間周波
信号は、もう一つの中間周波フィルタ4を介して、中間
周波アンプ5に加えられ、ここで増幅された後、AMス
テレオデコーダ6に入力される。AMステレオデコーダ
6はステレオ放送のL、R音声信号に再生する。
【0003】周波数安定化回路10は、第1局部発振器1
1、プログラマブル分周器12、基準発振器13、位相比較
回路14及び低域フィルタ15によって構成されている。こ
こで、第1局部発振器11の出力周波数はプログラマブル
分周器12によって分周され、その位相と基準発振器13の
出力信号の位相とが位相比較回路14によって比較され、
位相差に対応した信号が出力される。この位相差に対応
した信号は、低域フィルタ15を介して、第1局部発振器
11にフィードバックされる。第1局部発振器11はフィー
ドバック信号に対応して出力周波数を変化させる。これ
によって、安定度の高い局部発振周波数が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のアッパ
ーバージョン方式の信号処理回路にあっては、第1局部
発振器11として、例えば、発振周波数が10MHz 程度の
ものを用いている。このように、高い周波数で発振させ
た場合には位相がずれやすく、この位相のずれがAMス
テレオ信号の受信時のノイズ成分となりSN比を悪くす
るという問題があった。因みに、第1局部発振器11の位
相のずれを小さくするには、低域フィルタ15として、遮
断周波数の近傍におけるゲインの減衰特性が急俊なもの
を用いることが考えられるが、この方法には限界があっ
た。
【0005】この発明は上記の問題点を解決するために
なされたもので、局部発振器の出力信号位相のずれに起
因する位相ノイズを減少させることのできる信号処理回
路を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力信号を第
1の信号によって周波数変換し、得られた信号を第2の
信号によって周波数変換する信号処理回路において、第
1の信号として、基準周波数をもとに、位相同期ループ
により出力周波数を安定化した第1の局部発振器の出力
を用い、第2の信号として、水晶振動子によって発振周
波数が決められ、かつ、第1の回路の位相同期ループの
位相差に対応した信号を入力することによって、第1の
局部発振器の出力とは位相の進み遅れが逆で、かつ、該
位相差分だけ位相をずらして出力する第2の局部発振器
の出力を用いるものである。
【0007】
【作用】この発明においては、第1局部発振器11の出力
信号に位相遅れ(又は位相進み)があれば、その位相差
に対応する値だけ第2の局部発振器の出力信号に位相進
み(又は位相遅れ)を生じさせるので、第1の局部発振
器の位相のずれに起因する位相ノイズを低減させること
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例によって詳
細に説明する。図1はこの発明の一実施例の構成を示す
ブロック図であり、主要な要素についてのみ、回路図で
示してある。図中、図2と同一の符号を付したものはそ
れぞれ同一の要素を示している。そして、局部発振器20
の代わりに、低域フィルタ21及び第2局部発振器22を用
いた点が図2と構成を異にしている。ここで、周波数安
定化回路10を構成する位相比較回路14の出力端子が、低
域フィルタ21を介して、第2局部発振器22の入力端子に
接続され、この第2局部発振器22の出力端子が第2ミク
サ3に接続されている。
【0009】なお、第2局部発振器22としては、演算増
幅器26の入出力端子間に、抵抗器27及び水晶振動子28が
並列に接続され、さらに、演算増幅器26の入力端子と接
地点との間にコンデンサ25及び可変容量ダイオード24が
直列に接続されると共に、一端を外部からの信号入力端
とする入力抵抗23の他端がコンデンサ25及び可変容量ダ
イオード24の相互接続点に接続され、演算増幅器26の出
力端子は、コンデンサ29を介して接地点に接続されると
共に、外部への信号出力端子とするものを用いている。
これは、水晶振動子28によって発振周波数が決められ、
しかも、入力信号レベルに応じて、出力信号の位相を変
化させるものである。
【0010】上記のように構成された本実施例の動作に
ついて、特に、図2と構成を異にする部分を中心にして
以下に説明する。
【0011】周波数安定化回路10において、第1局部発
振器11の出力信号に位相の進み、遅れがあれば、位相差
に対応した信号が位相比較回路14から出力される。例え
ば、第1局部発振器11の出力信号位相の進みが大きくな
るほど位相比較回路14の出力信号レベルは大きく、反対
に、第1局部発振器11の出力信号位相の遅れが大きくな
るほど位相比較回路14の出力信号レベルは小さくなるも
のとする。この信号は、低域フィルタ21を介して、第2
局部発振器22に入力される。
【0012】第2局部発振器22は、水晶振動子28によっ
て安定した周波数で発振しており、入力信号のレベルが
大きいとき出力信号位相を遅れ側にし、入力信号レベル
が小さいとき出力信号位相を進み側にする。従って、第
1局部発振器11の出力信号位相が進み側にあれば、第2
局部発振器22の入力信号レベルは増大し、その出力信号
位相は遅れ側に制御される。反対に、第1局部発振器11
の出力信号位相が遅れ側にあれば、第2局部発振器22の
入力信号レベルは減少し、その出力信号位相は進み側に
制御される。
【0013】この結果、第1局部発振器11の位相のずれ
に伴う位相ノイズを、第2局部発振器22の出力信号位相
の制御によって打ち消すことができる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように本発
明によれぱ、局部発振器の出力信号の位相のずれに起因
するノイズを減少させることができ、AMステレオ信号
の受信時のSN比を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】従来の信号処理回路の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 第1ミクサ 3 第2ミクサ 10 周波数安定化回路 11 第1局部発振器 12 プログラマブル分周器 13 基準発振器 14 位相比較回路 22 第2局部発振器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を第1の信号によって周波数変換
    し、得られた信号を第2の信号によって周波数変換する
    信号処理回路において、 前記第1の信号として、基準周波数をもとに、位相同期
    ループにより出力周波数を安定化した第1の局部発振器
    の出力を用い、 前記第2の信号として、水晶振動子によって発振周波数
    が決められ、かつ、前記第1の回路の位相同期ループの
    位相差に対応した信号を入力することによって、前記第
    1の局部発振器の出力とは位相の進み遅れが逆で、か
    つ、該位相差分だけ位相をずらして出力する第2の局部
    発振器の出力を用いる、 ことを特徴とする信号処理回路。
  2. 【請求項2】前記第1の信号を発生する回路は、電圧に
    よって発信周波数が定まる第1の局部発信器と、この第
    1の局部発信器に対して、所定の比率の低周波信号を出
    力する基準発信器と、前記第1の局部発信器の出力を前
    記基準発信器と同じ周波数まで分周するプログラマブル
    分周器と、このプログラマブル分周器の出力信号位相と
    前記分周器の出力信号位相との差に対応した電圧信号を
    出力し、前記第1の局部発信器に加える位相比較回路と
    を備え、 前記第2の局部発信器は、演算増幅器と、水晶振動子及
    び第1の抵抗器が並列に接続され、その両端が前記演算
    増幅器の入出力端子間に接続された並列接続回路と、第
    1のコンデンサ、可変容量ダイオード及び第2のコンデ
    ンサが順次直列に接続され、その両端が前記演算増幅器
    の入出力端子間に接続された直列接続回路と、一端が前
    記位相比較回路の出力端に接続され、他端が前記第1の
    コンデンサと前記可変容量ダイオードとの相互接続点に
    接続された第2の抵抗器とを備え、前記可変容量ダイオ
    ードと前記第2のコンデンサとの相互接続点から前記第
    2の信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の
    信号処理回路。
JP7410893A 1993-03-31 1993-03-31 信号処理回路 Pending JPH06291695A (ja)

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JP7410893A JPH06291695A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 信号処理回路

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JPH06291695A true JPH06291695A (ja) 1994-10-18

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