JPH0629116U - 変圧器コイル - Google Patents

変圧器コイル

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Publication number
JPH0629116U
JPH0629116U JP6971792U JP6971792U JPH0629116U JP H0629116 U JPH0629116 U JP H0629116U JP 6971792 U JP6971792 U JP 6971792U JP 6971792 U JP6971792 U JP 6971792U JP H0629116 U JPH0629116 U JP H0629116U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
cooling
sheet
cooling duct
conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6971792U
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English (en)
Inventor
幹彦 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takaoka Electric Mfg Co Ltd filed Critical Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変圧器コイルにおいて、コイル内に配置する
冷却ダクト内の冷却媒体の流通を容易にし、コイルの冷
却効果の向上をはかる。 【構成】 口出し導体７，８の外面側に配置する冷却ダ
クト１２，１３を、コイル１１の高さ寸法より長く形成
し、台板１４を口出し導体７，８の外面に当接する向き
とし、口出し導体７，８の引出し方向に沿ってコイル１
１の上端面より突出させて、シート状導体３とシート状
絶縁紙４を巻回しコイル１１を形成する。また、口出し
導体７，８はコイル１１より突出した冷却ダクト１２，
１３の上端部で折り曲げる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、シート状導体が巻回される変圧器コイルに関する。
【０００２】
【従来の技術】
変圧器コイルにおいて、従来一般に、シート状導体を用いる場合があり、一例 として図２、図３に示すように、コイル１はボビン２にシート状導体３とシート 状絶縁紙４および冷却媒体によるコイル１内の熱を放出するための冷却ダクト５ ，６を巻回して形成する。図３は図２の×−×断面を示したもので、シート状導 体３は巻回する巻始め端と巻終り端に幅広の薄導体を複数枚積層した口出し導体 ７，８が溶着され、コイル１の上端面より突出させて形成する。 また、冷却ダクト５，６は図４に示すように、コイル１の高さとほぼ等しい絶 縁材の台板９にダクトピース１０を固着し形成したもので、シート状導体３の層 間および口出し導体７，８の外面等に配置されて巻回される。 上記コイル１の上端面より突出した口出し導体７，８は、他のコイルの口出し 導体（図示せず）との接続を容易にするため図３の二点鎖線で示すように、コイ ル１の上端面で折り曲げ加工される。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の変圧器コイルにおいては、幅広の口出し導体７，８を他 のコイルの口出し導体との接続を容易にするためコイル１の上端面で折り曲げる ため、口出し導体７，８の外面側に配置した冷却ダクト５，６のコイル上端面側 の冷却媒体流出口部が塞がれる形状となり、冷却効果を著るしく阻害する欠点が ある。 そこで、この考案は、シート状導体を巻回した変圧器コイルにおいて、口出し 導体を折り曲げても、冷却ダクトの冷却効果を損なわないようにしたものである 。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この考案においては、口出し導体の外面側に配置する冷却ダクトをコイル高さ より長く形成し、冷却ダクトの台板を口出し導体の外面に当接する向きに配置し 、冷却ダクトを口出し導体の引出し方向に沿ってコイルの一端面より突出させ、 その突出した冷却ダクトの突出端部で口出し導体を折り曲げる。
【０００５】
【作用】
上記のように構成された、この考案の変圧器コイルにおいては、コイルの一端 面より突出した冷却ダクトの側面部で冷却媒体の流出入路を形成するので、冷却 媒体の流出入が容易になる。
【０００６】
【実施例】
図１は、この考案の変圧器コイルの一例で、口出し導体７，８を設けたシート 状導体３と、シート状絶縁紙４と、冷却ダクト１２，１３を配置し巻回してコイ ル１１を構成する。口出し導体７，８の外面側に配置する冷却ダクト１２，１３ は、その高さ寸法をコイル高さより長く形成し、台板１４が口出し導体７，８の 外面に当接する向きとし、コイル１１上端面より口出し導体７，８の引出し方向 に沿って突出させる。 この場合、口出し導体７，８は図１の二点鎖線のように冷却ダクト１２，１３ の突出端部で折り曲げる。冷却媒体は冷却ダクト１２，１３内を矢印のように流 出する。 なお、コイルの下端より口出し導体が突出する場合は、冷却ダクトをコイル下 端より突出させて配置すればよい。
【０００７】
【考案の効果】
上述したように、この考案によれば、口出し導体の外面側に配置する冷却ダク トをコイル高さより長くして、コイル一端面より突出させ、その突出端で口出し 導体を折り曲げることにより、口出し導体の折り曲げ部が冷却ダクト内を通る冷 却媒体の流出入口を塞ぐことがなく、コイルの冷却効果を向上することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案の変圧器コイルの一例を示す縦断面図
である。
【図２】従来の変圧器コイルの一例を示す一部平面図で
ある。
【図３】図２の×ー×断面図である。
【図４】冷却ダクトの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１，１１ コイル ２ ボビン ３ シート状導体 ４ シート状絶縁紙 ５，６，１２，１３ 冷却ダクト ７，８ 口出し導体 ９，１４ 台板 １０ ダクトピース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 シート状導体に設けた口出し導体の外面
    側に配置する冷却ダクトをコイルの高さより長く形成
    し、 その冷却ダクトの台板を口出し導体の外面に当接させ、
    かつ冷却ダクトを口出し導体の引出し方向に沿ってコイ
    ルの一端面より突出させて、シート状導体、冷却ダクト
    およびシート状絶縁紙を巻回し、 冷却ダクトのコイルよりの突出端部で口出し導体を折り
    曲げた、 変圧器コイル。
JP6971792U 1992-09-11 1992-09-11 変圧器コイル Pending JPH0629116U (ja)

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JPH0629116U true JPH0629116U (ja) 1994-04-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020021907A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 東芝インフラシステムズ株式会社 モールド形静止誘導機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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