JP3027804U - 超薄モータのステータ - Google Patents

超薄モータのステータ

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JP3027804U
JP3027804U JP1996001362U JP136296U JP3027804U JP 3027804 U JP3027804 U JP 3027804U JP 1996001362 U JP1996001362 U JP 1996001362U JP 136296 U JP136296 U JP 136296U JP 3027804 U JP3027804 U JP 3027804U
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insulating plate
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lower insulating
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JP1996001362U
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English (en)
Inventor
陳富英 洪
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陳富英 洪
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超薄モータのステータでは、後続の銅線捲き
の作業を容易かつ順調に進めることができず、製品の不
良率を低くすることができなかった。 【解決手段】 絶縁材質で上、下絶縁板を製造し、その
中心に中心穴が形成され、外周に数個のプロテクターが
設けられ、プロテクターの終端にプロテクター縁が形成
されることによりプロテクター壁が形成され、珪素鋼板
はプロテクター壁の範囲内に納められ、金属材質で製造
された固定部品により緊密に結合され、回路板の固定穴
に溶接で固定されるよう構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、超薄モータのステータに関するものである。 携帯用又は卓上型のコンピュータが相次いで発売されてから、その中のCPU 放熱用の放熱扇風機も更に超薄型に向けて設計をしなければならなくなった。 本考案は、その超薄型放熱扇風機に必要とする超薄モータのステータを再び改 良し、更に超薄型の放熱扇風機に適用する超薄モータを提供しようとするもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のステータにあっては、下記のようなものになっている。 A.磁極片の支脚にコイルを銅線巻き、コイルは制御電路を経て脈動電流を通 じてから、ステータコイルに回転する磁場が生じ、ローターを駆動して回転する よう構成したもの。(台湾公告第221590号「放熱扇風機のステータ構造」 ) B.プラスチック座にコイルを銅線巻き、コイル両側のプラスチック座にそれ ぞれ上下磁極片が結合され、それにより放熱扇風機モータのステータ構造が組合 わせられるように構成したもの。(台湾公告第223374号「小型放熱扇風機 のステータ結合構造」及び台湾公告第236471号「小型放熱扇風機のステー タ結合構造」) C.上下磁極片の間にコイル座を設け、コイルから生じた回転磁場は磁極片を 経て磁極誘電が形成され、それによりローターの永久磁石を駆動して交互に排斥 する作用が形成されるため、回転する運動が生じるよう構成したもの。(台湾公 告第235064号「直流放熱扇風機の構造改良」)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 上述した従来の技術に掲示された構造については、すべてコイルをもって磁極 片と配合してステータの構造を構成するものであり、コイル座はコイル及び磁極 片が結合して固定するのに用いられるものである。 しかし、上述した従来の技術の構造は、その放熱扇風機の総厚さに対し、ロー ターの駆動が制限されていることにより、その厚さを大幅に縮減することはでき ない。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、 その目的とするところは、次のようなことのできるものを提供しようとするもの である。 本考案は、モータのステータは珪素鋼板、絶縁板および銅線より構成されてい るものであり、珪素鋼板の厚さが薄ければ薄い程モータのステータも相対的に薄 くなり、そのために如何に最も薄い珪素鋼板を、銅線を捲き付ける前において絶 縁板を珪素鋼板に確実に覆わせ、そして絶縁板と珪素鋼板との間に良好な固定効 果を持たせることが超薄モータの設計においての最大の課題である。 本考案の目的は、より小さい珪素鋼板の厚さを持たせ、そして珪素鋼板と絶縁 板との間は良好な固定効果を持たせるため、後続においての銅線を捲き付ける作 業は容易にかつ順調に進められ、製品の不良率も低くなるように構成されている 超薄モータのステータを提供するものである。 すなわち本考案のものは、絶縁材質を用いて上、下絶縁板1,2を製造し、相 対応する中心穴10,20、プロテクター11,21およびプロテクター縁12 ,22を設け、珪素鋼板3はその間に挟まれて覆われ、上、下絶縁板1,2およ び珪素鋼板3に対応する固定穴13,23,31を設け、固定部品4によって結 合され、更に回路板5に固定されるよう構成されている超薄モータのステータで ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 上絶縁板1、下絶縁板2、珪素鋼板3、固定部品4、回路板5より構成され、 上絶縁板1は絶縁材質で製造され、その中心に中心穴10が形成され、その外周 に数個のプロテクター11が設けられ、プロテクター11の終端にプロテクター 縁12が設けられ、中心穴10、プロテクター11、プロテクター縁12の底面 は平面に形成されているため、珪素鋼板3と密接することができ、プロテクター 縁12に固定穴13が設けられ、固定部品4と緊密に結合するように形成され、 下絶縁板2は絶縁材質で製造され、その中心に中心穴20が形成され、その外周 に上絶縁板1と同じ数個のプロテクター21が設けられ、プロテクター21の終 端にプロテクター縁の22が設けられ、中心穴20、プロテクター21の外側お よびプロテクター縁22の内側の上部縁に突き出ているプロテクター壁24が設 けられ、プロテクター壁24に囲まれた範囲内には珪素鋼板3が納められ、プロ テクター縁22に固定穴23が設けられ、固定部品4と緊密に結合するように形 成され、固定部品4は釘などの金属材質で製造され、上、下絶縁板1,2および 珪素鋼板3の固定穴31を貫通することで緊密に結合するように形成され、固定 部品4は回路板5の固定穴51に溶接され固定されるように形成され、回路板5 に固定穴51が設けられ、固定部品4を固定するのに用いられるように形成され ている超薄モータのステータである。 この場合、下記のように構成することができる。 A.下絶縁板2の底部には下へ突き出ている脚25が設けられ、脚25の位置 は固定穴23の位置とはずれるように形成されているため、貫通している固定部 品4の一部分は露出され、更に下絶縁板2の底部と回路板5との間には適当な隙 間ができるように形成されている。 B.下絶縁板2に設けられているプロテクター壁24を上絶縁板1に設けるこ とができる。
【0005】
【考案の実施の形態】
実施例について図面を参照して説明する。 図1が示す本考案のものは、上絶縁板1、下絶縁板2、珪素鋼板3、固定部品 4、回路板5より構成される。 上絶縁板1は、プラスチックなどの材質より製造され、下絶縁板2と共同で珪 素鋼板3を挟んで覆うことができ、上絶縁板1の中心に中心穴10が形成され、 極数の需要によって適当な数のプロテクター11が形成され、プロテクター11 の終端にプロテクター縁12が形成され、この上絶縁板1の中心穴10、プロテ クター11、プロテクター縁12の底面は平面に形成されているため、珪素鋼板 3と密接することができ、プロテクター縁12に固定穴13が設けられ、固定穴 13は固定部品4が貫通するのに用いられ、両者は緊密に結合するように形成さ れている。 下絶縁板2は、プラスチックなどの材質より製造され、上絶縁板1と共同で珪 素鋼板3を挟んで覆うことができ、下絶縁板2の中心に中心穴20が形成され、 極数の需要によって上絶縁板1と同じ個数のプロテクター21が形成され、プロ テクター21の終端にプロテクター縁22が形成され、この下絶縁板2の中心穴 20、プロテクター21の外側およびプロテクター縁22の内側の上部縁の位置 に突き出ているプロテクター壁24が形成され、プロテクター壁24に囲まれた 範囲内には珪素鋼板3が納められ、プロテクター縁22に固定穴23が設けられ 、固定穴23には固定部品4が貫通することで、両者は緊密に結合するように形 成されている。 下絶縁板2の底部には下へ突き出ている脚25が設けられ、脚25の位置は固 定穴23の位置とはずれるように形成されているため、貫通している固定部品4 の一部分は露出され、更に下絶縁板2の底部と回路板5との間には適当な隙間が できるように形成されているため、銅線6を固定部品4に溶接したり、または銅 線6を引き出したりするのに大変便利である。 珪素鋼板3は、下絶縁板2のプロテクター壁24が囲まれた範囲に納められ、 珪素鋼板3には数個の固定穴31が設けられ、固定穴31は上、下絶縁板1,2 の固定穴13,23と丁度はまりあい、固定部品4は貫通して緊密に結合するよ うに形成されている。 固定部品4は、釘などの金属材質で製造され、上、下絶縁板1,2および珪素 鋼板3の固定穴31を貫通することができ、緊密に結合するように形成され、固 定部品4は回路板5の固定穴51に固定されるように形成されている。 回路板5は従来周知の構造であり、回路板5に数個の固定穴51が設けられ、 固定穴51は固定部品4が緊密に打ち入れられるのに用いられ、溶接によって固 定できるように形成されている。 図2、図3は、本考案の上、下絶縁板1,2と珪素鋼板3が固定部品4によっ て結合されている場合であり、この時に珪素鋼板3は下絶縁板2のプロテクター 壁24が囲まれた範囲に納められ、珪素鋼板3の上部は上絶縁板1によって密接 され、そして固定部品4によって固定され、再び銅線6によって捲き付けられ、 それから図4が示す如く、固定部品4によって回路板5の固定穴51に溶接で固 定されている。 なお、下絶縁板2に設けられているプロテクター壁24を上絶縁板1に設ける こともできる。
【0006】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 本考案は、ステータの珪素鋼板の厚さを最小限に減少することができ、また絶 縁板が珪素鋼板を覆うことによる固定の効果は最良に達することができるため、 銅線捲きの成功率は高くなり、更に製品の不良率も低くなり、実に放熱扇風機の モータの厚さは超薄型の設計に達することができるものである。 上述した構造は本考案の一実施例であり、下絶縁板2に設けられているプロテ クター壁24を上絶縁板1に設けることもでき、そして同じような効果を得るこ とができ、またプロテクター、プロテクター縁および固定穴、固定部品の数と位 置は使用上の需要により変えることができ、これも予知できるべきもので、本考 案の精神とは相符合するべきであり、すべて同じような効果性を有する変換で、 同じ構造のものとみなすべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のものの分解した状態の斜視図である。
【図2】本考案のものの平面図である。
【図3】A−A線断面図である。
【図4】本考案のものの縦断面図である。
【符号の説明】
1 上絶縁板 2 下絶縁板 3 珪素鋼板 4 固定部品 5 回路板 6 銅線 10,20 中心穴 11,21 プロテクター 12,22 プロテクター縁 13,23,31,51 固定穴 24 プロテクター壁 25 脚

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上絶縁板(1)、下絶縁板(2)、珪素
    鋼板(3)、固定部品(4)、回路板(5)より構成さ
    れ、上絶縁板(1)は絶縁材質で製造され、その中心に
    中心穴(10)が形成され、その外周に数個のプロテク
    ター(11)が設けられ、プロテクター(11)の終端
    にプロテクター縁(12)が設けられ、中心穴(1
    0)、プロテクター(11)、プロテクター縁(12)
    の底面は平面に形成されているため、珪素鋼板(3)と
    密接することができ、プロテクター縁(12)に固定穴
    (13)が設けられ、固定部品(4)と緊密に結合する
    ように形成され、下絶縁板(2)は絶縁材質で製造さ
    れ、その中心に中心穴(20)が形成され、その外周に
    上絶縁板(1)と同じ数個のプロテクター(21)が設
    けられ、プロテクター(21)の終端にプロテクター縁
    (22)が設けられ、中心穴(20)、プロテクター
    (21)の外側およびプロテクター縁(22)の内側の
    上部縁に突き出ているプロテクター壁(24)が設けら
    れ、プロテクター壁(24)に囲まれた範囲内には珪素
    鋼板(3)が納められ、プロテクター縁(22)には固
    定穴(23)が設けられ、固定部品(4)と緊密に結合
    するように形成され、固定部品(4)は釘などの金属材
    質で製造され、上、下絶縁板(1,2)および珪素鋼板
    (3)の固定穴(31)を貫通することで緊密に結合す
    るように形成され、固定部品(4)は回路板(5)の固
    定穴(51)に溶接され固定されるように形成され、回
    路板(5)に固定穴(51)が設けられ、固定部品
    (4)を固定するのに用いられるように形成されている
    ことを特徴とする超薄モータのステータ。
  2. 【請求項2】 下絶縁板(2)の底部には下へ突き出て
    いる脚(25)が設けられ、脚(25)の位置は固定穴
    (23)の位置とはずれるように形成されているため、
    貫通している固定部品(4)の一部分は露出され、更に
    下絶縁板(2)の底部と回路板(5)との間には適当な
    隙間ができるように形成されている請求項1記載の超薄
    モータのステータ。
  3. 【請求項3】 下絶縁板(2)に設けられているプロテ
    クター壁(24)を上絶縁板(1)に設けた請求項1記
    載の超薄モータのステータ。
JP1996001362U 1996-02-09 1996-02-09 超薄モータのステータ Expired - Lifetime JP3027804U (ja)

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