JP3083881U - 直流ブラシレスモーターのステータ磁極片の改良構造 - Google Patents
直流ブラシレスモーターのステータ磁極片の改良構造Info
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- JP3083881U JP3083881U JP2001005134U JP2001005134U JP3083881U JP 3083881 U JP3083881 U JP 3083881U JP 2001005134 U JP2001005134 U JP 2001005134U JP 2001005134 U JP2001005134 U JP 2001005134U JP 3083881 U JP3083881 U JP 3083881U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁極片と磁気伝導管の間には比較的大きい面
積を有することにより、磁極片と磁気伝導管の間には比
較的よい磁気伝導効果を獲得することができる直流ブラ
シレスモーターのステータ磁極片の改良構造を提供す
る。 【解決手段】 コイルが巻き付けられて中心孔が穿設さ
れたコイル座の両端に磁極片が設置され、磁極片には磁
極縁端と管状の中心管が形成され、コイル座の両端の磁
極片に形成された磁極縁端は相互に交錯するように形成
され、磁極片の中心管は磁気伝導管によって貫設される
ように構成されている。
積を有することにより、磁極片と磁気伝導管の間には比
較的よい磁気伝導効果を獲得することができる直流ブラ
シレスモーターのステータ磁極片の改良構造を提供す
る。 【解決手段】 コイルが巻き付けられて中心孔が穿設さ
れたコイル座の両端に磁極片が設置され、磁極片には磁
極縁端と管状の中心管が形成され、コイル座の両端の磁
極片に形成された磁極縁端は相互に交錯するように形成
され、磁極片の中心管は磁気伝導管によって貫設される
ように構成されている。
Description
【0001】
本考案は、直流ブラシレスモーターのステータ磁極片の改良構造に関するもの で、特に磁極片と磁気伝導管の間には比較的大きい磁気伝導面積を有することに より、磁力線の導通効果を増やすことができる直流ブラシレスモーターのステー タ磁極片の改良構造に係るものである。
【0002】
従来この種のものにあっては、下記のようなものになっている。
【0003】 図1に示す従来のステータ組の構造については、その磁気伝導管901には上 磁極片902、コイル座903および下磁極片904などの部材が組立てられる 。このステータ組はコイル座903のコイルに電流を導通させることによって磁 場を生じさせ、そして磁気伝導管901、上磁極片902および下磁極片904 を経て磁力の通路が形成され、さらに上磁極片902と下磁極片904の磁極縁 端がローターの環状永久磁石と誘導することにより、ローターは駆動されて回転 するように構成されている。
【0004】
前述した従来のステータ組の構造にあっては、上磁極片902と下磁極片90 4の磁極縁端の厚さによって形成された誘導面がローターの環状永久磁石と誘導 するため、その誘導面が小さくなると、回転トルクが不足したり回転速度が不安 定になったりする問題点があった。
【0005】 本考案は、このような問題点に鑑みて考案したものであって、その目的とする ところは、磁極片と磁気伝導管の間には比較的大きい面積を有することにより、 磁極片と磁気伝導管の間には比較的よい磁気伝導効果を獲得することができる直 流ブラシレスモーターのステータ磁極片の改良構造を提供しようとするものであ る。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案による直流ブラシレスモーターのステータ 磁極片の改良構造は、下記のようになるものである。 すなわち、直流ブラシレスモーターのステータ磁極片の改良構造は、コイル座 、磁気伝導管および磁極片により構成される。上記コイル座にはコイルが巻き付 けられると共に、中心孔が穿設される。上記磁気伝導管は磁気伝導材質により製 造される。上記磁極片はコイル座の両端に設置され、磁極片には磁極縁端と管状 の中心管が形成され、コイル座の両端の磁極片に形成された磁極縁端は相互に交 錯するように形成され、磁極片の中心管は磁気伝導管によって貫設されるように 形成される。
【0007】 また、本考案の直流ブラシレスモーターのステータ磁極片の改良構造は、下記 のように構成することもできる。 1.上記磁極片の磁極縁端には垂直に延伸した磁極面(33)が延設される。 2.上記コイル座の両端にはそれぞれ二個以上の磁極片が設置され、その内の最 上部と最底部の磁極片には中心管が形成され、その間の磁極片には中心孔が穿設 され、中心管と中心孔は磁気伝導管が貫設するのに用いられる。 3.上記コイル座の両端に設置された磁極片の内の最上部と最底部の磁極片の内 の一本の中心管はコイル座の中心孔に嵌入するように形成される。 4.上記コイル座の両端に設置された磁極片は、その片側の磁極片の磁極縁端に は垂直に延伸した磁極面が延設される。
【0008】
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
【0009】
【実施例1】 図2は本考案の実施例1によるステータ磁極片の分解斜視図で、本考案の直流 ブラシレスモーターのステータ磁極片の改良構造は主にコイル座1、磁気伝導管 2および磁極片3などの部材により構成される。
【0010】 コイル座1は従来各種の直流ブラシレスモーター、放熱器などのコイル座から なると共に、コイル座1にはコイル11が巻き付けられ、さらにコイル座1には 磁気伝導管2が貫設するための中心孔12が穿設される。
【0011】 磁気伝導管2は金属などの磁気伝導材質により製造され、磁気伝導管2によっ てコイル座1に形成された上、下磁極片3の中心管32およびコイル座1の中心 孔12に貫設することができる。磁気伝導管2の一端には比較的大きい直径を有 するフランジ21が突設され、フランジ21によって磁極片3が脱出するのを制 限することができる。
【0012】 磁極片3は磁気伝導材質により製造され、磁極片3はコイル座1の上下両端に 設置されて上磁極片3aと下磁極片3bに形成される。磁極片3には磁極縁端3 1と中心管32が形成され、上下磁極片3a,3bの磁極縁端31は互いに交錯 するように設置され、さらに上下磁極片3a,3bの中心管32は管状でコイル 座1の中心孔12に対応するように形成されると共に、磁気伝導管2によって貫 設されることにより、磁極片3と磁気伝導管2は比較的大きい接触面積を有する ように形成されるため、磁極片3と磁気伝導管2の磁気伝導通路を増やすことが できる。
【0013】 図3は本考案の実施例1によるステータ磁極片の組立状態を示す断面図で、二 個の磁極片3をそれぞれコイル座1の上下端に設置し、さらに二個の磁極片3の 中心管32をコイル座1の中心孔12に対応させて磁気伝導管2を貫設すること により、上下磁極片3a,3bと磁気伝導管2の間には比較的大きい接触面積を 有するように形成されるため、磁極片3と磁気伝導管2の磁気伝導通路を増やす ことができる。
【0014】
【実施例2】 図4は本考案の実施例2によるステータ磁極片の分解斜視図で、磁極片3の磁 極縁端31から垂直に延伸した磁極面33が延設され、上下磁極片3の磁極面3 3は互いに交錯するように設置されることにより、比較的大きい誘導面積の磁極 面33が形成されるため、よりよい磁気伝導効果を獲得することができる。特に 、ローターの環状永久磁石が比較的大きい誘導面積の磁極面33を有するステー タと誘導する時、ローターは最良な回転トルクを有するように形成されるため、 安定した回転を獲得することができる。
【0015】
【実施例3】 図5,6は本考案の実施形態3によるステータ磁極片の分解斜視図と組立状態 の断面図で、コイル座1の上下端にはそれぞれ二個以上の磁極片3が設置され、 磁極片3にはそれぞれ磁極縁端31が形成される。コイル座1の上端または下端 に設置された複数個の磁極片3の磁極縁端31は相互に一致して重置されると共 に、コイル座1の両端に設置された磁極片3の磁極縁端31は互いに交錯するよ うに設置される。さらに最上部と最底部の磁極片3には中心管32が形成され、 その間の磁極片3には中心孔32aが穿設される。各磁極片3の中心管32と中 心孔32aは互いに合わさるように形成されると共に、最上部と最底部の磁極片 3の中心管32は互いに反対方向へ向かって延伸するように形成され、その内の 一個の磁極片3の中心管32はコイル座1の中心孔12に嵌入するように形成さ れる。このようにコイル座1の両端に設置された磁極片3は中心管32と中心孔 32aによって磁気伝導管2に貫設された時(図6を参照する)、磁気伝導管2 と磁極片3の中心管32は比較的大きい接触面積を有するように形成されると共 に、磁極片3と磁気伝導管2の磁気伝導通路を増やすことができる。
【0016】
【実施例4】 図7は本考案の実施例4によるステータ磁極片の組立状態の断面図で、コイル 座1の上下端にはそれぞれ二個の磁極片3が設置され、磁極片3にはそれぞれ磁 極縁端31と中心管32が形成される。コイル座1の両端に設置された二個の磁 極片3の中心管32は互いに合わさって反対方向へ向かって延伸するように形成 され、その内の一個の磁極片3の中心管32はコイル座1の中心孔12に嵌入す るように形成される。さらに本実施例においてコイル座1の上下端に設置された 片側の二個の磁極片3は同じ位置で反対方向へ向かって延伸した磁極面33が延 設され、さらに二個の磁極片3の磁極面33とコイル座1の他端に設置された二 個の磁極片3の磁極縁端31とは互いに交錯するように設置されることにより、 中心管32に磁気伝導管2が貫設した時、磁気伝導管2と磁極片3の中心管32 は比較的大きい接触面積を有するように形成されると共に、磁極片3と磁気伝導 管2の磁気伝導通路を増やすことができる他に、比較的大きい誘導面積の磁極面 33が形成されるため、よりよい磁気伝導効果を獲得することができる。特に、 ローターの環状永久磁石が比較的大きい誘導面積の磁極面33を有するステータ と誘導する時、ローターは最良な回転トルクを有するように形成されるため、安 定した回転を獲得することができる。
【0017】
本考案の直流ブラシレスモーターのステータ磁極片の改良構造によれば、磁気 伝導管には中心管が形成されるため、磁気伝導管が磁極片を貫設した時、磁気伝 導管と磁極片の中心管は比較的大きい接触面積を有するように形成されるため、 磁極片と磁気伝導管の磁界面積を増やすことができることにより、磁気伝導通路 を増やしてよりよい磁気伝導効果を獲得することができるという利点がある。
【0018】 本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実 施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施形態は例示的な ものであり、限定を意図するものではない。
【図1】 従来の構造の分解斜視図である。
【図2】 本考案の実施例1によるステータ磁極片の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図3】 図1に示すステータ磁極片の組立状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】 本考案の実施例2によるステータ磁極片の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図5】 本考案の実施例3によるステータ磁極片の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図6】 図5に示すステータ磁極片の組立状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】 本考案の実施例4によるステータ磁極片の組
立状態の断面図である。
立状態の断面図である。
1 コイル座 11 コイル 12 中心孔 2 磁気伝導管 21 フラン
ジ 3 磁極片 31 磁極縁
端 32 中心管 32a 中心
孔 33 磁極面
ジ 3 磁極片 31 磁極縁
端 32 中心管 32a 中心
孔 33 磁極面
Claims (5)
- 【請求項1】 コイル座(1)、磁気伝導管(2)およ
び磁極片(3)により構成される直流ブラシレスモータ
ーのステータ磁極片の改良構造あって、上記コイル座
(1)にはコイル(11)が巻き付けられると共に、中
心孔(12)が穿設され、上記磁気伝導管(2)は磁気
伝導材質により製造され、上記磁極片(3)はコイル座
(1)の両端に設置され、磁極片(3)には磁極縁端
(31)と管状の中心管(32)が形成され、コイル座
(1)の両端の磁極片(3)に形成された磁極縁端(3
1)は相互に交錯するように形成され、磁極片(3)の
中心管(32)は磁気伝導管(2)によって貫設される
ように形成されることを特徴とする直流ブラシレスモー
ターのステータ磁極片の改良構造。 - 【請求項2】 上記磁極片(3)の磁極縁端(31)に
は垂直に延伸した磁極面(33)が延設されることを特
徴とする請求項1記載の直流ブラシレスモーターのステ
ータ磁極片の改良構造。 - 【請求項3】 上記コイル座(1)の両端にはそれぞれ
二個以上の磁極片(3)が設置され、その内の最上部と
最底部の磁極片(3)には中心管(32)が形成され、
その間の磁極片(3)には中心孔(32a)が穿設さ
れ、中心管(32)と中心孔(32a)は磁気伝導管
(2)が貫設するのに用いられることを特徴とする請求
項1記載の直流ブラシレスモーターのステータ磁極片の
改良構造。 - 【請求項4】 上記コイル座(1)の両端に設置された
磁極片(3)の内、その最上部と最底部の磁極片(3)
の内の一本の中心管(32)はコイル座(1)の中心孔
(12)に嵌入するように形成されることを特徴とする
請求項3記載の直流ブラシレスモーターのステータ磁極
片の改良構造。 - 【請求項5】 上記コイル座(1)の両端に設置された
磁極片(3)は、その片側の磁極片(3)の磁極縁端
(31)には垂直に延伸した磁極面(33)が延設され
ることを特徴とする請求項4記載の直流ブラシレスモー
ターのステータ磁極片の改良構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005134U JP3083881U (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 直流ブラシレスモーターのステータ磁極片の改良構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005134U JP3083881U (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 直流ブラシレスモーターのステータ磁極片の改良構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3083881U true JP3083881U (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=43235377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001005134U Expired - Lifetime JP3083881U (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 直流ブラシレスモーターのステータ磁極片の改良構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083881U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011250689A (ja) * | 2005-08-26 | 2011-12-08 | Hoganas Ab | 電気機械アセンブリ |
-
2001
- 2001-08-03 JP JP2001005134U patent/JP3083881U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011250689A (ja) * | 2005-08-26 | 2011-12-08 | Hoganas Ab | 電気機械アセンブリ |
US8624458B2 (en) | 2005-08-26 | 2014-01-07 | Hoganas Ab (Publ) | Electrical rotary machine assembly with stator core sections |
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Legal Events
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