JPH06290994A - 可変コンデンサ - Google Patents

可変コンデンサ

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JPH06290994A
JPH06290994A JP4156735A JP15673592A JPH06290994A JP H06290994 A JPH06290994 A JP H06290994A JP 4156735 A JP4156735 A JP 4156735A JP 15673592 A JP15673592 A JP 15673592A JP H06290994 A JPH06290994 A JP H06290994A
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stator
rotor
variable capacitor
cover
electrode
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浩幸 ▲岸▼下
Hiroyuki Kishishita
Yukio Hatanaka
幸雄 畑中
Yukinori Ueda
幸憲 上田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ステータ電極5が内部に形成されたセラミッ
ク誘電体からなるステータ2上に、ロータ電極23を形
成する金属からなるロータ3を配置する。金属からなる
カバー4は、係合片31,32がステータ2の凹部9,
10に係合することによってステータ2に固定されると
ともに、ばね作用部28によってロータ3をステータ2
に圧接させながら、ロータ3を回転可能に収納する。 【効果】 最大容量がロータの下面の約半分の面積によ
って与えられ、ロータの180度の回転で容量が最小か
ら最大になる可変コンデンサが得られる。カバーに形成
されるばね作用部は、ロータのトルクおよび取得される
静電容量を安定化する。ロータはロータ電極を一体に形
成するので、ロータを得るための加工が煩雑にはならな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可変コンデンサに関
するもので、特に、ステータ電極とロータ電極との有効
対向面積を、ステータ電極に対するロータ電極の回転に
よって変化させ、それによって静電容量を変えるように
した、トリマコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、トリマコンデンサとして用い
られる可変コンデンサは、典型的には、ステータ電極お
よびこれに対して回転されるロータ電極を備え、ステー
タ電極とロータ電極との間には誘電体が配置される。こ
の誘電体は、たとえばセラミック誘電体によって与えら
れる。
【0003】このような可変コンデンサにおいて、容量
調整範囲を広くするには、取得できる最大容量が大きく
される必要がある。最大容量を大きくする一手段とし
て、ステータ電極とロータ電極との間に配置される誘電
体の厚みを薄くすることが行なわれている。しかしなが
ら、誘電体としてセラミック誘電体を用いる場合、その
機械的強度が比較的低いため、その厚みをあまり薄くす
ることができない。
【0004】この問題を解決するため、ステータ電極ま
たはロータ電極のいずれか一方をセラミック誘電体の内
部に形成することが行なわれている。これによって、セ
ラミック誘電体を厚くして機械的強度を高めながらも、
セラミック誘電体の一部を介してステータ電極とロータ
電極とが対向するようにして、これらステータ電極とロ
ータ電極との間隔を小さくすることによって、大きな最
大容量を得ようとするものである。
【0005】上述したように、ステータ電極またはロー
タ電極がセラミック誘電体の内部に形成された可変コン
デンサのうち、特にステータ電極がセラミック誘電体の
内部に形成されたものが、たとえば実公昭63−522
3号公報に記載されている。
【0006】上述した公報に記載された可変コンデンサ
においては、ステータ電極は、半円状の2つの分割電極
によって構成され、ロータ電極も、同様に、半円状の2
つの分割電極によって構成されている。ステータ電極を
内部に形成する誘電体セラミックからなるステータに
は、端子となる2つの端子電極が形成され、これら端子
電極は、それぞれ、ステータ電極を構成する2つの分割
電極に電気的に接続される。
【0007】したがって、この可変コンデンサによれ
ば、ステータ電極を構成する2つの分割電極とロータ電
極を構成する2つの分割電極とによって、合計4つの静
電容量が形成される。これらの静電容量は、第1の容量
と第2の容量とで直列回路を構成し、第3の容量と第4
の容量とで直列回路を構成し、これら2つの直列回路が
並列に接続される。
【0008】また、上述したように、ステータ電極が内
部に形成されたセラミック誘電体からなるステータの下
面には、凹部が形成されていて、ロータ電極を形成する
ロータを回転可能に収納するカバーに設けられた係合片
が、この凹部上に係合するようにされている。したがっ
て、係合片がステータの下面から突出せず、この可変コ
ンデンサは、プリント回路基板上に問題なく表面実装さ
れることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構造の可変コンデンサには、次のような解決されるべ
き問題がある。
【0010】まず、それほど大きな最大容量を得ること
ができない。すなわち、ステータ電極およびロータ電極
がそれぞれ分割電極で構成され、形成される4つの容量
のうち、2つずつがそれぞれ直列に接続されるため、最
大容量においても、1/4円の電極が対向したときの静
電容量しか得られない。慣用的な可変コンデンサにあっ
ては、1/2円の電極が対向したときの静電容量が最大
容量とされるため、慣用的な可変コンデンサに比べて、
半分の最大容量しか得られない。
【0011】また、ステータ電極およびロータ電極がそ
れぞれ分割電極とされているので、ロータの90度の回
転で容量が最小から最大になる。これに対して、慣用的
な可変コンデンサにあっては、ロータの180度の回転
で容量が最小から最大になる。それゆえに、容量調整に
おける分解能が小さく、容量調整を行なうことが比較的
困難である。
【0012】また、ロータ電極が分割電極とされるた
め、このようなロータ電極を形成するロータは、セラミ
ックまたは樹脂のような絶縁材料で構成しなければなら
ない。慣用的な可変コンデンサにあっては、ロータは、
金属で構成され、ロータ電極を一体に形成している。そ
れゆえに、ロータを得るための加工が、慣用的なものに
比べて、煩雑となる。
【0013】また、ロータを回転可能に収納するカバー
には、ロータをステータに圧接させるばねが形成されて
いない。そのため、カバー、ロータおよびステータの寸
法ばらつきが、ロータのステータに対する圧接力のばら
つきとなって現れ、ロータのトルクおよび容量が不安定
になることがある。
【0014】それゆえに、この発明の目的は、ステータ
電極が内部に形成されたセラミック誘電体からなるステ
ータを備える可変コンデンサにおいて、上述したような
問題を解決しようとすることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る可変コン
デンサは、ステータ電極が内部に形成され、ステータ電
極に電気的に接続される端子が少なくとも側面上に形成
され、かつ凹部が下面の端縁から内方に向かって形成さ
れた、セラミック誘電体からなるステータを備える。ス
テータの上面上には、ロータが配置される。ロータは、
金属からなり、その下面には、ステータ電極に対向する
ロータ電極が形成されるとともに、その上面には、ドラ
イバ溝が形成される。ロータは、これに接触する金属か
らなるカバーによって回転可能に収納される。このカバ
ーは、下面がステータによって覆われる開口とされてお
り、上面には、ドライバ溝を露出させる調整用穴が形成
される。また、調整用穴の周縁部には、ロータをステー
タに圧接させる作用を及ぼすばね作用部が与えられる。
また、このカバーの下面の開口がステータによって覆わ
れた状態を維持するため、ステータの下面に形成された
凹部に係合する係合片が、このカバーに設けられる。
【0016】上述したばね作用部は、カバーの調整用穴
の周縁部の金属材料によって与えられても、カバーとは
別に用意されたばねワッシャによって与えられても、さ
らには、これらの双方によって与えられてもよい。ばね
ワッシャは、カバーの調整用穴の周縁部とロータとの間
に配置される。
【0017】また、ロータとステータとの間に、Oリン
グが配置されてもよい。
【0018】また、ステータの凹部は、焼成によって得
られたセラミック誘電体に空洞を介して複数の薄層を形
成しておき、これら薄層を粉砕することによって形成さ
れるのが好ましい。
【0019】
【作用】この発明において、調整可能な静電容量が、セ
ラミック誘電体からなるステータの一部を介して対向す
るステータ電極とロータ電極との間に形成される。この
静電容量は、ステータの側面上に形成され、かつステー
タ電極に電気的に接続された端子と、ロータに接触する
金属からなるカバーとによって取出される。
【0020】
【発明の効果】このように、この発明によれば、最大容
量を与えるときのステータ電極とロータ電極との有効対
向面積は、ロータの下面の面積の約半分となるので、前
述した公報に記載された可変コンデンサに比べて、同じ
大きさのロータを使用した場合、2倍とすることができ
る。また、最大容量が同等のものを得ようとする場合に
は、公報に記載された可変コンデンサに比べて、小型化
を図ることができる。
【0021】また、ロータが180度回転することによ
り、容量が最小から最大になるので、前述した公報に記
載の可変コンデンサに比べて、分解能が2倍となり、そ
れゆえに、容量調整を行ないやすくなる。
【0022】また、カバーには、ばね作用部が与えられ
ているので、ロータのステータに対する圧接力が安定す
る。したがって、ロータのトルクおよび取得される静電
容量が安定する。
【0023】また、ロータが金属から構成され、ロータ
電極がロータと一体に形成されることができるので、ロ
ータを得るための加工が煩雑になることはなく、それゆ
えに、量産性に優れている。
【0024】なお、ロータとステータとの間にOリング
が配置されると、密閉構造の可変コンデンサが得られ
る。したがって、半田、フラックス、洗浄液等の侵入を
防止することができ、他の多くの電子部品と同様、たと
えばプリント回路基板に対して、半田浸漬による実装を
適用することができる。
【0025】また、ステータの凹部が、焼成によって得
られたセラミック誘電体に空洞を介して複数の薄層を形
成しておき、これら薄層を粉砕することによって形成さ
れると、凹部の形成を、能率的に行なうことができる。
【0026】
【実施例】図1ないし図8は、この発明の第1の実施例
を説明するためのものである。この実施例による可変コ
ンデンサ1は、図1ないし図3に示されている。
【0027】可変コンデンサ1は、大きくとらえたと
き、ステータ2、ロータ3およびカバー4を備える。ス
テータ2は、全体として、セラミック誘電体から構成さ
れる。ロータ3は、黄銅のような金属から構成される。
カバー4は、ステンレス鋼または銅合金のような金属か
ら構成され、半田付け性を良くするため、少なくとも必
要な部分に、半田、錫、銀などによる表面処理が施され
てもよい。
【0028】以下、上述した各要素の詳細な構造につい
て説明する。
【0029】まず、図4を参照して、ステータ2につい
て説明する。ステータ2は、全体として左右対称の構造
を有している。ステータ2の内部には、ステータ電極5
および6が並んで形成される。これらステータ電極5お
よび6にそれぞれ電気的に接続されるように、ステータ
2の少なくとも側面上には、導電膜によって与えられた
端子7および8が形成される。また、ステータ2の下面
には、その端縁から内方に向かって凹部9および10が
それぞれ形成される。この実施例では、ステータ2の下
面であって、凹部9および10が位置する端縁には、わ
ずかに突出するリブ11および12が形成される。
【0030】なお、上述したように、2つのステータ電
極5および6が設けられたのは、ステータ2の構造を左
右対称とし、端子7および8の形成およびこのステータ
2を用いての可変コンデンサ1の組立てにおいて、ステ
ータ2の方向を考慮する必要をなくすためである。した
がって、このような利点を望まないならば、ステータ電
極5および6のいずれか一方は不要であり、さらには、
この不要とされるステータ電極5または6に接続される
端子7または8も省略してもよい。
【0031】このようにステータ電極5および6が内部
に形成されたステータ2は、基本的には、積層セラミッ
クコンデンサの製造技術を用いて製造することができ
る。しかしながら、積層セラミックコンデンサでは形成
されない凹部9および10の存在のため、積層セラミッ
クコンデンサの製造技術を単純には採用できず、何らか
の変更が必要である。たとえば、ステータ2となるべき
セラミック誘電体を焼成する前の段階において、凹部9
および10となるべき形状を与えておき、次いで、焼成
する方法がある。しかしながら、より好ましくは、次に
述べるような方法が採用される。
【0032】多数のステータ2を一挙に得るため、図5
に示すように、多数のステータ電極5および6となるべ
き導電膜13が形成されたセラミック誘電体からなるシ
ート14bを含む複数のシート14a〜14eが積重ね
られる。これらのうち、シート14aおよび14cに
は、何らの膜も形成されないが、シート14b上には、
上述したように、導電膜13がたとえばAg−Pdペー
ストをスクリーン印刷することにより縦横に配列されて
形成される。また、シート14d上には、比較的細いス
トライプ状にカーボン膜15がスクリーン印刷により互
いに平行に配列されて形成される。また、複数のシート
14e上には、比較的太いストライプ状のカーボン膜1
6がスクリーン印刷により互いに平行に配列されて形成
される。なお、カーボン膜15および16は、それぞ
れ、樹脂膜によって置換えられてもよい。
【0033】図5に示すように積重ねられたシート14
a〜14eは、剛体プレスされた後、カットされ、個々
のステータ2となるべき複数のチップに分割される。図
5において、シート14b,14d,14e上に、1個
のチップ17となるべき領域が四角形によって囲まれて
いる。また、図6(a)には、このような1個のチップ
17が示されている。なお、図6(a),(b),
(c)は、図4(a)の線VI−VIに沿う断面に相当
する断面が示されている。
【0034】図6(a)に示すように、各チップ17に
は、ステータ電極5(図示せず)および6に加えて、カ
ーボン膜15および複数のカーボン膜16がその内部に
形成されている。図6(a)の円で囲んだ部分の拡大図
が図6(A)に示されている。
【0035】チップ17は焼成され、それによって、図
6(b)に示すような焼結体18が得られる。焼結体1
8の内部には、ステータ電極5および6は残留するが、
カーボン膜15および16は焼失し、それによって、図
6(B)の拡大図によく示されているように、空洞19
および複数の空洞20が層状に形成される。これら空洞
19および20の形成の結果、これら空洞19および2
0を介して薄層21および複数の薄層22が形成され
る。
【0036】次に、焼結体18は、バレル研磨のような
研磨工程に付される。これによって、図6(c)に示す
ように、焼結体18の角の部分が面取りされるととも
に、薄層21および22が粉砕される。その結果、凹部
9および10が形成される。また、図6(B)に示され
るように、空洞19および薄層21は、焼結体18の側
面にまで届いていないので、薄層21の粉砕の結果、リ
ブ11および12が形成される。
【0037】その後、焼結体18は、好ましくは、ブラ
スト加工工程に付される。これにより、上述したバレル
研磨だけでは除去されなかった凹部9および10の隅部
に残存する薄層21および22を完全に除去することが
できる。
【0038】このようにして得られた焼結体18に、前
述したように、導電膜をもって端子7および8が形成さ
れたとき、図4に示すようなステータ2が得られる。
【0039】図7には、ロータ3が単独で示されてい
る。図7(a)には、ロータ3の上面が示され、同じく
(b)には、ロータ3の下面が示されている。
【0040】ロータ3は、上述したステータ2の上面上
に配置されるものであって、その下面には、突出する段
部によって半円状のロータ電極23が形成される。ま
た、ロータ3の下面には、ロータ電極23の高さと等し
い高さを有する凸部24が形成され、ロータ電極23の
形成によりロータ3が傾くことが防止される。
【0041】ロータ3の上面には、図7(a)に示すよ
うに、ドライバ溝25が形成される。
【0042】図8には、カバー4が単独で示されてい
る。カバー4は、上述したロータ3に接触してこれを回
転可能に収納する形状を有している。また、カバー4の
下面は、前述したステータ2によって覆われる開口26
とされ、その上面には、前述したドライバ溝25を露出
させる調整用穴27が形成される。
【0043】調整用穴27の周縁部は、ばね作用部28
とされる。この実施例では、調整用穴27の周縁部にお
いて複数の放射状に延びる切込み29が設けられ、ばね
作用部28においてより安定したばね作用を及ぼすよう
にされる。また、図8(b)および(d)によく示され
ているように、ばね作用部28が下方へ向かってやや傾
斜していることも、安定したばね作用に寄与する。
【0044】カバー4の下面の開口26の周縁部には、
四角形のフランジ30が形成され、このフランジ30の
相対向する端縁から下方へ延びるように、係合片31お
よび32がそれぞれ設けられる。係合片31および32
は、それぞれ、ステータ2の下面に形成された凹部9お
よび10に係合させるため、後で折曲げられるものであ
る。この折曲げを容易にするため、係合片31および3
2には、図8(b)および(d)に示すように、それぞ
れ、横長の穴33および34が設けられる。
【0045】フランジ30の端縁であって、係合片31
および32が設けられない端縁の一方から側方および下
方へ延びるように、端子35が設けられる。
【0046】以上、図4、図7および図8にそれぞれ単
独で示したステータ2、ロータ3およびカバー4を用い
て、図1ないし図3に示した可変コンデンサ1が組立て
られる。
【0047】すなわち、ステータ2上にロータ3が置か
れ、ロータ3を覆うようにカバー4が配置される。次い
で、ロータ3をステータ2に圧接させるように、カバー
4をステータ2に向かって押圧しながら、カバー4に設
けられた係合片31および32の各端部がそれぞれ内方
へ折曲げられる。これによって、係合片31および32
は、それぞれ、ステータ2の下面に形成された凹部9お
よび10に係合した状態となる。このとき、ステータ2
の下面の端縁部には、リブ11および12が設けられて
いるので、上述した係合片31および32のステータ2
に対する係合がより強固に維持される。
【0048】カバー4に設けられた端子35は、ステー
タ2に設けられた端子8と対向する位置にもたらされて
いる。したがって、これら端子35および8間に半田3
6を付与すれば、カバー4のステータ2に対する固定状
態がより強固になる。
【0049】このようにして、可変コンデンサ1の組立
てが完了する。この組立て状態において、カバー4に形
成されたばね作用部28により、ロータ3はステータ2
に押付けられ、ロータ3とステータ2との間で安定した
密着状態が得られる。これによって、ロータ3のトルク
およびステータ電極5とロータ電極23との間で形成さ
れる静電容量が安定する。
【0050】また、上述した静電容量は、ステータ電極
5に電気的に接続される端子7と、ロータ電極23を形
成するロータ3に接触するカバー4に設けられた端子3
5または端子8とによって取出される。なお、カバー4
は端子35が設けられず、係合片31または32を一方
の端子として用いてもよい。
【0051】また、図1(d)によく示されているよう
に、係合片31および32は、凹部9および10内に位
置し、ステータ2の下面から突出しないので、この可変
コンデンサ1は、安定した状態で、たとえばプリント回
路基板(図示せず)上に実装されることができる。この
実装状態において、端子7および35または8が、それ
ぞれ、プリント回路基板上の導電ランドに直接半田付け
される。
【0052】図9以降には、この発明のいくつかの他の
実施例が示されている。これらの図面において、前述し
た可変コンデンサ1に含まれる要素に相当する要素に
は、同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0053】図9に示した可変コンデンサ1aは、ばね
ワッシャ37によってばね作用部を与えることが特徴で
ある。すなわち、この実施例では、カバー4の調整用穴
27の周縁部の金属材料自身によってばね作用部を与え
ることを行なっていない。そのため、調整用穴27の周
縁部には、何らの加工も施されておらず、また周縁部は
平坦な状態とされている。
【0054】なお、副次的な特徴であるが、図9に示し
た可変コンデンサ1aにおいては、カバー4とステータ
2との間隔がより広くされている。これによって、カバ
ー4と端子7とが不所望にも接触することがより確実に
防止される。さらに、この実施例では、絶縁膜38が、
端子7および8の各一部を覆うように形成される。この
ことは、上述したようなショートの可能性をさらに低く
する。
【0055】また、この実施例では、カバー4の端子3
5の折曲げ部分に穴39が設けられ、その折曲げが容易
なようにされている。また、端子35と端子8とは、積
極的には接続されない。また、カバー4に形成されたフ
ランジ30の形状は、ほぼ円形とされる。
【0056】また、ステータ2の下面に注目すると、一
方の端縁から他方の端縁にまで一連に延びる1個の凹部
40が形成されている。
【0057】図10には、図9に示した可変コンデンサ
1aの変形例が示されている。図10は、図9(b)に
相当の図である。
【0058】図10に示した可変コンデンサ1aaは、
ばね作用部として、ばねワッシャ37だけでなく、図1
に示した可変コンデンサ1の場合と同様、カバー4の調
整用穴27の周縁部の金属材料自身によって与えられた
ばね作用部28を備えることを特徴としている。ばねワ
ッシャ37は、中心に向かうほど下方へ傾斜する形状が
付されており、ばね作用部28においても、同様に、中
心に向かうほど下方に傾斜する形状が付されている。
【0059】このような可変コンデンサ1aaによれ
ば、図9に示した可変コンデンサ1aに比べて、ロータ
3をステータ2に対してより安定した大きな力で圧接さ
せることができる。
【0060】図11は、図10と同様、図9に示した可
変コンデンサ1aの変形例を示しており、図9(b)に
相当の図である。
【0061】図11に示した可変コンデンサ1abは、
図10に示した可変コンデンサ1aaと同様、ばね作用
部として、カバー4の調整用穴27の周縁部の金属材料
自身によって与えられたばね作用部28とばねワッシャ
37との双方を備えている。この実施例では、ばねワッ
シャ37が、中心へ向かうほど上方へ傾斜する形状を有
している。なお、図11に示したばねワッシャ37と図
10に示したばねワッシャ37とは、互いに同じ部品を
用いることができ、その組込みの際の方向を変えるだけ
で、図11または図10の構造を得ることができる。
【0062】図11に示した可変コンデンサ1abによ
っても、ロータ3をステータ2に対してより安定した大
きな力で圧接させることができる。
【0063】図12は、図9、図10または図11に示
した実施例等において、ばねワッシャ37の代わりとし
て用いることができるばねワッシャ37aを示してい
る。このばねワッシャ37aは、全体としてリング状を
なしながら、波形が付与されている。このようなばねワ
ッシャ37aによれば、これを組込む際、その表裏の区
別が不要となる。
【0064】図13に示した可変コンデンサ1bは、O
リング41を備えることを特徴としている。Oリング4
1は、半田付けの熱に耐え得るたとえばシリコーンゴム
のような弾性材から構成される。Oリング41は、ロー
タ3とステータ2との間に配置され、それによって、ロ
ータ3とステータ2との接触部分に密閉構造を与える。
ロータ3には、Oリング41を受入れる凹部42が設け
られる。
【0065】また、この可変コンデンサ1bに備えるカ
バー4は、その高さ寸法がより短くされ、それによっ
て、カバー4とステータ2との間隔が広げられる。この
ことは、カバー4と端子7との不所望な接触を防止する
ためである。
【0066】また、カバー4の調整用穴27の周縁部に
は、放射方向に延びる切込み43およびほぼ円周方向に
延びる切込み44が設けられる。これら切込み43およ
び44の各組合せによって、複数のばね作用部45が与
えられる。
【0067】また、ステータ2の下面に注目すると、図
1に示した実施例と同様、凹部9および10が設けられ
るが、下面の端縁部に沿ってリブは設けられていない。
【0068】図14には、カバー4のさらに他の変形例
が示されている。カバー4の調整用穴27の周縁部に
は、円周方向に延びる所定長さの切込み46が設けられ
る。これら切込み46によって分断された部分は、わず
かに下方へ湾曲され、それによって、これらの部分にば
ね作用部47が与えられる。
【0069】図15に示した可変コンデンサ1cは、前
述した各実施例のいずれかのものに含まれている要素を
含んでおり、新たに加わる特徴は特にない。したがっ
て、対応の要素には、同様の参照符号を付すことによっ
て、前述した説明を援用する。
【0070】図16に示した可変コンデンサ1dは、図
15に示した可変コンデンサ1cに類似している。異な
る点は、ロータ3の形状およびOリング41の配置状態
にある。すなわち、ロータ3の外周部には、図15に示
した凹部42に相当する凹部が形成されず、ロータ3
は、より単純な形状とされる。Oリング41は、このよ
うなロータ3を取囲むように配置され、ステータ2とば
ねワッシャ37とに接触して、密閉構造を与えるように
される。この実施例によれば、ロータ3の形状が、図1
5に示したものより単純であるので、ロータ3の生産性
を優れたものとすることができる。なお、図16におい
て、図15(b)に示した要素に相当する要素には、同
様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0071】図17には、ステータ2のさらに他の変形
例が示されている。このステータ2の下面に注目する
と、ほぼ半楕円の輪郭をもって形成された2つの凹部4
8および49が示されている。これらの凹部48および
49には、たとえば図1に示されたカバー4の係合片3
1および32を受入れるのに足りる寸法を与えながら、
できるだけ強度が強く、表裏整列をさせやすいような配
慮が払われている。
【0072】図18ないし図20には、それぞれ、ステ
ータ2のさらに他の変形例が示されている。これらステ
ータ2の下面には、図18では、2つの凹部50および
51が形成され、図19では、2つの凹部52および5
3が形成され、図20では、4つの凹部54,55,5
6,57が形成されている。これらの変形例は、ステー
タ2の下面に形成される凹部の形状に関して、豊富な変
形例を有していることを示している。なお、これら凹部
の形状および位置によって、カバー4に設けられる係合
片の形状および位置も変更されることがある。
【0073】以上、この発明を種々の実施例に関連して
説明したが、さらに、この発明の範囲内において、いく
つかの変形例が可能である。たとえば、上述した各実施
例のいくつかの特徴を組合せて別の実施例とすることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による可変コンデンサ
1を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)の線
B−Bに沿う断面図、(c)は底面図、(d)は(a)
の線D−Dに沿う断面図である。
【図2】図1に示した可変コンデンサ1の上方から見た
斜視図である。
【図3】図1に示した可変コンデンサ1の下方から見た
斜視図である。
【図4】可変コンデンサ1に含まれるステータ2を示す
もので、(a)は平面図、(b)は(a)の線B−Bに
沿う断面図、(c)は底面図、(d)は(a)の線D−
Dに沿う断面図である。
【図5】図4に示したステータ2を得るために用意され
るセラミック誘電体からなるシート14a〜14eを示
す斜視図である。
【図6】図5に示したシート14a〜14eを積重ねた
後カットされて得られたチップ17または焼結体18を
示すもので、(a)、(b)、(c)は図4(a)の線
VI−VIに沿う断面に相当する断面を示し、(A)、
(B)、(C)は、それぞれ、(a)、(b)、(c)
の円で囲んだ部分の拡大図であり、これらの図面のう
ち、(a)、(A)は焼成前の状態を示し、(b)、
(B)は焼成後の状態を示し、(c)、(C)は研磨後
の状態を示している。
【図7】可変コンデンサ1に含まれるロータ3を示すも
ので、(a)は上方から見た斜視図、(b)は下方から
見た斜視図である。
【図8】可変コンデンサ1に含まれるカバー4を示すも
ので、(a)は平面図、(b)は(a)の線B−Bに沿
う断面図、(c)は底面図、(d)は(a)の線D−D
に沿う断面図である。
【図9】この発明の第2の実施例による可変コンデンサ
1aを示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)の
線B−Bに沿う断面図、(c)は底面図、(d)は一部
断面右側面図である。
【図10】この発明の第3の実施例による可変コンデン
サ1aaを示す図9(b)に相当する図である。
【図11】この発明の第4の実施例による可変コンデン
サ1abを示す図9(b)に相当の図である。
【図12】この発明の第2ないし第4の実施例に備える
ばねワッシャ37に代えて用いられ得るばねワッシャ3
7aを示す正面図である。
【図13】この発明の第5の実施例による可変コンデン
サ1bを示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)
の線B−Bに沿う断面図、(c)は底面図、(d)は
(a)の線D−Dに沿う断面図である。
【図14】この発明の第6の実施例に含まれるカバー4
を示す平面図である。
【図15】この発明の第7の実施例による可変コンデン
サ1cを示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)
の線B−Bに沿う断面図、(c)は底面図、(d)は一
部断面右側面図である。
【図16】この発明の第8の実施例による可変コンデン
サ1dを示す断面図である。
【図17】この発明の第9の実施例に含まれるステータ
2を示すもので、(a)は断面図、(b)は底面図であ
る。
【図18】この発明の第10の実施例に含まれるステー
タ2を示す底面図である。
【図19】この発明の第11の実施例に含まれるステー
タ2を示す底面図である。
【図20】この発明の第12の実施例に含まれるステー
タ2を示す底面図である。
【符号の説明】
1,1a,1aa,1ab,1b,1c,1d 可変コ
ンデンサ 2 ステータ 3 ロータ 4 カバー 5,6 ステータ電極 7,8 端子 9,10,40,48,49,50,51,52,5
3,54,55,56,57 凹部 18 焼結体 19,20 空洞 21,22 薄層 23 ロータ電極 25 ドライバ溝 26 開口 27 調整用穴 28,45,47 ばね作用部 31,32 係合片 35 端子 37,37a ばねワッシャ 41 Oリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ電極が内部に形成され、前記ス
    テータ電極に電気的に接続される端子が少なくとも側面
    上に形成され、かつ凹部が下面の端縁から内方に向かっ
    て形成された、セラミック誘電体からなるステータと、 前記ステータの上面上に配置されるものであって、前記
    ステータ電極に対向するロータ電極が下面に形成される
    とともに、ドライバ溝が上面に形成された、金属からな
    るロータと、 前記ロータに接触してこれを回転可能に収納する形状を
    有し、下面が前記ステータによって覆われる開口とされ
    るとともに、上面に前記ドライバ溝を露出させる調整用
    穴が形成され、前記調整用穴の周縁部には、前記ロータ
    を前記ステータに圧接させる作用を及ぼすばね作用部が
    与えられ、前記開口が前記ステータによって覆われた状
    態を維持するため前記ステータの下面に形成された凹部
    に係合する係合片が設けられた、金属からなるカバーと
    を備える、可変コンデンサ。
  2. 【請求項2】 前記ばね作用部は、前記カバーの前記調
    整用穴の周縁部の金属材料によって与えられる、請求項
    1に記載の可変コンデンサ。
  3. 【請求項3】 前記ばね作用部は、前記カバーの前記調
    整用穴の周縁部と前記ロータとの間に配置されるばねワ
    ッシャによって与えられる、請求項1に記載の可変コン
    デンサ。
  4. 【請求項4】 前記ばね作用部は、前記カバーの前記調
    整用穴の周縁部の金属材料および前記調整用穴の周縁部
    と前記ロータとの間に配置されるばねワッシャの双方に
    よって与えられる、請求項1に記載の可変コンデンサ。
  5. 【請求項5】 少なくとも前記ロータと前記ステータと
    によって形成される空間にOリングをさらに備える、請
    求項1ないし4のいずれかに記載の可変コンデンサ。
  6. 【請求項6】 前記ステータの前記凹部は、焼成によっ
    て得られたセラミック誘電体に空洞を介して複数の薄層
    を形成しておき、前記薄層を粉砕することによって形成
    されたものである、請求項1ないし5のいずれかに記載
    の可変コンデンサ。
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KR1019930006182A KR100254146B1 (ko) 1992-04-16 1993-04-14 전자부품의 제조방법 및 가변 콘덴서
DE4312409A DE4312409B4 (de) 1992-04-16 1993-04-16 Einstellbarer Kondensator
US08/218,969 US5423930A (en) 1992-04-16 1994-03-25 Method of providing a sintered ceramic body having a concave portion

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