JPH06290916A - 電子部品熱処理用保持体及び熱処理方法 - Google Patents

電子部品熱処理用保持体及び熱処理方法

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JPH06290916A
JPH06290916A JP5097019A JP9701993A JPH06290916A JP H06290916 A JPH06290916 A JP H06290916A JP 5097019 A JP5097019 A JP 5097019A JP 9701993 A JP9701993 A JP 9701993A JP H06290916 A JPH06290916 A JP H06290916A
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JP
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heat treatment
chip
holder
paste
recess
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JP5097019A
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English (en)
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Toshio Shimizu
利雄 清水
Hideyuki Kanai
秀幸 金井
Yoshiteru Osugi
吉輝 大杉
Katsuyoshi Tsunemi
甲好 常見
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 チップaの周面に塗布したペーストbが凹部
12の壁面や底面に接触することなくチップaを安定な
姿勢で保持した状態でペーストbを乾燥、硬化もしくは
焼き付け、電気特性のばらつきの小さな電子部品を製造
する 【構成】 耐熱性の保持体11の上面に、チップaの長
さより径の大きな複数の凹部12が形成され、この凹部
12の底面14は中央へいくに従って次第に低くなるよ
うな勾配を有する電子部品熱処理用保持体を用意する。
前記凹部12の中にチップaを収納し、この保持体11
ごと熱処理炉に導入して前記チップaの周面に塗布され
たペーストbを焼き付ける。前記熱処理用保持体は、凹
部12の底面14の中央に、保持体11の底面に貫通す
る通孔13を有するのがよい。また、凹部12の底面1
4は凹曲線回転体面や円錐面とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップの表面に塗布し
たペーストを熱処理により、乾燥、硬化もしくは焼き付
けるのに使用する保持体とその保持体を用いたペースト
の熱処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、チップ抵抗器は、次の方法で製
造されていた。すなわち、円柱形の磁器素体の両端部を
除いて、その周面にRuO2 ペーストを塗布し、これを
空気中で熱処理により焼き付けることで、抵抗体皮膜を
形成し、次にこの磁器素体の両端に端子電極を形成す
る。さらに、端子電極間の抵抗体皮膜による抵抗値を調
整するか或は調整せずに、抵抗体皮膜の外側に絶縁ペー
ストを塗布し、熱処理により、乾燥、硬化もしくは焼き
付けて絶縁保護膜を形成することでチップ抵抗器が完成
する。
【0003】従来において、前記チップ抵抗器のよう
に、柱状のチップの周面に塗布したペーストを熱処理に
より、乾燥、硬化もしくは焼付ける場合、例えば、図8
に示すように、耐熱性の治具板1の表面にチップaより
大きな凹部2を設けた治具を用い、この凹部2内にチッ
プaを収納して、この治具板1ごと熱処理炉に導入し、
ペーストbを熱処理により、乾燥、硬化もしくは焼き付
けていた。
【0004】また、他の治具の例として、図9に示すよ
うに、敷板4とセット治具5を用いたものも知られてい
る。敷板4は耐熱性の上面が平坦な板であり、セット治
具5は、チップaよりやや大きな孔6の上端に面取り7
を施したものである。まず、敷板4の上にセット治具5
を乗せておき、面取り7を施した側から孔6の中にチッ
プaを収納する。その後、図9に矢印で示すように、セ
ット治具5を敷板4の上から静かに持ち上げて取り去る
と、敷板4の上にチップaが立った状態で残る。そこ
で、この敷板4ごとチップaを熱処理炉に導入し、その
周面に塗布したペーストbを熱処理により、乾燥、硬化
もしくは焼き付ける。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】前者の凹部2を有
する図8に示すような治具を用いてチップの周面に塗布
したペーストbを焼き付ける場合、例えば、図8(a)
のように、チップaが凹部2の中央に立った状態で収納
されていると、チップaはペーストbが塗布されてない
その端面のみが治具板3の凹部2の底面に接触する。し
かし、例えば、図8(b)に実線で示すように、チップ
aの周面が凹部2の壁面に接触してしまった場合や、同
図(b)に二点鎖線で示すように、チップaが凹部2の
中で倒れてしまった場合、チップaの周面に塗布された
ペーストbが凹部2の壁面や底面に接触した状態で焼付
けられる。そうすると、焼むらや傷等により、ペースト
を焼き付けて得られる電子部品の電気的特性が所期の設
計値と異なり、ばらついてしまうという課題があった。
例えば、チップ抵抗器の場合、抵抗値のばらつきとなっ
て現われる。
【0006】また、後者の敷板4にチップaを立てて熱
処理する場合も、僅かな振動等でチップaが倒れてしま
うため、やはりチップaの周面に塗布したペーストbが
敷板4の上面に接触したまま焼き付けられてしまい、焼
きむらや傷等による電気的特性のばらつきが生じるとい
う課題があった。本発明は、前記従来の治具とそれを使
用した焼付け方法の課題を解消し、チップの周面に塗布
したペーストが接触しないようチップを保持できる保持
体とそれを使用した熱処理方法を提供し、これによって
電子部品の電気特性のばらつきが生じない熱処理技術を
確立することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明では、
前記目的を達成するため、チップaの周面に塗布したペ
ーストbを熱処理により、乾燥、硬化もしくは焼き付け
るための電子部品熱処理用保持体であって、耐熱性の保
持体11の上面に、複数の凹部12が形成され、この凹
部12の底面14は中央へいくに従って次第に低くなる
ような勾配を有することを特徴とする電子部品熱処理用
保持体を提供する。
【0008】さらに、チップaの周面に塗布したペース
トbを熱処理により、乾燥、硬化もしくは焼き付ける電
子部品熱処理方法であって、耐熱性の保持体11の上面
に、複数の凹部12が形成され、この凹部12の底面1
4は中央へいくに従って次第に低くなるような勾配を有
する電子部品熱処理用保持体を用意し、前記凹部12の
中にチップaを収納し、この保持体11ごと熱処理炉に
導入して前記チップaの周面に塗布されたペーストbを
熱処理により、乾燥、硬化もしくは焼き付けることを特
徴とする電子部品熱処理方法を提供する。なお、前記熱
処理用保持体は、凹部12の底面14の中央に、保持体
11の底面に貫通する通孔13を有するのがよい。ま
た、凹部12の底面14は凹曲線回転体面や円錐面とす
ることができ、後者の場合は、凹部12を、その最も広
い部分の半径がチップaの長さより小さい円形とする。
【0009】
【作用】前記電子部品熱処理用保持体は、その凹部12
の底面14は中央へいくに従って次第に低くなるような
勾配を有するため、その凹部12に収納されたチップa
は、非常に不安定であり、簡単に倒れる。そして、チッ
プaは、中央の最も低い部分の両側に端面の周縁が当た
った姿勢で安定するため、チップaの周面に塗布したペ
ーストbが凹部12の壁面や底面に接触することなく、
チップaが凹部12の中に保持される。
【0010】そして、この状態で前記電子部品熱処理方
法のように保持体11ごと熱処理炉に導入して熱処理す
ることにより、チップaの周面に塗布されたペーストb
に焼きむらや傷等を生じることなく、多数のチップaの
ペーストbを最適な条件で乾燥、硬化もしくは焼き付け
ることができる。
【0011】なお、前記保持体の凹部12の中央に、保
持体11の底面に貫通する通孔13を設けると、熱処理
時に凹部12内への空気の回り込みが良好となり、より
良好な条件で熱処理が可能となる。また、凹部12の底
面は凹曲線回転体面や円錐面とすることができ、特に凹
曲線回転体面とした場合は、どのような姿勢でチップa
が凹部12に収納されても、その周面のペーストbが凹
部の壁面や底面に接触することはない。また、後者の場
合は、凹部12を、その最も広い部分の半径がチップa
の長さより小さい円形とすることにより、同様にしてチ
ップaの周面のペーストbが凹部の壁面や底面に接触す
るのを防止することができる。
【0012】
【実施例】次に、図面を参照しながら、本発明の実施例
について詳細に説明する。図1〜図3は、本発明の第一
の実施例による電子部品熱処理用保持体とそれを用いて
熱処理されるチップaを示す。図1に示された通り、こ
の電子部品熱処理用保持体は、アルミナ板等の高温下で
機械的、化学的に安定性の高い耐熱性のある板体であっ
て、上面が平坦な保持体11の上に、多数の凹部12、
12…を整然と配列して設けたものである。図2及び図
3から明かな通り、図示の凹部12は、凹曲線回転体
面、具体的には半球形面により形成されたもので、図示
の場合、この凹部12の開口部の径は、チップaの長さ
より大きく、その半径は、チップaの長さより小さくな
っている。この凹部12の底面14は、半球面の他に、
半楕円球面、放物線回転体面等、他の凹曲線回転体面に
代えることができる。
【0013】この凹部12の底面の最も深い部分にチッ
プaの径より小さい通孔13が、保持体11の裏面側に
貫通するように設けられている。この通孔13は、必ず
しも設ける必要は無いが、この通孔13を設けると、ペ
ーストbの熱処理時に、凹部12内への空気の回り込み
が良好となり、より良好な条件で熱処理ができる。
【0014】図3は、チップaが凹部12に収納された
状態を示しており、同図(a)と(b)は、最も一般的
な収納状態である。すなわち、凹部12の底面14の中
央を跨ぐようにして、その両側にチップaの端面の周縁
が当たった姿勢で同チップaが収納されるため、チップ
aの周面に塗布したペーストbが凹部12の底面14に
接触しない。また、図3(c)は、チップaが底面14
に立った状態で凹部12に収納された場合であるが、こ
の場合もチップaの周面に塗布されたペーストbは凹部
12の表面に接触しない。但し、このようにチップaが
立った状態は不安定であり、通常は、チップaが倒れて
図3(a)、(b)のような姿勢に変わることが多い。
【0015】図4は、保持体11に設けた凹部12の他
の断面形状を示しており、ここでは、凹部12が深くな
っており、底面14と開口部との間に垂直な壁面15を
有している。この断面形状を有する凹部12では、図4
に示す通り、チップaの両端面の周縁が凹部12の底面
14と壁面15とに接する姿勢で収納されることがあ
る。この場合もチップaの周面に塗布したペーストbが
凹部12の底面14や壁面15に接触しない。
【0016】次に、図5は保持体11に設けた凹部12
の底面14を曲線の回転体面ではなく、直線回転体面、
つまり円錐面とした場合である。同図(a)は凹部12
の底面14を形成する円錐面の頂角が鈍角であり、同図
(b)は凹部12の底面14を形成する円錐面の頂角が
鋭角であり、同図(c)は凹部12の底面14を形成す
る円錐面の頂角が鈍角であって、チップaが入り易いよ
うに、開口部に面取16が形成されている。何れのもの
も、凹部12の底面14の頂角部分に、保持体11の底
面側に開口する通孔13が設けられている。
【0017】このように、凹部12の底面14を円錐面
とした場合は、底面14の勾配に沿う方向の長さがチッ
プaの長さより長いと、チップaの周面に塗布したペー
ストbが凹部12の底面14に接する可能性が生じる。
従って、これらの場合は、凹部12を、その最も広い部
分の半径がチップaの長さより小さい円形とする。これ
により、チップaは、必ずその両端面の周縁が凹部12
の底面14と壁面15とに接する姿勢で収納され、チッ
プaの周面に塗布したペーストbが凹部12の底面14
や壁面15に接触しない。なお、凹部12の底面14を
形成する円錐面の頂角を鈍角とした場合、底面14の上
に垂直な壁面15を設ける必要は必ずしもないが、凹部
12の底面14を形成する円錐面の頂角を鈍角とした場
合、凹部12の深さを確保するため、一般に垂直な壁面
15が必要である。
【0018】図6は、保持体11の上面に突起17を設
けることで、保持体11を複数枚重ねて熱処理炉に導入
してペーストbを乾燥、硬化もしくは焼き付ける時に、
上下の保持体11、11の上面と底面との間隙を確保
し、熱気の流通を図ったものである。この突起17は、
保持体11の底面に設けることもでき、また別体のスペ
ーサに代えることもできる。
【0019】本発明による方法では、前述のような熱処
理用保持体を用い、その凹部12にチップaを1つずつ
収納し、この保持体11ごとチップaを熱処理炉に導入
し、そこでチップaの周面に塗布したペーストbを熱処
理により、乾燥、硬化もしくは焼き付ける。チップa
は、その周面にペーストbを塗布し、必要により予備乾
燥した後、保持体11の上に乗せて展開し、凹部11に
1個ずつのチップaが入り込むようにする。この時、保
持体11を細かく振動すると、容易にチップaを凹部1
1に収納し、安定させることができる。
【0020】図7は、本発明の方法によりペーストbと
して、チップaの周面に塗布された抵抗ペーストを焼付
け、その後チップaの両端に電極を設けて、この電極間
で測定された抵抗値の分布を示すグラフである。抵抗値
を測定したチップaは、1000個である。ここで厚さ
2mmのアルミナ板からなる保持体11の上面に、開口
径1.3mm、深さ1.42mmであって、底面14が
直径1.3mmの半球形からなる凹部12が、1.8m
mのピッチで縦横に設けられた熱処理用保持体を用意し
た。長さ1.0mm、直径0.6mmのチップaの周面
にペーストbとしてRuO2ペーストを塗布し、これら
チップaを前記保持体11の前記凹部12の中に各々1
個ずつ収納し、この保持体11を熱処理炉に導入し、8
50℃の温度を加えて、前記ペーストbを空気中で焼き
付けた。
【0021】図7(a)は、凹部12の底面に通孔13
を設けてない熱処理用保持体を用いた例であり、同図
(b)は、凹部12の底面14の中央に直径0.2mm
の通孔13を設けた熱処理用保持体を用いた例である。
特に後者の通孔13を設けたものでは、全てのチップa
の抵抗が380〜440kΩの範囲にあり、そのうちで
も特に79%が400〜420kΩの範囲にあり、抵抗
値のばらつきが抑えられたことが分かる。
【0022】なお、前記実施例では、ペーストbとして
抵抗体皮膜を形成するためのRuO2ペーストを使用し
たものであるが、ペーストbとして導電ペースト又は絶
縁ペースト等を使用したインダクタやキャパシタ等のチ
ップ状電子部品を製造する場合にも、本発明を同様にし
て適用することができることは明かであろう。また、前
記実施例では、熱処理用保持体として板状の保持体を使
用したものであるが、熱処理炉内を通過するように回動
する無端搬送ベルト等にも同様にして適用することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、チ
ップaの周面に塗布したペーストbが凹部12の壁面や
底面に接触することなくチップaを凹部12の中に安定
な姿勢で保持した状態でペーストbを乾燥、硬化もしく
は焼き付けることができるので、電気特性のばらつきの
小さな電子部品を製造することができ、電子部品の品質
の向上と歩留りの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による電子部品熱処理用保持体
とそれを使用してペーストの焼き付けを行うチップを示
す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】前記実施例による電子部品熱処理用保持体の凹
部にチップが収納された状態の各例を示す要部拡大図で
ある。
【図4】電子部品熱処理用保持体の凹部の他の形状の例
を示す要部拡大図である。
【図5】電子部品熱処理用保持体の凹部の他の形状の例
を示す要部拡大図である。
【図6】本発明の他の実施例による電子部品熱処理用保
持体とそれを使用してペーストの焼き付けを行うチップ
を示す縦断側面図である。
【図7】本発明の方法によりチップの周面に塗布された
抵抗ペーストを焼付け、その後チップの両端に電極を設
け、この電極間で測定される抵抗値の分布を示すグラフ
である。
【図8】電子部品熱処理用保持体の従来例を示す要部拡
大図である。
【図9】電子部品熱処理用保持体の他の従来例を示す要
部拡大図である。
【符号の説明】
a チップ b ペースト 11 保持体 12 凹部 14 凹部の底面 13 凹部の通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常見 甲好 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内

Claims (8)

    【整理番号】 0041080−01 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ(a)の周面に塗布したペースト
    (b)を熱処理により、乾燥、硬化もしくは焼き付ける
    ための電子部品熱処理用保持体であって、耐熱性の保持
    体(11)の上面に、複数の凹部(12)が形成され、
    この凹部(12)の底面(14)は中央へいくに従って
    次第に低くなるような勾配を有することを特徴とする電
    子部品熱処理用保持体。
  2. 【請求項2】 前記請求項1において、凹部(12)の
    底面(14)の中央に、保持体(11)の底面に貫通す
    る通孔(13)を有する電子部品熱処理用保持体。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または2において、凹部
    (12)の底面(14)が凹曲線回転体面である電子部
    品熱処理用保持体。
  4. 【請求項4】 前記請求項1または2において、凹部
    (12)は、その最も広い部分の半径がチップ(a)の
    長さより小さい円形であって、その底面(14)が円錐
    面である電子部品熱処理用保持体。
  5. 【請求項5】 チップ(a)の周面に塗布したペースト
    (b)を熱処理により、乾燥、硬化もしくは焼き付ける
    電子部品熱処理方法であって、耐熱性の保持体(11)
    の上面に、複数の凹部(12)が形成され、この凹部
    (12)の底面(14)は中央へいくに従って次第に低
    くなるような勾配を有する電子部品熱処理用保持体を用
    意し、前記凹部(12)の中にチップ(a)を収納し、
    この保持体(11)ごと焼成炉に導入して前記チップ
    (a)の周面に塗布されたペースト(b)を熱処理によ
    り、乾燥、硬化もしくは焼き付けることを特徴とする電
    子部品熱処理方法。
  6. 【請求項6】 前記請求項5において、凹部(12)の
    底面(14)の中央に、保持体(11)の底面に貫通す
    る通孔(13)を有する電子部品熱処理方法。
  7. 【請求項7】 前記請求項5または6において、凹部
    (12)の底面(14)が凹曲線回転体面である電子部
    品熱処理方法。
  8. 【請求項8】 前記請求項5または6において、凹部
    (12)は、その最も広い部分の半径がチップ(a)の
    長さより小さい円形であって、その底面(14)が円錐
    面である電子部品熱処理方法。
JP5097019A 1993-03-31 1993-03-31 電子部品熱処理用保持体及び熱処理方法 Pending JPH06290916A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014103195A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Murata Mfg Co Ltd 振込み治具およびそれを用いた電子部品の製造方法
WO2021039048A1 (ja) * 2019-08-23 2021-03-04 株式会社村田製作所 チップ状電子部品用治具
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