JPH0629069Y2 - ウエザーストリップの取付構造 - Google Patents
ウエザーストリップの取付構造Info
- Publication number
- JPH0629069Y2 JPH0629069Y2 JP1988109757U JP10975788U JPH0629069Y2 JP H0629069 Y2 JPH0629069 Y2 JP H0629069Y2 JP 1988109757 U JP1988109757 U JP 1988109757U JP 10975788 U JP10975788 U JP 10975788U JP H0629069 Y2 JPH0629069 Y2 JP H0629069Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- mounting structure
- locking
- clip
- clips
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案はウェザーストリップの取付構造に関し、特に車
両窓開口の下縁に沿って設けられるウェザーストリップ
の取付構造に関する。
両窓開口の下縁に沿って設けられるウェザーストリップ
の取付構造に関する。
［従来の技術］ キャブオーバ車等の乗降ドアにおいて、視認性の向上を
図るために、第７図に示す如く、窓開口Ｗの下縁前半部
を下方へ凹状としたものがある。通常、かかる窓開口下
縁にはこれに沿って、昇降する窓ガラス面に摺接して防
水をなすウェザーストリップ１が設けられ、これは第８
図に示す如き複数個所に装着したクリップ２によりドア
パネルに固定される。
図るために、第７図に示す如く、窓開口Ｗの下縁前半部
を下方へ凹状としたものがある。通常、かかる窓開口下
縁にはこれに沿って、昇降する窓ガラス面に摺接して防
水をなすウェザーストリップ１が設けられ、これは第８
図に示す如き複数個所に装着したクリップ２によりドア
パネルに固定される。
上記クリップ２は、第９図および第１０図に示す如く、
基板２３の上縁より逆Ｕ字形に延出する第１の係止爪２
１と、上記基板２３の下縁よりＵ字形に延出する第２の
係止爪２２とを有し、上記第２の係止爪２２内にウェザ
ーストリップ１の下縁を挿入係止するとともに、上記第
１の係止爪２１をドアパネルＰの係止穴Ｐ１内に挿入し
て固定する。
基板２３の上縁より逆Ｕ字形に延出する第１の係止爪２
１と、上記基板２３の下縁よりＵ字形に延出する第２の
係止爪２２とを有し、上記第２の係止爪２２内にウェザ
ーストリップ１の下縁を挿入係止するとともに、上記第
１の係止爪２１をドアパネルＰの係止穴Ｐ１内に挿入し
て固定する。
［考案が解決しようとする課題］ ところで、上記ウェザーストリップ１は窓開口Ｗの下縁
形状に沿い、水平に延びる一般部１ａ（第８図）とこれ
に対して角度を成して傾斜する傾斜部１ｂとよりなり、
従来は、一般部１ａおよび傾斜部１ｂの別なく同一形状
のクリップ２を装着している。したがって、一般部１ａ
と傾斜部１ｂではこれらに装着したクリップ２の第１の
係止爪２１の方向が異なり、ドアパネルＰへの挿入固定
時に、第１１図矢印で記す如く、一般部１ａでは真下方
向へ挿入されるのに対して、傾斜部１ｂでは斜め方向へ
挿入されるため、特に傾斜部１ｂでウェザーストリップ
１に変形を生じ（図の破線より実線）、取付けに手間取
るという問題があった。
形状に沿い、水平に延びる一般部１ａ（第８図）とこれ
に対して角度を成して傾斜する傾斜部１ｂとよりなり、
従来は、一般部１ａおよび傾斜部１ｂの別なく同一形状
のクリップ２を装着している。したがって、一般部１ａ
と傾斜部１ｂではこれらに装着したクリップ２の第１の
係止爪２１の方向が異なり、ドアパネルＰへの挿入固定
時に、第１１図矢印で記す如く、一般部１ａでは真下方
向へ挿入されるのに対して、傾斜部１ｂでは斜め方向へ
挿入されるため、特に傾斜部１ｂでウェザーストリップ
１に変形を生じ（図の破線より実線）、取付けに手間取
るという問題があった。
本考案はかかる問題点を解決するもので、ウェザースト
リップ取付け時にその変形を生じず、スムーズな取付け
が可能な取付構造を提供することを目的とする。
リップ取付け時にその変形を生じず、スムーズな取付け
が可能な取付構造を提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 本考案の取付構造を第１図で説明すると、車両パネルＰ
（第５図）に設けた係止穴Ｐ１に挿入係止される各クリ
ップ２、３の係止爪２１、３１を、各クリップ２、３を
ウェザーストリップ１のそれぞれ一般部１ａおよび傾斜
部１ｂに装着した状態でいずれも同方向へ向くように形
成してある。
（第５図）に設けた係止穴Ｐ１に挿入係止される各クリ
ップ２、３の係止爪２１、３１を、各クリップ２、３を
ウェザーストリップ１のそれぞれ一般部１ａおよび傾斜
部１ｂに装着した状態でいずれも同方向へ向くように形
成してある。
［作用］ 上記取付構造において、各クリップの係止爪はウェザー
ストリップの全ての部分で同じ方向を向いているから、
ウェザーストリップ全体を同方向へ押し込めば、上記各
クリップの係止爪が係止穴内に挿入され係止される。
ストリップの全ての部分で同じ方向を向いているから、
ウェザーストリップ全体を同方向へ押し込めば、上記各
クリップの係止爪が係止穴内に挿入され係止される。
しかして、ウェザーストリップに変形を生じることな
く、スムーズな取付けが可能である。
く、スムーズな取付けが可能である。
［実施例］ 第１図において、ウェザーストリップ１は、水平方向へ
延びる一般部１ａとその中間位置で下方へ傾斜する傾斜
部１ｂとによりなり、一般部１ａには複数位置にクリッ
プ２が装着され、傾斜部１ｂには一ヵ所にクリップ３が
装着してある。
延びる一般部１ａとその中間位置で下方へ傾斜する傾斜
部１ｂとによりなり、一般部１ａには複数位置にクリッ
プ２が装着され、傾斜部１ｂには一ヵ所にクリップ３が
装着してある。
傾斜部１ｂに設けたクリップ３の詳細を第２図および第
３図に示す。クリップ３は略長方形の基板３３を有し、
その下縁は背後へ折返されてＵ字状の第２の係止爪３２
となっており、該係止爪３２内にウェザーストリップ１
の下縁を挿入してこれに固定される（第５図）。上記基
板３３の上縁は手前へ折返されて逆Ｕ字状の第１の係止
爪３１となっており、該係止爪３１は基板３３の上下縁
に対して斜めに延出し、クリップ３を上記傾斜部１ｂに
装着した状態で、垂直下方を向いている。
３図に示す。クリップ３は略長方形の基板３３を有し、
その下縁は背後へ折返されてＵ字状の第２の係止爪３２
となっており、該係止爪３２内にウェザーストリップ１
の下縁を挿入してこれに固定される（第５図）。上記基
板３３の上縁は手前へ折返されて逆Ｕ字状の第１の係止
爪３１となっており、該係止爪３１は基板３３の上下縁
に対して斜めに延出し、クリップ３を上記傾斜部１ｂに
装着した状態で、垂直下方を向いている。
クリップ３の上記基板３３には、係止爪３１を設けた下
縁部の前後位置に係止突起３４が設けてあり、これら係
止突起３４の端面は、上記係止爪３１が傾斜する側の各
面３４ａをテーパ面としてある（第４図）。
縁部の前後位置に係止突起３４が設けてあり、これら係
止突起３４の端面は、上記係止爪３１が傾斜する側の各
面３４ａをテーパ面としてある（第４図）。
ウェザーストリップ１の一般部１ａに装着されるクリッ
プ２は、第１の係止爪２１が基板２３の上下縁に対して
直交しており、その構造は実質的に上記従来の取付構造
で使用されたものと同一である。しかして、上記クリッ
プ２の係止爪２１は上記一般部１ａに装着された状態で
垂直下方を向いている。
プ２は、第１の係止爪２１が基板２３の上下縁に対して
直交しており、その構造は実質的に上記従来の取付構造
で使用されたものと同一である。しかして、上記クリッ
プ２の係止爪２１は上記一般部１ａに装着された状態で
垂直下方を向いている。
かかる構造において、ウェザーストリップ１に装着され
たクリップ２、３の係止爪２１、３１はいずれも垂直下
方を向いているから、第６図に示す如く、ウェザースト
リップ１全体を下方へ押し込めば、各クリップ２、３の
係止爪２１、３１はこれらに対応するドアパネルＰ（第
５図）の係止穴Ｐ１内に挿入され、係止突起３４とで上
記パネルＰを挟んで固定される。
たクリップ２、３の係止爪２１、３１はいずれも垂直下
方を向いているから、第６図に示す如く、ウェザースト
リップ１全体を下方へ押し込めば、各クリップ２、３の
係止爪２１、３１はこれらに対応するドアパネルＰ（第
５図）の係止穴Ｐ１内に挿入され、係止突起３４とで上
記パネルＰを挟んで固定される。
かくして、ウェザーストリップの取付けは、これを全体
として垂直下方へ押し込めば良いから、ウェザーストリ
ップに変形が生じることはなく、スムーズな取付けが可
能である。
として垂直下方へ押し込めば良いから、ウェザーストリ
ップに変形が生じることはなく、スムーズな取付けが可
能である。
なお、上記クリップの押し込みは、係止突起端面がテー
パ面としてあることによりスムーズになされる。
パ面としてあることによりスムーズになされる。
［考案の効果］ 以上の如く、本考案の取付構造によれば、水平部と傾斜
部を有する窓開口下縁に沿って配設されるウェザースト
リップを、変形を生ぜしめることなく、スムーズに車両
パネルに取付けることができる。
部を有する窓開口下縁に沿って配設されるウェザースト
リップを、変形を生ぜしめることなく、スムーズに車両
パネルに取付けることができる。
第１図ないし第６図は本考案の一実施例を示し、第１図
はクリップを装着したウェザーストリップの正面図、第
２図はウェザーストリップ傾斜部の側面図、第３図はウ
ェザーストリップ傾斜部に設けるクリップの斜視図、第
４図は第３図のＡ部拡大斜視図、第５図は第２図のＶ−
Ｖ線に沿う横断面図、第６図はウェザーストリップの部
分正面図、第７図はウェザーストリップを設けた車両ド
アの概略正面図、第８図ないし第１１図は従来例を示
し、第８図はクリップを装着したウェザーストリップの
正面図、第９図はドアパネルに取り付けたウェザースト
リップの横断面図、第１０図はクリップの斜視図、第１
１図はウェザーストリップの部分正面図である。 １……ウェザーストリップ １ａ……一般部 １ｂ……傾斜部 ２……クリップ ２１……第１の係止爪（係止爪） ３……クリップ ３１……第１の係止爪（係止爪） Ｐ……ドアパネル（車両パネル） Ｐ１……係止穴
はクリップを装着したウェザーストリップの正面図、第
２図はウェザーストリップ傾斜部の側面図、第３図はウ
ェザーストリップ傾斜部に設けるクリップの斜視図、第
４図は第３図のＡ部拡大斜視図、第５図は第２図のＶ−
Ｖ線に沿う横断面図、第６図はウェザーストリップの部
分正面図、第７図はウェザーストリップを設けた車両ド
アの概略正面図、第８図ないし第１１図は従来例を示
し、第８図はクリップを装着したウェザーストリップの
正面図、第９図はドアパネルに取り付けたウェザースト
リップの横断面図、第１０図はクリップの斜視図、第１
１図はウェザーストリップの部分正面図である。 １……ウェザーストリップ １ａ……一般部 １ｂ……傾斜部 ２……クリップ ２１……第１の係止爪（係止爪） ３……クリップ ３１……第１の係止爪（係止爪） Ｐ……ドアパネル（車両パネル） Ｐ１……係止穴
Claims (1)
- 【請求項１】車両の窓開口下縁に沿って設けられ、昇降
する窓ガラス面に摺接するウェザーストリップであっ
て、水平方向へ延びる一般部と該一般部に対して傾斜す
る傾斜部とを有し、これら一般部と傾斜部に装着したク
リップにより上記窓開口下縁の車両パネルに固定される
ウェザーストリップの取付構造において、上記車両パネ
ルに設けた係止穴に挿入係止される上記各クリップの係
止爪を、各クリップをウェザーストリップのそれぞれ上
記一般部および傾斜部に装着した状態でいずれも同方向
へ向くように形成したことを特徴とするウェザーストリ
ップの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988109757U JPH0629069Y2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | ウエザーストリップの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988109757U JPH0629069Y2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | ウエザーストリップの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0230722U JPH0230722U (ja) | 1990-02-27 |
| JPH0629069Y2 true JPH0629069Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31346293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988109757U Expired - Fee Related JPH0629069Y2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | ウエザーストリップの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629069Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0635724Y2 (ja) * | 1988-10-26 | 1994-09-21 | マツダ株式会社 | 車両のウェザーストリップ取付構造 |
-
1988
- 1988-08-22 JP JP1988109757U patent/JPH0629069Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0230722U (ja) | 1990-02-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |