JPH06289603A - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法Info
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- JPH06289603A JPH06289603A JP25013092A JP25013092A JPH06289603A JP H06289603 A JPH06289603 A JP H06289603A JP 25013092 A JP25013092 A JP 25013092A JP 25013092 A JP25013092 A JP 25013092A JP H06289603 A JPH06289603 A JP H06289603A
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- JP
- Japan
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- sheet
- image
- layer
- color material
- color
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高感度で増感色素による画像への影響がな
く、色再現性に優れる。 【構成】 (1) 支持体、光重合性粘着層、カバーシ
ート層の順に構成された感光性シートにカバーシート層
を剥離せずもしくは剥離して画像露光を行い、光重合性
粘着層の露光部の粘着性を低下させ、(2) 支持体、
色材層の順に構成された色材シートの色材層と該感光性
シートの光重合性粘着層が接するように重ね合わせ、加
圧または圧熱処理を施した後、該感光性シートを剥離す
ることにより、光重合性粘着層の未露光部分に色材層を
転写し、露光部に相当する画像を色材シートに残存さ
せ、(3) 色材シート上の該露光部に相当する画像を
受像シートに圧熱処理により転写することにより、受像
シート上に画像を形成する。
く、色再現性に優れる。 【構成】 (1) 支持体、光重合性粘着層、カバーシ
ート層の順に構成された感光性シートにカバーシート層
を剥離せずもしくは剥離して画像露光を行い、光重合性
粘着層の露光部の粘着性を低下させ、(2) 支持体、
色材層の順に構成された色材シートの色材層と該感光性
シートの光重合性粘着層が接するように重ね合わせ、加
圧または圧熱処理を施した後、該感光性シートを剥離す
ることにより、光重合性粘着層の未露光部分に色材層を
転写し、露光部に相当する画像を色材シートに残存さ
せ、(3) 色材シート上の該露光部に相当する画像を
受像シートに圧熱処理により転写することにより、受像
シート上に画像を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成方法に関する。
更に詳しくは銀塩フィルムを用いずにデジタル画像デー
タから直接画像露光を行って、受像シート上に極めて印
刷物に似た多色カラー画像を形成する方法に関する。
更に詳しくは銀塩フィルムを用いずにデジタル画像デー
タから直接画像露光を行って、受像シート上に極めて印
刷物に似た多色カラー画像を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印刷工業分野においては最終
的に印刷された印刷物の仕上がり、色調などを印刷する
前に確認する手段として、校正印刷あるいはプリプレス
プルーフを利用することが一般的に知られている。プリ
プレスプルーフとは、印刷用のインキを使わずに最終の
印刷物の仕上がりが予想できる利点があり、最終的に得
られる画像品質や製版および印刷工程上の様々な目的に
応じてオーバーレイ方式、サープリント方式等が使い分
けられている。
的に印刷された印刷物の仕上がり、色調などを印刷する
前に確認する手段として、校正印刷あるいはプリプレス
プルーフを利用することが一般的に知られている。プリ
プレスプルーフとは、印刷用のインキを使わずに最終の
印刷物の仕上がりが予想できる利点があり、最終的に得
られる画像品質や製版および印刷工程上の様々な目的に
応じてオーバーレイ方式、サープリント方式等が使い分
けられている。
【0003】オーバーレイ方式は、透明ベースフィルム
上に各色分解マスクに応じた色材を含む感光性層があ
り、このフィルムと銀塩フィルムを密着、露光、現像を
行いそれぞれのフィルムを重ね合わせて校正を行なう。
サープリント方式は、オーバーレイ方式と異なりハード
コピーが得られるため、その利用価値は高くこれまで
に、例えば米国特許第3060023号、306002
4号、3060025号公報および特開昭63−418
47号公報に記載されるような単一の支持体上に数層か
らなるフォトポリマー感光性層を積層し各分色画像を順
次形成してゆくものである。
上に各色分解マスクに応じた色材を含む感光性層があ
り、このフィルムと銀塩フィルムを密着、露光、現像を
行いそれぞれのフィルムを重ね合わせて校正を行なう。
サープリント方式は、オーバーレイ方式と異なりハード
コピーが得られるため、その利用価値は高くこれまで
に、例えば米国特許第3060023号、306002
4号、3060025号公報および特開昭63−418
47号公報に記載されるような単一の支持体上に数層か
らなるフォトポリマー感光性層を積層し各分色画像を順
次形成してゆくものである。
【0004】また、特開昭59−97410号公報、お
よび特開昭61−188537号公報に記されるような
オーバーレイ法とサープリント法の両方に使用できるよ
うなプリプレスプルーフも存在する。また一方近年、レ
ーザー装置とコンピューター画像形成技術の発展に伴な
い、銀塩フィルムを用いずにコンピューターで作製した
画像のデジタルデーターを感光性層へ直接画像露光によ
り感光させて高感度画像(プリプレスプルーフ)を形成
することが、工程時間の短縮、省力化、さらに低コスト
化という観点から強く望まれている。
よび特開昭61−188537号公報に記されるような
オーバーレイ法とサープリント法の両方に使用できるよ
うなプリプレスプルーフも存在する。また一方近年、レ
ーザー装置とコンピューター画像形成技術の発展に伴な
い、銀塩フィルムを用いずにコンピューターで作製した
画像のデジタルデーターを感光性層へ直接画像露光によ
り感光させて高感度画像(プリプレスプルーフ)を形成
することが、工程時間の短縮、省力化、さらに低コスト
化という観点から強く望まれている。
【0005】例えば特開昭63−41847号公報に
は、受像材料上に光重合性粘着層を積層した感光性シー
トを画像露光した後、トナーを含有する非感光性の色材
シートを接触させ、感光性シートから色材シートを分離
した際に、色材シートを光重合性粘着層上の画像状の粘
着部分に選択的に付着させることにより、光重合性粘着
層上に画像形成する方法が開示されている。
は、受像材料上に光重合性粘着層を積層した感光性シー
トを画像露光した後、トナーを含有する非感光性の色材
シートを接触させ、感光性シートから色材シートを分離
した際に、色材シートを光重合性粘着層上の画像状の粘
着部分に選択的に付着させることにより、光重合性粘着
層上に画像形成する方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記画
像形成方法では受像材料上に積層された光重合性粘着層
中の光重合開始系に含まれる増感色素により、非画像部
分および得られた画像が着色し、印刷物に酷似した色調
を再現するのが困難となっており、特に可視光に対して
反応する光重合開始系を光重合性粘着層中に用いた場合
に困難となっている。
像形成方法では受像材料上に積層された光重合性粘着層
中の光重合開始系に含まれる増感色素により、非画像部
分および得られた画像が着色し、印刷物に酷似した色調
を再現するのが困難となっており、特に可視光に対して
反応する光重合開始系を光重合性粘着層中に用いた場合
に困難となっている。
【0007】また一方、該増感色素による着色を低下さ
せるために増感色素の濃度を低下させることは、感度の
低下を引き起こすので困難となっている。本発明は、光
重合性粘着層中に含有される増感色素の色が画像に影響
を与えないかつ、現像工程を不要とする新規な画像形成
方法を提供しようとするものである。
せるために増感色素の濃度を低下させることは、感度の
低下を引き起こすので困難となっている。本発明は、光
重合性粘着層中に含有される増感色素の色が画像に影響
を与えないかつ、現像工程を不要とする新規な画像形成
方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の目的は、
増感色素の色の影響を受けない新規な画像形成方法を提
供することにある。本発明の他の目的は、現像工程を不
要とする画像形成方法を提供することにある。
増感色素の色の影響を受けない新規な画像形成方法を提
供することにある。本発明の他の目的は、現像工程を不
要とする画像形成方法を提供することにある。
【0009】本発明の別の目的は、色調が印刷物に酷似
したカラープルーフ及びその作製に極めて有利な画像形
成方法を提供することにある。しかしてかかる本発明の
目的は、(1) 支持体、光重合性粘着層、カバーシー
ト層の順に構成された感光性シートにカバーシート層を
剥離せずもしくは剥離して画像露光を行い、光重合性粘
着層の露光部の粘着性を低下させ、(2) 支持体、色
材層の順に構成された色材シートの色材層と、該感光性
シートの光重合性粘着層が接するように重ね合わせ、加
圧または圧熱処理を施した後、該感光性シートの支持体
を剥離することにより、光重合性粘着層の未露光部分に
色材層を転写し、露光部に相当する画像を色材シートに
残存させ、(3) 色材シート上の該露光部に相当する
画像を受像シートに圧熱処理により転写することによ
り、受像シート上に画像を形成することを特徴とする画
像形成方法、によって容易に達成される。
したカラープルーフ及びその作製に極めて有利な画像形
成方法を提供することにある。しかしてかかる本発明の
目的は、(1) 支持体、光重合性粘着層、カバーシー
ト層の順に構成された感光性シートにカバーシート層を
剥離せずもしくは剥離して画像露光を行い、光重合性粘
着層の露光部の粘着性を低下させ、(2) 支持体、色
材層の順に構成された色材シートの色材層と、該感光性
シートの光重合性粘着層が接するように重ね合わせ、加
圧または圧熱処理を施した後、該感光性シートの支持体
を剥離することにより、光重合性粘着層の未露光部分に
色材層を転写し、露光部に相当する画像を色材シートに
残存させ、(3) 色材シート上の該露光部に相当する
画像を受像シートに圧熱処理により転写することによ
り、受像シート上に画像を形成することを特徴とする画
像形成方法、によって容易に達成される。
【0010】以下本発明を詳細に説明する。本発明に使
用される感光性シートは支持体の上に光重合性粘着層、
カバーシートの順に積層されたものである。該支持体は
特に限定されるものではなく、例えばアルミニウム、マ
グネシウム、銅、亜鉛、クロム、ニッケル、鉄等の金属
またはそれらを主成分とした合金のシート;上質紙、ア
ート紙、剥離紙等の紙類;ガラス、セラミックス等の無
機シート;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン、ポリメチルメタクリレート、塩化ビニル、塩化ビニ
ル−塩化ビニリデン共重合体、ポリスチレン、6−ナイ
ロン、セルローストリアセテート、セルロースアセテー
トブチレート等のポリマーシート等が挙げられる。
用される感光性シートは支持体の上に光重合性粘着層、
カバーシートの順に積層されたものである。該支持体は
特に限定されるものではなく、例えばアルミニウム、マ
グネシウム、銅、亜鉛、クロム、ニッケル、鉄等の金属
またはそれらを主成分とした合金のシート;上質紙、ア
ート紙、剥離紙等の紙類;ガラス、セラミックス等の無
機シート;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン、ポリメチルメタクリレート、塩化ビニル、塩化ビニ
ル−塩化ビニリデン共重合体、ポリスチレン、6−ナイ
ロン、セルローストリアセテート、セルロースアセテー
トブチレート等のポリマーシート等が挙げられる。
【0011】この支持体の厚さは1μm〜10mmが好
ましく、特に好ましくは5μm〜1mmである。本発明
における光重合性粘着層は、少なくとも光重合性組成物
を含有する。該光重合性組成物としては、増感色素およ
び活性剤より成る光重合開始系、およびエチレン性不飽
和二重結合を少なくとも1個含有する付加重合可能な化
合物(以下、エチレン性化合物と略す)を含有する。ま
た、該光重合性粘着層は、その上に後述される色材層を
転写し得る程度の粘着性を有することが必要であるが、
該光重合性化合物中の該エチレン性化合物は、紫外また
は可視のレーザー光等の光に感応して硬化することによ
り、露光部分に適度な粘着性の低下を付与することがで
きる。また、該光重合性化合物中にさらに有機高分子物
質を添加して粘着性の調整を行ってもよい。
ましく、特に好ましくは5μm〜1mmである。本発明
における光重合性粘着層は、少なくとも光重合性組成物
を含有する。該光重合性組成物としては、増感色素およ
び活性剤より成る光重合開始系、およびエチレン性不飽
和二重結合を少なくとも1個含有する付加重合可能な化
合物(以下、エチレン性化合物と略す)を含有する。ま
た、該光重合性粘着層は、その上に後述される色材層を
転写し得る程度の粘着性を有することが必要であるが、
該光重合性化合物中の該エチレン性化合物は、紫外また
は可視のレーザー光等の光に感応して硬化することによ
り、露光部分に適度な粘着性の低下を付与することがで
きる。また、該光重合性化合物中にさらに有機高分子物
質を添加して粘着性の調整を行ってもよい。
【0012】該エチレン性化合物及び該有機高分子物質
としては、限定はされないが例えば特開平2−69号、
特開昭51−150322号、特開昭55−26597
号および特開昭55−26596号各公報に記載のもの
から適宜用いることができる。有機高分子物質につい
て、さらに具体的に示すと例えば、(メタ)アクリル酸
共重合体、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、イタ
コン酸共重合体、部分エステル化マレイン酸共重合体、
セルロース変性物、ポリエチレンオキシド、ポリビニル
ピロリドン、ポリビニルアルコール、可溶性ナイロン、
塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン共重合体、スチレ
ン共重合体、酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ポリウ
レタン、ポリビニルブチラール、ポリエステル等を適宜
選択して用いることができる。なかでも、低粘度のエチ
レン性化合物および/またはガラス転位点が80℃以下
の有機高分子物質を用いることが好ましく、粘度50以
下のエチレン性化合物および/またはガラス転位点温度
が50℃以下の有機高分子物質を用いることが特に好ま
しい。
としては、限定はされないが例えば特開平2−69号、
特開昭51−150322号、特開昭55−26597
号および特開昭55−26596号各公報に記載のもの
から適宜用いることができる。有機高分子物質につい
て、さらに具体的に示すと例えば、(メタ)アクリル酸
共重合体、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、イタ
コン酸共重合体、部分エステル化マレイン酸共重合体、
セルロース変性物、ポリエチレンオキシド、ポリビニル
ピロリドン、ポリビニルアルコール、可溶性ナイロン、
塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン共重合体、スチレ
ン共重合体、酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ポリウ
レタン、ポリビニルブチラール、ポリエステル等を適宜
選択して用いることができる。なかでも、低粘度のエチ
レン性化合物および/またはガラス転位点が80℃以下
の有機高分子物質を用いることが好ましく、粘度50以
下のエチレン性化合物および/またはガラス転位点温度
が50℃以下の有機高分子物質を用いることが特に好ま
しい。
【0013】該光重合開始系としては、限定はされない
が例えば、ヘキサアリールビイミダゾールと活性剤およ
び染料の系(特公昭45−37377号公報)、ヘキサ
アリールビイミダゾールと(p−ジアルキルアミノベン
ジリデン)ケトンの系(特開昭47−2528号公報、
特開昭54−155292号公報)、環状シス−α−ジ
カルボニル化合物と染料の系(特開昭48−84183
号公報)、置換トリアジンとメロシアニン色素の系(特
開昭54−151024号公報)、ケトクマリンと活性
剤の系(特開昭52−112681号公報、特開昭58
−15503号公報、特開昭60−88005号公
報)、置換トリアジンと増感剤の系(特開昭58−29
803号公報、特開昭58−40302号公報)、ビイ
ミダゾール、スチレン誘導体、チオールの系(特開昭5
9−56403号公報)、有機過酸化物と色素の系(特
開昭59−140203号公報、特開昭59−1893
40号公報)、テトラヒドロキノリン系増感剤と活性剤
の系(特開平2−69号公報)等が挙げられ、この中か
ら、光源の光波長に合わせ適宜選択して用いることがで
きる。特に好ましくは特開平2−69号公報に記載のテ
トラヒドロキノリン系増感剤、ビイミダゾール、チオー
ルの系である。
が例えば、ヘキサアリールビイミダゾールと活性剤およ
び染料の系(特公昭45−37377号公報)、ヘキサ
アリールビイミダゾールと(p−ジアルキルアミノベン
ジリデン)ケトンの系(特開昭47−2528号公報、
特開昭54−155292号公報)、環状シス−α−ジ
カルボニル化合物と染料の系(特開昭48−84183
号公報)、置換トリアジンとメロシアニン色素の系(特
開昭54−151024号公報)、ケトクマリンと活性
剤の系(特開昭52−112681号公報、特開昭58
−15503号公報、特開昭60−88005号公
報)、置換トリアジンと増感剤の系(特開昭58−29
803号公報、特開昭58−40302号公報)、ビイ
ミダゾール、スチレン誘導体、チオールの系(特開昭5
9−56403号公報)、有機過酸化物と色素の系(特
開昭59−140203号公報、特開昭59−1893
40号公報)、テトラヒドロキノリン系増感剤と活性剤
の系(特開平2−69号公報)等が挙げられ、この中か
ら、光源の光波長に合わせ適宜選択して用いることがで
きる。特に好ましくは特開平2−69号公報に記載のテ
トラヒドロキノリン系増感剤、ビイミダゾール、チオー
ルの系である。
【0014】光重合開始剤の添加量は、エチレン性化合
物100に対して0.1〜100、好ましくは0.2〜
50、また有機高分子物質の添加量は、エチレン性化合
物100に対して1〜500、好ましくは10〜300
である。また、該光重合性粘着層の厚さは0.1〜50
μmの範囲であることが適当で、0.2〜20μmであ
ることが好ましく、0.3〜10μmであることが特に
好ましい。
物100に対して0.1〜100、好ましくは0.2〜
50、また有機高分子物質の添加量は、エチレン性化合
物100に対して1〜500、好ましくは10〜300
である。また、該光重合性粘着層の厚さは0.1〜50
μmの範囲であることが適当で、0.2〜20μmであ
ることが好ましく、0.3〜10μmであることが特に
好ましい。
【0015】本発明の感光性シートには、光重合性粘着
層とカバーシート層との離型性を高めるために、光重合
性粘着層上に離型層を設けてもよい。感光性シート上に
設けられた離型層は、画像露光後、カバーシート層と共
に感光性シートより剥離される。該離型層の材料として
は、限定はされないが例えばシリコーン樹脂、フッ素系
樹脂、ポリアミン、スチレン−無水マレイン共重合体、
ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニ
ルおよびそれらの共重合体、さらに三酢酸セルロース、
二酢酸セルロース等を挙げることが出来る。また、該離
型層の厚さは0.1〜100μmが好ましく、特に好ま
しくは0.2〜50μmである。
層とカバーシート層との離型性を高めるために、光重合
性粘着層上に離型層を設けてもよい。感光性シート上に
設けられた離型層は、画像露光後、カバーシート層と共
に感光性シートより剥離される。該離型層の材料として
は、限定はされないが例えばシリコーン樹脂、フッ素系
樹脂、ポリアミン、スチレン−無水マレイン共重合体、
ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニ
ルおよびそれらの共重合体、さらに三酢酸セルロース、
二酢酸セルロース等を挙げることが出来る。また、該離
型層の厚さは0.1〜100μmが好ましく、特に好ま
しくは0.2〜50μmである。
【0016】本発明におけるカバーシート層は、酸素に
よる光重合性粘着層の感度低下を防止したり、保存安定
性を向上させること等を目的として、光重合性粘着層上
に設けられる剥離可能な層である。該カバーシート層の
材質としては、限定はされないが例えば、ポリエチレン
テレフタレート等のポリエステル、ポリアミド、ポリカ
ーボネート、ポリエーテル、ポリアセタール、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン、セルロースエステル、ポリ
ビニルアルコール等のプラスチックシート等を用いるこ
とができる。
よる光重合性粘着層の感度低下を防止したり、保存安定
性を向上させること等を目的として、光重合性粘着層上
に設けられる剥離可能な層である。該カバーシート層の
材質としては、限定はされないが例えば、ポリエチレン
テレフタレート等のポリエステル、ポリアミド、ポリカ
ーボネート、ポリエーテル、ポリアセタール、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン、セルロースエステル、ポリ
ビニルアルコール等のプラスチックシート等を用いるこ
とができる。
【0017】該カバーシート層は、透明であっても、透
明でなくてもよい。カバーシート層が透明である場合に
は、感光性シート上にカバーシートを積層したまま露光
し、露光後にカバーシートを剥離すればよい等の利点が
あるので好ましい。カバーシート層が透明でない場合に
は、露光前にカバーシート層を剥離しなければならず、
その剥離後、露光終了迄に余り時間が経過すると、過量
の酸素が光重合性粘着層に供給されて、光重合反応が阻
害されることもあるので注意することが望ましい。
明でなくてもよい。カバーシート層が透明である場合に
は、感光性シート上にカバーシートを積層したまま露光
し、露光後にカバーシートを剥離すればよい等の利点が
あるので好ましい。カバーシート層が透明でない場合に
は、露光前にカバーシート層を剥離しなければならず、
その剥離後、露光終了迄に余り時間が経過すると、過量
の酸素が光重合性粘着層に供給されて、光重合反応が阻
害されることもあるので注意することが望ましい。
【0018】該カバーシートの厚さは0.1μm〜50
0μmであることが好ましく、0.5μm〜300μm
であることが特に好ましい。次に本発明における色材シ
ートについて説明する。本発明における色材シートは支
持体、色材層の順に構成される。本発明の色材シートに
使用される支持体としては、本発明における感光性シー
ト支持体に記載された中より適宜選択して用いることが
出来る。またその厚さは1μm〜10mmが好ましく、
特に好ましくは5μm〜1mmである。
0μmであることが好ましく、0.5μm〜300μm
であることが特に好ましい。次に本発明における色材シ
ートについて説明する。本発明における色材シートは支
持体、色材層の順に構成される。本発明の色材シートに
使用される支持体としては、本発明における感光性シー
ト支持体に記載された中より適宜選択して用いることが
出来る。またその厚さは1μm〜10mmが好ましく、
特に好ましくは5μm〜1mmである。
【0019】本発明の色材シートには、支持体上に熱軟
化層が設けられていることが好ましい。該熱軟化層は、
該熱軟化層上に形成された色画像を受像シート上に圧熱
転写する際、受像シート表面の凹凸に追従して変形しな
がら画像を受像シートに押しつけるため、色画像と受像
シートとの密着性を高め、転写性を向上させるものであ
って、該熱軟化層は後述の受像シート上へは転写されな
いものである。また、熱軟化層を用いて受像シート上に
転写した画像表面は受像シート表面の凹凸と同様の形状
を有するため、受像シートと同等の光沢(質感)を有
し、より印刷物に近い過度の光沢が抑えられた転写画像
であり得る。
化層が設けられていることが好ましい。該熱軟化層は、
該熱軟化層上に形成された色画像を受像シート上に圧熱
転写する際、受像シート表面の凹凸に追従して変形しな
がら画像を受像シートに押しつけるため、色画像と受像
シートとの密着性を高め、転写性を向上させるものであ
って、該熱軟化層は後述の受像シート上へは転写されな
いものである。また、熱軟化層を用いて受像シート上に
転写した画像表面は受像シート表面の凹凸と同様の形状
を有するため、受像シートと同等の光沢(質感)を有
し、より印刷物に近い過度の光沢が抑えられた転写画像
であり得る。
【0020】該熱軟化層は、軟化点が約80℃以下の有
機高分子物質より成ることが好ましい。具体的な有機高
分子物質としては特に限定はされないが、例えばJ.B
RANDRUP,E.H.IMMERGUT「Poly
mer Handbook」second editi
on(John Wiley & Sons,出版)に
記載の有機高分子物質、さらに具体的にはエチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体の分子間を金属イオンで架
橋したアイオノマー樹脂、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニ
ル、塩化ビニルと酢酸ビニルの如き塩化ビニル共重合
体、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン共重合体、ポ
リスチレン、スチレンと無水マレイン酸の如きスチレン
共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、アクリル酸エステルと酢酸ビニ
ルの如きアクリル酸エステル共重合体、ポリメタアクリ
ル酸エステル、メタアクリル酸メチルと酢酸ビニル、メ
タアクリル酸メチルとアクリル酸の如きメタアクリル酸
エステル共重合体、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル共重合
体、ビニルブチラール樹脂、ナイロン、共重合ナイロ
ン、N−アルコキシメチル化ナイロンの如きポリアミド
樹脂、合成ゴム、石油樹脂、塩化ゴム、ポリエチレング
リコール、ポリビニルアルコールハイドロジンフタレー
ト、セルロース誘導体、セルロースアセテートフタレー
ト、セルロースアセテートサクシネート、シェラック、
ワックス等であり、特に好ましくは、ポリプロピレン樹
脂、5〜50重量%のエチルアクリレートを含有するエ
チレン−エチルアクリレート共重合樹脂、エチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂等を挙げることが出来る。
機高分子物質より成ることが好ましい。具体的な有機高
分子物質としては特に限定はされないが、例えばJ.B
RANDRUP,E.H.IMMERGUT「Poly
mer Handbook」second editi
on(John Wiley & Sons,出版)に
記載の有機高分子物質、さらに具体的にはエチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体の分子間を金属イオンで架
橋したアイオノマー樹脂、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニ
ル、塩化ビニルと酢酸ビニルの如き塩化ビニル共重合
体、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン共重合体、ポ
リスチレン、スチレンと無水マレイン酸の如きスチレン
共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、アクリル酸エステルと酢酸ビニ
ルの如きアクリル酸エステル共重合体、ポリメタアクリ
ル酸エステル、メタアクリル酸メチルと酢酸ビニル、メ
タアクリル酸メチルとアクリル酸の如きメタアクリル酸
エステル共重合体、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル共重合
体、ビニルブチラール樹脂、ナイロン、共重合ナイロ
ン、N−アルコキシメチル化ナイロンの如きポリアミド
樹脂、合成ゴム、石油樹脂、塩化ゴム、ポリエチレング
リコール、ポリビニルアルコールハイドロジンフタレー
ト、セルロース誘導体、セルロースアセテートフタレー
ト、セルロースアセテートサクシネート、シェラック、
ワックス等であり、特に好ましくは、ポリプロピレン樹
脂、5〜50重量%のエチルアクリレートを含有するエ
チレン−エチルアクリレート共重合樹脂、エチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂等を挙げることが出来る。
【0021】該熱軟化層の厚さは1〜100μmが好ま
しく、特に好ましくは5〜50μmである。支持体上
に、熱軟化層として上記の樹脂層を設ける方法として
は、 (1) 上記樹脂を溶剤に溶解した溶液を支持体上に塗
布した後乾燥して、該樹脂層を設ける方法。
しく、特に好ましくは5〜50μmである。支持体上
に、熱軟化層として上記の樹脂層を設ける方法として
は、 (1) 上記樹脂を溶剤に溶解した溶液を支持体上に塗
布した後乾燥して、該樹脂層を設ける方法。
【0022】(2) ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニ
ル、エポキシ樹脂、ポリウレタン系樹脂、天然ゴム、合
成ゴムなどを有機溶剤に溶解した溶液を接着剤として用
い、支持体上にこれら接着剤を塗布した後、熱風または
加熱によって乾燥してから、上記樹脂フィルムを重ね合
わせ、加熱下に圧着してラミネートするいわゆる乾式ラ
ミネート法。
ル、エポキシ樹脂、ポリウレタン系樹脂、天然ゴム、合
成ゴムなどを有機溶剤に溶解した溶液を接着剤として用
い、支持体上にこれら接着剤を塗布した後、熱風または
加熱によって乾燥してから、上記樹脂フィルムを重ね合
わせ、加熱下に圧着してラミネートするいわゆる乾式ラ
ミネート法。
【0023】(3) エチレンと酢酸ビニル、エチレン
とアクリル酸エステルの共重合物、ポリアミド樹脂、石
油樹脂、ロジン類、ワックス類の混合物を接着剤とし、
これら接着剤をそのまま加熱して溶融状態に保ちなが
ら、支持体上にドクターブレード法、ロールコート法、
グラビア法、リバースロール法等で塗布した後、ただち
に、上記樹脂を貼り合わせて、必要に応じて高温に加熱
してから冷却することによりラミネートする、いわゆる
ホットメルトラミネート法。
とアクリル酸エステルの共重合物、ポリアミド樹脂、石
油樹脂、ロジン類、ワックス類の混合物を接着剤とし、
これら接着剤をそのまま加熱して溶融状態に保ちなが
ら、支持体上にドクターブレード法、ロールコート法、
グラビア法、リバースロール法等で塗布した後、ただち
に、上記樹脂を貼り合わせて、必要に応じて高温に加熱
してから冷却することによりラミネートする、いわゆる
ホットメルトラミネート法。
【0024】(4) 上記樹脂を溶融状態に保ち、押出
し機によりフィルム状に押出し、これが溶融状態にある
うちに、支持体を圧着してラミネートする、いわゆる押
し出しラミネート法。 (5) 溶融押出し法で支持体となるフィルムを成形す
る際、複数基の押出し機を用い、溶融状態の接着用樹脂
と上記の樹脂を1回の成形により、支持体フィルム上に
積層する、いわゆる共押出し法等を挙げることができ
る。
し機によりフィルム状に押出し、これが溶融状態にある
うちに、支持体を圧着してラミネートする、いわゆる押
し出しラミネート法。 (5) 溶融押出し法で支持体となるフィルムを成形す
る際、複数基の押出し機を用い、溶融状態の接着用樹脂
と上記の樹脂を1回の成形により、支持体フィルム上に
積層する、いわゆる共押出し法等を挙げることができ
る。
【0025】本発明では、色材画像の受像シートへの転
写性を向上させる目的で熱軟化層と色材層の間に離型層
を設けてもよい。また、後述する色材層中に、有機高分
子物質が含有されていない場合には、離型層を設けるこ
とによって、色材層の受像シートへの転写が可能とな
る。離型層を設けた色材シートを用いる場合には、色材
シートに設けられた離型層は画像と共に受像シートへ転
写される。本発明における感光性シートの離型層として
記載した中より適宜選択して用いることができる。該離
型層の厚さは0.1〜100μmが好ましく、特に好ま
しくは0.2〜50μmである。
写性を向上させる目的で熱軟化層と色材層の間に離型層
を設けてもよい。また、後述する色材層中に、有機高分
子物質が含有されていない場合には、離型層を設けるこ
とによって、色材層の受像シートへの転写が可能とな
る。離型層を設けた色材シートを用いる場合には、色材
シートに設けられた離型層は画像と共に受像シートへ転
写される。本発明における感光性シートの離型層として
記載した中より適宜選択して用いることができる。該離
型層の厚さは0.1〜100μmが好ましく、特に好ま
しくは0.2〜50μmである。
【0026】本発明の色材層中には、少なくとも着色材
料が含有される。該着色材料としては、顔料又は染料を
使用できる。特に色校正に使用する場合、そこに要求さ
れる常色即ち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
と一致した色調の顔料、染料が必要となるが、この他金
属粉、白色顔料、螢光顔料なども使われる。次の例はこ
の技術分野で公知の多くの顔料及び染料の内の若干例で
ある(C.Iはカラーインデックスを意味する)。
料が含有される。該着色材料としては、顔料又は染料を
使用できる。特に色校正に使用する場合、そこに要求さ
れる常色即ち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
と一致した色調の顔料、染料が必要となるが、この他金
属粉、白色顔料、螢光顔料なども使われる。次の例はこ
の技術分野で公知の多くの顔料及び染料の内の若干例で
ある(C.Iはカラーインデックスを意味する)。
【0027】 ビクトリアピュアブルー(C.I.42595) オーラミンO(C.I41000) カチロンブリリアントフラビン(C.Iベーシック1
3) ローダミン6GCP(C.I45160) ローダミンB(C.I45170) サフラニンOK70:100(C.I50240) エリオグラウシンX(C.I42080) ファーストブラックHB(C.I26150) No.120/リオノールイエロー(C.I2109
0) リオノールイエローGRO(C.I21090) シムラ−ファーストイエロー8GF(C.I2110
5) ベンジジンイエロー4T−564D(C.I2109
5) シムラ−ファーストレッド4015(C.I1235
5) リオノールレッド7B4401(C.I15850) ファーストゲンブルーTGR−L(C.I74160) リオノールブルーSM(C.I26150) 三菱カーボンブラックMA−100 三菱カーボンブラック#40
3) ローダミン6GCP(C.I45160) ローダミンB(C.I45170) サフラニンOK70:100(C.I50240) エリオグラウシンX(C.I42080) ファーストブラックHB(C.I26150) No.120/リオノールイエロー(C.I2109
0) リオノールイエローGRO(C.I21090) シムラ−ファーストイエロー8GF(C.I2110
5) ベンジジンイエロー4T−564D(C.I2109
5) シムラ−ファーストレッド4015(C.I1235
5) リオノールレッド7B4401(C.I15850) ファーストゲンブルーTGR−L(C.I74160) リオノールブルーSM(C.I26150) 三菱カーボンブラックMA−100 三菱カーボンブラック#40
【0028】該着色材料の添加量は全固形層成分の1〜
50重量%が好ましく、特に好ましくは2〜30重量%
である。また、離型層を有さない色材シートの該色材層
には、塗膜性を高めまた色材層を加熱することにより、
受像シートへ転写するような粘着性を生じさせることを
目的として有機高分子物質が添加される。該有機高分子
物質は離型層を有する色材シートの色材層中にも含有さ
れることが好ましい。該有機高分子物質はたとえば日本
特開昭63−41847号、特開昭51−150322
号、特開昭55−26597号、特開昭55−2659
6号、特開昭48−31323号各公報、米国特許第
2,760,863号明細書、同2,791,504号
明細書、及び日本特開平2−69号公報明細書に記載の
ものから適宜用いることができる。その添加量は1〜9
8重量%が好ましく、特に好ましくは5〜90重量%で
ある。
50重量%が好ましく、特に好ましくは2〜30重量%
である。また、離型層を有さない色材シートの該色材層
には、塗膜性を高めまた色材層を加熱することにより、
受像シートへ転写するような粘着性を生じさせることを
目的として有機高分子物質が添加される。該有機高分子
物質は離型層を有する色材シートの色材層中にも含有さ
れることが好ましい。該有機高分子物質はたとえば日本
特開昭63−41847号、特開昭51−150322
号、特開昭55−26597号、特開昭55−2659
6号、特開昭48−31323号各公報、米国特許第
2,760,863号明細書、同2,791,504号
明細書、及び日本特開平2−69号公報明細書に記載の
ものから適宜用いることができる。その添加量は1〜9
8重量%が好ましく、特に好ましくは5〜90重量%で
ある。
【0029】本発明における受像シートとしては、画像
を該受像シート上に形成することを目的とする受像シー
ト(以下、最終受像シートという。)であってもよい
し、受像シート上に形成した画像を最終受像シートへ圧
熱処理により再度転写することを目的とする受像シート
(以下、中間受像シートという。)であってもよい。該
最終受像シートとしては、例えばアート紙、コート紙等
の各種印刷紙、ポリエステルフィルム、ポリプロピレン
フィルム等のプラスチックフィルム、その他、鉄、銅、
アルミニウム等の金属板、木材(板)等、広範囲の材質
から場合に応じ適宜選択して用いることができる。
を該受像シート上に形成することを目的とする受像シー
ト(以下、最終受像シートという。)であってもよい
し、受像シート上に形成した画像を最終受像シートへ圧
熱処理により再度転写することを目的とする受像シート
(以下、中間受像シートという。)であってもよい。該
最終受像シートとしては、例えばアート紙、コート紙等
の各種印刷紙、ポリエステルフィルム、ポリプロピレン
フィルム等のプラスチックフィルム、その他、鉄、銅、
アルミニウム等の金属板、木材(板)等、広範囲の材質
から場合に応じ適宜選択して用いることができる。
【0030】該中間受像シートも同様に広範囲な材質が
選択できるが、少くともその表面は色材シート上の画像
様色材層の転写をその転写条件下に受け得る性質と共
に、転写された色材層を次に最終受像シートへその転写
条件下に転写し得る性質を併せ持つべきである。従っ
て、該中間受像シートの表面性状は上記各転写条件と相
関して選定すれば良いが、例えば各転写条件がほぼ同等
である場合は、色材シート上の色材層に対する接着性が
該色材層の色材シート支持体に対する接着性より強く、
しかし該色材層の最終受像シート表面に対する接着性よ
り弱い構成が採用される。この様な構成の具体例として
は、例えば色材シート支持体、中間受像シート、最終受
像シートのいずれの表面も高分子物質で構成する場合、
それらのガラス転位点が最終受像シート、中間受像シー
ト、色材シートの順に大きくなる様に選択すれば良い。
当業者が直ちに理解できる様に一定条件下では、上述の
接着性の順序が保持されていなくとも各転写条件を加味
して該接着性の順序が保持されていれば良く、更には中
間受像シートと最終受像シートに接着する色材層は表裏
異なるので、色材層の表面と裏面の構成に差異を設けて
該接着性の順序を保持しても良い。
選択できるが、少くともその表面は色材シート上の画像
様色材層の転写をその転写条件下に受け得る性質と共
に、転写された色材層を次に最終受像シートへその転写
条件下に転写し得る性質を併せ持つべきである。従っ
て、該中間受像シートの表面性状は上記各転写条件と相
関して選定すれば良いが、例えば各転写条件がほぼ同等
である場合は、色材シート上の色材層に対する接着性が
該色材層の色材シート支持体に対する接着性より強く、
しかし該色材層の最終受像シート表面に対する接着性よ
り弱い構成が採用される。この様な構成の具体例として
は、例えば色材シート支持体、中間受像シート、最終受
像シートのいずれの表面も高分子物質で構成する場合、
それらのガラス転位点が最終受像シート、中間受像シー
ト、色材シートの順に大きくなる様に選択すれば良い。
当業者が直ちに理解できる様に一定条件下では、上述の
接着性の順序が保持されていなくとも各転写条件を加味
して該接着性の順序が保持されていれば良く、更には中
間受像シートと最終受像シートに接着する色材層は表裏
異なるので、色材層の表面と裏面の構成に差異を設けて
該接着性の順序を保持しても良い。
【0031】この様な中間受像シートの表面性状は基材
のみで実現しても良く、又、基材と少くとも1つの被覆
層とで実現しても良い。例えば上述した通り、シート状
基材に高分子物質の被覆層を設けても良い。又、かかる
被覆層とは別途にもしくはその上に緩衝層及び/又は離
型層等を設けることが好ましい。緩衝層は色材層を受け
る時及び特に最終受像シートに転写する際、接する相手
の表面が粗面であっても確実に必要な全画像を授受でき
る点で有効であり、粘弾性を有する材質かもしくは転写
条件下で適度に軟化する性質の例えば高分子物質等で構
成すれば良い。又、離型層は中間受像シートの表面性状
のみでは上述した接着性の順序を構成することが不安定
もしくは困難な場合等に、その順序保持を確保する為に
採用され、その確保は色材層と離型層表面との接着性
(剥離性)で実現しても良く、又、離型層とその下の層
との接着性(剥離性)で実現しても良い。後者の場合、
前述した接着性の順序において中間受像シートの接着性
は最終受像シートとの比較では中間受像シートの離型層
とその下の層間の接着性を基準とし、又色材シートとの
比較では当該層間接着性と表面の接着性の両者を基準と
して考慮すべきである。
のみで実現しても良く、又、基材と少くとも1つの被覆
層とで実現しても良い。例えば上述した通り、シート状
基材に高分子物質の被覆層を設けても良い。又、かかる
被覆層とは別途にもしくはその上に緩衝層及び/又は離
型層等を設けることが好ましい。緩衝層は色材層を受け
る時及び特に最終受像シートに転写する際、接する相手
の表面が粗面であっても確実に必要な全画像を授受でき
る点で有効であり、粘弾性を有する材質かもしくは転写
条件下で適度に軟化する性質の例えば高分子物質等で構
成すれば良い。又、離型層は中間受像シートの表面性状
のみでは上述した接着性の順序を構成することが不安定
もしくは困難な場合等に、その順序保持を確保する為に
採用され、その確保は色材層と離型層表面との接着性
(剥離性)で実現しても良く、又、離型層とその下の層
との接着性(剥離性)で実現しても良い。後者の場合、
前述した接着性の順序において中間受像シートの接着性
は最終受像シートとの比較では中間受像シートの離型層
とその下の層間の接着性を基準とし、又色材シートとの
比較では当該層間接着性と表面の接着性の両者を基準と
して考慮すべきである。
【0032】例えば緩衝層の設けられた該中間受像シー
トを用いると、各色材シート上に緩衝層を設けなくと
も、永久受像シートの凹凸に合わせた画像を形成するこ
とが可能となる。さらに例えば、各色材シート上に離型
層を設けてカラー画像を形成した場合には、4層の離型
層が永久受像シート上に転写されるが、離型層の設けら
れた該中間受像シートを用いれば、1層の離型層のみし
か永久受像シート上に転写されないので、過度の光沢等
が抑えられたより印刷物に近い画像を形成することが可
能となる。
トを用いると、各色材シート上に緩衝層を設けなくと
も、永久受像シートの凹凸に合わせた画像を形成するこ
とが可能となる。さらに例えば、各色材シート上に離型
層を設けてカラー画像を形成した場合には、4層の離型
層が永久受像シート上に転写されるが、離型層の設けら
れた該中間受像シートを用いれば、1層の離型層のみし
か永久受像シート上に転写されないので、過度の光沢等
が抑えられたより印刷物に近い画像を形成することが可
能となる。
【0033】また、本発明の感光性シートに画像露光す
る際に使用される光源としては特に限定はされないが、
例えば下記に示す光源を用いることができる。レーザー
光源としては、好ましくは紫外から可視線波長に発光ス
ペクトルを有するものの中から選択して使用することが
出来る。例えばYAGレーザー、半導体レーザー、アル
ゴンイオンレーザー、He−Neレーザー、He−Cd
レーザー等を挙げることができ、特に、安定性、寿命、
価格の点で、アルゴンイオンレーザーや半導体レーザー
が優れている。
る際に使用される光源としては特に限定はされないが、
例えば下記に示す光源を用いることができる。レーザー
光源としては、好ましくは紫外から可視線波長に発光ス
ペクトルを有するものの中から選択して使用することが
出来る。例えばYAGレーザー、半導体レーザー、アル
ゴンイオンレーザー、He−Neレーザー、He−Cd
レーザー等を挙げることができ、特に、安定性、寿命、
価格の点で、アルゴンイオンレーザーや半導体レーザー
が優れている。
【0034】また、レーザー以外の光源としては、高圧
水銀灯、ナトリウムランプ、キセノンランプ、タングス
テンランプ等を用いることが出来る。次に本発明の画像
形成方法の一例について図面に基づいて説明する。ま
ず、図1のように、支持体3、光重合性粘着層2および
カバーシート1の順に積層された感光性シートに画像露
光を行う。
水銀灯、ナトリウムランプ、キセノンランプ、タングス
テンランプ等を用いることが出来る。次に本発明の画像
形成方法の一例について図面に基づいて説明する。ま
ず、図1のように、支持体3、光重合性粘着層2および
カバーシート1の順に積層された感光性シートに画像露
光を行う。
【0035】次いで図2のように、カバーシート1を剥
離した後、支持体4、熱軟化層5および色材層6の順に
積層された色材シートをその色材層6と、感光性シート
の光重合性粘着層2とが接するようにラミネートし、限
定はされないが例えばローラー8等を用いて加圧または
圧熱処理を行う。引き続き図3に示すように、感光性シ
ート(具体的にはその支持体3と光重合性粘着層2)を
剥離することにより、露光部に相当する色材層を色材シ
ートに残存させ、未露光部に相当する色材層を感光性シ
ートに転写する。
離した後、支持体4、熱軟化層5および色材層6の順に
積層された色材シートをその色材層6と、感光性シート
の光重合性粘着層2とが接するようにラミネートし、限
定はされないが例えばローラー8等を用いて加圧または
圧熱処理を行う。引き続き図3に示すように、感光性シ
ート(具体的にはその支持体3と光重合性粘着層2)を
剥離することにより、露光部に相当する色材層を色材シ
ートに残存させ、未露光部に相当する色材層を感光性シ
ートに転写する。
【0036】また、感光性シートを剥離する前に、光重
合性粘着層2の未露光部と色材層6の接着性を高める目
的で、感光性シートを全面露光した後、感光性シートを
剥離してもよい。次に図4のように、色材層6と受像シ
ート7が接するように限定はされないが例えばローラー
8等を用いて圧熱処理を行い、色材層6を受像シート7
上にラミネートした後、図5に示されるように、色材シ
ート(具体的にはその支持体4と熱軟化層5)を剥離す
ることにより、受像シート7上に画像を形成することが
できる。
合性粘着層2の未露光部と色材層6の接着性を高める目
的で、感光性シートを全面露光した後、感光性シートを
剥離してもよい。次に図4のように、色材層6と受像シ
ート7が接するように限定はされないが例えばローラー
8等を用いて圧熱処理を行い、色材層6を受像シート7
上にラミネートした後、図5に示されるように、色材シ
ート(具体的にはその支持体4と熱軟化層5)を剥離す
ることにより、受像シート7上に画像を形成することが
できる。
【0037】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により更に
具体的に説明するが、本発明は、その要旨を越えない限
りこれらの実施例に限定されるものではない。
具体的に説明するが、本発明は、その要旨を越えない限
りこれらの実施例に限定されるものではない。
【0038】〔実施例1〕 〔感光性シートの作製法〕75μmのポリエチレンテレ
フタレート(以下PETと略す)シート上に下記組成の
光重合性粘着層塗布液を乾燥膜厚が4μmになるように
塗布乾燥し、光重合性粘着層を設けた。次に、該光重合
性粘着層上に、膜厚20μmのポリプロピレンフィルム
を室温下、5kg/cm2 、50cm/分で加圧処理し、
カバーシートを設け、感光性シートを作製した。
フタレート(以下PETと略す)シート上に下記組成の
光重合性粘着層塗布液を乾燥膜厚が4μmになるように
塗布乾燥し、光重合性粘着層を設けた。次に、該光重合
性粘着層上に、膜厚20μmのポリプロピレンフィルム
を室温下、5kg/cm2 、50cm/分で加圧処理し、
カバーシートを設け、感光性シートを作製した。
【0039】
【表1】
【0040】〔色材シートの作製〕75μmのPETシ
ート上に、20μmの熱軟化層(エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂)を押し出しラミネート法により設けた支持
体上にイエロー、シアン、マジェンタおよびブラックの
各色ごとに下記の組成をガラスビース(直径1mm)と
回転ディスクによる分散ミルを用い、3000回転;
1.5時間分散することにより、4色の色材層塗布液を
調液した。
ート上に、20μmの熱軟化層(エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂)を押し出しラミネート法により設けた支持
体上にイエロー、シアン、マジェンタおよびブラックの
各色ごとに下記の組成をガラスビース(直径1mm)と
回転ディスクによる分散ミルを用い、3000回転;
1.5時間分散することにより、4色の色材層塗布液を
調液した。
【0041】
【表2】 〔色材層塗布液〕 ポリ酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル 10g (80:20重量比,重量平均分子量60,000) 乳酸メチル/メチルエチルケトン/テトラヒドロフラン 100g (2:2:1重量比) 顔料:各色シートごとに下記に示した顔料を用いた イエローシート:セイカファーストイエロー 1.2g H−07555(大日精化(株)製) シアンシート:シアニンブルー4920 1.2g (大日精化(株)製) マジェンタシート:セイカファーストカーミン 1.3g 1483(大日精化(株)製) ブラックシート:三菱カーボンブラック 1.5g MA−100(三菱化成(株)製)
【0042】上記のようにして作製された感光性シート
を円周800mm、幅500mmの回転ドラムにテープ
で固定し、さらに真空密着させた。続いて、このドラム
を764rpmで回転させ、ビーム径7μmに絞ったレ
ーザービーム(アルゴンイオンレーザー488nm、2
mW)により、5μmピッチで走査画像露光を行った。
露光したシートをドラムからはずし、カバーシートを剥
離した後、光重合性粘着層と、色材層が接するようにイ
エローシートを室温下50kg/cm2 、50cm/分
で加圧処理を施した後感光性シートを剥離して、色材シ
ート上に画像を形成させた。
を円周800mm、幅500mmの回転ドラムにテープ
で固定し、さらに真空密着させた。続いて、このドラム
を764rpmで回転させ、ビーム径7μmに絞ったレ
ーザービーム(アルゴンイオンレーザー488nm、2
mW)により、5μmピッチで走査画像露光を行った。
露光したシートをドラムからはずし、カバーシートを剥
離した後、光重合性粘着層と、色材層が接するようにイ
エローシートを室温下50kg/cm2 、50cm/分
で加圧処理を施した後感光性シートを剥離して、色材シ
ート上に画像を形成させた。
【0043】次に、該色材シート上に永久受像シートと
してアート紙をラミネートし、5kg/cm2 、80
℃、50cm/分で圧熱転写処理を施し、画像をアート
紙上に転写した。この操作をシアンシート、マジェンタ
シートおよびブラックシートを用いてくり返し、アート
紙上に転写し、多色カラー画像を形成した。次に、本発
明の画像形成材料の評価を以下のように行った。シアン
シートを用い、色材画像が得られる最小のレーザー露光
量により感度の評価を行った。また、アート紙上に転写
した画像より、色調の評価を行った。結果を表−1に示
す。
してアート紙をラミネートし、5kg/cm2 、80
℃、50cm/分で圧熱転写処理を施し、画像をアート
紙上に転写した。この操作をシアンシート、マジェンタ
シートおよびブラックシートを用いてくり返し、アート
紙上に転写し、多色カラー画像を形成した。次に、本発
明の画像形成材料の評価を以下のように行った。シアン
シートを用い、色材画像が得られる最小のレーザー露光
量により感度の評価を行った。また、アート紙上に転写
した画像より、色調の評価を行った。結果を表−1に示
す。
【0044】〔実施例2〕実施例1と同様に感光性シー
トを作製した後、下記の離型層塗布液とイエロー、シア
ン、マジェンタおよびブラックの各色材層塗布液を20
μmの熱軟化層(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)を
設けた75μmのPETシート上に、それぞれ2μmの
膜厚になるように塗布乾燥しイエローシート、シアンシ
ート、マジェンタシートおよびブラックシートを作製し
た。
トを作製した後、下記の離型層塗布液とイエロー、シア
ン、マジェンタおよびブラックの各色材層塗布液を20
μmの熱軟化層(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)を
設けた75μmのPETシート上に、それぞれ2μmの
膜厚になるように塗布乾燥しイエローシート、シアンシ
ート、マジェンタシートおよびブラックシートを作製し
た。
【0045】作製した感光性シートと各色材シートおよ
び永久受像シートとしてアート紙を用いて実施例1と同
様にアート紙上に多色カラー画像を形成させた。また、
実施例1と同様に、感度、及び色調の評価を行った。結
果を表−1に示す。
び永久受像シートとしてアート紙を用いて実施例1と同
様にアート紙上に多色カラー画像を形成させた。また、
実施例1と同様に、感度、及び色調の評価を行った。結
果を表−1に示す。
【0046】
【表3】 〔離型層塗布液〕 ・ポリ酢酸ビニルバーサチック酸ビニル 10g ・乳酸メチル/メチルエチルケトン/テトラヒドロフラン 100g (2:2:1重量比)
【0047】
【表4】〔色材層塗布液〕下記組成を実施例1と同様に
分散し、4色の色材層・塗布液を調液した。 ・ポリアクリル酸メチル−メタアクリル酸 10g (80:20重量比、重量平均分子量50,000) ・乳酸メチル/メチルエチルケトン/テトラヒドロフラン 100g (2:2:1重量比) ・顔料 各色シートごとに下記に示した顔料を用いた イエローシート:セイカファーストイエロー 1.2g H−07555(大日精化(株)製) シアンシート:シアニンブルー4920 1.2g (大日精化(株)製) マジェンタシート:セイカファーストカーミン 1.3g 1483(大日精化(株)製) ブラックシート:三菱カーボンブラック 1.5g MA−100(三菱化成(株)製)
分散し、4色の色材層・塗布液を調液した。 ・ポリアクリル酸メチル−メタアクリル酸 10g (80:20重量比、重量平均分子量50,000) ・乳酸メチル/メチルエチルケトン/テトラヒドロフラン 100g (2:2:1重量比) ・顔料 各色シートごとに下記に示した顔料を用いた イエローシート:セイカファーストイエロー 1.2g H−07555(大日精化(株)製) シアンシート:シアニンブルー4920 1.2g (大日精化(株)製) マジェンタシート:セイカファーストカーミン 1.3g 1483(大日精化(株)製) ブラックシート:三菱カーボンブラック 1.5g MA−100(三菱化成(株)製)
【0048】〔比較例1〕実施例1の光重合性粘着層塗
布液に、下記の顔料を各色シートごとに添加し、実施例
1と同様に作製した色材シート支持体上に、膜厚2μm
になるように塗布・乾燥して、イエロー、シアン、マジ
ェンタおよびブラックの4色の感光性シートを作製し
た。このシートを実施例1と同様にレーザー露光し、ケ
イ酸1%花王(株)ペレックNBL3%水溶液からなる
現像液で現像を行ない画像を形成した。シアン、イエロ
ー、マジェンタ、ブラック各シートに形成された画像を
アート紙を永久受像シートとしてくり返し転写すること
によりアート紙上にカラー画像を形成した。
布液に、下記の顔料を各色シートごとに添加し、実施例
1と同様に作製した色材シート支持体上に、膜厚2μm
になるように塗布・乾燥して、イエロー、シアン、マジ
ェンタおよびブラックの4色の感光性シートを作製し
た。このシートを実施例1と同様にレーザー露光し、ケ
イ酸1%花王(株)ペレックNBL3%水溶液からなる
現像液で現像を行ない画像を形成した。シアン、イエロ
ー、マジェンタ、ブラック各シートに形成された画像を
アート紙を永久受像シートとしてくり返し転写すること
によりアート紙上にカラー画像を形成した。
【0049】シアンの色材シート上に画像が得られる最
小のレーザー露光量により感度の評価を行った。また、
アート紙上に転写した画像より色調の評価を行った。結
果を表−1に示す。
小のレーザー露光量により感度の評価を行った。また、
アート紙上に転写した画像より色調の評価を行った。結
果を表−1に示す。
【0050】
【表5】 顔料 各色シートごとに下記に示した顔料を用いた。 イエローシート:セイカファーストイエロー 1.2g H−07555(大日精化(株)製) シアンシート:シアニンブルー4920 1.2g (大日精化(株)製) マジェンタシート:セイカファーストカーミン 1.3g 1483(大日精化(株)製) ブラックシート:三菱カーボンブラック 1.5g MA−100(三菱化成(株)製)
【0051】〔比較例2〕厚さ20μmPET上に接着
層として1μmのポリ酢酸ビニル−バーサチック酸ビニ
ル(80:20重量比、重量平均分子量60,000)
層を設けた後、接着層の反対側のPET表面に実施例1
と同様に光重合性粘着層、およびカバーシート層を設
け、感光性シートを作成した。感光性シートの接着層と
永久支持体であるアート紙が接するように感光シートを
アート紙上に80℃、5kg/cm2、50cm/分で
ラミネートした。この感光性シートに実施例1と同様に
レーザー露光し、カバーシートを剥離した後、実施例4
と同様に作成した色材シートを光重合性粘着層と色材層
が接するように室温下、15kg/cm2 、50cm/
分でラミネートした。続いて色材シートを剥離して、光
重合性粘着層の未硬化部分に色材層を転写させ、画像を
形成した。この操作をシアン、マジェンタ、ブラック各
シートについてくり返し、アート紙上にカラー画像を形
成した。シアンの色材シート上に画像が得られる最小の
レーザー露光量により感度の評価を、また、得られた画
像より色調の評価を行った。結果を表−1に示す。
層として1μmのポリ酢酸ビニル−バーサチック酸ビニ
ル(80:20重量比、重量平均分子量60,000)
層を設けた後、接着層の反対側のPET表面に実施例1
と同様に光重合性粘着層、およびカバーシート層を設
け、感光性シートを作成した。感光性シートの接着層と
永久支持体であるアート紙が接するように感光シートを
アート紙上に80℃、5kg/cm2、50cm/分で
ラミネートした。この感光性シートに実施例1と同様に
レーザー露光し、カバーシートを剥離した後、実施例4
と同様に作成した色材シートを光重合性粘着層と色材層
が接するように室温下、15kg/cm2 、50cm/
分でラミネートした。続いて色材シートを剥離して、光
重合性粘着層の未硬化部分に色材層を転写させ、画像を
形成した。この操作をシアン、マジェンタ、ブラック各
シートについてくり返し、アート紙上にカラー画像を形
成した。シアンの色材シート上に画像が得られる最小の
レーザー露光量により感度の評価を、また、得られた画
像より色調の評価を行った。結果を表−1に示す。
【0052】〔実施例3〕実施例1と同様に、感光性シ
ートを作成した後、実施例2と同じ離型層塗布液と下記
の色材層塗布液を20μmの熱軟化層(エチレン−酢酸
ビニル共重合樹脂)を設けた75μmのPETシート上
に、この順に、それぞれ2μmの膜厚になるように塗布
乾燥し、イエロー、シアン、マジェンタおよびブラック
の各色色材シートを作製した。
ートを作成した後、実施例2と同じ離型層塗布液と下記
の色材層塗布液を20μmの熱軟化層(エチレン−酢酸
ビニル共重合樹脂)を設けた75μmのPETシート上
に、この順に、それぞれ2μmの膜厚になるように塗布
乾燥し、イエロー、シアン、マジェンタおよびブラック
の各色色材シートを作製した。
【0053】このようにして得られた感光性シートと色
材シートを用いて実施例1と同様に、レーザー露光、カ
バーシート剥離、色材シート転写を行った所、色材シー
トの離型層上に、画像を形成した。次に、該色材シート
をアート紙上に80℃、5kg/cm2 、50cm/分
で圧熱転写処理を施し、該色材画像を離型層と共に転写
し、アート紙上に画像を形成した。また、実施例1と同
様に、感度及び色調の評価を行った。結果を表−1に示
す。
材シートを用いて実施例1と同様に、レーザー露光、カ
バーシート剥離、色材シート転写を行った所、色材シー
トの離型層上に、画像を形成した。次に、該色材シート
をアート紙上に80℃、5kg/cm2 、50cm/分
で圧熱転写処理を施し、該色材画像を離型層と共に転写
し、アート紙上に画像を形成した。また、実施例1と同
様に、感度及び色調の評価を行った。結果を表−1に示
す。
【0054】〔色材層塗布液〕下記の界面活性剤
(B)、界面活性剤(C)と顔料を水100gと共にガ
ラスビース(直径1mm)と回転ディスクによる分散ミ
ルを用い、3000回転1.5時間分散することにより
顔料分散液を調液した。この顔料分散液に、下記のエマ
ルジョン(A)、エマルジョン(B)、バインダー
(A)、界面活性剤(A)と水200gを添加し、さら
に3000回転で2時間分散し、イエロー、シアン、マ
ジェンタおよびブラックの各色色材層塗布液を調液し
た。
(B)、界面活性剤(C)と顔料を水100gと共にガ
ラスビース(直径1mm)と回転ディスクによる分散ミ
ルを用い、3000回転1.5時間分散することにより
顔料分散液を調液した。この顔料分散液に、下記のエマ
ルジョン(A)、エマルジョン(B)、バインダー
(A)、界面活性剤(A)と水200gを添加し、さら
に3000回転で2時間分散し、イエロー、シアン、マ
ジェンタおよびブラックの各色色材層塗布液を調液し
た。
【0055】
【表6】 ・アクリル系エマルジョン(A) 50g 大日本インキ化学(株)製 AN−226 ・スチレン−アクリル系エマルジョン(B) 242g 昭和高分子(株)製 AT−2011 ・バインダー(A) 3.3g ポリエチレンオキシド Mw2000000 ・界面活性剤(A) 花王(株)製エマルゲン 6g ・界面活性剤(B) オキシエチル化オクチルフェノール 10g ・界面活性剤(C) ラウリル硫酸ナトリウム 4g ・顔料 各色シートごとに下記に示した顔料を用いた。 イエローシート:セイカファーストイエロー 40g H−07555(大日精化(株)製) シアンシート:シアニンブルー4920 42g (大日精化(株)製) マジェンタシート:セイカファーストカーミン 35g 1483(大日精化(株)製) ブラックシート:三菱カーボンブラックM−100 45g (三菱化成(株)製)
【0056】〔実施例4〕実施例1と同様に、感光性シ
ートを作製した後、実施例2と同じ離型層塗布液と実施
例3と同じ色材層塗布液を20μmの熱軟化層(エチレ
ン−酢酸ビニル共重合樹脂)を設けた75μmのPET
シート上に、それぞれ2μmの膜厚になるように塗布乾
燥し、色材シートを作製した。
ートを作製した後、実施例2と同じ離型層塗布液と実施
例3と同じ色材層塗布液を20μmの熱軟化層(エチレ
ン−酢酸ビニル共重合樹脂)を設けた75μmのPET
シート上に、それぞれ2μmの膜厚になるように塗布乾
燥し、色材シートを作製した。
【0057】このようにして得られた感光性シートに銀
塩画像フィルムを密着し、50cm離れた所から500
Wキセノンランプ(ウシオ電機(株)製モデルUI−5
01C)を用いて、フィルター(東芝硝子(株)製ガラ
スフィルターKL−49とY−47)を透して480〜
490nmの可視光を取出し0.1〜10mJ/cm 2
の露光量で照射した。
塩画像フィルムを密着し、50cm離れた所から500
Wキセノンランプ(ウシオ電機(株)製モデルUI−5
01C)を用いて、フィルター(東芝硝子(株)製ガラ
スフィルターKL−49とY−47)を透して480〜
490nmの可視光を取出し0.1〜10mJ/cm 2
の露光量で照射した。
【0058】露光した感光性シートのカバーシートを剥
離した後、光重合性粘着層と色材層が接するように色材
シートを室温下、15kg/cm2 、50cm/分でラ
ミネートし、さらに感光性シート側から上記と同様の光
源を用いて20mJ/cm2の全面後露光処理を施し、
色材シートを剥離し、色材シート上に画像形成した。次
いで、該色材シート上に永久受像シートとしてアート紙
をラミネートし、5kg/cm2 、80℃、50cm/
分で圧熱転写処理を施して画像を離型層と共にアート紙
上に転写した。この操作をシアン、イエロー、マジェン
タ、ブラックの各色シートごとにくり返し、アーム紙上
に多色カラー画像を形成した。このようにして得られた
多色カラー画像を実施例1と同様の方法により評価を行
った。結果を表−1に示す。
離した後、光重合性粘着層と色材層が接するように色材
シートを室温下、15kg/cm2 、50cm/分でラ
ミネートし、さらに感光性シート側から上記と同様の光
源を用いて20mJ/cm2の全面後露光処理を施し、
色材シートを剥離し、色材シート上に画像形成した。次
いで、該色材シート上に永久受像シートとしてアート紙
をラミネートし、5kg/cm2 、80℃、50cm/
分で圧熱転写処理を施して画像を離型層と共にアート紙
上に転写した。この操作をシアン、イエロー、マジェン
タ、ブラックの各色シートごとにくり返し、アーム紙上
に多色カラー画像を形成した。このようにして得られた
多色カラー画像を実施例1と同様の方法により評価を行
った。結果を表−1に示す。
【0059】〔実施例5〕感光性シートを実施例1と同
様に作製した。120μmの発泡ポリプロピレン(サニ
パール、三井東圧プラスチック製)上に実施例3と同様
の色材層塗布液を2μmの膜厚になるように設けイエロ
ー、シアン、マゼンタおよびブラックの各色色材シート
を作製した。中間受像シートを20μmの緩衝層(エチ
レン−酢酸ビニル共重合樹脂)を設けた75μmPET
シート上に実施例2と同様の離型層塗布液を塗布乾燥
し、2μmの離型層を設けて作製した。
様に作製した。120μmの発泡ポリプロピレン(サニ
パール、三井東圧プラスチック製)上に実施例3と同様
の色材層塗布液を2μmの膜厚になるように設けイエロ
ー、シアン、マゼンタおよびブラックの各色色材シート
を作製した。中間受像シートを20μmの緩衝層(エチ
レン−酢酸ビニル共重合樹脂)を設けた75μmPET
シート上に実施例2と同様の離型層塗布液を塗布乾燥
し、2μmの離型層を設けて作製した。
【0060】このようにして得られた感光性シートとシ
アンの色材シートを実施例1と同様にレーザー露光、カ
バーシート剥離後、感光性シートと色材シートをラミネ
ートして加圧転写処理を施し、色材シート上に画像を形
成された。次に、該色材シートと中間転写シートを画像
と離型層とが重なるように5kg/cm2 、80℃、5
0cm/分で圧熱処理を行ない、画像を中間受像シート
に転写した。イエロー、マジェンタおよびブラックの各
色材シートについても実施例1と同様に画像を形成し、
シアンの画像が転写された中間シート上へこの順に画像
転写した。永久受像シートであるアート紙と該中間受像
シートを重ね合わせ、5kg/cm2 、80℃、50c
m/分で圧熱処理を施すことにより画像をアート紙上に
形成した。また、実施例1と同様に、感度及び色調の評
価を行った。結果を表−1に示す。
アンの色材シートを実施例1と同様にレーザー露光、カ
バーシート剥離後、感光性シートと色材シートをラミネ
ートして加圧転写処理を施し、色材シート上に画像を形
成された。次に、該色材シートと中間転写シートを画像
と離型層とが重なるように5kg/cm2 、80℃、5
0cm/分で圧熱処理を行ない、画像を中間受像シート
に転写した。イエロー、マジェンタおよびブラックの各
色材シートについても実施例1と同様に画像を形成し、
シアンの画像が転写された中間シート上へこの順に画像
転写した。永久受像シートであるアート紙と該中間受像
シートを重ね合わせ、5kg/cm2 、80℃、50c
m/分で圧熱処理を施すことにより画像をアート紙上に
形成した。また、実施例1と同様に、感度及び色調の評
価を行った。結果を表−1に示す。
【0061】
【表7】 比較例1、比較例2共に増感色素の残存による色再現性
の低下が見られたが、実施例1〜5では見られなかっ
た。また比較例1では著しい感度低下を示した。
の低下が見られたが、実施例1〜5では見られなかっ
た。また比較例1では著しい感度低下を示した。
【0062】
【発明の効果】本発明の画像形成方法を用いることによ
り、高感度で増感色素による画像の着色のない色再現性
に優れた着色画像が得られる。
り、高感度で増感色素による画像の着色のない色再現性
に優れた着色画像が得られる。
【図1】本発明の画像形成方法の一部を示す模式図であ
る。
る。
【図2】本発明の画像形成方法の一部を示す模式図であ
る。
る。
【図3】本発明の画像形成方法の一部を示す模式図であ
る。
る。
【図4】本発明の画像形成方法の一部を示す模式図であ
る。
る。
【図5】本発明の画像形成方法の一部を示す模式図であ
る。
る。
1 カバーシート 2 光重合性粘着層 3 支持体 4 支持体 5 熱軟化層 6 色材層 7 受像シート 8 ローラー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】〔色材シートの作製〕75μmのPETシ
ート上に、20μmの熱軟化層(エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂)を押し出しラミネート法により設けた支持
体上にイエロー、シアン、マジェンタおよびブラックの
各色ごとに下記の組成をガラスビース(直径1mm)と
回転ディスクによる分散ミルを用い、3000回転;
1.5時間分散することにより、4色の色材層塗布液を
調液した。次に、乾燥膜厚が2μmとなるように色材層
塗布液を塗布、乾燥させ、色材シートを作製した。 ─────────────────────────────────────────────────────
ート上に、20μmの熱軟化層(エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂)を押し出しラミネート法により設けた支持
体上にイエロー、シアン、マジェンタおよびブラックの
各色ごとに下記の組成をガラスビース(直径1mm)と
回転ディスクによる分散ミルを用い、3000回転;
1.5時間分散することにより、4色の色材層塗布液を
調液した。次に、乾燥膜厚が2μmとなるように色材層
塗布液を塗布、乾燥させ、色材シートを作製した。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】〔色材シートの作製〕75μmのPETシ
ート上に、20μmの熱軟化層(エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂)を押し出しラミネート法により設けた支持
体上にイエロー、シアン、マジェンタおよびブラックの
各色ごとに下記の組成をガラスビース(直径1mm)と
回転ディスクによる分散ミルを用い、3000回転;
1.5時間分散することにより、4色の色材層塗布液を
調液した。次に、乾燥膜厚が2μmとなるように色材層
塗布液を塗布、乾燥させ、色材シートを作製した。 ─────────────────────────────────────────────────────
ート上に、20μmの熱軟化層(エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂)を押し出しラミネート法により設けた支持
体上にイエロー、シアン、マジェンタおよびブラックの
各色ごとに下記の組成をガラスビース(直径1mm)と
回転ディスクによる分散ミルを用い、3000回転;
1.5時間分散することにより、4色の色材層塗布液を
調液した。次に、乾燥膜厚が2μmとなるように色材層
塗布液を塗布、乾燥させ、色材シートを作製した。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】
【表6】 ・アクリル系エマルジョン(A) 50g 大日本インキ化学(株)製 AN−226 ・スチレン−アクリル系エマルジョン(B) 242g 昭和高分子(株)製 AT−2011 ・バインダー(A) 3.3g ポリエチレンオキシド Mw2000000 ・界面活性剤(A) 花王(株)製エマルゲン810 6g ・界面活性剤(B) オキシエチル化オクチルフェノール 10g ・界面活性剤(C) ラウリル硫酸ナトリウム 4g ・顔料 各色シートごとに下記に示した顔料を用いた。 イエローシート:セイカファーストイエロー 40g H−07555(大日精化(株)製) シアンシート:シアニンブルー4920 42g (大日精化(株)製) マジェンタシート:セイカファーストカーミン 35g 1483(大日精化(株)製) ブラックシート:三菱カーボンブラックM−100 45g (三菱化成(株)製)
Claims (1)
- 【請求項1】 (1) 支持体、光重合性粘着層、カバ
ーシート層の順に構成された感光性シートにカバーシー
ト層を剥離せずもしくは剥離して画像露光を行い、光重
合性粘着層の露光部の粘着性を低下させ、 (2) 支持体、色材層の順に構成された色材シートの
色材層と該感光性シートの光重合性粘着層が接するよう
に重ね合わせ、加圧または圧熱処理を施した後、該感光
性シートを剥離することにより、光重合性粘着層の未露
光部分に色材層を転写し、露光部に相当する画像を色材
シートに残存させ、 (3) 色材シート上の該露光部に相当する画像を受像
シートに圧熱処理により転写することにより、受像シー
ト上に画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25013092A JPH06289603A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25013092A JPH06289603A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06289603A true JPH06289603A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=17203279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25013092A Pending JPH06289603A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06289603A (ja) |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP25013092A patent/JPH06289603A/ja active Pending
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