JPH06289531A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents
ハロゲン化銀写真感光材料Info
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- JPH06289531A JPH06289531A JP7801993A JP7801993A JPH06289531A JP H06289531 A JPH06289531 A JP H06289531A JP 7801993 A JP7801993 A JP 7801993A JP 7801993 A JP7801993 A JP 7801993A JP H06289531 A JPH06289531 A JP H06289531A
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- JP
- Japan
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- silver halide
- water
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Abstract
(57)【要約】
【目的】超迅速処理においても搬送性や自現機剥離問題
の生じない感材を提供することにある。 【構成】ポリエステル支持体上の一方の側に少なくとも
一層のハロゲン化銀乳剤層を有し、他方の側にバッキン
グ層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該バ
ッキング層を有する面の少なくとも一層中に水溶性ポリ
マーから選ばれる少なくとも一種を該面に塗設されたゼ
ラチンの総重量の3%以上含有し、かつ該バッキング層
を有する側に塗設された親水性コロイド層の膨潤率が1
80%以下であることを特徴とするハロゲン化銀写真感
光材料。
の生じない感材を提供することにある。 【構成】ポリエステル支持体上の一方の側に少なくとも
一層のハロゲン化銀乳剤層を有し、他方の側にバッキン
グ層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該バ
ッキング層を有する面の少なくとも一層中に水溶性ポリ
マーから選ばれる少なくとも一種を該面に塗設されたゼ
ラチンの総重量の3%以上含有し、かつ該バッキング層
を有する側に塗設された親水性コロイド層の膨潤率が1
80%以下であることを特徴とするハロゲン化銀写真感
光材料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は残色によるカブリのない
ハロゲン化銀写真感光材料に関するものであり、第1に
CRT(Cathode Rays Tube)画像撮影用写真感光材料
(以下CRT感材という)に関し、更に詳しくは、高鮮
鋭な画質が得られ、従ってCRTディスプレイ画像を忠
実に再現できるCRT感材を含む片面感光性写真感材に
関するものであり、第2にX線写真撮影等の蛍光増感紙
や蛍光板を系において、高鮮鋭性、高画質を要求される
乳房撮影、四肢骨撮影用等に最適な写真感光材料を得る
ために、高感度で粒状性および鮮鋭性に優れた写真を得
ることができる片面感光性写真感材に関するものであ
る。
ハロゲン化銀写真感光材料に関するものであり、第1に
CRT(Cathode Rays Tube)画像撮影用写真感光材料
(以下CRT感材という)に関し、更に詳しくは、高鮮
鋭な画質が得られ、従ってCRTディスプレイ画像を忠
実に再現できるCRT感材を含む片面感光性写真感材に
関するものであり、第2にX線写真撮影等の蛍光増感紙
や蛍光板を系において、高鮮鋭性、高画質を要求される
乳房撮影、四肢骨撮影用等に最適な写真感光材料を得る
ために、高感度で粒状性および鮮鋭性に優れた写真を得
ることができる片面感光性写真感材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、医療用電子技術の発達がめざまし
く、CR(コンピュータ・ラジオグラフィー)、CT
(コンピュータ・トモグラフィー)、US(超音波診
断)、RI(核医学)や、サーモグラフィー等のME機
器による新規な診断法が著しい進歩を遂げている。これ
らの診断法は、従来のX線用写真感光材料にX線で直接
撮影する方法とは異なり各種測定入力をディスプレイに
出力し、このディスプレイを見て診断する。しかし、実
際に医師が診断する場合、CRTディスプレイだけでな
く、X線用写真感光材料等の記録材料に撮影し、現像後
に、別の場所および時間に再診することが多い、従っ
て、CRTディスプレイを忠実に再現するCRT感光材
料が望まれている。また、写真感光材料(以下、感材と
記す)の現像工程は高温迅速処理が急速に普及し、各種
感材の自動現像機による処理時間は大幅に短縮されてき
た。この迅速処理には、短時間で十分な感度を達成する
ための現像液と、現像進行性に優れ短時間で十分な黒化
度を与え、水洗後短時間で乾燥する感材の膜特性が必要
である。感材の乾燥性改良方法としては、感材の塗布工
程で予め十分な量の硬膜剤(ゼラチン架橋剤)を添加し
ておき、現像−定着−水洗工程での乳剤層や親水性コロ
イド層の膨潤量を小さくし乾燥開始前の感材含水量を減
少させるのが一般的である。現像進行の遅延などの問題
が生じないバッキング層においては、できる限り乾燥開
始前含水量を減少させることが好ましい。しかし、硬膜
剤使用量の増加により乾燥時間を短縮できるが、自動現
像機内で湾曲して搬送される部位において自動現像機の
ガイドと衝突した際に親水性コロイド層が支持体から剥
離するいわゆる自現機剥離故障の原因となる。特に、高
硬膜でメルティングタイム(1×3cmの試料を50℃
/1.5%NaOH水溶液に浸したときの膜の溶出時
間)が長くなり、メルティングタイム測定において膜が
溶解する前に支持体より剥離するような膜で顕著に悪化
する。また、剛度が高いポエステルベースでこの故障は
生じ易い。また、医療CRT画像用感材、レーザースキ
ャナー用感材など片面のみに乳剤層を有する感材では、
表裏面の膜物性がことなることから湿度変化時等に支持
体をはさむ二面間に湿度伸縮の差が生じ、ハロゲン化銀
を含有する面側に曲折するいわゆるカーリングが生じ
る。かかる親水性コロイド層の伸縮差に起因するカーリ
ングは、感材において極めて重大な欠点となる。このカ
ーリング特性は感材の親水性コロイド層の厚みに依存し
ているため、自ずからバッキング層の厚みは制限され乾
燥負荷低減のための膜厚減は困難となる。特に、感材搬
送の線速度が速い迅速処理機で自現機剥離およびカーリ
ングによる搬送不良が生じ易い。
く、CR(コンピュータ・ラジオグラフィー)、CT
(コンピュータ・トモグラフィー)、US(超音波診
断)、RI(核医学)や、サーモグラフィー等のME機
器による新規な診断法が著しい進歩を遂げている。これ
らの診断法は、従来のX線用写真感光材料にX線で直接
撮影する方法とは異なり各種測定入力をディスプレイに
出力し、このディスプレイを見て診断する。しかし、実
際に医師が診断する場合、CRTディスプレイだけでな
く、X線用写真感光材料等の記録材料に撮影し、現像後
に、別の場所および時間に再診することが多い、従っ
て、CRTディスプレイを忠実に再現するCRT感光材
料が望まれている。また、写真感光材料(以下、感材と
記す)の現像工程は高温迅速処理が急速に普及し、各種
感材の自動現像機による処理時間は大幅に短縮されてき
た。この迅速処理には、短時間で十分な感度を達成する
ための現像液と、現像進行性に優れ短時間で十分な黒化
度を与え、水洗後短時間で乾燥する感材の膜特性が必要
である。感材の乾燥性改良方法としては、感材の塗布工
程で予め十分な量の硬膜剤(ゼラチン架橋剤)を添加し
ておき、現像−定着−水洗工程での乳剤層や親水性コロ
イド層の膨潤量を小さくし乾燥開始前の感材含水量を減
少させるのが一般的である。現像進行の遅延などの問題
が生じないバッキング層においては、できる限り乾燥開
始前含水量を減少させることが好ましい。しかし、硬膜
剤使用量の増加により乾燥時間を短縮できるが、自動現
像機内で湾曲して搬送される部位において自動現像機の
ガイドと衝突した際に親水性コロイド層が支持体から剥
離するいわゆる自現機剥離故障の原因となる。特に、高
硬膜でメルティングタイム(1×3cmの試料を50℃
/1.5%NaOH水溶液に浸したときの膜の溶出時
間)が長くなり、メルティングタイム測定において膜が
溶解する前に支持体より剥離するような膜で顕著に悪化
する。また、剛度が高いポエステルベースでこの故障は
生じ易い。また、医療CRT画像用感材、レーザースキ
ャナー用感材など片面のみに乳剤層を有する感材では、
表裏面の膜物性がことなることから湿度変化時等に支持
体をはさむ二面間に湿度伸縮の差が生じ、ハロゲン化銀
を含有する面側に曲折するいわゆるカーリングが生じ
る。かかる親水性コロイド層の伸縮差に起因するカーリ
ングは、感材において極めて重大な欠点となる。このカ
ーリング特性は感材の親水性コロイド層の厚みに依存し
ているため、自ずからバッキング層の厚みは制限され乾
燥負荷低減のための膜厚減は困難となる。特に、感材搬
送の線速度が速い迅速処理機で自現機剥離およびカーリ
ングによる搬送不良が生じ易い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、超迅
速処理においても搬送性や自現機剥離問題の生じない感
材を提供することにある。
速処理においても搬送性や自現機剥離問題の生じない感
材を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ポリエ
ステル支持体上の一方の側に少なくとも一層のハロゲン
化銀乳剤層を有し、他方の側にバッキング層を有するハ
ロゲン化銀写真感光材料において、該バッキング層を有
する面の少なくとも一層中に水溶性ポリマーから選ばれ
る少なくとも一種を該面に塗設されたゼラチンの総重量
の3%以上含有し、かつ該バッキング層を有する側に塗
設された親水性コロイド層の膨潤率が180%以下であ
ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料によって
達せられた。
ステル支持体上の一方の側に少なくとも一層のハロゲン
化銀乳剤層を有し、他方の側にバッキング層を有するハ
ロゲン化銀写真感光材料において、該バッキング層を有
する面の少なくとも一層中に水溶性ポリマーから選ばれ
る少なくとも一種を該面に塗設されたゼラチンの総重量
の3%以上含有し、かつ該バッキング層を有する側に塗
設された親水性コロイド層の膨潤率が180%以下であ
ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料によって
達せられた。
【0005】以下、本発明を詳述する。
【0006】本発明においてバッキング層とは、感光層
を通過した光が反射しないように可視光を吸収するよう
着色したハレーション防止層がハロゲン化銀乳剤層とは
反対の面に塗設された層を指す。
を通過した光が反射しないように可視光を吸収するよう
着色したハレーション防止層がハロゲン化銀乳剤層とは
反対の面に塗設された層を指す。
【0007】次に本発明に係るバッキング層に用いられ
る水溶性ポリマーについて説明する。本発明において、
水溶性ポリマーとは、必ずしも水に対する溶解度が大き
い必要はないが、水に対しての溶解性のあるものをい
う。例えば、20℃における水100gに対し、0.0
5g程度以上溶解すればよく、好ましくは0.1g以上
溶解するものである。用いる水溶性ポリマーは、現像液
や定着液への溶解度が高い程好ましく、その溶解度が現
像液100gに対して、0.05以上溶解するものが好
ましく、より好ましくは0.5g以上溶解するものがよ
く、特に好ましいのは1g以上溶解するものである。水
溶性ポリマーは、天然のものでも、合成のものでもよ
い。
る水溶性ポリマーについて説明する。本発明において、
水溶性ポリマーとは、必ずしも水に対する溶解度が大き
い必要はないが、水に対しての溶解性のあるものをい
う。例えば、20℃における水100gに対し、0.0
5g程度以上溶解すればよく、好ましくは0.1g以上
溶解するものである。用いる水溶性ポリマーは、現像液
や定着液への溶解度が高い程好ましく、その溶解度が現
像液100gに対して、0.05以上溶解するものが好
ましく、より好ましくは0.5g以上溶解するものがよ
く、特に好ましいのは1g以上溶解するものである。水
溶性ポリマーは、天然のものでも、合成のものでもよ
い。
【0008】本発明の水溶性ポリマーの使用量として
は、バッキング層を有する面に塗設されたゼラチン総重
量の3%以上であり、好ましくは5%以上である。本発
明の水溶性ポリマーの添加する層としてはバッキング
層、表面保護層、下塗り層、中間層などバッキング層を
有する面にある層いずれも良いが、バッキング層あるい
は/および表面保護層が好ましい。また、水溶性ポリマ
ーの添加時期としてはバッキング層塗布前のいずれの工
程でも良い。
は、バッキング層を有する面に塗設されたゼラチン総重
量の3%以上であり、好ましくは5%以上である。本発
明の水溶性ポリマーの添加する層としてはバッキング
層、表面保護層、下塗り層、中間層などバッキング層を
有する面にある層いずれも良いが、バッキング層あるい
は/および表面保護層が好ましい。また、水溶性ポリマ
ーの添加時期としてはバッキング層塗布前のいずれの工
程でも良い。
【0009】本発明において使用できる水溶性ポリマー
の内、合成水溶性ポリマーとしては、分子構造中に例え
ばノニオン性基を有するもの、アニオン性基を有するも
の、ノニオン性基とアニオン性基とをもとに有するもの
を挙げることができる。ここでノニオン性基としては、
例えばエーテル基、エチレンオキサイド基、ヒドロキシ
基等がある。アニオン性基としては、例えばスルホン酸
基あるいはその塩、カルボン酸基あるいはその塩、リン
酸基あるいはその塩等がある。合成水溶性ポリマーは、
ホモポリマーでもよく、コポリマーでもよい。コポリマ
ーは、部分的に疎水性の単量体とのコポリマーであって
も、ポリマー自体が水溶性であればよい。天然水溶性ポ
リマーとしては、分子構造中に、例えばノニオン性基を
有するもの、アニオン性基を有するもの、ノニオン性基
とアニオン性基とをともに有するものを挙げることがで
きる。好ましい水溶性ポリマーとして、下記一般式
〔I〕の繰り返し単位をもの、特にポリマー1分子中に
これを10〜100モル%含むものを挙げることができ
る。なお、これら合成水溶性ポリマーは、公知の化合物
で例えば、西独特許出願(OLS)2,312,708
号、米国特許3,620,751号、同3,879,2
05号、特公昭43−7561号などに記載の合成法ま
たはそれに準じた方法により得られる。
の内、合成水溶性ポリマーとしては、分子構造中に例え
ばノニオン性基を有するもの、アニオン性基を有するも
の、ノニオン性基とアニオン性基とをもとに有するもの
を挙げることができる。ここでノニオン性基としては、
例えばエーテル基、エチレンオキサイド基、ヒドロキシ
基等がある。アニオン性基としては、例えばスルホン酸
基あるいはその塩、カルボン酸基あるいはその塩、リン
酸基あるいはその塩等がある。合成水溶性ポリマーは、
ホモポリマーでもよく、コポリマーでもよい。コポリマ
ーは、部分的に疎水性の単量体とのコポリマーであって
も、ポリマー自体が水溶性であればよい。天然水溶性ポ
リマーとしては、分子構造中に、例えばノニオン性基を
有するもの、アニオン性基を有するもの、ノニオン性基
とアニオン性基とをともに有するものを挙げることがで
きる。好ましい水溶性ポリマーとして、下記一般式
〔I〕の繰り返し単位をもの、特にポリマー1分子中に
これを10〜100モル%含むものを挙げることができ
る。なお、これら合成水溶性ポリマーは、公知の化合物
で例えば、西独特許出願(OLS)2,312,708
号、米国特許3,620,751号、同3,879,2
05号、特公昭43−7561号などに記載の合成法ま
たはそれに準じた方法により得られる。
【0010】
【化1】
【0011】式中、R1 及びR2 は同じでも異なっても
よくそれぞれ水素原子、アルキル基、好ましくは炭素原
子数1〜4のアルキル基(置換基を有するものも含む。
例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等、
及びこれらに置換基を付したものなど)、ハロゲン原
子、または-CH2COOM1 を表す。Lは-CONH-、-NHCO-、-C
OO- 、-OCO- 、-CO-、-SO2- 、-NHSO2- 、-SO2NH- また
は-O- を表す。Jはアルキレン基、好ましくは炭素原子
数1〜10のアルキレン基(置換基を有するものも含
む。例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ト
リメチレン基、ブチレン基、ヘキシレン基等、及びこれ
らに置換基が付したもの等)、アリーレン基(置換基を
有するものも含む。例えばフェニレン基等及びこれに置
換基が付したもの等)、アラルキレン基(置換基を有す
るものも含む。例えば
よくそれぞれ水素原子、アルキル基、好ましくは炭素原
子数1〜4のアルキル基(置換基を有するものも含む。
例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等、
及びこれらに置換基を付したものなど)、ハロゲン原
子、または-CH2COOM1 を表す。Lは-CONH-、-NHCO-、-C
OO- 、-OCO- 、-CO-、-SO2- 、-NHSO2- 、-SO2NH- また
は-O- を表す。Jはアルキレン基、好ましくは炭素原子
数1〜10のアルキレン基(置換基を有するものも含
む。例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ト
リメチレン基、ブチレン基、ヘキシレン基等、及びこれ
らに置換基が付したもの等)、アリーレン基(置換基を
有するものも含む。例えばフェニレン基等及びこれに置
換基が付したもの等)、アラルキレン基(置換基を有す
るものも含む。例えば
【0012】
【化2】
【0013】を表わす。またQは、
【0014】
【化3】
【0015】またはR3 を表し、ここでM1 、M2 は水
素原子またはカチオン基を表し、R 9 は炭素原子数1〜
4のアルキル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基等またはこれらに置換基が付したもの)を
表し、R3 、R4 、R5 、R 6 、R7 及びR8 は水素原
子、炭素原子数1〜20のアルキル基(例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、デ
シル基、ヘキサデシル基等またこれらの置換基が付した
もの)、アルケニル基(例えばビニル基、アリール基等
またはこれらの置換基が付したもの)、フェニル基(例
えばフェニル基、メトキシフェニル基、クロロフェニル
基等またはそれらの置換基が付したもの)、アラルキル
基(例えばベンジル基等またはこれらに置換基が付した
もの)を表し、Xはアニオンを表し、またp及びqはそ
れぞれ0または1を表す。Yは水素原子または−(L)
p (J)q −Qを表す。一般式〔I〕で表される単位を
構成する合成水溶性モノマーは、エチレン性不飽和モノ
マーと共重合させることができる。共重合可能なエチレ
ン性不飽和モノマーの例は、スチレン、アルキルスチレ
ン、ヒドロキシアルキルスチレン(アルキル基は炭素数
1〜4までのもの例えばメチル、エチル、ブチル等が好
ましい)、ビニルベンゼンスルホン酸及びその塩、α−
メチルスチレン、4−ビニルピリジン、N−ビニルピロ
リドン、脂肪族酸のモノエチレン性不飽和エステル(例
えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等)、エチレン性
不飽和のモノカルボン酸もしくはジカルボン酸及びその
塩(例えばアクリル酸、メタクリル酸)、無水マレイン
酸、エチレン性不飽和のモルカルボン酸もしくはジカル
ボン酸のエステル(例えばn−ブチルアクリレート、
N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート)などで
ある。次に一般式〔I〕の繰り返し単位を有する合成水
溶性ポリマーの具体的化合物を例示するが、本発明は勿
論これに限られない。なおカッコ書きした数値は、平均
分子量Mnである。
素原子またはカチオン基を表し、R 9 は炭素原子数1〜
4のアルキル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基等またはこれらに置換基が付したもの)を
表し、R3 、R4 、R5 、R 6 、R7 及びR8 は水素原
子、炭素原子数1〜20のアルキル基(例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、デ
シル基、ヘキサデシル基等またこれらの置換基が付した
もの)、アルケニル基(例えばビニル基、アリール基等
またはこれらの置換基が付したもの)、フェニル基(例
えばフェニル基、メトキシフェニル基、クロロフェニル
基等またはそれらの置換基が付したもの)、アラルキル
基(例えばベンジル基等またはこれらに置換基が付した
もの)を表し、Xはアニオンを表し、またp及びqはそ
れぞれ0または1を表す。Yは水素原子または−(L)
p (J)q −Qを表す。一般式〔I〕で表される単位を
構成する合成水溶性モノマーは、エチレン性不飽和モノ
マーと共重合させることができる。共重合可能なエチレ
ン性不飽和モノマーの例は、スチレン、アルキルスチレ
ン、ヒドロキシアルキルスチレン(アルキル基は炭素数
1〜4までのもの例えばメチル、エチル、ブチル等が好
ましい)、ビニルベンゼンスルホン酸及びその塩、α−
メチルスチレン、4−ビニルピリジン、N−ビニルピロ
リドン、脂肪族酸のモノエチレン性不飽和エステル(例
えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等)、エチレン性
不飽和のモノカルボン酸もしくはジカルボン酸及びその
塩(例えばアクリル酸、メタクリル酸)、無水マレイン
酸、エチレン性不飽和のモルカルボン酸もしくはジカル
ボン酸のエステル(例えばn−ブチルアクリレート、
N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート)などで
ある。次に一般式〔I〕の繰り返し単位を有する合成水
溶性ポリマーの具体的化合物を例示するが、本発明は勿
論これに限られない。なおカッコ書きした数値は、平均
分子量Mnである。
【0016】
【化4】
【0017】上記合成水溶性ポリマーを用いる場合、好
ましくはその分子量は1,000〜1,000,00
0、より好ましくは5,000〜600,000のもの
を使用する。また、特開平2−264244号のI−1
〜I−22やポリアクリルアミド類も好ましく用いられ
る。
ましくはその分子量は1,000〜1,000,00
0、より好ましくは5,000〜600,000のもの
を使用する。また、特開平2−264244号のI−1
〜I−22やポリアクリルアミド類も好ましく用いられ
る。
【0018】次に本発明に使用できる天然水溶性ポリマ
ーは、水溶性高分子水分散型樹脂の総合技術資料集(経
営開発センター出版部)に詳しく記載されているものを
挙げることができる。特に、リグニン、澱粉、プルラ
ン、セルロース、アルギン酸、デキストラン、デキスト
リン、グアーガム、アラビアゴム、ペクチン、カゼイ
ン、寒天、キサンタンザム、シクロデキストリン、ロー
カストビーンガム、トラガントガム、カラギーナン、グ
リコーゲン、ラミナラン、リケニン、ニゲラン等、及び
それらの誘導体が好ましい。天然水溶性ポリマーの誘導
体としては、スルホン化、カルボキシル化、リン酸化、
スルホアルキレン化、又はカルボキシアルキレン化、ア
ルキルリン酸化したもの、及びその塩、ポリオキシアル
キレン(例えばエチレン、グリセリン、プロピレンな
ど)化、アルキル化(メチル、エチル、ベンジン化な
ど)が好ましい。天然水溶性ポリマーについても、2種
以上併用して用いてもよい。天然水溶性ポリマーの中で
は、グリコース重合体、及びその誘導体が好ましく、グ
リコース重合体、及びその誘導体の中でも、澱粉、グリ
コーゲン、セルロース、リケニン、デキストラン、ニゲ
ラン等が好ましく、特にデキストラン、及びその誘導体
が好ましい。デキストランは、α−1,6結合したD−
グリコースの重合体であり、一般に糖類の存在下で、デ
キストラン生産菌を培養することによって得るが、ロイ
コノストック、メゼンテロイデス等のデキストラン生産
菌の培養液により、分離したデキストランシュクラーゼ
を糖類と作用させて得ることができる。又、これらのネ
イティブデキストランを、酸やアルカリ酵素による、部
分分解重合法によって、所望の分子量まで低下させ、極
限粘度が0.03〜2.5の範囲であるものを得ること
ができる。又、デキストラン変性物とは、デキストラン
硫酸エステル、カルボキシアルキルデキストラン、ハイ
ドロオキシアルキルデキストラン等が挙げられる。これ
らの天然水溶性ポリマーの分子量は1000〜20万が
好ましいが、特に好ましいのは2000〜10万であ
る。これらのデキストラン類とその誘導体の製造方法に
ついては、特公昭35−11989号、米国特許3,7
62,924号、特公昭45−12820号、同45−
18418号、同45−40149号、同46−311
92号に記載されている。
ーは、水溶性高分子水分散型樹脂の総合技術資料集(経
営開発センター出版部)に詳しく記載されているものを
挙げることができる。特に、リグニン、澱粉、プルラ
ン、セルロース、アルギン酸、デキストラン、デキスト
リン、グアーガム、アラビアゴム、ペクチン、カゼイ
ン、寒天、キサンタンザム、シクロデキストリン、ロー
カストビーンガム、トラガントガム、カラギーナン、グ
リコーゲン、ラミナラン、リケニン、ニゲラン等、及び
それらの誘導体が好ましい。天然水溶性ポリマーの誘導
体としては、スルホン化、カルボキシル化、リン酸化、
スルホアルキレン化、又はカルボキシアルキレン化、ア
ルキルリン酸化したもの、及びその塩、ポリオキシアル
キレン(例えばエチレン、グリセリン、プロピレンな
ど)化、アルキル化(メチル、エチル、ベンジン化な
ど)が好ましい。天然水溶性ポリマーについても、2種
以上併用して用いてもよい。天然水溶性ポリマーの中で
は、グリコース重合体、及びその誘導体が好ましく、グ
リコース重合体、及びその誘導体の中でも、澱粉、グリ
コーゲン、セルロース、リケニン、デキストラン、ニゲ
ラン等が好ましく、特にデキストラン、及びその誘導体
が好ましい。デキストランは、α−1,6結合したD−
グリコースの重合体であり、一般に糖類の存在下で、デ
キストラン生産菌を培養することによって得るが、ロイ
コノストック、メゼンテロイデス等のデキストラン生産
菌の培養液により、分離したデキストランシュクラーゼ
を糖類と作用させて得ることができる。又、これらのネ
イティブデキストランを、酸やアルカリ酵素による、部
分分解重合法によって、所望の分子量まで低下させ、極
限粘度が0.03〜2.5の範囲であるものを得ること
ができる。又、デキストラン変性物とは、デキストラン
硫酸エステル、カルボキシアルキルデキストラン、ハイ
ドロオキシアルキルデキストラン等が挙げられる。これ
らの天然水溶性ポリマーの分子量は1000〜20万が
好ましいが、特に好ましいのは2000〜10万であ
る。これらのデキストラン類とその誘導体の製造方法に
ついては、特公昭35−11989号、米国特許3,7
62,924号、特公昭45−12820号、同45−
18418号、同45−40149号、同46−311
92号に記載されている。
【0019】着色層を設けるための染料としては、感光
材料の感色性に応じた適性な分光吸収特性を有すること
は勿論、下記に示すような条件をも満足する必要があ
る。 (1) 写真特性に悪影響を与えることがなく化学的に不活
性であること。 (2) 現像処理過程にて脱色するか、または処理液或いは
水洗時に溶出して、処理後の感光材料に有害な着色を残
さないこと。 なお、別の要件としてはフィルムを暗室内のセーフライ
ト下で取り扱うとき、表裏判別が容易であることなども
挙げられる。このような条件を満足するための染料とし
ては、古くから多くの研究がなされ例えば下記に示すよ
うな水溶性染料が広く知られている。即ち、オキソノー
ル染料、ヘミオキソノール染料、シアニンまたはメロシ
アニン染料、スチリル染料、アゾ染料等でなかでもオキ
ソノール、ヘノオキソノール染料は有用である。本発明
に係るバッキング層に、用いることができる染料として
は例えば、米国特許第2,274,782号、英国特許
第446,583号、特公昭39−22069号、特開
昭57−185038号公報などに記載のものが好まし
く、特に特開昭57−185038号公報記載のものが
好ましく用いられる。
材料の感色性に応じた適性な分光吸収特性を有すること
は勿論、下記に示すような条件をも満足する必要があ
る。 (1) 写真特性に悪影響を与えることがなく化学的に不活
性であること。 (2) 現像処理過程にて脱色するか、または処理液或いは
水洗時に溶出して、処理後の感光材料に有害な着色を残
さないこと。 なお、別の要件としてはフィルムを暗室内のセーフライ
ト下で取り扱うとき、表裏判別が容易であることなども
挙げられる。このような条件を満足するための染料とし
ては、古くから多くの研究がなされ例えば下記に示すよ
うな水溶性染料が広く知られている。即ち、オキソノー
ル染料、ヘミオキソノール染料、シアニンまたはメロシ
アニン染料、スチリル染料、アゾ染料等でなかでもオキ
ソノール、ヘノオキソノール染料は有用である。本発明
に係るバッキング層に、用いることができる染料として
は例えば、米国特許第2,274,782号、英国特許
第446,583号、特公昭39−22069号、特開
昭57−185038号公報などに記載のものが好まし
く、特に特開昭57−185038号公報記載のものが
好ましく用いられる。
【0020】本発明のバッキング層に用いるゼラチン
は、石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、酵素処理ゼラ
チンであり、ゼラチンの一部を合成あるいは天然の高分
子に置き換えても良い。また、ゼラチンの使用量として
は1m2当たり4.0g以下が好ましい。ゼラチン量が多
いと自動現像機での乾燥性が悪化するばかりでなく、染
料の抜けも悪くなることがある。また、膜質改良剤とし
てコロイダルシリカなどの無機微粒子やエチルアクリレ
ート/アクリル酸共重合体などの有機可塑剤を含有させ
ても良い。本発明のバッキング層の上にオーバーコート
層を有することが好ましい。オーバーコート層を有する
ことで染料の転写、染みだし等が改良される。また、該
オーバーコート層はマット剤を含有することが好まし
い。マット剤とは、有機、無機物質からなる粒径0.1
〜10μm程度の微粒子のもので当業界では周知のもの
である。オーバーコート層は2層以上に分割して塗布し
ても良い。バッキングそうとオーバーコート層は同時塗
布が好ましい。本発明に用いられる界面活性剤は、サポ
ニン等の天然界面活性剤;アルキレンオキサイド系、グ
リセリン系、グリシドール系等のノニオン界面活性剤;
高級アルキルアミン類、第4級アンモニウム塩、ホスホ
ニウムまたはスルホニウム類等のカチオン界面活性剤;
カルボン酸、スルホン酸、リン酸、硫酸エステル等のア
ニオン界面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホンサン
類、アミノアルコールエステル等の両性界面活性剤;上
記界面活性剤の一部がフッ素かアルキルであるフッ素系
界面活性剤が用いられる。
は、石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、酵素処理ゼラ
チンであり、ゼラチンの一部を合成あるいは天然の高分
子に置き換えても良い。また、ゼラチンの使用量として
は1m2当たり4.0g以下が好ましい。ゼラチン量が多
いと自動現像機での乾燥性が悪化するばかりでなく、染
料の抜けも悪くなることがある。また、膜質改良剤とし
てコロイダルシリカなどの無機微粒子やエチルアクリレ
ート/アクリル酸共重合体などの有機可塑剤を含有させ
ても良い。本発明のバッキング層の上にオーバーコート
層を有することが好ましい。オーバーコート層を有する
ことで染料の転写、染みだし等が改良される。また、該
オーバーコート層はマット剤を含有することが好まし
い。マット剤とは、有機、無機物質からなる粒径0.1
〜10μm程度の微粒子のもので当業界では周知のもの
である。オーバーコート層は2層以上に分割して塗布し
ても良い。バッキングそうとオーバーコート層は同時塗
布が好ましい。本発明に用いられる界面活性剤は、サポ
ニン等の天然界面活性剤;アルキレンオキサイド系、グ
リセリン系、グリシドール系等のノニオン界面活性剤;
高級アルキルアミン類、第4級アンモニウム塩、ホスホ
ニウムまたはスルホニウム類等のカチオン界面活性剤;
カルボン酸、スルホン酸、リン酸、硫酸エステル等のア
ニオン界面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホンサン
類、アミノアルコールエステル等の両性界面活性剤;上
記界面活性剤の一部がフッ素かアルキルであるフッ素系
界面活性剤が用いられる。
【0021】本発明の膨潤率の測定は走査型電子顕微鏡
を用いて求める。感材表面を打点し膨潤した際の変位を
見る方法は簡便であるが、感材がマット剤を含有してい
る場合には乾燥時、膨潤時でのマット剤の突出状態が変
化するため親水性コロイド層の正確な膨潤率を求めるこ
とができない。走査型電子顕微鏡により膨潤率を求める
方法を詳述する。まず、測定する感材を40℃60%R
H条件下7日間経時する。次に、この感材を21℃の蒸
留水に3分間浸漬し、この状態を液体窒素で凍結固定す
る。この感材をミクロトームで感材面に垂直となるよう
断面を切った後、−90℃で凍結乾燥する。以上処理を
行ったものを走査型電子顕微鏡で観察し膨潤膜厚Twを
求める。一方、乾燥状態の膜厚Tdも走査型電子顕微鏡
を用いた断面観察により求める。このようにして求めた
TwとTdの差をTdで除して100倍した値が膨潤率
(単位%)となる。
を用いて求める。感材表面を打点し膨潤した際の変位を
見る方法は簡便であるが、感材がマット剤を含有してい
る場合には乾燥時、膨潤時でのマット剤の突出状態が変
化するため親水性コロイド層の正確な膨潤率を求めるこ
とができない。走査型電子顕微鏡により膨潤率を求める
方法を詳述する。まず、測定する感材を40℃60%R
H条件下7日間経時する。次に、この感材を21℃の蒸
留水に3分間浸漬し、この状態を液体窒素で凍結固定す
る。この感材をミクロトームで感材面に垂直となるよう
断面を切った後、−90℃で凍結乾燥する。以上処理を
行ったものを走査型電子顕微鏡で観察し膨潤膜厚Twを
求める。一方、乾燥状態の膜厚Tdも走査型電子顕微鏡
を用いた断面観察により求める。このようにして求めた
TwとTdの差をTdで除して100倍した値が膨潤率
(単位%)となる。
【0022】本発明においてバッキング層を有する面の
膨潤率は180%以下であることが必要であり、150
%以下であることが好ましい。感材の硬膜度合いについ
てはメルティングタイムによる評価も知られている。本
発明において感材のバッキング層を有する側の好ましい
メルティングタイムとしては60分以上であり、特に好
ましくは膜の溶出前に支持体より剥離するものである。
また、乳剤層を有する側の膨潤率としては180%以上
が好ましい。さらに好ましくは200%以上350%以
下である。ここで、膨潤率が小さすぎると現像進行、増
感色素の残色が悪化し迅速処理適性がなくなる。また、
膨潤率が大きすぎると水洗工程後の含水量が多くなり乾
燥ができなくなる。本発明のバッキング層を有する面の
乾膜厚は1.5μm 以上4μm 以下が好ましい、さらに
好ましくは2μm 以上3.5μm 以下である。また、乳
剤層を有する面の乾膜厚は2μm 以上5μm 以下が好ま
しく、2.5μm 以上4μm 以下がさらに好ましい。
膨潤率は180%以下であることが必要であり、150
%以下であることが好ましい。感材の硬膜度合いについ
てはメルティングタイムによる評価も知られている。本
発明において感材のバッキング層を有する側の好ましい
メルティングタイムとしては60分以上であり、特に好
ましくは膜の溶出前に支持体より剥離するものである。
また、乳剤層を有する側の膨潤率としては180%以上
が好ましい。さらに好ましくは200%以上350%以
下である。ここで、膨潤率が小さすぎると現像進行、増
感色素の残色が悪化し迅速処理適性がなくなる。また、
膨潤率が大きすぎると水洗工程後の含水量が多くなり乾
燥ができなくなる。本発明のバッキング層を有する面の
乾膜厚は1.5μm 以上4μm 以下が好ましい、さらに
好ましくは2μm 以上3.5μm 以下である。また、乳
剤層を有する面の乾膜厚は2μm 以上5μm 以下が好ま
しく、2.5μm 以上4μm 以下がさらに好ましい。
【0023】本発明に用いる支持体はポリエステルであ
り、具体例としてはポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレートなどが挙げられる。延伸方法とし
てはいかようでも良いが、二軸延伸が好ましい。
り、具体例としてはポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレートなどが挙げられる。延伸方法とし
てはいかようでも良いが、二軸延伸が好ましい。
【0024】ハロゲン化銀乳剤に用いることのできるハ
ロゲン化銀としては、塩化銀、塩臭化銀、臭化銀、沃臭
化銀、塩沃臭化銀のいずれのものでもよいが、沃素含有
量が銀1モルあたり1%以下であることが好ましい。A
gI分布としては内部高濃度であっても外部高濃度であ
っても良い。ハロゲン化銀粒子形成または物理熟成の過
程において、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム
塩、イリジウム塩またはその錯塩、ロジウム塩またはそ
の錯塩、鉄塩またはその錯塩などを共存させてもよい。
また、必要により化学増感することができる。
ロゲン化銀としては、塩化銀、塩臭化銀、臭化銀、沃臭
化銀、塩沃臭化銀のいずれのものでもよいが、沃素含有
量が銀1モルあたり1%以下であることが好ましい。A
gI分布としては内部高濃度であっても外部高濃度であ
っても良い。ハロゲン化銀粒子形成または物理熟成の過
程において、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム
塩、イリジウム塩またはその錯塩、ロジウム塩またはそ
の錯塩、鉄塩またはその錯塩などを共存させてもよい。
また、必要により化学増感することができる。
【0025】ハロゲン化銀乳剤に用いることのできるハ
ロゲン化銀粒子の形態は大多数のものが平板状であるこ
とが必要である。平板状粒子の含まれる割合としては、
乳剤層中に含まれるハロゲン化銀粒子のうち投影面積で
50%以上であり、好ましくは、70%以上である。平
板状粒子のアスペクト比は、平板状粒子個々の粒子投影
面積と等しい面積を有する円の直径と平板粒子個々の粒
子厚みの比の平均値で与えられる。本発明に於ける粒子
形態としてはアスペクト比3以上20未満、好ましくは
4以上10未満である。さらに、粒子の厚みは0.3μ
m以下が好ましく、特に0.2μm以下が好ましい。平
板状ハロゲン化銀乳剤は、特開昭58−127927
号、特開昭58−113927号、特開昭58−113
928号に記載された方法等を参照すれば容易に調製で
きる。また、pBr1.3以下の比較的低pBr値の雰
囲気中で平板状粒子が重量で40%以上存在する種晶を
形成し、同程度のpBr値に保ちつつ銀およびハロゲン
溶液を同時に添加しつつ種晶を成長させることにより得
られる。この成長過程において、新たな結晶核が発生し
ないように銀およびハロゲン溶液を添加することが望ま
しい。平板状ハロゲン化銀粒子の大きさは、温度調節、
溶剤の種類や量の選択、粒子成長時に用いる銀塩、およ
びハロゲン化物の添加速度をコントロールすることによ
り調整できる。
ロゲン化銀粒子の形態は大多数のものが平板状であるこ
とが必要である。平板状粒子の含まれる割合としては、
乳剤層中に含まれるハロゲン化銀粒子のうち投影面積で
50%以上であり、好ましくは、70%以上である。平
板状粒子のアスペクト比は、平板状粒子個々の粒子投影
面積と等しい面積を有する円の直径と平板粒子個々の粒
子厚みの比の平均値で与えられる。本発明に於ける粒子
形態としてはアスペクト比3以上20未満、好ましくは
4以上10未満である。さらに、粒子の厚みは0.3μ
m以下が好ましく、特に0.2μm以下が好ましい。平
板状ハロゲン化銀乳剤は、特開昭58−127927
号、特開昭58−113927号、特開昭58−113
928号に記載された方法等を参照すれば容易に調製で
きる。また、pBr1.3以下の比較的低pBr値の雰
囲気中で平板状粒子が重量で40%以上存在する種晶を
形成し、同程度のpBr値に保ちつつ銀およびハロゲン
溶液を同時に添加しつつ種晶を成長させることにより得
られる。この成長過程において、新たな結晶核が発生し
ないように銀およびハロゲン溶液を添加することが望ま
しい。平板状ハロゲン化銀粒子の大きさは、温度調節、
溶剤の種類や量の選択、粒子成長時に用いる銀塩、およ
びハロゲン化物の添加速度をコントロールすることによ
り調整できる。
【0026】本発明の乳剤層には、銀1モルあたり1.
0×10-3モル以上2.0×10-2モル未満のチオシア
ン酸化合物を含有していることが好ましい。チオシアン
酸化合物の添加は粒子形成、物理熟成、粒子成長、化学
増感、塗布のいかなる過程で行ってもよいが、化学増感
前の添加が好ましい。本発明でハロゲン化銀乳剤の調整
中に使用するチオシアン酸化合物としてはチオシアン酸
金属塩やアンモニウム塩などの水溶性塩を一般的に用い
ることができるが、金属塩の場合には写真性能に悪影響
を及ぼさない金属元素を用いるように注意すべきであ
り、カリウム塩やナトリウム塩が好ましい。また、Ag
SCNのような難溶性塩を微粒子の形態で添加してもよ
い。この場合、AgSCN微粒子のサイズとしては直径
0.2μm以下が好ましく、特に0.05μm以下が好
ましい。
0×10-3モル以上2.0×10-2モル未満のチオシア
ン酸化合物を含有していることが好ましい。チオシアン
酸化合物の添加は粒子形成、物理熟成、粒子成長、化学
増感、塗布のいかなる過程で行ってもよいが、化学増感
前の添加が好ましい。本発明でハロゲン化銀乳剤の調整
中に使用するチオシアン酸化合物としてはチオシアン酸
金属塩やアンモニウム塩などの水溶性塩を一般的に用い
ることができるが、金属塩の場合には写真性能に悪影響
を及ぼさない金属元素を用いるように注意すべきであ
り、カリウム塩やナトリウム塩が好ましい。また、Ag
SCNのような難溶性塩を微粒子の形態で添加してもよ
い。この場合、AgSCN微粒子のサイズとしては直径
0.2μm以下が好ましく、特に0.05μm以下が好
ましい。
【0027】本発明で用いるハロゲン化銀乳剤は、化学
増感を行うことができる。化学増感の方法としては硫黄
増感法、セレン増感法、錯塩類、ポリアミン等による還
元増感法、金化合物による金増感法、またはイリジウ
ム、白金、ロジウム、パラジウム等の金属による増感な
どの知られている方法は用いることができる。これらは
必要に応じて組み合わせて用いても良い。特に、含硫黄
化合物を用いる硫黄増感法および/または含セレン化合
物を用いるセレン増感法をハロゲン化銀へ吸着する化合
物の存在下に行うことが好ましい。ここでいう、ハロゲ
ン化銀へ吸着する化合物とは分光増感色素、もしくは写
真安定化剤の類を意味し、特開昭63−305343
号、特開平1−77047などに開示されている化合物
を用いることができる。
増感を行うことができる。化学増感の方法としては硫黄
増感法、セレン増感法、錯塩類、ポリアミン等による還
元増感法、金化合物による金増感法、またはイリジウ
ム、白金、ロジウム、パラジウム等の金属による増感な
どの知られている方法は用いることができる。これらは
必要に応じて組み合わせて用いても良い。特に、含硫黄
化合物を用いる硫黄増感法および/または含セレン化合
物を用いるセレン増感法をハロゲン化銀へ吸着する化合
物の存在下に行うことが好ましい。ここでいう、ハロゲ
ン化銀へ吸着する化合物とは分光増感色素、もしくは写
真安定化剤の類を意味し、特開昭63−305343
号、特開平1−77047などに開示されている化合物
を用いることができる。
【0028】本発明で用いるハロゲン化銀乳剤は、分光
増感されていることが必要である。増感色素の種類は目
的とする露光等に対して適宜選べるが、CRT感材とし
てはオルソ増感する色素が好ましい。また、増感色素は
感光材料製造のどの工程で添加しても良いが、化学増感
剤添加前が好ましい。本発明の感光材料の銀量として
は、好ましくは0.5〜5g/m2(片面あたり)、より
好ましくは1.4〜3.2g/m2(片面あたり)であ
る。迅速処理適性としては5g/m2をこえないことが好
ましい。
増感されていることが必要である。増感色素の種類は目
的とする露光等に対して適宜選べるが、CRT感材とし
てはオルソ増感する色素が好ましい。また、増感色素は
感光材料製造のどの工程で添加しても良いが、化学増感
剤添加前が好ましい。本発明の感光材料の銀量として
は、好ましくは0.5〜5g/m2(片面あたり)、より
好ましくは1.4〜3.2g/m2(片面あたり)であ
る。迅速処理適性としては5g/m2をこえないことが好
ましい。
【0029】本発明の写真感光材料に用いられる各種添
加剤等については前記以外にも特に制限はなく、例えば
以下の該当箇所に記載のものを用いることができる。 項目 該当箇所 1)ハロゲン化銀乳剤とその製法 特開平2−68539号公報第8頁右下欄下 から6行目から同第10頁右上欄12行目、 同3−24537号公報第2頁右下欄10行 目ないし第6頁右上欄1行目、同第10頁左 上欄16行目ないし第11頁左下欄19行目 、特願平2−225637号。 2)化学増感法 特開平2−68539号公報第10頁右上欄 13行目から同左上欄16行目、特願平3− 105035号。 3)カブリ防止剤、安定剤 特開平2−68539号公報第10頁左下欄 17行目から同第11頁左上欄7行目および 同第3頁左下欄2行目から同第4頁左下欄。 4)色調改良剤 特開昭62−276539号公報第2頁左下 欄7行目から同第10頁左下欄20行目、特 開平3−94249号公報第6頁左下欄15 行目から第11頁右上欄19行目。 5)分光増感色素 特開平2−68539号公報第4頁右下欄4 行目から同第8頁右下欄。 6)界面活性剤、帯電防止剤 特開平2−68539号公報第11頁左上欄 14行目から同第12頁左上欄9行目。 7)マット剤、滑り剤、可塑剤 特開平2−68539号公報第12頁左上欄 10行目から同右上欄10行目、同第14頁 左下欄10行目から同右下欄1行目。 8)親水性コロイド 特開平2−68539号公報第12頁右上欄 11行目から同左下欄16行目。 9)硬膜剤 特開平2−68539号公報第12頁右上欄 17行目から同第13頁右上欄6行目。 10)支持体 特開平2−68539号公報第13頁右上欄 7行目から20行目。 11)染料、媒染剤 特開平2−68539号公報第13頁左下欄 1行目から同第14頁左下欄9行目。同3− 24539号公報第14頁左下欄から同第1 6頁右下欄。 13)ポリヒドロキシベンゼン類 特開平3−39948号公報第11頁左上欄 から同第12頁左下欄、EP特許第4527 72A号公報。 14)層構成 特開平3−198041号公報。 15)現像処理法 特開平2−103037号公報第16頁右上 欄7行目から同第19頁左下欄15行目、お よび特開平2−115837号公報第3頁右 下欄5行目から同第6頁右上欄10行目。
加剤等については前記以外にも特に制限はなく、例えば
以下の該当箇所に記載のものを用いることができる。 項目 該当箇所 1)ハロゲン化銀乳剤とその製法 特開平2−68539号公報第8頁右下欄下 から6行目から同第10頁右上欄12行目、 同3−24537号公報第2頁右下欄10行 目ないし第6頁右上欄1行目、同第10頁左 上欄16行目ないし第11頁左下欄19行目 、特願平2−225637号。 2)化学増感法 特開平2−68539号公報第10頁右上欄 13行目から同左上欄16行目、特願平3− 105035号。 3)カブリ防止剤、安定剤 特開平2−68539号公報第10頁左下欄 17行目から同第11頁左上欄7行目および 同第3頁左下欄2行目から同第4頁左下欄。 4)色調改良剤 特開昭62−276539号公報第2頁左下 欄7行目から同第10頁左下欄20行目、特 開平3−94249号公報第6頁左下欄15 行目から第11頁右上欄19行目。 5)分光増感色素 特開平2−68539号公報第4頁右下欄4 行目から同第8頁右下欄。 6)界面活性剤、帯電防止剤 特開平2−68539号公報第11頁左上欄 14行目から同第12頁左上欄9行目。 7)マット剤、滑り剤、可塑剤 特開平2−68539号公報第12頁左上欄 10行目から同右上欄10行目、同第14頁 左下欄10行目から同右下欄1行目。 8)親水性コロイド 特開平2−68539号公報第12頁右上欄 11行目から同左下欄16行目。 9)硬膜剤 特開平2−68539号公報第12頁右上欄 17行目から同第13頁右上欄6行目。 10)支持体 特開平2−68539号公報第13頁右上欄 7行目から20行目。 11)染料、媒染剤 特開平2−68539号公報第13頁左下欄 1行目から同第14頁左下欄9行目。同3− 24539号公報第14頁左下欄から同第1 6頁右下欄。 13)ポリヒドロキシベンゼン類 特開平3−39948号公報第11頁左上欄 から同第12頁左下欄、EP特許第4527 72A号公報。 14)層構成 特開平3−198041号公報。 15)現像処理法 特開平2−103037号公報第16頁右上 欄7行目から同第19頁左下欄15行目、お よび特開平2−115837号公報第3頁右 下欄5行目から同第6頁右上欄10行目。
【0030】本発明は通常の処理においても効果がある
が、現像液補充量が4つ切(10×12インチ)1枚あ
たり25ml以下である低廃液環境保護型自動現像機にお
ける処理で特に効果が大きい。処理時間と補充量の下記
式Aで表される関係を満たしていることが特に好まし
い。 (式A) 300≦S×T≦1000 ここで、Sは4つ切1枚あたりの現像液補充量(ml)、
TはDry to Dryの処理時間(秒)を表す。また、定着液
の補充量としては25ml以下が好ましい。
が、現像液補充量が4つ切(10×12インチ)1枚あ
たり25ml以下である低廃液環境保護型自動現像機にお
ける処理で特に効果が大きい。処理時間と補充量の下記
式Aで表される関係を満たしていることが特に好まし
い。 (式A) 300≦S×T≦1000 ここで、Sは4つ切1枚あたりの現像液補充量(ml)、
TはDry to Dryの処理時間(秒)を表す。また、定着液
の補充量としては25ml以下が好ましい。
【0031】本発明の写真感光材料は、特に制限はなく
一般の黒白片面感材に主として用いられる。好ましくは
直接撮影用X線フィルム、間接撮影用X線フィルム、C
RT用フィルム等人体などの被写体にX線等を照射し、
被写体を通過したX線を可視光に変換して感光せしめる
システムに用いられる。例えば、医療用または工業用X
線写真材料、X線用デュープ写真材料、医療CRT画像
用写真材料などを挙げることができる。
一般の黒白片面感材に主として用いられる。好ましくは
直接撮影用X線フィルム、間接撮影用X線フィルム、C
RT用フィルム等人体などの被写体にX線等を照射し、
被写体を通過したX線を可視光に変換して感光せしめる
システムに用いられる。例えば、医療用または工業用X
線写真材料、X線用デュープ写真材料、医療CRT画像
用写真材料などを挙げることができる。
【0032】
(乳剤の調整)水1リットル中にゼラチン(平均分子量
15,000)6.2g、臭化カリウム6.9gの40
℃に保った水溶液中へ、攪拌しながら硝酸銀4.0gの
水溶液と臭化カリウム5.9gを含む水溶液をダブルジ
ェット法により37秒で添加した。続いてゼラチン1
8.6gを含む水溶液を添加した後、硝酸銀9.8gを
含む水溶液を22分かけて添加しながら60℃に昇温し
た。さらに、25%アンモニア水溶液5.9ccを添加
し、その10分後に5.5gの酢酸を含む水溶液を添加
した。引き続き硝酸銀151gの水溶液と臭化カリウム
の水溶液を、電位をpAg 8.8に保ちながらコントロー
ルダブルジェット法で35分間で添加した。このときの
流量は添加終了時の流量が、添加開始時の流量の14倍
となるよう加速した。添加終了後2Nチオシアン酸カリ
ウム溶液を15cc添加した。このあと温度を35℃に下
げ沈降法により可溶性塩類を除去した後、40℃に温度
を上げてゼラチン35gとプロキセル85mg、ならび
に増粘剤を添加して、苛性ソーダと臭化カリウム、硝酸
銀水溶液にてpH6.1、pAg 7.8に調整した。温度を
56℃に昇温しエチルチオスルホン酸ナトリウム3mg
を添加した後直径0.07μmのAgI微粒子を全銀量
に対して0.1モル%添加した。その後、二酸化チオ尿
素0.04mgを添加し、4−ヒドロキシ−6−メチル
−1,3,3a,7−テトラザインデン198mgと色素
−I 426mgを添加した。10分後にセレン化合物−
Iを0.52×10-5モル/モルAg、チオ硫酸ナトリウ
ム1.03×10-5モル/モルAg、チオシアン酸カリウ
ム30mg、塩化金酸6mgを添加し50分間熟成した。こ
の後急冷し固化させたものを乳剤Aとした。得られた乳
剤は、全粒子の投影面積の総和の93%がアスペクト比
3以上、65%がアスペクト比4以上の粒子からなり、
アスペクト比3以上のすべての粒子についての平均投影
面積直径は0.83μm標準偏差15%、厚みの平均は
0.14μmで平均アスペクト比は6.2であった。
15,000)6.2g、臭化カリウム6.9gの40
℃に保った水溶液中へ、攪拌しながら硝酸銀4.0gの
水溶液と臭化カリウム5.9gを含む水溶液をダブルジ
ェット法により37秒で添加した。続いてゼラチン1
8.6gを含む水溶液を添加した後、硝酸銀9.8gを
含む水溶液を22分かけて添加しながら60℃に昇温し
た。さらに、25%アンモニア水溶液5.9ccを添加
し、その10分後に5.5gの酢酸を含む水溶液を添加
した。引き続き硝酸銀151gの水溶液と臭化カリウム
の水溶液を、電位をpAg 8.8に保ちながらコントロー
ルダブルジェット法で35分間で添加した。このときの
流量は添加終了時の流量が、添加開始時の流量の14倍
となるよう加速した。添加終了後2Nチオシアン酸カリ
ウム溶液を15cc添加した。このあと温度を35℃に下
げ沈降法により可溶性塩類を除去した後、40℃に温度
を上げてゼラチン35gとプロキセル85mg、ならび
に増粘剤を添加して、苛性ソーダと臭化カリウム、硝酸
銀水溶液にてpH6.1、pAg 7.8に調整した。温度を
56℃に昇温しエチルチオスルホン酸ナトリウム3mg
を添加した後直径0.07μmのAgI微粒子を全銀量
に対して0.1モル%添加した。その後、二酸化チオ尿
素0.04mgを添加し、4−ヒドロキシ−6−メチル
−1,3,3a,7−テトラザインデン198mgと色素
−I 426mgを添加した。10分後にセレン化合物−
Iを0.52×10-5モル/モルAg、チオ硫酸ナトリウ
ム1.03×10-5モル/モルAg、チオシアン酸カリウ
ム30mg、塩化金酸6mgを添加し50分間熟成した。こ
の後急冷し固化させたものを乳剤Aとした。得られた乳
剤は、全粒子の投影面積の総和の93%がアスペクト比
3以上、65%がアスペクト比4以上の粒子からなり、
アスペクト比3以上のすべての粒子についての平均投影
面積直径は0.83μm標準偏差15%、厚みの平均は
0.14μmで平均アスペクト比は6.2であった。
【0033】
【化5】
【0034】(乳剤面塗布液の調整) <乳剤層塗布液>化学増感を施した乳剤Aにハロゲン化
銀1モル当り下記の薬品を添加して塗布液a−1を作成
した。 ・2,6−ビス(ヒドロキシアミノ)−4− ジエチルアミノ−1,3,5−トリアジン 72.0mg ・デキストラン(平均分子量3.9万) 3.9g ・ポリスチレンスルホン酸カリウム(平均分子量60万) 0.7g ・添加剤−I 7.0mg ・ハイドロキノンモノスルホン酸ナトリウム 8.2g ・スノーテックスC(日産化学(株)) 10.5g ・アクリル酸エチル/メタクリル酸(97/3) 共重合体ラテックス 9.7g ・ゼラチン 乳剤層の塗布量が2.6g/m2になるよう調整した。 ・硬膜剤(1,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン) 膨潤率が230%になるよう調整した。
銀1モル当り下記の薬品を添加して塗布液a−1を作成
した。 ・2,6−ビス(ヒドロキシアミノ)−4− ジエチルアミノ−1,3,5−トリアジン 72.0mg ・デキストラン(平均分子量3.9万) 3.9g ・ポリスチレンスルホン酸カリウム(平均分子量60万) 0.7g ・添加剤−I 7.0mg ・ハイドロキノンモノスルホン酸ナトリウム 8.2g ・スノーテックスC(日産化学(株)) 10.5g ・アクリル酸エチル/メタクリル酸(97/3) 共重合体ラテックス 9.7g ・ゼラチン 乳剤層の塗布量が2.6g/m2になるよう調整した。 ・硬膜剤(1,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン) 膨潤率が230%になるよう調整した。
【0035】
【化6】
【0036】<表面保護層塗布液の調製>各成分が下記
の塗布量となるように塗布液b−1を調整した。 ・ゼラチン 650 mg/m2 ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量40万) 18 ・アクリル酸ブチル/メタクリル酸(6/4) 共重合体ポリマー(平均分子量12万) 120 ・塗布助剤−I 18 ・塗布助剤−II 45 ・塗布助剤−III 0.9 ・塗布助剤−IV 0.61 ・塗布助剤−V 26 ・添加剤−II 1.3 ・ポリメチルメタクリレート(平均粒径2.5μm) 87 ・プロキセル 0.5 ・ポリスチレンスルホン酸カリウム(平均分子量60万) 0.9 (NaOHでpH7.4に調整)
の塗布量となるように塗布液b−1を調整した。 ・ゼラチン 650 mg/m2 ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量40万) 18 ・アクリル酸ブチル/メタクリル酸(6/4) 共重合体ポリマー(平均分子量12万) 120 ・塗布助剤−I 18 ・塗布助剤−II 45 ・塗布助剤−III 0.9 ・塗布助剤−IV 0.61 ・塗布助剤−V 26 ・添加剤−II 1.3 ・ポリメチルメタクリレート(平均粒径2.5μm) 87 ・プロキセル 0.5 ・ポリスチレンスルホン酸カリウム(平均分子量60万) 0.9 (NaOHでpH7.4に調整)
【0037】
【化7】
【0038】(バック面塗布液の調整) <バッキング層> (1)染料分散物Lの調整 下記染料−Iおよびオイル−I、II各2.5gを酢酸エ
チル50ccに溶解したものをドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム1.5gおよびp-ヒドロキシ安息香酸メチ
ルを0.18g含む8%ゼラチン水溶液90gと60℃
で混合し、ホモジナイザーで高速攪拌した。高速攪拌終
了後、エバポレーターを用いて60℃で減圧処理し、酢
酸エチルを92wt%除去した。これにより平均粒径
0.18μmの染料分散物Lを得た。 (2)塗布液の調整 各成分が下記の塗布量となるように塗布液c−1〜6を
調整した。 ・リン酸 5.2mg/m2 ・スノーテックスC(日産化学(株)) 0.5 g/m2 ・アクリル酸エチル/メタクリル酸(97/3) 共重合体ラテックス 0.5 g/m2 ・プロキセル 4.2mg/m2 ・染料分散物L 8.0 g/m2 ・染料−II 75 mg/m2 ・染料−III 27 mg/m2 ・染料−IV 23 mg/m2 バック面の総ゼラチン量、水溶性ポリマーを表1に示す
塗布量となるように添加した。尚、表1の水溶性ポリマ
ー塗布量は表面保護層に添加したポリスチレンスルホン
酸カリウムとの和である。硬膜剤として1,2−ビス
(ビニルスルホニルアセトアミド)エタンを表1に示す
膨潤率となるように添加した。
チル50ccに溶解したものをドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム1.5gおよびp-ヒドロキシ安息香酸メチ
ルを0.18g含む8%ゼラチン水溶液90gと60℃
で混合し、ホモジナイザーで高速攪拌した。高速攪拌終
了後、エバポレーターを用いて60℃で減圧処理し、酢
酸エチルを92wt%除去した。これにより平均粒径
0.18μmの染料分散物Lを得た。 (2)塗布液の調整 各成分が下記の塗布量となるように塗布液c−1〜6を
調整した。 ・リン酸 5.2mg/m2 ・スノーテックスC(日産化学(株)) 0.5 g/m2 ・アクリル酸エチル/メタクリル酸(97/3) 共重合体ラテックス 0.5 g/m2 ・プロキセル 4.2mg/m2 ・染料分散物L 8.0 g/m2 ・染料−II 75 mg/m2 ・染料−III 27 mg/m2 ・染料−IV 23 mg/m2 バック面の総ゼラチン量、水溶性ポリマーを表1に示す
塗布量となるように添加した。尚、表1の水溶性ポリマ
ー塗布量は表面保護層に添加したポリスチレンスルホン
酸カリウムとの和である。硬膜剤として1,2−ビス
(ビニルスルホニルアセトアミド)エタンを表1に示す
膨潤率となるように添加した。
【0039】
【化8】
【0040】<表面保護層>各成分が下記の塗布量とな
るように塗布液d−1を調整した。 ・ゼラチン 1000 mg/m2 ・ポリメチルメタクリレート(平均粒径4.80μm) 32 (平均粒径0.75μm) 81 ・塗布助剤−I 20 ・塗布助剤−II 40 ・塗布助剤−III 6 ・塗布助剤−IV 9 ・塗布助剤−VI 1.7 ・塗布助剤−VII 13 ・プロキセル 1.3 ・ポリスチレンスルホン酸カリウム(平均分子量60万) 2 ・NaOH 2.5
るように塗布液d−1を調整した。 ・ゼラチン 1000 mg/m2 ・ポリメチルメタクリレート(平均粒径4.80μm) 32 (平均粒径0.75μm) 81 ・塗布助剤−I 20 ・塗布助剤−II 40 ・塗布助剤−III 6 ・塗布助剤−IV 9 ・塗布助剤−VI 1.7 ・塗布助剤−VII 13 ・プロキセル 1.3 ・ポリスチレンスルホン酸カリウム(平均分子量60万) 2 ・NaOH 2.5
【0041】
【化9】
【0042】(支持体の調整)二軸延伸された厚さ18
3μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にコロ
ナ放電を行い、下記の組成より成る第一下塗り液を塗布
量が5.1cc/m2となるようにワイヤーバーコーターに
より塗布し、175℃にて1分間乾燥した。次に反対面
も同様にして第一下塗り層を設けた。使用したポリエチ
レンテレフタレートには染料−Iが0.04wt%含有
されているものを用いた。 ・ブタジエン−スチレン共重合体ラテックス溶液 (固形分40% ブタジエン/スチレン重量比=31/35) 79 cc ・2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン ナトリウム塩4%水溶液 20.5 ・蒸留水 900.5 ※ラテックス溶液には下記乳化分散剤をラテックス固形
分に対して0.4wt%用いた。
3μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にコロ
ナ放電を行い、下記の組成より成る第一下塗り液を塗布
量が5.1cc/m2となるようにワイヤーバーコーターに
より塗布し、175℃にて1分間乾燥した。次に反対面
も同様にして第一下塗り層を設けた。使用したポリエチ
レンテレフタレートには染料−Iが0.04wt%含有
されているものを用いた。 ・ブタジエン−スチレン共重合体ラテックス溶液 (固形分40% ブタジエン/スチレン重量比=31/35) 79 cc ・2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン ナトリウム塩4%水溶液 20.5 ・蒸留水 900.5 ※ラテックス溶液には下記乳化分散剤をラテックス固形
分に対して0.4wt%用いた。
【0043】
【化10】
【0044】(写真材料の調製)前述のごとく準備した
支持体上に先のバック面ハレーション防止層と表面保護
層を塗布したのち、反対側に乳剤層と表面保護層を同時
押し出し法により両面に表1のごとく組み合わせて塗布
し写真材料1〜6を作成した。乳剤面の塗布銀量は2.
8g/m2とした。
支持体上に先のバック面ハレーション防止層と表面保護
層を塗布したのち、反対側に乳剤層と表面保護層を同時
押し出し法により両面に表1のごとく組み合わせて塗布
し写真材料1〜6を作成した。乳剤面の塗布銀量は2.
8g/m2とした。
【0045】
【表1】
【0046】(処理−1) <自動現像機>富士写真フイルム(株)社製CEPRO
S−Mの駆動モーターとギア部を改造して搬送スピード
を速めた。 <現像液濃縮液> 水酸化カリウム 56.6g 亜硫酸ナトリウム 200 ジエチレントリアミン五酢酸処理 6.7 炭酸カリ 16.7 ホウ酸 10 ハイドロキノン 83.3 ジエチレングリコ−ル 40 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル− 3−ピラゾリドン 22 5−メチルベンゾトリアゾール 2 処理助剤−I 0.6 水で1リットルとする(pH10.60に調整)。
S−Mの駆動モーターとギア部を改造して搬送スピード
を速めた。 <現像液濃縮液> 水酸化カリウム 56.6g 亜硫酸ナトリウム 200 ジエチレントリアミン五酢酸処理 6.7 炭酸カリ 16.7 ホウ酸 10 ハイドロキノン 83.3 ジエチレングリコ−ル 40 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル− 3−ピラゾリドン 22 5−メチルベンゾトリアゾール 2 処理助剤−I 0.6 水で1リットルとする(pH10.60に調整)。
【0047】
【化11】
【0048】 <定着液濃縮液> チオ硫酸アンモニウム 560 g 亜硫酸ナトリウム 60 エチレンジアミン四酢酸・二ナトリウム・二水塩 0.1 水酸化ナトリウム 24 水で1リットルにする(酢酸でpH5.10に調整する)。 現像処理をスタートするときには自動現像機の各タンク
に以下のごとき処理液を満たした。 現像タンク:上記現像液濃縮液333cc、水667ccお
よび臭化カリウム2gと酢酸1.8gとを含むスタータ
ー10ccを加えてpHを10.25とした。 定着タンク:上記定着液濃縮液200ccおよび水800
cc。 処理スピード ・・・Dry to Dryが30秒になるように
調整した。 現像温度 ・・・35℃ 定着温度 ・・・35℃ 乾燥温度 ・・・50℃ 補充量 ・・・現像液 20cc/10×12イン
チ 定着液 20cc/10×12インチ
に以下のごとき処理液を満たした。 現像タンク:上記現像液濃縮液333cc、水667ccお
よび臭化カリウム2gと酢酸1.8gとを含むスタータ
ー10ccを加えてpHを10.25とした。 定着タンク:上記定着液濃縮液200ccおよび水800
cc。 処理スピード ・・・Dry to Dryが30秒になるように
調整した。 現像温度 ・・・35℃ 定着温度 ・・・35℃ 乾燥温度 ・・・50℃ 補充量 ・・・現像液 20cc/10×12イン
チ 定着液 20cc/10×12インチ
【0049】(膨潤率の測定)まず、測定する感材を4
0℃60%RH条件下7日間経時する。次に、この感材
を21℃の蒸留水に3分間浸漬し、この状態を液体窒素
で凍結固定する。この感材をミクロトームで感材面に垂
直となるよう断面を切った後、−90℃で凍結乾燥す
る。以上処理を行ったものを走査型電子顕微鏡で観察し
膨潤膜厚Twを求める。一方、乾燥状態の膜厚Tdも走
査型電子顕微鏡を用いた断面観察により求める。このよ
うにして求めたTwとTdの差をTdで除して100倍
した値が膨潤率(単位%)とした。
0℃60%RH条件下7日間経時する。次に、この感材
を21℃の蒸留水に3分間浸漬し、この状態を液体窒素
で凍結固定する。この感材をミクロトームで感材面に垂
直となるよう断面を切った後、−90℃で凍結乾燥す
る。以上処理を行ったものを走査型電子顕微鏡で観察し
膨潤膜厚Twを求める。一方、乾燥状態の膜厚Tdも走
査型電子顕微鏡を用いた断面観察により求める。このよ
うにして求めたTwとTdの差をTdで除して100倍
した値が膨潤率(単位%)とした。
【0050】(感材湾曲の評価)各写真材料を30.5
cm×25.4cmに裁断して25℃、65%RHの条件
下で1時間調湿したのち、感材を25℃、10%RH条件
下平坦な板にのせ1分後の感材の湾曲度合い(カール)
を目視にて下記の基準で評価した。 ◎……ほとんどカールしない。 ○……微かにカールしているが気にならない。 △……カールしているが実用的に許容される。 ×……大きくカールし不可。
cm×25.4cmに裁断して25℃、65%RHの条件
下で1時間調湿したのち、感材を25℃、10%RH条件
下平坦な板にのせ1分後の感材の湾曲度合い(カール)
を目視にて下記の基準で評価した。 ◎……ほとんどカールしない。 ○……微かにカールしているが気にならない。 △……カールしているが実用的に許容される。 ×……大きくカールし不可。
【0051】(乾燥性の評価)上記処理−1を行い乾燥
工程後の感材を以下の基準で評価した。 ◎……完全に乾燥している。 ○……微かに湿気があるが気にならない。 △……湿気があり他の感材と少しくっつくが実用的に許
容される。 ×……他の感材と張り付き不可。
工程後の感材を以下の基準で評価した。 ◎……完全に乾燥している。 ○……微かに湿気があるが気にならない。 △……湿気があり他の感材と少しくっつくが実用的に許
容される。 ×……他の感材と張り付き不可。
【0052】(自現機剥離の評価)上記処理−1をバッ
ク面が上向きとなるように行い、感材を光学顕微鏡にて
観察し以下の基準で評価した。 ◎……50μm以上の親水性コロイド層の剥離がない。 ○……50μm以上の親水性コロイド層の剥離が微かに
あるが気にならない。 △……50μm以上の親水性コロイド層の剥離がるが、
いずれも100μm以下であり実用的に許容される。 ×……100μm以上の剥離が多くあり不可。
ク面が上向きとなるように行い、感材を光学顕微鏡にて
観察し以下の基準で評価した。 ◎……50μm以上の親水性コロイド層の剥離がない。 ○……50μm以上の親水性コロイド層の剥離が微かに
あるが気にならない。 △……50μm以上の親水性コロイド層の剥離がるが、
いずれも100μm以下であり実用的に許容される。 ×……100μm以上の剥離が多くあり不可。
【0053】1〜6の感材について上記評価を実施した
結果を表2に示す。本発明の領域において、カール、乾
燥性、自現機剥離いずれも良好なことがわかる。特に、
水溶性ポリマーをゼラチンに対して5%以上添加したと
ころでは極めて良好な結果となることがわかる。
結果を表2に示す。本発明の領域において、カール、乾
燥性、自現機剥離いずれも良好なことがわかる。特に、
水溶性ポリマーをゼラチンに対して5%以上添加したと
ころでは極めて良好な結果となることがわかる。
【0054】
【表2】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【化5】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【化9】
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリエステル支持体上の一方の側に少な
くとも一層のハロゲン化銀乳剤層を有し、他方の側にバ
ッキング層を有するハロゲン化銀写真感光材料におい
て、該バッキング層を有する面の少なくとも一層中に水
溶性ポリマーから選ばれる少なくとも一種を該面に塗設
されたゼラチンの総重量の3%以上含有し、かつ該バッ
キング層を有する側に塗設された親水性コロイド層の膨
潤率が180%以下であることを特徴とするハロゲン化
銀写真感光材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7801993A JPH06289531A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7801993A JPH06289531A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06289531A true JPH06289531A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13650095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7801993A Pending JPH06289531A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | ハロゲン化銀写真感光材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06289531A (ja) |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP7801993A patent/JPH06289531A/ja active Pending
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