JPH06288592A - ダクト用換気扇 - Google Patents

ダクト用換気扇

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JPH06288592A
JPH06288592A JP5076650A JP7665093A JPH06288592A JP H06288592 A JPH06288592 A JP H06288592A JP 5076650 A JP5076650 A JP 5076650A JP 7665093 A JP7665093 A JP 7665093A JP H06288592 A JPH06288592 A JP H06288592A
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duct
opening
ceiling
ventilation fan
field edge
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JP5076650A
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仁 ▲よし▼川
Hitoshi Yoshikawa
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井面に確実にかつ容易に設置し、施工性を
向上させることのできるダクト用換気扇を提供すること
を目的とする。 【構成】 天井裏1に設けられた第1の野縁2Aを含み
天井面3を開口して形成された開口部4と、第1の野縁
2Aに固定される第1の固定部5および第2の固定部6
と、アンカーボルト9に吊り下げられる水平フランジ部
14を有し、天井裏に設けられるカセット部7に換気扇
本体10を取り付ける構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として居室や事務所
の天井面に取り付けられ、屋外と連通しているダクトと
接続することで、居室内や事務所内の空気を入れ替える
ダクト用換気扇に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、天井裏に本体を埋設し、ダクトを
接続して使用されるダクト用換気扇の施工は、天井面に
形成された開口部に設置するため、本体の取付作業にお
いて、どのような取り付け状況においても確実に設置で
きる構造のダクト用換気扇の要求が高まっている。
【0003】従来のこの種のダクト用換気扇について図
3および図4を参照しながら説明する。図に示すよう
に、換気扇の本体101は箱体状で、下面に吸込口10
2と一側面に吐出口103とを有し、内部に羽根104
を固着した電動機105を具備した送風機106が設け
られ、前記吸込口102には、室内107側からグリル
108が装着されている。
【0004】また、前記本体101の吐出口103と屋
外に連通したダクト109とを連通接続させるダクト接
続部110を有した取付板110を設けている。
【0005】上記のように構成されたダクト用換気扇を
天井面112に設置するには、まず天井裏113に設け
られた複数の野縁114に天井面112を施工する際、
あらかじめダクト用換気扇を設置する付近に位置する野
縁114Aに、その周縁が接する開口部115を開口
し、この開口部115の周縁を囲むように木枠116を
野縁114Aに固定する。そして、取付板111を天井
面112の開口部115から挿入して木枠116に複数
の木ねじ117によって固定し、ダクト118とダクト
接続部110とを嵌合させテープ119等により固定す
る。つぎに、吐出口103を有する一側面と前記取付板
111とを当接させて吐出口103とダクト接続部11
0とが連通するように本体101を天井面112の開口
部115に挿入して野縁114Aおよび木枠116に複
数の木ねじ120によって固定し、グリル108を本体
101の吸込口102に取り付けて完了する。このよう
にしてダクト用換気扇は、取付作業がおこなわれてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のダク
ト用換気扇では、ダクト用換気扇を天井面112に設置
するのに、その設置強度を確保するために開口部115
を開口したのち、あらかじめ木枠116を用意して開口
部115の周縁に設けなければならないので、その作業
に手間がかかり、施工性を低下させるという問題があっ
た。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、天井
面に確実に、かつ容易に設置し、施工性を向上させるこ
とのできるダクト用換気扇を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のダクト用換気扇
は上記目的を達成するために、天井裏に設けられた第1
の野縁を含み天井面に開口した開口部と、前記第1の野
縁に当接固定される第1の固定部および前記第1の野縁
と間隔をあけて並設される第2の野縁に当接固定される
第2の固定部と、ダクトと接続するダクト接続部および
アンカーボルトにより吊り下げられる水平フランジ部を
有し、前記天井面の開口部より天井裏に突出して設けら
れるカセット部と、下面を開口し前記ダクト接続部と連
通する送風機を内蔵し、前記カセット部に挿入され取り
付けられる換気扇本体と、この換気扇本体の下面を覆う
ように設けられる化粧グリルとを備え、前記第2の固定
部を前記第2の野縁に向かい伸縮自在にカセット部に設
けた構成とする。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、ダクト用換気扇
を天井面に設置するのに、天井面に開口部を開口したの
ち、木枠を開口部の周縁に設け、その設置強度を確保し
なくとも、あらかじめ第1の野縁に、その周縁が接する
ように開口部を開口しておけば、あとは、カセット部を
天井面の開口部から挿入し、第1の固定部を第1の野縁
に当接固定するとともに、第2の固定部を第2の野縁に
当接する位置に調節して固定することによって取り付
け、ダクト接続部にダクトを接続する。そして、本体を
前記開口部から挿入し、取り付けるだけで、ダクト用換
気扇を確実に設置することができることとなる。また野
縁がない場合でも、アンカーボルトでカセット板の水平
フランジ部を吊り、ダクト接続部にダクトを接続する。
そして、本体を前記開口部から挿入し固定する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1およ
び図2を参照しながら説明する。
【0011】図に示すように、天井裏1に設けられた複
数の野縁2の第1の野縁2Aに、その周縁が接するよう
にして設けられた天井面3の開口部4には、第1の野縁
2Aに当接固定する第1の固定部5と、第1の野縁2A
と間隔をあけて並設された第2の野縁2Bに当接固定す
る第2の固定部6とを有したカセット部7が、第1の固
定部5を木ねじ5Aによって第1の野縁2Aに当接固定
させるとともに、第2の固定部6を木ねじ6Dによって
第2の野縁2Bに当接させて天井裏1に起立するように
設置する。また、前記第2の固定部6は、第2の野縁2
Bに当接固定する固定部6Aを片端部に設けた固定板6
Bと、この固定板6Bを第2の野縁2Bに向かって伸縮
自在に支持する支持部6Cとからなり、第1の野縁2A
と第2の野縁2Bとの間隔に合わせて調節自在に設けら
れている。前記カセット部7には、ダクト接続部8が設
けられ、このダクト接続部8には、一端を室外(図示せ
ず)に連通したダクトの片端8Aが接続されている。野
縁のない場合には、天井裏1に設けられたアンカーボル
ト9によって水平フランジ部14の長孔21にナット1
5によって固定される。開口部4には、後述する箱状の
本体10が、その一側面10Aをカセット板7に当接さ
せて天井裏1へ突設され、この本体10は内部に送風機
11を備え、一側面10Aに吐出口12とカセット部7
に設けられた雌ねじ部16に合致する案内孔17とが設
けられている。また、本体10は下面を開口し、吸入口
13を形成している。吐出口12が前記カセット板7の
ダクト接続部8と連通する状態に案内孔17をカセット
部7の雌ねじ部16に合致させ、固定ボルト18によっ
て固定させて設置されている。そして本体10の吸込口
13には、室内19側から化粧グリル20が装着されて
いる。
【0012】上記のように構成されたダクト用換気扇を
天井面3に設置するには、まず天井裏1に設けられた複
数の野縁2に天井面3を施工する際、あらかじめダクト
用換気扇を設置する付近に位置する第1の野縁2Aに、
その周辺が接する開口部4を開口しておき、この開口部
からカセット部7を天井裏1に挿入し、第1の固定部5
を木ねじ5Aによって第1の野縁2Aに当接固定すると
ともに第2の固定部6の固定板6Bを、その固定部6A
が第2の野縁に当接する位置に調節し、第2の野縁2B
に木ねじ6Dによって固定して取り付ける。そして、ダ
クト接続部8にダクト8Aを嵌合させテープ等により固
定する。次に、本体10の一側面10Aとカセット部7
とを当接させて吐き出し口12とダクト接続部8とが連
通し、案内孔17と雌ねじ部16とが合致するように、
本体10を天井面3の開口部4から天井裏1に挿入し
て、固定ボルト18で固定し、取り付け完了する。ま
た、野縁の無い場合は、あらかじめダクト用換気扇を設
置する付近に開口部4を開口しておき、この開口部から
カセット部7を天井裏1に挿入し、アンカーボルト9に
よって水平フランジ部14の長孔21にナット15によ
って固定する。そして、ダクト接続部8にダクト8Aを
嵌合させテープ等により固定する。次に、本体10の一
側面10Aとカセット板7とを当接させて吐き出し口1
2とダクト接続部8とが連通し、案内孔17と雌ねじ部
16とが合致するように、本体10を天井面3の開口部
4から天井裏1に挿入して固定ボルト18で固定し、取
り付けが完了する。このように本発明の実施例のダクト
用換気扇によれば、ダクト用換気扇を天井面3に設置す
るのに、天井面3に開口部4を開口した後、木枠を開口
部4の周縁に設け、その設置強度を確保しなくても、あ
らかじめ第1の野縁2Aに、周縁が接するように開口部
4を開口しておけば、あとはカセット部7を天井面3の
開口部4から挿入し、第1の固定部5を第1の野縁2A
に当接固定するとともに、第2の固定部6を第2の野縁
2Bに当接する位置に調節して固定することによって取
り付け、ダクト接続部8にダクト8Aを接続する。
【0013】そして、本体10を前記開口部4が挿入
し、その下部を前記第1の野縁2Aに固定するととも
に、本体10の一側面をカセット部7に固定して取り付
けるだけで、ダクト用換気扇を確実に設置することがで
きる。
【0014】また、野縁が無い場合でも設置する付近の
天井面3に開口部4を開口したのち、カセット部7を天
井面3の開口部4から挿入し、アンカーボルト9に水平
フランジ部14を固定しカセット部7を保持することに
より、前記野縁を用いて取り付けたときと同様にダクト
用換気扇を確実に設置することができることとなる。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば天井裏に設けられた第1の野縁を含み天井面
を開口して形成した開口部と、前記第1の野縁に固定さ
れる第1の固定部および第2の野縁に固定される第2の
固定部と、アンカーボルトに吊り下げられる水平フラン
ジ部を有し、天井裏に設けられるカセット部に、換気扇
本体を取り付けるので、木枠を用意して開口部の周縁に
設けなくても、天井面に容易に、かつ確実に設置するこ
とができ、施工性を向上できるダクト用換気扇を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のダクト用換気扇の分解斜視
【図2】同ダクト用換気扇をアンカーボルトで取り付け
る構成を示す分解斜視図
【図3】従来のダクト用換気扇の断面図
【図4】同ダクト用換気扇の分解斜視図
【符号の説明】
1 天井裏 2A 第1の野縁 2B 第2の野縁 3 天井面 4 開口部 5 第1の固定部 6 第2の固定部 7 カセット部 8 ダクト接続部 8A ダクト 9 アンカーボルト 10 本体 11 送風機 14 水平フランジ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井裏に設けられた第1の野縁を含み天
    井面に開口した開口部と、前記第1の野縁に当接固定さ
    れる第1の固定部および前記第1の野縁と間隔をあけて
    並設される第2の野縁に当接固定される第2の固定部
    と、ダクトと接続するダクト接続部およびアンカーボル
    トにより吊り下げられる水平フランジ部を有し、前記天
    井面の開口部より天井裏に突出して設けられるカセット
    部と、下面を開口し前記ダクト接続部と連通する送風機
    を内蔵し、前記カセット部に挿入され取り付けられる換
    気扇本体と、この換気扇本体の下面を覆うように設けら
    れる化粧グリルとを備え、前記第2の固定部を前記第2
    の野縁に向かい伸縮自在にカセット部に設けたダクト用
    換気扇。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56115638U (ja) * 1980-02-06 1981-09-04
JPS58120426U (ja) * 1982-02-10 1983-08-16 三菱電機株式会社 換気装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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