JPS604010Y2 - ウインドフアン - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は簡単な構造で然も組立て並びにフィルターの着脱
を容易となしたウィンドファンの構造に関する。

従来ウィンドファンには種々のものが考案されているが
、いづれも構造が複雑であり、又フィルターの着脱も困
難であった。

即ち、−例を述べると、室外側ルーバーにモーター支持
用のスタッドを植設してモーターを支持し、このモータ
ーを包囲する如くフィルターを取付け、更にモーターに
ファンを固定し、室内側ルーバーを取付けたものがある
が、このように構成されたウィンドファンにあっては、
フィルターは室内側ルーバー並ヒにファンを除去しなけ
れば取外しが出来ないという欠点があった。

本案は以上の点に鑑み考案されたもので、以下図面に示
す一実施例に就いて説明すると、１は基台で縦、横に夫
々複数本の粱２，３を有する。

４は之等梁の中心部に近い交叉部附近に一体に室内側に
向けて植設された複数本のスタッド（一本のみ図示）で
ある。

５は前記基台の外側全面凹所内に嵌入されるフィルター
で、６はこのフィルターを挾んで基台に取りつけられる
室外側ルーバーを示す。

然してこのルーバーの枠の上部には小突起７を有し、又
下部枠には同様の小突起（図示せず）を複数個例えば２
個設けて居り、且室外空気の取入れに供する多数の水平
の棧８の内殻上部の棧９には上部枠との間に縦方向の棧
１０，１０と、次段の棧との間に縦枠に近く互いに離間
して同じく縦方向の棧１１．１１を設けている。

然して前記基台１の枠の内壁にはルーバー６の各小突起
に対応する部分に各小突起が嵌合する溝１２．１２（下
部のみ図示）を設けである。

従ってこのルーバーを取付ける時は先ず、下方の小突起
を溝１２．１２に合致し、次でルーバーの枠上面を下方
に押圧し乍ら押し込むことに依り小突起７が之に対応す
る溝と嵌合して簡単に取り付けられる。

又ルーバー６を取外す時は最上部の棧を僅か下方に偏位
すれば上部枠も同方向に偏位する為、小突起７が溝から
外れ簡単に取外すことが出来る。

１３はモーターでその周囲に環状の鍔部１４を有し、こ
の鍔部を介して適宜ねじ止め等に依り前記スタッドを介
して固定される。

１５はこのモーターに取付けられるファンで１６はファ
ン固定用のスピンナーを示す。

１７は室内側ルーバーで基台１に対腰着脱自在にファン
、モーターを覆う如く取付けられている。

１８は基台を覆うカバーを示す。

以上のように構成されたウィンドファンにあっては室外
側の空気はファンに依り矢印の如く室内側に供給されフ
ィルター５を通過する時濾過され、室内側に至る。

然して長時間の使用に依り、フィルターに塵埃がつまり
効率が低下するが、この場合はルーパー６を前記のよう
にして除去するので簡単にフィルターが露出し、取出す
ことが可能であり、従で容易に洗浄等をする事が出来る
。

従来のものはモーターと基台との間にフィルターを介挿
している為、室内側の少くもルーバー、ファンを除去し
なければフィルターの取外しが出来ない為、極めて不便
であったが、本案に依ればファン、モーターは取付けた
状態のま）簡単にフィルターの着脱が可能であり、極め
て便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案ウィンドファンの要部の縦断面図で、第２
図はその要部の展開斜視図である。 １・・・・・・基台、４・・・・・・スタッド、５・・
・・・・フィルタ、６・・・・・・室外側ルーパー１３
・・・・・・モーター１７・・・・・・室内側ルーバー
。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 室内側に向けて植設された複数本のスタッドを有する基
   台と、このスタッドに支持されファンを有するモーター
   と、この基台を覆いルーバーを有する室内側カバーと、
   前記基台の室外側に取付けられるフィルターと、このフ
   ィルターを覆う如く着脱自在に取付けられた室外側ルー
   バーとよりなるウィンドファン。