JP2605790Y2 - タイル化粧形のベントキャップ - Google Patents

タイル化粧形のベントキャップ

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JP2605790Y2
JP2605790Y2 JP1991111103U JP11110391U JP2605790Y2 JP 2605790 Y2 JP2605790 Y2 JP 2605790Y2 JP 1991111103 U JP1991111103 U JP 1991111103U JP 11110391 U JP11110391 U JP 11110391U JP 2605790 Y2 JP2605790 Y2 JP 2605790Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建物の壁面に換気用
として設置されるベントキャップに関し、殊にタイル仕
上げがなされている壁面に好適なベントキャップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ベントキャップは、換気系の外部端末具
として用いられるもので、通常、換気路の先端が開口し
ている建物の壁面に設置される。このようなベントキャ
ップが多用されるようになったのは比較的新しく、従来
では壁面に設置した状態での壁面に対する意匠性につい
ては必ずしもそれ程重視されておらず、壁面に対し“異
物的”であることを当然視するきらいがあった。しか
し、最近のようにベントキャップが多用されるにしたが
ってその壁面との関係での意匠性への要望も強くなって
来ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで、この考案で
は、壁面、特にタイル仕上げがなされている壁面に対す
る意匠性を向上させることができるように、壁面に用い
るタイルと同種のタイルを選択して取り付けることので
きるようにしたベントキャップの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案によるタイル化
粧形のベントキャップは、タイル取付け用の取付面部を
備えてなっており、設置される壁面と同種のタイルをそ
の取付面部に選択して取り付けることにより、タイル仕
上げがなされている壁面にマッチした外観を与えること
ができる。したがって、このベントキャップを用いるこ
とにより、壁面に対する“異物性”が解消され、建物の
外観意匠性をよりよいものにできる。
【0005】取付面部へのタイルの取付け手段には、種
々のものが可能であるが、好ましくは、取り付けるべき
タイルを機械的に保持する保持手段を用いる。
【0006】このような機械的な保持手段としては、内
側に向いた嵌合溝を有し且つ1辺が着脱可能な着脱枠材
で形成された外周枠と、互いに反対方向に向く嵌合溝を
一対有する1本以上の仕切り枠とよりなり、外周枠の着
脱枠材を取り外した状態で、取り付けるべき複数のタイ
ルをその外周が対応する外周枠または仕切り枠それぞれ
の嵌合溝に嵌合するようにして組み込んだ後、着脱枠材
を取り付けることによりタイルの取付けを行なうように
形成することができ、このような構造とすることによ
り、タイルを言わば差し込むだけ、という極めて簡単な
作業でその取付けを行なえる。
【0007】このような保持手段については、仕切り枠
を外周枠内で移動可能とするようにすれば、タイルのサ
イズバリエーションに簡単に対応できるので、より好ま
しい。
【0008】機械的な保持手段の他の構造としては、タ
イルの表面を露出させる開口が多数形成された表面支持
材と、表面支持材との間でタイルを押圧・挟持する裏面
支持材とよりなる構造が好ましい。すなわち、このよう
な構造にして、例えば、取り付けるべきタイルのサイズ
に相応したパターンのパンチングメタル、あるいは細い
線材で形成される網材を表面支持材とし用いることによ
り、簡単にタイルの取り付けを行なえ、また重いタイル
の保持がより確実になり、しかもタイルの視認性も十分
なものが得られることになる。
【0009】
【実施例】以下この考案の実施例を説明する。第1実施例(図1〜図3) この実施例によるベントキャップ1は、図1及び図2に
示すように、壁面Wに開口している換気ダクトDに嵌合
・装着させる嵌合筒2、及びこの嵌合筒2の先端に接続
されたフランジ体3よりなる本体部4と、この本体部4
に4本のブラケットバー5、5、……を介して接続され
た取付面部6とよりなっている。
【0010】取付面部6は、直角に曲折させて形成され
た上部カバー部7aを有するベースプレート7に図3に
示すような保持手段8を取り付けて形成されている。保
持手段8は、方形状に形成される外周枠11と、この外
周枠11内においてタイル12、12、……を仕切る2
本の仕切り枠13、13とよりなっており、仕切り枠1
3、13が、外周枠11と分離されており、外周枠11
内で移動可能に、つまり外周枠11との間隔及び互いの
間隔を自由に設定できるようにされている。
【0011】外周枠11には内側に向いた嵌合溝11g
が形成され、また仕切り枠13には互いに反対方向に向
くようにして一対の嵌合溝13g、13gが形成されて
おり、さらに外周枠11の1辺が着脱可能な着脱枠材1
1pとされている。
【0012】この保持手段8にタイル12、12、……
を取り付けるには、着脱枠材11pを外して外周枠11
の1辺を開放した状態にし、そこからタイル12、1
2、……その外周が対応する外周枠11または仕切り枠
13それぞれの嵌合溝11g乃至13gに嵌合するよう
にして組み込むもので、タイル12、12、……の組み
込みが終わったら着脱枠材11pで開放辺を封鎖する。
このようにしてタイル12、12、……が取り付けられ
た取付面部6の状態は図1に示される如きものであり、
壁面Wから突出したフランジ体3をもつベントキャップ
本体部4の外側に設けられる。
【0013】第2実施例(図4〜図6) この実施例によるベントキャップ21は、図4及び図5
に示すように、嵌合筒22内への雨水の侵入を防止する
ための角筒状のフード部23を嵌合筒22の先端に設け
てなるもので、フード部23の前面がタイル24、2
4、……を取り付けるための取付面部25とされてい
る。
【0014】この取付面部25には、表面支持材26と
裏面支持材27よりなる保持手段28が設けられてお
り、表面支持材26と裏面支持材27の間でタイル2
4、24、……を押圧・挟持するようになっている。
【0015】表面支持材26は、例えばラス網のような
ピッチの粗い網をタイルを入れる開口に張り巡らし、こ
の開口から十分にタイル24、24、……の表面を露出
させることができるようにされており、フード部23に
形成の支持枠23fにより支持されている。また、裏面
支持材27は、図6に示すように、長孔29hを設けた
固定ブラケット29を4隅に備えており、この固定ブラ
ケット29を介しビスB及びナットNを用いてフード部
23に固定することにより、タイル24、24、……へ
の押圧力を調整できるようにされている。
【0016】図7に示すのは、他の例による表面支持材
40で、この表面支持材40はタイルを嵌合させるため
の嵌合セル41が複数形成されてなっており、フード部
23の前面にビス等で取り付けて用いるようにされてい
る。具体的には、タイルの目地に対応する厚みの複数の
桟42、42、……により複数の嵌合セル41、41、
……を区画・形成し、且つこの嵌合セル41、41、…
…の各角部にタイルの脱落を防止するコーナー保持部4
3、43、……を各々設けるようにしている。
【0017】
【考案の効果】この考案によるタイル化粧形のベントキ
ャップは、以上説明してきた如く、タイル取付け用の取
付面部を備えており、設置壁面と同種のタイルを選択し
て取り付けることにより、設置壁面にマッチした外観を
与えることができるので、これを設置する建物の外観意
匠性をよりよいものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例によるベントキャップの側面図。
【図2】図1中の矢示A方向から見た側面図。
【図3】保持手段の分解斜視図。
【図4】第2実施例によるベントキャップの側面図。
【図5】図4中の矢示B−B線に沿う断面図。
【図6】固定ブラケットの斜視図。
【図7】他の例による表面支持材の斜視図。
【符号の説明】
1 ベントキャップ 6 取付面部 8 保持手段 11 外周枠 11p 着脱枠材 11g 嵌合溝 12 タイル 13 仕切り枠 13g 嵌合溝 21 ベントキャップ 24 タイル 25 取付面部 26 表面支持材 27 裏面支持材 28 保持手段 40 表面支持材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−250148(JP,A) 実開 平2−115837(JP,U) 実開 平1−125944(JP,U) 実開 昭63−172849(JP,U) 実開 昭60−104471(JP,U) 実公 昭54−7631(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/04 E03B 9/10 E04F 13/18

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置される壁面に用いるタイルと同種の
    タイルを選択して取り付けることのできる取付面部を
    壁面から突出したベントキャップ本体部の外側に設けた
    ことを特徴とするタイル化粧形のベントキャップ。
  2. 【請求項2】 取付面部に、取り付けるべきタイルを機
    械的に保持する保持手段が設けられている請求項1に記
    載のタイル化粧形のベントキャップ。
  3. 【請求項3】 保持手段は、内側に向いた嵌合溝を有し
    且つ1辺が着脱可能な着脱枠材で形成された外周枠と、
    互いに反対方向に向く嵌合溝を一対有する1本以上の仕
    切り枠とよりなり、外周枠の着脱枠材を取り外した状態
    で、取り付けるべき複数のタイルをその外周が対応する
    外周枠または仕切り枠それぞれの嵌合溝に嵌合するよう
    にして組み込んだ後、着脱枠材を取り付けることにより
    タイルの取付けを行なうようにされている請求項2に記
    載のタイル化粧形のベントキャップ。
  4. 【請求項4】 仕切り枠が外周枠内で移動可能とされて
    いる請求項3に記載のタイル化粧形のベントキャップ。
  5. 【請求項5】 保持手段は、タイルの表面を露出させる
    開口が多数形成された表面支持材と、表面支持材との間
    でタイルを押圧・挟持する裏面支持材とよりなる請求項
    2に記載のタイル化粧形のベントキャップ。
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JPH02115837U (ja) * 1989-03-07 1990-09-17
JPH03250148A (ja) * 1990-02-28 1991-11-07 Hiroshi Tajima プレート部材の取付け構造

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JPH0632940U (ja) 1994-04-28

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