JPH0629300Y2 - 格天井の取付構造 - Google Patents
格天井の取付構造Info
- Publication number
- JPH0629300Y2 JPH0629300Y2 JP1987016692U JP1669287U JPH0629300Y2 JP H0629300 Y2 JPH0629300 Y2 JP H0629300Y2 JP 1987016692 U JP1987016692 U JP 1987016692U JP 1669287 U JP1669287 U JP 1669287U JP H0629300 Y2 JPH0629300 Y2 JP H0629300Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grid
- edge
- vertical
- ceiling
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
- Grates (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は格天井の取付構造に関する。
従来の技術とその問題点 従来、格天井の取付構造としては、施工性を高めるた
め、予め工場で格子状に組み付けたものを天井下地から
吊木で吊り下げたものであるが、このものでは大版の格
天井を施工するのが困難であるため、実公昭55−30
169号公報に記載の格天井が提案されている。
め、予め工場で格子状に組み付けたものを天井下地から
吊木で吊り下げたものであるが、このものでは大版の格
天井を施工するのが困難であるため、実公昭55−30
169号公報に記載の格天井が提案されている。
すなわち、格子縁で枠縁を形成し、対向する格子縁間に
複数の縦格縁を等間隔で平行に架け渡した後、前記縦格
縁間に横格縁を架け渡し、格子状としたものである。
複数の縦格縁を等間隔で平行に架け渡した後、前記縦格
縁間に横格縁を架け渡し、格子状としたものである。
しかしながら、このものでは、別体からなる格子縁、縦
格縁および横格縁をすべて現場で組み付けねばならない
ので、施工に手間がかかるとともに、高い組み立て精度
が得られなかった、このため、仕上がりが悪いととも
に、機械的強度が低いという問題点があった。
格縁および横格縁をすべて現場で組み付けねばならない
ので、施工に手間がかかるとともに、高い組み立て精度
が得られなかった、このため、仕上がりが悪いととも
に、機械的強度が低いという問題点があった。
問題点を解決するための手段 本考案は、前記問題点を解決するため、複数の縦格縁の
横格縁を格子状に組み付けてなる組み付け格子と、並設
した複数の前記組み付け格子の間に架け渡す裏桟を備え
た継手格縁と、前記組み付け格子の縦格縁の端部を連結
一体化する格子縁と、前記組み付け格子の最外側に位置
する前記縦格縁、格子縁の少なくとも一方、および、前
記継手格縁を、天井下地にそれぞれ吊下げる吊木とから
なる構成としてある。
横格縁を格子状に組み付けてなる組み付け格子と、並設
した複数の前記組み付け格子の間に架け渡す裏桟を備え
た継手格縁と、前記組み付け格子の縦格縁の端部を連結
一体化する格子縁と、前記組み付け格子の最外側に位置
する前記縦格縁、格子縁の少なくとも一方、および、前
記継手格縁を、天井下地にそれぞれ吊下げる吊木とから
なる構成としてある。
また、最外側に位置する前記縦格縁は、前記格子縁と同
一断面形状を有するものであってもよい。
一断面形状を有するものであってもよい。
作用とその効果 したがって、本考案にかかる実用新案登録請求の範囲第
1項によれば、現場で施工する際に、格天井自体を構成
する構成部材の部品点数が従来例よりも減少することに
なる。このため、組み立て工数が少なくなり、施工性が
向上する。
1項によれば、現場で施工する際に、格天井自体を構成
する構成部材の部品点数が従来例よりも減少することに
なる。このため、組み立て工数が少なくなり、施工性が
向上する。
また、構成部材のうち、組み付け格子は現場で施工する
前に工場等で予め組み付けておけるので、高い組み立て
精度が得られる。このため、本考案にかかる前記組み付
け格子で格天井を施工すれば、その仕上がりが美麗にな
るとともに、機械的強度が高くなる。
前に工場等で予め組み付けておけるので、高い組み立て
精度が得られる。このため、本考案にかかる前記組み付
け格子で格天井を施工すれば、その仕上がりが美麗にな
るとともに、機械的強度が高くなる。
さらに、裏桟を備えた継手格縁で組み付け格子を連結一
体化するので、連結強度が高くなる。
体化するので、連結強度が高くなる。
そして、縦格縁、格子縁の少なくとも一方、および、裏
桟を備えた継手格縁が、吊木を介して天井下地に直接吊
り下げられるので、格天井の全周囲および中央部が天井
下地に支持されることになり、吊持強度が向上する。
桟を備えた継手格縁が、吊木を介して天井下地に直接吊
り下げられるので、格天井の全周囲および中央部が天井
下地に支持されることになり、吊持強度が向上する。
しかも、実用新案登録請求の範囲第2項によれば、格天
井の全周囲が同一断面形状の部材で囲まれるので、まと
まりのある美麗な格天井が得られるという効果がある。
井の全周囲が同一断面形状の部材で囲まれるので、まと
まりのある美麗な格天井が得られるという効果がある。
実施例 以下、本考案にかかる実施例を第1図ないし第4図に示
す添付図面に従って説明する。
す添付図面に従って説明する。
第1実施例は、第1図および第2図に示すように、組み
付け格子2,2と並設した前記組み付け格子2,2の間
に架け渡される継手格縁7と、前記組み付け格子2,2
の端部を連結一体化する格子縁9,9と、前記組み付け
格子2、継手格縁7および格子縁9を吊り下げる吊木2
0とからなる格天井1の取付構造である。
付け格子2,2と並設した前記組み付け格子2,2の間
に架け渡される継手格縁7と、前記組み付け格子2,2
の端部を連結一体化する格子縁9,9と、前記組み付け
格子2、継手格縁7および格子縁9を吊り下げる吊木2
0とからなる格天井1の取付構造である。
組み付け格子2,2は、等間隔に並設した3本の縦格縁
3,4,5に複数の横格縁6を格子状に配し、相欠き継
ぎで一体化したものである。
3,4,5に複数の横格縁6を格子状に配し、相欠き継
ぎで一体化したものである。
そして、縦格縁3は、その外側面に段部9bが長さ方向
に沿って設けられており、後述する格子縁9と同一断面
形状をしている。さらに、縦格縁4,5の両端部にはそ
れぞれホゾ4aが設けられているとともに、他方の組み
付け格子2の縦格縁5に対向する一方の縦格縁5の対向
面縁部には、前記横格縁6の延長線と交わる位置に腰掛
け段部5aが設けられている。
に沿って設けられており、後述する格子縁9と同一断面
形状をしている。さらに、縦格縁4,5の両端部にはそ
れぞれホゾ4aが設けられているとともに、他方の組み
付け格子2の縦格縁5に対向する一方の縦格縁5の対向
面縁部には、前記横格縁6の延長線と交わる位置に腰掛
け段部5aが設けられている。
継手格縁7は、その両端部を前記組み付け格子2の腰掛
け段部5aに嵌合可能な形状としてあるとともに、その
上面に補強用裏桟8を一体化してある。
け段部5aに嵌合可能な形状としてあるとともに、その
上面に補強用裏桟8を一体化してある。
格子縁9,9は、その対向する内側面に前記組み付け格
子2のホゾ4aに嵌合するホゾ孔9aを設けてある一
方、その外側面に段部9bを長さ方向に沿って設けてあ
る。
子2のホゾ4aに嵌合するホゾ孔9aを設けてある一
方、その外側面に段部9bを長さ方向に沿って設けてあ
る。
本実施例にかかる格天井1の施工例としては、例えば、
第2図に示すように、天井下地(図示せず)から吊木2
0の格天井1を吊り下げるとともに、この格天井1の格
縁間に格天井板21を載置,固定する一方、壁体22の
側面に設けた回り縁23と、前記縦格縁3および格子縁
9のそれぞれの段部9bとの間に回り天井板24を架け
渡したものがある。なお、吊木20は、その下端部を、
縦格縁3の外側面,継手格縁7に設けた裏桟8の側面に
それぞれ取り付けることにより、これらを図示しない天
井下地に吊り下げている。
第2図に示すように、天井下地(図示せず)から吊木2
0の格天井1を吊り下げるとともに、この格天井1の格
縁間に格天井板21を載置,固定する一方、壁体22の
側面に設けた回り縁23と、前記縦格縁3および格子縁
9のそれぞれの段部9bとの間に回り天井板24を架け
渡したものがある。なお、吊木20は、その下端部を、
縦格縁3の外側面,継手格縁7に設けた裏桟8の側面に
それぞれ取り付けることにより、これらを図示しない天
井下地に吊り下げている。
本実施例によれば、組み付け格子2,2が、格子縁9,
9によって連結一体化されているとともに、補強用裏桟
8を一体化した継手格縁7によっても連結一体化されて
いるので、連結強度が高い。
9によって連結一体化されているとともに、補強用裏桟
8を一体化した継手格縁7によっても連結一体化されて
いるので、連結強度が高い。
また、縦格縁4,5および横格縁6と、継手格縁7とを
同一断面形状の部材で構成しているので、構成部材の配
置がわからず、連続する格子模様を有する大版で美麗な
格天井が得られるという利点がある。
同一断面形状の部材で構成しているので、構成部材の配
置がわからず、連続する格子模様を有する大版で美麗な
格天井が得られるという利点がある。
なお、前記格天井板21は複数の格縁間に連続して架け
渡すようにした大版のものでもよく、また、格天井板2
1の一部を換気扇,照明器具等に替えてもよい。
渡すようにした大版のものでもよく、また、格天井板2
1の一部を換気扇,照明器具等に替えてもよい。
また、横格縁6および縦格縁4,5と、継手格縁7とを
異なる色,形状とすることにより、アクセントをつけて
もよい。
異なる色,形状とすることにより、アクセントをつけて
もよい。
第2,第3実施例は、第3図,第4図に示すように、前
述の第1実施例が別体からなる継手格縁7で組み付け格
子2,2を連結一体化する場合であるのに対し、1本又
は2本の縦格縁10に複数の横格縁11を等間隔で直交
するように並設してなる継手格縁7で連結一体化する場
合である。
述の第1実施例が別体からなる継手格縁7で組み付け格
子2,2を連結一体化する場合であるのに対し、1本又
は2本の縦格縁10に複数の横格縁11を等間隔で直交
するように並設してなる継手格縁7で連結一体化する場
合である。
他は前述の実施例と同様であるので、説明を省略する。
本実施例によれば、継手格縁7が一体化されているの
で、第1実施例よりも少ない部品点数で大版の格天井1
を施工でき、施工に手間がかからず、施工がより一層容
易になるとともに、継手格縁7自体が格子縁9,9と接
合一体化するので、機械的強度がより一層高くなる。
で、第1実施例よりも少ない部品点数で大版の格天井1
を施工でき、施工に手間がかからず、施工がより一層容
易になるとともに、継手格縁7自体が格子縁9,9と接
合一体化するので、機械的強度がより一層高くなる。
しかも、種々の大きさの一体化した継手格縁7を用意す
れば、組み付け格子2の寸法を変えなくても種々の大き
さの部屋に対応でき、生産管理の効率化が図れるという
利点がある。
れば、組み付け格子2の寸法を変えなくても種々の大き
さの部屋に対応でき、生産管理の効率化が図れるという
利点がある。
第1図および第2図は本考案にかかる第1実施例を示す
斜視図および側面断面図、第3図および第4図は第2実
施例および第3実施例にかかる継手格縁の平面図であ
る。 1…格天井、2…組み付け格子、9…格子縁、3,4,
5…縦格縁、6…横格縁、7…継手格縁、8…裏桟、2
0…吊木。
斜視図および側面断面図、第3図および第4図は第2実
施例および第3実施例にかかる継手格縁の平面図であ
る。 1…格天井、2…組み付け格子、9…格子縁、3,4,
5…縦格縁、6…横格縁、7…継手格縁、8…裏桟、2
0…吊木。
Claims (2)
- 【請求項1】複数の縦格縁に横格縁を格子状に組み付け
てなる組み付け格子と、並設した複数の前記組み付け格
子の間に架け渡す裏桟を備えた継手格縁と、前記組み付
け格子の縦格縁の端部を連結一体化する格子縁と、前記
組み付け格子の最外側に位置する前記縦格縁、格子縁の
少なくとも一方、および、前記継手格縁を、天井下地に
それぞれ吊下げる吊木とからなることを特徴とする格天
井の取付構造。 - 【請求項2】並設した複数の前記組み付け格子の縦格縁
のうち、最外側に位置する縦格縁が格子縁と同一断面形
状であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項に記載の格天井の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987016692U JPH0629300Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 格天井の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987016692U JPH0629300Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 格天井の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63125012U JPS63125012U (ja) | 1988-08-15 |
JPH0629300Y2 true JPH0629300Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=30808781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987016692U Expired - Lifetime JPH0629300Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 格天井の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629300Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346737U (ja) * | 1976-09-25 | 1978-04-20 | ||
JPS5360315U (ja) * | 1976-10-25 | 1978-05-23 | ||
JPS57165713U (ja) * | 1981-04-13 | 1982-10-19 |
-
1987
- 1987-02-06 JP JP1987016692U patent/JPH0629300Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63125012U (ja) | 1988-08-15 |
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