JPH01125447A - 格天井 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 限象火り扛乳公黙 本発明は格子状の化粧格縁を天井面に現した格天井に関
し、特に、天井板を格子状の化粧格縁内において持ち上
げることにより、天井裏のメンテナンスが行えるように
した格天井に関するものである。

従来技術とのその問題点 従来、この種の格天井としては、例えば、格子状に組み
付けた化粧格縁を吊り木で天井裏から吊り下げ、前記化
粧格縁の上面に天井板を載置、支持したものがある。

しかしながら、このものでは、現場において長尺な化粧
格縁を高い組み立て精度で組み付けねばならず、熟練を
要するとともに、組み付けた大面積の化粧格縁を天井面
まで持ち上げて吊り下げようとすると、重量が大きいた
め、施工に手間ががかった。

そこで、施工性を向上するため、例えば、実公昭５５−
３６６５５号公報に記載の格天井が提案されている。

すなわち、断面逆丁字形状からなる天井板載置金具を格
子状に組み付けながら天井裏から吊持し、前記天井載置
金具で形成した格子目毎に、化粧枠付きの天井板を−１
一方から落し込み、前記載置金具のリブ部に前記天井板
の周辺部を載置したものである。

しかしながら、このものでも、天井板載置金具の下面が
天井面に露出しているため、各天井板の化粧枠とデザイ
ンが調和せず、見栄えが悪くなるという欠点があった。

問題点を解決するための手段 本発明は、前記問題点を解決するため、天井野縁を平行
または格子状に組み付けて天井裏から吊持してなる天井
下地と、化粧格縁を平面方形に組み付けてなり、−に面
外側縁部に前記天井野縁の下面縁部に嵌合可能な段部を
有するとともに、前記段部下方の外側面に前記天井野縁
を間にして隣り合う他の化粧格縁に当接し、前記天井野
縁の下面を被覆する側縁部を有する化粧枠体と、前記化
粧枠体の内側面に突設した天井板載置部に周辺部を載置
できる天井板とからなる構成としである。

忙世点ぞの効果 したがって、本発明によれば、化粧枠体の外側面に設け
た側縁部を突き合わせることにより、天井野縁の下面が
前記側縁部で被覆されて露出しないので、各化粧枠体が
連続した一体的な絡線の天井外観が得られる。

しかも、天井野縁の位置決め精度にバラツギがあっても
、化粧枠体を天井下地に取り付ける際に、化粧枠体の」
−面外側縁部に設けた段部で天井野縁の位置オイ１を吸
収できるので、下地組みの精度の良悪にかかわらず、美
麗な格天井を得ることができる。

このため、天井野縁を施工する際に従来例のように高い
位置決め精度を必要としないので、施工に熟練を必要と
せず、施工性が向上する。

さらに、天井板は化粧枠体内に落とし込み、その周辺部
を化粧枠体の内側面に突設した天井板載置部に載置する
たけでよいので、より一層施工性が向上するという効果
がある。

実施例 以Ｆ１本発明にかかる実施例を第１図ないし第８図に示
す添付図面に従って説明する。

第１実施例にかかる格天井は、第１図ないし第６図に示
すように、大略、天井下地１と、化粧枠　−体２と、天
井板３とからなる。

天井下地Ｉは格子状に組み付けた天井野縁１１゜１２を
、図示しない天井裏から吊り木１３て吊持してなるもの
である。

すなわち、天井野縁＋　１．１２は相欠き継ぎで格子状
に組み付けられた後、天井野縁１１．１２の真上７こ適
宜配した吊り木１３で吊り下げ金具１４を介して天井裏
から吊り下げられている。

そして、前記天井下地１の外周辺部には、石膏ボード１
６を捨張りして周辺天井板１７を釘打ち固定しである（
第４図）。

なお、吊り木１３と天井野縁１１との間にはスペース１
３ａが形成されている。また、１５は寸法誤差を調整す
るだめのスペーサである。

本実施例では、吊り木Ｉ３が天井野縁１１゜Ｉ２の真上
に位置するので、後述する化粧枠体２を取り付ける際に
障害とならないという利点がある。

なお、天井野縁Ｉ＋、１２を吊り下げるには、吊り木Ｉ
３に限らず、金属線材等で吊り下げてもよく、また、周
辺天井板１７は天井下地１の外周辺部に直接釘打ち固定
してもよい。

化粧枠体２は化粧格縁２１を平面方形に組み付けてなる
もので、その上面外側縁部に前記天井野縁Ｉ＋、１２の
下面縁部に下方から嵌合できる環状の段部２２を有する
とともに、前記段部２２下方の外側面に隣り合う他の化
粧枠体２に当接する環状の側縁部２３を突設している一
方、前記化粧枠体２は内側面に後述する天井板３の周辺
部を載置できる環状の天井板載置部２４を側方に突設し
ている。

天井板３はその周辺部を前記化粧枠体２に設けた環状の
天井板載置部２４に載置可能な平面形状を有する化粧板
からなるものである。

したがって、前記天井野縁１１．１２で形成される格子
回毎に前記化粧枠体２を１体ずつ下方から嵌合し、天井
野縁１１．１２の下面縁部に化粧枠体２の段部２２を嵌
合して上下方向の位置決めを行なうととも？こ、スペー
サ１５を介して側方の位置決めを行なった後、化粧枠体
２を天井野縁１１．１２にネジまたは釘で固定する。そ
して、この操作を繰り返すことにより、化粧枠体２の取
付が完了する。ただし、天井野縁が精度良く施工されて
いる場合には、前記スペーサ１５は必要ないことは言う
までもない。

ついで、前記化粧枠体２内に天井板３を落とし込み、天
井板３の周辺部を化粧枠体２の環状の天井板載置部２４
に載置することにより、格天井の施工が完了する。

なお、天井板３の一部を照明パネル、換気パネルあるい
は発熱パネルに適宜置き換えて格天井を構成してもよい
ことは勿論である。

第２実施例にかかる格天井は、第７図および第８図に示
すように、前述の第１実施例が天井下地１に天井板３だ
けを取り付けた場合であるのに対し、天井板３の裏面に
グラスウールなどの断熱材４を敷設して天井面からの放
熱を防止した場合である。なお、本実施例にかかる化粧
格縁２１は、引き抜き加工よりなるアルミ製型材である
。

他は前述の実施例とほぼ同様であるので、説明を省略す
る。

本実施例では吊り木１３と天井野縁１１との間にスペー
ス＋３ａが形成されているので、吊り木１３が断熱材４
を敷設する際に障害とならない。

このため、断熱材４を隙間なく敷設でき、断熱性が良い
という利点がある。

前述の各実施例では天井野縁を格子状に配する場合につ
いて説明したが、必ずしもこれに限らず、天井野縁を平
行に配して天井下地を構成してもよく、この場合には、
化粧枠体２の段部２２および側縁部２３は相対向する２
辺に設けておけばよく、必ずしも環状である必要はない
。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第６図は本発明にかかる第１実施例を示し
、第１図は斜視図、第２図は側面断面図、第３図は要部
分解斜視図、第４図は要部拡大断面図、第５図は化粧枠
体の斜視図、第６図は第５図の■−■線断面図、第７図
および第８図は本発明にかかる第２実施例の側面断面図
および底面図である。 ｌ・・・天井下地、　　　　２・・・化粧枠体、３・・
・天井板、　　　　　１１．＋２・・天井野縁、１３・
・・吊り木、　　　　２１・・・化粧格縁、２２・・段
部、　　　　２３・・・側縁部、２４・・天井板載置部
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）天井野縁を平行または格子状に組み付けて天井裏
   から吊持してなる天井下地と、 化粧格縁を平面方形に組み付けてなり、上面外側縁部に
   前記天井野縁の下面縁部に嵌合可能な段部を有するとと
   もに、前記段部下方の外側面に前記天井野縁を間にして
   隣り合う他の化粧格縁に当接し、前記天井野縁の下面を
   被覆する側縁部を有する化粧枠体と、 前記化粧枠体の内側面に突設した天井板載置部に周辺部
   を載置できる天井板と、 からなることを特徴とする格天井。