JPH0628849Y2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH0628849Y2 JPH0628849Y2 JP1987134820U JP13482087U JPH0628849Y2 JP H0628849 Y2 JPH0628849 Y2 JP H0628849Y2 JP 1987134820 U JP1987134820 U JP 1987134820U JP 13482087 U JP13482087 U JP 13482087U JP H0628849 Y2 JPH0628849 Y2 JP H0628849Y2
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- Facsimiles In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はファクシミリ装置に関するものであり、特に、
比較的狭いスペースに容易に設置でき、かつ簡易に使用
できる小型のファクシミリ装置に関するものである。
比較的狭いスペースに容易に設置でき、かつ簡易に使用
できる小型のファクシミリ装置に関するものである。
(従来の技術) 近年のファクシミリ装置の普及の度合いには目覚ましい
ものがある。そして、その普及の高まりに伴って、あま
り設置スペースを要しない、小型で簡易なファクシミリ
装置が望まれていた。
ものがある。そして、その普及の高まりに伴って、あま
り設置スペースを要しない、小型で簡易なファクシミリ
装置が望まれていた。
第5図には、比較的狭いスペースを利用して使用できる
壁掛け用のファクシミリ装置の一例を示す。この装置で
は、使用にあたって、装置本体15前面のコンソールパ
ネル16が操作され、原稿が上部原稿挿入口17から逐
一挿入される。そうすると、画情報は相手機に送られ、
画情報を送り終わった原稿は装置下部原稿出口18から
トレー19に落下されて回収される。
壁掛け用のファクシミリ装置の一例を示す。この装置で
は、使用にあたって、装置本体15前面のコンソールパ
ネル16が操作され、原稿が上部原稿挿入口17から逐
一挿入される。そうすると、画情報は相手機に送られ、
画情報を送り終わった原稿は装置下部原稿出口18から
トレー19に落下されて回収される。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有してい
た。
た。
壁掛け用にて使用されるファクシミリ装置では、上記し
たように画情報を送り終わった原稿の落下防止のため
に、トレーが設けられている。しかし、曲がりぐせ等の
ついている原稿は、トレー内へまっすぐ排出されず、途
中でトレーの一部に引掛かりそれが原因で原稿ジャムが
発生したり、場合によっては原稿を傷めることもあっ
た。
たように画情報を送り終わった原稿の落下防止のため
に、トレーが設けられている。しかし、曲がりぐせ等の
ついている原稿は、トレー内へまっすぐ排出されず、途
中でトレーの一部に引掛かりそれが原因で原稿ジャムが
発生したり、場合によっては原稿を傷めることもあっ
た。
これらのトラブルは、トレーをある程度大きくすること
で防ぐことは可能であるが、設置スペースを有効に使う
という観点からはトレーを大きくすることは問題であ
る。
で防ぐことは可能であるが、設置スペースを有効に使う
という観点からはトレーを大きくすることは問題であ
る。
また、上記壁掛け用装置を卓上用に転用する際にも、壁
掛け用装置用のトレーの形状では原稿の取出しに不便で
あるという問題もあった。
掛け用装置用のトレーの形状では原稿の取出しに不便で
あるという問題もあった。
その結果、狭いスペースを利用して設置できる壁掛けお
よび卓上兼用のファクシミリ装置の実用化が困難である
という問題点があった。
よび卓上兼用のファクシミリ装置の実用化が困難である
という問題点があった。
本考案は前述の問題点を解決するためになされたもので
ある。
ある。
(問題点を解決するための手段および作用) 前記の問題点を解決するために、本考案は、壁面に設置
して使用するファクシミリ装置において、原稿搬送終了
時に原稿の後端部をローラと原稿ガイドで挟んでおく機
構を具備した点に特徴がある。本考案の他の特徴は該機
構と原稿搬送終了時に原稿をファクシミリ装置本体から
離れるようにする機構と、これらの機構のいずれかを選
択できる切替え手段とを具備した点にある。
して使用するファクシミリ装置において、原稿搬送終了
時に原稿の後端部をローラと原稿ガイドで挟んでおく機
構を具備した点に特徴がある。本考案の他の特徴は該機
構と原稿搬送終了時に原稿をファクシミリ装置本体から
離れるようにする機構と、これらの機構のいずれかを選
択できる切替え手段とを具備した点にある。
上記手段を有する本考案においては、ファクシミリ装置
を壁掛け用で使用する場合には、原稿搬送終了時に原稿
の後端部をローラと原稿ガイドで挟んでおいて、原稿の
落下を防止できるので原稿受け用のトレーを必要としな
い。一方、ファクシミリ装置を卓上用で使用する場合に
は、原稿搬送終了時に原稿をファクシミリ装置本体から
離して、卓上での使用に合った小型のトレーで受ける
か、ファクシミリ装置を設置してある机上で受けること
ができる。したがって、壁掛け用と卓上用の兼用型の装
置であった場合でも、それぞれの場合で専用装置として
の十分な機能と操作性を有する。
を壁掛け用で使用する場合には、原稿搬送終了時に原稿
の後端部をローラと原稿ガイドで挟んでおいて、原稿の
落下を防止できるので原稿受け用のトレーを必要としな
い。一方、ファクシミリ装置を卓上用で使用する場合に
は、原稿搬送終了時に原稿をファクシミリ装置本体から
離して、卓上での使用に合った小型のトレーで受ける
か、ファクシミリ装置を設置してある机上で受けること
ができる。したがって、壁掛け用と卓上用の兼用型の装
置であった場合でも、それぞれの場合で専用装置として
の十分な機能と操作性を有する。
(実施例) 以下に図面を参照して、本考案を詳細に説明する。
第1図、および第2図、は本考案の一実施例の概要を示
す図である。第1図は本考案の第1実施例である壁掛け
用のファクシミリ装置の概要を示すブロック図であり、
第2図は第1図に示した制御部の機能を示すフローチャ
ートである。
す図である。第1図は本考案の第1実施例である壁掛け
用のファクシミリ装置の概要を示すブロック図であり、
第2図は第1図に示した制御部の機能を示すフローチャ
ートである。
第1図において、原稿1は原稿ガイド2および3の間に
挿入されると、落下または図示されていない手段によっ
て搬送されて搬送ローラ4に達する。搬送ローラ4は、
モータ5によって矢印6の方向に回転されており、搬送
ローラ4に達した原稿1は、該搬送ローラ4と原稿ガイ
ド2に挟まれて矢印7の方向に進み排出口8から装置外
へ排出される。原稿1は上述のように移動する途中で、
R点において、光源、光学系および光電変換素子から構
成された原稿情報読取り部9によって読取られる。読取
られた画信号は原稿情報読取り制御部10にて増幅、シ
ェーデイング補正、2値化等の処理がなされ、本体制御
部11に転送される。一方、本体制御部11は転送パル
ス発生手段を有していて、前記光電変換素子駆動のため
のパルスを原稿情報読取り制御部10を介して原稿情報
読取り部9に伝達する。
挿入されると、落下または図示されていない手段によっ
て搬送されて搬送ローラ4に達する。搬送ローラ4は、
モータ5によって矢印6の方向に回転されており、搬送
ローラ4に達した原稿1は、該搬送ローラ4と原稿ガイ
ド2に挟まれて矢印7の方向に進み排出口8から装置外
へ排出される。原稿1は上述のように移動する途中で、
R点において、光源、光学系および光電変換素子から構
成された原稿情報読取り部9によって読取られる。読取
られた画信号は原稿情報読取り制御部10にて増幅、シ
ェーデイング補正、2値化等の処理がなされ、本体制御
部11に転送される。一方、本体制御部11は転送パル
ス発生手段を有していて、前記光電変換素子駆動のため
のパルスを原稿情報読取り制御部10を介して原稿情報
読取り部9に伝達する。
モータ5は、本体制御部11からの信号により作動する
モータ駆動回路12によって制御され、該モータ駆動回
路12から電力が供給された時に搬送ローラ4を回転さ
せる。
モータ駆動回路12によって制御され、該モータ駆動回
路12から電力が供給された時に搬送ローラ4を回転さ
せる。
原稿検知センサー13はR点から上流側、すなわち、原
稿が送込まれてくる側に所定距離離れた原稿ガイド2の
K点に取付けられており、K点における原稿1の通過開
始と終了を検知する。原稿検知センサー13による検知
結果は本体制御部11に入力される。ここに該所定距離
は、本ファクシミリ装置の走査ライン数で表すと、走査
ライン数Xに相当するものとする。
稿が送込まれてくる側に所定距離離れた原稿ガイド2の
K点に取付けられており、K点における原稿1の通過開
始と終了を検知する。原稿検知センサー13による検知
結果は本体制御部11に入力される。ここに該所定距離
は、本ファクシミリ装置の走査ライン数で表すと、走査
ライン数Xに相当するものとする。
以上の構成を有する本実施例の動作を、第1図および第
2図のフローチャートを参照して説明する。
2図のフローチャートを参照して説明する。
まず、原稿1が原稿ガイド2および3の間に挿入され、
制御部11に、図示されていない手段から送信の操作が
行われると、制御部11は送信の動作を開始する(ステ
ップS1)。制御部11は画情報送信制御を行い、原稿
情報読取り部9で読取られた原稿情報を順次相手機に送
信する(ステップS2)。その間、制御部11は原稿セ
ンサー13から入力されてくる原稿有無情報を監視して
判断を行う(ステップS3)。
制御部11に、図示されていない手段から送信の操作が
行われると、制御部11は送信の動作を開始する(ステ
ップS1)。制御部11は画情報送信制御を行い、原稿
情報読取り部9で読取られた原稿情報を順次相手機に送
信する(ステップS2)。その間、制御部11は原稿セ
ンサー13から入力されてくる原稿有無情報を監視して
判断を行う(ステップS3)。
そして、該ステップS3により、原稿1の後端部が原稿
センサー13の検出点Kを通過して、原稿が無くなった
と判断されると、走査ラインカウンタのラインカウント
値が0に設定される(ステップS4)。
センサー13の検出点Kを通過して、原稿が無くなった
と判断されると、走査ラインカウンタのラインカウント
値が0に設定される(ステップS4)。
一方、ステップS3の判断がノーである場合は、ステッ
プS2に戻り、原稿有無の監視を継続する。
プS2に戻り、原稿有無の監視を継続する。
ステップS3で、原稿が無くなったと判断され、ライン
カウント値が0に設定されると、画情報を1ライン送信
する制御を行う毎にラインカウント値を+1し(ステッ
プS5およびステップS6)、ラインカウントの値がX
−Yになるまで計数する(ステップS7)。ここに、Y
は予め設定された距離であり、原稿情報読取り最終ライ
ンから原稿後端部までの距離に相当し、走査ライン数で
表現されている。
カウント値が0に設定されると、画情報を1ライン送信
する制御を行う毎にラインカウント値を+1し(ステッ
プS5およびステップS6)、ラインカウントの値がX
−Yになるまで計数する(ステップS7)。ここに、Y
は予め設定された距離であり、原稿情報読取り最終ライ
ンから原稿後端部までの距離に相当し、走査ライン数で
表現されている。
上記のステップS7の判断がイエスになると、すなわち
ラインカウントの値が目標値X−Yになると、画情報送
信動作は停止し、送信を終了する。この時、原稿搬送ロ
ーラ4の回転は停止する。
ラインカウントの値が目標値X−Yになると、画情報送
信動作は停止し、送信を終了する。この時、原稿搬送ロ
ーラ4の回転は停止する。
このように、本実施例によれば、原稿搬送ローラ4の回
転は走査ライン数Yに相当する長さだけ原稿1の搬送を
残して停止されるため、原稿1の後端部は原稿搬送ロー
ラ4と原稿ガイド2に挟持されたまま保持される。
転は走査ライン数Yに相当する長さだけ原稿1の搬送を
残して停止されるため、原稿1の後端部は原稿搬送ロー
ラ4と原稿ガイド2に挟持されたまま保持される。
したがって、送信終了済みの原稿は床上に落下すること
がないので、原稿を受止めるトレーは不要である。その
結果、スペース効率が良く、かつ原稿ジャムがなくな
る。
がないので、原稿を受止めるトレーは不要である。その
結果、スペース効率が良く、かつ原稿ジャムがなくな
る。
次に、第3図および第4図を参照して、本考案の第2実
施例を説明する。該第2実施例は、ファクシミリ装置
を、壁掛けおよび卓上に設置した状態の2通りの設置形
態で使用できるようにしたものである。
施例を説明する。該第2実施例は、ファクシミリ装置
を、壁掛けおよび卓上に設置した状態の2通りの設置形
態で使用できるようにしたものである。
図において、14は、本体制御部11対して本実施例フ
ァクシミリ装置が卓上用として使用されるか、壁掛け用
として使用されるかの判別信号を与えて本体制御部11
に所定の制御を行わせるための卓上・壁掛け切換え手段
を示し、他の符号は第1図と同一又は同等物を示す。該
卓上・壁掛け切換え手段14は、人手で操作するスイッ
チ手段、ファクシミリ装置を卓上に置いた場合と壁に掛
けた場合の装置の傾きを利用して開閉するスイッチ、あ
るいは装置の傾きを検知して判断する傾斜センサーのよ
うな手段のいずれであってもよい。
ァクシミリ装置が卓上用として使用されるか、壁掛け用
として使用されるかの判別信号を与えて本体制御部11
に所定の制御を行わせるための卓上・壁掛け切換え手段
を示し、他の符号は第1図と同一又は同等物を示す。該
卓上・壁掛け切換え手段14は、人手で操作するスイッ
チ手段、ファクシミリ装置を卓上に置いた場合と壁に掛
けた場合の装置の傾きを利用して開閉するスイッチ、あ
るいは装置の傾きを検知して判断する傾斜センサーのよ
うな手段のいずれであってもよい。
第4図のフローチャートを参照して第2実施例装置の動
作を説明する。
作を説明する。
まず、前記卓上・壁掛け切換え手段14により制御部1
1に卓上・壁掛け選択情報の登録を行う(ステップS2
1)。次に原稿1が原稿ガイド2および3の間に挿入さ
れ、送信開始信号が入力される(ステップS22)と、
画情報送信制御が始動する(ステップS23)。制御部
11は画情報送信制御が始動すると画情報を送信するた
めの制御をおこなうと共に、原稿センサー13から入力
されてくる原稿有無情報を監視して判断を行う(ステッ
プS24)。そして、該ステップS24により、原稿1
の後端部が原稿センサー13の検出点Kを通過して、原
稿が無くなったと判断されると、走査ラインカウンタの
ラインカウント値が0に設定される(ステップS2
5)。一方、ステップS24の判断がノーである場合
は、ステップS23に戻り、原稿有無の監視を継続す
る。
1に卓上・壁掛け選択情報の登録を行う(ステップS2
1)。次に原稿1が原稿ガイド2および3の間に挿入さ
れ、送信開始信号が入力される(ステップS22)と、
画情報送信制御が始動する(ステップS23)。制御部
11は画情報送信制御が始動すると画情報を送信するた
めの制御をおこなうと共に、原稿センサー13から入力
されてくる原稿有無情報を監視して判断を行う(ステッ
プS24)。そして、該ステップS24により、原稿1
の後端部が原稿センサー13の検出点Kを通過して、原
稿が無くなったと判断されると、走査ラインカウンタの
ラインカウント値が0に設定される(ステップS2
5)。一方、ステップS24の判断がノーである場合
は、ステップS23に戻り、原稿有無の監視を継続す
る。
ステップS24で、原稿が無くなったと判断され、ライ
ンカウント値が0に設定されると、制御部11は前記ス
テップS21で登録された情報により卓上か壁掛けかの
判断を行う(ステップS26)。次に、該ステップS2
6の判断が卓上ならば、制御部11は画情報を1ライン
送信する制御を行う毎にラインカウント値を+1する
(ステップS271およびステップS281)。
ンカウント値が0に設定されると、制御部11は前記ス
テップS21で登録された情報により卓上か壁掛けかの
判断を行う(ステップS26)。次に、該ステップS2
6の判断が卓上ならば、制御部11は画情報を1ライン
送信する制御を行う毎にラインカウント値を+1する
(ステップS271およびステップS281)。
そしてこのラインカウント値がX、すなわち原稿情報読
取り部9のR点と原稿センサー13を取付けたK点の距
離に相当する値、になると、ステップS291はイエス
となり、送信が終了する。
取り部9のR点と原稿センサー13を取付けたK点の距
離に相当する値、になると、ステップS291はイエス
となり、送信が終了する。
一方、ステップS26の判断が壁掛けである場合は、同
様に制御部11が画情報を1ライン送信する制御を行う
毎にラインカウント値を+1し(ステップS272およ
びステップS282)、ラインカウント値が、前記第1
実施例と同様にX−Yになると、ステップS292はイ
エスとなり、送信が終了する。
様に制御部11が画情報を1ライン送信する制御を行う
毎にラインカウント値を+1し(ステップS272およ
びステップS282)、ラインカウント値が、前記第1
実施例と同様にX−Yになると、ステップS292はイ
エスとなり、送信が終了する。
上記の説明から明らかなように、前記卓上・壁掛け選択
情報の登録が卓上であった場合は、ステップS291を
終了すると、画情報送信動作は停止し、送信を終了す
る。したがって、原稿1は原稿搬送ローラ4からはずれ
て、専用のトレーかファクシミリ装置を設置した机上に
落下する。
情報の登録が卓上であった場合は、ステップS291を
終了すると、画情報送信動作は停止し、送信を終了す
る。したがって、原稿1は原稿搬送ローラ4からはずれ
て、専用のトレーかファクシミリ装置を設置した机上に
落下する。
一方、前記卓上・壁掛け選択情報の登録が壁掛けであっ
た場合は、ステップS292を終了すると、画情報送信
動作は停止し、送信を終了する。この場合は、原稿1の
搬送を走査ライン数Yに相当する長さだけ残して、原稿
搬送ローラ4の回転が停止され、原稿1の後端部は原稿
搬送ローラ4と原稿ガイド2に挟持されたまま保持され
る。
た場合は、ステップS292を終了すると、画情報送信
動作は停止し、送信を終了する。この場合は、原稿1の
搬送を走査ライン数Yに相当する長さだけ残して、原稿
搬送ローラ4の回転が停止され、原稿1の後端部は原稿
搬送ローラ4と原稿ガイド2に挟持されたまま保持され
る。
したがって、ファクシミリ装置を壁掛け用として使用し
た場合には、送信終了済みの原稿は第1実施例と同様に
床上に落下することがないのでトレーは不要である。
た場合には、送信終了済みの原稿は第1実施例と同様に
床上に落下することがないのでトレーは不要である。
本実施例によれば、上記の説明から明らかなように、壁
掛けで使用した時には、前記第1実施例と同様の効果を
期待することができる。本実施例は、この効果に加え、
さらに卓上・壁掛け切換え手段により、卓上用であるか
壁掛け用で使用するかの選択ができるので、利用者は便
利に使用できる効果がある。なお、卓上用として使用し
た場合には、原稿1を専用トレーあるいは机上に排出さ
せることができるので、送信後に原稿1が取り出しやす
いという効果がある。
掛けで使用した時には、前記第1実施例と同様の効果を
期待することができる。本実施例は、この効果に加え、
さらに卓上・壁掛け切換え手段により、卓上用であるか
壁掛け用で使用するかの選択ができるので、利用者は便
利に使用できる効果がある。なお、卓上用として使用し
た場合には、原稿1を専用トレーあるいは机上に排出さ
せることができるので、送信後に原稿1が取り出しやす
いという効果がある。
なお、前記実施例では前記X,Yを走査ライン数とした
が、本考案はこれに限定されず、原稿搬送ローラ駆動用
モータの駆動用パルス数であってもよい。
が、本考案はこれに限定されず、原稿搬送ローラ駆動用
モータの駆動用パルス数であってもよい。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、次の
ような効果が達成される。
ような効果が達成される。
(1)ファクシミリ装置を、壁掛け用として使用する場
合に、原稿受取り用のトレーを必要としないのでスペー
スをより一層有効に利用できる。
合に、原稿受取り用のトレーを必要としないのでスペー
スをより一層有効に利用できる。
(2)壁掛け用として使用する場合に原稿受取り用のト
レーを必要としないので、トレーは卓上専用に準備すれ
ばよく、壁掛け用および卓上用のファクシミリ装置を相
互に転用することが容易となる。
レーを必要としないので、トレーは卓上専用に準備すれ
ばよく、壁掛け用および卓上用のファクシミリ装置を相
互に転用することが容易となる。
(3)壁掛けで使用する場合に、トレーを使用しないの
で、従来のように小さいトレーで受けることによって読
取りが完了した原稿が詰まったり引っ掛かったりするこ
とがなくなり、原稿を傷めることがなくなる。
で、従来のように小さいトレーで受けることによって読
取りが完了した原稿が詰まったり引っ掛かったりするこ
とがなくなり、原稿を傷めることがなくなる。
(4)原稿の後端が原稿搬送ローラと原稿ガイドとに挟
持されている状態によって、原稿の読取りが完了したこ
とをオペレータが容易に認識できるので利便性が向上す
る。
持されている状態によって、原稿の読取りが完了したこ
とをオペレータが容易に認識できるので利便性が向上す
る。
第1図は本考案の第1実施例装置の概要を示すブロック
図、第2図は第1図に示した装置の制御フローチャー
ト、第3図は本考案の第2実施例装置の概要を示すブロ
ック図、第4図は第3図に示した装置の制御フローチャ
ート、第5図は従来技術の概要を示す斜視図である。 1…原稿、2,3…原稿ガイド、4…原稿搬送ローラ、
5…モータ、6…原稿搬送ローラ回転方向、7…原稿移
動方向、8…原稿排出口、9…原稿情報読取り部、10
…原稿情報読取り制御部、11…本体制御部、12…モ
ータ駆動回路、13…原稿センサー、14…卓上・壁掛
け切換え手段、15…装置本体、16…コンソールパネ
ル、17…原稿挿入口、18…原稿出口、19…トレ
ー、R…原稿情報読取り位置、K…原稿センサーの検知
位置。
図、第2図は第1図に示した装置の制御フローチャー
ト、第3図は本考案の第2実施例装置の概要を示すブロ
ック図、第4図は第3図に示した装置の制御フローチャ
ート、第5図は従来技術の概要を示す斜視図である。 1…原稿、2,3…原稿ガイド、4…原稿搬送ローラ、
5…モータ、6…原稿搬送ローラ回転方向、7…原稿移
動方向、8…原稿排出口、9…原稿情報読取り部、10
…原稿情報読取り制御部、11…本体制御部、12…モ
ータ駆動回路、13…原稿センサー、14…卓上・壁掛
け切換え手段、15…装置本体、16…コンソールパネ
ル、17…原稿挿入口、18…原稿出口、19…トレ
ー、R…原稿情報読取り位置、K…原稿センサーの検知
位置。
Claims (6)
- 【請求項1】壁面に設置して使用するファクシミリ装置
において、 原稿を、原稿ガイドに原稿搬送ローラで押圧して搬送す
る搬送機構と、該搬送機構によって搬送される前記原稿
を読取るため前記原稿搬送ローラとほぼ対向する位置に
設けられた原稿情報読取り部と、前記原稿の通過を検知
するため前記原稿搬送ローラの上流側に設けられた原稿
センサーと、該原稿センサーが原稿の通過を検知した時
点からの原稿搬送距離を代表する計数値を出力する計数
手段と、前記計数値があらかじめ設定した目標計数値に
達した時に前記原稿搬送ローラの回転を停止させる手段
とを具備し、前記搬送ローラの回転を停止させた時、前
記原稿読取り部での読取りが完了した原稿の後端部が原
稿搬送ローラと原稿ガイドに挟持されているように前記
計数手段の目標計数値を設定したことを特徴とするファ
クシミリ装置。 - 【請求項2】前記搬送ローラの回転を停止させた時、原
稿の後端部が原稿搬送ローラと原稿ガイドに挟持されて
いるように設定した前記計数手段の目標計数値と、原稿
がファクシミリ装置から排出されているように設定した
前記計数手段の目標計数値との2種類を有し、ファクシ
ミリ装置の設置場所に応じて該2種類の目標計数値の内
いずれか一方を選択する切換え手段を具備したことを特
徴とする前記実用新案登録請求の範囲第1項記載のファ
クシミリ装置。 - 【請求項3】前記計数手段が原稿情報走査ライン数の計
数手段であることを特徴とする前記実用新案登録請求の
範囲第1項又は第2項記載のファクシミリ装置。 - 【請求項4】前記計数手段が原稿搬送ローラ駆動用モー
タの駆動用パルス数計数手段であることを特徴とする前
記実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載のファ
クシミリ装置。 - 【請求項5】前記目標計数値を選択する切換え手段が、
人手により操作されるスイッチであることを特徴とする
前記実用新案登録請求の範囲第2項記載のファクシミリ
装置。 - 【請求項6】前記目標計数値を選択する切換え手段が、
ファクシミリ装置の傾きによって自動開閉するスイッチ
であることを特徴とする前記実用新案登録請求の範囲第
4項記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987134820U JPH0628849Y2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987134820U JPH0628849Y2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6440959U JPS6440959U (ja) | 1989-03-10 |
JPH0628849Y2 true JPH0628849Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31393910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987134820U Expired - Lifetime JPH0628849Y2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628849Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5364002B2 (ja) | 2010-01-25 | 2013-12-11 | 株式会社Pfu | 画像読取装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59105237U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-16 | 株式会社リコー | 原稿自動送り装置 |
-
1987
- 1987-09-03 JP JP1987134820U patent/JPH0628849Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6440959U (ja) | 1989-03-10 |
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