JP3034875B2 - 中間トレイを有する画像形成装置 - Google Patents

中間トレイを有する画像形成装置

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JP3034875B2
JP3034875B2 JP63263647A JP26364788A JP3034875B2 JP 3034875 B2 JP3034875 B2 JP 3034875B2 JP 63263647 A JP63263647 A JP 63263647A JP 26364788 A JP26364788 A JP 26364788A JP 3034875 B2 JP3034875 B2 JP 3034875B2
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博之 辻
秀博 田渕
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三田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像形成装置、特に、給紙部と排紙部との
間に画像形成部と中間トレイとが連結された画像形成装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来の画像形成装置、例えば複写機には、給紙部と排
紙部との間に画像形成部と中間トレイとが連結され、各
転写紙の両面への画像形成が可能なものがある。この種
の画像形成装置では、内蔵されたマイクロコンピュータ
のメモリに、複写を行う所望の枚数や排紙部に排出され
た転写紙の枚数を記憶するようになっている。
原稿の複写を行う際には、まず、給紙部から供給され
た転写紙の一面に複写を行い、その転写紙を中間トレイ
に収納する。この複写動作を所望枚数分行う。続いて、
原稿を替え、中間トレイから転写紙を給紙し、転写紙の
他方の面に複写を再び行った後、当該転写紙を排紙部に
排出する。この複写動作も所望枚数分行う。この一連の
動作によって、両面複写物が所望枚数得られる。
ここで、中間トレイから転写紙を給紙して再び複写を
行う際に転写紙のジャムが発生した場合には、次の何れ
かの構成によって対応するようになっている。
(1)ジャムを検出したところで一旦複写動作を停止す
る。次に、オペレータによるジャムの解除を待って、ジ
ャムによって失われた分に相当する枚数の転写紙を給紙
部から給紙し、その一面に複写を行い、中間トレイに収
納する。これにより、一面に複写がなされた転写紙が所
望枚数になるように補充される。続いて、原稿を替え、
補充分も含め中間トレイに残されている転写紙について
他方の面に複写を行った後、当該転写紙を排紙部に排出
する。
(2)ジャムを検出したところで一旦複写動作を停止す
る。次に、オペレータによるジャムの解除を待って、原
稿を替え、中間トレイに残されている転写紙につき他方
の面に複写を行う。これによって、ジャムで失われた分
だけ数が少ない両面複写物が得られる。この両面複写物
を排出部に排出し、その際に排出された枚数をカウント
して所望枚数と比較する。次に、原稿を替えずに、所望
枚数に足らない分の転写紙を給紙し複写を行って、中間
トレイに収納する。さらに、1頁前の原稿を用い、中間
トレイ内の転写紙について複写を行った後、当該転写紙
を排紙部に排出する。この構成は、例えば、特開昭56−
126849号及び特開昭60−262177号に示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記(1)の構成を採用した従来の画像形成装置で
は、オペレータがジャムを起こした転写紙を再び中間ト
レイに戻したり、転写紙が重送されていた場合等には、
中間トレイに残されている転写紙の枚数を画像形成装置
が正確に把握できない。このため、ジャムによって失わ
れた分に相当する枚数の転写紙を給紙部から常に正確に
給紙することができない。従って、この画像形成装置で
は、最終的に得られる複写物の枚数を所望枚数に正確に
一致させることができない。
一方、前記(2)の構成を採用した従来の画像形成装
置では、現実に排出された枚数をカウントして所望枚数
と比較するので、最終的に得られる複写物の枚数を所望
枚数に正確に一致させることができる。ところが、この
構成では、ジャムによって失われた枚数に相当する追加
の両面複写物は、残りの両面複写物に対して表裏が逆に
なった状態で排出されてしまう。
本発明の目的は、最終的に得られる複写物の枚数を所
望枚数に正確に一致させることができ、しかも得られた
複写物の表裏が逆になることのない中間トレイを有する
画像形成装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかる中間トレイを有する画像形成装置は、
給紙部と排紙部との間に画像形成部と中間トレイとが連
結された、記録用シートへの画像形成が可能な画像形成
装置である。第1図に示すように、この画像形成装置
は、画像形成枚数記憶手段と、排出カウント手段と、第
1画像形成手段と、第2画像形成手段と、第1画像形成
制御手段と、画像形成動作停止手段と、第2画像形成制
御手段と、不足枚数設定手段とを備えている。
前記画像形成枚数記憶手段は、操作者によって入力さ
れた画像形成を行う所望の枚数を記憶する手段である。
前記排出カウント手段は、排紙部に排出された記録用シ
ートの枚数を数える手段である。前記第1画像形成手段
は、給紙部から供給された記録用シートの一方の面に画
像形成部で画像を形成した後、当該記録用シートを中間
トレイに収納する手段である。前記第2画像形成手段
は、中間トレイから供給された記録用シートの他方の面
に画像形成部で画像を再び形成した後、当該記録用シー
トを排紙部に排出する手段である。前記第1画像形成制
御手段は、画像形成枚数記憶手段において記憶された枚
数分の動作を、第1画面形成手段に行わせた後、得られ
た記録用シートに対して第2画像形成手段に動作を行わ
せる手段である。前記画像形成動作停止手段は、第1画
像形成制御手段に基づく第2画像形成手段による画像形
成の際に、記録用シートのジャムを検出して画像形成動
作を停止する手段である。前記第2画像形成制御手段
は、画像形成動作停止手段による画像形成動作停止後
に、ジャムの解除を待って、中間トレイに残されている
記録用シートについて第2画像形成手段を作動制御する
手段である。前記不足枚数設定手段は、第1及び第2画
像形成制御手段による制御の結果排出された記録用シー
トの枚数を排出カウント手段から得て、画像形成枚数記
憶手段における記憶枚数と比較することにより不足枚数
を検出し、不足枚数分を第1画像形成制御手段における
画像形成枚数として設定する手段である。
〔作用〕
本発明にかかる中間トレイを有する画像形成装置で
は、まず、画像形成枚数記憶手段が、操作者によって入
力された画像形成を行う所望の枚数を記憶する。
次に、前記第1画像形成制御手段が、画像形成枚数記
憶手段において記憶された枚数分の動作を、第1及び第
2画像形成手段に行わせる。ここで、第1画像形成手段
は、給紙部から供給された記録用シートに画像形成部で
画像を形成した後、当該記録用シートを中間トレイに収
納する。また、第2画像形成手段は、中間トレイから供
給された記録用シートに画像形成部で画像を再び形成し
た後、当該記録用シートを排紙部に排出する。このと
き、排出カウント手段が、排紙部に排出された記録用シ
ートの枚数を数える。
前記第1画像形成制御手段に基づく第2画像形成手段
による画像形成の際に、記録用シートのジャムが発生す
ると、画像形成動作停止手段がそのジャムを検出して画
像形成動作を停止させる。ジャムの解除を待って、第2
画像形成制御手段が、中間トレイに残されている記録用
シートについて第2画像形成手段を作動制御する。この
ときも、排出カウント手段が、排紙部に排出された記録
用シートの枚数を数える。
そして、不足枚数設定手段が、第1及び第2画像形成
制御手段による制御の結果排出された記録用シートの枚
数を排出カウント手段から得て、画像形成枚数記憶手段
における記憶枚数と比較することにより不足枚数分を検
出し、不足枚数分を第1画像形成制御手段における画像
形成枚数として設定する。
ここでは、第2画像形成制御手段による制御の結果排
出された記録用シートの枚数を排出カウント手段から得
て、画像形成枚数記憶手段における記憶枚数と比較する
ので、実際に排出された記録用シートに基づいて不足枚
数が正確に計算される。そして、この不足枚数が第1画
像形成制御手段における画像形成枚数として設定される
ので、第1画像形成制御手段によって第1及び第2画像
形成手段の制御が実行されたとき、不足枚数分の画像形
成動作が行われ、最終的に得られる画像形成枚数を所望
枚数に正確に一致させることができる。また、ここで
は、不足枚数分の動作が第1及び第2画像形成手段によ
って順に行われるので、画像形成動作が通常と同様に順
序よく行われ、得られたシートの表裏が逆になることは
ない。
〔実施例〕
本発明の一実施例を示す第2図において、複写機10の
上部には、原稿押さえを兼ねる自動原稿送り装置11が設
けられている。複写機10の図右側部には、上から順に、
バイパス台12及び給紙カセットケース13,14が配置され
ている。さらに下方には、大型の給紙カセットケース16
が配置されている。複写機10の図左側部には、排出トレ
イ15が配置されている。
複写機10内部の概ね中央には、感光体ドラム17が配置
されている。感光体ドラム17の周囲には、帯電装置18、
現像装置19、転写装置20、用紙分離装置21及びクリーニ
ング装置22が順に配置されている。また、複写機10の上
部空間には、光学系の露光装置23が配置されている。さ
らに、バイパス台12等と転写装置20との間には、給紙搬
送経路24が配設されている。転写装置20よりも下流側に
は、順に、排紙搬送装置25及び定着装置26が配設されて
いる。定着装置26と排出トレイ15との間には分岐27が配
置され、分岐27の上方には反転装置28が配置されてい
る。分岐27は、定着装置26を排出トレイ15に連通する第
1の姿勢(図示の姿勢)と、反転装置28に連通する姿勢
との間で切り替えられるようになっている。
複写機10の下部空間には、下側給紙型の中間トレイ30
が配置されている。中間トレイ30の図左端部と分岐27と
の間には、用紙搬送経路31が配置されている。中間トレ
イ30の図右端部と給紙搬送経路24の途中との間には、用
紙搬送経路 32が配置されている。用紙搬送経路32の下流側端部(上
端部)は、転写装置20側に滑らかに連続するように、給
紙搬送経路24に連結されている。中間トレイ30は、概ね
水平方向に延びる用紙台33と、用紙台33の図右側端部に
配置された給紙ローラ34と、用紙台33の図右側寄りの中
央部に配置された送りコロ35とを有している。送りコロ
35の近傍には、転写紙の左右方向(図の紙面と直角方
向)の位置を規制する1対のサイド規制板36が設けられ
ている。送りコロ35の上方には、用紙台33上に配置され
た用紙を上方から押下する押さえコロ37が配置されてい
る。この押さえコロ37は、用紙搬送経路31を通じて中間
トレイ30に搬入された転写紙の枚数をカウントするため
の回転スイッチを兼ねている。用紙搬送経路31の中間ト
レイ30側端部には、用紙台33上への転写紙の落下位置を
転写紙の大きさに合わせて適宜変更するための用紙搬送
経路38が設けられている。
前記自動原稿送り装置11は、ハウジング41の右側部に
原稿台42を有しており、積み重ねられた供給予定の原稿
が原稿台42上に載置されるようになっている。ハウジン
グ41の上部中央には、排出された原稿が積み重ねられて
載置される原稿排出部43が設けられている。ハウジング
41内の底部には、図左右方向に間隔を隔てて配置された
ローラに架け渡された搬送ベルト45が配置されている。
搬送ベルト45の下端面は、複写機10の本体部の上端に配
置された透明のコンタクトガラス47に対向している。な
お、露光装置23の露光位置29は、搬送ベルト45とコンタ
クトガラス47との間に配置された原稿に対し露光を行う
ため、図の左右方向に移動し得るようになっている。
ハウジング41内の右側部分には、原稿台42から原稿を
1枚ずつ搬送ベルト45側に送るための給紙ローラ部48が
設けられている。ハウジング41内の左側部分には、搬送
ベルト45から原稿排出部43に原稿を送るための原稿排出
経路49が設けられている。また、搬送ベルト45の下流側
端部と原稿排出経路49の下流側端部との間には原稿反転
経路50が配置されており、これによって、両面原稿を使
用した際に原稿を反転して再び給紙し得るようになって
いる。
複写機10は、マイクロコンピュータやキーパネル等か
らなる図示しない制御部を有しており、それによって後
に説明するように制御される。また、複写機10には、分
岐27と排出トレイ15との間の搬送経路に、排出された転
写紙の枚数をカウントするためのリミットスイッチ51が
設けられている。中間トレイ30の用紙台33には、用紙台
33上に転写紙が残っているか否かを判断するための感圧
スイッチ52が設けられている。その他、転写紙の搬送経
路中には、転写紙のジャム検出のためのセンサー等、一
般的なセンサー(図示せず)が取り付けられている。ま
た、自動原稿送り装置11には、未給紙原稿の有無を検出
するセンサー等の一般的なセンサー(図示せず)が取り
付けられている。これらの各センサーは、前記マイクロ
コンピュータに接続されている。
次に、前記実施例の作用を、第3図〜第5図に示すフ
ローチャートに従って説明する。
図示しないメインスイッチをONすると、第3図のプロ
グラムがスタートする。ステップS1では、複写枚数aを
1に設定したり、複写モードを片面原稿・片面複写モー
ドに設定する等の初期設定が行われる。次に、ステップ
S2では、キー入力を待つ。ステップS2においてキーが入
力されると、ステップS3に移行する。
ステップS3では、複写枚数の設定キーか否かを判断す
る。複写枚数の設定キーであればステップS4に移行し、
複写枚数aに入力された複写枚数を設定した後、ステッ
プS2に戻る。
ステップS3において、複写枚数の設定キーでなければ
ステップS5に移行する。ステップS5では、入力キーがコ
ピーキーか否かを判断する。コピーキーでなければ、ス
テップS6に移行する。ステップS6では、他の一般的な処
理を行う。ここでは、入力キーに基づいて、例えば、複
写モードの切り換えや、転写紙のサイズの設定等が行わ
れる。処理が終われば、ステップS2に戻る。
次に、複写動作を、片面原稿・片面複写モード、片面
原稿・両面複写モード、両面原稿・両面複写モードの三
態様に分けて説明する。
片面原稿・片面複写モード ステップS5において、入力キーがコピーキーであれ
ば、ステップS7に移行する。ステップS7では、設定され
ている複写モードが片面原稿・両面複写モードであるか
否かを判断する。片面原稿・両面複写モードが設定され
ていなければ、ステップS8に進む。ステップS8では、設
定されている複写モードが両面原稿・両面複写モードで
あるか否かを判断する。両面原稿・両面複写モードが設
定されていなければ、ステップS9に進む。ステップS7と
ステップS8での判断が何れもNoの場合には、片面原稿・
片面複写モードが設定されていることになる。従って、
ステップS9では、片面原稿・片面モードにおける複写動
作となるよう、以下のように複写機10が制御される。
原稿台42に積み重ねられた下向きの原稿の最下端の1
枚が、給紙ローラ部48及び搬送ベルト45によってコンタ
クトガラス47上に配置される。一方、バイパス台12、給
紙カセットケース13,14又は16の何れかから、所定のサ
イズの転写紙が転写装置20側へ送られる。転写装置20で
は、露光装置23の露光動作に基づく原稿の画像が転写紙
に転写される。さらに、転写紙は、定着装置26に送られ
て定着が行われ、分岐27を通じて排出トレイ15に排出さ
れる。この転写動作を所望複写枚数aだけ行えば、所望
部数の複写物が得られる。次々と、後続の原稿について
も同様の動作を繰り返し、全ての原稿について複写動作
を完了すれば、ステップS2に戻る。
片面原稿・両面複写モード コピーキーが入力された際に、複写モードが片面原稿
・両面複写モードである場合には、次のように動作す
る。ここでは、設定されている複写モードが片面原稿・
両面複写モードであるので、ステップS7から第4図のス
テップS10に移行する。ステップS10では、中間トレイ30
に搬入された転写紙の枚数をカウントするための中間ト
レイカウンタBと、排出トレイ15に排出された転写紙の
枚数をカウントするための排出カウンタCとが0に設定
される。
次に、ステップS11において、自動原稿送り装置11に
より1枚目の原稿が給紙される。そして、ステップS12
において、バイパス台12、給紙カセットケース13,14又
は16から給紙された所定の転写紙の片面(第1面)に当
該原稿の画像が複写される。これらの原稿給紙動作及び
画像転写動作は、上述の片面原稿・片面複写モードの場
合と同様である。ただし、この場合には、分岐27は反転
装置28側に切り替えられる。従って、定着の済んだ転写
紙は、反射装置28で反転させられた後に用紙台33上に載
置される。
この転写動作において、ジャムが発生したか否かをス
テップS13で判断する。ジャムの発生がなかったと判断
した場合にはステップS14に移行する。ステップS14で
は、転写紙の通過によって押さえコロ37の回転スイッチ
がONしたか否かを判断する。押さえコロ37の部分を転写
紙がまだ通過していない間は、ステップS13における判
断を繰り返し、ジャム発生の有無の判断を継続する。ス
テップS13でジャムを検知すればステップS15に移行す
る。ステップS15では、詰まった転写紙がオペレータに
より取り除かれる等してジャムが解除されるのを待つ。
ジャムが解除されれば、再びステップS12に戻り、ステ
ップS12での処理をやりなおす。
複写動作においてジャムの発生がなく、押さえコロ37
の部分を転写紙が無事に通過すれば、用紙台33上に転写
紙が載置されて感圧スイッチ52がON状態となり、続いて
ステップS16に移行する。ステップS16では中間トレイカ
ウンタBをインクリメントし、続いてステップS17で中
間トレイカウンタBが所望複写枚数aと等しいか否かを
判断する。この判断がNoの場合には、ステップS12から
ステップS16の処理を繰り返す。即ち、1枚の原稿につ
き所望部数の複写物が得られるまで、ステップS12から
ステップS16の処理を繰り返す。ステップS17での判断が
Yesとなれば、ステップS18に移行する。
ステップS18では中間トレイカウンタBを0に設定
し、ステップS19で原稿を原稿排出部43に排出する。ス
テップS11からここまでの処理を行うことによって、1
枚目の原稿について所望枚数の複写物を得る処理が完了
する。
次に、ステップS20において、自動原稿送り装置11に
より2枚目の原稿が給紙される。そして、ステップS21
において、中間トレイ30から転写装置20に転写紙が給紙
される。この給紙された転写紙は反転装置28において既
に反転させられているため、転写装置20では、当該転写
紙の他方の面(第2面)に当該原稿の画像が複写され
る。これらの原稿給紙動作及び画像複写動作は、上述の
片面原稿・片面複写モードの場合と基本的に同様であ
る。ただし、この場合には、分岐27は排出トレイ15側に
切り替えられる。従って、定着の済んだ転写紙は、両面
に画像が形成された状態で排出トレイ15上に載置され
る。
この複写動作において、ジャムが発生したか否かをス
テップS22で判断する。ジャムの発生がなかったと判断
した場合にはステップS23に移行する。ステップS23で
は、複写紙の通過によってリミットスイッチ51がONした
か否かを判断する。リミットスイッチ51の部分を転写紙
がまだ通過していない間は、ステップS22における判断
を繰り返し、ジャム発生の有無の判断を継続する。ステ
ップS22でジャムを検知すればステップS24に移行する。
ステップS24では、詰まった転写紙がオペレータにより
取り除かれる等してジャムが解除されるのを待つ。ジャ
ムが解除されれば、再びステップS21に戻り、中間トレ
イ30内の次の転写紙についてステップS21での処理を行
う。
複写動作においてジャムの発生がなく、リミットスイ
ッチ51の部分を転写紙が無事に通過すれば、ステップS2
5に移行する。ステップS25では排出カウンタCをインク
レメントし、続いてステップS26で排出カウンタCが所
望複写枚数aと等しいか否かを判断する。ステップS26
での判断がNoの場合には、ステップS27に移行する。ス
テップS27では、感圧スイッチ52に基づいて、中間トレ
イ30内に複写紙が残っているか否かを判断する。中間ト
レイ30内に転写紙が残っている場合には、ステップS21
からステップS25の処理を繰り返す。即ち、中間トレイ3
0内にある全ての転写紙に2枚目の原稿の画像を複写す
ることになる。
ここで、第2面の複写動作の間にジャムが発生しなか
った場合には、中間トレイ30内の全ての転写紙に第2面
の複写を行えば、所望複写枚数aと等しい数の両面複写
物が得られることになる。従って、この場合には、中間
トレイ30内の全ての転写紙に対してステップS21からス
テップS25の処理を行えば、ステップS26での判断がYes
となり、ステップS28に移行する。一方、第2面の複写
動作の間にジャムが発生して、既に第1面の複写が済ん
でいる転写紙の何枚かを破棄してしまった場合には、ス
テップS26での判断がYesとなる前に中間トレイ30内の転
写紙がなくなってしまい、ステップS27での判断がNoと
なる。従って、この場合には、プログラムはステップS2
7からステップS29に移行する。
ステップS29では、自動原稿送り装置11によって原稿
を原稿排出部43に排出する。次に、ステップS30におい
て、中間トレイカウンタBに排紙カウンタCの値を代入
する。これによって、所望複写枚数aと中間トレイカウ
ンタBとの差が、ジャムの結果不足した転写紙の枚数と
なる。ここでは、リミットスイッチ51に基づいて実際に
排出された両面複写物の枚数をカウントし(ステップS2
5)、それを所望複写枚数aと比較する(ステップS26)
ので、実際に排出された両面複写物の不足枚数が正確に
得られる。ステップS31では、図示しない表示板に「原
稿を2枚戻して下さい」と表示して、オペレータに指示
する。続いて、ステップS32では、コピーキーの入力を
待つ。オペレータは、表示板の表示に従って、原稿排出
部43上の最新の2枚の原稿を原稿台42の最下端部に戻
す。そして、オペレータがコピーキーを押せば、プログ
ラムはステップS11に戻る。
次に、再びステップS11からステップS17の処理を、戻
された原稿について行う。ただし、この場合には、中間
トレイカウンタBは既に排紙カウンタCの値になってい
るので、第2面の複写動作の際のジャムに基づいて不足
した数だけ複写動作が繰り返される。したがって、ステ
ップS17での判断がYesとなったときには、中間トレイ30
内には、当該不足枚数に対応する数の転写紙が収納され
ていることになる。
ステップS18とステップS19の処理を経て、ステップS2
0では、戻された原稿のうちの2枚目が再び給紙され
る。そして、ステップS21からステップS27の処理が繰り
返される。この時点では、既に排紙カウンタCは(所望
複写枚数a−不足枚数)の値になっているので、前回の
第2面の複写動作の際のジャムに基づいて不足した数だ
け服紗動作が繰り返される。これにより、排出トレイ15
には、所望複写枚数aの両面複写物が排出されることに
なる。ここでは、不足枚数分の複写動作を第1面から第
2面へと順に行うので、不足分の複写動作も通常と同様
に順序良く行われ、得られた両面複写物の表裏が逆にな
ることはない。
なお、ステップS20からステップS27による再複写動作
の際にジャムが発生した場合には、さらにステップS29
からステップS32の処理を経て、ステップS11からステッ
プS27の処理が再び行われる。
排出トレイ15に所望複写枚数aの両面複写物が排出さ
れ、ステップS26における判断がYesとなれば、ステップ
S28に移行する。ステップS28では排紙カウンタCを0に
設定し、ステップS33に移行する。ステップS33では、感
圧スイッチ52に基づいて中間トレイ30内に転写紙が残っ
ているか否かを判断する。転写紙の重送等が原因となっ
て、まだ中間トレイ30内に転写紙が残っている場合に
は、ステップS34に移行して中間トレイ30内の転写紙を
強制的に排出する。ステップS35では、原稿を原稿排出
部43に排出する。ステップS11からここまでの処理を行
うことによって、2枚の原稿に基づく両面複写物を所望
枚数得る処理が完了する。
次に、ステップS36では、自動原稿送り装置11の原稿
台42に原稿があるか否かを判断する。自動原稿送り装置
11の原稿台42に原稿があれば、ステップS11に戻り、ス
テップS11からステップS35の処理を、次の2枚の原稿に
ついて行う。これによって、次の2枚の原稿に基づく両
面複写物を所望枚数得ることができる。ステップS36
で、自動原稿送り装置11の原稿台42に原稿がない場合に
は、第3図のステップS2に戻る。
両面原稿・両面複写モード コピーキーが入力された際に、複写モードが両面原稿
・両面複写モードである場合には、次のように動作す
る。ここでは、設定されている複写モードが両面原稿・
両面複写モードであるので、第3図のステップS8から第
5図のステップS40に移行する。ステップS40からステッ
プS48までの処理は、前記ステップS10からステップS18
まで処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
このステップS40からステップS48までの処理が終われ
ば、1枚目の原稿の第1面について所望枚数の複写物を
得る処理が完了する。
この両面原稿・両面複写モードにおいては、自動原稿
送り装置11に供給された原稿が両面原稿であるので、ス
テップS49では原稿を反転させる。コンタクトガラス47
側に第1面が配置された原稿は、搬送ベルト45の循環に
よって原稿排出経路49に搬送され、さらに原稿反転経路
50に搬送されて再びコンタクトガラス47上に戻される。
この搬送動作によって原稿は反転され、その第2面がコ
ンタクトガラス47側に配置される。
原稿の反転動作が完了すれば、ステップS50に移行す
る。ステップS50からステップS57までの処理は、前記ス
テップS21からステップS28までの処理と同様であるの
で、ここでは説明を省略する。
この第2面の複写動作においてジャムが発生した場合
には、第1面が複写された転写紙が不足するので、プロ
グラムはステップS56からステップS58に移行する。ステ
ップS58では、原稿反転経路50を利用して再び原稿を反
転させ、その第1面をコンタクトガラス47側に配置す
る。次に、ステップS59において、中間トレイカウンタ
Bに排紙カウンタCの値を代入する。これによって、所
望複写枚数aと中間トレイカウンタBとの差が、ジャム
によって不足した転写紙の枚数となる。ここでは、リミ
ットスイッチ51に基づいて実際に排出された両面複写物
の枚数をカウントし(ステップS54)、それを所望複写
枚数aと比較する(ステップS55)ので、実際に排出さ
れた両面複写物の不足枚数が正確に得られる。また、両
面原稿の場合には、原稿反転経路50を利用して原稿を反
転できるので、オペレータが原稿を原稿台42に戻す必要
はない。従って、この場合には、オペレータの指示を待
つことなく、続いてステップS41に戻る。
次に、再びステップS41からステップS47の処理を、原
稿の第1面について行う。ただし、この場合には、中間
トレイカウンタBは既に排紙カウンタCの値になってい
るので、第2面の複写動作の際のジャムに基づいて不足
した数だけ複写動作が繰り返される。したがって、ステ
ップS47での判断がYesとなったときには、中間トレイ30
内には、当該不足枚数に対応する数の転写紙が収納され
ていることになる。
ステップS48の処理を経て、ステップS49では原稿が再
び反転され、原稿の第2面がコンタクトガラス47側に配
置される。そして、ステップS50からステップS57の処理
が繰り返される。この時点では、既に排紙カウンタCは
(所望複写枚数a−不足枚数)の値になっているので、
前回の第2面の複写動作の際のジャムに基づいて不足し
た数だけ複写動作が繰り返される。これにより、排出ト
レイ15には、所望複写枚数aの両面複写物が排出された
ことになる。ここでは、不足枚数分の複写動作を第1面
から第2面へと順に行うので、不足分の複写動作も通常
と同様に順序良く行われ、得られた両面複写物の表裏が
逆になることはない。
なお、ステップS50からステップS56による再複写動作
の際にジャムが発生した場合には、さらにステップS58
とステップS59の処理を経て、ステップS41からステップ
S47の処理が再び行われる。
排出トレイ15に所望複写枚数aの両面複写物が排出さ
れ、ステップS55における判断がYesとなれば、ステップ
S57に移行する。ステップS57、ステップS60からステッ
プS62までの処理は、前記ステップS28、ステップS33か
らステップS35までの処理と同様であるので、ここでは
説明を省略する。ステップS41からここまでの処理を行
うことによって、1枚の両面原稿に基づく両面複写物を
所望枚数得る処理が完了する。
次に、ステップS63では、自動原稿送り装置11の原稿
台42に原稿があるか否かを判断する。自動原稿送り装置
11の原稿台42に原稿があれば、ステップS41に戻り、ス
テップS41からステップS62の処理を、次の両面原稿につ
いて行う、これによって、次の両面原稿に基づく両面複
写物を所望枚数得ることができる。ステップS63で、自
動原稿送り装置11の原稿台42に原稿がない場合には、第
3図のステップS2に戻る。
〔他の実施例〕
転写紙の一面に複数の原稿の画像を複写できる機能、
即ち合成複写機能を備えた複写機にも本発明を同様に採
用できる。
この種の複写機は、画像の定着後に転写紙を反転させ
ず中間トレイに収納する手段を一般に有している。合成
複写を行う場合には、この手段を用いて転写紙の片面に
複数回の複写を行うことになる。この場合に、2回目以
後の複写動作においてジャムが発生したときでも、本発
明を採用すれば、最終的に得られる合成複写物の枚数を
所望枚数に正確に一致させることができ、しかも得られ
た合成複写物の表裏が逆になることはない。
〔発明の効果〕
本発明に係る画像形成装置によれば、第1及び第2画
像形成制御手段による制御の結果排出された記録用シー
トの枚数を排出カウント手段から得て、画像形成枚数記
憶手段における記憶枚数と比較するので、最終的に得ら
れるシートの枚数を所望枚数に正確に一致させることが
できる。また、不足枚数が第1画像形成制御手段におけ
る画像形成枚数として設定されるので、第1画像形成制
御手段によって第1及び第2画像形成手段の制御が実行
されたとき、不足枚数分の画像形成動作が第1及び第2
画像形成手段によって順に行われ、このため画像形成動
作が通常と同様に順序良く行われ、得られたシートの表
裏が逆になることはない。
従って、本発明によれば、最終的に得られるシートの
枚数を所望枚数に正確に一致させることができ、しかも
得られた両面画像形成シートの表裏が逆になることのな
い中間トレイを有する画像形成装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に対応するブロック図、第2図は本発明
の一実施例の縦断面概略図、第3図、第4図及び第5図
は当該実施例の制御を示すフローチャートである。 12……バイパス台、13,14,16……給紙カセットケース、
15……排出トレイ、20……転写装置、30……中間トレ
イ、51……リミットスイッチ、52……感圧スイッチ、a
……所望複写枚数、B……中間トレイカウンタ、C……
排出カウンタ。
フロントページの続き (72)発明者 山田 匡実 大阪府大阪市東区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−83936(JP,A) 特開 昭58−57144(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙部と排紙部との間に画像形成部と中間
    トレイとを有し、記録用シートへの画像形成が可能な画
    像形成装置であって、 操作者によって入力された画像形成枚数を記憶する画像
    形成枚数記憶手段と、 前記排紙部に排出された記録用シートの枚数を数える排
    出カウント手段と、 前記給紙部から供給された前記記録用シートの一方の面
    に前記画像形成部で画像を形成した後、当該記録用シー
    トを中間トレイに収納する第1画像形成手段と、 前記中間トレイから供給された前記記録用シートの他方
    の面に前記画像形成部で画像を形成した後、当該記録用
    シートを前記排紙部に排出する第2画像形成手段と、 前記画像形成枚数記憶手段において記憶された枚数分の
    動作を前記第1画像形成手段に行わせた後、得られた記
    録用シートに対して前記第2画像形成手段に動作を行わ
    せる第1画像形成制御手段と、 前記第1画像形成制御手段に基づく前記第2画像形成手
    段による画像形成の際に、前記記録用シートのジャムを
    検出して画像形成動作を停止する画像形成動作停止手段
    と、 前記画像形成動作停止手段による画像形成動作停止後
    に、ジャムの解除を待って、前記中間トレイに残されて
    いる前記記録用シートについて前記第2画像形成手段を
    作動制御する第2画像形成制御手段と、 前記第1及び第2画像形成制御手段による制御の結果排
    出された記録用シートの枚数を前記排出カウント手段か
    ら得て、前記画像形成枚数記憶手段における記憶枚数と
    比較することにより不足枚数分を検出し、前記不足枚数
    分を前記第1画像形成制御手段における画像形成枚数と
    して設定する不足枚数設定手段と、 を備えた中間トレイを有する画像形成装置。
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