JP2778764B2 - 両面画像形成装置 - Google Patents

両面画像形成装置

Info

Publication number
JP2778764B2
JP2778764B2 JP1311233A JP31123389A JP2778764B2 JP 2778764 B2 JP2778764 B2 JP 2778764B2 JP 1311233 A JP1311233 A JP 1311233A JP 31123389 A JP31123389 A JP 31123389A JP 2778764 B2 JP2778764 B2 JP 2778764B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
document
unit
sheet
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1311233A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03170955A (ja
Inventor
匡実 山田
茂雄 蔵人
恭宏 松尾
博之 辻
中野  邦昭
邦夫 仲井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP1311233A priority Critical patent/JP2778764B2/ja
Publication of JPH03170955A publication Critical patent/JPH03170955A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2778764B2 publication Critical patent/JP2778764B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像形成装置、特に、複数枚の用紙の両面
に原稿の画像を形成するための両面画像形成装置に関す
る。
〔従来の技術及びその課題〕
従来の両面画像形成装置、例えば両面画像形成機能を
有する複写機は、原稿を走査する光学系や感光体ドラム
等を備えた画像形成部と、その画像形成部に原稿を自動
的に次々と供給する自動原稿送り装置と、第1面に画像
が複写された用紙を収納しかつ第2面に原稿の画像を複
写するためにその用紙を再び画像形成部に供給するため
の中間トレイとを備えたものが知られている。また、こ
の種の複写機には、複写開始を指令するためのプリント
キーや、複写動作中に複写処理を中断させるためのクリ
アキーを含む操作パネルが設けられている。
複写を行うために、操作パネルのプリントキーを押下
すれば、自動原稿送り装置により原稿が次々と送られ、
画像形成部の光学系によって原稿の画像が走査される。
得られた画像情報に基づいて、画像形成部は供給された
用紙に感光体ドラム等を用いて画像を転写する。両面複
写が行われる際には中間トレイが使用され、第1面に画
像が形成された用紙は一旦中間トレイに収納される。そ
して、中間トレイから再び画像形成部に供給された用紙
の第2面に、次の原稿の画像が転写される。これによっ
て、両面複写が実現される。
上述の両面複写動作において、例えば複写枚数の最初
の設定が多すぎ、途中で複写を中断したい場合には、操
作パネルのクリアキーが押される。このクリアキーによ
る中断指令を受けたときには、自動原稿送り装置により
画像形成部に既に供給されている原稿はそのまま外部に
排出される。例えば、原稿の供給位置と排出位置とが異
なるタイプ(原稿の循環が行えないタイプ)の自動原稿
送り装置では、処理スピードを上げるために次頁の原稿
の前端部がすでに供給状態に配置されているので、クリ
アキーに基づく排出の際には複写処理中であった原稿の
みならず次頁の原稿も排出される。また、前記タイプの
自動原稿送り装置及び循環式の自動原稿送り装置におい
て、両面原稿の表面が複写されている際にクリアキーに
よる中断指令を受けたときには、原稿の裏面について複
写動作を行うことなく自動的に原稿を外部に排出してし
まう。
このため、前記従来の構成では、続きの原稿を続いて
複写したい場合には、排出された原稿を供給位置に配置
しなおす必要がある。ところが、この作業の際には、原
稿のどの頁から再開したらよいのかが認識しにくい。ま
た、排出された原稿を再び供給位置に的確にセットし直
すのが容易でない場合もある。特に、循環式の自動原稿
送り装置では、原稿の一巡を認識するためのセンサとし
ての爪が、未供給の原稿全体を押さえつけている。この
ため、一旦排出された原稿を元に戻すことは困難であ
る。
本発明の目的は、画像形成処理中の中断指令によって
画像形成処理が中断された場合でも、容易かつ正確に続
きの原稿について画像形成処理を再開することができる
両面画像形成装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 本発明に係る画像形成装置は、複数枚の用紙の両面に
原稿の画像を形成するための両面画像形成装置である。
この装置は、画像形成部と、原稿供給部と、用紙中間収
納部と、指令入力部と、第1制御手段と、第2制御手段
とを備えている。
前記画像形成部は、用紙供給部,画像処理部及び用紙
排出部を有し、原稿の画像を用紙上に形成するためのも
のである。前記原稿供給部は、画像形成部に複数枚の原
稿を次々と供給するためのものである。前記用紙中間収
納部は、画像形成部で第1面画像形成処理を受けた用紙
を収納し、第2面画像形成処理のためにその用紙を画像
形成部に供給するためのものである。前記指令入力部
は、画像形成処理の開始及び画像形成処理の中断を指令
するためのものである。前記第1制御手段は、指令入力
部からの処理開始指令を受けて、画像形成部,原稿供給
部及び用紙中間収納部に対し第1面及び第2面画像形成
処理の制御を行うための手段である。前記第2制御手段
は、第1制御手段による第1面画像形成処理の制御中に
指令入力部から処理中断指令を受けたとき、原稿供給部
に原稿の次頁を供給させ、用紙中間収納部に用紙を供給
させて、第1面画像形成の済んだ用紙について第2面画
像形成処理の制御を行うための手段である。
〔作用〕
本発明に係る画像形成装置では、指令入力部からの処
理開始指令を受けて、第1制御手段が、画像形成部,原
稿供給部及び用紙中間収納部に対し第1面及び第2面画
像形成処理の制御を行う。これによって、原稿供給部
は、画像形成部に複数枚の原稿を次々と供給する。ま
た、画像形成部は、原稿の画像を用紙上に形成する。第
1面画像形成処理が画像形成部で行われた場合には、そ
の処理を受けた用紙が用紙中間処理部に収納される。そ
して、用紙中間収納部は、第2面画像形成の為にその用
紙を画像形成部に再び供給する。続いて、画像形成部に
おいて第2面画像形成処理が行われ、その結果用紙に対
して両面画像形成が実現される。
上述の画像形成手段による第1面画像形成処理の制御
中に、指令入力部から処理中断指令が発せられた時に
は、第2制御手段が、原稿供給部に原稿の次頁を供給さ
せ、用紙中間収納部に用紙を供給させて、第1面画像形
成の済んだ用紙につき第2面画像形成処理の制御を行
う。この場合には、処理中断指令を受けた時に、原稿供
給部において原稿の排出を必要以上に行わず、原稿の次
頁を画像形成部に供給する。この結果、原稿のセットし
直し作業を操作者が行うことなく続きの原稿について画
像形成処理が行える。
〔実施例〕
本発明の一実施例を示す第1図において、複写機10の
上部には、原稿押さえを兼ねる自動原稿送り装置11が設
けられている。複写機10の図右側部には、上から順に、
バイパス台12及び給紙カセットケース13,14及び16が配
置されている。複写機10の図左側部には、排出トレイ15
が配置されている。
複写機10内部の概ね中央には、感光体ドラム17が配置
されている。感光体ドラム17の周囲には、主帯電装置1
8、現像装置19、転写装置20、用紙分離装置21及びクリ
ーニング装置22が順に配置されている。複写機10の上部
空間には、光学系の露光装置23が配置されている。さら
に、バイパス台12等と転写装置20との間には給紙搬送経
路24が配置されている。転写装置20よりも下流側には、
順に排紙搬送装置25及び定着装置26が配置されている。
定着装置26と排出トレイ15との間には分岐27が配置さ
れ、分岐27の上方には反転装置28が配置されている。分
岐27は、定着装置26側の経路を排出トレイ15に連結する
第1の姿勢(図示の姿勢)と、反転装置28に連結する第
2の姿勢との間で切り換えられるようになっている。
複写機10の下部空間には、下側給紙型の中間トレイ30
が配置されている。中間トレイ30の図左端部と分岐27と
の間には、用紙搬送経路31が配置されている。中間トレ
イ30の図右端部と給紙搬送経路24の途中との間には、用
紙搬送経路32が配置されている。用紙搬送経路32の下流
側端部(上端部)は、転写装置20側に滑らかに連続する
ように、給紙搬送経路24に連結されている。中間トレイ
30は、概ね水平方向に延びる用紙台33と、用紙台33の図
右側端部に配置された給紙ローラ34と、用紙台33の図右
側寄りの中央部に配置された送りコロ35とを有してい
る。
前記自動原稿送り装置11は、ハウジング41の右側部に
原稿台42を有しており、積み重ねられた供給予定の原稿
が原稿台42上に載置されるようになっている。ハウジン
グ41の上部中央には、排出された原稿が積み重ねられて
載置される原稿排出部43が設けられている。ハウジング
41内の底部には、図左右方向の間隔を隔てて配置された
ローラに架け渡された搬送ベルト45が配置されている。
搬送ベルト45の下端面は、複写機10の本体部の上端に配
置された透明のコンタクトガラス47に対向している。
ハウジング41内の右側部分には、原稿台42から原稿を
1枚ずつ搬送ベルト45側に送るための供給ローラ部48が
設けられている。ハウジング41内の左側部分には、搬送
ベルト45から原稿排出部43に原稿を送るための原稿排出
経路49が設けられている。また、搬送ベルト45の下流側
端部と原稿排出経路の下流側端部との間には原稿反転経
路50が配置されており、これによって、両面原稿を使用
した際に原稿を反転して再び供給し得るようになってい
る。原稿排出経路49の原稿排出部43側端部には分岐51が
設けられ、これによって、原稿排出経路49内を搬送され
てきた原稿を原稿排出部43と原稿反転経路50とのいずれ
かに振り分けられるようになっている。複写機10は、第
2図に示すような制御部60を備えている。制御部60は、
CPU61、ROM62、RAM63及びI/Oポート64等を備えたマイク
ロコンピュータを含んでいる。I/Oポート64には、複写
機10の上面に配置されたキーボード65と、自動原稿送り
装置11に配置された原稿検出センサ66と、中間トレイ30
に配置された中間トレイ用紙検出センサ67と、その他の
入力部とが接続されている。キーボード65は、複写動作
の開始を指令するためのプリントキー、複写動作の中断
を指令するためのクリアキー及び複写枚数の設定を行う
ためのテンキー等を備えている。原稿検出センサ66は、
原稿第42側に設けられたセンサであり、未供給の原稿が
残っているか否かを判断するためのものである。中間ト
レイ用紙検出センサ67は、用紙台33に設けられたセンサ
であり、用紙台33上に用紙が残っているか否かを判断す
るためのものである。なお、RAM63には、キーボード65
を通じて所望複写枚数PM、複写動作時の複写枚数CN、所
望複写モード等を記憶する領域が設けられている。ま
た、I/Oポート64には、感光体ドラム17の回転や定着装
置26の作動等に供される駆動源としてのモータやクラッ
チ等から構成される複写部68と、原稿送り装置11と、そ
の他の出力部とが接続されている。この複写機10は、制
御部60によって次のように制御される。
次に、前記実施例の動作を、第3A図〜第3D図に示すフ
ローチャートに従って説明する。
図示しないメインスイッチをONとすると、第3A図のプ
ログラムがスタートする。ステップS1では、複写枚数PN
を1に設定したり、複写モードを片面複写モードに設定
する等の初期設定が行われる。次に、ステップS2では、
キーボード65のプリントキーが押されたか否かを判断す
る。プリントキーが押されていなければステップS3に移
行する。ステップS3では、モードキーが押されたか否か
を判断する。モードキーが押されていなければステップ
S4に移行する。ステップS4では、枚数設定のためのテン
キーが押されたか否かを判断する。判断がNoであればス
テップS5に移行する。ステップS5では、その他の指令及
び図示しないセンサ等からの情報に基づいて、必要に応
じた他の処理を行う。ステップS5での処理が終わればス
テップS2に戻る。
ここで、モードの変更を行う為にモードキーが押され
たとすると、プログラムはステップS3からステップS6に
移行する。ステップS6では、図示しないモード設定サブ
ルーチンが実行される。これによって、片面コピーを行
う片面コピーモード、片面原稿から両面コピーを行う片
面/両面コピーモード、両面原稿から両面コピーを行う
両面/画面コピーモード、書籍をコピーする場合などの
ように原稿の画像を2分してコピーを行うブックコピー
モードのいずれかが設定される。モード設定サブルーチ
ンでの処理が終われば再び第3A図のメインルーチンに戻
る。
枚数設定を行うためにテンキーが押されれば、プログ
ラムはステップS4からステップS7に移行する。ステップ
S7では、図示しない枚数設定サブルーチンが実行され
る。これによって、複写枚数PNの値が指令に基づいて再
設定される。枚数設定サブルーチンでの処理が終われ
ば、再び第3A図のメインルーチンに戻る。
ここで、複写動作を行う場合には、原稿台42に原稿を
載せ、キーボード65のプリントキーを押下する。これに
よって、プログラムは、ステップS2からステップS8に移
行する。ステップS8では、設定されているモードが片面
コピーモードであるか否かを判断する。片面コピーモー
ドであればステップS9に移行する。ステップS9では、図
示しない片面コピーサブルーチンが実行される。これに
よっ、片面原稿の画像が片面に複写されたコピーが得ら
れる。片面コピーサブルーチンの処理が終われば再び第
3A図のメインルーチンに戻る。
ステップS8において判断がNoであればステップS10に
移行する。ステップS10では、設定モードがブックコピ
ーモードであるか否かを判断する。設定されているモー
ドが両面コピーモードの場合には、ステップS11に移行
する。ステップS11では、第3B図及び第3C図に示す両面
コピーサブルーチンが実行される。
第3B図のステップS12では、自動原稿送り装置11に対
し後端頁の原稿を給紙するよう指令が出される。これに
応じて、自動原稿送り装置11では、供給ローラ部48、搬
送ベルト45、原稿排出経路49及び原稿反転経路50を通じ
て原稿が反転されてコンタクトガラス47上に配置され
る。ステップS13では、実現の複写枚数CNに0がセット
される。ステップS14では、キーボード65のクリアキー
が押されたか否かを判断する。クリアキーが押されてい
なければ、即ち複写動作の中断指令がなされていなけれ
ばステップS15に移行する。ステップS15では、複写枚数
CNをインクリメントする。次に、ステップS16では、パ
イパス台12及び給紙カセットケース13,14,16のうち指定
された位置から用紙が感光体ドラム17側に供給される。
続いて、ステップS17では、露光装置23による原稿の画
像情報の読み込み、現像装置19による現像や定着装置26
による定着等の一連の複写動作が行われる。ステップS1
7での処理が終われば、ステップS18において、定着後の
用紙が反転装置28及び用紙搬送経路31を通じて中間トレ
イ30に収納される。ステップS19では、現実の複写枚数C
Nと設定複写枚数PNに達したか否かを判断する。CN=PM
でなければ、再びステップS14からステップS18の処理を
繰り返し、同一原稿の画像が一方の面に複写された用紙
が次々と中間トレイ30に収納される。複写枚数CNと複写
枚数PNとが等しくなればステップS19からステップS20へ
移行する。
上述のステップS14〜ステップS19における一連の処理
中において、設定枚数が多すぎた等の理由によってクリ
アキーが押されればステップS14からステップS21に移行
する。ステップS21では、設定複写枚数PNに実現の複写
枚数CNをセットする。次に、ステップS22において、プ
リントキーの押下を待つ。操作者によりプリントキーが
押下されればステップS20に移行する。
ステップS20では、自動原稿送り装置11に未供給の原
稿が存在するか否かを判断する。未供給の原稿が存在す
れば、第3C図のステップS23に移行する。ステップS20に
おいて判断がNoであれば、ステップS24に移行する。ス
テップS24では、最後の原稿を原稿排出部43に排出した
後、第3A図のメインルーチンに戻る。なお、両面原稿モ
ードの場合には、裏面に画像が存在するので、ステップ
S20での判断は常にYesとなる。
第3C図において、ステップS23では、指定されている
モードが両面原稿モードであるか否かを判断する。両面
原稿モードであればステップS25に移行し、コンタクト
ガラス47上に配置されている原稿を、搬送ベルト45,原
稿排出経路49,分岐部51及び原稿反転経路50を利用して
反転させ、反転状態で再びコンタクトガラス47上に配置
する。ステップS23において片面原稿モードであると判
断された場合には、ステップS26に移行する。ステップS
26では、コンタクトガラス47上の原稿を原稿排出経路49
を介して原稿排出部43に排出すると同時に、次頁の原稿
をコンタクトガラス47上に配置する。
次に、ステップS27では、キーボード65のクリアキー
が押されたか否かを判断する。クリアキーが押されてい
なければステップS28に移行する。ステップS28では、中
間トレイ30に用紙が存在するか否かを判断する。ステッ
プS18(第3B図)における処理によって中間トレイ30に
用紙が配置されている場合にはステップS29に移行す
る。ステップS29では、中間トレイ30から感光体ドラム1
7側に用紙が供給される。そして、ステップS30において
ステップS17と同様の一連の複写動作が実行される。こ
れによって、両面に別の原稿の画像が複写された両面コ
ピーが得られる。得られた両面コピーは、ステップS31
において排出トレイ15に排出される。ステップS31にお
ける処理が終わればステップS27に戻る。
これらのステップS27からステップS31の処理は、中間
トレイ30に用紙が存在する限り続けられる。これらの一
連の処理を中断させるためにクリアキーが押下される
と、プログラムはステップS27からステップS32に移行す
る。ステップS32では、プリントキーの押下を待つ。操
作者によりプリントキーが押されれば、再びプログラム
はステップS28以下の処理を行う。
中間トレイ30内に配置されていた用紙の全てについて
複写動作を行えば、ステップS28における判断がNoとな
るので、ステップS33に移行する。ステップS33では、原
稿検出センサ66に基づく検出結果に従って、未供給の原
稿が自動原稿送り装置11に存在するか否かが判断され
る。未供給の原稿が存在すればプログラムは再び第3B図
のステップS12以下の処理を行う。ステップS33において
判断がNoであれば、第3B図のステップS24に移行して原
稿を排出した後、第3A図のメインルーチンに戻る。
第3A図のステップS2において判断がYesとなった際
に、ブックコピーモードが設定されていたときには、プ
ログラムはステップS10からステップS34に移行して第3D
図に示すブックコピーサブルーチンを実行する。
第3D図のステップS35では、実現の複写枚数CNに0が
セットされる。ステップ36では、クリアキーが押下され
たか否かが判断される。クリアキーが押されていなけれ
ば、ステップS37に移行して複写枚数をCNをインクリメ
ントする。ステップS38では、給紙搬送経路24を介して
感光体ドラム17側に用紙が供給される。ステップS39で
は、原稿としての本の左側頁に複写動作が行われ、用紙
の全面に本の左側頁の画像が形成される。なお、原稿が
書物でない場合には、その左半分の画像について複写動
作が行われる。ステップS40では、一方の面に画像が形
成された用紙が、反転された後に中間トレイ30に収納さ
れる。ステップS41では、現実の複写枚数CNが設定複写
枚数PNに達したか否かが判断される。判断がNoであれ
ば、ステップS36以下の処理が再び繰り返される。そし
て、設定枚数CNと設定枚数PNとが等しくなれば、プログ
ラムはステップS41からステップS42に移行する。
一方、上述の一連の処理において、設定複写待数PNが
多すぎた等の理由によってクリアキーが押された場合に
は、プログラムはステップS36からステップS43に移行す
る。ステップS43では、設定複写枚数PNに現実の複写枚
数CNがセットされる。そして、ステップS44においてプ
リントキーの押下を待つ。操作者によりプリントキーが
押されればステップS42に移行する。
ステップS42では、中間トレイ30に用紙が存在するか
否かを判断する。一方の面に画像が形成された用紙が中
間トレイ30に存在しなければ、プログラムは第3A図のメ
インルーチンに戻る。ステップS42において判断がYesで
あれば、ステップS45に移行する。ステップS45では、ク
リアキーが押されたか否かを判断する。クリアキーが押
されていなければステップS46に移行する。ステップS46
ては、中間トレイ30から感光体ドラム17側に用紙を供給
する。そして、ステップS47では、原稿の残りの画像に
関して複写動作が実行される。ここで、原稿が書籍の場
合にはその右頁が、書籍でない場合には原稿の右半部が
複写の対称となる。ステップS47での処理が終わればス
テップS48に移行し、両面に画像が形成された用紙が排
出トレイ15上に排出される。
全ての中間トレイ30上の用紙について複写動作を行え
ば、プログラムはステップS42から第3A図のメインルー
チンに戻る。一方、ステップS45においてクリアキーが
押された場合には、ステップS49に移行し、プリントキ
ーの押下を待ってステップS46以下の処理を再開する。
このように上述の実施例では、クリアキーが押下され
た際に、搬送ベルト45下に配置されている原稿を無条件
に排出してしまうのではなく、次頁の原稿を露光位置に
配置し或いは次頁である原稿の裏面をコンタクトガラス
47上に配置するので、クリアキー押下後に原稿を再セッ
トすることなく後続の複写動作を続けることができる。
また、ブックモードの際には、原稿の再セットを行うこ
となく、自動的に複写対象の頁が移行するので、容易に
後続の複写動作を再開することができる。
なお、上述の実施例では、複写前の原稿の載置場所と
複写後の原稿の載置場所とが異なる自動原稿送り装置を
有するものについて説明した。しかし、これに限られる
ことはなく、両者が同じ位置に配置される循環型の自動
原稿送り装置を有するものについても本発明を同様に実
施することができる。
〔発明の効果〕
本発明に係る両面画像形成装置は、上述のような第2
制御手段を備えているので、画像形成処理を中断した場
合でも、原稿を再セットすることなく容易に画像形成動
作を再開することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面概略図、第2図はそ
の制御部の概略ブロック図、第3A図,第3B図,第3C図,
第3D図はその制御フローチャートである。 10……複写機、11……自動原稿送り装置、15……排出ト
レイ、17……感光体ドラム、23……露光装置、24……給
紙搬送経路、26……定着装置、30……中間トレイ、60…
…制御部、65……キーボード、66……原稿検出センサ、
67……中間トレイ用紙検出センサ。
フロントページの続き (72)発明者 辻 博之 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 中野 邦昭 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 仲井 邦夫 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−263960(JP,A) 特開 平1−245269(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/00 370 - 398 G03G 15/00 510 - 534 G03G 15/00 106 G03G 15/00 107

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の用紙の両面に原稿の画像を形成す
    るための両面画像形成装置であって、 用紙供給部,画像処理部及び用紙排出部を有し、原稿の
    画像を用紙上に形成するための画像形成部と、 前記画像形成部に複数枚の原稿を次々と供給するための
    原稿供給部と、 前記画像形成部で第1面画像形成処理を受けた用紙を収
    納し、第2面画像形成処理のためにその用紙を前記画像
    形成部に供給するための用紙中間収納部と、 画像形成処理の開始及び画像形成処理の中断を指令する
    ための指令入力部と、 前記指令入力部からの処理開始指令を受けて、前記画像
    形成部,原稿供給部及び用紙中間収納部に対し第1面及
    び第2面画像形成処理の制御を行うための第1制御手段
    と、 前記第1制御手段による第1面画像形成処理の制御中に
    前記指令入力部からの処理中断指令を受けたとき、前記
    原稿供給部に原稿の次頁を供給させ、前記用紙中間収納
    部に用紙を供給させて、第1面画像形成の済んだ用紙に
    ついて第2面画像形成処理の制御を行うための第2制御
    手段と、 を備えた両面画像形成装置。
JP1311233A 1989-11-29 1989-11-29 両面画像形成装置 Expired - Fee Related JP2778764B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1311233A JP2778764B2 (ja) 1989-11-29 1989-11-29 両面画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1311233A JP2778764B2 (ja) 1989-11-29 1989-11-29 両面画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03170955A JPH03170955A (ja) 1991-07-24
JP2778764B2 true JP2778764B2 (ja) 1998-07-23

Family

ID=18014695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1311233A Expired - Fee Related JP2778764B2 (ja) 1989-11-29 1989-11-29 両面画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2778764B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03170955A (ja) 1991-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2778764B2 (ja) 両面画像形成装置
JPH06100853B2 (ja) 自動原稿搬送装置
US5510888A (en) Image forming method and apparatus for forming two images of two originals with control of image forming timing and image reading timing
JP2537479B2 (ja) 両面複写機用制御装置
JPS63301061A (ja) 電子写真複写機
EP0452855B1 (en) A copying machine provided with a recirculating document feeding apparatus
JP2712449B2 (ja) 原稿供給装置の原稿押え制御装置
JP3034875B2 (ja) 中間トレイを有する画像形成装置
US5184186A (en) Motor control for an automatic document conveying apparatus
JP2653705B2 (ja) 記録シート供給装置
JP2812835B2 (ja) 複写機
JP2752369B2 (ja) 複写機
JP2513719B2 (ja) 複写情報変更機能を備えた複写機
JPH02235076A (ja) 画像処理装置
JP2758305B2 (ja) 複写装置
JP2889625B2 (ja) 複写機のモード設定装置
JPH06230625A (ja) 画像形成装置
JP3197910B2 (ja) 複写機における両面コピー方法
JP3539658B2 (ja) 複写装置
JP2513720B2 (ja) 複写情報変更機能を備えた複写機
JPS6270869A (ja) 複写機の制御方法
JPH03296072A (ja) リコール機能付複写装置
JPH05107842A (ja) 画像形成装置
JPH0799441B2 (ja) 両面複写機
JPH10228212A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090508

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees