JPH0628813Y2 - 車載用ロッドアンテナの防水取付構造 - Google Patents

車載用ロッドアンテナの防水取付構造

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JPH0628813Y2
JPH0628813Y2 JP1987150838U JP15083887U JPH0628813Y2 JP H0628813 Y2 JPH0628813 Y2 JP H0628813Y2 JP 1987150838 U JP1987150838 U JP 1987150838U JP 15083887 U JP15083887 U JP 15083887U JP H0628813 Y2 JPH0628813 Y2 JP H0628813Y2
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JP
Japan
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fitting
insulator
waterproof
grounding metal
cylindrical
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JP1987150838U
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JPS6455715U (ja
Inventor
洋幸 清水
Original Assignee
株式会社横尾製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、例えばラジオ放送受信のため自動車の車体パ
ネルに取付けられる車載用ロッドアンテナに関し、詳し
くは車体パネル内への漏水を防止して車体パネルに取付
ける車載用ロッドアンテナの防水取付構造に関する。
【従来の技術】
このような車載用ロッドアンテナの防水取付構造に関し
ては、従来、第4図に示すものが知られている。これ
は、ロッドアンテナ1を抜止めして収容したアンテナハ
ウジング2に、取付部材としてのアース金具3とインシ
ュレータ4とを外装し、これらのツバ部3a,4aで自動車
の車体パネル5を挟持するようにしたものである。そし
て前記ツバ部3a,4aに密着性のある導電性ゴム座6およ
びシート7がそれぞれ被着されて車体パネル5に密着す
ることでツバ部3a,4aと車体パネル5との間がシールさ
れ、またアース金具3の嵌合筒部3bの内周段部3cとイン
シュレータ4の嵌合筒部4bの端面4cとの間に防水リング
8がロッドアンテナの軸方向に挟持されてアンテナハウ
ジング2の外周に密接することでアンテナハウジング2
の外周に密接することでアンテナハウジング2の外周部
がシールされ、これらの防水構造により車体パネル5内
側への雨水等の漏水を防止するようにしている。
【考案が解決しようとする問題点】
ところで前記従来例では、アース金具3の嵌合筒部3b内
に防水リング8を挿入して組付ける関係から、防水リン
グ8の組付け忘れやねじれが生じ易く、またアース金具
3とインシュレータ4とを円周方向に位置合わせしてツ
バ部3a,4aを車体パネル5に沿わせるための凹凸係合部
をインシュレータ4の嵌合筒部4bから防水リング8にか
けて形成したものでは、その凹凸係合部の位置ずれが生
じ易く、防水効果を損うという問題があった。 そこで本考案は、防水リングのねじれ,位置ずれ,組付
け忘れを防止して所期の防水効果が得られるようにした
車載用ロッドアンテナの防水取付構造を提供することを
目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この目的のため本考案は、アンテナハウジングに外装さ
れて車体パネルを防水部材を介して挟持するアース金具
及びインシュレータとして、内周段部を介して拡径する
嵌合筒部の内周に円周方向位置決め用の凸部が形成され
たアース金具と、このアース金具の嵌合筒部の内周に所
定の間隔を開けて嵌合する嵌合筒部及び上記防水部材を
被着するツバ部を有するインシュレータとを備え、上記
インシュレータのツバ部に被着される防水部材には、イ
ンシュレータの嵌合筒部に外装されてアース金具の嵌合
筒部の内周に嵌合し、かつアース金具の凸部に係合する
凹部が外周に形成された筒状シール部材と、この筒状シ
ール部材に連続してインシュレータの嵌合筒部の下端面
とアース金具の内周段部との間に挟持され、かつアンテ
ナハウジングの外周に密接するリング条のリブが内周に
形成された防水リングとを一体形成したことを手段とし
ている。
【作用】
このような手段では、防水リングはねじれのない状態で
防水部材と共にインシュレータにあらかじめ装着され、
インシュレータと一体化して組付けられる。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して具体的に説明
する。 第1図,第2図において、従来と略同様の構成のものは
同一符号を用いて説明すると、まず符号2は、伸縮多段
のロッドアンテナ1を抜止めして伸張,収縮自在に収容
したアンテナハウジングである。このアンテナハウジン
グ2には拡径段部2aで抜落ちが阻止されてアース金具3
が嵌合される。 アース金具3は、上部内周が内周段部3cを介して拡径す
る嵌合筒部3bの上端部に車体パネル5の傾斜に沿うツバ
部3aを有し、そこに導電性のゴムワッシャ9を被着して
なる。そして前記アンテナハウジング2が車体パネル5
の内側から取付孔5aに挿入されることで、アース金具
3,ゴムワッシャ9は車体パネル5の内側に配置され
る。 車体パネルの表側においては、硬質の合成樹脂からなる
インシュレータ10がアンテナハウジング2に嵌合され
る。このインシュレータ10は、第3図にも示すように、
車体パネル5の傾斜に沿うツバ部10aを長手方向の中間
部に有する略筒状であり、ツバ部10aより下方は、後述
の筒状シール部材を外装した状態で前記アース金具3上
部の拡径した内周に嵌合できる外径寸法としてある。 前記筒状シール部材11は、ゴムまたは軟質合成樹脂から
なり、上端部にはインシュレータ10のツバ部10aに被着
する防水部材としてのシート11aが、また下端部にはア
ンテナハウジング2の外周に密接するリブ11bを内周に
有する防水リング11cが一体形成されると共に、その外
周には下端の防水リング11c部分から長手方向に沿って
上方に延びる凹凸係合用の凹部11dが形成される。この
凹部11dは、前記アース金具3上部の拡径した内周に形
成された凹凸係合用の凸部(図示省略)に弾接して係合
するようその断面寸法が設定されている。そしてこのよ
うな筒状シール部材11が、そのシート11a部をツバ部10a
に被着することでインシュレータ10の嵌合筒部10bの外
周に装着され、この状態で防水リング11cがインシュレ
ータ10の下端面に当接する。 さてこのような筒状シール部材11を外装したインシュレ
ータ10は、防水リング11c側から車体パネル5の取付孔5
aを通してアース金具3上部の拡径した内周に挿入され
るのであり、図示省略したアース金具3側の凸部に凹部
11dを係合することでアース金具3とインシュレータ10
とは、両者のツバ部3a,10aが平行するよう円周方向に位
置合わせされる。そしてアンテナハウジング2上端のね
じ部2bに螺合するナット12を締めてインシュレータ10を
下方に押圧することで、アース金具3のツバ部3aとイン
シュレータ10のツバ部10aとの間にゴムワッシャ9とシ
ート11aとを介して車体パネル5が挟持されると共に、
インシュレータ10の下端面とアース金具3の内周段部3c
間に防水リング11cが挟持される。 以上の構成では、車体パネル5の取付孔5a周囲にゴムワ
ッシャ9とシート11aとが密着することでその部分がシ
ールされ、また防水リング11cがインシュレータ10とア
ース金具3との間をシールする。さらに防水リング11c
がリブ11bと共にアンテナハウジング2の外周に密着す
ることで、アンテナハウジング2の外周部がシールされ
る。 ここで前述のように筒状シール部材11の凹部11dはアー
ス金具3側の凸部に弾接して係合するから、この部分の
シールも完全なものとなる。
【考案の効果】
以上詳述した通り本考案によれば、インシュレータの嵌
合筒部の下端面とアース金具の内周段部との間に挟持さ
れる防水リングは、インシュレータのツバ部に被着され
る防水部材に筒状シール部材と共に一体形成されている
ので、防水リングの組付け忘れを防止でき、組付けの際
に発生し易い防水リングのねじれや位置ずれも未然に防
止することができる。 加えて防水リングは、その内周に形成されたリング条の
リブがアンテナハウジングの外周に密接する構造である
から、組付け状態にて所期の防水機能十分に発揮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す組付け状態の全体半断
面図、第2図は同分解斜視図、第3図はインシュレータ
に対する防水リングの組付け状態を示す半断面図、第4
図は従来例を示す組付け状態の全体半断面図である。 1…ロッドアンテナ、2…アンテナハウジング、2a…拡
径段部、2b…ねじ部、3…アース金具、3a…ツバ部、3b
…嵌合筒部、3c…内周段部、4…インシュレータ、4a…
ツバ部、4b…嵌合筒部、4c…端面、5…車体パネル、5a
…取付孔、6…導電性ゴム座、7…シート、8…防水リ
ング、9…ゴムワッシャ、10…インシュレータ、10a…
ツバ部、10b…嵌合筒部、11…筒状シール部材、11a…シ
ート、11b…リブ、11c…防水リング、11d…凹部、12…
ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナハウジングに外装されて車体パネ
    ルを防水部材を介して挟持するアース金具及びインシュ
    レータとして、内周段部を介して拡径する嵌合筒部の内
    周に円周方向位置決め用の凸部が形成されたアース金具
    と、このアース金具の嵌合筒部の内周に所定の間隔を開
    けて嵌合する嵌合筒部及び上記防水部材を被着するツバ
    部を有するインシュレータとを備え、 上記インシュレータのツバ部に被着される防水部材に
    は、インシュレータの嵌合筒部に外装されてアース金具
    の嵌合筒部の内周に嵌合し、かつアース金具の凸部に係
    合する凹部が外周に形成された筒状シール部材と、この
    筒状シール部材に連続してインシュレータの嵌合筒部の
    下端面とアース金具の内周段部との間に挟持され、かつ
    アンテナハウジングの外周に密接するリング条のリブが
    内周に形成された防水リングとを一体形成したことを特
    徴とする車載用ロッドアンテナの防水取付構造。
JP1987150838U 1987-09-30 1987-09-30 車載用ロッドアンテナの防水取付構造 Expired - Lifetime JPH0628813Y2 (ja)

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JP1987150838U JPH0628813Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30 車載用ロッドアンテナの防水取付構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6455715U JPS6455715U (ja) 1989-04-06
JPH0628813Y2 true JPH0628813Y2 (ja) 1994-08-03

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JP1987150838U Expired - Lifetime JPH0628813Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30 車載用ロッドアンテナの防水取付構造

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59101505U (ja) * 1982-12-27 1984-07-09 株式会社ヨコオ アンテナ取付装置
JPS6077110U (ja) * 1983-10-28 1985-05-29 株式会社ヨコオ 車両用アンテナの防水マウント装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6455715U (ja) 1989-04-06

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