JPH0628321Y2 - サスペンシヨン機構におけるブレ−キホ−スブラケツトの固定構造 - Google Patents

サスペンシヨン機構におけるブレ−キホ−スブラケツトの固定構造

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JPH0628321Y2
JPH0628321Y2 JP13438686U JP13438686U JPH0628321Y2 JP H0628321 Y2 JPH0628321 Y2 JP H0628321Y2 JP 13438686 U JP13438686 U JP 13438686U JP 13438686 U JP13438686 U JP 13438686U JP H0628321 Y2 JPH0628321 Y2 JP H0628321Y2
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bottom tube
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務 安田
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株式会社昭和製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車の車輪懸架装置として用いられるスト
ラツド型サスペンシヨン機構におけるボトムチユーブと
ブレーキホースブラケツトとの固定構造に関するもので
ある。
(従来の技術) 通常、この種ストラツト型サスペンシヨン構造はボトム
チユーブと、このボトムチユーブに摺動可能に嵌装され
たピストンと、ピストンロツドよりなるダンパーを一方
は車体側と、他方はナツクルを介して車軸側とにそれぞ
れ取付けられ、車輪の上下動に伴ないダンパー軸方向に
伸縮作動するようになつている。
この場合、ボトムチユーブにはブレーキホースを保持、
固定するためのブラケツトが固定されているが、この固
定構造には従来第2図に示すようにボトムチユーブ11の
下部定位置にブラケツト12の半円筒部12aを挿入し、半
円筒部12aに設けた突出部12bの位置決めを行つてから
溶接によつてボトムチユーブ11に固定する構造であつ
た。なお13はロアスプリングシート、14はダンパーキヤ
ツプで何れもボトムチユーブ11に対して溶接される。ま
た12cはブレーキホースを固定するための溶接されたナ
ツトを示す。なお図には示さないがナツクルはブラケツ
ト12の半円筒部12aに設けた突出部12bとナツクルの円
筒部に設けた凹部とを嵌合し、ナツクルを抜け止めボル
トによりボトムチユーブに固定される。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記構成の構造では溶接によつてボトムチ
ユーブが変形し易く、その上、溶接にも熟練を必要とす
るという問題点があつた。
したがつて、この考案は従来技術が持つている溶接とい
う問題点を解決したこの種固定構造を提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点を解決するため、ボトムチユーブ
の底部位置に膨径部を設け、下方よりこの膨径部にブレ
ーキホースブラケツトを圧入固定し、その下からナツク
ルの円筒部を挿入して位置合せをした後ナツクルを抜け
止めボルトによりボトムチユーブに固定するようにした
ものである。
(作用) 以上のように固定構造を構成したので、ブレーキホース
ブラケツトは溶接を行なわなくてもボトムチユーブに確
実固定される、勿論ロアスプリングシートも同様にボト
ムチユーブにバルジ加工のような膨径加工を施こして圧
入固定される。したがつて、前記問題点を解決できるも
のである。
(実施例) 第1図は本考案固定構造の一実施例を示し、(a)図はそ
の一部切欠正面図、(b)図は同じくナツクルを除いた底
面図である。図において、1はダンパー(但しロツドは
省略)のボトムチユーブで、そのボトムチユーブ1の底
部の定位置にブレーキホースブラケツト2を固定せしめ
るための膨径部、例えばバルジ加工部1aを設ける。こ
のブラケツト2は前記バルジ加工部1aに圧入固定する
ための円筒部2aが設けられ、さらにこの円筒部2aに
続いて突出部2bが設けられる。この突出部2bはナツ
クル3との関係位置を定めるもので、ナツクル3の円筒
部3aを有し、その端部に前記突出部2bが挿入される
凹部3bが設けられている。なお、このナツクル3は円
筒部3aに設けた抜け止めボルトによりボトムチユーブ
1と固定することは従来と同じである。また、ブラケツ
ト2に取付けたナツト2cはブレーキ用パイプ(図示せ
ず)を固着せしめるものである。さらに1bはボトムチ
ユーブ1に取付けるロアスプリングシートを固定するた
めの膨径部であるバルジ加工部で、何れもボトムチユー
ブ1との固定には溶接を使用しないで、圧入することで
固定するものである。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案によればボトムチユ
ーブとブレーキホースブラケツトとの固定に溶接を用い
ず、膨径部に圧入固定するようにしたので作業が容易
で、かつそれだけ軽量化にも効果あり、又、バルジ加工
により膨径部を形成すると、ブレーキホースブラケツト
固定部とロアスプリングシート固定部とを同時に形成で
き、量産に適したものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案固定構造の一実施例を示し、(a)図はそ
の一部切欠正面図、(b)図は同じくナツクルを除いた底
面図、第2図は従来の固定構造を示し、(a)図はその一
部切欠正面図、(b)図はその底面図である。 1、11…ボトムチユーブ、1a、1b…バルジ加工部、
2、12…ブレーキホースブラケツト、3…ナツクル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボトムチューブに摺動可能に嵌装されたロ
    ツドよりなるダンパーにおいて、ボトムチューブの底部
    位置に設けた膨径部に、下方より圧入固定したブレーキ
    ホースブラケツトと、その下から挿入したナツクルの円
    筒部とを、ブラケツトの突起とナツクルの円筒部の凹部
    とを嵌合するよう取付け、ナツクルを抜け止めボルトに
    よりボトムチューブに固定せしめたことを特徴とするサ
    スペンシヨン機構におけるブレーキホースブラケツトの
    固定構造。
JP13438686U 1986-09-02 1986-09-02 サスペンシヨン機構におけるブレ−キホ−スブラケツトの固定構造 Expired - Lifetime JPH0628321Y2 (ja)

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JPS6340212U JPS6340212U (ja) 1988-03-16
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