JPS6212921Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6212921Y2
JPS6212921Y2 JP1982161710U JP16171082U JPS6212921Y2 JP S6212921 Y2 JPS6212921 Y2 JP S6212921Y2 JP 1982161710 U JP1982161710 U JP 1982161710U JP 16171082 U JP16171082 U JP 16171082U JP S6212921 Y2 JPS6212921 Y2 JP S6212921Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eye
sleeve
leaf spring
center
elastic body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982161710U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5967645U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16171082U priority Critical patent/JPS5967645U/ja
Publication of JPS5967645U publication Critical patent/JPS5967645U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6212921Y2 publication Critical patent/JPS6212921Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Springs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はリーフスプリングに関し、更に詳しく
は自動車のサスペンシヨンに設けられるのに特に
適するリーフスプリングに関する。
サスペンシヨンに設けられるリーフスプリング
は使用中のアクスルハウジングの上下変位に伴な
う前後方向の移動を吸収するため、一方の端部の
アイでシヤツクルを介して車体に連結される。
ところが前記シヤツクルは間隔をおいて配置さ
れる一対の平板からなり、上方の端部が車体に枢
着され、下方の端部でリーフスプリングを枢着す
る構造であるため、横方向の剛性が低く、横方向
へ変形するおそれがある。
従つて、本考案の目的はシヤツクルの機能をア
イに持たせることによつてシヤツクルを省略で
き、連結状態において横方向の剛性を高めること
のできるリーフスプリングを提供することにあ
る。
本考案はアイを両端部に有するリーフスプリン
グであつて、前記一端部のアイは該アイ内にその
軸線方向に配置されたスリーブと、該スリーブを
アイ内に、スリーブの中心がアイの中心からアク
スルハウジングの方へ偏心するように保持する弾
性体であつて前記アイ内で前記スリーブの水平方
向の両側に大きさの異なる空間を形成する弾性体
とを含む。
以下に、図面を参照して本考案の実施例につい
て説明する。
本考案のリーフスプリング10は第1図に示す
ように、両端部にアイ12,14を有する。この
リーフスプリング10はそのほぼ中央でUボルト
16及びUボルトシート18によりアクスルハウ
ジング20を連結して懸架し、アイ12,14が
車体22に連結される。
アイ12は従来公知のアイと同じ構成である。
しかし、アイ14は第2図に示すようにスリーブ
24と弾性体26とを備えて構成される。
スリーブ24はアイ14内にその軸線方向に配
置されるものであり、図示の例では、車体22に
間隔をおいて配置されるハンガ28の間隔W1
等しい長さを有し、アイ14の幅W2よりも大き
い。
弾性体26はゴムによつて形成され、スリーブ
24をアイ14内に保持する。この弾性体26は
アイ14内でスリーブ24の水平方向の両側に空
間30,32を形成する。図示の例では、弾性体
26はスリーブ24とアイ14とに接着されてい
る。弾性体26によつてスリーブ24を保持する
に際し、第2図に示すように、スリーブ24の中
心O1をアイ14の中心O2から水平方向に偏心さ
せ、空間30の大きさと空間32の大きさとを異
ならせる。この構成により、スリーブ24に対し
てアイ14が矢印Aの方向へ相対変位し易くな
る。第1図に示す例ではアイ14は車体の後方に
位置するので、空間32、つまり後方側となる空
間の方が大となるようにスリーブ24を偏心させ
る。アイ14が車体の前方に位置する場合には、
前方側となる空間の方が大きくなるようにスリー
ブ24を偏心させる。
アイ14は、ハンガ28及びスリーブ24を貫
通するボルト34にナツト36をねじ込んで締め
付け、スリーブ24をハンガ28により挾持する
ことにより、ハンガ28に連結される。他方、ア
イ12もハンガ28に連結される。このように、
本考案に係るリーフスプリング10を車体へ連結
するに際し、両方のアイ12,14を直接車体の
ハンガに連結でき、シヤツクルを省略できる。
使用時に、第4図に示すように、リーフスプリ
ング10に上下方向の変位xが生じると、リーフ
スプリング10は仮想線に示すようにたわむ。こ
の結果、第5図a,bに示すように、アイ14が
スリーブ24に対して相対変位し、弾性体26を
変形して空間32の体積を縮め、空間30の体積
を拡大することとなり、アイ14は水平方向eだ
け変位する。このようにして、シヤツクルと同じ
作用が奏される。
本考案によれば、リーフスプリングのアイにシ
ヤツクルの機能をもたせることができるので、シ
ヤツクルを介することなく、直接ハンガのような
剛性の高い連結部材にリーフスプリングを連結で
き、横剛性を高めることができる。
また、スリーブの中心がアイの中心からアクス
ルハウジングの方へ偏心して位置し、スリーブの
水平方向の両側に大きさの異なる空間が設けられ
ているので、アイの外径を小さく保つ一方、リー
フスプリングの変位量を大きくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリーフスプリングによつ
てアクスルハウジングを懸架した状態を示す斜視
図、第2図は第1図の2−2線断面拡大図、第3
図は第2図の3矢視図、第4図は作動説明図、第
5図a,bは作動の前後の状態を示す説明図であ
る。 10:リーフスプリング、12,14:アイ、
24:スリーブ、26:弾性体、30,32:空
間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アイを両端部に有し、中央部にアクスルハウジ
    ングが取り付けられるリーフスプリングであつ
    て、一方の前記端部のアイは該アイ内にその軸線
    方向に配置されたスリーブと、該スリーブを前記
    アイ内に、スリーブの中心がアイの中心からアク
    スルハウジングの方へ偏心するように保持する弾
    性体であつて前記アイ内で前記スリーブの水平方
    向の両側に大きさの異なる空間を形成する弾性体
    とを備える、リーフスプリング。
JP16171082U 1982-10-27 1982-10-27 リ−フスプリング Granted JPS5967645U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16171082U JPS5967645U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 リ−フスプリング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16171082U JPS5967645U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 リ−フスプリング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5967645U JPS5967645U (ja) 1984-05-08
JPS6212921Y2 true JPS6212921Y2 (ja) 1987-04-03

Family

ID=30355310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16171082U Granted JPS5967645U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 リ−フスプリング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5967645U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100863641B1 (ko) 2006-10-16 2008-10-15 현대자동차주식회사 판스프링 지오메트리를 이용한 자동차용 현가장치의조종특성 제어장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4730716U (ja) * 1971-04-26 1972-12-07
JPS5725025B2 (ja) * 1974-12-27 1982-05-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5725025U (ja) * 1980-07-21 1982-02-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4730716U (ja) * 1971-04-26 1972-12-07
JPS5725025B2 (ja) * 1974-12-27 1982-05-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5967645U (ja) 1984-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6212921Y2 (ja)
JPS5913132Y2 (ja) ストラツトバ−のための支特装置
JPH0130244Y2 (ja)
JPH0313431Y2 (ja)
JPS6010171Y2 (ja) 自動車用スタビライザバ−の取付構造
JPS6187189U (ja)
JPH0259023U (ja)
JPH0529122Y2 (ja)
JPS5923431U (ja) 車両における座席の支持装置
JPS5897008U (ja) リ−フスプリング式懸架装置
JPS6332005Y2 (ja)
JPH0628321Y2 (ja) サスペンシヨン機構におけるブレ−キホ−スブラケツトの固定構造
JPH041010U (ja)
JPS61199409U (ja)
JPS6435107U (ja)
JPH0476506U (ja)
JPS6231503U (ja)
JPH03103805U (ja)
JPS6175303U (ja)
JPS6448378U (ja)
JPS6365506U (ja)
JPH01106305U (ja)
JPH0481809U (ja)
JPS61174312U (ja)
JPH02121409U (ja)