JPH0628014Y2 - 染毛用ブラシ - Google Patents

染毛用ブラシ

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JPH0628014Y2
JPH0628014Y2 JP1988023612U JP2361288U JPH0628014Y2 JP H0628014 Y2 JPH0628014 Y2 JP H0628014Y2 JP 1988023612 U JP1988023612 U JP 1988023612U JP 2361288 U JP2361288 U JP 2361288U JP H0628014 Y2 JPH0628014 Y2 JP H0628014Y2
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JP
Japan
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hair dyeing
holding portion
brush
bristle
height
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JP1988023612U
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JPH01128619U (ja
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正一 青木
鶴雄 三方
れつ子 金村
利之 根本
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は染毛用ブラシに関し、特に操作性に優れた染毛
用ブラシに関する。
〔従来の技術〕
従来の染毛用ブラシを第6図に基づいて説明する。従来
の染毛用ブラシ1は、同図に示した如くハンドル2とブ
リッスル3とからなっている。ハンドル2は、ブリッス
ル3を植毛する基部4と、基部4に連設された略三角形
状を呈する保持部5と、該保持部5の三角形の頂角部か
ら反ブリッスル方向に漸次縮小して連設されたテール部
6とが一体的に形成されている。而して基部4とテール
6間に位置する保持部の側面7は、染毛時に把持し易い
ように緩やかに内側へと湾曲して形成されている。
上記染毛用ブラシ1を使用する場合には、剤が手に付着
することを防止するため、通常、ビニール手袋を併用す
ることが多い。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが手袋を併用する場合、ハンドル2の保持部5の
側面7を指で把持して使用しようとすると側面7が湾曲
しているため染毛用ブラシ1が滑り易く、そのため操作
性が低下し、毛髪の細部を染めるときに微妙な操作に困
難を伴うことが多々あり、時には染毛用ブラシ1を落と
し、衣類を汚すことすらあった。それにも拘らず染毛用
ブラシ1の操作性を向上させるに充分な対応策が未だ採
られておらず、従来から染毛用ブラシ1の操作性の向上
が課題になっていた。
従って本考案の目的は、操作性に優れ、細部を正確且つ
迅速に染毛することのできる染毛用ブラシを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、先端部にブリッスルを植毛した基部を有し、
下端部にテール部を有し、且つ緩やかに内側へ湾曲した
保持部側面を有する三角形状の保持部からなるハンドル
を備えた染毛用ブラシにおいて、上記ハンドルの上記保
持部側面に頂面を有する突起を複数個設け、該突起の上
記ブリッスル側の側面の延長面と該ブリッスルの植毛基
面の延長面とのなす角を鋭角となすか若しくは2つの上
記延長面を平行となし、且つ上記側面と上記頂面とのな
す角を鋭角となし、また、上記突起の高さを0.5〜
1.5mmとなし、更に上記保持部にその縁取りをするフ
レーム部を形成し、該フレーム部の内側を凹陥部となし
且つ該凹陥部に複数本の線状突起を形成し、上記凹陥部
からの上記フレーム部の高さを0.5〜3.0mmとな
し、上記線状突起の高さを0.3〜1.0mmとなしたこ
とを特徴とする染毛用ブラシを提供することによって上
記目的を達成することができた。
〔作用〕
本考案の染毛用ブラシは、該染毛用ブラシを使用する際
その保持部両側面を把持してもその両側面に設けられた
突起により指の滑りが阻止されて染毛を正確且つ迅速に
行うことができる。
〔実施例〕
以下第1図乃至第5図に示す実施例に基づいて、従来と
同一又は相当部分には同一符号を付してその説明を省略
し、本考案の特徴を中心に説明する。
本実施例の染毛用ブラシ1の保持部5の両側面7,7に
は突起8が所定間隔に複数個設けられ、該突起8が指の
滑りを防止する役割を果たすようになされている。そこ
で該突起8を拡大して示したものが第2図である。突起
8は、同図から明らかなように指の当接する突起の頂面
8aが保持部5の成す曲面に沿って略等間隔に形成され
ている。
また、該突起8の植毛基面4a側にある側面8bと、該
植毛基面4aとの各延長面とはそれぞれ平行するか、あ
るいは同図の如く鋭角Θを成すよう形成されている。
鋭角Θを成す場合、該鋭角Θは45°未満であるこ
とが好ましく、望ましくは5〜30°の範囲であること
が好ましい。45°以上にすると剤が側面8bと突起
8,8間の凹所に形成された底面9の挟む角度が鋭くな
って剤が付着し易くなるからである。
更に突起の頂面8aと側面8bとの成す角Θは鋭角に
形成されており、その角Θは45°〜75°の範囲に
あることが好ましい。45°未満であると手に痛みを与
え、75°を超えると滑り易くなるからである。
また突起8,8間の凹所の底面9は植毛基面4aに略垂
直に形成されており、底面9から突起の頂面8aまでの
高さhは0.5mm〜1.5mmの範囲になしてある。0.5mm未満
では滑り易くなり、1.5mm以上では剤が付着した場合
に、洗浄しにくくなるからである。
ハンドル保持部5には縁取りをするフレーム部10が形
成されており、その側面には上述した突起8が形成され
ている。
該フレーム部10の内側は、保持部5の凹陥部として形
成され、凹陥部からのフレーム部10の高さは0.5mm〜
3.0mmの範囲になしてあり、0.5mm未満であると滑り易く
なり、3.0mm以上であると却って操作上の邪魔になるか
らである。またフレーム部10の幅は0.5mm〜2.0mmの範
囲にあることが好ましい。0.5mm未満では滑り易く、2.0
mm以上では邪魔になるからである。
また保持部5の凹陥部には線状の突起11が植毛基面4
aに平行して略等間隔に複数形成されている。該線状突
起11の高さは通常フレーム部10の高さよりも低く形
成され、0.3mm〜1.0mmの範囲になしてあり、その幅は0.
5mm〜1.5mmの範囲が好ましい。これらの範囲を逸脱する
と上記フレーム部と同様、滑り易くなったり、あるいは
邪魔になったりして操作上好ましくないからである。
尚、ハンドル2を造る材質としてはポリプロピレン(P
P)、ポリ塩化ビニール(PVC)、ABS、及びアイ
オノマーなどの合成樹脂が好ましく、その他、木、金
属、セラミックスなどを用いることもできる。
一方、本実施例に用いられるブリッスル3には、例えば
ナイロン、ポリエステル及びポリプロピレンなどが用い
られ、中でもナイロンが優れているが、特にこれらの材
質に限定されるものではない。
また、ブリッスル3は、形状が特に限定されるものでは
ないが、その機能上、ウェーブを有するものが優れてい
る。その太さは、120μ〜240μの範囲にあること
が好ましく、120μ未満であると軟らかすぎ、240
μを超えると硬すぎて地肌に痛みを与えるからである。
長さは15mm〜25mmの範囲にあることが好ましく、1
5mm未満であると地肌に痛みを与え、25mmを超えると
髪に絡みつく虞れがあるからである。使用本数は、40
〜140本/孔の範囲にあることが好ましく、40本/
孔未満であるとブリッスル3間に介在する剤が取りにく
くなり、140本/孔を超えると剤を含ませにくくなっ
て塗りにくくなる虞れがあるからである。更にブリッス
ル3は、植毛基面4aに1〜3列の範囲で植毛、就中、
千鳥状に植毛することが好ましい。
また、第2の実施例は、図示しないが上記実施例によっ
て説明した染毛用ブラシ1において保持部の側面7にお
ける突起8の側面8bが植毛基面4aに対して平行する
もので、該染毛用ブラシ1も上記実施例と同様の効果を
奏する。
第3図は本考案の第3の実施例を示す図で、同図は第1
図に相当するものである。本実施例では、保持部5の凹
陥部に形成された線状の突起11が、保持部5の略中央
を中心に同心円状に複数形成されていることに特徴を有
し、他は上記実施例に準じて形成されている。このよう
に保持部5内部の突起11を同心円状に形成することに
よって指を当て易くし、操作性をより向上させている。
また第4図〜第5図は本考案の第4〜第5の実施例を示
すもので、これら各実施例の染毛用ブラシ1も第3の実
施例と同様、第1、第2の実施例とは保持部5の凹陥部
に形成された線状突起11の形状を異にするもので、こ
れら各実施例によっても操作上の利便が得られる。特
に、第4の実施例は第4図に示した如く、突起11が植
毛基面4aに向かう円弧状に複数形成されたものであ
り、また第5の実施例は第5図に示した如く、線状突起
11が植毛基面4aに対して傾斜した直線として形成さ
れたものである。
以上説明した如く、上記各実施例はいずれも滑り止め作
用及び操作性に優れた効果を奏している。
尚、保持部5を形成する平面部分は染毛用ブラシの機能
上ハンドル2の長さの略2/3程度に形成されていると
良い。
また、ハンドル2の長さは通常110〜140mm、幅は
30〜50mmの範囲が操作上好ましい。
〔考案の効果〕
本考案の染毛用ブラシは、染毛時における操作性に優
れ、細部を正確且迅速に染毛することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の染毛用ブラシの一実施例を示す平面
図、第2図は第1図に示した染毛用ブラシの要部を拡大
して示す図、第3図は第3の実施例の染毛用ブラシを示
す平面図、第4図は第4の実施例の染毛用ブラシを示す
平面図、第5図は第5の実施例の染毛用ブラシを示す平
面図、第6図は従来の染毛用ブラシを示す平面図であ
る。 1:染毛用ブラシ、2:ハンドル 3:ブリッスル、4a:植毛基面 5:保持部、7:保持部周辺部 8:突起、8a:頂面 8b:側面 10:フレーム部、11:線状突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 根本 利之 東京都保谷市柳沢5―2―13―303 (56)参考文献 実開 昭56−174539(JP,U) 実開 昭54−61769(JP,U) 実開 昭54−95567(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部にブリッスルを植毛した基部を有
    し、下端部にテール部を有し、且つ緩やかに内側へ湾曲
    した保持部側面を有する三角形状の保持部からなるハン
    ドルを備えた染毛用ブラシにおいて、上記ハンドルの上
    記保持部側面に頂面を有する突起を複数個設け、該突起
    の上記ブリッスル側の側面の延長面と該ブリッスルの植
    毛基面の延長面とのなす角を鋭角となすか若しくは2つ
    の上記延長面を平行となし、且つ上記側面と上記頂面と
    のなす角を鋭角となし、また、上記突起の高さを0.5
    〜1.5mmとなし、更に上記保持部にその縁取りをする
    フレーム部を形成し、該フレーム部の内側を凹陥部とな
    し且つ該凹陥部に複数本の線状突起を形成し、上記凹陥
    部からの上記フレーム部の高さを0.5〜3.0mmとな
    し、上記線状突起の高さを0.3〜1.0mmとなしたこ
    とを特徴とする染毛用ブラシ。
JP1988023612U 1988-02-24 1988-02-24 染毛用ブラシ Expired - Lifetime JPH0628014Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988023612U JPH0628014Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24 染毛用ブラシ

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JP1988023612U JPH0628014Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24 染毛用ブラシ

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Publication Number Publication Date
JPH01128619U JPH01128619U (ja) 1989-09-01
JPH0628014Y2 true JPH0628014Y2 (ja) 1994-08-03

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ID=31242749

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JP1988023612U Expired - Lifetime JPH0628014Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24 染毛用ブラシ

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