JPH0627961B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH0627961B2
JPH0627961B2 JP58026664A JP2666483A JPH0627961B2 JP H0627961 B2 JPH0627961 B2 JP H0627961B2 JP 58026664 A JP58026664 A JP 58026664A JP 2666483 A JP2666483 A JP 2666483A JP H0627961 B2 JPH0627961 B2 JP H0627961B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写機、印刷機、フアクシミリ又は複合事務記
録装置等の画像記録装置に関し、特に熱的制御を行う画
像記録装置に関する。
この種の画像記録装置には、画像を記録する際に熱を有
効利用するため適切な温度制御が行なわれている。通常
この対象となるのは粉体像等を加熱定着する定着装置で
あり、一般的には加熱源を内蔵する定着ローラが代表的
なものである。
以下、熱定着装置を使用した装置について説明する。
一般に、メインスイツチが投入されると装置は作動開始
するが、同時に熱定着装置内に電力が供給され、熱定着
装置が予め定められた温度になるよう温調制御される。
この時、熱定着装置は160゜〜200゜程度の高温に維持さ
れるため、画像記録装置内もこれに伴つて70゜以上に昇
温してしまう。画像記録装置内にある各部材、例えば記
録用現像剤、記録紙、各種のプロセスユニット、電気部
品及び機械部品等はこの昇温により加熱され誤動作を起
こすような状態になつてしまう。
このような問題を解決するため、この昇温を冷却フアン
(吸引、排出等)によつて抑制することが行われてい
る。しかしながら、冷却フアンの回転による騒音は、周
囲の人々に違和感を与え、特に記録装置で画像記録して
いない時(即ち、スタンバイ時)の悪影響は大きかつ
た。
これに着目して、騒音を発生しないように冷却フアン
と、定着ヒータの両方の作動を単に停止してしまうとい
う提案が特開昭56−92559号公報に記載されている。
これは極めて単純な考え方であり、音の発生を根本的に
断つと共に熱発生源である定着ヒータへの通電を断つと
いつた、短絡的思想である。しかもこの公報に挙がつて
いる例では、1分程度の騒音は無視しており30秒間画
像形成しないと定着ヒータへの通電を停止してしまうも
のである。
しかし、この公報に記載の方法を採用すると、冷却フア
ンによる騒音はある程度しか防止できない。又、冷却フ
アン停止にとつて必要不可欠とされている定着ヒータ通
電停止により停止後の画像記録における定着処理(即
ち、定着モード)では、定着可能温度に復帰するまでの
ウエイトタイムが長くなつてしまうものであつた。
本発明は上記のような不都合を解決するためのもので、
不都合のある騒音を適切に防止し、安定した定着性を維
持できると共に熱及び電力の有効利用を達成できる画像
記録装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、騒音を発する空冷
手段の作動停止時に定着器への通電状態を継続する手段
を有することを特徴とするものである。
以下、本発明の説明を図面参照しながら説明する。
第1図は本発明が適用できる公知の複写機の概略説明図
で、第2図は本発明を加熱定着装置に適用した実施例の
説明図である。金属円筒上に感光層を設けた感光ドラム
1は、一次帯電器2によつて一様に帯電され、次いで交
流を印加したACコロナ放電器3により、除電すると同時
に、ランプ4で原画像を照射しこの光像を光学系5を介
して感光層に与える。この事によつて、感光ドラム1の
表面絶縁層上に光像の明暗のパターンに応じて表面電荷
密度の差による静電潜像を形成する。次いで全面露光ラ
ンプ6により、感光層の全面を一様に露光する事により
原画像の明暗に応じて、表面電位に差を生ぜしめコント
ラストの高い静電潜像を形成し、これを現像器7の粉体
現像剤により現像する。カセツト8から供給された転写
材9に転写帯電器10により現像されたトナー像を転写
し、その転写トナー像を定着ローラー11、加圧ローラ
12により熱定着する。ドラムはブレードクリーニング
手段13によりクリーニングされ再使用される。次に第
2図を用いてさらに詳述する。
上記定着ローラ11はアルミ、銅等の熱伝導の良好な材
料から成る中空管14上にシリコーンゴム或はテフロン
(四弗化エチレン樹脂)等の離型性材料15を薄く被覆
したものである。加圧ローラ12は芯金16上に比較的
厚いシリコーンゴム17を被覆したもので、定着ローラ
11に圧接する。Hは定着ローラ11の中央部、長手方
向に設けられたヒータであり、後述する温度検知部材1
9と公知の温度制御手段20によつてその発熱が制御さ
れ定着ローラ表面を所定の温度に加熱する。この所定温
度は定着可能な温度又は待機中の設定温度等である。1
8はトナー像Tを担持する紙Pを定着部へ搬送ガイドす
るための入口ガイドである。21は、ジ・メチル・シリ
コンオイル、メチルフエニールシリコンオイル、フルオ
ロシリコンオイル等のオフセツト防止液22を貯蓄する
貯蓄槽である。オフセツト防止液22は、毛細管現象に
よりノーメツクスフエルト、テフロンフエルト、羊毛フ
エルト等のフエルト23を伝導してノーメツクス布、テ
フロン布、スポンジ等の耐熱液保有部材24内に吸収保
持される。このオフセツト防止液はオイル塗布器25に
よつて定着ローラ11の表面に微量塗布される。このオ
イル塗布器25は装置内に保持され開口部22′を有し
て液を保有する容器26と、この開口部22′から突出
した袋状部と容器26の内側に接着する部分とを有し、
微細連続多孔質の耐熱性樹脂膜27と、この耐熱性樹脂膜
27の内側であつて円筒状のこの膜の孔径、気孔率より
も大きい孔径、気孔率の微細連続多孔質の耐熱性樹脂の
弾性チユーブ28を有している。又、この弾性チユーブ
28の周面は膜27を介して容器26の開口部22′を
塞いでおり、これによつて開口部22′から樹脂チユー
ブに至るオフセツト防止液の量を規制している。又弾性
チユーブ28はその弾性によつてこの開口を常時塞いで
いる。さらにこの開口部22′から突出している膜27
は、その内面がチユーブ28に密着しており、その形状
がチユーブ28によつて保持され、さらに定着ローラ1
1と接触する部分以外の外表面は塗布材料29によつて
その多孔質部が塞がれている。
従つてオフセツト防止液22は上記フエルト23を伝導
した後容器26の開口部22′に微量蓄積され、その
後、チユーブ28内にさらに微量蓄積される。次に液2
2はチユーブ28、膜27夫々の微細連続孔を介するこ
とでより微量に規制されローラ表面に至る。
温度検知部材19は感温素子30をスポンジやウレタン
等の弾性保持体32の一面側に設けこれらの表面を耐熱
離型性の薄い樹脂シート(例えばカプトンテープ)31
で覆つたものである。従つて感温素子30はこの樹脂シ
ート31を介して不図示の加圧手段による弾性力で定着ロ
ーラ11の表面に当接している。この当接位置はローラ
の回転方向に関して上記オイル塗布器25より下流域で
あり、定着ローラ11と加圧ローラ12の圧接部より上
流域である。又、定着ローラの表面にはその回転方向に
関し圧接部から順に分離爪42、クリーニング部材3
5、メータリング弾性ブレード34が当接されている。
このクリーニング部材35をローラ長手方向全体であつ
て圧接部近くに設けることで、オフセツトしたトナーを
比較的溶融した状態で確実にクリーニングできる。メー
タリング弾性ブレード34をオイル塗布器25よりロー
ラ回転方向に関して上流域のローラ長手方向全体に設け
ることで、上記部分40によるオイル塗布量が徐々に増
加するのを防止でき、部分40によるローラ表面領域4
4でのオフセット発生率を離型性向上によつて大幅に防
止できる。
38は定着ローラ11の長手方向を覆い、上記ローラ周
面部に設けられた各部材を覆う断熱カバーで、その一端
が紙Pの進入側で上部案内板を兼用している。加圧ロー
ラ12の周面にはそのローラ長手方向全体に当接するク
リーニングフエルト33と分離爪43が配設されてい
る。36,37 は排紙ローラで、加熱定着処理された紙Pを
装置外(又は両面複写時は装置内)のトレーに積載す
る。尚39は加圧ローラの長手方向にわたつて設けられ
た断熱カバーである。
次に制御ブロツクを用いて、本実施例の特徴を説明す
る。
40は臨時待機制御手段の臨時待機モードを検知する検
知部で、装置内の他の手段からの自動信号A又は操作者
による選択によつて発生する信号Bを検知する。41は
温度制御手段20の設定温度を少なくとも第1の設定温
度と第1設定温度より低い第2の設定温度とに可変設定
する選択手段と、装置内の高温気体を排出又は室温或い
は装置内より低温の気体を装着内へ吸引するためのフア
ン44の回転を制御する手段を有する制御部である。制
御部41は上記検知部からの信号A(又はB)を受信し
ない通常時は、温度制御手段20の設定温度を第1設定
温度に設定し、フアン42の駆動モータMを作動させて
いる。ただし、第1設定温度に達していない低温時はフ
アン44の回転は停止されている。
又、臨時待機モードが検知(又は選択)されると、制御
部41は温度制御手段20の設定温度を第2設定温度に
設定し、フアン44の駆動モータMを停止状態に維持す
る。これによつて臨時待機モード時は騒音がなく、次に
生じるであろう画像形成モードやスタンバイモード等に
(信号Rのリセツト信号等で)際しても、(第2設定温
度から所定の設定温度に変更しても)速やかに必要な温
度に達することができる。尚45はフイルターである。
この臨時待機モードは、節電の効果もあるため節電モー
ドと併用して作動するようにしても良いが、ヒータオ
フ、フアンオフの節電モードとは別に設ける方が良い。
又臨時待機モードを操作者が操作できるスイツチにより
作動させれば、必要に応じることができるので装置の配
置場所の選択範囲が広がる。
次に第3図、第4図を用いて具体的な装置例を示す。
図中R1〜R10は抵抗、TH1はサーミスタ、D1〜D2はダイオ
ード、Q1〜Q2はコンパレータ、Q3はトランジスタ、Q4は
SSR、T1は電源トランス、K1はリレー、46へDC電源回
路、47はヒータ、48は排熱フアン、49は節電スイ
ツチ、51は温度フユーズ、50はメインスイツチであ
る。
メインスイツチ50が投入されると定電器の熱源である
ヒータ47に温度フユーズ51とヒータのドライバーで
あるSSR Q4を介して電源が印加されるよう構成されてい
るものであり節電スイツチが入力されていない場合にお
いてはリレーK1が励磁されておらずリレーK1の接点であ
るK1-1を介して排熱フアン48が駆動されている。また
定着器の温度はサーミスタTH1によつて検出されるよう
に構成されており定着器の温度は抵抗R4とサーミスタTH
1、抵抗R7とR8のブリツジ回路及びコンパレータQ1によ
つて定着器のヒータをコントロールするものであり定着
器の温度が設定温度T1より低い場合はコンパレータQ1の
出力が“H”レベルになり抵抗R10、ダイオードD1、抵
抗R9を介してトランジスタQ3をONしヒータドライバー用
のSSR Q4をONしヒータ47に電力を供給するものであり
また設定温度T1以上に加熱された場合はコンパレータQ1
の出力がLレベルになりヒータドライバー用のSSR Q4を
オフすることによつてヒータ47への電力の供給を停止
するものでコンパレータQ1によつて定着器の温度を設定
温度T1にコントロールするものである。また節電入力ス
イツチ49が入力されるとリレーK1が励磁されリレーK1
の接点K1-1によつて排熱フアン48の通電が停止され
る。またリレーK1の接点K1-2によつてコンパレータQ1の
出力を“L”レベルに保持され定着器の温度はT1より低
く設定されている設定温度T2となるように抵抗R4とサー
ミスタTH1、抵抗R5,R6のブリツジ回路及びコンパレータ
Q2によつて定着器の温度を設定温度T2となるようにコン
トロールするものであり、定着器の温度が設定温度T2よ
り低い場合はコンパレータQ2の出力の“H”レベルにな
りダイオードD2、抵抗9を介してトランジスタQ3をONし
ヒータドライバー用のSSR Q4をONしヒータ47に電力を
供給するものでありまた設定温度T2以上に加熱された場
合はコンパレータQ2の出力が“L”レベルになりヒータ
ドライバー用のSSR Q4をOFFすることによつてヒータ4
8への電力の供給を停止し、コンパレータQ2によつて定
着器の温度を設定温度T2にコントロールするものであ
る。
第4図は定着器の設定温度の時間軸に対する変化を示し
たもので、時間軸は簡単にするため、メインスイツチを
オンしてから装置本体のモードが立上りモード、スタン
バイモード、節電モード、定着モードの順に変化した場
合を示している。又温度軸には、設定温度T1,T2,T3(T2
<T1<T3)が示してある。
さて、第4図においてメインスイツチがオンされると定
着ローラ表面は加熱開始されると共にウエイト表示ラン
プがオンされる。この時から装置は立上りモードにな
る。この立上りモードにおける温調方法は種々のものが
あるが、ここでの説明は省略する。
この後定着ローラ表面温度が通常の設定温度T1に達する
と、ウエイト解除信号が発せられる。この時から装置は
スタンバイモードとなり、定着ローラ表面が設定温度T1
に温調される。このスタンバイモード中に節電信号が入
力されると、装置は節電モードになり設定温度T1より低
い設定温度T2を基準とする温調が行なわれる。
この節電モードでは排熱フアン等の騒音を発生する部材
の作動を停止し、騒音の発生を停止させる。依つて節電
モードでは騒音がなく又、スタンバイモードや定着モー
ドの状態へ定着装置がすぐに復帰できる状態に維持され
る。
この節電モード時にコピースイツチや節電オフ等の解除
信号が入力されると節電モードは解除され、設定温度T2
より高い設定温度T1を基準とする温調が行なわれる。こ
こではコピースイツチにより定着モードに切換えられた
時を示している。節電モードから定着モードへ切換わる
と、定着ローラへの通電が設定温度T1(又は設定温度
T3)になるまで継続される。従つて定着モードに復帰す
るまでに要する時間は従来よりはるかに短縮される。
この短縮度は設定温度T2と設定温度T1(又はT3)との差
によつて多少変化するが、従来の約1/2〜1/30程度に短
縮でき、複写機のようにコピーオンから定着装置での定
着まで所定時間要する画像形成装置ではこの時間を考慮
すれば、みかけ上可及的に短縮できる。
ここで節電モードのような臨時待機モードでの設定温度
T2について第5図を用いながら、より適切な条件を挙げ
て説明する。
第5図中、実線で示した曲線は設定温度T2から設定温度
T1に上昇復帰するまでの時間と設定温度T2との関係を表
わし、破線で示した曲線は画像形成装置内にある部品の
熱的耐久力と設定温度T2との関係を表わしている。横軸
のTRTは室温を示し、Tsafeは排熱フアンを用いない条件
で画像形成装置内の部品熱的耐久力がほぼ室温時と同等
で維持できる限界温度を示している。この温度Tsafe
定着性が不良又は定着不能となる温度である。
設定温度T2が0.3T1より小さいと、復帰時間は長くか
かるだけでなく、サーミスタ等の温度検知部材の熱的応
答性が遅く、設定温度T1に達した際のオーバーシユート
現象が生じて好ましくない。
設定温度T2がTsafeより大きいと、部品の熱的耐久力が
大きく変化し始め、この状態が長く続くと排熱フアンの
ような空冷手段を作動させる必要が生じてくる。尚、図
中のS0は部品の耐久限界を示している。この温度Tsafe
は比較的長い間、定着器が設定温度Tsafeで維持された
場合でも部品に対して悪影響を与えない温度で、設定温
度T1の0.9倍に相当する。尚S0は部品の熱的耐久力が
極度に変化し始める変異点であり、温度Tsafeはこの変
異点S0を考慮しても正当性あるものである。
依つて、設定温度T2は0.3T1≦T2≦Tsafeの範囲であ
ることが好ましい範囲である。さらに復帰時間を考慮す
れば温度Tsafeに近い温度に設定することが好ましく、T
2=Tsafeが最近である。例えば設定温度T1が185度に
対して、設定温度T2が145度乃至155度の範囲内で
あるものが実用的な例である。
以上説明したように、本発明は所定モードの第1設定温
度より低い第2設定温度が選択されるのと同期して騒音
発生部材の騒音を停止せしめるようにしたので、画像形
成装置からの騒音がなく且つ省電力と所定モードに復帰
するのに要する時間が大幅に短縮できるといつた、合理
的且つ実用的な画像形成装置が提供される。
上記実施例では、画像形成装置が待機中に節電モードの
如き臨時待機モードに変更できるように構成し、この臨
時待機モード時に定着装置の温調を定着時の設定温度T3
より低い設定温度に基いて行なうと共に騒音発生部材の
作動を停止して騒音を防止しているので、消費電力を削
減できる。又、定着時の設定温度T3に復帰する際に要す
る時間も大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される画像形成装置の概要説明
図、第2図は本発明の実施例の要部説明図、第3図は本
発明の実施例の回路図、第4図は本発明を適用した実施
例における定着ローラ表面温度変化の説明図、第5図は
本発明の実施例における設定温度T2の説明図である。 11……定着ローラ 20……温度制御手段 30……感温素子 40……検知部 41……選択手段 44……フアン H,47……ヒータ K1……リレー T1,T2,T3……設定温度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−113058(JP,A) 特開 昭50−67143(JP,A) 特開 昭55−130552(JP,A) 特開 昭58−24173(JP,A) 特開 昭59−100463(JP,A) 特開 昭58−194048(JP,A) 実開 昭52−66444(JP,U) 実開 昭59−17461(JP,U) 実開 昭57−160170(JP,U) 実開 昭59−114563(JP,U) 特公 昭63−11670(JP,B2) 特公 平1−23145(JP,B2) 特公 平2−16514(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータにより加熱される加熱定着部材と、
    この加熱部材の温度を検知する温度検知素子と、この温
    度検知素子の検知温度が所定温度となるようにヒータへ
    の通電を制御する通電制御手段と、装置内の昇温を防止
    する冷却ファンと、を有する画像記録装置において、 上記通電制御手段は、定着温度、定着温度より低い第1
    設定温度、第1設定温度より低い第2設定温度、のいず
    れかに温調し、定着温度及び第1設定温度での温度時は
    上記冷却ファンを駆動し、第2設定温度での温調時は冷
    却ファンを停止することを特徴とする画像記録装置。
JP58026664A 1983-02-18 1983-02-18 画像記録装置 Expired - Lifetime JPH0627961B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58026664A JPH0627961B2 (ja) 1983-02-18 1983-02-18 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58026664A JPH0627961B2 (ja) 1983-02-18 1983-02-18 画像記録装置

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Publication Number Publication Date
JPS59152475A JPS59152475A (ja) 1984-08-31
JPH0627961B2 true JPH0627961B2 (ja) 1994-04-13

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ID=12199670

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58026664A Expired - Lifetime JPH0627961B2 (ja) 1983-02-18 1983-02-18 画像記録装置

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