JPH06277175A - ケーブル案内用チャネルを少なくとも１つ備えたガイドチューブ - Google Patents
ケーブル案内用チャネルを少なくとも１つ備えたガイドチューブInfo
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- JPH06277175A JPH06277175A JP5155069A JP15506993A JPH06277175A JP H06277175 A JPH06277175 A JP H06277175A JP 5155069 A JP5155069 A JP 5155069A JP 15506993 A JP15506993 A JP 15506993A JP H06277175 A JPH06277175 A JP H06277175A
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- Japan
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- guide tube
- pull wire
- inner cylindrical
- channel
- cable
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C1/00—Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
- F16C1/26—Construction of guiding-sheathings or guiding-tubes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N5/00—Radiation therapy
- A61N5/10—X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
- A61N5/1001—X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy using radiation sources introduced into or applied onto the body; brachytherapy
- A61N5/1007—Arrangements or means for the introduction of sources into the body
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61N5/00—Radiation therapy
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- A61N5/1001—X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy using radiation sources introduced into or applied onto the body; brachytherapy
- A61N5/1007—Arrangements or means for the introduction of sources into the body
- A61N2005/1008—Apparatus for temporary insertion of sources, e.g. afterloaders
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Laser Surgery Devices (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ごく僅かな寸法変化も引き起こすことなく、
正確に位置決めすることができるガイドチューブを比較
的安価に提供する。 【構成】 少なくとも１つのケーブルに案内用チャネル
２を内蔵する細長い円筒形シース体（内側及び外側円筒
形部分）３，４を含んでガイドチューブ１を構成する。
プルワイヤ５はガイドチューブ１の同一直径方向平面内
に存在する。シース体３，４は、数個の部分で構成され
てよく、また多数個のチューブが分離可能なあるいは分
離不可能に一体的に形成されていてよい。
正確に位置決めすることができるガイドチューブを比較
的安価に提供する。 【構成】 少なくとも１つのケーブルに案内用チャネル
２を内蔵する細長い円筒形シース体（内側及び外側円筒
形部分）３，４を含んでガイドチューブ１を構成する。
プルワイヤ５はガイドチューブ１の同一直径方向平面内
に存在する。シース体３，４は、数個の部分で構成され
てよく、また多数個のチューブが分離可能なあるいは分
離不可能に一体的に形成されていてよい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はケーブルを案内するため
の少なくとも１つのチャネルを有するガイドチューブに
関し、特に該ケーブルの一端に患者の身体の一部の局部
治療用の要素を有し、該要素がケーブルによりガイドチ
ューブを通って輸送されるよう構成するとともに、ガイ
ドチューブが細長い円筒形のボデーを有し該ボデーの中
にプルワイヤが組み込まれてなるガイドチューブに関す
る。
の少なくとも１つのチャネルを有するガイドチューブに
関し、特に該ケーブルの一端に患者の身体の一部の局部
治療用の要素を有し、該要素がケーブルによりガイドチ
ューブを通って輸送されるよう構成するとともに、ガイ
ドチューブが細長い円筒形のボデーを有し該ボデーの中
にプルワイヤが組み込まれてなるガイドチューブに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】そのようなガイドチューブがＥＰ−Ａ−
０２５４３５１に開示されていて、該ガイドチューブ
は、隣接する巻線からなり合成プラスチック製シースで
包囲した螺旋形のばねでできている。このようなガイド
チューブは、制御要素あるいは放射源を患者の身体の一
部において安全な位置から予め精密に定めた位置へケー
ブルによって輸送するために用いられる。例えば引張り
力の結果としてガイドチューブの長さが変化し、ケーブ
ルの前端にとりつけた放射源がもはや予め定めた所望の
位置に精密に到達することができなくなるということが
ないように、合成プラスチック製シース内で螺旋形ばね
の外側に沿ってプルワイヤを配置し、該プルワイヤの一
端をガイドチューブの一端のコネクタに接続する。この
ようにして、ガイドチューブがその長さ方向に引きのば
されることがないようにする。もしガイドチューブが多
数の曲がりあるいはループの中に置かれると、プルワイ
ヤは内部の曲がりの中に存在しようとする傾向をもつ。
これは、プルワイヤは短くはあるけれどもガイドチュー
ブのセンタラインから離れて位置するので、非転倒プル
ワイヤの場合そのセンタラインの長さが螺旋ばねの偏っ
た弧状伸びによって若干長くなることを意味する。これ
はごく僅かな寸法変化を引き起こすにすぎないけれど
も、案内されるケーブルの端部にとりつけた要素の正確
な位置決めをしたい場合には望ましくない。さらにま
た、その構造と構成部分からみて、公知のガイドチュー
ブは比較的高価である。
０２５４３５１に開示されていて、該ガイドチューブ
は、隣接する巻線からなり合成プラスチック製シースで
包囲した螺旋形のばねでできている。このようなガイド
チューブは、制御要素あるいは放射源を患者の身体の一
部において安全な位置から予め精密に定めた位置へケー
ブルによって輸送するために用いられる。例えば引張り
力の結果としてガイドチューブの長さが変化し、ケーブ
ルの前端にとりつけた放射源がもはや予め定めた所望の
位置に精密に到達することができなくなるということが
ないように、合成プラスチック製シース内で螺旋形ばね
の外側に沿ってプルワイヤを配置し、該プルワイヤの一
端をガイドチューブの一端のコネクタに接続する。この
ようにして、ガイドチューブがその長さ方向に引きのば
されることがないようにする。もしガイドチューブが多
数の曲がりあるいはループの中に置かれると、プルワイ
ヤは内部の曲がりの中に存在しようとする傾向をもつ。
これは、プルワイヤは短くはあるけれどもガイドチュー
ブのセンタラインから離れて位置するので、非転倒プル
ワイヤの場合そのセンタラインの長さが螺旋ばねの偏っ
た弧状伸びによって若干長くなることを意味する。これ
はごく僅かな寸法変化を引き起こすにすぎないけれど
も、案内されるケーブルの端部にとりつけた要素の正確
な位置決めをしたい場合には望ましくない。さらにま
た、その構造と構成部分からみて、公知のガイドチュー
ブは比較的高価である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、本明
細書の最初のパラグラフに記載した型のガイドチューブ
であって、上記問題が存在しないような、すなわち、ご
く僅かな寸法変化も引き起こすことなく、正確に位置決
めすることができるガイドチューブを比較的安価に提供
できるようにすることにある。
細書の最初のパラグラフに記載した型のガイドチューブ
であって、上記問題が存在しないような、すなわち、ご
く僅かな寸法変化も引き起こすことなく、正確に位置決
めすることができるガイドチューブを比較的安価に提供
できるようにすることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的は、少なくとも
１つのケーブル案内用チャネルを有し、プルワイヤを組
み込んだ細長い円筒形シース体に、前記サイドチューブ
の実質的に同一直径方向平面に位置する少なくとも２本
のプルワイヤを内蔵させることによって達成される。
１つのケーブル案内用チャネルを有し、プルワイヤを組
み込んだ細長い円筒形シース体に、前記サイドチューブ
の実質的に同一直径方向平面に位置する少なくとも２本
のプルワイヤを内蔵させることによって達成される。
【０００５】
【作用】すなわち、少なくとも２本のプルワイヤをシー
ス体に組み込み、該プルワイヤを実質的にガイドチュー
ブの直径方向平面内に位置させることによって、一方で
は公知のガイドチューブの場合と同様にガイドチューブ
が引きのばされることがないように保護するとともに、
他方ではガイドチューブが曲がりやループ内に置かれた
ときにチャネルのセンタラインが相対的に延伸しないよ
うに保護する。直径方向に対向する２本のプルワイヤ
は、該２本のプルワイヤの他にガイドチューブのチャネ
ルのセンタラインを含む好ましい曲がり面を画定し、ガ
イドチューブが曲げられたときに、該曲がり面内に位置
するチャネルのセンタラインの長さを不変かつプルワイ
ヤの長さと等長に保つ。このようにして、一方向に好ま
しく曲がりかつそれに垂直な面内では特に撓みにくいガ
イドチューブが得られる。
ス体に組み込み、該プルワイヤを実質的にガイドチュー
ブの直径方向平面内に位置させることによって、一方で
は公知のガイドチューブの場合と同様にガイドチューブ
が引きのばされることがないように保護するとともに、
他方ではガイドチューブが曲がりやループ内に置かれた
ときにチャネルのセンタラインが相対的に延伸しないよ
うに保護する。直径方向に対向する２本のプルワイヤ
は、該２本のプルワイヤの他にガイドチューブのチャネ
ルのセンタラインを含む好ましい曲がり面を画定し、ガ
イドチューブが曲げられたときに、該曲がり面内に位置
するチャネルのセンタラインの長さを不変かつプルワイ
ヤの長さと等長に保つ。このようにして、一方向に好ま
しく曲がりかつそれに垂直な面内では特に撓みにくいガ
イドチューブが得られる。
【０００６】さらにまた、そのようなガイドチューブ
は、例えば押し出し成型によって、製造が比較的簡単で
安価となる。もし、ガイドチューブを公知のガイドチュ
ーブ同様に２つの同心状円筒形部分からなるそのシース
体からスタートするものとすると、本発明の実施例によ
れば内側の円筒形部分は低摩擦性の硬質耐摩耗性材料に
よって作られ、外側の円筒形部分はじん性を有する高い
耐キンク性材料によって作られる。このようにして、治
療要素を備えたケーブルのための保護要素ならびに輸送
ガイドとしてのガイドチューブの機能をできるだけ信頼
できるようにすることができる結合性能が得られる。
は、例えば押し出し成型によって、製造が比較的簡単で
安価となる。もし、ガイドチューブを公知のガイドチュ
ーブ同様に２つの同心状円筒形部分からなるそのシース
体からスタートするものとすると、本発明の実施例によ
れば内側の円筒形部分は低摩擦性の硬質耐摩耗性材料に
よって作られ、外側の円筒形部分はじん性を有する高い
耐キンク性材料によって作られる。このようにして、治
療要素を備えたケーブルのための保護要素ならびに輸送
ガイドとしてのガイドチューブの機能をできるだけ信頼
できるようにすることができる結合性能が得られる。
【０００７】プルワイヤとこれらのワイヤを覆っている
合成材料との間に最適な結合を得るため、本発明のさら
に別の実施例によれば、プルワイヤを内側円筒形部分内
に埋め込むことが好ましい。それと同時に、プルワイヤ
は案内され保護されるケーブルにできるだけ近づける。
そうすることによって伸びによって偏差が生じる機会が
減じられる。
合成材料との間に最適な結合を得るため、本発明のさら
に別の実施例によれば、プルワイヤを内側円筒形部分内
に埋め込むことが好ましい。それと同時に、プルワイヤ
は案内され保護されるケーブルにできるだけ近づける。
そうすることによって伸びによって偏差が生じる機会が
減じられる。
【０００８】局部治療の場合、特定の領域に種々異なる
側から近づけるようにすることが好ましい。その場合、
各々ケーブルを備えた数本のガイドチューブを用いるこ
とができる。本発明のさらに別の実施例によれば、内側
の円筒形部分が、外側の円筒形部分によって少なくとも
互いに結合された少なくとも２つのチャネルを含むよう
にすることが好ましい。
側から近づけるようにすることが好ましい。その場合、
各々ケーブルを備えた数本のガイドチューブを用いるこ
とができる。本発明のさらに別の実施例によれば、内側
の円筒形部分が、外側の円筒形部分によって少なくとも
互いに結合された少なくとも２つのチャネルを含むよう
にすることが好ましい。
【０００９】数個のチャネルを備えた場合、隣接する２
つのチャネルの間に１個のプルワイヤが延在するように
選択することができる。この実施例は、数個のチャネル
を備えたガイドチューブを、例えば、第１の固定結合点
から第２の固定結合点へ延ばすべきときに好ましい。も
し一端に数個のチャネルを備えたガイドチューブを、各
チャネルのための多数個の別々の連結点へ延ばす場合に
は、２つの隣接する内側円筒部分を引き離しあるいは少
なくとも外側円筒部分を切りゆるめることによって、少
なくとも部分的に互いに分離可能にすることが好まし
い。
つのチャネルの間に１個のプルワイヤが延在するように
選択することができる。この実施例は、数個のチャネル
を備えたガイドチューブを、例えば、第１の固定結合点
から第２の固定結合点へ延ばすべきときに好ましい。も
し一端に数個のチャネルを備えたガイドチューブを、各
チャネルのための多数個の別々の連結点へ延ばす場合に
は、２つの隣接する内側円筒部分を引き離しあるいは少
なくとも外側円筒部分を切りゆるめることによって、少
なくとも部分的に互いに分離可能にすることが好まし
い。
【００１０】
【実施例】以下、本発明のガイドチューブを図示する例
示的実施例を参照しつつ説明する。
示的実施例を参照しつつ説明する。
【００１１】図１と図２はセンタチャネル２を備えたガ
イドチューブ１を示しており、該ガイドチューブ１は外
側の円筒形部分３と、内側の円筒形部分４と、該内側円
筒形部分４内に直径方向に対向するように埋め込まれた
２本のプルワイヤ５とからなる。
イドチューブ１を示しており、該ガイドチューブ１は外
側の円筒形部分３と、内側の円筒形部分４と、該内側円
筒形部分４内に直径方向に対向するように埋め込まれた
２本のプルワイヤ５とからなる。
【００１２】内側円筒形部分４はチャネル２を包囲して
おり、ケーブル（図示せず）を最適に案内する目的で低
摩擦係数を有する耐摩耗性の材料で作られることが好ま
しい。従ってこの材料は、実際には、通常キンクに感度
を有する硬質で剛性な合成材料であることを意味する。
ガイドチューブ１におけるキンクはチャネル２の閉塞に
よって予期する治療を妨げるので、キンクに対する感度
を減じるために、外側の円筒形部分３は、耐キンク性が
高く、じん性を有する合成材料で作られる。プルワイヤ
５は、もし信号伝達の可能性を望むならば例えばスチー
ルワイヤあるいは類似のワイヤで作ることが好ましい。
プルワイヤ５が内側円筒形部分４の合成材料内に埋め込
まれた上記のようなガイドチューブは、押し出し成型に
よって比較的簡単な方法で製造することができる。
おり、ケーブル（図示せず）を最適に案内する目的で低
摩擦係数を有する耐摩耗性の材料で作られることが好ま
しい。従ってこの材料は、実際には、通常キンクに感度
を有する硬質で剛性な合成材料であることを意味する。
ガイドチューブ１におけるキンクはチャネル２の閉塞に
よって予期する治療を妨げるので、キンクに対する感度
を減じるために、外側の円筒形部分３は、耐キンク性が
高く、じん性を有する合成材料で作られる。プルワイヤ
５は、もし信号伝達の可能性を望むならば例えばスチー
ルワイヤあるいは類似のワイヤで作ることが好ましい。
プルワイヤ５が内側円筒形部分４の合成材料内に埋め込
まれた上記のようなガイドチューブは、押し出し成型に
よって比較的簡単な方法で製造することができる。
【００１３】プルワイヤ５を直径方向反対側に埋め込ん
で製造されたガイドチューブ１は、第１の方向、すなわ
ち図２で見て図面から上方に向かっては比較的容易に曲
がるが、それに対して垂直な方向、すなわち図２で見て
左右の方向には比較的曲げにくい。このようにしてプル
ワイヤ５が存在する結果として、ガイドチューブ１は、
引っ張り力あるいは圧力がかかっても少なくとも所与の
範囲内では殆どあるいは全く短縮せず、またチューブが
曲がりあるいはループ内に存在するときにはプルワイヤ
５が直径方向に対向している結果としてチャネル２のセ
ンタラインの長さが変化しない。
で製造されたガイドチューブ１は、第１の方向、すなわ
ち図２で見て図面から上方に向かっては比較的容易に曲
がるが、それに対して垂直な方向、すなわち図２で見て
左右の方向には比較的曲げにくい。このようにしてプル
ワイヤ５が存在する結果として、ガイドチューブ１は、
引っ張り力あるいは圧力がかかっても少なくとも所与の
範囲内では殆どあるいは全く短縮せず、またチューブが
曲がりあるいはループ内に存在するときにはプルワイヤ
５が直径方向に対向している結果としてチャネル２のセ
ンタラインの長さが変化しない。
【００１４】図３は２つのチャネル１２を備えたガイド
チューブ１１の横断面を示している。このチャネル１２
は８字型の内側円筒形部分１４によって包囲され、該内
側円筒形部分１４は８字型の外側円筒形部分１３によっ
て包囲されている。本発明に従えば、プルワイヤ１５が
チャネル１２の直径方向に対向位置するが、ここでは２
つのチャネル１２がそれぞれに共通する直径方向の面内
に存在する。この実施例でもまた、それぞれのチャネル
１２がその直径方向に対向する２つのプルワイヤ１５を
含むが、真中のプルワイヤ１５は両チャネル１２につい
て共通なすなわち同一のプルワイヤであることが理解さ
れよう。
チューブ１１の横断面を示している。このチャネル１２
は８字型の内側円筒形部分１４によって包囲され、該内
側円筒形部分１４は８字型の外側円筒形部分１３によっ
て包囲されている。本発明に従えば、プルワイヤ１５が
チャネル１２の直径方向に対向位置するが、ここでは２
つのチャネル１２がそれぞれに共通する直径方向の面内
に存在する。この実施例でもまた、それぞれのチャネル
１２がその直径方向に対向する２つのプルワイヤ１５を
含むが、真中のプルワイヤ１５は両チャネル１２につい
て共通なすなわち同一のプルワイヤであることが理解さ
れよう。
【００１５】図４は３つのチャネル２２を有するガイド
チューブ２１の横断面を示している。各チャネルは独自
の内側円筒形部分２４によって包囲されており、各内側
円筒形部分２４には直径方向に対向する２つのプルワイ
ヤ２５が組み込まれている。３つの内側円筒形部分２４
は共通の外側円筒形部分２３によって一緒に保持されて
いる。このガイドチューブの実施例において、これらチ
ャネル２２は共通の通路を通る単一のガイドチューブと
して取り扱うことができる。しかしもしこれらチャネル
が通路の一部を通って異なるルートに従うのであれば、
このことは外側の円筒形部分２３をある距離だけ引き裂
きあるいはカットすることで可能となる。その結果とし
てプルワイヤ２５を内蔵した各内側円筒形部分２４によ
って画定される各チャネル２２が所望の方法で位置決め
可能となる。
チューブ２１の横断面を示している。各チャネルは独自
の内側円筒形部分２４によって包囲されており、各内側
円筒形部分２４には直径方向に対向する２つのプルワイ
ヤ２５が組み込まれている。３つの内側円筒形部分２４
は共通の外側円筒形部分２３によって一緒に保持されて
いる。このガイドチューブの実施例において、これらチ
ャネル２２は共通の通路を通る単一のガイドチューブと
して取り扱うことができる。しかしもしこれらチャネル
が通路の一部を通って異なるルートに従うのであれば、
このことは外側の円筒形部分２３をある距離だけ引き裂
きあるいはカットすることで可能となる。その結果とし
てプルワイヤ２５を内蔵した各内側円筒形部分２４によ
って画定される各チャネル２２が所望の方法で位置決め
可能となる。
【００１６】本発明の枠内において種々の修正、変更が
可能であることは明かである。例えば、ガイドチューブ
は１つ、２つ、３つ、あるいはそれよりも多くの任意の
数のチャネルを有することができる。さらにまた、内側
と外側の円筒形部分の間にさらにいくつかの円筒形部分
を介在させることができる。例えばもし両部分が互いに
適正に接着しないのであれば、これら両部分に対して良
好に接着するような層、あるいは付加的な保護及び強さ
を与えるために編み金属ワイヤの層を両部分の間に介在
させることができる。実質的に円形の横断面を図示した
が、それらは別の任意の横断面であってもよい。例え
ば、外側円筒形部分の外周は多角形であっても極めて好
適である。
可能であることは明かである。例えば、ガイドチューブ
は１つ、２つ、３つ、あるいはそれよりも多くの任意の
数のチャネルを有することができる。さらにまた、内側
と外側の円筒形部分の間にさらにいくつかの円筒形部分
を介在させることができる。例えばもし両部分が互いに
適正に接着しないのであれば、これら両部分に対して良
好に接着するような層、あるいは付加的な保護及び強さ
を与えるために編み金属ワイヤの層を両部分の間に介在
させることができる。実質的に円形の横断面を図示した
が、それらは別の任意の横断面であってもよい。例え
ば、外側円筒形部分の外周は多角形であっても極めて好
適である。
【００１７】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、本発
明によれば、上述のように構成されているので、ごく僅
かな寸法変化も引き起こすことなく、正確に位置決めす
ることができるガイドチューブを比較的安価に提供する
ことができる。
明によれば、上述のように構成されているので、ごく僅
かな寸法変化も引き起こすことなく、正確に位置決めす
ることができるガイドチューブを比較的安価に提供する
ことができる。
【図１】図１は本発明によるガイドチューブの第１の実
施例の横断面図である。
施例の横断面図である。
【図２】図２は図１のガイドチューブの上面図である。
【図３】図３は本発明によるガイドチューブの第２の実
施例の横断面図である。
施例の横断面図である。
【図４】図４は本発明によるガイドチューブの第３の実
施例の横断面図である。
施例の横断面図である。
１，１１，２１ ガイドチューブ ２，１２，２２ チャネル ３，１２，２３ 外側円筒形部分 ４，１４，２４ 内側円筒形部分 ５，１５，２５ プルワイヤ
Claims (6)
- 【請求項１】 少なくとも１つのケーブル案内用チャネ
ル（２；１２；２２）を有しプルワイヤ（５；１５；２
５）を組み込んだ細長い円筒形シース体（３、４；１
３、１４；２３、２４）が、前記サイドチューブ（２；
１２；２２）の実質的に同一直径方向平面に位置する少
なくとも２本のプルワイヤ（５；１５；２５）を内蔵し
ていることを特徴とするガイドチューブ。 - 【請求項２】 少なくとも２つの同心的円筒形部分より
なるシース体（３、４；１３、１４；２３、２４）を有
する請求項１記載のガイドチューブ（１；１１；２１）
において、前記２つの部分が低摩擦性で硬質の耐摩耗性
材料からなる内側円筒形部分（４；１４；２４）と、高
耐キンク性を有するじん性材料からなる外側円筒形部分
（３；１３；２３）であることを特徴とするガイドチュ
ーブ。 - 【請求項３】 請求項２記載のガイドチューブ（１；１
１；２１）において、前記プルワイヤ（５；１５；２
５）が前記内側円筒形部分（４；１４；２４）内に埋設
されていることを特徴とするガイドチューブ。 - 【請求項４】 請求項２または３記載のガイドチューブ
（１；１１；２１）において、前記内側円筒形部分
（４；１４；２４）が、少なくとも前記外側円筒形部分
（３；１３；２３）によって結合されている少なくとも
２つのチャネル（２；１２；２２）を含むことを特徴と
するガイドチューブ。 - 【請求項５】 請求項４記載のガイドチューブ（１；１
１；２１）において、１つのプルワイヤ（５；１５；２
５）が２つの隣接チャネル（２；１２；２２）の間に延
在していることを特徴とするガイドチューブ。 - 【請求項６】 請求項４記載のガイドチューブ（１；１
１；２１）において、２つの隣接する内側円筒形部分
（４；１４；２４）が、引き離しあるいは少なくとも外
側円筒形部分（３；１３；２３）を切りゆるめることに
よって少なくとも部分的に互いに分離可能であることを
特徴とするガイドチューブ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL9201132 | 1992-06-25 | ||
| NL9201132A NL9201132A (nl) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | Geleidingshuls met ten minste een kanaal voor het geleiden van een kabel. |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06277175A true JPH06277175A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=19860976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5155069A Pending JPH06277175A (ja) | 1992-06-25 | 1993-06-25 | ケーブル案内用チャネルを少なくとも１つ備えたガイドチューブ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5720301A (ja) |
| JP (1) | JPH06277175A (ja) |
| DE (1) | DE4321253C2 (ja) |
| FR (1) | FR2692947B1 (ja) |
| NL (1) | NL9201132A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20170122363A1 (en) * | 2015-11-02 | 2017-05-04 | Hyundai Motor Company | Cable sponge damper for manual transmission and structure for fastening the same |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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