JP2003514633A - 楕円横断面形状ワイヤによって補強されたカテーテル - Google Patents

楕円横断面形状ワイヤによって補強されたカテーテル

Info

Publication number
JP2003514633A
JP2003514633A JP2001539529A JP2001539529A JP2003514633A JP 2003514633 A JP2003514633 A JP 2003514633A JP 2001539529 A JP2001539529 A JP 2001539529A JP 2001539529 A JP2001539529 A JP 2001539529A JP 2003514633 A JP2003514633 A JP 2003514633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
wire
elliptical
main lumen
reinforcing wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001539529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003514633A5 (ja
Inventor
ジェイムズ・エイチ・キム
ブライアン・エム・ストラウス
アール・エイチ・スリー
Original Assignee
マイクロ・セラピューティクス・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=22608067&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2003514633(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by マイクロ・セラピューティクス・インコーポレーテッド filed Critical マイクロ・セラピューティクス・インコーポレーテッド
Publication of JP2003514633A publication Critical patent/JP2003514633A/ja
Publication of JP2003514633A5 publication Critical patent/JP2003514633A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0043Catheters; Hollow probes characterised by structural features
    • A61M25/005Catheters; Hollow probes characterised by structural features with embedded materials for reinforcement, e.g. wires, coils, braids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0043Catheters; Hollow probes characterised by structural features
    • A61M25/005Catheters; Hollow probes characterised by structural features with embedded materials for reinforcement, e.g. wires, coils, braids
    • A61M25/0053Catheters; Hollow probes characterised by structural features with embedded materials for reinforcement, e.g. wires, coils, braids having a variable stiffness along the longitudinal axis, e.g. by varying the pitch of the coil or braid

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 患者の体内に挿入するためのカテーテルが、主管腔を形成する長尺構造によって形成されている。長尺構造には、長さ方向の少なくとも一部に沿って主管腔回りに巻回された楕円形または長円形横断面形状の補強ワイヤが設けられている。一実施形態においては、長尺構造は、単一層から構成され、ワイヤは、この単一層内に埋設されている。他の実施形態においては、長尺構造は、内側層と外側層とから構成され、ワイヤは、内側層の上においてかつ外側層の下において巻回されている。所望のカテーテル特性に応じて、様々な巻回構成やピッチを使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、米国特許法第35条第119項および第365項に基づき、199
9年11月26日付で米国特許商標庁に提出された米国特許予備出願第60/1
67,613号の優先権を主張するものである。この予備出願の内容の全体が、
参考のため、ここに組み込まれる。
【0002】 本発明は、患者の体内の遠隔場所からまた遠隔場所に対して材料を検出および
/または搬送するために使用されるワイヤ補強カテーテルに関するものである。
【0003】
【従来の技術】
ワイヤ補強カテーテルは、当該技術分野において周知である。一般に、ワイヤ
補強カテーテルは、長尺でフレキシブルなチューブ状ボディから構成され、チュ
ーブ状ボディには、このボディの一端から他端までにわたって延在する中央管腔
が形成されている。中央管腔が、両端においてボディ外部と連通する。よって、
カテーテルの先端が患者の体内に埋設されたときには、中央管腔は、生体に対し
ての材料の導入または生体からの材料の導出のためのコンジットを形成する、あ
るいは、患者の体内からのセンサ情報を伝達するためのコンジットを形成する。
【0004】 構造的には、カテーテルのチューブ状ボディは、ポリマーまたは他の材料から
形成され、典型的には、複数層から形成される。ここで特に興味の対象をなす1
つの構成として、巻回補強ワイヤによって内側層を取り囲んだ構造が想定される
。補強ワイヤ上には、外側層が被覆される。これにより、補強ワイヤは、内側層
と外側層との間に介装される。補強ワイヤの巻回ピッチは、カテーテルの長さ方
向における場所によって相違するものとすることができ、これにより、フレキシ
ブルさのプロファイルを所望のものとすることができる。1つまたは複数のワイ
ヤを使用することができ、ワイヤどうしは、互いに同じ向きでもって螺旋状に巻
回することも、また、互いに異なる向きでもって螺旋状に巻回することも、でき
る。また、ワイヤは、カテーテルの長さ方向において、全体にわたって延在する
ことも、また、部分的に延在することも、できる。よって、互いに逆向きに編み
込まれた複数のストランドは、カテーテルの内側層と外側層との間における補強
ワイヤメッシュを形成するものとして捉えることができる。従来技術において使
用されているワイヤは、横断面においては、円形または矩形のいずれかである。
【0005】 従来技術による1つのデバイスは、Cook氏による米国特許明細書第3,924
,632号に開示されている。この文献においては、カテーテル(10)は、例
えばポリエチレンといったようなプラスチック材料からなる内側層(30)およ
び外側層(35)を備えている。これら内側層と外側層との間には、編込ガラス
ファイババンド(40,41,42,43,48,49,50,51)からなる
メッシュが配置されている。このメッシュは、内側層(30)の外周面上におい
て互いに逆向きに螺旋状に巻回された複数のストランドを有している。ストラン
ドの厚さは、0.0127mm(0.0005インチ)とされている。層(30
,35)は、ガラスファイバ製メッシュの隙間を通して、互いに熱融着されてい
る。カテーテル(10)の先端部に最大のフレキシブルさを与えるために、最先
端部においては、端部に対してメッシュ無しチューブ(52)が接合されている
【0006】 Samson氏による米国特許明細書第4,516,972号には、カテーテル(1
1)の内側ライナー(12)と外側層(26)との間に、リボン補強層(16)
を配置することが開示されている。リボンは、様々なピッチでもって内側ライナ
ー(12)上に巻回されている。これにより、基端部(12a)と中間部(12
b)と先端部(12c)との各々が互いに相違するフレキシブルさを示すという
、フレキシブルさに関しての特定のプロファイルが得られている。カテーテル(
11)の先端部においては、最大のフレキシブルさを得るために、リボンが配置
されていない。逆向きに巻回されたリボンからなる2つの層(17,18)を使
用することができる。この場合、第2層が、第1層を被覆するものとされる。リ
ボンをなす材料は、好ましくは、ケブラー(登録商標)とされる。
【0007】 Alston, Jr. 氏他による米国特許明細書第4,425,919号においては、
カテーテル(10)は、内側層(12)と外側層(16)との間に配置されたフ
ラットワイヤ編込体(14)を備えている。内側層(12)は、延伸され予配向
されたポリフッ化ビニリデンまたはナイロン(12)から形成されている。外側
層(16)をなす材料は、放射による殺菌に適しているような、ポリオレフィン
ポリマーあるいはエチルビニルアセテートあるいはポリウレタンとすることがで
きる。フレキシブルな先端部は、内側層およびワイヤ製編込体を超えて、外側層
を延出させることによって、もたらされている。そのため、先端部は、外側層だ
けによって形成されており、よりフレキシブルな構造とされている。
【0008】 Gold氏他による米国特許明細書第5,037,404号においては、カテーテ
ル(10)は、ポリエチレンあるいはナイロンあるいはPVC(ポリ塩化ビニル
)あるいはポリウレタンあるいはシリコーンゴムから形成された内側層(12)
を備えている。内側層(12)は、螺旋状に巻回されたワイヤシース(16)に
よって被覆されている。ワイヤシース(16)は、一対をなす逆回転ワイヤ(1
8,20)を有しており、これらワイヤの相対角度(すなわち、ピッチ)は、様
々な長さ方向部分において所望の捻り特性および長さ方向硬さ特性が得られるよ
うに、変更することができる。長さ方向部分の数は、2つ以上とすることができ
、用途に応じて決定される。長さ方向部分を3つとする場合について、説明され
ている。ワイヤ(18,20)は、編み込むことができる。あるいは、ワイヤ(
18,20)は、一方が他方を覆うように構成することができる。任意の所望の
ワイヤ横断面形状を使用することができ、可能なワイヤ材料には、ステンレスス
チールや、ナイロンや、ニチノール(登録商標)といったような形状記憶合金、
がある。
【0009】 Fearnot 氏他による米国特許明細書第5,069,674号においては、外側
シース(104)と内側チューブ(401)とから構成されたカテーテル(10
0)を補強するために、螺旋状に巻回されたワイヤ(105)を使用することが
開示されている(図4参照)。ワイヤ(105)がなすコイルは、カテーテルの
先端部においてよりフレキシブルな構造が得られるように、カテーテルの先端部
においては、疎に巻回されている。ワイヤ(105)をなす材料は、硬化された
ステンレススチール、あるいは、“他の金属や合金”である。一方、外側シース
(104)をなす材料は、ポリアミドや、フッ素化ポリマーや、テフロン(登録
商標)や、他のコポリマープラスチック、とすることができる。
【0010】 Castaneda 氏他による米国特許明細書第5,279,596号においては、カ
テーテル(10)は、先端部(22)の方が、基端部(14)よりもフレキシブ
ルなものとされている。双方の部分において、支持ワイヤが埋設されている。先
端部におけるワイヤ(28)は、好ましくは、矩形横断面形状のものとされ、ス
テンレススチールから形成される。構造的には、ワイヤ(28)は、内側層(2
6)を同軸的に囲み、被覆外側層(24)の中に埋設されている(図4参照)。
内側層(26)は、PTFEから形成される。一方、外側層(24)は、ナイロ
ンから形成される。先端部(22)と基端部(14)との間におけるフレキシブ
ルさの相違は、適切な材料選択によって得られている。特に、先端部における外
側層をなす材料として、基端部における外側層をなす材料よりも、ショアD硬度
値の小さなもの(40という値が、第3カラム第63行目〜第64行目において
言及されている)を選択することによって、得られている。
【0011】 Truckai 氏他による米国特許明細書第5,176,660号には、Gold特許(
上述)についての考察があり、Gold特許の概念が拡張されている。Truckai 特許
においては、カテーテル(10)には、内側層(12)が設けられており、この
内側層(12)は、ポリエチレンあるいはナイロンあるいはPVC(ポリ塩化ビ
ニル)あるいはポリウレタンあるいはシリコーンゴムから形成される。内側層(
12)上には、チューブ状編込ワイヤシース(16)が形成されている。編込ワ
イヤシース(16)は、スプリングスチール製のフラットなワイヤからなる一対
をなす逆回転螺旋ストランド(18,20)を有している。また、ニチノール(
登録商標)が、第4カラム第40行目において議論されている。図5に示すよう
に、編込ワイヤシース(16)上には、外側層(22)が配置されており、この
外側層(22)は、シースの隙間を通して内側層(12)に対して接合されてい
る。外側層(22)は、内側層と同じ材料から形成されている。ストランド(1
8,20)がなす角度は、第3カラム第17行目〜第19行目および第4カラム
第21行目〜第23行目において議論されているように、物理的特性が場所によ
って相違するよう、カテーテル(10)の様々な場所において変更することがで
きる。この場合の物理的特性は、硬さ/フレキシブルさである。
【0012】 Samson氏による米国特許明細書第5,454,795号、米国特許明細書第5
,695,483号、および、米国特許明細書第5,876,386号には、カ
テーテルのチューブ状ボディ(270)を補強するためにまたフレキシブルさを
制御するために、1つまたは複数の剛直化リボン(274)が使用されているカ
テーテルが開示されている。剛直化リボンは、カテーテルのフレキシブルさに関
するプロファイルを特定の用途に合わせ得るよう、様々なピッチでもって選択的
に付加されているとともに、向きが変更されている(『片側に設ける』あるいは
『左右非対称とする』)。このカテーテルは、剛直化リボンが、内側チューブ状
ライナー(272)と称される内側チューブ状ポリマー層と、外側チューブ状カ
バー(276)と称される外側チューブ状ポリマー層と、の間に介装されるよう
に構成されている。リボンは、矩形横断面形状のものとして説明されており、厚
さは、0.019mm(0.75ミリインチ)〜0.038mm(1.5ミリイ
ンチ)とされ、幅は、0.064mm(2.5ミリインチ)〜0.20mm(8
.0ミリインチ)とされている。これに代えて、リボンをなす材料によっては、
厚さおよび幅を、それぞれ0.013mm(0.5ミリインチ)〜0.025m
m(1.0ミリインチ)とすることが言及されている。両チューブ状ポリマー層
は、適切な接着剤を使用するかどうかは別として、互いに接合し得るような適合
性を有した材質のものとされている。
【0013】 上記すべての従来文献は、参考のため、それらの全体がここに組み込まれる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術においては、使用されている補強ワイヤの横断面形状のために、欠点
を有していることがわかった。すなわち、円形ワイヤを使用した場合には、所望
の硬さ制御が得られないとともに、多くの用途におけるサイズ要求に対して寸法
的に適していない厚さを有したワイヤを使用することとなる。また、矩形横断面
のワイヤは、尖鋭なエッジを有しており、そのため、製造時や使用時に、カテー
テルのチューブ状ボディを損傷する可能性がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
従来技術における難点を解決するため、本発明は、楕円形または長円形の横断
面形状を有した補強ワイヤを備えたカテーテルを提供する。よって、従来技術に
おける矩形補強ワイヤにおける尖鋭エッジに関する潜在的な問題点が、回避され
る。さらに、ワイヤは、横断面形状において円形ではなく、このため、従来技術
よりも優れた機能的性能および寸法的性能をもたらす。
【0016】 本発明においては、主管腔を形成する実質的に長尺の構造を備えたカテーテル
には、長尺構造の少なくとも一部において、螺旋状に巻回された補強ワイヤが設
けられている。この部分は、最先端部とすることも、あるいは、カテーテルの埋
設可能部分とすることも、あるいは、カテーテルの様々な部分とすることも、あ
るいは、カテーテルの全体にわたるものとすることも、できる。長尺構造(チュ
ーブ状ボディ)は、内側層および外側層を備えており、これら内側層および外側
層は、同じ材料から形成することも、また、異なる材料から形成することも、で
きる。これら内側層および外側層の間に、補強ワイヤが螺旋状に巻回される。補
強ワイヤは、楕円形または長円形の横断面形状を有するように選択されている。
これにより、尖鋭エッジが無いことにより、カテーテルの内側層および外側層を
損傷する可能性が低減する。加えて、楕円形または長円形の横断面形状は、かさ
高くて不適切であるような従来の円形ワイヤと比較して、サイズを低減できると
ともに性能を向上させ得るという利点をもたらす。
【0017】 本発明によるカテーテルにおいて選択されるワイヤ構成は、カテーテルのフレ
キシブルさに関する所望プロファイルに応じて決定され、フレキシブルさを増大
させるには、大きな巻回ピッチが使用される。加えて、フレキシブルさは、補強
ワイヤと内側層と外側層とのそれぞれをなす材料を適切に選択することによって
も、制御することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
当業者であれば、添付図面を参照しつつ以下の説明を読むことにより、本発明
の多数の利点を明瞭に理解されるであろう。複数の図面にわたって、同様の部材
には、同じ参照符号が付されている。
【0019】 図1は、本発明によるカテーテル(10)を概略的に示している。カテーテル
(10)は、長尺かつ全体的にチューブ状の構造とされており、基端部(12)
と先端部(14)とを有している。全体的に符号(16)によって示された取付
具が、基端部(12)に配置されている。取付具(16)は、カテーテル(10
)と、カテーテルの用途に応じた様々な支持デバイスや搬送デバイスと、の間の
インターフェースとして機能する。カテーテル(10)は、使用時には、患者(
図示せず)の体内へと導入される。その際、例えばガイドワイヤ(図示せず)を
使用することによって、先端部(14)が、例えばターゲット部位への薬剤の局
所的供給といったような必要とされた操作を行うために、体内のターゲット部位
へと案内される。基端部(12)は、患者の外部に位置するものとされ、患者の
体内のターゲット部位に対しての、主管腔(後述)を通してのアクセスをもたら
す。
【0020】 図1Aは、本発明によるカテーテル(10)のあるセグメント(20)を示す
部分断面図である。セグメント(20)は、カテーテル(10)の中の、例示と
しての一部である。そのため、セグメント(20)の構造は、例えば先端部(1
4)といったような、カテーテルの中の、指示された特定部分とすることができ
る。あるいは、セグメント(20)は、カテーテルの長さ全体にわたっての構造
を例示したものとすることができる。セグメント(20)は、セグメントの長さ
に沿って長さ方向に延在した主管腔(22)を備えている。主管腔(22)は、
内側層(26)および外側層(24)によって規定されている。主管腔(22)
は、先端部(12)から基端部(14)までにわたって実質的にカテーテル(1
0)の長さ全体にわたって延在しているとともに、少なくとも先端部および基端
部においてまたこれらの近傍において、カテーテルの外部と連通している。主管
腔(22)は、カテーテル(10)の基端部(12)と先端部(14)との間に
わたって、材料を搬送するように機能する。限定するものではないが、この場合
の材料は、栄養剤や、薬剤や、液体塞栓剤や、血液や、ガイドワイヤや、例えば
センサやセンサ情報伝達導体といったような他のデバイス、とすることができる
。内側層(26)および外側層(24)は、全体的にチューブ状形状であり、そ
のため、セグメント(20)およびカテーテル(10)を、全体的にチューブ状
としている。
【0021】 符号(28)は、補強ワイヤを示しており、補強ワイヤ(28)は、内側層(
26)を囲んでいるとともに、外側層(24)によってカバーされている。ワイ
ヤ(28)は、好ましくは、図2に概略的に示すように、螺旋パターンで配置さ
れている。図3〜図5に示すように、他のパターンとすることもできる。図3に
おいては、2つのワイヤストランドが使用されており、一方のワイヤストランド
が他方のワイヤストランドの上に位置している。より詳細には、図3においては
、ワイヤ(28)が、内側層(26)上に、また、内側ワイヤ(30)上に、巻
回されている。ワイヤ(28,30)は、図3に示すように逆向きに巻回するこ
とができる。あるいは、ワイヤ(28,30)は、より稠密な織込パターンをも
たらし得るようすなわちより密なピッチをもたらし得るよう一方のワイヤが他方
のワイヤの間に配置されるようにして、互いに同方向にかつ互いに位置をずらせ
て巻回することもできる(図示せず)。図4においては、2つのワイヤ(28,
30)は、互いに逆向きに巻回されているとともに、相互織込されている。これ
により、内側層(26)上において補強メッシュが有効に形成されている。図5
においては、セグメント(20)が、2つのセグメント(32,34)へと分割
されて示されている。各セグメント(32,34)は、内側層(26)上におい
て互いに異なるピッチで巻回されたワイヤ(28)を有している。互いに異なる
ピッチが使用されているのは、カテーテル(10)の様々な部分におけるフレキ
シブルさを選択的に制御するためである。さらに、ある種の構成においては、要
望された特性に応じて、個別のセグメントにおいてまたは同一セグメント内にお
いて、上記いくつかのパターンの様々な組合せを使用することができる。
【0022】 また、カテーテル(10)は、単一層(36)から構成することができる。こ
のような構成においては、補強ワイヤ(28)は、標準的製造技術を使用して、
層(36)内に埋設されている。図2Aは、このような構成を示している。
【0023】 本発明の重要な特徴点は、ワイヤ(28,30)の横断面形状である。尖鋭エ
ッジを排除しつつワイヤのサイズを低減し得るよう、楕円形あるいは長円形が選
択される。図6および図7は、このような形状を示している。円錐曲線という観
点における楕円形の厳密な定義に執着することを意図していないことは、理解さ
れるであろう。厳密な楕円形からのいくらかのズレも想定されている。また、『
ワイヤ』という用語が、電気導体材料あるいは金属材料を指定することを意図し
ていないことも、理解されるであろう。ただし、実際には、ワイヤを金属材料か
ら形成することが好ましい。しかしながら、本発明の範囲を規定するという目的
からは、ワイヤ材料を、適切なポリマー材料あるいは他の非金属材料とすること
も本発明の範囲内であることは、理解されるであろう。
【0024】 寸法的には、ワイヤの厚さ(t)を、約0.0127mm(約0.0005イ
ンチ)〜約0.127mm(約0.005インチ)とすること、および、ワイヤ
の幅(W)を、約0.0381mm(約0.0015インチ)〜約0.381m
m(約0.015インチ)とすること、が想定されている。ワイヤに関しての他
の寸法の組合せにおいては、厚さを約0.0127mm(約0.0005インチ
)としかつ幅を約0.0381mm(約0.0015インチ)とする組合せ、あ
るいは、厚さを約0.0254mm(約0.001インチ)としかつ幅を約0.
0762mm(約0.003インチ)とする組合せ、あるいは、厚さを約0.0
508mm(約0.002インチ)としかつ幅を約0.1524mm(約0.0
06インチ)とする組合せ、あるいは、厚さを約0.127mm(約0.005
インチ)としかつ幅を約0.381mm(約0.015インチ)とする組合せ、
とすることができる。また、他の寸法の組合せを想定することもできる。本発明
は、上記において列挙された数値に限定されるものではない。
【0025】 カテーテル(10)は、従来技術において周知の材料から構成することができ
る。材料の選択は、特定の用途に応じて決定され、例えば、フレキシブルさに関
する要求やトルク伝達性に関する要求や、患者に対して行われる特定の手術法や
、患者のサイズおよび状態や、患者の体内のターゲット部位へと搬送される材料
といったような観点において検討される。カテーテルを、ある種の最低限の物理
的基準に適合するように構成することが好ましい。より詳細には、多くの用途に
おいて、カテーテルの先端部を、約1.50mm以下という臨界曲げ直径制限に
適合するものとするとともに、Tinius-Olsen社による硬度テスターによって20
°〜30°という曲げ条件で測定したときに約7.378°偏向/kg−cm(
約8.500°偏向/インチ−ポンド)以上の側方硬度を示すものとすることが
好ましい。
【0026】 上記実施形態は、本発明の実施態様を例示するものであって、本発明を限定す
るものではない。本発明の精神および範囲を逸脱することなく上記実施形態に対
して変形を加えることができることは、当業者であれば理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明によるカテーテルを概略的に示す図であって、こ
のカテーテルのあるセグメントの部分断面図が図1Aとして与えられている。
【図2】 図2は、補強ワイヤの第1巻回構成を概略的に示す図であり、図
2Aは、図1のカテーテルの代替可能な実施形態におけるあるセグメントを示す
部分断面図である。
【図3】 補強ワイヤの第2巻回構成を概略的に示す図である。
【図4】 補強ワイヤの第3巻回構成を概略的に示す図である。
【図5】 補強ワイヤの第4巻回構成を概略的に示す図である。
【図6】 本発明による補強ワイヤ形状の第1例を示す横断面図である。
【図7】 本発明による補強ワイヤ形状の第2例を示す横断面図である。
【符号の説明】
10 カテーテル 12 基端部 14 先端部 20 セグメント 22 主管腔 24 外側層 26 内側層 28 補強ワイヤ 30 補強ワイヤ 32 セグメント 34 セグメント 36 単一層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 アール・エイチ・スリー アメリカ合衆国・カリフォルニア・ 92677・ラグナ・ニゲル・ホワイトセイ ル・7 Fターム(参考) 4C081 AC08 BB07 BB08 CG01 DA03 4C167 AA01 BB03 BB11 BB13 BB14 BB15 BB16 BB40 CC04 GG36 HH07 HH30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテーテルであって、 実質的に長尺の構造であるとともに、基端部と先端部とを有し、さらに、これ
    ら基端部および先端部の間にわたって延在する主管腔を有し、この主管腔が、少
    なくとも前記基端部および前記先端部において前記長尺構造の外部に連通してい
    るような、長尺構造と; 該長尺構造の少なくとも1つのセグメントに沿って前記主管腔を囲んでいる、
    楕円形または長円形横断面形状の補強ワイヤと; を具備することを特徴とするカテーテル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカテーテルにおいて、 前記長尺構造が、前記主管腔を規定する内側層と;該内側層を被覆する外側層
    と;を備え、 前記楕円形または長円形補強ワイヤが、前記内側層と前記外側層との間に配置
    されていることを特徴とするカテーテル。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカテーテルにおいて、 前記長尺構造が、単一層を備え、 前記楕円形または長円形補強ワイヤが、前記単一層内に埋設されていることを
    特徴とするカテーテル。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカテーテルにおいて、 前記楕円形または長円形補強ワイヤは、厚さ(t)が0.0127mm〜0.
    127mmとされ、かつ、幅(W)が0.0381mm〜0.381mmとされ
    ていることを特徴とするカテーテル。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のカテーテルにおいて、 前記楕円形または長円形補強ワイヤが、前記セグメントに沿って前記主管腔回
    りに螺旋状に巻回されていることを特徴とするカテーテル。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のカテーテルにおいて、 前記螺旋状巻回のピッチが、場所によって相違するものとされていることを特
    徴とするカテーテル。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のカテーテルにおいて、 前記楕円形または長円形補強ワイヤが、2つのワイヤを有していることを特徴
    とするカテーテル。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のカテーテルにおいて、 前記2つのワイヤが、前記セグメントに沿って前記主管腔回りに互いに逆向き
    に巻回されていることを特徴とするカテーテル。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のカテーテルにおいて、 前記2つのワイヤが、相互織込されていることを特徴とするカテーテル。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のカテーテルにおいて、 前記カテーテルの前記先端部が、1.50mm以下という臨界曲げ直径を示す
    ものとされていることを特徴とするカテーテル。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のカテーテルにおいて、 前記カテーテルの前記先端部が、Tinius-Olsen硬度テスターによって20°〜
    30°という曲げ条件で測定したときに7,378°偏向/kg−cm(8,5
    00°偏向/インチ−ポンド)以上の側方硬度を示すものとされていることを特
    徴とするカテーテル。
JP2001539529A 1999-11-26 2000-11-24 楕円横断面形状ワイヤによって補強されたカテーテル Pending JP2003514633A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US16761399P 1999-11-26 1999-11-26
US60/167,613 1999-11-26
PCT/US2000/030157 WO2001037918A1 (en) 1999-11-26 2000-11-24 Elliptical wire-reinforced catheter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003514633A true JP2003514633A (ja) 2003-04-22
JP2003514633A5 JP2003514633A5 (ja) 2008-01-17

Family

ID=22608067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001539529A Pending JP2003514633A (ja) 1999-11-26 2000-11-24 楕円横断面形状ワイヤによって補強されたカテーテル

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP1231972B1 (ja)
JP (1) JP2003514633A (ja)
AT (1) ATE315949T1 (ja)
AU (1) AU2040601A (ja)
CA (1) CA2389933A1 (ja)
DE (1) DE60025649T2 (ja)
ES (1) ES2256073T3 (ja)
WO (1) WO2001037918A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006085498A1 (ja) * 2005-02-10 2006-08-17 Kaneka Corporation 医療用カテーテルチューブならびにその製造方法
JP2016084901A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 日星電気株式会社 管状部材
US10130791B2 (en) 2007-07-18 2018-11-20 St. Jude Medical, Atrial Fibrillation Division, Inc. Catheter and introducer catheter having torque transfer layer and method of manufacture
CN111544158A (zh) * 2013-11-12 2020-08-18 捷锐士阿希迈公司 带有波形夹层和互相缝合的输尿管支架

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120078187A1 (en) * 2010-09-23 2012-03-29 Cook Incorporated Flexible introducer sheath
EP4119181A1 (en) * 2013-05-19 2023-01-18 Cardinal Health 529, LLC Large lumen guide catheter

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3924632A (en) 1972-12-07 1975-12-09 William A Cook Fiber glass reinforced catheter
US4425919A (en) 1981-07-27 1984-01-17 Raychem Corporation Torque transmitting catheter apparatus
US4516972A (en) 1982-01-28 1985-05-14 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Guiding catheter and method of manufacture
US5037404A (en) 1988-11-14 1991-08-06 Cordis Corporation Catheter having sections of variable torsion characteristics
US4985022A (en) 1988-11-23 1991-01-15 Med Institute, Inc. Catheter having durable and flexible segments
US5176660A (en) 1989-10-23 1993-01-05 Cordis Corporation Catheter having reinforcing strands
US5279596A (en) 1990-07-27 1994-01-18 Cordis Corporation Intravascular catheter with kink resistant tip
US5454795A (en) 1994-06-27 1995-10-03 Target Therapeutics, Inc. Kink-free spiral-wound catheter
AU4242996A (en) * 1994-11-23 1996-06-17 Navarre Biomedical, Ltd. Flexible catheter
US5713867A (en) * 1996-04-29 1998-02-03 Medtronic, Inc. Introducer system having kink resistant splittable sheath
US5755704A (en) * 1996-10-29 1998-05-26 Medtronic, Inc. Thinwall guide catheter
US5951539A (en) * 1997-06-10 1999-09-14 Target Therpeutics, Inc. Optimized high performance multiple coil spiral-wound vascular catheter

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006085498A1 (ja) * 2005-02-10 2006-08-17 Kaneka Corporation 医療用カテーテルチューブならびにその製造方法
US10130791B2 (en) 2007-07-18 2018-11-20 St. Jude Medical, Atrial Fibrillation Division, Inc. Catheter and introducer catheter having torque transfer layer and method of manufacture
CN111544158A (zh) * 2013-11-12 2020-08-18 捷锐士阿希迈公司 带有波形夹层和互相缝合的输尿管支架
JP2016084901A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 日星電気株式会社 管状部材

Also Published As

Publication number Publication date
WO2001037918A1 (en) 2001-05-31
EP1231972A1 (en) 2002-08-21
ATE315949T1 (de) 2006-02-15
ES2256073T3 (es) 2006-07-16
AU2040601A (en) 2001-06-04
WO2001037918A9 (en) 2002-05-16
DE60025649D1 (de) 2006-04-06
CA2389933A1 (en) 2001-05-31
DE60025649T2 (de) 2006-11-02
EP1231972B1 (en) 2006-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3924632A (en) Fiber glass reinforced catheter
US6217566B1 (en) Peripheral vascular delivery catheter
JP4009324B2 (ja) 成形可能遠位先端を有する強化カテーテル
JP3224501B2 (ja) 高性能のらせん巻カテーテル
US6508805B1 (en) Intravascular catheter with composite reinforcement
US5827242A (en) Reinforced catheter body and method for its fabrication
US5951539A (en) Optimized high performance multiple coil spiral-wound vascular catheter
US6635047B2 (en) Integrated polymer and braid for intravascular catheters
JP2934319B2 (ja) ねじれ耐性の遠位先端部を有するカテーテル
EP0782463B1 (en) High performance braided catheter
US6824553B1 (en) High performance braided catheter
JP2001518325A (ja) 軟先端高性能編組カテーテル
KR102473033B1 (ko) 대형 루멘 안내 카테터
KR102117499B1 (ko) 카테터
JPH09501094A (ja) ねじれないらせん巻きカテーテル
EP0369383A1 (en) Catheter having sections of variable torsion characteristics
US20030191451A1 (en) Reinforced catheter system
JP2001501846A (ja) ガイドワイヤ追跡を高めたガイドカテーテル
KR102184238B1 (ko) 장척 의료용 부재
JPH05507857A (ja) 柔軟な遠位先端部を有するガイドワイヤ
WO2008056625A1 (fr) Tube cathéter destiné à un usage médical
JP2003514633A (ja) 楕円横断面形状ワイヤによって補強されたカテーテル
JP2022040011A (ja) カテーテル構造のためのリボン押出セグメント
JP6195382B2 (ja) 医療用チューブ体
JP2001327603A (ja) 可撓性チューブの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050202

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050202

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071119

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081009

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090304