JPH0627615B2 - 解凍室付冷蔵庫 - Google Patents
解凍室付冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH0627615B2 JPH0627615B2 JP17665285A JP17665285A JPH0627615B2 JP H0627615 B2 JPH0627615 B2 JP H0627615B2 JP 17665285 A JP17665285 A JP 17665285A JP 17665285 A JP17665285 A JP 17665285A JP H0627615 B2 JPH0627615 B2 JP H0627615B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerator
- frequency generator
- high frequency
- chamber
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D31/00—Other cooling or freezing apparatus
- F25D31/005—Combined cooling and heating devices
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高周波発生装置を用いた解凍室を冷蔵庫に具備
したものに関する。
したものに関する。
従来の技術 近年、食品市場には冷凍食品の進出が著しく、それに伴
い冷凍食品を調理する際の解凍方法として、食品の味を
そこなうことなく速やかに解凍することが要求されてお
り、その手段として高周波を用いた解凍がある。従来の
技術としては、例えば特開昭５７−１９６０７４号公報
に示されているように、高周波発生装置は圧縮機等の放
熱部が載置されている機械室に送風機と共に設置されて
いた。
い冷凍食品を調理する際の解凍方法として、食品の味を
そこなうことなく速やかに解凍することが要求されてお
り、その手段として高周波を用いた解凍がある。従来の
技術としては、例えば特開昭５７−１９６０７４号公報
に示されているように、高周波発生装置は圧縮機等の放
熱部が載置されている機械室に送風機と共に設置されて
いた。
発明が解決しようとする問題点 上記構成において、解凍時すなわち高周波発生装置作動
時において、高周波発生装置からの発生熱および圧縮機
等の放熱吹からの発生熱が送風機の作動により互いに影
響を及ぼし、冷蔵庫内部への熱負荷が増大すると共に高
周波発生装置の冷却不足に起因する加熱出力の減少、さ
らには寿命を短くする事があった。加えて、高周波発生
装置の設置により、冷蔵庫内容積を減らさなければなら
ないという問題点があった。
時において、高周波発生装置からの発生熱および圧縮機
等の放熱吹からの発生熱が送風機の作動により互いに影
響を及ぼし、冷蔵庫内部への熱負荷が増大すると共に高
周波発生装置の冷却不足に起因する加熱出力の減少、さ
らには寿命を短くする事があった。加えて、高周波発生
装置の設置により、冷蔵庫内容積を減らさなければなら
ないという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、高周波発
生装置をいかなる条件下でも十分に冷却すると共に冷蔵
庫内への熱侵入を減少させ、また冷蔵庫内容積を減少さ
せることのない解凍室付冷凍冷蔵庫を提供するものであ
る。
生装置をいかなる条件下でも十分に冷却すると共に冷蔵
庫内への熱侵入を減少させ、また冷蔵庫内容積を減少さ
せることのない解凍室付冷凍冷蔵庫を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の解凍室付冷蔵庫
は、高周波発生装置および前記冷却用送風機を冷蔵庫天
面に設置し、冷蔵室内に設けた解凍室とを導波管にて連
結するとともに、前記冷蔵庫天面外殻の温度を検知する
温度検知器を備えたものである。
は、高周波発生装置および前記冷却用送風機を冷蔵庫天
面に設置し、冷蔵室内に設けた解凍室とを導波管にて連
結するとともに、前記冷蔵庫天面外殻の温度を検知する
温度検知器を備えたものである。
作 用 本発明は上記した構成によって、高周波発生装置は圧縮
機等の熱影響を受ける事なく十分に冷却でき、また冷蔵
庫内容積を減少させる必要がなくなる。更に冷蔵庫天面
外殻温度を検知する温度検知器が所定温度以上を検知し
た時高周波発生装置の作動を停止することにより、冷蔵
庫内部への熱侵入を減少させるものである。
機等の熱影響を受ける事なく十分に冷却でき、また冷蔵
庫内容積を減少させる必要がなくなる。更に冷蔵庫天面
外殻温度を検知する温度検知器が所定温度以上を検知し
た時高周波発生装置の作動を停止することにより、冷蔵
庫内部への熱侵入を減少させるものである。
実施例 以下本発明の一実施例の解凍室付冷凍冷蔵庫について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
１は冷蔵庫本体で、外箱２，内箱３及びこれら両箱間に
充填した発泡断熱材４で構成され、天板５ａ，底板５ｂ
及び断熱材５ｃで形成された区画壁５により上部に冷凍
室、下部に冷蔵室７に区画形成されている。又、前記冷
凍室６の後方には冷凍サイクルの冷却８及び強制通風用
の送風機９が設けられている。１０は冷蔵室７の天部後
方に備えた冷蔵室温度制御装置であり、１１は冷蔵室７
の天部に設けた解凍室で、前記区画壁５の底板５ｂを天
板とし、底板１２，扉板１３によって略密閉状に区画さ
れ、前記冷蔵室温度制御装置１０と相対して連通関係に
ある。１４は冷蔵室７への冷気量を調節するダンパーサ
ーモスタット、１５は前記解凍室１１への冷気量を調節
するダンパーサーモスタットであり、いずれも前記冷蔵
室温度制御装置１０内に備えられている。又、１６は冷
蔵室７への冷気吐出通路、１７は冷気吹出口で、１８は
解凍室１１への冷気吐出通路、１９はその冷気吐出口で
ありいずれも前記冷蔵室温度制御装置１０内に一体に形
成されている。
充填した発泡断熱材４で構成され、天板５ａ，底板５ｂ
及び断熱材５ｃで形成された区画壁５により上部に冷凍
室、下部に冷蔵室７に区画形成されている。又、前記冷
凍室６の後方には冷凍サイクルの冷却８及び強制通風用
の送風機９が設けられている。１０は冷蔵室７の天部後
方に備えた冷蔵室温度制御装置であり、１１は冷蔵室７
の天部に設けた解凍室で、前記区画壁５の底板５ｂを天
板とし、底板１２，扉板１３によって略密閉状に区画さ
れ、前記冷蔵室温度制御装置１０と相対して連通関係に
ある。１４は冷蔵室７への冷気量を調節するダンパーサ
ーモスタット、１５は前記解凍室１１への冷気量を調節
するダンパーサーモスタットであり、いずれも前記冷蔵
室温度制御装置１０内に備えられている。又、１６は冷
蔵室７への冷気吐出通路、１７は冷気吹出口で、１８は
解凍室１１への冷気吐出通路、１９はその冷気吐出口で
ありいずれも前記冷蔵室温度制御装置１０内に一体に形
成されている。
２０は通風ダクトで一端を前記強制通風用の送風機９の
吐出側に開口し、他端を分岐口２１により分岐して、一
方を前記冷蔵室用のダンパーサーモスタット１４に、も
う一方を前記解凍室用のダンパーサーモスタット１５に
相対して開口している。又、２２，２３，２４は夫々冷
凍室，冷蔵室，解凍室の吸込通路で、夫々冷凍室吸込口
２５，冷蔵室吸込口２６，解凍室吸込口２７より前記冷
却器８の下端部に相対して連通している。２８は前記解
凍室１１の内壁面を形成する金属等の高周波反射材によ
り形成されたキャビティで、その前面において電波を反
射するドアパンチング板２９が扉板１３と一体に取り付
けられている。３０は電波もれ防止のためのチョーク誘
電体であり、扉板１３の全周に設けられている。そして
キャビティ２８の後壁および天壁前面には冷気通風孔３
１が設けられている。この冷気通風孔３１は解凍に用い
られる高周波の波長λの1/10よりも十分に小さい径の穴
である。従ってこれらの穴はその周波数の電波に対して
非常に大きいインピーダンスを示すので、冷気通風孔３
１からの高周波のもれは非常に少ない。３２は冷蔵庫本
体１天面に設けられた副機械室であり、内部には高周波
発生装置３３および高周波発生装置冷却用送風機３４が
収納され、周囲には通風孔３５が設けられ、解凍時には
高周波発生装置用送風機３４の回転により、高周波発生
装置３３からの発生熱は矢印のように副機械室３２の外
へ放出される。３６は高周波発生装置３３より解凍室へ
高周波電波を導く導波管である。３７は前記冷蔵庫本体
１の天面外殻３８の温度を検知するための温度検知器で
あり、前記天面外殻３８の裏面に熱伝導的に取り付けら
れている。３９は冷凍室６内に設けたサーモスタットで
あり、圧縮機４０及び庫内の強制通風用送風機９の運転
・停止を制御する。
吐出側に開口し、他端を分岐口２１により分岐して、一
方を前記冷蔵室用のダンパーサーモスタット１４に、も
う一方を前記解凍室用のダンパーサーモスタット１５に
相対して開口している。又、２２，２３，２４は夫々冷
凍室，冷蔵室，解凍室の吸込通路で、夫々冷凍室吸込口
２５，冷蔵室吸込口２６，解凍室吸込口２７より前記冷
却器８の下端部に相対して連通している。２８は前記解
凍室１１の内壁面を形成する金属等の高周波反射材によ
り形成されたキャビティで、その前面において電波を反
射するドアパンチング板２９が扉板１３と一体に取り付
けられている。３０は電波もれ防止のためのチョーク誘
電体であり、扉板１３の全周に設けられている。そして
キャビティ２８の後壁および天壁前面には冷気通風孔３
１が設けられている。この冷気通風孔３１は解凍に用い
られる高周波の波長λの1/10よりも十分に小さい径の穴
である。従ってこれらの穴はその周波数の電波に対して
非常に大きいインピーダンスを示すので、冷気通風孔３
１からの高周波のもれは非常に少ない。３２は冷蔵庫本
体１天面に設けられた副機械室であり、内部には高周波
発生装置３３および高周波発生装置冷却用送風機３４が
収納され、周囲には通風孔３５が設けられ、解凍時には
高周波発生装置用送風機３４の回転により、高周波発生
装置３３からの発生熱は矢印のように副機械室３２の外
へ放出される。３６は高周波発生装置３３より解凍室へ
高周波電波を導く導波管である。３７は前記冷蔵庫本体
１の天面外殻３８の温度を検知するための温度検知器で
あり、前記天面外殻３８の裏面に熱伝導的に取り付けら
れている。３９は冷凍室６内に設けたサーモスタットで
あり、圧縮機４０及び庫内の強制通風用送風機９の運転
・停止を制御する。
次に電気回路について説明すると高周波発生装置３３と
高周波発生装置冷却用送風機３４は並列回路を構成し、
温度検知器３７，スイッチ４１を介して電源に接続され
ている。また圧縮機４０と送風機９も並列回路を構成
し、サーモスタット３９を介して電源に接続されてい
る。
高周波発生装置冷却用送風機３４は並列回路を構成し、
温度検知器３７，スイッチ４１を介して電源に接続され
ている。また圧縮機４０と送風機９も並列回路を構成
し、サーモスタット３９を介して電源に接続されてい
る。
かかる構成において、通常冷却時冷却器８で生じた冷気
は送風機９によって冷凍室６内に供給されて、冷凍室６
を冷却し、冷凍室吸込口２５より回収され冷凍室吸込通
路２２を通じて冷却器８に戻される。又、これと同時に
通風ダクト２０を通じて、一方ではダンパーサーモスタ
ット１４を介して冷気吐出通路１６，吐出口１７より冷
蔵室７へ適量に制御された後、冷蔵室吸込口２６より回
収され、冷蔵室吸込通路２３を通じて冷却器８に戻さ
れ、又一方では通風ダクト２０内に設けた分岐口２１よ
り分岐しダンパーサーモスタット１５を介して、冷気吐
出通路１８，冷気吐出口１９より適量に制御されて供給
された後、解凍室吸込口２７より回収された後、解凍室
吸込通路２４を通じて冷却器８に戻される。
は送風機９によって冷凍室６内に供給されて、冷凍室６
を冷却し、冷凍室吸込口２５より回収され冷凍室吸込通
路２２を通じて冷却器８に戻される。又、これと同時に
通風ダクト２０を通じて、一方ではダンパーサーモスタ
ット１４を介して冷気吐出通路１６，吐出口１７より冷
蔵室７へ適量に制御された後、冷蔵室吸込口２６より回
収され、冷蔵室吸込通路２３を通じて冷却器８に戻さ
れ、又一方では通風ダクト２０内に設けた分岐口２１よ
り分岐しダンパーサーモスタット１５を介して、冷気吐
出通路１８，冷気吐出口１９より適量に制御されて供給
された後、解凍室吸込口２７より回収された後、解凍室
吸込通路２４を通じて冷却器８に戻される。
次に解凍時、スイッチ４１を閉じることにより高周波発
生装置３３および高周波発生装置冷却ファン３４が作動
して解凍が行われるが、外気温が高い場合（例えば４０
℃以上）や連続解凍を行った場合（例えば５回以上）、
通風孔３５からの排熱だけでは不十分となり、天面外殻
３８の温度は急激に上昇する。しかし、天面外殻３８の
裏面に熱伝導的に取り付けられた温度検知器３７が所定
温度以上を検知した時、前記温度検知器３７が開成して
高周波発生装置３３および高周波発生装置冷却用送風機
３４の作動を停止し、冷蔵庫内への熱侵入を減少するこ
とができる。勿論冷蔵庫内容積を減少させることもな
い。
生装置３３および高周波発生装置冷却ファン３４が作動
して解凍が行われるが、外気温が高い場合（例えば４０
℃以上）や連続解凍を行った場合（例えば５回以上）、
通風孔３５からの排熱だけでは不十分となり、天面外殻
３８の温度は急激に上昇する。しかし、天面外殻３８の
裏面に熱伝導的に取り付けられた温度検知器３７が所定
温度以上を検知した時、前記温度検知器３７が開成して
高周波発生装置３３および高周波発生装置冷却用送風機
３４の作動を停止し、冷蔵庫内への熱侵入を減少するこ
とができる。勿論冷蔵庫内容積を減少させることもな
い。
発明の効果 以上のように本発明は冷蔵庫の天面に設けられた高周波
発生装置および高周波発生装置冷却用送風機と、前記冷
蔵室内に設けられた解凍室と、前記高周波発生装置より
前記解凍室へ高周波電波を導く導波管と、前記冷蔵庫天
面外殻温度を検知する温度検知器を備え、前記高周波発
生装置は前記温度検知器が所定温度以上を検知した時に
停止させるような構成を有しているため、高周波発生装
置を十分に冷却できると共に、冷蔵庫内への熱侵入を減
少させ、また冷蔵庫内容積を減少させることもない。
発生装置および高周波発生装置冷却用送風機と、前記冷
蔵室内に設けられた解凍室と、前記高周波発生装置より
前記解凍室へ高周波電波を導く導波管と、前記冷蔵庫天
面外殻温度を検知する温度検知器を備え、前記高周波発
生装置は前記温度検知器が所定温度以上を検知した時に
停止させるような構成を有しているため、高周波発生装
置を十分に冷却できると共に、冷蔵庫内への熱侵入を減
少させ、また冷蔵庫内容積を減少させることもない。
第１図は本発明の一実施例における解凍室付冷蔵庫の断
面図、第２図は第１図の解凍室周辺の部分断面図、第３
図は第１図の冷蔵室側を冷やすダンパーサーモスタット
周辺の部分断面図、第４図は同第１図の電気回路図であ
る。 １……冷蔵庫本体、６……冷凍室、７……冷蔵室、１１
……解凍室、３３……高周波発生装置、３４……高周波
発生装置冷却用送風機、３６……導波管、３７……温度
検知器、３８……天面外殻。
面図、第２図は第１図の解凍室周辺の部分断面図、第３
図は第１図の冷蔵室側を冷やすダンパーサーモスタット
周辺の部分断面図、第４図は同第１図の電気回路図であ
る。 １……冷蔵庫本体、６……冷凍室、７……冷蔵室、１１
……解凍室、３３……高周波発生装置、３４……高周波
発生装置冷却用送風機、３６……導波管、３７……温度
検知器、３８……天面外殻。
Claims (1)
- 【請求項１】冷蔵庫の天面に設けられた高周波発生装置
および高周波発生装置冷却用送風機と、前記冷蔵庫の庫
内に設けられた解凍室と、前記高周波発生装置より前記
解凍室へ高周波電波を導く導波管と、前記冷蔵庫天面外
殻温度を検知する温度検知器とを備え、前記高周波発生
装置は前記温度検知器が所定温度以上を検知した時に停
止させるよう構成した解凍室付冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17665285A JPH0627615B2 (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 解凍室付冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17665285A JPH0627615B2 (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 解凍室付冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6237673A JPS6237673A (ja) | 1987-02-18 |
| JPH0627615B2 true JPH0627615B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=16017323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17665285A Expired - Lifetime JPH0627615B2 (ja) | 1985-08-09 | 1985-08-09 | 解凍室付冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627615B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2530185Y2 (ja) * | 1990-11-30 | 1997-03-26 | 株式会社アテックス | ロールベーラ |
-
1985
- 1985-08-09 JP JP17665285A patent/JPH0627615B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6237673A (ja) | 1987-02-18 |
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