JPH06275996A - 空芯コイル実装方法 - Google Patents
空芯コイル実装方法Info
- Publication number
- JPH06275996A JPH06275996A JP5065667A JP6566793A JPH06275996A JP H06275996 A JPH06275996 A JP H06275996A JP 5065667 A JP5065667 A JP 5065667A JP 6566793 A JP6566793 A JP 6566793A JP H06275996 A JPH06275996 A JP H06275996A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- coil
- core coil
- suction nozzle
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空芯コイルを傾きなく水平に吸着し、表面実
装することができるようにする。 【構成】 コイルタ−ン部2の両端が水平に張り出した
端子部3となっている空芯コイル1を基板に表面実装す
るに際し、吸着ノズル20先端のノッチ部21で空芯コ
イル1のコイルタ−ン部2を吸着し、この状態で空芯コ
イル1の端子部3を基準面30に当てて空芯コイル1の
コイルタ−ン軸線まわりの角度を正し、それから基板に
装着する。また、基準面30上で規正爪31により空芯
コイル1のコイルタ−ン軸線方向の位置を正し、その後
基板に装着する。
装することができるようにする。 【構成】 コイルタ−ン部2の両端が水平に張り出した
端子部3となっている空芯コイル1を基板に表面実装す
るに際し、吸着ノズル20先端のノッチ部21で空芯コ
イル1のコイルタ−ン部2を吸着し、この状態で空芯コ
イル1の端子部3を基準面30に当てて空芯コイル1の
コイルタ−ン軸線まわりの角度を正し、それから基板に
装着する。また、基準面30上で規正爪31により空芯
コイル1のコイルタ−ン軸線方向の位置を正し、その後
基板に装着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空芯コイルを基板に表面
実装する方法に関する。
実装する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】表面実装部品の仲間に、図6、図7に示
す空芯コイル1がある。空芯コイル1は、コイルタ−ン
部2の両端から端子部3を水平に張り出させた形をして
おり、図6の例のようにコイルタ−ン数の多いものや図
7の例のようにコイルタ−ン数が少ないものなど、色々
な種類のものが実用化されている。基板への実装にあた
っては、実開昭58−105199号公報に示されるよ
うな、先端に凹部を有するタイプの吸着ノズルを用いる
のが通常の手法である。
す空芯コイル1がある。空芯コイル1は、コイルタ−ン
部2の両端から端子部3を水平に張り出させた形をして
おり、図6の例のようにコイルタ−ン数の多いものや図
7の例のようにコイルタ−ン数が少ないものなど、色々
な種類のものが実用化されている。基板への実装にあた
っては、実開昭58−105199号公報に示されるよ
うな、先端に凹部を有するタイプの吸着ノズルを用いる
のが通常の手法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記実開昭58−10
5199号公報に記載されたノズル、あるいは図5に示
すVノッチ付きノズル4のような、普通の円筒形部品用
ノズルで空芯コイル1を吸着した場合、図5のように空
芯コイル1が傾いた状態のまま吸着されてしまうことが
ある。このまま基板に押しつけると、先に基板に当る方
の端子部3が曲がり、もう一方の端子部3と逆「へ」の
字を描く形になって、電気的接続に問題を生じる。また
最近の表面実装機では、ノズルに吸着された状態の部品
を画像認識して装着位置・角度の補正を行うことが多い
が、そのような場合、図5のように単に傾いているだけ
の状態が「リ−ド浮き」と判定され、良品の空芯コイル
が廃棄されてしまう、というおそれもある。本発明はこ
のような問題を生じない空芯コイル実装方法を提供しよ
うとするものである。
5199号公報に記載されたノズル、あるいは図5に示
すVノッチ付きノズル4のような、普通の円筒形部品用
ノズルで空芯コイル1を吸着した場合、図5のように空
芯コイル1が傾いた状態のまま吸着されてしまうことが
ある。このまま基板に押しつけると、先に基板に当る方
の端子部3が曲がり、もう一方の端子部3と逆「へ」の
字を描く形になって、電気的接続に問題を生じる。また
最近の表面実装機では、ノズルに吸着された状態の部品
を画像認識して装着位置・角度の補正を行うことが多い
が、そのような場合、図5のように単に傾いているだけ
の状態が「リ−ド浮き」と判定され、良品の空芯コイル
が廃棄されてしまう、というおそれもある。本発明はこ
のような問題を生じない空芯コイル実装方法を提供しよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、先端にノッ
チ部を有する吸着ノズルで空芯コイルのコイルタ−ン部
を吸着し、この状態でコイル端子部を基準面に当てて空
芯コイルのコイルタ−ン軸線まわりの角度を規正した
後、基板に実装するものとした。また、基準面上で規正
爪により空芯コイルのコイルタ−ン軸線方向位置も正す
こととした。
チ部を有する吸着ノズルで空芯コイルのコイルタ−ン部
を吸着し、この状態でコイル端子部を基準面に当てて空
芯コイルのコイルタ−ン軸線まわりの角度を規正した
後、基板に実装するものとした。また、基準面上で規正
爪により空芯コイルのコイルタ−ン軸線方向位置も正す
こととした。
【0005】
【作用】コイルタ−ン軸線まわりの角度が定まり、接続
不良や認識不良のおそれがなくなってから空芯コイルは
基板に装着される。また、コイルタ−ン軸線方向の位置
が定まり、位置ずれ補償を必要としなくなってから空芯
コイルは基板に装着される。
不良や認識不良のおそれがなくなってから空芯コイルは
基板に装着される。また、コイルタ−ン軸線方向の位置
が定まり、位置ずれ補償を必要としなくなってから空芯
コイルは基板に装着される。
【0006】
【実施例】図に基づき一実施例を説明する。図1におい
て、10は空芯コイル1を供給するテ−プで、ポケット
11に空芯コイル1を1個づつ入れており、紙面の左か
ら右に、ポケット11の配置間隔に見合ったピッチで送
られる。
て、10は空芯コイル1を供給するテ−プで、ポケット
11に空芯コイル1を1個づつ入れており、紙面の左か
ら右に、ポケット11の配置間隔に見合ったピッチで送
られる。
【0007】20は吸着ノズルである。吸着ノズル20
は空芯コイル1のコイルタ−ン部2を吸い付けるV字形
のノッチ部21を有する。ノッチ部21はコイルタ−ン
部2の上半分だけを受け入れるものであり、コイルタ−
ン部2の下半分は吸着ノズル20からはみ出している。
は空芯コイル1のコイルタ−ン部2を吸い付けるV字形
のノッチ部21を有する。ノッチ部21はコイルタ−ン
部2の上半分だけを受け入れるものであり、コイルタ−
ン部2の下半分は吸着ノズル20からはみ出している。
【0008】上記吸着ノズル20により、図1に示すよ
うに空芯コイル1を吸着した後、図2のように水平な基
準面30にこれを押しつける。吸着ノズル20は低速度
で基準面30に接近させる。端子部3が基準面30に当
る時点では吸着ノズル20の吸引力を弱め、空芯コイル
1が回転しやすくする。これは、端子部3の曲がりを防
ぐためである。基準面30への空芯コイル1の押し付け
力も、設定により、あるいはフィ−ドバック制御によ
り、コイルタ−ン部2に変形をもたらさない程度に制限
する。このように吸着ノズル20に対する空芯コイル1
の角度が定まった後、吸着ノズル20の吸引力を通常の
値に戻し、図示しない基板のところへ空芯コイル1を運
んで装着する。吸着ノズル20の先端が端子部3より浮
き上がっているので、空芯コイル1を固定するための接
着剤や半田ペ−ストが吸着ノズル20に付着する懸念は
ない。
うに空芯コイル1を吸着した後、図2のように水平な基
準面30にこれを押しつける。吸着ノズル20は低速度
で基準面30に接近させる。端子部3が基準面30に当
る時点では吸着ノズル20の吸引力を弱め、空芯コイル
1が回転しやすくする。これは、端子部3の曲がりを防
ぐためである。基準面30への空芯コイル1の押し付け
力も、設定により、あるいはフィ−ドバック制御によ
り、コイルタ−ン部2に変形をもたらさない程度に制限
する。このように吸着ノズル20に対する空芯コイル1
の角度が定まった後、吸着ノズル20の吸引力を通常の
値に戻し、図示しない基板のところへ空芯コイル1を運
んで装着する。吸着ノズル20の先端が端子部3より浮
き上がっているので、空芯コイル1を固定するための接
着剤や半田ペ−ストが吸着ノズル20に付着する懸念は
ない。
【0009】図3には、空芯コイル1のコイルタ−ン軸
線まわりの角度とコイルタ−ン軸線方向の位置を同時に
規正するものとした場合の状況が示されている。基準面
30にあてがわれた空芯コイル1を、コイルタ−ン軸線
方向から1対の規正爪31が挟み、吸着ノズル20に対
する相対位置を正す。その後、吸着ノズル20の吸引力
を通常の値に戻して装着を実行する。
線まわりの角度とコイルタ−ン軸線方向の位置を同時に
規正するものとした場合の状況が示されている。基準面
30にあてがわれた空芯コイル1を、コイルタ−ン軸線
方向から1対の規正爪31が挟み、吸着ノズル20に対
する相対位置を正す。その後、吸着ノズル20の吸引力
を通常の値に戻して装着を実行する。
【0010】図中22は吸着ノズル20に装着したフラ
ンジであって、端子部3を画像認識する際の背景とな
る。端子部3との間に画像のコントラストをつけ、認識
率を向上させるため、吸着ノズル20の先端とフランジ
22の下面には黒色化処理を施す。あるいは、吸着ノズ
ル20とフランジ22を暗色系のプラスチックで一体成
形しても良い。
ンジであって、端子部3を画像認識する際の背景とな
る。端子部3との間に画像のコントラストをつけ、認識
率を向上させるため、吸着ノズル20の先端とフランジ
22の下面には黒色化処理を施す。あるいは、吸着ノズ
ル20とフランジ22を暗色系のプラスチックで一体成
形しても良い。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、空芯コイルが傾いて吸
着されることがなくなり、空芯コイルの端子部が曲がる
ことや、画像認識の際正常な端子部を「浮き状態」と誤
認識することを避けられる。また規正爪により空芯コイ
ルのコイルタ−ン軸線方向の位置も規正することとすれ
ば、画像認識の手間をかけずとも精度良く装着できる。
着されることがなくなり、空芯コイルの端子部が曲がる
ことや、画像認識の際正常な端子部を「浮き状態」と誤
認識することを避けられる。また規正爪により空芯コイ
ルのコイルタ−ン軸線方向の位置も規正することとすれ
ば、画像認識の手間をかけずとも精度良く装着できる。
【図1】空芯コイル吸着動作を示す断面図である。
【図2】空芯コイルの角度規正動作を示す断面図であ
る。
る。
【図3】空芯コイルをコイルタ−ン軸線方向に位置規正
する動作を示す断面図である。
する動作を示す断面図である。
【図4】吸着ノズルが空芯コイルを保持した状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明を実施しない場合の不都合を説明する図
である。
である。
【図6】空芯コイルの斜視図である。
【図7】種類の異なる空芯コイルの斜視図である。
1 空芯コイル 2 コイルタ−ン部 3 端子部 20 吸着ノズル 21 ノッチ部 30 基準面 31 規正爪
Claims (3)
- 【請求項1】 コイルタ−ン部の両端が水平に張り出し
た端子部となっている空芯コイルを基板に表面実装する
に際し、吸着ノズル先端のノッチ部に前記コイルタ−ン
部を吸着し、この状態で前記端子部を基準面に当てて空
芯コイルのコイルタ−ン軸線まわりの角度を規正し、し
かる後基板に実装することを特徴とする空芯コイル実装
方法。 - 【請求項2】 基準面上で、規正爪により空芯コイルの
コイルタ−ン軸線方向の位置を規正することを特徴とす
る請求項1記載の空芯コイル実装方法。 - 【請求項3】 端子部を基準面に当てるとき、吸着ノズ
ルの吸引力を弱めることを特徴とする請求項1または2
記載の空芯コイル実装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5065667A JPH06275996A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 空芯コイル実装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5065667A JPH06275996A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 空芯コイル実装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06275996A true JPH06275996A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13293582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5065667A Pending JPH06275996A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 空芯コイル実装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06275996A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017154110A1 (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 富士機械製造株式会社 | 部品取出方法 |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP5065667A patent/JPH06275996A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017154110A1 (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 富士機械製造株式会社 | 部品取出方法 |
JPWO2017154110A1 (ja) * | 2016-03-08 | 2019-01-10 | 株式会社Fuji | 部品取出方法 |
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