JPH06275467A - フィルタ素子及びその製造方法 - Google Patents

フィルタ素子及びその製造方法

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JPH06275467A
JPH06275467A JP6022181A JP2218194A JPH06275467A JP H06275467 A JPH06275467 A JP H06275467A JP 6022181 A JP6022181 A JP 6022181A JP 2218194 A JP2218194 A JP 2218194A JP H06275467 A JPH06275467 A JP H06275467A
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layer
filter
sleeve
dielectric
composite
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JP6022181A
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Thomas F Davis
フランシス デイビス トーマス
James F Iannella
フランク イアネーラ ジェイムス
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Original Assignee
Whitaker LLC
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/66Structural association with built-in electrical component
    • H01R13/719Structural association with built-in electrical component specially adapted for high frequency, e.g. with filters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H1/00Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network
    • H03H1/0007Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network of radio frequency interference filters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making

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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】構造が簡単で安価に製造可能な電気コネクタの
端子等を挿入して使用するフィルタ素子及びその製造方
法を提供すること。 【構成】フィルタ素子は中心に端子挿通孔18を有する
半導電性の筒状部材12を有する。その外面にチタン酸
バリウム又はストロンチウムを含むポリマ材料の誘電体
層24を形成する。誘電体層24の外面の少なくとも一
部分に接地導体層34を形成し、筒状部材12の残りの
表面に接地導体層34と隔離して信号用導電層36を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気コネクタ等に使用
されるフィルタ部材及び、かかるフィルタ部材の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルタ部材は、端子や電気コネクタに
広く使用され、ノイズを低減し、特に電磁気干渉(EM
I)や無線周波干渉(RFI)を低減している。EMI
は、自然発生したり人工的に生成される電磁気エネルギ
ーであり、電気機器の不要な応答、故障、動作不全を引
き起こす。したがって、いかなる外部EMIの機器への
侵入を抑圧したり、そこに接続されている機器により発
生するEMIを吸収または抑圧するためのフィルタデバ
イスの使用がしばしば望まれている。
【0003】米国再発行特許第29,258号には、外
表面がチタン酸バリウムのセラミック層で被覆された突
出フェライト材の内側チューブを有する分散素子型のフ
ィルタ素子が開示されている。金属めっき層が、フェラ
イトスリーブの内表面とチタン酸バリウム層の外表面を
被覆する。外表面上の金属めっき内にギャップが残さ
れ、接地電極と中央ピン電極間を絶縁する。上記特許に
おけるフィルタスリーブの製造方法は、加熱処理後の有
機溶媒からチタン酸バリウム層の電気泳動析出を含んで
いる。チタン酸バリウム層は、次に、焼結されてセラミ
ック層が形成される。つまり、該層は加熱され、燃焼さ
れて溶媒を除去して固体材料を形成する。このフェライ
トチューブ上のチタン酸バリウムについての焼結処理
は、約2300°F(1260°C)で行なわれ、フェ
ライトや焼結誘電体層のクラックや、誘電体のフェライ
トへの弱い被着力に起因して、時に低い収量しか得られ
ない。米国特許第4,584,074号には、高温度に
抗して、液体媒体から樹脂及びセラッミック粉末の結合
電着に引き続く燃焼セラミック材料の形成について開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、チタン
酸バリウムのような誘電体材料やその等価物を、焼結処
理に伴なう問題がなく、フェライト筒上に形成できる方
法が望まれている。
【0005】また、チタン酸バリウムは、通常、テトラ
ヒドロフランのような有機溶媒中に溶解されている。有
機溶媒及び結合剤のいくつかは、通常、電気泳動処理中
に、チタン酸バリウム層に含まれている。溶媒と結合剤
は、次に、焼結処理中に除去される。焼結処理は、フェ
ライトスリーブ上の複合セラミック層のクラックを避け
るように注意深くコントロールされなければならない。
したがって、フィルタ部材を製造する処理の間に、揮発
させなければならない有機溶媒を使用しないフィルタ部
材の製造方法が望まれる。高い収量でコスト効率が良い
フィルタデバイスの製造法が望まれる。
【0006】したがって、本発明の目的は、コスト効率
が良く、最小の製造工程数のフィルタ部材を製造する手
段を提供することにある。本発明の他の目的は、揮発性
有機溶媒を使用しないフィルタ部材の製造方法を提供す
ることにある。本発明の更に他の目的は、複合誘電体被
覆を有するとともに、非常に誘電係数、絶縁抵抗、絶縁
耐圧及びフェライトスリーブへの良好な接着力をもち、
広い温度範囲にわたって動作可能な構造を有するフィル
タ素子を提供することにある。
【0007】本発明の最後の目的は、加熱及び低収量を
伴なう高価な製造ステップを必要とせず、優良な動作特
性をもつフィルタ素子の製造方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明のフィルタ素子は、中心に端子挿通孔を有す
る略筒状の半導電性筒状部材と、該筒状部材の外面に被
着したチタン酸バリウム又はチタン酸ストロンチウムを
含むポリマ材料の誘電体層と、該誘電体層の少なくとも
外面の一部分に被着した接地導体層と、前記筒状部材の
内面及び端面に被着された導電層とを具え、前記筒状部
材の前記端子挿通孔に端子を挿通接続し、前記接地導体
層を接地して使用する。
【0009】本発明のフィルタ素子の製造方法は、中心
に端子挿通孔を有する半導電性の筒状部材を形成するこ
とと、該筒状部材の外面にチタン酸バリウム又はチタン
酸ストロンチウムを含むポリマ材料の誘電体層を被着す
ることと、該誘電体層が被着された前記筒状部材の内
面、外面及び端面に導電層を被着形成することと、前記
誘電体層の外面に形成された前記導電層を部分的に隔離
して接地導体を形成することより成る。
【0010】
【作用】本発明によるフィルタ素子は、対向する第1と
第2主表面をもち、導体を受容する半導電部材と、前記
第1主表面に固定され、密着接触されて配設された複合
誘電体層と、前記誘電体層の外表面の少なくとも一部に
固定配設され、前記フィルタ部材に対して接地導体を規
定する導体層と、前記半導電部材の前記第2主表面の少
なくとも一部に固定配設され、電気端子部材への相互接
続用で前記接地導体から絶縁されて信号導体を規定する
更なる導体層と、を備え、前記複合誘電体層は、前記層
全体にわたって、いくらかの重量比で分散されたチタン
酸バリウム粒子と混合された重合体誘電材料を有し、前
記フィルタに対して、200ピコファラド以上の容量、
DC50ボルトで1×109オーム以上の絶縁抵抗、D
C100ボルト以上の絶縁耐圧をもっており、端子部材
の前記フィルタ部材の信号導体への、及び前記接地導体
の接地への電気的接続時に、フィルタ部材が前記端子部
材を通して伝達される電気信号に対してフィルタ機能を
為す。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1と図2を参照すると、フィルタ部
材10は、半導電スリーブ(筒状)部材12と、スリー
ブ部材12の外表面16上に配設された複合誘電体層2
4と、絶縁された接地導体34と端子または信号導体3
6とを有する。本願明細書では、“複合誘電体層”と
“充填コンフォーマル被覆”は、ポリマ材料と誘電体粒
子から成るマトリクスである誘電体層24を説明するの
に用いられている。本発明の一実施例を説明するため
に、フィルタ部材は、そこを貫通する開口部(端子挿通
孔)18を有するフィルタスリーブ10として示されて
おり、開口部18は、ピン部材40を受容し、信号源か
ら、該信号により駆動されるデバイスに導体端子または
ピン部材40で伝送される信号に対してフィルタリング
を行なう。ここで、フィルタ部材は、例えば、印刷回路
基板上に取り付け可能な構成の他の構成を有することが
できる。
【0012】本発明の一実施例によるフィルタ部材の構
造は、図2〜図4を参照すると最も良く理解できる。部
材12は、図2に示すように、内表面14と外表面16
をもつスリーブを有するとともに、第1の端部20から
第2の端部22に縦方向に貫通して延びる開口部18を
有する。本発明の好適な実施例では、半導電スリーブ部
材12は、不要な信号成分を減少させるとともに、ピン
部材40上に必要な信号成分を伝送させるようなフィル
タ特性をもたせるように選択されたフェライト材料であ
る。複合誘電体層24は、図4に示すように、スリーブ
部材12の外表面上に配設される。複合誘電体層24
は、一実施例では、体積比で約10〜40%のチタン酸
バリウム粒子が分散された誘電体高分子材料から成る。
本実施例では、ポリマは水溶性アクリルスチレン共重合
体である。アクリルスチレン共重合体は、商標名ELD
EPアクリルエナメルで、米国 アラバマ州 デカター
のホィッタカーコーポレイションのデカター デビジョ
ンから入手可能である。更なる例は、以下に与えられる
が、一般には、高分子ベース用に選択された材料は、フ
ェライトスリーブ材料とコンパチブルで、接着するもの
であるべきであり、高い絶縁耐圧を有し、100V/c
mを越えるものが好ましい。それは、1014オーム/c
mを越える絶縁抵抗をもつべきである。一般に、フィル
タスリーブ部材は、端子コンタクトピン及び選択された
ポリマに、はんだ付けされ、はんだ付け中に安定状態に
ある複合層を形成すべきであり、通常、フィルタ部材を
約190°C〜290°Cの温度に短時間だけさらす。
【0013】一つの好適実施例では、複合誘電体チタン
酸高分子ーバリウム層は、フェライトスリーブ12の外
表面上に電気泳動により形成される。複合層の厚さは、
好ましくは、0.0004〜0.004インチ(0.0
1〜0.1mm)の範囲である。本発明によれば、スリ
ーブの外側上のチタン酸バリウムに沿った高分子材料
は、微弱な加熱により乾燥され、高温で蒸発されなけれ
ばならないことはない。該層を通るチタン酸バリウム
は、3000ピコファラド/平方インチ(465ピコフ
ァラド/平方cm)の範囲でのフィルタリング機能を果
たすのに充分な誘電体特性をもつことが発見された。チ
タン酸バリウムの比率は、チタン酸バリウムを焼結し、
前述特許における従来のフィルタ部材により求められる
ようなセラミック層を形成するのに必要な比率よりもか
なり小さい。本発明は、したがって、焼結に伴なう価格
と収量の問題を避ける方法を提供する。複合層の形成の
後、スリーブはオーブンに通して、めっきレジストの塗
布に先立って、残留水分を除去する。有機溶媒を除去す
るためには、本実施例では、誘電体複合物24に使われ
ているポリマは、好ましくは、前述のように水溶解性で
ある。
【0014】チタン酸バリウムの比率は、最終フィルタ
部材の所望特性によって変えられる。チタン酸バリウム
が高比率になると、複合物の誘電率が増大する。好適実
施例では、チタン酸バリウム粒子の寸法は、0.5〜
2.5ミクロンであった。好適チタン酸バリウム粒子
は、多くの商業的会社から簡単に入手可能である。本発
明によるスリーブを製造するために使われる一つの材料
は、米国 ニューヨーク州ナイアガラフォールスのタム
セラミックス社から入手可能なTAMTRONZ5U
652Hである。
【0015】誘電体複合層24の好適な厚さがスリーブ
12の外表面に形成された後、接地導体及び信号導体が
選定位置にめっきされる。図5〜図7に示す拡大部分ス
リーブ部は、導体をめっきする好ましい工程を示してい
る。図5に最も良く示すように、めっきレジスト28
は、層24の外表面26の選択部27上に形成され、接
地導体と端子導体34,36間にギャップを設ける。米
国特許第4,734,663号には、レジストのバンデ
ィングまたはめっき方法が開示されている。誘電体複合
物24上のめっき層の接着を強固にするためには、層2
4の外表面26を、例えば米国 フロリダ州 パームシ
ティのマディソンコーポレイションから商標名MAVI
DON 220Cで入手可能な導体インクを主とする銀
のような導体インクから成る層30で被覆するのが好ま
しい。インク層の厚さは、0.001インチ(0.02
5mm)程度である。接地導体及び信号導体34,36
が、次に、公知の方法で、スリーブ上にめっきされる。
図2と図7に最も良く示すように、信号導体36は、ス
リーブ12の内表面14、外側端部20、22及び層2
4の外表面26の一部に沿ってめっきレジスト27の端
部に向かって延びている。接地導体34は、めっきレジ
スト28の2つの部分間の外表面26上で延びている。
通常、スリーブは、公知の方法により、すず、銀または
金に続いて、無電解形成された銅またはニッケル層でめ
っきされている。結合されためっき層の厚さは、100
〜200マイクロインチ(0.0025〜0.0052
mm)程度である。尚、他の金属で、スリーブをめっき
することもできる。
【0016】チタン酸バリウム粒子が分散された水溶性
ポリマの水性溶液に基づく複合誘電体層の使用に代え
て、本発明では、前述実施例の代わりに、種々の重量比
率で、チタン酸バリウムとポリエステルまたはエポキシ
との結合から成る非水系溶液の使用を規定しており、続
いて、かかる混合物をスリーブ上に被覆してコーティン
グ24を形成している。
【0017】このように、フェライトスリーブ上への、
溶媒ブチル カービトール アセテート(Butyl
Carbitol Acetate)内に溶解されてい
るMAVIDON350CCエポキシ樹脂のコンフォー
マル被覆を採用しており、エポキシに対して、10〜7
0%の重量範囲でチタン酸バリウムを含む種々の混合を
採用することができ、異なる重量比に対して472ピコ
ファラド〜514ピコファラドの範囲のキャパシタンス
を、100MHzで7.5〜18.2dBの挿入損失を
得た。
【0018】ポリエステルコンフォーマル被覆は、カー
ビトール アセテートに溶解されたMAVIDON T
662ポリエステル樹脂を使用して、重量比40〜60
%の範囲のチタン酸バリウムを用いた複合誘電体層24
を形成し、375〜364ピコファラド程度のキャパシ
タンスで、100MHzで15dB程度の挿入損失を達
成している。前述2つの実施例において、最終フィルタ
を得るための残りの方法ステップは、水溶性ポリマに関
して前述した例と同様であるが、水分の蒸発は不要であ
る。
【0019】更に、非水系ポリマの一例は、チタン酸ス
トロンチウムとMAVIDON350CCポリマの50
%重量成分比の混合物を用いて開発された。得られた構
造は、被覆フェライトスリーブの400ミル当り525
ピコファラド程度のキャパシタンスを呈し、焼結を含む
所定時間の高熱処理工程によらずに、所定時間の焼結を
含む高温処理を必要とせずに、ポリマ内にチタン酸バリ
ウムやチタン酸ストロンチウムのような材料の微粒子の
混入の実用性及び不要な化学薬品の揮発の最少化を確認
した。
【0020】非水系複合層についての実用化と、処理工
程数の削減及び破壊に起因する製造損失の低減による収
量の改善は、特性が改善され、接地パスと信号パス間の
キャパシタンスが改善された多層複合体の開発を導い
た。図8には、かかる複合体が図1〜図7に示した先の
実施例において用いられた番号とともに示されている。
図8を参照すると、信号端子ピン40は、端部20a,
22a及びその上の複合体層をもつフェライトスリーブ
12aについて示されている。図8の実施例に関連し
て、複合体層は、外側の重導電被覆34dをもつ導体層
34a,34b及び34cにより分離された3つの層2
4a,24b及び24cを含んでいる。図示から明らか
なように、外側層34dは、ギャップ27aにより、S
部ではんだ付けされることによって端子ピン40と接合
されている接地導体トレース36aから電気的に分離さ
れている。また、種々の層24a〜24cは、接地回路
34dと36a間にあり、電極と誘電体材料の面積を増
大している。図8に示す実施例では、ポリマとチタン酸
バリウムから成る誘電体複合体は、厚さ0.125〜
0.254mm程度の電極34aをもち、0.013〜
0.1mm程度であった。ギャップ27aは、前述した
方法で、レジストの使用により適切に得られる。
【0021】図8に示す構造の製造方法を説明するた
め、符号が図9〜図16に付されている。図9におい
て、内側または信号導体層36aが、図9に示されてい
るスリーブの内表面14aをもつフェライト12aと端
部20aに関連付けて示されている。図10において、
ポリマの第1の被覆、複合体材料24aが微小傾斜端部
25を含んで示されている。
【0022】図11において、導体トレース34aが層
24a上に形成され、図12においては、第2の誘電体
層24bが追加されて示されており、これらの層は、ス
リーブ材料を被覆することにより形成される。
【0023】図13と図14において、第2の導体層3
4bが、微小傾斜25と層24bで維持されている。図
15と図16は、フィルタ用の信号構造として機能する
ように36aを接合する端部のはんだ部36bの付加と
ともにフィルタの最終構造を導くための以後の工程を示
す。図示からわかるように、傾斜部25,25a及び2
5bは、図16に示すような製造方法により、導体層3
4a〜34cから誘電体複合体層24a〜24cの分離
を許容する傾斜を促進する。
【0024】したがって、本発明は、管が所望長に切断
される前に、管状材料の一連の長さ部に一つ以上の工程
が実行される製造時に、フィルタ部材の取り扱いを容易
とする。より具体的には、複合体ポリマ材料は、フェラ
イト材料の長さ方向に沿って配設することができ、ま
た、使用される方法により、スリーブ状のフェライト材
料は、レジスト材料を形成する前または後で切断するこ
とができる。はんだ層は、スリーブの外表面と同様に内
側に沿って延びなければならないので、はんだ処理の前
に、しかし他の被覆処理工程の前である必要はないが、
スリーブを所定長に切断する必要がある。
【0025】被覆混合物及びテスト処理を実現する工程
を、以下の例に関連させて一般的、且つ具体的に説明す
る。水混合物を用いた実施例に関して、室温で500m
lプラスチックジャー内の200mlの脱イオン水に所
望のポリマ材料と誘電体粉末を加えて複合体被覆混合物
が調製される。得られた混合物は、約24時間連続的に
撹拌され、水中のポリマと粒子を均一に分散させる。
【0026】この混合物は、周知の方法で電気泳動法を
用いて、直径0.23cm、長さ15cmのフェライト
ロッド上に被覆される。7.5×15cmのステンレス
鋼板がカソードとしてジャー内に置かれ、フェライト管
がアノードとして機能する。アノードとカソードは、ヒ
ューレット パッカード ハリソン6902B メータ
ー キャリブレータに接続され、定電圧が供給された。
電気泳動処理は、約1〜45秒間、DC25〜100ボ
ルトで実行され、その間、被覆が管状部材に沿って均一
に形成された。被覆形成後、被覆されたフェライト管
は、130℃のオーブンで24時間ベーキングされ、水
分を除去した。ベーキング後には、複合被覆の厚さは約
0.025〜0.075mmとなり、被覆管は、次に、
めっき処理の前に、1cm長に切断された。
【0027】めっきレジスタ層は、公知のように、所望
の外表面上に配設され、接地導体及び信号導体となる部
分を分離する。以降のめっきが付着される表面を得るた
めに、複合体被覆管は、次に、銀充填インクで被覆さ
れ、複合体層の外表面を被覆する。フィルタスリーブの
内表面と外表面は、電気めっきされた銀の層に続いて、
無電解めっき(化学めっき)で銅の層がめっきされた。
【0028】非水系のコンフォーマル被覆フィルタに関
して、ポリマと誘電体材料の混合物は完全に混合され、
フェライトスリーブ上に被覆された後、形成されたレジ
ストとともに乾燥され、めっきされた。
【0029】前述工程に従って製造されたフィルタスリ
ーブ試料についていくつかのテストが行なわれた。キャ
パシタンス測定は、スリーブ試料をテストピン端子に、
はんだ付けし、ヒューレット パッカード 4262A
LCR(インダクタンス、キャパシタンス、抵抗)メ
ータで行なわれた。
【0030】絶縁抵抗は、本発明に従って得られた試料
フィルタスリーブについて測定された。各スリーブは、
負電極に取り付けられたテストピンコンタクト上に置か
れた。正電極は、スリーブの接地電極に取り付けられ
た。抵抗は、ヒューレット パッカード 4329A高
抵抗メーターにより測定された。
【0031】絶縁耐圧(DWV)テストは、本発明によ
り得られた試料フィルタスリーブについて行なわれた。
各スリーブは、負電極に取り付けられたテストピンコン
タクト上に置かれた。正電極は、スリーブの接地電極に
取り付けられた。電圧が印加された。この電圧は、コア
の電流の増大または破壊、または、ギャップ27を横切
る接地電極とピン電極間の電気性から明らかなように、
誘電体コア材料(チタン酸バリウムまたはチタン酸スト
ロンチウム)が破壊されるまで、ゆっくりと上げられ
た。ヒューレット パッカード 4329A高抵抗メー
ターがこのテストでも用いられた。
【0032】挿入損失も各試料について測定された。複
合体スリーブによる信号減衰を測定するためには、既知
の周波数と振幅の信号が、ロード シュワルツ SMG
信号発生器によるRG−223 50オーム同軸ケーブ
ルを介して供給された。減衰信号の周波数と振幅は、ヒ
ューレット パッカード 8566 スペクトラムアナ
ライザにより、入力信号と比較された。テストは無負
荷、25℃にて行なわれた。
【0033】本発明で得られたフィルタスリーブと従来
技術で得られたスリーブについての周波数に対する挿入
損失の比較が図17に示されている。水溶性ポリマを用
いた試料に関して本発明で得られたフィルタスリーブに
ついての挿入損失カーブが、図17ではCで示され、フ
ィルタスリーブは、100MHzで20dB程度の挿入
損失をもち、従来の高価なフィルタと比較して充分に良
好である。カーブA,B及びCは、従来のフィルタスリ
ーブを示し、これら後者のスリーブは、100MHzで
それぞれ28,22及び16dBの挿入損失を有する。
【0034】図18は、チタン酸バリウムとポリマ複合
体を示す図8の3層フィルタの周波数に対する挿入損失
を示している。図から明らかなように、100MHzで
挿入損失は40dBを越え、本発明の水溶性ポリマバー
ジョンについて挿入損失が従来技術よりかなり改善され
ている。3スリーブフィルタの製造は、水溶性バージョ
ンまたは単一層を含み、焼結が不要な他のバージョンの
製造方法と比較して、より要望が高く、クラッキングや
他の不具合に起因する高温での収量の損失は、高性能フ
ィルタにとって魅力的選択となる。
【0035】下記の例1〜5は、本発明によるスリーブ
の形成に使用される誘電体複合体層に対する好適な例で
ある。以下の例は、本発明と、特に指示しない限りは、
一部を除いて重量比で表現された成分で示している。
【0036】例1 上述工程を用いて、次のような複合体被覆混合物が調製
された。 成分 重量比 グラム重量 アクリルスチレン共重合体1 22.1 75.0 チタン酸バリウム粒子2 22.5 80.0 脱イオン水 56.3 200.0 99.9 355.0 1 ELDEPアクリルエナメル 2 TAMTRON Z25U 652H
【0037】例2 例1と同一工程を用いて、次のような複合体被覆混合物
が調製された。 成分 重量比 グラム重量 アクリルスチレン共重合体1 17.2 75.0 チタン酸バリウム粒子2 36.8 160.0 脱イオン水 46.0 200.0 100.0 435.0 1 ELDEPアクリルエナメル 2 TAMTRON Z5U 652H
【0038】例3 例1と同一工程を用いて、次のような複合体被覆混合物
が調製された。 成分 重量比 グラム重量 アクリルスチレン共重合体1 14.6 75.0 チタン酸バリウム粒子2 46.6 240.0 脱イオン水 38.8 200.0 100.0 515.0 1 ELDEPアクリルエナメル 2 TAMTRON Z5U 652H
【0039】例4 チタン酸バリウムと樹脂を用いた誘電体複合体に関連し
た工程を用いて、次のような試料が調製された。 成分 重量比 グラム重量 エポキシ1 40.0 40.0 チタン酸バリウム粒子2 60.0 60.0 100.0 100.0 1 MAVIDON 350CC樹脂 2 TAMTRON Z25U 652H
【0040】例5 前述ポリエステル樹脂を用いて、次のような複合体被覆
混合物が調製され。 成分 重量比 グラム重量 ポリエステル1 40.0 40.0 チタン酸バリウム粒子2 60.0 60.0 100.0 100.0 1 MAVIDON T662 ポリエステル 2 TAMTRON Z5U 652H
【0041】前述の例において、グラム重量の選択はテ
ストに便利な量が任意に配合された。上述一つの形成方
法に従う複合体被覆をもつフィルタスリーブは、前述し
たように、めっきされた。各形成方法で得られた多数の
試料が、前述工程に従ってテストされ、種々の複合体被
覆形成の複数の試料についての平均的結果が以下のテー
ブル1に与えられている。
【0042】 テーブル1 例の番号 平均キャパシタンス 絶縁抵抗 絶縁耐圧 (ピコファラド) (ギガオーム) (DCボルト) 1 478 >1 >500 2 495 >1 >500 3 265 >1 >500 4 703 >1 >500 5 375 >1 >500
【0043】焼結材料の代わりに非焼結ポリメリック材
料を用いた本発明のフィルタは、固いセラミック材料よ
りも良好な機械衝撃抵抗を与えることがわかった。
【0044】本発明のフィルタスリーブ及びその多くの
利点は、前述説明から理解される。本発明の精神や範囲
を離れず、またその材料の利点を犠牲にすることがなけ
れば、種々の変更を形状、構造及び配列に加えることが
できることは明らかである。前述の例は、例示にすぎ
ず、本発明を制限するものではない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、安価で
製造工程の少ないフィルタ部材を製造する手段を与える
だけでなく、この製造方法は、フィルタ部材の揮発性有
機溶媒の使用を除去する。本発明によるフィルタ素子
は、非常に大きな誘電率、絶縁抵抗、絶縁耐圧及びフェ
ライトスリーブへの良好な接着力をもち、広い温度範囲
で動作可能な複合体誘電体被覆と構成を有する。更に、
本発明による製造方法によれば、加熱及び低い収量を含
む高価な製造工程を必要とせずに、優良な特性のフィル
タ素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気端子上に取り付けられたフィルタスリーブ
部材の斜視図である。
【図2】図1の線2−2に沿うフィルタスリーブ部材の
縦断面図である。
【図3〜図4】図1のフィルタスリーブ部材を製造する
工程を示す図2と同様な図である。
【図5〜図7】図1のフィルタ部材の拡大部分断面図で
あり、本発明の一実施例による部材の製造工程を詳述す
る図である。
【図8】本発明の他の実施例によるフィルタの縦、横断
面図である。
【図9〜図16】図8に示す実施例によるフィルタ構造
の端部の拡大横断面図であり、かかるフィルタの製造方
法を段階的に示す図である。
【図17】従来技術と本発明の一実施例による種々のフ
ィルタの挿入損失と信号周波数範囲との関係を比較した
グラフである。
【図18】図8に示すフィルタの実施例に関し、図17
と同様なグラフである。
【符号の説明】
10 フィルタ素子 12 半導電性筒状部材 18 端子挿通孔 24 誘電体層 34 接地導体層 36 信号用導電層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心に端子挿通孔を有する略筒状の半導電
    性筒状部材と、 該筒状部材の外面に被着したチタン酸バリウム又はチタ
    ン酸ストロンチウムを含むポリマ材料の誘電体層と、 該誘電体層の少なくとも外面の一部分に被着した接地導
    体層と、 前記筒状部材の内面及び端面に被着された導電層とを具
    え、 前記筒状部材の前記端子挿通孔に端子を挿通接続し、前
    記接地導体層を接地して使用することを特徴とするフィ
    ルタ素子。
  2. 【請求項2】中心に端子挿通孔を有する半導電性の筒状
    部材を形成することと、 該筒状部材の外面にチタン酸バリウム又はチタン酸スト
    ロンチウムを含むポリマ材料の誘電体層を被着すること
    と、 該誘電体層が被着された前記筒状部材の内面、外面及び
    端面に導電層を被着形成することと、 前記誘電体層の外面に形成された前記導電層を部分的に
    隔離して接地導体を形成することより成るフィルタ素子
    の製造方法。
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