JPH06274726A - ゲートシステム - Google Patents

ゲートシステム

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Publication number
JPH06274726A
JPH06274726A JP5088072A JP8807293A JPH06274726A JP H06274726 A JPH06274726 A JP H06274726A JP 5088072 A JP5088072 A JP 5088072A JP 8807293 A JP8807293 A JP 8807293A JP H06274726 A JPH06274726 A JP H06274726A
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JP
Japan
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frequency
gate
data carrier
data
passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP5088072A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Matsuyama
卓司 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP5088072A priority Critical patent/JPH06274726A/ja
Publication of JPH06274726A publication Critical patent/JPH06274726A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキー場等のリフト乗場等での回数券型のデ
ータキャリアを用いたゲートシステムにおいて、ゲート
の通過を円滑にすること。 【構成】 ゲート制御用の開閉器13のゲート入口まで
の利用者が通過する位置に照合器12を設ける。照合器
12はデータキャリアの度数を表示し、そのゲートが通
過できるかどうかを利用者があらかじめ認識できるよう
にする。こうすればゲート開閉器13に達する前にゲー
ト通過の可否が認識できるため、ゲートでの混雑が解消
できることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスキー場のリフト乗場等
において用いられるデータ伝送可能な回数券型データキ
ャリア等を用いたゲートシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年スキー場等においては、特定の度数
が書込まれた回数券型のデータキャリア(IDカード)
をスキーヤーがあらかじめ購入しておき、リフトの搭乗
の際に搭乗口でデータキャリアとのデータ伝送を行って
各リフトに固有の度数を減じ、回数券型データキャリア
の度数の範囲内であれば搭乗を許可するようにしたゲー
トシステムが用いられている。図10はこのようなスキ
ー場のゲートシステムの概略を示す図である。このよう
なゲートシステムでは、搭乗口にスキーヤーの所持する
データキャリアとのデータ伝送を行うリードライトアン
テナ101が設けられ、これに隣接して搭乗可能なスキ
ーヤーに対してはゲートを開閉するゲート開閉器102
及び残り度数を表示する表示器103等が設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこのようなゲ
ートシステムでは、回数券型のデータキャリアに加えて
1日券型や半日券型のデータキャリアや時間券型等のデ
ータキャリアが用いられている。1日券型等のデータキ
ャリアを持つ利用者は誤ってゲートに入ることはほとん
どないが、回数券型のデータキャリアでは残り度数がわ
からないため、度数が足らないままゲートを通過しよう
とする場合がある。この場合には利用者はゲート開閉器
の位置に到してもゲートが開かないため、ゲート開閉器
102から後退する必要がある。従ってゲート部分が混
雑するだけでなく、誤って入った利用者は恥をかくこと
となり、後のスキーヤーにも不快な印象を与えることと
なる。又ゲートの列に並んでいる他のスキーヤーにとっ
て待ち時間が増え、スキーヤーの回転が悪くなるという
欠点があった。
【0004】本願の請求項1〜3の発明はこのような従
来の問題点に鑑みてなされたものであって、ゲートに入
る前に回数券の度数をあらかじめ認識したり、ゲートの
通過が可能かどうかを認識できるようにすることを技術
的課題とする。又請求項4の発明では、これらの課題に
加えて各ゲートでの必要度数を設定できるようにするこ
とを技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明は
図1に示すように、度数を保持するメモリ、外部から与
えられるコマンドとデータを復調しメモリより読出され
たデータを伝送するデータ伝送手段を有するデータキャ
リアと、データキャリアとのデータ伝送を行いゲートを
開閉するゲート開閉器と、ゲート入口までの通過経路に
配置され、データキャリアとのデータ伝送を行いメモリ
内の度数を表示する照合器と、を含むゲートシステムで
あって、ゲート開閉器は、データキャリアとのデータ伝
送を行うデータ伝送手段と、データキャリアのメモリに
保持されている度数を読出す度数読出手段と、度数読出
手段により読出された度数が各ゲートに固有の必要度数
以上であるときに通過を可とし、必要度数未満のときに
通過を否として通過の可否を判別する通過判別手段と、
通過判別手段により通過可能が判別されたときにゲート
を開放し、通過不可の場合にゲートを閉成するゲート制
御手段と、ゲートの開放時に必要度数を減じた残り度数
をデータキャリアに書込む残り度数書込手段と、を有す
るものであり、照合器は、データキャリアとのデータ伝
送を行うデータ伝送手段と、データキャリアのメモリに
保持されている度数を読出す度数読出手段と、データキ
ャリアのメモリに保持されている度数を表示する度数表
示手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0006】本願の請求項2の発明は図1に示すよう
に、度数を保持するメモリ、外部から与えられるコマン
ドとデータを復調しメモリより読出されたデータを伝送
するデータ伝送手段を有するデータキャリアと、データ
キャリアとのデータ伝送を行いゲートを開閉するゲート
開閉器と、ゲート入口までの通過経路に配置され、デー
タキャリアとのデータ伝送を行い通過の可否を表示する
照合器と、を含むゲートシステムであって、ゲート開閉
器は、データキャリアとのデータ伝送を行うデータ伝送
手段と、データキャリアのメモリに保持されている度数
を読出す度数読出手段と、度数読出手段により読出され
た度数が各ゲートに固有の必要度数以上であるときに通
過を可とし、必要度数未満のときに通過を否として通過
の可否を判別する通過判別手段と、通過判別手段により
通過可能が判別されたときにゲートを開放し、通過不可
の場合にゲートを閉成するゲート制御手段と、ゲートの
開放時に必要度数を減じた残り度数をデータキャリアに
書込む残り度数書込手段と、を有するものであり、照合
器は、データキャリアとのデータ伝送を行うデータ伝送
手段と、データキャリアのメモリに保持されている度数
を読出す度数読出手段と、度数読出手段により読出され
た度数が各ゲートに固有の必要度数以上であるときに通
過を可とし、必要度数未満のときに通過を否として通過
の可否を判別する通過判別手段と、通過の可否を表示す
る通過可否表示手段と、を有することを特徴とするもの
である。
【0007】本願の請求項3の発明は図1に示すよう
に、度数を保持するメモリ、外部から与えられるコマン
ドとデータを復調しメモリより読出されたデータを伝送
するデータ伝送手段を有するデータキャリアと、データ
キャリアとのデータ伝送を行いゲートを開閉するゲート
開閉器と、ゲート入口までの通過経路に配置され、デー
タキャリアとのデータ伝送を行いゲート通過後の残り度
数を表示する照合器と、を含むゲートシステムであっ
て、ゲート開閉器は、データキャリアとのデータ伝送を
行うデータ伝送手段と、データキャリアのメモリに保持
されている度数を読出す度数読出手段と、度数読出手段
により読出された度数が各ゲートに固有の必要度数以上
であるときに通過を可とし、必要度数未満のときに通過
を否として通過の可否を判別する通過判別手段と、通過
判別手段により通過可能が判別されたときにゲートを開
放し、通過不可の場合にゲートを閉成するゲート制御手
段と、ゲートの開放時に必要度数を減じた残り度数をデ
ータキャリアに書込む残り度数書込手段と、を有するも
のであり、照合器は、データキャリアとのデータ伝送を
行うデータ伝送手段と、データキャリアのメモリに保持
されている度数を読出す度数読出手段と、度数読出手段
により読出された度数が各ゲートに固有の必要度数以上
であるときに通過を可とし、必要度数未満のときに通過
を否として通過の可否を判別する通過判別手段と、通過
判別手段によって通過可能と判別されたときにデータキ
ャリアの通過後の残り度数を表示する度数表示手段と、
を具備することを特徴とするものである。
【0008】本願の請求項4の発明では、ゲート開閉手
段は、必要度数を設定する度数設定手段を有するもので
あり、照合器の通過判別手段は、ゲート開閉器の度数設
定手段により設定された必要度数を減じることによって
通過の可否を判別することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
によれば、データキャリアを所持する利用者はゲート開
閉器の前方を通過する前にあらかじめ照合器の前方を通
過することとなる。このときデータキャリア内のメモリ
の度数があらかじめ照合器の度数読出手段によって読出
され、度数が表示手段によって表示される。従ってゲー
トに並ぶ前にあらかじめ通過できるかどうかが認識でき
ることとなる。又請求項2の発明では、通過の可否その
ものを表示しており、請求項3の発明では、通過の可否
を判別すると共に、通過可能な場合にはゲートを通過し
た後の残り度数を表示している。更に請求項4の発明で
は、各ゲートの使用度数をあらかじめ任意に設定できる
ようにしている。この場合にも設定された必要度数に対
応した通過の可否が識別できることとなる。
【0010】
【実施例】図2は本発明の一実施例によるスキー場のリ
フト乗場のゲートシステムの全体構成を示す斜視図であ
る。本実施例によるゲートシステムでは、各スキーヤー
は1日券型データキャリア11a,時間券型データキャ
リア11b又は回数券型データキャリア11cのいずれ
かを所持しているものとする。そしてこのデータキャリ
ア11のデータを読出し、ゲートを通過できるかどうか
を表示する照合器12が矢印Lで示すゲートの進行方向
に沿って複数台配置されている。スキーヤーはこの照合
器12によって、自己の所持するデータキャリアにより
ゲートを通過できるかどうかをあらかじめ識別できるよ
うに構成している。そしてゲート部分にはゲート開閉器
13が設けられる。ゲート開閉器13はデータキャリア
11とのデータ伝送を行いゲートを開閉すると共に、回
数券型のデータキャリアの場合にはこのリフト乗場の必
要度数を減じた残り度数をデータキャリアに書込むもの
である。
【0011】図3は本実施例による照合器12とゲート
開閉器13の構成を示すブロック図である。本図に示す
ように照合器12は、データキャリア11との間でデー
タの伝送を行うリードライトヘッド14とIDコントロ
ーラ15、及び通過可否や度数を表示する表示器16
a、ブザー16bが一体に構成される。IDコントロー
ラ15はデータキャリア11へのデータの伝送及びデー
タキャリアからのデータの読取りを制御するマイクロプ
ロセッサ(CPU)21と、そのシステムプログラム及
びデータを保持するメモリ22が設けられ、表示器6a
に表示データを送るための表示インターフェース23が
設けられる。リードライトヘッド14はCPU21より
出力が与えられ、データキャリア11に伝送すべきデー
タを変調する変調回路24とその出力によって駆動され
る送信部25を有している。又データキャリア11から
得られる受信信号は受信部26を介して復調回路27に
与えられる。復調回路27はこの信号を復調してCPU
21に与えるものである。
【0012】又ゲート開閉器13も照合器12と同様の
リードライト17及びIDコントローラ18を有してい
る。ここでリードライトヘッド14,17は照合器1
2,ゲート開閉器13とデータキャリアとの間でデータ
伝送を行うデータ伝送手段3a,2aを構成している。
このIDコントローラ18は後述するようにデータキャ
リアとの間でデータ伝送を行い、ゲートの通過可否を判
別してゲート19を開閉するものであり、回数券型デー
タキャリアでは表示器20に残り度数を表示するものと
する。
【0013】次にデータキャリア11の構成について図
4を参照しつつ説明する。図4において送受信部31は
リードライトヘッド14又は17から出射される周波数
の信号を受信及び送信するものであり、その受信出力は
復調回路32に与えられる。復調回路32はこの信号を
復調しそのデータを元の信号に変換して制御部33に与
えている。制御部33にはバスを介してメモリ34(1
a)が接続される。制御部33はIDコントローラ15
又は18から与えられたコマンド及びデータに従ってメ
モリ34にデータを書込み又は読出すものである。そし
てメモリ34から読出されたデータはシリアル信号に変
換され、変調回路35を介して送受信部31に与えられ
る。ここで送受信部31,復調回路32,変調回路35
はIDコントローラから与えられたコマンドのデータを
復調すると共に、読出されたデータを伝送するデータ伝
送手段1bを構成している。
【0014】図5はデータキャリア内のメモリデータの
一例を示す図であって、(a)は日券型ゲートキャリア
11aのメモリマップ、(b)は時間券型データキャリ
ア11bのメモリマップ、(c)は回数券型のデータキ
ャリア11cのメモリマップである。これらの図に示さ
れるように、いずれのデータキャリアにもシリアルコー
ド,カードの種類,年度情報,日付が記録されている。
これに加えて日券型データキャリア11aでは使用日数
が、時間券型データキャリア11bでは開始時間,終了
時間が、回数券型データキャリア11cでは残り度数が
夫々記録されている。
【0015】さて図2に示すように、このような照合器
12がゲートの前方に複数台設けられており、スキーヤ
ーは矢印Lに示すように照合器12の近傍を通過して所
定の開閉器13のゲート部分に整列することとなる。こ
のゲートを通過したスキーヤーのみがリフトに搭乗でき
るよう構成されている。尚28はこのリフトを通過する
ために必要な度数を示す立札である。
【0016】次に本実施例の照合器の動作について図
6,図7のフローチャートを参照しつつ説明する。各照
合器12は図6のステップ41,42において常にステ
ータスリード信号をデータキャリア側に送出しており、
スキーヤーの持つデータキャリア(DC)がこの照合器
12のデータ通信領域に入ればステータスが受信され
る。そしてステップ43,44に進んでデータキャリア
11のシリアルコードを読取り、その種類を判別する。
そしてステップ45〜47においてデータキャリア11
が日券型データキャリア11aであるか、時間券型デー
タキャリア11bであるか、又は回数券型データキャリ
ア11cであるかをチェックする。日券型データキャリ
ア11aであれば、ステップ48,49に進んでデータ
キャリア11aの日付のデータを読取り、使用期間内か
どうかをチェックする。使用期間内であればステップ5
0に進んで表示器16aにより「OK」の表示を行い、
使用期間内でなければステップ51において「NG」表
示を行ってブザー16bを駆動する。そして例えば5秒
間タイムアップするまでこの表示を続け、終了すれば表
示を消去してステップ41に戻る。
【0017】一方時間券型のデータキャリア11bであ
れば、ステップ46から図7のステップ54に進み、デ
ータキャリア11bの日付データを読取る。そしてステ
ップ55に進んで設定した日付と同一かどうかをチェッ
クする。同一であればステップ56,57に進んでその
データキャリアの開始時間を読取り、現在時刻が開始時
間後かどうかをチェックする。開始時間後であればステ
ップ58,59においてデータキャリア11bの終了時
間を読取り、現在時刻が終了時間前かどうかをチェック
する。終了時間前であればステップ50に戻って同様の
処理を繰り返し、ステップ55,57,59において設
定日付以外や使用時間外であればステップ51に進んで
同様の処理を繰り返す。
【0018】又回数券型のデータキャリア11cであれ
ば、ステップ47から図7のステップ60において日付
データを読取る。そしてステップ61において年度内か
どうかをチェックする。年度内であればステップ62に
進んでそのデータキャリアの度数を読取る。そしてステ
ップ63においてこのリフトでの必要度数、例えば
「2」を減算する。減算値が零又は正であればこのリフ
ト乗場のゲートが通過可能であり、負となれば通過は不
可能であると判定する(ステップ64)。従って通過可
能であればステップ65において表示器16aに度数を
表示し、所定時間後にステップ53に進んで表示を消去
する。又ステップ61,64において年度内でないか、
通過不可能であれば、ステップ51に進んで同様の処理
を繰り返す。
【0019】このようにして本実施例では実際の搭乗ゲ
ートの通過前にあらかじめそのゲートを通過できるかど
うかが照合器12によって認識できることとなる。その
ため通過ができないデータキャリアを所持しているスキ
ーヤーは、列に並んでいる間に照合器12によって通過
不可能であることが認識できるため、矢印LOに示すよ
うに直ちに列から離れて新たなデータキャリアの購入等
に向かうことができる。従ってゲートの直前で通過を拒
否され列を逆方向に進んだり、無駄な行列待ちをする必
要がなくなり、リフトの搭乗がスムーズに行えることと
なる。ここで照合器12のCPU21はステップ62に
おいてデータキャリア11のメモリからその度数を読取
る度数読出手段3bの機能を達成しており、ステップ6
5において度数を表示する度数表示手段3cの機能を達
成している。又ステップ53,54では、メモリの度数
とこのゲートでの必要度数を比較することによって通過
の可否を判別する通過判別手段3dの機能を達成してい
る。
【0020】尚本実施例では図2に示すように回数券型
データキャリアの場合には、照合器12の表示器16a
に度数をそのまま表示するようにしている。従ってステ
ップ53,54においてメモリの度数から必要度数を減
じて通過の可否を判別することなく、メモリの度数をそ
のまま表示するようにしてもよい。又ステップ53,5
4により通過の可否を判別し、単に通過可能かどうかを
表示するようにしてもよい。更にステップ55では読取
った度数に代えてこのゲートを通過し、度数が減じられ
た後の残り度数を表示するようにしてもよい。
【0021】又照合器12を通過した後ゲート開閉器1
3での図6,図7に示すフローチャートとほぼ同一の動
作が行われる。そしてゲート開閉器13ではステップ5
0の「OK」の表示又はステップ65の度数表示に代え
てゲート19を開放し、ステップ51の「NG」表示に
代えてゲートを閉成する。更に回数券の場合にはゲート
の通過の際に残り度数を再びデータキャリアに書込むス
テップが付加される。その他の動作については図6,図
7と同一であるので、詳細な説明を省略する。
【0022】次に本発明の第2実施例について説明す
る。図8はこの第2実施例によるゲートシステムの全体
構成を示す概略図であり、図9はその構成を示すブロッ
ク図である。これらの図において前述した第1実施例と
同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。本
実施例においても複数の照合器12Aがリフトのゲート
入口方向への矢印Lに沿って配置される。これらの照合
器12Aはゲート開閉器13AのIDコントローラ18
Aにオンラインによって接続されている。本実施例で
は、図9に示すようにこのIDコントローラ18Aにゲ
ートの度数を設定するための度数設定器71が接続され
る。度数設定器71は例えば押ボタンスイッチによって
このリフト乗場のゲートの必要度数を適宜設定するもの
とする。又設定した必要度数はゲートに隣接する可変表
示器72に表示する。この場合には照合器12Aの必要
度数も設定に応じて変更する必要があるため、現在の必
要度数をオンラインによって各照合器12AのIDコン
トローラ15に伝送しておくものとする。こうすれば例
えば平日と休日とで必要度数を変化させたり、早朝は必
要度数を少なく、ナイターや深夜営業では必要度数を多
くする等、スキー場の経営者が任意に設定できることと
なる。
【0023】更に各ゲート毎のオンラインシステムを全
てのスキー場に拡張し、上位のコンピュータとそのスキ
ー場の複数のリフトのゲートと接続することによって、
スキー場内の多数のゲートの管理を一元的に行うことも
できる。こうすれば待人数の少ないリフトの必要度数を
少なくしたり、待人数の多いリフトの必要度数を大きく
して、スキー場全体の混み具合を平均化することも可能
である。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1〜3の発明によれば、使用者があらかじめゲートの列
を通過する際に通過の可否が識別できるため、通過でき
ない場合には直ちにその列から離れて新たな回数券デー
タキャリアを購入する等の対応が行える。従ってゲート
の通過が円滑となり、又利用者に不快感を与えることが
なくなるという効果が得られる。更に請求項4の発明で
は、上記の効果に加えて必要度数を任意に設定すること
ができるため、混雑状況や使用状態によって最適な必要
度数が設定できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例によるスキー場のゲートシ
ステムの全体構成を示す概略図である。
【図3】本実施例の照合器及びゲート開閉器の構成を示
すブロック図である。
【図4】本実施例のデータキャリアの構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】本実施例のデータキャリアのメモリマップであ
る。
【図6】本実施例の動作を示すフローチャート(その
1)である。
【図7】本実施例の動作を示すフローチャート(その
2)である。
【図8】本発明の第2実施例によるスキー場のゲートシ
ステムの全体構成を示す概略図である。
【図9】本発明の第2実施例によるスキー場のゲートシ
ステムの全体構成を示すブロック図である。
【図10】従来のゲートシステムの全体構成を示す概略
図である。
【符号の説明】
1,11a,11b,11c データキャリア 1a,22,34 メモリ 3,12,12A 照合器 2,13,13A ゲート開閉器 2a,3a データ伝送手段 2b,3b 度数読出手段 2c,3d 通過判別手段 2d ゲート制御手段 2e 残り度数書込手段 3c 度数表示手段 14,17 リードライトヘッド 15,18,18A IDコントローラ 16a,20 表示器 16b ブザー 19 ゲート 71 度数設定器 72 可変表示器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 度数を保持するメモリ、外部から与えら
    れるコマンドとデータを復調し前記メモリより読出され
    たデータを伝送するデータ伝送手段を有するデータキャ
    リアと、 前記データキャリアとのデータ伝送を行いゲートを開閉
    するゲート開閉器と、 ゲート入口までの通過経路に配置され、前記データキャ
    リアとのデータ伝送を行いメモリ内の度数を表示する照
    合器と、を含むゲートシステムであって、 前記ゲート開閉器は、 前記データキャリアとのデータ伝送を行うデータ伝送手
    段と、 前記データキャリアのメモリに保持されている度数を読
    出す度数読出手段と、 前記度数読出手段により読出された度数が各ゲートに固
    有の必要度数以上であるときに通過を可とし、必要度数
    未満のときに通過を否として通過の可否を判別する通過
    判別手段と、 前記通過判別手段により通過可能が判別されたときにゲ
    ートを開放し、通過不可の場合にゲートを閉成するゲー
    ト制御手段と、 前記ゲートの開放時に必要度数を減じた残り度数を前記
    データキャリアに書込む残り度数書込手段と、を有する
    ものであり、 前記照合器は、 前記データキャリアとのデータ伝送を行うデータ伝送手
    段と、 前記データキャリアのメモリに保持されている度数を読
    出す度数読出手段と、 データキャリアのメモリに保持されている度数を表示す
    る度数表示手段と、を具備することを特徴とするゲート
    システム。
  2. 【請求項2】 度数を保持するメモリ、外部から与えら
    れるコマンドとデータを復調し前記メモリより読出され
    たデータを伝送するデータ伝送手段を有するデータキャ
    リアと、 前記データキャリアとのデータ伝送を行いゲートを開閉
    するゲート開閉器と、 ゲート入口までの通過経路に配置され、前記データキャ
    リアとのデータ伝送を行い通過の可否を表示する照合器
    と、を含むゲートシステムであって、 前記ゲート開閉器は、 前記データキャリアとのデータ伝送を行うデータ伝送手
    段と、 前記データキャリアのメモリに保持されている度数を読
    出す度数読出手段と、 前記度数読出手段により読出された度数が各ゲートに固
    有の必要度数以上であるときに通過を可とし、必要度数
    未満のときに通過を否として通過の可否を判別する通過
    判別手段と、 前記通過判別手段により通過可能が判別されたときにゲ
    ートを開放し、通過不可の場合にゲートを閉成するゲー
    ト制御手段と、 前記ゲートの開放時に必要度数を減じた残り度数を前記
    データキャリアに書込む残り度数書込手段と、を有する
    ものであり、 前記照合器は、 前記データキャリアとのデータ伝送を行うデータ伝送手
    段と、 前記データキャリアのメモリに保持されている度数を読
    出す度数読出手段と、 前記度数読出手段により読出された度数が各ゲートに固
    有の必要度数以上であるときに通過を可とし、必要度数
    未満のときに通過を否として通過の可否を判別する通過
    判別手段と、 通過の可否を表示する通過可否表示手段と、を有するこ
    とを特徴とするゲートシステム。
  3. 【請求項3】 度数を保持するメモリ、外部から与えら
    れるコマンドとデータを復調し前記メモリより読出され
    たデータを伝送するデータ伝送手段を有するデータキャ
    リアと、 前記データキャリアとのデータ伝送を行いゲートを開閉
    するゲート開閉器と、 ゲート入口までの通過経路に配置され、前記データキャ
    リアとのデータ伝送を行いゲート通過後の残り度数を表
    示する照合器と、を含むゲートシステムであって、 前記ゲート開閉器は、 前記データキャリアとのデータ伝送を行うデータ伝送手
    段と、 前記データキャリアのメモリに保持されている度数を読
    出す度数読出手段と、 前記度数読出手段により読出された度数が各ゲートに固
    有の必要度数以上であるときに通過を可とし、必要度数
    未満のときに通過を否として通過の可否を判別する通過
    判別手段と、 前記通過判別手段により通過可能が判別されたときにゲ
    ートを開放し、通過不可の場合にゲートを閉成するゲー
    ト制御手段と、 前記ゲートの開放時に必要度数を減じた残り度数を前記
    データキャリアに書込む残り度数書込手段と、を有する
    ものであり、 前記照合器は、 前記データキャリアとのデータ伝送を行うデータ伝送手
    段と、 前記データキャリアのメモリに保持されている度数を読
    出す度数読出手段と、 前記度数読出手段により読出された度数が各ゲートに固
    有の必要度数以上であるときに通過を可とし、必要度数
    未満のときに通過を否として通過の可否を判別する通過
    判別手段と、 前記通過判別手段によって通過可能と判別されたときに
    前記データキャリアの通過後の残り度数を表示する度数
    表示手段と、を具備することを特徴とするゲートシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記ゲート開閉手段は、 必要度数を設定する度数設定手段を有するものであり、 前記照合器の通過判別手段は、 前記ゲート開閉器の度数設定手段により設定された必要
    度数を減じることによって通過の可否を判別するもので
    あることを特徴とする請求項2又は3記載のゲートシス
    テム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19932755A1 (de) * 1999-07-14 2001-02-01 Luk Lamellen & Kupplungsbau Steuerungsvorrichtung

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DE19932755A1 (de) * 1999-07-14 2001-02-01 Luk Lamellen & Kupplungsbau Steuerungsvorrichtung

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