JPH0627198Y2 - 人形駆動機構 - Google Patents

人形駆動機構

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JPH0627198Y2
JPH0627198Y2 JP1988093732U JP9373288U JPH0627198Y2 JP H0627198 Y2 JPH0627198 Y2 JP H0627198Y2 JP 1988093732 U JP1988093732 U JP 1988093732U JP 9373288 U JP9373288 U JP 9373288U JP H0627198 Y2 JPH0627198 Y2 JP H0627198Y2
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JP
Japan
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doll
leg
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surface side
sliding plate
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JP1988093732U
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English (en)
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JPH0215198U (ja
Inventor
茂 二上
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はメロディー及び時打ち演奏に連動して動く人形
を有した人形駆動機構に関するものである。
〔従来技術〕
従来の前記人形を有した時計の人形駆動機構は、メロデ
ィー、及び時打ち演奏に連動して動く人形の、各部を動
作させるために、カムやリンク機構、及びその伝達機構
として、ベルト、ギヤ等が、人形内部、又は周辺部に設
置され、動きに対応した少なくとも複数の駆動機構によ
り構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来、例えば人形の向きを静止状態から方向転換を行う
場合、駆動モーターから得た回転を減速ギヤで減速した
後、クラッチ、カム等により方向転換角度に合せた駆動
を行う。又、お辞儀等の別の動作を同時に行わせる場合
には、さらにもう一系統の駆動機構を設ける必要があっ
た。この場合、人形の動作が複雑になるほど、駆動機構
が複数となるため構成部品が増大し、さに減速ギヤ、ク
ラッチ、カム等は人形直下に比較的近接して配置する必
要があるため、人形付近に構成部品が集中し小型化を計
る上で大きな障害になっていた。
本考案はかかる欠点を除去し、複数の伝達機構からなる
人形駆動機構を簡素化し、構成部品の削減と小型化を計
る事を目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
正時信号を受けてメロディー演奏を行い、人形を動作す
るための制御回路からなる電子時計と、頭、胴体、腕、
脚部から構成された人形の、胴体内部に設けたコイル、
及び腕に接続されたローターにより予め設定した角度ま
で、腕を回転するように構成されたロータリーソレノイ
ドからなる腕振り機構と、胴体が脚部と自由に開閉でき
るように回転軸で結合され、脚部部内に収納し、前記回
転軸を支点に胴体の一部を押し上げ開閉するようにした
摺動棒からなるお辞儀機構と、脚下部に固定され回転す
るように設けた従動カムによる方向転換機構と、従動カ
ム及び駆動カムの一部に接触し動力伝達するための案内
部となる変換部を有し、さらに摺動棒を押し上げるよう
に表面に突起部を設け、前記お辞儀機構及び、方向転換
機構を一括して駆動するようにした摺動板と、摺動板を
直線方向に移動するように設けた駆動カム、減速ギヤ、
モーター等から構成された人形駆動機構である。
〔実施例〕
第1図は、本考案による人形駆動機構の実施例である。
1は頭、2は胴体で、回転軸21で脚4と連結され矢印
方向2aに屈曲することができ、戻しバネ22により復
帰するように構成されお辞儀動作をする。3は腕で、胴
体2の内部に収納されたローター30に連接棒32で連
結される。これは、コイル31による電磁的吸引力を受
けローター30に回転力が配設するロータリーソレノイ
ドにより、あらかじめ設定された角度だけ腕3が矢印方
向3aに回転を行うことで、腕振り機構としたものであ
る。
脚4は、基台11に対してスムーズな回転が行なえるよ
うに嵌合し、さらに従動カム6を介してナット4aで取
付けられ、従動カム6が回転すると人形の向きが変わ
り、方向転換動作を行うものである。
5は摺動棒で、脚4の内部に直立に収納され、一端が胴
体2の一部と接して、胴体2を矢印方向2aに押し上げ
るように配置されている。7は駆動カム、8は駆動カム
7により矢印方向7bに移動される摺動板である。この
摺動板8は駆動カム7から従動カム6に動力伝達を行
い、さらに摺動棒5を垂直方向に動作する突起部8a有
している。9は減速ギヤ10を介して駆動カム7を回転
するためのモーターである。
12は制御回路で、時計回路14からの正時信号を受け
て、メロディー信号の発生とメロディー信号に連動して
人形のお辞儀、方向転換、腕振り動作を行わせるため
に、駆動回路13を介してモーター9及びコイル31を
動作させる。
第2図は、本考案による摺動板8の斜視図である。
8aは、摺動板8の直線運動を摺動棒5の上下運動に変
換するための突起部で、人形のお辞儀角度に比例した突
起量を形成するものである。8bは第1図に示す駆動カ
ム7に嵌合し、駆動カム7の回転運動を直線運動に変換
し、摺動板8を矢印方向7b(第1図参照)へ動かすた
めの第1変換部。8cは摺動板8の直線運動を再び従動
カム6の回転運動へ変換する第2変換部である。
第3図は、本考案による摺動板8と従動カム6の配置を
示した平面図である。
矢印区間80は、従動カム6が自由状態にあり回転は伝
達されない、又、矢印区間81は、突起部8aが平坦に
なり、摺動棒5が下降した状態で従動カム6に回転が伝
達されるようになっている。第2変換部8cと、突起部
8aは、第1変換部8bから矢印方向7bに対し、同位
置に配置すれば人形はお辞儀と方向転換を同時に行う事
ができ、又配置をずらすことで別々に動作することもで
きる。
次に、動作について第1図、第3図を用いて説明する。
例えば、時計回路14が12時に正時信号を発生する
と、制御回路12が駆動回路13を介して、メロディー
信号及びメロディー信号に連動してモーター9、コイル
31の制御信号を出力する。モーター9により減速ギヤ
10を介して駆動カム7が回転して、摺動板8を矢印方
向7bへと移動すると、従動カム6は第3図矢印区間8
0の自由状態にあり回転は伝達されないため、人形の向
きは変わらず、摺動板8の突起部8aが摺動棒5(第1
図)を押し上げ、胴体2が矢印方向2aに連動して動作
し、人形がお辞儀動作を行うものである。
さらに、摺動板8が移動し従動カム6が第3図矢印区間
80の自由状態を過ぎ、第2図矢印区間81に接する
と、従動カム6に回転が伝達され人形が方向転換を開始
し、摺動板8がリミットスイッチ12b(第1図)に達
すると、制御回路12によりモーター9が停止して、方
向転換動作を終了する。制御回路12はモーター9を停
止後、コイル31に駆動回路13を介して、正時信号に
合った数の制御信号を出力し、人形の腕振り動作を行
う。人形の腕振り動作は、例えば12時の場合、正時信
号に合った12回の腕振りをして、鐘又は棒鈴等を叩き
報時を行うものである。
制御回路12は人形の腕振り動作が終了すると、モータ
ー9を逆転して摺動板8を矢印方向7bと反対方向へ移
動し、リミットスイッチ12aに達するとモーター9を
停止して、一連の動作を完了する。その間、人形は方向
転換をして、次にお辞儀動作を行ない、最初の状態へ復
帰するものである。
尚、本実施例においては、摺動板8の移動方向は人形の
前後方向である7bの方向で説明したが、従動カム6の
取付角度を変えることにより、摺動板8の移動方向は任
意に変えることができる。
〔効果〕
本考案によれば、正時になるとメロディーが演奏され、
メロディーに連動して人形がお辞儀動作を行った後、方
向転換動作をして、鐘又は棒鈴等を叩いて、時打ち動作
をする人形を有した人形駆動機構において、前記お辞儀
動作と方向転換動作を行うためのクラッチ、カム、ギヤ
等からなる複数の駆動機構が摺動板8の移動だけで行な
え、しかも単一部品で薄く成るため、人形直下に簡素な
機構を構成することが可能で、小型化、低コスト化に実
用上多大なる効果を示すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による人形駆動機構を示す全体構成図、
第2図は本考案による摺動板の斜視図、第3図は本考案
による摺動板と従動カム6の配置を示した平面図。 1……頭、2……胴体、 3……腕、4……脚、 5……摺動棒、6……従動カム、 7……駆動カム、8……摺動板、 8a……突起部、8b……第1変換部、 8c……第2変換部、11……基台、 12……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】時計回路と制御回路と駆動回路と人形とを
    備え、 基台の上面側に設ける人形は脚と胴体と頭と腕とからな
    り、 脚は基台の下面側に設けるナットを介して回転可能な状
    態で基台に嵌合し、さらに脚内部に摺動棒を設け、 胴体は回転軸と戻しバネを介して脚上部に取り付け、摺
    動棒の軸方向の動きによって人形のおじぎ動作を行い、 腕は胴体内に設けるローターとコイルと連結棒とによっ
    て腕振り動作を行い、 摺動棒は基台を介して胴体の反対側の基台の下面側に設
    ける従動カムから突出して摺動板に接触し、 摺動板は基台の下面側に配置するモーターと減速ギアと
    駆動カムとの働きにより直線運動を行うための第1の変
    換部と、従動カムと係合し直線運動を回転運動に変換し
    て人形の向きを変える動作を行うための第2の変換部
    と、摺動棒を軸方向に動かして人形のおじぎ動作をさせ
    るための突起部とを備えることを特徴とする人形駆動機
    構。
JP1988093732U 1988-07-15 1988-07-15 人形駆動機構 Expired - Lifetime JPH0627198Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988093732U JPH0627198Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 人形駆動機構

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JP1988093732U JPH0627198Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 人形駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0215198U JPH0215198U (ja) 1990-01-30
JPH0627198Y2 true JPH0627198Y2 (ja) 1994-07-27

Family

ID=31318207

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JP1988093732U Expired - Lifetime JPH0627198Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 人形駆動機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566078Y2 (ja) * 1975-12-09 1981-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0233192Y2 (ja) * 1984-11-29 1990-09-06

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JPH0215198U (ja) 1990-01-30

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