JPH0447677Y2 - - Google Patents

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JPH0447677Y2
JPH0447677Y2 JP3418187U JP3418187U JPH0447677Y2 JP H0447677 Y2 JPH0447677 Y2 JP H0447677Y2 JP 3418187 U JP3418187 U JP 3418187U JP 3418187 U JP3418187 U JP 3418187U JP H0447677 Y2 JPH0447677 Y2 JP H0447677Y2
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JP
Japan
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plate
door
opening
stage
case
Prior art date
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JP3418187U
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JPS63175886U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は時計の装飾装置に関し、例えば正時等
の所定時刻に時計ケースに設けた戸等の遮蔽部材
が開いて、その中から人間や動物等の人形が載置
されたステージが時計ケース外に極めてゆつくり
したスピードで現われ、またゆつくりしたスピー
ドで時計ケース内に戻つて遮蔽部材が閉じるとい
う動作をする可動ステージを備えた装飾装置に関
する。
(従来技術) 従来、扉の開閉機構を有する装飾装置としては
正時や半時に扉が開いて中から鳩体が現われる鳩
時計が周知であり、この種の時計は例えば実開昭
59−115372号明細書及び図面にて示されている。
鳩開閉機構の扉はケースに回動自在に軸支されて
おり、また扉には扉リンクが取り付けられてい
る。そして、時計ケース内には時計機構体と連動
する回動レバーが設けられ、該回動レバーが扉内
側を押圧可能に設定されている。その結果回動レ
バーが回動することに連動して扉の開閉成が行な
われる。
また、ステージに係る従来例としては、回転駆
動される円板上に人形等を設け、所定時刻に円板
を回転駆動するものや、前記円板上の半分以上を
時計ケース内に配置し、円板の回転によつて人形
等が時計ケース外に現われたり時計ケース内に入
つて行つたりする装飾時計が周知である。
しかしながら、人形等が載置されたステージが
ゆつくりしたスピードで往復移動することによ
り、時計ケースに設けた開口部から出入するも
の、または、引き戸等の遮蔽部材がゆつくりした
スピードでスライド移動して開口部を開閉成する
装飾装置は従来なかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 扉は扉リンクによつて回動され、扉リンクは時
計機構体と連動する回動レバーによつて作動し、
該回動レバーは弾性部材にて常に扉が閉成保持さ
れるように弾性付勢されている。その為に、扉が
開成される際には前記弾性部材の弾性力に抗して
扉が開き、扉閉成時には弾性部材の弾性力によつ
て勢いよく扉が閉まる。その際には扉はケースに
勢いよく当接するので大きな衝突音が発生する。
また、鳩体等の装飾部材も上記回動レバーと連
動して勢いよく開口部から外方向に出てきてしま
い、これはステージの動きとしては好ましくない
という問題があつた。
本考案の目的は華やかなステージが現われるイ
メージに合つた厳かな雰囲気を提供できる動きを
備えた装飾時計を提供することである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的を達成する為に本考案では、ケースに
設けた開口部近傍にスライド自在に支持され、前
記開口部を開閉可能な遮蔽部材と、長穴が設けら
れ、開口部からケースの内外方向に往復移動可能
に設定されたステージ板と、ステージ板の長穴に
遊嵌されるピンが回転中心から離れた位置に設け
られた回転板と、回転板と連動して回転可能であ
つて、周面に係合部が設けられた偏心回転板と、
前記回転板及び偏心回転板を回転駆動するモータ
と、偏心回転板の係合部に係合すると共に少なく
とも一方端が遮蔽部材に連結された連結部材と、
少なくとも一方端が遮蔽部材に固定されており、
遮蔽部材を閉成方向に付勢する弾性部材と、を備
えたことを特徴とする。
(実施例) 第1〜5図には本考案に係る一実施例が示され
ている。第1,2図において、ケース2には開口
部4が開口されており、開口部4の上下両縁には
摺動溝6,8が設けられている。該摺動溝6,8
は第1図に示されているようにその内面が曲面形
状に形成されている。摺動溝6,8の両端近傍に
は案内支柱10,12が設けてある。第2図にお
いて、基台14には駆動装置16が設けられ、駆
動装置16の出力軸18には回転カム体20が取
り付けられている。回転カム体20はピン22を
有する回転板24と周面に係合部としての溝26
が形成された円板から成る偏心回転板28とが一
体的に形成されている。案内板30は基台14と
平行に設けられ、その一端面は開口部4の摺動溝
8の上方に配置されている。案内板30にはコ字
状断面のガイド32,34が設けられている。案
内板30の上面にはステージ板36が載置され、
ステージ板36の両側端はガイド32,34内を
摺動可能に設定されている。また、ステージ板3
6には第1図のように長穴38が設けられ、長穴
38には回転カム体20のピン22が遊嵌されて
いる。ピン22は抜け止めピン40によつて長穴
38から抜けないように構成されている。戸4
2,44は開口部4の摺動溝6,8に遊嵌可能な
曲面形状から成る遮蔽部材であり、第3図に示す
ように摺動溝8内には切欠き46,48及び連結
突部50,52が設けられている。切欠き46,
48内には弾性部材54が配置され、弾性部材5
4の両端は戸42,44に結合されている。ま
た、連結突部50,52には連結部材56の両端
が連結され該連結部材56は案内支柱10,12
を介して偏心回転板28の溝26に係接してい
る。連結部材56はひも・ワイヤー等の線材が好
適であるが、平ベルト状のものでも特に問題はな
い。更に、摺動溝8の底面には戸42,44の静
止位置決め突起58が設けられており、これによ
つて戸42,44は所定の閉成位置に停止するこ
とができる。
図示実施例は以上の構成から成り、次に動作に
ついて説明する。
第1,2図には開口部4が戸42,44によつ
て閉成されている状態であり、偏心回転板28は
開口部4に最も近づいているので戸42,44は
弾性部材54の収縮力により所定の閉成位置に静
止している。この状態にて正時等の所定時刻にな
ると図示は省略したが駆動モータが作動して駆動
装置16の出力軸18が矢印A方向に回転を始
め、回転板24のピン22がステージ板36の長
穴38内を矢印B方向に移動する。この時、ピン
22はステージ板36を矢印C方向即ち開口部4
の方向に押圧するので、ステージ板36は徐々に
矢印C方向に移動する。また同時に偏心回転板2
8も矢印A方向に回転し、これによつて連結部材
56は偏心回転板28の矢印D方向の押圧力を受
けて徐々に引つぱられるので戸42,44は徐々
に開成される。
第4,5図は戸42,44が完全に開成され、
ステージ板36が開口部4からケース2の外側に
出ている状態であり、回転板24及び偏心回転板
28が180度回転した状態である。連結部材56
は偏心回転板28によつて最大限に矢印D方向に
変位されているので、戸42,44はケース2内
に完全に収納可能となる。図示省略された駆動モ
ータはこの状態で所定の停止時間停止した後に再
び回転するように設定されているので、回転板2
4及び偏心回転板28が再回転するとピン22は
長穴38内を矢印E方向に移動する。これによつ
てステージ板36は矢印D方向に徐々に移動し、
同時に偏心回転板28が矢印C方向に戻るので連
結部材56は弾性部材54の復帰力によつて引つ
ぱられ、戸42,44は元の位置に移動して開口
部4は閉成される。このように回転カム体20が
駆動装置16にて所定方向に極めて低速度で回転
することにより、戸42,44は弾性部材54の
弾性力と連結部材56の張力との協働にてゆつく
りと開閉成できると共にステージ板36はピン2
2の回転に合わせて極めてゆつくりと開口部4か
ら出たり入つたりすることができる。
ステージ板36には第2,5図に示されている
ように動物等の人形60が載置されてあり、戸4
2,44が極めて低速で開閉すると同時に人形6
0も極めて低速で開口部4からステージ板36と
共に出入りすることができる。
なお、図示実施例において連結部材56が引つ
ぱられた際に戸42,44を均等に移動させるに
は偏心回転板28の溝26と連結部材56とのス
リツプ力及び各案内支柱10,12と連結部材5
6とのスリツプ力を適宜に調整することが必要で
ある。
また、弾性部材54は戸42,44毎に夫々1
個ずつ設けてもよく、更に、2個の戸42,44
を1個の戸として実施する際は、連結部材56の
一方端を戸に固定し、他方端をケース内に固定す
ることによつても図示実施例と同様の作用効果が
得られる。
(考案の効果) 本考案によれば、遮蔽部材としての戸は徐々に
開閉成するので戸とケースの衝突音を極力抑える
ことができると共に、戸及びステージの動作が極
めてゆつくりした動きとなる。従つて、ステージ
の出入り動作も華やかなステージのイメージに合
つた厳かな雰囲気を作り出すことができる。
さらに、戸の開閉動作とステージの出入り動作
を1個の回転カム体にて実施でき、その構成も極
めて簡単であり、従来の扉リンク等が不要である
ので分解・組立てが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は戸が閉成された状態の平面図。第2図
は戸が閉成された状態の断面図。第3図は閉成さ
れた戸の正面図。第4図は戸が開成された状態の
平面図。第5図は戸が開成された状態の断面図で
ある。 2……ケース、4……開口部、22……ピン、
24……回転板、26……溝、28……偏心回転
板、36……ステージ板、38……長穴、42,
44……遮蔽部材、54……弾性部材、56……
連結部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 時計ケースに設けた開口部から装飾部材が出入
    り可能な装飾時計において、 ケースにスライド自在に支持され、前記開口部
    を開閉可能な遮蔽部材と、 長穴が設けられ、開口部からケースの内外方向
    に往復移動可能に設定されたステージ板と、 ステージ板の長穴に遊嵌されるピンが回転中心
    から離れた位置に設けられた回転板と、 回転板と連動して回転可能であつて、周面に係
    合部が設けられた偏心回転板と、 前記回転板及び偏心回転板を回転駆動するモー
    タと、 偏心回転板の係合部に係合すると共に少なくと
    も一方端が遮蔽部材に連結された連結部材と、 少なくとも一方端が遮蔽部材に固定されてお
    り、遮蔽部材を閉成方向に付勢する弾性部材と、 を備えたことを特徴とする可動ステージを備えた
    装飾装置。
JP3418187U 1987-03-09 1987-03-09 Expired JPH0447677Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3418187U JPH0447677Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

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JP3418187U JPH0447677Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63175886U JPS63175886U (ja) 1988-11-15
JPH0447677Y2 true JPH0447677Y2 (ja) 1992-11-10

Family

ID=30842489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3418187U Expired JPH0447677Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH089671Y2 (ja) * 1989-11-09 1996-03-21 リズム時計工業株式会社 からくり時計の扉開閉装置
JP2675252B2 (ja) * 1993-08-09 1997-11-12 リズム時計工業株式会社 からくり時計

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Publication number Publication date
JPS63175886U (ja) 1988-11-15

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