JPH0426136Y2 - - Google Patents

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JPH0426136Y2
JPH0426136Y2 JP7284788U JP7284788U JPH0426136Y2 JP H0426136 Y2 JPH0426136 Y2 JP H0426136Y2 JP 7284788 U JP7284788 U JP 7284788U JP 7284788 U JP7284788 U JP 7284788U JP H0426136 Y2 JPH0426136 Y2 JP H0426136Y2
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stage
rotation
rotating
slide
gear
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JP7284788U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、回転ステージ上にて移動物体が回転
ステージの動きとは異なる第2の動きを行なう移
動おもちやに関するものである。
(従来の技術及びその問題点) オルゴールボツクス上に回転ステージを設け、
該回転ステージに人形を配備し、演奏中に回転ス
テージと一緒に人形が回るオルゴールが知られて
いる。
上記オルゴールの場合、人形は回転ステージと
一体に単純円運動を行なうだけであり、動きが単
調で面白味に欠ける。
本考案は回転ステージ上の人形がステージの回
転とは別の第2の動きを行ない、見るだけで楽し
むことの出来る移動おもちやを明らかにするもの
である。
(問題を解決する手段) 上記目的を達成するために本考案の移動おもち
やは、回転ステージ4の裏面に、該ステージ4の
回転中心を無端状に包囲して非円形或は偏心円形
の案内軌道41を形成する。
回転ステージ4の下方に回転部材5が回転可能
に配備して、該部材にステージの回転中心側から
外側に向つて延びるスライド軌道51を形成する
ともに、該回転部材5に前記回転ステージ4とは
逆方向又は回転ステージ4とは異なつた速度にて
該ステージ4と同方向に回転させる回転装置7を
連繋する。
磁石或は磁石に吸着される材料で形成したスラ
イド部材8を上記案内軌道41とスライド軌道5
1とに跨がつて摺動可能に配備する。
回転ステージ4上にはスライド部材8との対応
位置に移動物体9を載せ、移動物体9の下部は前
記スライド部材8に対して吸着性のある材料で形
成する。
(作用及び効果) 回転部材5のスライド軌道51は、ステージの
回転中心側から外側に向つて延びているから、該
軌道に摺動可能係合したスライド部材8は回転部
材5に追従して該部材と同方向に回転する。
又、回転ステージ4の案内軌道41は非円形或
は偏心円形に形成されいるから、該案内軌道41
にも係合している前記スライド部材8は、回転部
材5と一緒に回転しつつ案内軌道41に沿つて回
転中心に接近離間する。
回転ステージ4と回転部材5とは互いに逆方向
或は異なる速度で同方向に回転するから、スライ
ド部材8の回転速度は回転ステージ4の回転とは
異なる。
従つて回転ステージ4上に配備されスライド部
材8に吸着さている移動物体9は、ステージ4上
にてステージ4の回転とは一見無関係なスライド
部材8の動きと同じ動きを行ない、従来のように
回転ステージ4と一体に人形が回転する単調な動
きのものに比べて、移動物体9の動きは複雑で面
白味が増す。
(実施例) 次ん記載する実施例は本考案を説明するための
ものであるから、これを実用新案登録請求の範囲
に記載の考案を限定し、或は減縮する様に解すべ
きではない。
以下、オルゴールでの実施例に基き本考案を説
明する。
第1図に示す如く、略四角形のボツクス1には
オルゴール本体2と引出し式の小物箱11が収容
され、ボツクス壁13を貫通してオルゴール本体
2の巻ネジ21が突設されている。
巻ネジ21によつてオルゴール本体2に内蔵し
た駆動バネ(図示せず)を巻き上げる。又、小物
箱11を少し引出すと演奏が開始され、押込むと
演奏は止まる様になつている。
ボツクス1の上面に四角形の基板3が取付けら
れ、該基板3は中央に円形凹部31を有し、該凹
部31の一部に貫通窓孔32が開設されている。
オルゴール本体2から突出した回転軸22をボ
ツクス1の天井壁及び基板3の貫通窓孔32を貫
通して上方に臨出させ、臨出端に駆動歯車23を
取り付けている。
駆動歯車23は上部が大歯車23b、下部が小
歯車23aの2段歯車である。
基板3の円形凹部31内に円形の回転ステージ
4が回転可能に配備される。該回転ステージ4は
基板3の中央に回転自由に設けた従動歯車61上
に係止駒46を介して該歯車と同心に配備されて
いる。
第1図、第2図の如く、係止駒46は回転ステ
ージ4の裏面中央に突設したボス40にネジ止め
固定され、周方向に等間隔に3本の係止脚47を
下向きに突設し、脚47の先端を少し外側に曲げ
て抜止め片48を形成している。
従動歯車61には、前記係止脚47が嵌まる円
弧状の貫通孔62が歯車61の回転中心の周りに
円陣に設けられ、貫通孔62には従動歯車61の
回転方向とは逆方向の一端に係止脚の抜止め片4
8が嵌まる拡大孔部62が形成されている。
係止駒46の各係止脚47を従動歯車61の貫
通孔62の拡大孔部62に挿入してから回転させ
ると、係止駒46と従動歯車61は外れない。
従動歯車61は前記駆動歯車23の小歯車23
aに噛合して回転ステージ4の回転駆動装置6を
構成しており、駆動歯車23が回転すると各駆動
歯車の回転方向とは逆方向に従動歯車61及び回
転ステージ4が回転する。
回転ステージ4の下方に該ステージ4の回転と
は無関係に回転自由に円盤状の回転部材5が配備
され、該回転部材5の回転中心の下部材には環状
歯車71が回転部材5と一体回転可能に取付けら
れる。
環状歯車71は前記係止駒46の上部円筒部4
9に回転自由に嵌まり、基板3上に軸承された中
間歯車7にを介して前記駆動歯車23の大歯車2
3bに連繋されて回転部材5の回転装置7を構成
している。
前記回転ステージ4の回転駆動装置6と回転部
材5の回転装置7は共に共通の駆動歯車23から
入力されるが、動力伝達歯車の歯数比及び中間歯
車72の存在の有無によつて、回転ステージ4に
対して回転部材5は逆方向に且つ回転ステージ4
よりも高速で回転する。
回転ステージ4の下面及び回転部材5の上面に
は、後記のスライド部材8を案内する溝状の案内
軌道41及びスライド軌道51が形成されてい
る。
第3図の如く、回転ステージ4に形成された案
内軌道41は、非円形に形成され、回転ステージ
4の外周を通る小曲率円弧溝部41と該ステージ
4の中心側を通る大曲率円弧溝部41bとをステ
ージ4の回転中心を挟んで対向させ、両溝部の端
部をほぼ直線状の溝部41c,41dにて繋いだ
ものである。
回転部材5に形成されたスライド軌道51は半
径方向に延びている。
回転ステージ4の案内軌道41と回転部材5の
スライド軌道51に跨がつて円形のスライド部材
8が両軌道に対して摺動可能に配備され、該スラ
イド部材8は磁石にて形成されている。
回転ステージ4上に、上記スライド部材8との
対応位置に移動物体9を載せる。移動物体9の下
面は磁石に対して吸着性を有する鉄等の磁性金属
にて形成されている。
回転ステージ4上にて該ステージ4の案内軌道
41の内側に飾り置物91を固定配備し、ボツク
ス1の上に透明カバー12を被せる。飾り置物9
1の底面形状は案内軌道41に沿つて湾曲してい
る。
然して、小物箱11を引き出すと、第3図に於
いて駆動歯車23が時計方向に回転し、該駆動歯
車の小歯車23aに直接噛合している回転ステー
ジ4の従動歯車61が反時計方向に減速回転し、
該歯車上の回転ステージ4は従動歯車61が反時
計方向に減速回転し、該歯車上の回転ステージ4
は従動歯車と一体に反時計方向に回転する。
駆動歯車23の大歯車23bに中間歯車72を
介して連繋された回転部材5の環状歯車71は時
計方向に増速回転する。
回転部材5の半径方向に延びるスライド軌道5
1に係合しているスライド部材8は回転部材5と
同じ方向に移動するが、スライド部材8は、回転
ステージ4の案内軌道41にも摺動可能に係合し
ており、該案内軌道41の湾曲に対応して回転ス
テージ4の回転中心に接近離間する。
回転ステージ4上の移動物体9は、スライド部
材8に吸着されてスライド部材8と一体に移動す
るために、移動物体9は回転ステージ4上を、該
ステージ4の回転方向とは逆方向に移動しなが
ら、回転ステージ4の中心側に接近離間する。
回転ステージ4の中央部には飾り置物91が設
けられているが、該飾り置物はステージ4の案内
軌道41の内側に位置しており、移動物体9は案
内軌道41から外れることはないため、移動物体
9はあたかも飾り置物91を避けながら、回転ス
テージ4の中心側に接近離間しつつ、回転ステー
ジ4の回転とは逆方向に移動することになり、動
きが複雑で興味を惹く。
図面及び上記実施例の説明は、本考案を説明す
るためのものであつて、実用新案登録請求の範囲
に記載の考案を限定し、或は範囲を減縮するもの
ではない。
例えば次の様に変形することができる。
第5図は回転部材5の他の実施例を示してお
り、該回転部材5には第1、第2、第3、第4の
4つのスライド軌道51が夫々半径方向に形成さ
れている。
第1、第2スライド軌道51,51aは回転中
心を挟んで対向しており、第2スライド軌道51
aの両側に第3、第4スライド軌道51b,51
cが夫々第2スライド軌道51aに対して60°の
間隔を存して形成されている。
回転ステージ4上に2つの移動物体を載せる場
合、第1、第2のスライド軌道51,51aにス
ライド部材8,8aを係合させ、3つの移動物体
を載せる場合、第1、第3、第4のスライド軌道
51,51b,51cにスライド部材8,8b,
8cを係合させれば、移動物体9の間隔をほぼ等
しくして回転ステージ4上に配置できる。
又、回転ステージ4の案内軌道41は該ステー
ジ上の偏心位置に円形に形成しても上記と同様の
効果を奏することができる。
又、移動物体9の下面に磁石にて形成し、該磁
石と案内軌道41に係合した磁石とを異極どうし
を対向させても可い。
更に、移動物体9の下面を磁石に形成し、案内
軌道41に鉄等の磁性金属にて形成したスライド
体を摺動可能に配備しても前記同様の効果を奏
す。
【図面の簡単な説明】
第1図はオルゴールの縦断面図、第2図は要部
分解斜面図、第3図は第1図−線に沿う断面
図、第4図はオルゴールの斜面図、第5図は回転
部材の他の実施例の平面図である。 2……オルゴール本体、3……基板、4……回
転ステージ、5……回転部材、6……回転駆動装
置、7……回転装置、8……スライド部材、9…
…移動物体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転ステージ4に回転駆動装置6を連繋し、該
    ステージ4の裏面に該ステージ4の回転中心を無
    端状に包囲して非円形或は偏心円形の案内軌道4
    1を形成し、回転ステージ4の下方に回転部材5
    を回転可能に配備して該部材に回転中心側から外
    側に向つて延びるスライド軌道51を形成すると
    ともに、該回転部材5に前記回転ステージ4とは
    逆方向に又は回転ステージ4とは異なつた速度に
    て該ステージ4と同方向に回転する回転装置7を
    連繋し、磁石或は磁石に吸着される材料で形成し
    たスライド部材8を上記案内軌道41とスライド
    軌道51とに跨がつて摺動可能に配備し、回転ス
    テージ4上にてスライド部材8との対応位置に移
    動物体9を載せ、移動物体9の下部は前記スライ
    ド部材8に対して吸着性のある材料で形成した移
    動おもちや。
JP7284788U 1988-05-31 1988-05-31 Expired JPH0426136Y2 (ja)

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JPH01176499U JPH01176499U (ja) 1989-12-15
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