JPH0512788Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0512788Y2 JPH0512788Y2 JP2744688U JP2744688U JPH0512788Y2 JP H0512788 Y2 JPH0512788 Y2 JP H0512788Y2 JP 2744688 U JP2744688 U JP 2744688U JP 2744688 U JP2744688 U JP 2744688U JP H0512788 Y2 JPH0512788 Y2 JP H0512788Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- wall surface
- protrusion
- decorative
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、周回転する装飾体を備えた時計に付
設される飾り扉の開閉機構に関する。
設される飾り扉の開閉機構に関する。
(従来技術)
回転板を用いて飾り扉を開閉する機構は本件出
願人が先に出願(実願昭61−143168号)したもの
がある。
願人が先に出願(実願昭61−143168号)したもの
がある。
これは回転板の一側に張り出し状に設けたカム
と、飾り扉の底部に設けた突片とが、該回転板の
回転に伴い、当接、非当接することにより、扉の
開閉動作を行うものである。
と、飾り扉の底部に設けた突片とが、該回転板の
回転に伴い、当接、非当接することにより、扉の
開閉動作を行うものである。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら上記構成では、カムが突片を回転
方向へ押し出すようになるため、扉の開閉動作は
回転板の回転方向に対しいつも一定方向に限定さ
れていた。
方向へ押し出すようになるため、扉の開閉動作は
回転板の回転方向に対しいつも一定方向に限定さ
れていた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、そのため所定時間で1回転する回転板
と、該回転板の一面に設けられ、回転中心を中心
として円弧状に互いに対向して立設した壁面と、
前記回転板が回転した際に該壁面のいずれかと摺
接する突起をそなえた軸と、該軸と一体に回転す
る扉と、前記軸を回転自在に軸支する枠体と、前
記軸を所定の静止位置に復帰させる復帰バネと、 を具備することを特徴とした。
もので、そのため所定時間で1回転する回転板
と、該回転板の一面に設けられ、回転中心を中心
として円弧状に互いに対向して立設した壁面と、
前記回転板が回転した際に該壁面のいずれかと摺
接する突起をそなえた軸と、該軸と一体に回転す
る扉と、前記軸を回転自在に軸支する枠体と、前
記軸を所定の静止位置に復帰させる復帰バネと、 を具備することを特徴とした。
(実施例)
以下図面に基づいて本考案を説明する。
第1図は本考案に係る飾り扉の開閉機構を示す
部分断面図、第2図は動作説明図である。
部分断面図、第2図は動作説明図である。
図において、回転円板2は支持台4の軸穴6に
軸支された軸8の一端に固定されており、該軸8
の他端には傘歯車10が固定されている。該傘歯
車10は図示されていない駆動機構からの軸12
の一端に設けられた傘歯車14と噛合しており、
駆動機構は所定の信号が入力されると、回転円板
2を所定時間で1回転させるように構成されてい
る。
軸支された軸8の一端に固定されており、該軸8
の他端には傘歯車10が固定されている。該傘歯
車10は図示されていない駆動機構からの軸12
の一端に設けられた傘歯車14と噛合しており、
駆動機構は所定の信号が入力されると、回転円板
2を所定時間で1回転させるように構成されてい
る。
回転円板2の一面の外周縁には、円弧状にリブ
16を設け壁面18を形成し、該壁面18とほぼ
対向して回転円板2の内側に壁面20を立設する
とともに壁面20の両端部から回転中心に向つて
等しい長さだけ壁面22を立設し、さらに図示の
ごとく、回転円板2の回転中心を中心とした円弧
状の壁面24を形成した。各壁面の高さはほぼ同
等であり、また、壁面18と20は等間隔になつ
ている。
16を設け壁面18を形成し、該壁面18とほぼ
対向して回転円板2の内側に壁面20を立設する
とともに壁面20の両端部から回転中心に向つて
等しい長さだけ壁面22を立設し、さらに図示の
ごとく、回転円板2の回転中心を中心とした円弧
状の壁面24を形成した。各壁面の高さはほぼ同
等であり、また、壁面18と20は等間隔になつ
ている。
一方飾り扉26,27と一体の軸28,29は
時計外装30とステージ32により軸支されてお
り、復帰バネ34,35の一端が軸28,29の
上端に、他端が時計外装30に固定されることに
より所定の位置に静止している。また軸28,2
9の下端には突起36,37が結合され、その回
転中心は壁面18,20間に配設される。
時計外装30とステージ32により軸支されてお
り、復帰バネ34,35の一端が軸28,29の
上端に、他端が時計外装30に固定されることに
より所定の位置に静止している。また軸28,2
9の下端には突起36,37が結合され、その回
転中心は壁面18,20間に配設される。
壁面20の内側に固定された永久磁石38,3
8がステージ上に載置された装飾体の下部に固定
された磁性材40を吸引しており、後述する回転
円板2の回転時に装飾体42が連動する。
8がステージ上に載置された装飾体の下部に固定
された磁性材40を吸引しており、後述する回転
円板2の回転時に装飾体42が連動する。
装飾体42を載置したステージ32は支持台4
に立設した支柱44,44に固定され、前記支持
台4は図示省略したが時計外装30に固定されて
いる。また本実施例の場合飾り扉26,27が閉
状態において、突起36,37は内側に向いてい
る。すなわち、回転円板2がA方向に回転した
時、該突起36,37は壁面20と摺設すること
となる。
に立設した支柱44,44に固定され、前記支持
台4は図示省略したが時計外装30に固定されて
いる。また本実施例の場合飾り扉26,27が閉
状態において、突起36,37は内側に向いてい
る。すなわち、回転円板2がA方向に回転した
時、該突起36,37は壁面20と摺設すること
となる。
以上の構成において、第2図を初期状態とする
と、回転円板2は飾り扉26,27と時計外装3
0で仕切られる。すなわち、それらを境に図面上
側が時計外装30の内部、下側が外部となる。
と、回転円板2は飾り扉26,27と時計外装3
0で仕切られる。すなわち、それらを境に図面上
側が時計外装30の内部、下側が外部となる。
この状態で駆動機構に所定の信号が入力される
と、傘歯車10,14を介して回転円板2はA方
向に回転を始める。回転を始めると壁面20の一
端部46が突起36を押圧し軸28が復帰バネ3
4の付勢力に抗して回転し、飾り扉26が矢印a
方向へ開動作する。さらに回転を続けると壁面2
0と突起36は摺接し続け開動作を保持し、摺接
が終ると復帰バネ34により閉動作を行う。突起
37についても同様に矢印b方向へ開動作したの
ち復帰バネ35により閉動作を行う。尚、点線4
8,50はそれぞれ、壁面20,16の回転軌跡
を示している。このようにして回転円板2は初期
状態で停止し一連の動作を終了する。また永久磁
石38,38は飾り扉26,27の開閉動作に合
わせて配設してある。いいかえれば該永久磁石3
8,38に吸引されながらステージ上を滑りなが
ら移動する装飾体が、飾り扉26,27の開閉動
作に合わせて配設されていることとなる。
と、傘歯車10,14を介して回転円板2はA方
向に回転を始める。回転を始めると壁面20の一
端部46が突起36を押圧し軸28が復帰バネ3
4の付勢力に抗して回転し、飾り扉26が矢印a
方向へ開動作する。さらに回転を続けると壁面2
0と突起36は摺接し続け開動作を保持し、摺接
が終ると復帰バネ34により閉動作を行う。突起
37についても同様に矢印b方向へ開動作したの
ち復帰バネ35により閉動作を行う。尚、点線4
8,50はそれぞれ、壁面20,16の回転軌跡
を示している。このようにして回転円板2は初期
状態で停止し一連の動作を終了する。また永久磁
石38,38は飾り扉26,27の開閉動作に合
わせて配設してある。いいかえれば該永久磁石3
8,38に吸引されながらステージ上を滑りなが
ら移動する装飾体が、飾り扉26,27の開閉動
作に合わせて配設されていることとなる。
次に第3図、第4図を用いて第2実施例を説明
する。尚、主要部以外の構成は一部省略してあ
る。第1実施例との違いは突起37が図示のごと
く外側に向いていることである。したがつて回転
円板2がA方向へ回転すると、壁面28の一端部
52が突起37を押圧することになり、飾り扉は
時計外装30の矢印c方向へ開くこととなる。
する。尚、主要部以外の構成は一部省略してあ
る。第1実施例との違いは突起37が図示のごと
く外側に向いていることである。したがつて回転
円板2がA方向へ回転すると、壁面28の一端部
52が突起37を押圧することになり、飾り扉は
時計外装30の矢印c方向へ開くこととなる。
次に第5図、第6図を用いて第3実施例を説明
する。ここでの第1実施例との違いは突起36が
図示のごとく外側に向いていることである。した
がつて回転円板2がA方向へ回転すると、壁面1
8の一端部52が突起36を押圧することにな
り、飾り扉26は矢印d方向へ開くこととなる。
する。ここでの第1実施例との違いは突起36が
図示のごとく外側に向いていることである。した
がつて回転円板2がA方向へ回転すると、壁面1
8の一端部52が突起36を押圧することにな
り、飾り扉26は矢印d方向へ開くこととなる。
次に第7図、第8図を用いて第4実施例を説明
する。ここでの第1実施例との違いは突起36,
37が図示のごとく外側に向いていることであ
る。したがつて回転円板2がA方向へ回転する
と、壁面18の一端部52が突起36,37を押
圧することになり、飾り扉26は矢印e方向へ、
飾り扉27は矢印f方向へ開くこととなる。
する。ここでの第1実施例との違いは突起36,
37が図示のごとく外側に向いていることであ
る。したがつて回転円板2がA方向へ回転する
と、壁面18の一端部52が突起36,37を押
圧することになり、飾り扉26は矢印e方向へ、
飾り扉27は矢印f方向へ開くこととなる。
(考案の効果)
以上説明したように本考案によれば、扉の軸に
設けた突起と、回転板上の回転中心を中心として
円弧状に互いに対向して立設した壁面とが摺接す
るようにしたので、突起の突出方向のみを変える
だけで扉の開閉方向を自由に設定できる。
設けた突起と、回転板上の回転中心を中心として
円弧状に互いに対向して立設した壁面とが摺接す
るようにしたので、突起の突出方向のみを変える
だけで扉の開閉方向を自由に設定できる。
第1図は本考案に係る飾り扉の開閉機構を示す
部分断面図、第2図は動作説明図、第3,4図は
第2実施例、第5,6図は第3実施例、第7,8
図は第4実施例である。 2……回転円板、18,20……壁面、26,
27……飾り扉、28,29……軸、30……時
計外装、34,35……復帰バネ、36,37…
…突起。
部分断面図、第2図は動作説明図、第3,4図は
第2実施例、第5,6図は第3実施例、第7,8
図は第4実施例である。 2……回転円板、18,20……壁面、26,
27……飾り扉、28,29……軸、30……時
計外装、34,35……復帰バネ、36,37…
…突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 所定時間で1回転する回転板と、 該回転板の一面に設けられ、回転中心を中心と
して円弧状に互いに対向して立設した壁面と、 前記回転板が回転した際に該壁面のいずれかと
摺接する突起をそなえた軸と、 該軸と一体に回転する扉と、 前記軸を回転自在に軸支する枠体と、 前記軸を所定の静止位置に復帰させる復帰バネ
と、 を具備することを特徴とする時計の飾り扉開閉機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2744688U JPH0512788Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2744688U JPH0512788Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01131191U JPH01131191U (ja) | 1989-09-06 |
JPH0512788Y2 true JPH0512788Y2 (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=31249945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2744688U Expired - Lifetime JPH0512788Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0512788Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992014418A1 (fr) * | 1991-02-20 | 1992-09-03 | Yusaku Koda | Articulateur |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP2744688U patent/JPH0512788Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992014418A1 (fr) * | 1991-02-20 | 1992-09-03 | Yusaku Koda | Articulateur |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01131191U (ja) | 1989-09-06 |
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