JPH045036Y2 - - Google Patents

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JPH045036Y2
JPH045036Y2 JP6974086U JP6974086U JPH045036Y2 JP H045036 Y2 JPH045036 Y2 JP H045036Y2 JP 6974086 U JP6974086 U JP 6974086U JP 6974086 U JP6974086 U JP 6974086U JP H045036 Y2 JPH045036 Y2 JP H045036Y2
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JP
Japan
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battery cover
guide groove
arm
alarm
switch operator
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JP6974086U
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JPS62180790U (ja
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  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、時計外装枠に設けた鳴り止めスイツ
チ操作子の移動により、目覚音の放音孔を開閉さ
せる形式の目覚時計に関する。
(従来技術) この種の目覚時計として、実開昭55−139472号
や実公昭57−41747号公報に記載された考案が知
られている。又目覚時計の多くは電池式時計であ
つて、時計外装枠の背面に電池蓋を設けている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この種従来の放音孔を開閉させる目
覚時計においては、放音開閉蓋と電池蓋とは別体
であり、ともに時計外装枠とは別構成になつてい
た。したがつて、それぞれの部材を別途に用意す
るとともに、それなりの構成を具備させなければ
ならなかつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、電
池蓋が放音開閉蓋を兼ねるようにし、さらに、卓
越した放音作用を発揮することの可能な目覚時計
を提案するものである。
上記目的を達成するために本考案は、時計外装
枠に設けた鳴り止めスイツチ操作子の移動によ
り、目覚のセツト及び非セツト状態がもたらされ
る目覚時計であつて、前記鳴り止めスイツチ操作
子にアームを設けるとともに、前記アームの下端
に突起を形成し、前記時計外装枠の背面には電池
蓋を開閉回動可能に取付け、さらに前記電池蓋の
内側にその一端が開口する傾斜状の案内溝を形成
する一方、前記アームの突起を、前記案内溝の開
口部に係脱可能となし且つ該案内溝内を移動可能
に設けて構成され、前記鳴り止めスイツチ操作子
の移動により前記電池蓋の開閉がなされるととも
に、電池蓋をさらに開放回動させることにより、
外装枠との間に電池着脱用のスペースが設けられ
る目覚時計を提供するものである。
(作用) 目覚の非セツト状態時、鳴り止めスイツチ操作
子が時計外装枠に埋没しているときは、アーム下
端の突起は閉塞状態にある電池蓋の案内溝下部に
位置している。この状態から鳴り止めスイツチ操
作子を突出させて目覚をセツト状態にすれば、前
記突起は前記案内溝を上方へ移動しつつ電池蓋を
開放回動させる。このようにして、鳴り止めスイ
ツチ操作子の上下移動により目覚のセツト、非セ
ツト状態の切換えを伴いながら、電池蓋の開閉が
なされる。セツト状態時に、すなわち電池蓋の開
放時に、電池蓋を持つてさらに回動付勢すれば、
前記アームの突起は案内溝の開口部から外れて電
池蓋は回動し、電池蓋と外装枠との間に電池着脱
用のスペースが設けられる。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基いて説明す
る。
第1図は、本考案に係る目覚時計で、目覚の非
セツト時を示す縦断面図である。同図において、
鳴り止めスイツチ操作子1は、プツシユアンドプ
ツシユ型の二段位置保持スイツチを操作するもの
で、時計外装枠2に上下移動可能に設けられてお
り、このスイツチ操作子1の移動により、目覚の
セツト及び非セツト状態がもたらされる。鳴り止
めスイツチ操作子1の下部にアーム3を設け、ア
ーム3の下端には、突起4を形成する。
一方、時計外装枠2の背面には、電池蓋5を開
閉回動可能に取付ける。実施例では、外装枠2の
開口軸受部6に、電池蓋5の下端部を枢着してい
る。
電池蓋5の内側には、その一端が開口する傾斜
状の案内溝7を形成する。実施例において、案内
溝7は、電池蓋5に設けられる突片8に形成さ
れ、その開口部9は、案内溝7の左上方に位置し
ている。
本考案においては、前記アーム3の突起4を、
前記案内溝7の開口部9に係脱可能に設け、しか
も該案内溝内を、移動可能に設けている。尚、開
口部9は、案内溝7の幅よりも若干小さく設けて
いる。
第2図は、目覚のセツト状態時を示す図で、鳴
り止めスイツチ操作子1は上方へ突出し、これに
伴いアーム3及び突起4も上方へ移動する。突起
4は案内溝7を移動し、該案内溝7は突起4の移
動軌跡に追従するので、電池蓋5は軸受部6を支
点として時計方向に回動する。電池蓋5はその下
端を支点として上方開口の形をとるので、音反射
板も兼ねる電池蓋5は目覚音を上方へ効率良く放
音させることが可能となる。第4図はこの状態の
外観傾斜図である。
上述の状態から、電池蓋5を持つて時計方向に
回動付勢すると、前記突起4は案内溝7の開口部
9から外れ、さらに回動させることにより、電池
蓋5は時計外装枠2との間に、電池10を着脱す
るためのスペースが設けられる(第3図)。
この状態から、電池蓋5を反時計方向に回動
し、案内溝7の開口部9を前記突起4に当接させ
(第5図)、さらに両者を嵌合させれば、第2図に
示すような目覚セツト状態時の電池蓋回動位置に
もたらされる。尚、前述のように、開口部9は案
内溝7の幅よりも小さく設けられているので、第
2図の状態において、突起4は案内溝7から離脱
することなく開口部9の位置に止まる。その結果
鳴り止めスイツチ操作子1の上下移動によつて
は、電池蓋5は通常の放音開閉としての回動を行
うこととなる。
第6図において、鳴り止めスイツチ操作子1の
下端に、アーム3とは別に垂下片11を設け、又
電池蓋5には、垂下片11に対応させて通孔12
を形成した。これにより、鳴り止めスイツチ操作
子1の下方向移動時たる目覚非セツト時におい
て、垂下片11は通孔12に挿入され、電池蓋5
の閉鎖状態の維持を確実にする。これにより、振
動などの外力によつて電池蓋が外れる不都合を阻
止することができる。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、時計外装枠に設
けた鳴り止めスイツチ操作子の移動により、目覚
のセツト及び非セツト状態がもたらされる目覚時
計であつて、前記鳴り止めスイツチ操作子にアー
ムを設けるとともに、前記アームの下端に突起を
形成し、前記時計外装枠の背面には電池蓋を開閉
回動可能に取付け、さらに前記電池蓋の内側にそ
の一端が開口する傾斜状の案内溝を形成する一
方、前記アームの突起を、前記案内溝の開口部に
係脱可能となし且つ該案内溝内を移動可能に設け
て構成され、前記鳴り止めスイツチ操作子の移動
により前記電池蓋の開閉がなされるとともに、電
池蓋をさらに開放回動させることにより、外装枠
との間に電池着脱用のスペースが設けられている
ので、電池蓋が放音開閉蓋を兼ねているため、放
音量を大きくすることができるとともに、部品数
を削減でき、コストの低廉化をもたらすことがで
きる。しかも電池蓋の取外しは、放音開放時にお
ける回動位置をもつてなされるので、従来のよう
に当初から閉塞されている電池蓋を外すのと異な
りその取外しを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係る目覚時計の
縦断面図で、順に目覚非セツト時、目覚セツト時
及び電池着脱時の状態を示し、第4図は第2図に
示す状態の外観傾斜図、第5図は電池蓋の回動状
態を示す図、第6図は鳴り止めスイツチ操作子と
電池蓋の部分を示す斜視図である。 1……鳴り止めスイツチ操作子、2……時計外
装体、3……アーム、4……突起、5……電池
蓋、7……案内溝、9……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計外装枠に設けた鳴り止めスイツチ操作子の
    移動により、目覚のセツト及び非セツト状態がも
    たらされる目覚時計において、前記鳴り止めスイ
    ツチ操作子にアームを設けるとともに、前記アー
    ムの下端に突起を形成し、前記時計外装枠の背面
    には電池蓋を開閉回動可能に取付け、さらに前記
    電池蓋の内側にその一端が開口する傾斜状の案内
    溝を形成する一方、前記アームの突起を、前記案
    内溝の開口部に係脱可能となし且つ該案内溝内を
    移動可能に設けて構成され、前記鳴り止めスイツ
    チ操作子の移動により前記電池蓋の開閉がなされ
    るとともに、電池蓋をさらに開放回動させること
    により、外装枠との間に電池着脱用のスペースが
    設けられることを特徴とする目覚時計。
JP6974086U 1986-05-08 1986-05-08 Expired JPH045036Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6974086U JPH045036Y2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6974086U JPH045036Y2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62180790U JPS62180790U (ja) 1987-11-17
JPH045036Y2 true JPH045036Y2 (ja) 1992-02-13

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ID=30910743

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JP6974086U Expired JPH045036Y2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08

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JPS62180790U (ja) 1987-11-17

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