JPH0430637Y2 - - Google Patents

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JPH0430637Y2
JPH0430637Y2 JP5198189U JP5198189U JPH0430637Y2 JP H0430637 Y2 JPH0430637 Y2 JP H0430637Y2 JP 5198189 U JP5198189 U JP 5198189U JP 5198189 U JP5198189 U JP 5198189U JP H0430637 Y2 JPH0430637 Y2 JP H0430637Y2
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arm
magnet
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model
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はオルゴールを発鳴させながら、オルゴ
ール本体に被せたケース上で、模型を移動させる
ことのできるオルゴールの模型駆動装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来斯種オルゴールの模型駆動装置として第4
図に示すものが知られている。
オルゴール本体1のピンドラム11に歯車12
を介して垂直に出力軸2を突設し、該出力軸2に
アーム3の基端を固定する。
アーム3上には、円板状の磁石8をアームの長
手方向にスライド可能に配備する。
アーム3を含むオルゴール本体1には、ケース
4が被さり、該ケース4の裏面には、上記磁石8
の上部が摺動可能に嵌まる溝状の湾曲ガイド軌条
42が無端状に形成される。
ケース4の上面には、磁石8に吸着可能な模型
9が摺動可能に配備される。
オルゴールを鳴らすと出力軸2及びアーム3が
回転し、アーム3上の磁石8は、アーム3と同方
向に回転しつつ、ガイド軌条42に案内されてガ
イド軌条42に沿つて移動する。
ケース4上の模型9は磁石8に吸着されてケー
ス4上を磁石8と同じ軌跡で移動する。
上記オルゴールの演奏中、模型9がガイド軌条
42に沿つて変化に富んだ動きを行ない、然もそ
の動きの機構は外部からは見えず、興味を惹くも
のであつた。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記オルゴールは、オルゴール本体
1を取り付けた台盤7にケース4を被せる際、ケ
ース4裏面の溝状ガイド軌条42に円板状磁石8
を嵌めることは難しい。これは、ガイド軌条42
が湾曲しており、然もケース4を台盤7に被せる
際、ケース4のガイド軌条42は見えず、手探り
の状態でガイド軌条42に磁石8を嵌めなければ
ならないからである。
(課題を解決する手段) 上記課題を解決するために本考案のオルゴール
の模型駆動機構は、出力軸2には角軸部21を形
成し、アーム3の基端に角孔31を開設し、該角
孔31が出力軸2の角軸部21に着脱可能に嵌合
し、ケース4にはアーム3の下方位置にアーム3
を支える支え板24が天板41と平行に取付けら
れ、該支え板24には出力軸2が余裕の有る状態
に嵌まる貫通孔25が開設され、ケース4の中央
部及びアーム3の基端の何れか一方には凸部4
4、他方には該凸部44に嵌まつてアーム3の角
孔31をケース4の中心に位置決めする凹部32
が形成されている。
上記、ケース4の中央部とアーム3の基端の凸
部44と凹部32の嵌合によるアーム基端の位置
決めに代えて、アーム3の基端には支え板24の
貫通孔25に嵌まつてアーム3の角孔31をケー
ス4の中心に位置決めする周壁33を形成しても
可い。
(作用及び効果) 模型駆動機構の組立ては、第3図の如く、ケー
ス4の裏面を上に向け、ケース中央部及びアーム
基端の凹部32と凸部44を嵌めてケース3の基
端の角孔31をケース4の中心に位置決めすると
共に、アーム3上の磁石8をケース4のガイド軌
条42に嵌める。
上記の作業は、ガイド軌条42を見ながら容易
に行なうことができる。
次にケース4中に天板41と平行に支え板24
を取付ける。
ケース4の裏面を下向けてオルゴール本体1に
被せ、支え板24及びアーム3の孔25,31に
出力軸2を嵌める。
支え板24の孔25は、出力軸2が余裕のある
状態に嵌まる大きさに開設されているため、該孔
に出力軸2を容易に嵌めることができる。
ケース4を少し回動させると、アーム3も追従
して回動し、アーム3の角孔31と出力軸2の角
軸部21の位相が一致したところで、角軸部21
が角孔31に嵌まり、従来に比べて模型駆動機構
の組立てを効率的に行なうことができる。
オルゴールを鳴らすと出力軸2及びアーム3が
回転し、アーム3上の磁石8は、アーム3と同方
向に回転しつつ、且つガイド軌条42の曲率に対
応してアーム上をスライドして、ガイド軌条42
に沿つて無理なく移動する。
ケース4上の模型9は磁石8に吸着されてケー
ス4上を磁石8と同じ軌跡で移動する。
アーム3の基端に支え板24の貫通孔25に嵌
まつてアーム3の角孔31をケース4の中心に位
置決めする周壁33を形成しても、アーム3の角
孔31に出力軸2を容易に嵌めることが出来る。
(実施例) 第1図は本考案のオルゴールの分解斜面図、第
2図はオルゴールの断面図である。
オルゴール本体1は円形台盤7の上面中央に取
付けられ、台盤7の偏心位置を貫通して、オルゴ
ール本体1のぜんまいバネを巻くバネ巻き駆動軸
13が下向きに突設され、該駆動軸に円盤状のハ
ンドル14が取付けられる。該ハンドル14はオ
ルゴール全体を支える支持台を兼用している。
台盤7の中央部には、オルゴール本体1のピン
ドラム11に歯車12を介して連繋された出力軸
2が台盤7に対して垂直に配備されている。
台盤7の外周部には、出力軸2を半径中心とす
る2重の同心円上に、ケース取付孔71と、透明
カバー取付け孔73とが開設されている。
出力軸2は中央部に六角形の角軸部21が形成
され、該角軸部21は他の部分よりも太い。
出力軸2に取付けられるアーム3の基端に角孔
31が開設され、該孔に出力軸2の角軸部21が
少し緩く着脱自在に嵌まつている。
アーム3の基端上面には凹部32が開設され、
凹部32の中央に貫通角孔31が開設されてい
る。
アームの基端下面には、孔縁及びその外側から
2重の周壁33,34が突設され、内周壁33の
突出長さは、外周壁34のそれよりも少し長い。
アーム3には長手方向に長孔状のスライド案内
部35が開設され、該スライド案内部35上に円
形の磁石収容体81がスライド可能に配備され
る。収納体81の上面には、円穴が形成され、該
円穴に円形磁石8が少し余裕のある状態に収容さ
れている。
収容体81の下面中央にはスライド案内部35
を貫通して丸軸82が突設され、該軸の下端に抜
止め片83が突設されている。
オルゴール本体1にはケース4が被せられ、該
ケース4は円形の天板41の外周に下向き筒壁2
5を突設して形成され、ケース4の裏面中央に円
形の凸部44が形成され、凸部の中心には貫通穴
43が開設されている。
上記凸部44は前記アーム3基端の凹部32に
嵌まつてアームの角孔31をケース4の中央に位
置決めする役割を成す。
又、天板41の裏面には凸部44を一周して浅
い溝状のガイド軌条42が無端状に形成されてい
る。ガイド軌条42は真円ではなく、実施例では
卵形に湾曲しており、前記磁石収容体81が摺動
可能に嵌まる溝幅に形成されている。
ケース4の筒壁45の内面には、下部が上部よ
りも少し薄肉となる段部46が、天板41に平行
な面内で筒壁45を一周して形成されている。
ケース4には、アーム3の下方から円形の支え
板24が前記筒壁45の段部46に当てて天板4
1に平行に取付けられる。
支え板24の中心には、前記アーム3の基端下
面に突設された2重周壁33,34の内周壁33
が嵌まる貫通孔25が開設されている。
実施例では、支え板24は接着剤にてケースに
固定されているが、粘着テープ等にて支え板24
をケース4の筒壁45に取外し可能に係止しても
可い。
ケース4の筒壁45の下端には複数の取付爪4
7が突設され、該爪を前記台盤7の取付孔71に
嵌め、少し回してケース4を台盤7に取外し可能
に取付ける。
上記ケース4の天板41上には、磁石8に吸着
可能な模型9が摺動可能に配備される。
実施例の模型9は、自動車を模しており、下面
に磁石91を取付けている。
前記アーム3の磁石8と模型9の磁石91は異
極が対向して互いに吸着し合う。
ケース4には縦長ドーム状の透明カバー48が
被せられる。
カバー48の下端には取付爪49が突設され、
台盤7の外側の取付孔73に該爪を嵌め、カバー
48を少し回して台盤に取付ける。
然して、オルゴール玩具の組立ては、第3図の
如く、ケース4の裏面を上に向け、ケース4中央
の凸部44にアーム3基端の凹部32を嵌めて、
アーム3の角孔31をケース4の中心に位置決め
すると共に、アーム3上の磁石収容体81をケー
ス4のガイド軌条42に嵌める。
上記の作業は、ガイド軌条42を見ながら簡単
に行なうことができる。
次にケース4を逆さにしたまま支え板24を被
せ、支え板24をケース4の筒壁45の段部46
に当て、支え板24の貫通孔25にアームの内周
壁33を嵌め、支え板24を接着剤等にて取り付
ける。
ケース4を反転させて支え板24及びアーム3
の孔25,31に出力軸2を嵌める。
アーム3の角孔31に出力軸2の角軸部21を
嵌合するには、角孔31と角軸部21の位相が一
致しなければならないが、ケース4を少し回動さ
せると、アーム3も追従して回動し、アーム3の
角孔31に簡単に出力軸2を嵌めることができ、
従来に比べて模型駆動機構の組立てを能率的に行
なうことができる。
アーム3の基端は出力軸2に着脱可能に嵌まつ
ているため、アーム3の基端は出力軸2の下方へ
抜け出ようとするが、アーム3の下方には支え板
24が配備されており、アーム3は基端の外周壁
34が支え板24に支えられながら回転し、角軸
部21から外れることはない。
オルゴールを鳴らすと出力軸2及びアーム3が
回転し、アーム3上の磁石8は、アーム3と同方
向に回転しつつ、ガイド軌条42の曲率に対応し
てアーム3上をスライドして、ガイド軌条42に
沿つて移動する。
ケース4上の模型9は磁石8に吸着されてケー
ス4上を磁石8と同じ軌跡で移動する。
又、実施例ではアーム3上の磁石収容体81
は、該収容体81の下面に突設した軸体82が、
アーム3のスライド案内部35を貫通して、支え
板24に支えられて回転するため、アーム3は円
滑に回転する。然も、支え板24は天板41と平
行に配備され、出力軸2が天板41に対して少し
傾いていても、アーム3及び磁石8は天板41に
平行にスライドすることができ、安定して模型9
を駆動できる。
更に、磁石8は収容体81に余裕のある状態に
嵌まつているため、該磁石8と模型9の磁石91
との吸着により、アーム3上の磁石91の上部は
収納体81から臨出して常時ケース4の天板41
に接してスライドするから、一層安定して模型9
を吸着して駆動できる。
尚、ケース4の中央凸部44とアーム基端の凹
部32とを省略しても、支え板24の貫通孔25
とアーム基端の内周壁33の嵌合によつてアーム
3基端の角孔31とケース4の中心を一致させる
ことができる。
本考案は上記実施例の構成に限定されることは
なく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲で
種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はオルゴールの分解斜面図、第2図はオ
ルゴールの断面図、第3図はケースにアームをセ
ツトした状態の斜面図、第4図は従来例の断面図
である。 1……オルゴール本体、2……出力軸、21…
…角軸部、3……アーム、31……角孔、4……
ケース、5……位置決め手段、6……係止手段、
8……磁石、9……模型。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 オルゴール本体1に連繋された回転出力軸2
    にアーム3が連結され、アーム3上には、アー
    ム3の長手方向にスライド可能に磁石8が配備
    され、オルゴール本体1には天板41と該天板
    41の外周に下向きに延びる筒壁45とで形成
    されたケース4が被さり、該ケース4の天板4
    1の裏面には前記磁石8が摺動可能に嵌まる湾
    曲ガイド軌条42が無端状に形成され、天板4
    1の上面には前記磁石8に吸着可能な模型9が
    スライド可能に配備され、アーム3の回転によ
    つて磁石8を前記ガイド軌条42に沿つて摺動
    させ、磁石8の吸着によつて模型9を磁石8と
    同じ軌跡にて移動させるオルゴールの模型駆動
    機構に於て、出力軸2には角軸部21が形成さ
    れ、アーム3の基端には角孔31が開設され
    て、該角孔31が出力軸2の角軸部21に着脱
    可能に嵌合し、ケース4にはアーム3の下方位
    置にアーム3を支える支え板24が天板41と
    平行に取付けられ、該支え板24には出力軸2
    が余裕の有る状態に嵌まる貫通孔25が開設さ
    れ、ケース4の中央部及びアーム3の基端の何
    れか一方には凹部32、他方には該凹部32に
    嵌まつてアーム3の角孔31をケース4の中心
    に位置決めする凸部44が形成されているオル
    ゴールの模型駆動装置。 オルゴール本体1に連繋された回転出力軸2
    にアーム3が連結され、アーム3上には、アー
    ム3の長手方向にスライド可能に磁石8が配備
    され、オルゴール本体1には天板41と該天板
    41の外周に下向きに延びる筒壁45とで形成
    されたケース4が被さり、該ケース4の天板4
    1の裏面には前記磁石8が摺動可能に嵌まる湾
    曲ガイド軌条42が無端状に形成され、天板4
    1の上面には前記磁石8に吸着可能な模型9が
    スライド可能に配備され、アーム3の回転によ
    つて磁石8を前記ガイド軌条42に沿つて摺動
    させ、磁石8の吸着によつて模型9を磁石8と
    同じ軌跡にて移動させるオルゴールの模型駆動
    機構に於て、出力軸2には角軸部21が形成さ
    れ、アーム3の基端には角孔31が開設され
    て、該角孔31が出力軸2の角軸部21に着脱
    可能に嵌合し、ケース4にはアーム3の下方位
    置にアーム3を支える支え板24が天板41と
    平行に取付けられ、該支え板24には出力軸2
    が余裕の有る状態に嵌まる貫通孔25が開設さ
    れ、アーム3の基端には支え板24の貫通孔2
    5に嵌まつてアーム3の角孔31をケース4の
    中心に位置決めする周壁33が形成されている
    オルゴールの模型駆動装置。
JP5198189U 1989-05-02 1989-05-02 Expired JPH0430637Y2 (ja)

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