JPH036953Y2 - - Google Patents

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JPH036953Y2
JPH036953Y2 JP5961686U JP5961686U JPH036953Y2 JP H036953 Y2 JPH036953 Y2 JP H036953Y2 JP 5961686 U JP5961686 U JP 5961686U JP 5961686 U JP5961686 U JP 5961686U JP H036953 Y2 JPH036953 Y2 JP H036953Y2
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JP
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music box
lid
case
double
rotating device
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JP5961686U
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、人形を自転と公転の2重回転させる
2重回転装置付オルゴールに関する。
[従来技術] 従来ケースの中にオルゴールを収納すると共に
オルゴールの上に実開昭57−5289号公報で提案さ
れている人形が公転・自転する2重回転装置(但
し同公報の中心部形像体がないもの)が載せら
れ、蓋の開閉でオルゴールが鳴奏、停止されると
共に人形等が回転するように構成されると、ケー
スの高さが高くなつてケースを薄型にすることが
困難であり、小型化すると立方体形状になつてし
まう欠点がある。更にケースの蓋を閉じた時人形
等を倒す等してもケースを薄く形成することが出
来ないと共に視点によつてはケースに人形等が隠
れて人形等の動作が見にくい欠点がある。
[考案の目的] 本考案は上記欠点に鑑み、蓋の開閉で2重回転
装置を上下動させてケースが薄型化出来ると共に
蓋を開けた時に人形の動きと見易くして見る人に
興味をそそらせる2重回転装置付オルゴールを提
案することである。
[考案の構成] 本考案は、蓋の開閉で鳴奏、停止するケース入
りオルゴールに於て、蓋の開閉で上下動する2重
回転装置と、ケース内に設けた2重回転装置の上
下案内部材と、オルゴールの回転を2重回転装置
に伝達する手段とを備えたことにある。
[実施例] 以下、図示の実施例で本考案を説明する。2重
回転装置付オルゴールは第1図から第4図で直方
形の薄いケース1の長手方向の一側に蓋2が開閉
自在に取り付けられ、ケース1内の一側底面に突
設された3本のボス1a上にオルゴール3がビス
10で固定されている。ボス1a位置の底面には
周壁1bを持つ透孔1cが穿設されている。ケー
ス1内の他側底面には縦溝1d,1dと切欠き1
eを有する高い円弧周壁1fが突設されてこの円
弧周壁1f内に2重回転装置11が載置される回
転受台4が嵌め込まれている。上記円弧周壁1f
寄りの底面には支軸1gが突設されて歯部が長い
ピニオン5が嵌められている。ケース1内の右隅
には上下案内部材6の一側両側に突出された支軸
6a,6aを軸承する受け台1h,1hが形成さ
れ、ケース1内の周囲数箇所に縦向きのリブ1i
が形成されている。上記蓋2の内側には軸支部2
aと軸で回動自在に回動部材7が設けられて回動
部材7のピンに伸び縮みの少ない連結用コイルバ
ネ12の一端が圧入固定されている。上記ケース
1内には第5図の中蓋8が嵌められて透孔8aか
ら上記2重回転装置11が露出され、中蓋8の裏
面の一側に上記受け台1hと合致する押え台8
b,8bが、上記支軸1gの垂直線上に軸支部8
cが、軸支部8cより透孔8a寄りに円弧壁8
d,8dが夫々下向きに突設され、一側には切欠
き8eが形成されている。
上記オルゴール3は第1図のようにボス1a上
にビス10でフレーム13が固定されてフレーム
13上に固定された香箱14内の全舞が全舞軸1
5で巻き上げられ、この全舞駆動源でドラム16
が風切り調速機17で調速されて回転され、ドラ
ムのピンで振動板18を弾いてオルゴールが鳴奏
される。上記全舞軸15の下端に螺合された巻鍵
19は上記周壁1b内の透孔1c内に臨まされて
いる。上記ドラム16の軸はフレーム13から突
出されて冠歯車20が固定され、冠歯車20は上
記ピニオン5と一体の平歯車5aに噛合されてい
る。
上記回転受台4は第6図のように周壁4aを有
する皿状に形成されて周壁4aの両側に上記縦溝
1d,1dと上下案内部材6の長孔6bに嵌まる
嵌合ピン4b,4bが形成され、底面には中心に
空気抜き孔4cと2本のボス4dと中間歯車21
が軸承される支軸4eが形成され、支軸4e側の
周壁4aには切欠き4fが形成されている。中間
歯車21は上記ピニオン5に噛合されている。上
記ボス4d上には第1図のように2重回転装置1
1のカム板9がビス22で固定されている。
上記上下案内部材6は第1図、第7図のよう2
枚のレバー6c,6dの一側が軸部6eで一体に
形成されて軸部6eの外側に上記支軸6aが形成
され、レバー6c,6dの他側に上記長孔6bが
形成されている。レバー6cの内側には上記オル
ゴール3の風切り調速機17が臨むストツパー6
fが形成され、レバー6cの中間外側には上記連
結用コイルバネ12の他端を圧入するバネ受けピ
ン6gが形成されると共にストツパー6f寄りの
下面とレバー6dの下面同位置に凹字状の切欠き
6h,6iが形成されて夫々他のコイルバネ23
が係合されている。上記連結用コイルバネ12は
中蓋8の切欠き8eを通して上記回動部材7のピ
ンとバネ受けピン6gに夫々圧入されている。
上記回転受台4上に固定された2重回転装置1
1のカム板9の中心には第1図、第2図のように
軸受24が固定されると共に軸25が下側から挿
入されて軸承され、軸25の下端には円板26が
固定されて円板26上に板バネ27と中心歯車2
8が嵌合され、軸25の上側には螺子部と溝が形
成されて溝にEリング29が嵌められている。螺
子部には円盤30の中心が螺合されている。中心
歯車28は上記中間歯車21に噛合されている。
カム板9には中心を同芯とする複数の円弧状突堤
9a,9b,9c,9d,…が形成されて上記円
盤30に回転自在に軸承された複数の直立軸31
の下端に固定されたゴムなどの摩擦円板32が各
突堤に乗接されている。第1図では突堤9a,9
bが外側に、突堤9c,9dが内側に、かつ摩擦
円板32が外側の突堤9a,9bから外れると内
側の突堤9c,9dと夫々摺接するように形成さ
れている。上記突堤の高さは外側又は内側の何れ
か一方が他方より高く、又は各突堤の一方の端と
他方の端の高さの異なる上面が傾斜した突堤とし
てもよい。上記軸31の上側には人形や動物や造
花等見る目的に合つた玩具体32が固定され、図
面では円柱で簡略表示されている。
上記2重回転装置付オルゴールの動作は蓋2が
閉じられている時は第2図のように連結用コイル
バネ12で上下案内部材6が他のコイルバネ23
に抗して押し上げられて回転受台4がケース1の
底面に押し当てられ、玩具体32はケース1の内
側の高さの範囲内にある。又この蓋2が閉じられ
た状態で巻鍵19で全舞を巻き上げてもストツパ
ー6fが風切り調速機17に係合されているので
オルゴール3は鳴奏されない。
次に蓋2が開かれると連結用コイルバネ12に
よる上下案内部材6の押し下げが解除されるので
上下案内部材6と回転受台4が第8図のように上
昇されて玩具体32がせり上がり、ストツパー6
fによるストツプが解除されるのでオルゴール3
が鳴奏を開始し、ドラム16の回転で冠歯車20
とピニオン5が回転されて中間歯車21がピニオ
ン5の高い位置に噛合したまゝ移動され、ピニオ
ン5の回転で中間歯車21と中心歯車28を介し
て円盤31が第1図で反時計方向に回転される。
円盤31が回転されると各摩擦円板32が各突
堤9a,9b,9c,9d、…と摺接されて外側
の突堤と摺接される時は時計方向に、内側の突堤
と摺接される時には反時計方向に回転され、各突
堤の高さが異なつたり、上面が傾斜面で形成され
ている時には玩具体32は上下動されながら回転
され、かつ複数の玩具体32が異なつた動作をす
ることになる。
蓋2が閉じられると連結用コイルバネ12で上
下案内部材6が押し上げられてストツパー6fが
風切り調速機17に係合されてオルゴール3の回
転が停止されると共に回転受台4が沈降される。
上記のように回転受台4が上昇された時は回転
受台4の両外側の上面4gが中蓋8の裏面に当接
される。更に両側の上面4gが裏面に当たると回
転受台4は水平出しされ、回転受台4の上下動作
の過程においては回転受台4がかたむこうとして
も周壁4aと円弧周壁1fが当たつて大きく傾く
ことがない。上記上面4gの数をふやす等他の水
平化手段を別に設けてもよい。
上述のように2重回転装置付オルゴールが構成
されると、オルゴール3と2重回転装置11が並
列に配置されて歯部の長いピニオン5を介してオ
ルゴール3の回転が2重回転装置11に伝達さ
れ、更に蓋2の開閉で2重回転装置11が簡単な
構成で上下動されるのでオルゴール3の厚さを考
慮する必要がなく、ケース1の厚さに対し回転受
台4と回転受台に載置された2重回転装置11の
厚さだけ考慮すればよいので容易にケース1を薄
型化することが出来ると共に、2重回転装置11
の動作状態では玩具体32がケース1の上面より
上側にせり上げられるので動作が見易くなる。
又蓋2と上下案内部材6を連結用コイルバネ1
2で連結したので上下案内部材6の上下動操作が
容易になり、別にリンク機構を設けなくとも蓋2
が開き過ぎにならず、外観や安全性がよくなる。
上記説明では上下案内部材6を2本のコイルバ
ネ23で上方に付勢したが、回転受台4と2重回
転装置11の両方または一方をコイルバネで上方
付勢してもよい。更に回転受台4と2重回転装置
11が軽量化されている時には2本のコイルバネ
23は省略して連結用コイルバネ12のみで上下
案内部材6を上下動させてもよい。
上記説明では2重回転装置11の回転駆動は歯
部の長いピニオン5と中間歯車21と中心歯車2
8を介して行なつたが、ピニオン5を平歯車5a
とプーリーで、中心歯車をプーリーで構成してベ
ルトで回転を伝達してもよい。
更にオルゴール3のストツプは蓋2の開閉で上
下動する別個のストツパーを設けて行なつてもよ
い。
上記説明では中蓋8と蓋2の間に間隙がない
が、オルゴール3の上方の中蓋8と蓋2の間に凹
部を作り、この凹部に薄い本を入れて頁がめくれ
るようにしてBOOKオルゴールとしてもよい。
[考案の効果] 本考案は上述のようにオルゴールと2重回転装
置をケース内に並列に配置して蓋の開閉で2重回
転装置を上下動するようにしたから、オルゴール
の厚さを考慮することなくケースの厚さに対して
2重回転装置の厚さだけ考慮すればよいので容易
にケースを薄型化することが出来ると共に、2重
回転装置の動作状態では玩具体がケースの上面よ
り上側にせり上げられるので動作が見易くなり、
オルゴールの鳴奏に合わせて自転・公転する玩具
体がよく見れて見る人に興味をそそらせることが
出来る等実用上優れた効果を奏する2重回転装置
付オルゴールを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例が示され、第1図は2
重回転装置付オルゴールの要部平面図、第2図は
2重回転装置付オルゴールの要部断面側面図、第
3図はケースの平面図、第4図はケースの要部断
面側面図、第5図は中蓋の裏面図、第6図は回転
受台の平面図、第7図は上下案内部材の側面図、
第8図は動作状態の2重回転装置付オルゴールの
要部断面側面図である。 1…ケース、2…蓋、3…オルゴール、6…上
下案内部材、11…2重回転装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋の開閉で鳴奏、停止するケース入りオルゴー
    ルに於て、蓋の開閉で上下動する2重回転装置
    と、ケース内に設けた2重回転装置の上下案内部
    材と、オルゴールの回転を2重回転装置に伝達す
    る手段とを備えた2重回転装置付オルゴール。
JP5961686U 1986-04-22 1986-04-22 Expired JPH036953Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5961686U JPH036953Y2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5961686U JPH036953Y2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62170994U JPS62170994U (ja) 1987-10-29
JPH036953Y2 true JPH036953Y2 (ja) 1991-02-21

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ID=30891272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5961686U Expired JPH036953Y2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22

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JP (1) JPH036953Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62170994U (ja) 1987-10-29

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