JPH0626320Y2 - 電話機玩具 - Google Patents

電話機玩具

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JPH0626320Y2
JPH0626320Y2 JP914487U JP914487U JPH0626320Y2 JP H0626320 Y2 JPH0626320 Y2 JP H0626320Y2 JP 914487 U JP914487 U JP 914487U JP 914487 U JP914487 U JP 914487U JP H0626320 Y2 JPH0626320 Y2 JP H0626320Y2
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JP
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opening
cam
support shaft
dial
lever
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JP914487U
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English (en)
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JPS6426100U (ja
Inventor
憲明 岩尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomy Co Ltd
Original Assignee
Tomy Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ダイヤルを回すことによりレコード盤によ
る音声の再生に対応して眼部、口部を動作させて電話器
玩具の表情を変化させるものに関するものである。
[従来の技術] レコード盤による音声の再生を行なわせる電話器玩具
は、例えば実公昭53−43279号に記載されてい
る。即ち、この電話器玩具はダイヤルを回すことにより
ベル音の発生とレコード盤による音声の再生とを行なわ
せるもので、ダイヤル軸にダイヤル戻し用のバネを取付
けてあると共に大径歯車を軸着してあり、の大径歯車に
2個の遊星歯車を噛合し、一方の遊星歯車は大径歯車の
正転時のみベル音を発生するための歯車と噛合し、他方
の遊星歯車はダイヤルの数字を9又は0まで回して大径
歯車の逆転時のみレコード盤を回すための歯車と噛合う
ように構成して、ベル音の発生を行なうために別のボタ
ン操作を必要としないものである。
また、顔の表情を変える電話器玩具はいまだ知られてい
ないが、時計玩具としては、例えば実公昭39−382
39号に記載されている。即ち、この時計玩具はモータ
ーの回転力をカムに伝達し、時計の文字盤に穿設された
眼部、口部の孔の裏側に数種の眼、口を描いた表示盤を
昇降させて顔の表情を変化させ、子供に興味を与えるも
のである。
[考案が解決しようとする問題点] 従来技術においてダイヤルを回すことによりベルアクシ
ョンとトーキングアクションを一度に行なうもの、ま
た、ダイヤルを回せば音声は出るがダイヤルの表面は
眼、口等を平面的に描いただけのもので子供の好趣感を
満足させるためには改良する必要性があった。
[問題点を解決するための手段] 上記従来の技術における問題点を解決するために、ダイ
ヤルを回すことでダイヤル回転軸としての中空の筒部に
軸着された第3カムが回動し、前記第3カムに連動して
アーム部が垂下されると共に、前記アーム部に配設され
た電動接触片が下方に設けられた一方の電動接触片と接
触することで駆動源の電気的回路が閉成し、前記駆動源
に連係された駆動機構により発音機構が作動すると同時
に、上面に第1カム、下面に第2カムが立設された歯車
14が連動回転し、前記第2カムには作用棒に係合する
第1レバーが連動すると共に、前記第1カムには揺動板
に配設された第2レバーが連動する電話機玩具におい
て、前記ダイヤルの中央部に上唇と下唇を構成する一対
の開閉部材を配設し、前記開閉部材の基端は単一の支軸
に枢支され、前記支軸を上下動させる前記作用棒は、前
記筒部内を摺動し前記第1レバーの係合突片に連動する
ことで上下動に反復し、これに伴って前記支軸が押し上
げられた時、前記開閉部材の上部が開く方向に揺動し、
前記支軸が下動する時、前記開閉部材が自重により近接
する方向に揺動するよにしたものである。
[作用] ダイヤルを回すことにより、レコード盤を含む音声再生
機構が作動可能な状態となり、ダイヤルが復帰すると音
声が再生されて、ダイヤル中央部に設けた唇状の開閉部
材が開閉作動し、左右の眼部も作動して表情が変化する
ようにしたものである。
[実施例] 以下に、この考案の実施例を図面第1図乃至第5図に基
いて詳細に説明する。第1図はこの考案に係る電話器お
もちゃの全体斜視図を示したものであって、1は電話器
本体、2はダイヤル、3は受話器、4は眼部、5は口部
である。該口部5はこの考案の特徴部分であって、第2
図、第4図および第5図に詳細に示されている。即ち、
口部5は唇状の開閉部材5a,5bからなり、それぞれ
の開閉部材5a,5bには先端に軸孔5f,5fおよび
5e,5eを有する突出板5c,5dが一体的に取付け
られている。該突出板5c,5dは円筒6の一面に形成
した一対の開口部6a,6bに嵌合され、該円筒6の円
周面に形成した溝6cから支軸7が前記軸孔5f,5f
および5e,5eに嵌合されている。また、該円筒6の
円周面には対向する位置に一対のフック6d,6eが形
成されていると共に、その他面は開口されている。一
方、前記ダイヤル2の中央部には円形の凹陥部2bが設
けてあり、凹陥部2bの底部から下方に向けて中空の筒
部2cが垂下設されていて、該筒部2cには上端に鍔部
8aを具備した作用棒8が緩挿されている。また凹陥部
2bの円周壁面には前記フック6d,6eが嵌着する一
対の開口部2dが穿設されている。そして、筒部2cに
は歯車9とリング部材9aが軸着されていて、リング部
材9aに突設した係止突起10にはダイヤル2を復帰さ
せるための引きバネ11の端部が係止されている。また
筒部2c内に緩挿した作用棒8の下端は支持板19に揺
動可能に軸支した第1レバー12の上面に当接してい
て、他方の突片12bにはピン12cが突設されてい
て、該ピン12cは後述する音声再生機構と連動して回
転する第2カム14bと係合可能に設けてある。また、
前記歯車9はベル打ち機構を構成する歯車28と噛合し
ており、歯車28の歯車軸29の下部には翼状片30が
軸着されていて、該翼状片30の両端部には打撃子3
2,32が取付けてある。打撃子32,32は回転時に
おいてベル33を打撃して電話の呼出し音のごときベル
音を発生するものである。そして、前記歯車9の側面に
は第3カム9bが一体的に形成されている。この第3カ
ム9bはダイヤル2が回転された時、回動レバー34の
アーム部34aの先端部に突設した係合ピン34bに係
合して、回動レバー34の先端側を下動させるものであ
る。回動レバー34は支持板19に突設した軸受板19
bに支軸34dを軸支して揺動可能であり、中間部の側
面には電導接触片35が取付けてあるこの電導接触片3
5は支持板19上に立設したもう一方の電導接触片36
と接触可能に設けてある。
次に、音声再生の駆動機構について第3図を参照して説
明する。
レコード盤20はターンテーブル21の上面に取付けて
あり、レコード盤20の中央部には凹陥部43が形成さ
れている。また、ターンテーブル21とモーター軸24
a間にはベルト23が張設されていてモーター24の回
転をターンテーブル21に伝達している。ターンテーブ
ル21の支軸42は下端が本体1に立設した筒状の軸受
部材44に嵌合しており、(第5図参照)軸受部材44
とターンテーブル21から突設したボス21aには押し
バネ41が弾装してあり、該押しバネ41はターンテー
ブル21をを上動する方向に付勢している。また、レコ
ード盤20の上方にはピックアップ37が回動自在に軸
支されており、先端部には音針38が突設している。ピ
ックアップ37の基端部にはピックアップ37を復帰さ
せるためのスプリング39が張設されていて、ピックア
ップ37はスプリング39によって音針38を設けた先
端側がレコード盤20の外周方向に付勢されている。レ
コード盤20には複数の音声が録音された複数の音溝が
刻設されている。また、ターンテーブル21の支軸42
の上端にはピニオン46が軸着されている。
ダイヤル2を回転させると、第3カム9bと回動レバー
34の係合ピン34bが係合して、回動レバー34が下
動し、回動レバー34と前記ターンテーブル21の支軸
42の上端に軸着したピニオン46が係合して、支軸4
2は押しバネ41の弾発力に抗して下動する。この時、
演奏が終了してレコード盤20の中央に形成した凹陥部
43に嵌合していた音針38は凹陥部43から脱出し、
スプリング39の弾発力によってレコード盤20の外周
縁に復帰することになる。そして、回動レバー34が下
動することにより電導接触片35と36が接触し、モー
ター24は駆動し、レコード盤20は回転して音声が再
生されることになるが、演奏が終了し音針38が凹陥部
43内に陥るまでピニオン46は下動状態を維持してい
るので追動する回動レバー34も自重により下動状態を
維持することになる。なお、コーン紙47はピックアッ
プ37の上面に直接的に当接している。
ターンテーブル21の支軸42の上端に軸着したピニオ
ン46は歯車軸15に軸着した歯車14と噛合してい
る。歯車14の上面には第1カム14aが、また、下面
には第2カム14bが形成されている。従って、音声再
生の駆動時、第2カム14bが回転して第1レバー12
を揺動せしめるもので、第1レバー12の係合突片12
aに下端が係合している作用棒8は上下動を反復して行
なうことになる。作動棒8の上端に設けた鍔片8aは前
記開閉部材5a,5bの基端を軸支した支軸7を上方に
押上げることになり、開閉部材5a,5bは支軸7が上
方に押上げられて、それぞれの開閉部材5a,5bの上
部が開く方向に揺動し、支軸7が下動する時、開閉部材
5a,5bが近接する方向に揺動するものであり、この
作動状態は恰も上唇と下唇が開閉動しているかのごとき
外観を呈するものである。
第1カム14aに係合する第2レバー25bは支持板1
9上に揺動可能に軸承された支軸25aから突設されて
いる。この支軸25aには揺動板25が軸着されてい
て、揺動板25の上面には眼球が表示されたラベル26
が貼着されている。また、支軸25aに巻装したコイル
スプリング27には第2レバー25bを第1カム14a
に圧接させておくためのものである。そして、揺動板2
5の上面に表示された眼球は音声再生時、本体1の正面
に開設した通孔4a,4a内にあって上下動するすもの
であって、前記唇部を模して形成した開閉部材5a,5
bの開閉動作と連動して作動し、電話玩具の正面に形成
した顔部の表情を変化させているものである。
[考案の効果] ダイヤルを回転させることにより、音声再生機構のスイ
ッチが閉成されて駆動し、当該駆動と連動して、ダイヤ
ル中央部に設けた唇部を構成する開閉部材が作動すると
共に、眼も上下動するもので、恰も電話器自体がお話し
をしているかのごとき効果が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1図は本体
の外観を示す斜視図、第2図は内部機構を示す斜視図、
第3図は音声再生機構を示す分解斜視図、第4図は表情
変化機構を示す分解斜視図、第5図は縦断面図である。 1……本体、2……ダイヤル、5……口部 5a……開閉部材、5b……開閉部材、8……作用棒 12……第1レバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤルを回すことでダイヤル回転軸とし
    ての中空の筒部に軸着された第3カムが回動し、前記第
    3カムに連動してアーム部が垂下されると共に、前記ア
    ーム部に配設された電動接触片が下方に設けられた一方
    の電動接触片と接触することで駆動源の電気的回路が閉
    成し、前記駆動源に連係された駆動機構により発音機構
    が作動すると同時に、下面に第2カムが立設された歯車
    14が連動回転し、前記第2カムの回転により作用棒に
    係合する第1レバーが連動する構造であって、前記ダイ
    ヤルの中央部に上唇と下唇を構成する一対の開閉部材を
    配設し、前記開閉部材の基端は単一の支軸に枢支され、
    前記支軸を上下動させる前記作用棒は、前記筒部内を摺
    動し前記第1レバーの係合突片に連動することで上下動
    に反復し、これに伴って前記支軸が押し上げられた時、
    前記開閉部材の上部が開く方向に揺動し、前記支軸が下
    動する時、前記開閉部材が自重により近接する方向に揺
    動することを特徴とする電話機玩具。
JP914487U 1987-01-23 1987-01-23 電話機玩具 Expired - Lifetime JPH0626320Y2 (ja)

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JP914487U JPH0626320Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23 電話機玩具

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JP914487U JPH0626320Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23 電話機玩具

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Publication Number Publication Date
JPS6426100U JPS6426100U (ja) 1989-02-14
JPH0626320Y2 true JPH0626320Y2 (ja) 1994-07-20

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