JPH0511920Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0511920Y2 JPH0511920Y2 JP1986177378U JP17737886U JPH0511920Y2 JP H0511920 Y2 JPH0511920 Y2 JP H0511920Y2 JP 1986177378 U JP1986177378 U JP 1986177378U JP 17737886 U JP17737886 U JP 17737886U JP H0511920 Y2 JPH0511920 Y2 JP H0511920Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive mechanism
- mainspring
- permanent magnet
- attached
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 15
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H13/00—Toy figures with self-moving parts, with or without movement of the toy as a whole
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H13/00—Toy figures with self-moving parts, with or without movement of the toy as a whole
- A63H13/02—Toy figures with self-moving parts, with or without movement of the toy as a whole imitating natural actions, e.g. catching a mouse by a cat, the kicking of an animal
- A63H13/04—Mechanical figures imitating the movement of players or workers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H33/00—Other toys
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はゼンマイ駆動機構を備えた本体に、永
久磁石を埋設した載置体を乗せ降すことにより、
前記ゼンマイ駆動機構の駆動を制御することを可
能にした玩具の駆動制御機構に関するものであ
る。
久磁石を埋設した載置体を乗せ降すことにより、
前記ゼンマイ駆動機構の駆動を制御することを可
能にした玩具の駆動制御機構に関するものであ
る。
[従来の技術]
永久磁石は玩具における接続機構や駆動機構の
一部としてしばしば使用されているところであ
り、それは、2個の永久磁石の磁力による吸着ま
たは反発力を利用して、永久磁石が取付けられた
一方の部材を直接的に可動させたり、或は2個の
永久磁石間に壁面を介在させて、一方側の永久磁
石を駆動機構と連動せしめ、この駆動する永久磁
石に壁面を介して吸着させた永久磁石を取付けた
部材を間接的に可動せしめているもの等が知られ
ているところである。
一部としてしばしば使用されているところであ
り、それは、2個の永久磁石の磁力による吸着ま
たは反発力を利用して、永久磁石が取付けられた
一方の部材を直接的に可動させたり、或は2個の
永久磁石間に壁面を介在させて、一方側の永久磁
石を駆動機構と連動せしめ、この駆動する永久磁
石に壁面を介して吸着させた永久磁石を取付けた
部材を間接的に可動せしめているもの等が知られ
ているところである。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案は上記した従来の技術に改良を加えたも
のであり、作動部材に配設したゼンマイ駆動機構
の駆動を人形体等の形態に形成した載置体に埋設
した永久磁石の磁力によつて制御し得るようにし
たものである。
のであり、作動部材に配設したゼンマイ駆動機構
の駆動を人形体等の形態に形成した載置体に埋設
した永久磁石の磁力によつて制御し得るようにし
たものである。
[問題点を解決するための手段]
作動可能に取付けられた作動部材のハウジング
内には、複数の歯車からなる伝達歯車列と出力軸
を備えたゼンマイ駆動機構と、基端側に永久磁石
を含む磁性体を取付け先端部を前記ゼンマイ駆動
機構のガバナー等の調速機構と係脱自在に設けた
揺動レバーを揺動自在に枢支し、前記ゼンマイ駆
動機構の出力軸は前記作動部材を直接的または駆
動力伝達部材を介して間接的に作動せしめるよう
に連係し、前記揺動レバーに取付けた永久磁石も
しくは磁性体と吸着する磁性体もしくは永久磁石
を下端に取付けた載置体を前記ハウジングの所定
の位置に設置することにより、前記揺動レバーが
磁力によつて揺動し、揺動レバーの先端がゼンマ
イ駆動機構の調速機構と離間することによりゼン
マイ駆動機構が解旋して作動部材が作動するよう
に構成したものである。
内には、複数の歯車からなる伝達歯車列と出力軸
を備えたゼンマイ駆動機構と、基端側に永久磁石
を含む磁性体を取付け先端部を前記ゼンマイ駆動
機構のガバナー等の調速機構と係脱自在に設けた
揺動レバーを揺動自在に枢支し、前記ゼンマイ駆
動機構の出力軸は前記作動部材を直接的または駆
動力伝達部材を介して間接的に作動せしめるよう
に連係し、前記揺動レバーに取付けた永久磁石も
しくは磁性体と吸着する磁性体もしくは永久磁石
を下端に取付けた載置体を前記ハウジングの所定
の位置に設置することにより、前記揺動レバーが
磁力によつて揺動し、揺動レバーの先端がゼンマ
イ駆動機構の調速機構と離間することによりゼン
マイ駆動機構が解旋して作動部材が作動するよう
に構成したものである。
[作用]
作動部材内に配設した上記ゼンマイ駆動機構は
永久磁石を埋設した載置体を作動部材の適所に載
置することにより駆動し、載置体を作動部材から
除去することにより停止するという特徴を有する
ものである。
永久磁石を埋設した載置体を作動部材の適所に載
置することにより駆動し、載置体を作動部材から
除去することにより停止するという特徴を有する
ものである。
[実施例]
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示す
ものであり、第5図乃至第9図は第2実施例を示
すものである。
ものであり、第5図乃至第9図は第2実施例を示
すものである。
第1実施例において、作動部材1はハウジング
2が砲塔の形状に形成されていて、ベース12に
回転可能に支持されている。ベース12の下端は
取付盤28に嵌合して回転自在である。ハウジン
グ2内にはゼンマイと所定の歯車列(図示しな
い)を内蔵したゼンマイユニツト3が配設されて
おり、このゼンマイユニツト3の開口部3bの内
方には前記歯車列の末端の歯車と連係して作動す
る調速機構3aであるガバナーが配設されてい
る。
2が砲塔の形状に形成されていて、ベース12に
回転可能に支持されている。ベース12の下端は
取付盤28に嵌合して回転自在である。ハウジン
グ2内にはゼンマイと所定の歯車列(図示しな
い)を内蔵したゼンマイユニツト3が配設されて
おり、このゼンマイユニツト3の開口部3bの内
方には前記歯車列の末端の歯車と連係して作動す
る調速機構3aであるガバナーが配設されてい
る。
ゼンマイユニツト3の出力軸4はゼンマイユニ
ツト3を貫通して設けてあり、一方の端部にはハ
ウジング2の外方に突出する摘み23が軸着され
ていて他方の端部には歯車5が軸着されている。
歯車5はハウジング2の上下方向に架設した歯車
軸6に軸着したクラウンギヤ7と噛合している。
歯車軸6の下端にはクランク9が軸着されてい
て、クランク9を構成するピン9aはベース12
内にあつて支軸8に軸着したアーム10の長孔1
1内に嵌合している。支軸8は下端をベース12
に回転自在に支持されていて上端はハウジング2
の軸孔2cに固着されている。従つて、ゼンマイ
ユニツト3の歯車5と噛合うクラウンギヤ7によ
つて歯車軸6が回転するとアーム10を介して支
軸8が回転し、ハウジング2は支軸8に支持され
て支軸8を支点として水平方向に所定角度回動す
ることになる。
ツト3を貫通して設けてあり、一方の端部にはハ
ウジング2の外方に突出する摘み23が軸着され
ていて他方の端部には歯車5が軸着されている。
歯車5はハウジング2の上下方向に架設した歯車
軸6に軸着したクラウンギヤ7と噛合している。
歯車軸6の下端にはクランク9が軸着されてい
て、クランク9を構成するピン9aはベース12
内にあつて支軸8に軸着したアーム10の長孔1
1内に嵌合している。支軸8は下端をベース12
に回転自在に支持されていて上端はハウジング2
の軸孔2cに固着されている。従つて、ゼンマイ
ユニツト3の歯車5と噛合うクラウンギヤ7によ
つて歯車軸6が回転するとアーム10を介して支
軸8が回転し、ハウジング2は支軸8に支持され
て支軸8を支点として水平方向に所定角度回動す
ることになる。
揺動レバー13は略L字状に形成されていて中
央部が軸16で枢支されていて揺動可能である。
揺動レバー13の基端部には永久磁石を含む磁性
体15が取付けられており、起上つた先端部には
係止爪13aが突設している。この係止爪13a
は前記ゼンマイユニツト3の開口部3b内の調速
機構3aであるガバナーと係脱可能に設けてあ
る。そして、揺動レバー13に取付けた磁性体1
5の上方はハウジング2の一部であつて人形体に
形成した載置体39を載置するための載置部2d
として形成されている。この載置部2dに永久磁
石40を埋設した載置体39を載置すると、揺動
レバー13は第2図示の反時計方向に揺動し、揺
動レバー13の先端部に設けた係止爪13aはゼ
ンマイユニツト3の調速機構3aと離間するため
ゼンマイユニツト3内の駆動機構は解旋が可能な
状態となる。そして、揺動レバー13は軸16を
支点として先端側より基端側を重く形成してある
ため、載置体39を載置台2dから除去すると、
基端側の重量で第2図示の時計方向に揺動するこ
とになり、先端部の係止爪13aはゼンマイユニ
ツト3の調速機構3aと係合するため、ゼンマイ
ユニツト3の駆動機構は停止することになる。
央部が軸16で枢支されていて揺動可能である。
揺動レバー13の基端部には永久磁石を含む磁性
体15が取付けられており、起上つた先端部には
係止爪13aが突設している。この係止爪13a
は前記ゼンマイユニツト3の開口部3b内の調速
機構3aであるガバナーと係脱可能に設けてあ
る。そして、揺動レバー13に取付けた磁性体1
5の上方はハウジング2の一部であつて人形体に
形成した載置体39を載置するための載置部2d
として形成されている。この載置部2dに永久磁
石40を埋設した載置体39を載置すると、揺動
レバー13は第2図示の反時計方向に揺動し、揺
動レバー13の先端部に設けた係止爪13aはゼ
ンマイユニツト3の調速機構3aと離間するため
ゼンマイユニツト3内の駆動機構は解旋が可能な
状態となる。そして、揺動レバー13は軸16を
支点として先端側より基端側を重く形成してある
ため、載置体39を載置台2dから除去すると、
基端側の重量で第2図示の時計方向に揺動するこ
とになり、先端部の係止爪13aはゼンマイユニ
ツト3の調速機構3aと係合するため、ゼンマイ
ユニツト3の駆動機構は停止することになる。
砲筒19はハウジング2に開設した開口部20
から突設しており、基端部には円弧状の支持板1
9aが一体に形成されている。この支持板19a
の端縁はハウジング2の内壁面に形成したガイド
溝2eに嵌合しており、砲筒19を上下動可能に
支持している。砲筒19内には可動部材18が嵌
挿してあり、該可動部材18の基端には連結板1
7の先端が取付けられていて、該連結板17の基
端側には通孔17a,17aが穿設されている。
この通孔17a,17aにはゼンマイユニツト3
の所望の歯車軸(図示しない)と連係して回転す
る一対のクランク3c,3cが嵌合している。そ
して、前記砲塔を形どつたハウジング2が水平方
向に所定角度反覆して回動するとき、砲塔19内
の可動部材18も交互に出没動作を行なうもので
ある。
から突設しており、基端部には円弧状の支持板1
9aが一体に形成されている。この支持板19a
の端縁はハウジング2の内壁面に形成したガイド
溝2eに嵌合しており、砲筒19を上下動可能に
支持している。砲筒19内には可動部材18が嵌
挿してあり、該可動部材18の基端には連結板1
7の先端が取付けられていて、該連結板17の基
端側には通孔17a,17aが穿設されている。
この通孔17a,17aにはゼンマイユニツト3
の所望の歯車軸(図示しない)と連係して回転す
る一対のクランク3c,3cが嵌合している。そ
して、前記砲塔を形どつたハウジング2が水平方
向に所定角度反覆して回動するとき、砲塔19内
の可動部材18も交互に出没動作を行なうもので
ある。
なお、前記載置体39の形態は人形体に限られ
るものではなく、ロボツトや動物の形態を模した
もの、或は自動車等の形態に形成しても良いもの
である。更に、揺動レバー13に取付ける永久磁
石を含む磁性体と載置体39に取付ける磁性体も
しくは永久磁石の関係は、載置体39をハウジン
グ2の所定の位置に設置したとき、磁力によつて
揺動レバー13が揺動するように配設すれば良い
ものであり、揺動レバー13と載置体39の双方
に永久磁石の異極を対峙させて取付けても良い
し、揺動レバー13か載置体39のいづれか一方
に永久磁石を取付け、他方に磁性体を取付けても
良いものである。そして、上記揺動レバー13と
載置体39に取付ける磁性体もしくは永久磁石の
配設関係は、後述する第2実施例にも同様に適用
されるものである。
るものではなく、ロボツトや動物の形態を模した
もの、或は自動車等の形態に形成しても良いもの
である。更に、揺動レバー13に取付ける永久磁
石を含む磁性体と載置体39に取付ける磁性体も
しくは永久磁石の関係は、載置体39をハウジン
グ2の所定の位置に設置したとき、磁力によつて
揺動レバー13が揺動するように配設すれば良い
ものであり、揺動レバー13と載置体39の双方
に永久磁石の異極を対峙させて取付けても良い
し、揺動レバー13か載置体39のいづれか一方
に永久磁石を取付け、他方に磁性体を取付けても
良いものである。そして、上記揺動レバー13と
載置体39に取付ける磁性体もしくは永久磁石の
配設関係は、後述する第2実施例にも同様に適用
されるものである。
第2実施例において、本体24はベース28a
と該ベース28aに起伏自在にヒンジされた昇降
タワー25と該昇降タワー25に枢支された2枚
の可動板26,27より構成されている。昇降タ
ワー25の中央部長手方向には、矩形の開口部2
5aが開設されており、該開口部25a内には昇
降部材29が嵌着しており、昇降部材25aは内
蔵するゼンマイ駆動機構によつて開口部25a内
を移動可能に設けてある。第5図は昇降タワー2
5を水平に倒したものであつて、載置体39を昇
降部材29上に載置して水平方向に移動させる例
を示してある。第6図はベース28aに対して昇
降タワー25を起立させたもので、載置体39を
昇降部材29に載置して上下方向に移動させる例
を示したものである。
と該ベース28aに起伏自在にヒンジされた昇降
タワー25と該昇降タワー25に枢支された2枚
の可動板26,27より構成されている。昇降タ
ワー25の中央部長手方向には、矩形の開口部2
5aが開設されており、該開口部25a内には昇
降部材29が嵌着しており、昇降部材25aは内
蔵するゼンマイ駆動機構によつて開口部25a内
を移動可能に設けてある。第5図は昇降タワー2
5を水平に倒したものであつて、載置体39を昇
降部材29上に載置して水平方向に移動させる例
を示してある。第6図はベース28aに対して昇
降タワー25を起立させたもので、載置体39を
昇降部材29に載置して上下方向に移動させる例
を示したものである。
昇降タワー25に支軸31でで回転自在に枢支
した可動板26,27の上面には鉄等の磁性体で
形成した平板26b,27bが取付けられてお
り、載置体39の永久磁石40を吸着させて、載
置体39を起立しやすくしている。基端側の突起
26a,27a、は昇降タワー25を水平に倒し
たとき、可動板26,27を第7図示の反時計方
向に回転させ昇降タワー25の側壁に突設した突
起25c,25cと係合させて昇降タワー25の
上面と可動板26,27の上面を平滑面に維持す
るためのものである。また、昇降タワー25の上
部に突設した突片32には可動板27と係合し
て、起立した昇降タワー25に対して可動板27
の上面が水平位置を保てるように形成したもので
ある。
した可動板26,27の上面には鉄等の磁性体で
形成した平板26b,27bが取付けられてお
り、載置体39の永久磁石40を吸着させて、載
置体39を起立しやすくしている。基端側の突起
26a,27a、は昇降タワー25を水平に倒し
たとき、可動板26,27を第7図示の反時計方
向に回転させ昇降タワー25の側壁に突設した突
起25c,25cと係合させて昇降タワー25の
上面と可動板26,27の上面を平滑面に維持す
るためのものである。また、昇降タワー25の上
部に突設した突片32には可動板27と係合し
て、起立した昇降タワー25に対して可動板27
の上面が水平位置を保てるように形成したもので
ある。
昇降タワー25内には第8図および第9図に示
すように内壁部に突条25g,25gと突条25
h,25hが突設されていて、該突条25g,2
5gと突条25h,25hに挟持されるように機
枠41が上下動可能に配設されている。該機枠4
1内にはゼンマイユニツト3が固設されていて、
該ゼンマイユニツト3の出力軸の端部には歯車3
7が軸着されていて、該歯車37は前記突条25
g,25gの一方の突条25gの内部に刻設した
ラツク38と噛合している。前記歯車37とラツ
ク38は常に噛合しているものであり、昇降部材
29を昇降タワー25の下方に押し下げることに
よつてゼンマイ駆動機構(図示しない)に駆動力
が蓄勢され、ゼンマイが解旋することにより昇降
部材29が上動するように構成されている。そし
て、ゼンマイユニツト3に内蔵された伝達歯車列
(図示しない)の末端の歯車軸には調速機構であ
る回転体34が軸着されている。この回転体34
の偏心位置にはピン34aが立設されている。
すように内壁部に突条25g,25gと突条25
h,25hが突設されていて、該突条25g,2
5gと突条25h,25hに挟持されるように機
枠41が上下動可能に配設されている。該機枠4
1内にはゼンマイユニツト3が固設されていて、
該ゼンマイユニツト3の出力軸の端部には歯車3
7が軸着されていて、該歯車37は前記突条25
g,25gの一方の突条25gの内部に刻設した
ラツク38と噛合している。前記歯車37とラツ
ク38は常に噛合しているものであり、昇降部材
29を昇降タワー25の下方に押し下げることに
よつてゼンマイ駆動機構(図示しない)に駆動力
が蓄勢され、ゼンマイが解旋することにより昇降
部材29が上動するように構成されている。そし
て、ゼンマイユニツト3に内蔵された伝達歯車列
(図示しない)の末端の歯車軸には調速機構であ
る回転体34が軸着されている。この回転体34
の偏心位置にはピン34aが立設されている。
ゼンマイユニツト3を内蔵した機枠の一部は昇
降タワー25の開口部25aから外方に突出して
いて、この突出部には支軸33が架設されてお
り、該支軸33には昇降部材29と揺動レバー3
5の基端側が軸承されている。揺動レバー35の
先端側上面には永久磁石を含む磁性体36が取付
けてあり、基端側は断面L字状の係止爪35aが
形成されている。第9図に示すように、揺動レバ
ー35は昇降部材29の上面に載置体39を載置
しない時は、磁性体36の重量で鎖線で示す状態
にあり、この時基端側に形成した係止爪35aは
機枠41に開設した開口43の内部に進入して前
記回転体34のピン34aと噛合しており、ゼン
マイ駆動機構の解旋を阻止している。そして、載
置体39を昇降部材29の上面に載置することに
より、載置体39の下端に埋設した永久磁石40
の磁力によつて磁性体36が吸着され、揺動レバ
ー35は第9図示の反時計方向に回転して実線で
示す状態となり、係止爪35aはピン34aと離
間するためゼンマイ駆動機構は解旋して、昇降部
材29は昇降タワー2を上動することになる。
降タワー25の開口部25aから外方に突出して
いて、この突出部には支軸33が架設されてお
り、該支軸33には昇降部材29と揺動レバー3
5の基端側が軸承されている。揺動レバー35の
先端側上面には永久磁石を含む磁性体36が取付
けてあり、基端側は断面L字状の係止爪35aが
形成されている。第9図に示すように、揺動レバ
ー35は昇降部材29の上面に載置体39を載置
しない時は、磁性体36の重量で鎖線で示す状態
にあり、この時基端側に形成した係止爪35aは
機枠41に開設した開口43の内部に進入して前
記回転体34のピン34aと噛合しており、ゼン
マイ駆動機構の解旋を阻止している。そして、載
置体39を昇降部材29の上面に載置することに
より、載置体39の下端に埋設した永久磁石40
の磁力によつて磁性体36が吸着され、揺動レバ
ー35は第9図示の反時計方向に回転して実線で
示す状態となり、係止爪35aはピン34aと離
間するためゼンマイ駆動機構は解旋して、昇降部
材29は昇降タワー2を上動することになる。
なお、上記したゼンマイ駆動機構の駆動制御機
構は第5図に示した昇降タワー25を水平に倒し
た状態においては、昇降部材29に載置体39を
乗せ降しても作動しないものである。
構は第5図に示した昇降タワー25を水平に倒し
た状態においては、昇降部材29に載置体39を
乗せ降しても作動しないものである。
[考案の効果]
作動部材内に配設した上記ゼンマイ駆動機構は
下端に永久磁石を埋設した載置体を作動部材の適
所に載置することにより、磁性体を取付けた揺動
レバーが揺動して駆動し、載置体を作動部材から
除去することによつて停止するものであり、載置
体を人形形態に形成すれば人形体がその作動部材
を操作する者という外観を呈する事になり、玩具
用の駆動制御機構として汎用性に富む優れた考案
を提供できるものである。
下端に永久磁石を埋設した載置体を作動部材の適
所に載置することにより、磁性体を取付けた揺動
レバーが揺動して駆動し、載置体を作動部材から
除去することによつて停止するものであり、載置
体を人形形態に形成すれば人形体がその作動部材
を操作する者という外観を呈する事になり、玩具
用の駆動制御機構として汎用性に富む優れた考案
を提供できるものである。
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第
2図は縦断面図、第3図は作動部材を前方から見
た縦断面図、第4図は要部の一部を破断した平面
図、第5図、第6図は第2実施例を示す全体斜視
図、第7図は可動板を破断して示した断面図、第
8図は昇降タワーの横断面図、第9図は昇降タワ
ーと昇降部材の縦断面図である。 1……作動部材、2……ハウジング、3……ゼ
ンマイユニツト、3a……調速機構、4……出力
軸、13……揺動レバー、15……磁性体、24
……本体、25……昇降タワー、29……昇降部
材、34……調速機構、35……揺動レバー、3
6……磁性体、38……ラツク、39……載置
体、40……永久磁石。
2図は縦断面図、第3図は作動部材を前方から見
た縦断面図、第4図は要部の一部を破断した平面
図、第5図、第6図は第2実施例を示す全体斜視
図、第7図は可動板を破断して示した断面図、第
8図は昇降タワーの横断面図、第9図は昇降タワ
ーと昇降部材の縦断面図である。 1……作動部材、2……ハウジング、3……ゼ
ンマイユニツト、3a……調速機構、4……出力
軸、13……揺動レバー、15……磁性体、24
……本体、25……昇降タワー、29……昇降部
材、34……調速機構、35……揺動レバー、3
6……磁性体、38……ラツク、39……載置
体、40……永久磁石。
Claims (1)
- 作動可能に取付けられた作動部材のハウジング
内には、複数の歯車からなる伝達歯車列と出力軸
を備えたゼンマイ駆動機構の昇降部材を下方に押
し下げることによつてゼンマイ駆動機構に駆動力
が蓄勢され、ゼンマイが解施することにより昇降
部材が上動するように構成されていることと、基
端側に永久磁石を含む磁性体を取付け、先端部を
前記ゼンマイ駆動機構の調速機構と係脱自在に設
けた揺動レバーを揺動自在に枢支して配設し、前
記ゼンマイ駆動機構の出力軸は前記作動部材を直
接的または駆動力伝達部材を介して間接的に作動
せしめるように連係し、前記揺動レバーは人形体
を所定の位置に設置することにより、揺動レバー
の磁性体が人形体に埋設した永久磁石によつて吸
着されて揺動し、ゼンマイ駆動機構が解施して作
動するように構成したことを特徴とするゼンマイ
駆動玩具の駆動制御機構。
Priority Applications (6)
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JP1986177378U JPH0511920Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | |
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