JPS5931278Y2 - サ−フボ−ドおもちや - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は新規なボート、船等の遊泳釦もちやに関するも
のであって図示せる実施例はサーフボードの形をした中
空な本体１を構成し、この本体１の中に巻込ツマミ２に
より巻き込むゼンマイ装置３と同ツマミ２の裏面に設け
た巻込軸３′を中心とする三種類のカム原動体４ 、４
’、 ４“を内蔵すると共に本体１の後部下面にスクリ
ュー５をフレキシブルシャフト６を介して取付け、この
フレキシブルシャフト６にピニオン７をオた上記の巻込
軸３′に平歯車８を夫々固定し、当該ピニオン７と平歯
車８とを伝達歯車９，１０，１１、傘歯車１６を介して
連結すると共にフレキシブルシャフト６０所要個所にス
トッパー切欠１８を設け、更に本体１の天壁の中央に大
きな丸孔２０を開設し、との丸孔２０の下面に後述する
人形４１の鉄製起立板２１を配しこの起立板２１の前端
寄り個所の両側を軸承して上下に振動自在とすると共に
当該起立板２１の先端部下面と本体１の底壁土面との間
に弱いコイルバネ２３を掛装し、起立板２１の上に後述
する人形４１を起立ゼＬめた時に起立板２１の後手が沈
降し人形４１を取去し、た時に上昇するようにすると共
に起立板２１の後端に係合部２５を設けこの保合部２５
は起立板２１の後半部の上昇時に上記のストッパー切欠
１８内に臨入してゼンマイ装置の解放釦よび平歯車８、
伝達歯車９暢１１、傘歯車１６、フレキシブルシャフト
６、ピニオン７、スクリュー５０回転を停止し寸だ沈降
時にストッパー切欠１８に脱して同停止を解消するよう
にし、更に本体１の後端部底壁に方向舵部材２６を水平
回転自在に取付けると共に本体１内に支軸３１を中心と
して水平揺動する作動杆３２を装入し、この作動杆３２
の後端にピン３４を上記の方向舵部材２６の前端に長孔
３３を夫々設けて当該長孔３３とピン３４とを摺動自在
に嵌合し、更に作動杆３２の前端部に上記のカム原動体
４．４’、４’により案内される三種類のカム従動体３
５．３５’、３５’を回転自在に軸承し、このカム従動
体の下面に操作ツマミ３６を一体に設けると共にカム従
動体の中心軸３７に爪車３８を作動杆３２に同爪車３８
に噛合する爪部材３９を夫々取付けてカム従動体３５，
３５’、３５’を操作ツマミ３６により選定して所望の
回転角でストップし得るようにし、！た作動杆３２の支
軸３１に同作動杆３２を弾発的に回転せしめてカム従動
体３５．３５’、３５′をカム原動体４．４’、４’に
圧接せしめるトーションバネ４０を捲装すると共にこれ
とは別個にサーファの格好をした人形４１を構成し、こ
の人形４１０足底に磁石体４２を固定し当該磁石体４２
の吸着力により同人形４１を上記の起立板２１に於て丸
孔２０を介して露呈する（Ｍに起立せしめて載置するよ
うにしたものである。

本考案は叙上の如き構成になるのでゼンマイ装置３を巻
込んで蓄力状態にし且つカム従動体３５゜３５’、３５
“を回して其の一つをこれに対応するカム原動体４ 、
４’、 ４’ の−？に圧接した状態にしたのち本体１
を水面上に浮べると共に起立板２１の上に人形４１を起
立せしめて載置し斯くすると起立板２１の後半部が沈降
して係合部２５がストッパー切欠１８外に脱出し、ゼン
マイ装置３が解放を開始してスクリュー５を回転状態に
すると同時にカム原動体４ 、４’、 ４“を回転して
方向舵部材２６の向きを変向し、全体はカム原動体４゜
４′、４′により決められた規定の航路を進行するもの
である。

本考案は叙上の通りであるので、これを水面にて上記の
ように作動させると、人形が中空体に乗り自身で水面を
走行している状態を呈して著しく興趣ある効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本考案遊泳おもちゃの実施例を示すものであって、
第１図は全体の斜視図、第２図は第１図Ａ−Ａ線に沿う
断面図、第３図は本体の天壁を外した状態を示す平面図
、第４図は本体の天壁および起立板を外した状態を示す
平面図、第５図は全体の底面図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・巻込ツマミ、３・
・・・・・ゼンマイ装置、３′・・・・・・巻込軸、４
、４’、 ４’・・・・・・カム原動体、５・・・・
・・スクリュー、６・・・・・・シャフト、７・・・・
・・ピニオン、８・・・・・・平歯Ｌ９．１０．１１・
・・・・・伝達歯車、１６・・・・・・傘歯車、１８・
・・・・・ストッパー切欠、２０・・・・・・丸孔、２
１・・・・・・起立板、２３・・・・・・コイルバネ、
２５・・・・・・係合部、２６・・・・・・方向舵部材
、３１・・・・・・支軸、３２・・・・・・作動杆、３
３・・・・・・長孔、３４・・・・・・ピン、３５．３
５’、３５’・・・・・・カム従動体、３６・・・・・
・操作ツマミ、３７・・・・・・中心軸、３８・・・・
・・爪車、３９・・・・・・爪部材、４０・・・・・・
トーションバネ、４１・・・・・・人形、４２・・・・
・・磁石体。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 中空な本体１の中に巻込ツマミ２により巻き込むゼンマ
   イ装置３と同ツマミ２の裏面に設けた巻込軸３′を中心
   とする三種類のカム原動体４．４’。 ４′を内蔵すると共に本体１の後部下面にスクリュー５
   をフレキシブルシャフト６を介して取付け、このフレキ
   シブルシャフト６にピニオン７を普た上記の巻込軸３′
   に平歯車８を夫々固定し、当該ピニオン１と平歯車８
   とを伝達歯車９．１０，１１、傘歯車１６を介して連結
   すると共にフレキシブルシャフト６０所要個所にストッ
   パー切欠１８を設け、更に本体１の天壁の中央に大きな
   丸孔２０を開設し、との丸孔２０の下面に後述する人形
   ４１の鉄製起立板２１を配しこの起立板２１の前端寄り
   個所の両側を軸承して上下に挺動自在とすると共に当該
   起立板２１の先端部下面と本体１の底壁上面との間に弱
   いコイルバネ２３を掛装し、起立板２１の上に後述する
   人形４１を起立せしめた時に起立板２１の後半が沈降し
   人形４１を取去した時に上昇するようにすると共に起立
   板２１の後端に係合部２５を設けこの係合部２５を起立
   板２１の後半部の上昇時に上記のストッパー切欠１８内
   に臨入してゼンマイ装置の解放、平歯車８、伝達歯車９
   ，１０，１１．傘歯車１６、フレキシブルシャフト６、
   ピニオンＩ、スクリュー５０回転を停止し斗た沈降時に
   ストッパー切欠１８外に脱して同停止を解消するように
   し、更に本体１の後端部底壁に方向舵部材２６を水平回
   転自在に取付けると共に本体１内に支軸３１を中心とし
   て水平揺動する作動杆３２を装入し、この作動杆３２の
   後端にピン３４を上記の方向舵部材２６の前端に長孔３
   ３を夫々設けて当該長孔３３とビン３４とを摺動自在に
   嵌合し、更に作動杆３２の前端部に上記のカム原動体４
   ．４’、４’により案内される三種類のカム従動体３５
   ，３５′、３５“の回転自在に軸承し、このカム従動体
   の下面に操作ツマ□３６を一体に設けると共にカム従動
   体の中心軸３７に爪車３８を作動杆３２に同爪車３８に
   噛合する爪部材３９を夫々取付けてカム従動体３５，３
   ５’。 ３５″を操作ツマミ３６により選定して所望の回転角で
   ストップし得るようにし、！た作動杆３２の支軸３１に
   同作動杆３２を弾発的に回転せしめてカム従動体３５，
   ３５’、３９’をカム原動体４゜４’、４’に圧接せし
   めるトーションバネ４０を捲装すると共にこれとは別個
   にサーファの格好をした人形４１を構成し、この人形４
   １０足底に磁石体４２を固定し当該磁石体４２の吸着力
   により同人形４１を上記の起立板２１に於て丸孔２０を
   介して露呈する個所に起立せしめて載置するようにして
   成る遊泳おもちヤ。