JPH0627198U - プロッタ用ペンシル - Google Patents

プロッタ用ペンシル

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JPH0627198U
JPH0627198U JP7076192U JP7076192U JPH0627198U JP H0627198 U JPH0627198 U JP H0627198U JP 7076192 U JP7076192 U JP 7076192U JP 7076192 U JP7076192 U JP 7076192U JP H0627198 U JPH0627198 U JP H0627198U
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JP7076192U
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Inventor
清 和田
数彦 小野
Original Assignee
パイロットプレシジョン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 先行芯が芯ガイド7中に存在し、かつ後続芯
がチャック4により保持されることによる無用な作画を
防止し、かつ簡単に組み立てることができるプロッタ用
ペンシルを提供する。 【構成】 プロッタのペンキャリッジに取り付けられる
ペン本体1の内部に芯を保持するチャック4を内蔵し、
ペン本体1の先端に、突出方向に付勢ばね9で押圧され
かつチャック4で保持された芯の先端部を案内する芯ホ
ルダー10付芯ガイド7を設ける。芯の長手方向に摺動
可能に芯ガイド7の先端部に押圧リング12を取付け、
芯ガイド7との間に介装された前記付勢ばね9よりも強
い押圧ばね14により、芯ガイド7の先端面から突出す
る方向に押圧リング12を押圧する。しかも前記押圧ば
ね14を押圧リング12の凹部12Bに係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はXYプロッタ等に用いられるプロッタ用ペンシルに関し、特に押圧ば ねと押圧リングの組み立てを容易にしたプロッタ用ペンシルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のプロッタ用ペンシルは、作画による芯の摩耗とともに芯ホルダー付芯ガ イドが後退し、かつ芯ガイドを突出方向に押圧する付勢ばねより強い力で芯ホル ダーにより芯を保持することにより、作画による芯の摩耗とともに芯ガイドが後 退し、作画を中断してペン本体を僅か上昇した時にはチャックにより保持された 芯を芯ホルダーで保持しているので芯ガイドも僅か上昇し、紙面より芯及び芯ガ イドが離間するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記従来のものは、作画を繰り返し行うことによって先行芯が消耗した 場合には、芯ホルダーにより保持された先行芯に後続芯が追従し、該後続芯がチ ャックにより保持されるものであった。従って、この状態でペン本体を僅か上昇 すると、チャックにより保持された後続芯はチャックとともに上昇するが芯ホル ダーにより保持された先行芯は芯ガイドが付勢ばねにより突出方向に押圧されて いるために上昇できず、芯および芯ガイドが紙面に接触されたままの状態となり 、この状態でペン本体を次の作画地点に移動させると、この移動中にも作画が行 われてしまうものであった。 本考案は上記した課題を解消し、しかも組立も容易に行えるプロッタ用ペンシ ルを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、プロッタのペンキャリッジに取付けられ るペン本体の内部に芯を保持するチャックを内蔵させ、前記ペン本体の先端に、 突出方向に付勢ばねで押圧されかつ前記チャックで保持された芯の先端部を案内 する芯ホルダー付芯ガイドを設けたプロッタ用ペンシルにおいて、前記芯の長手 方向に摺動可能に前記芯ガイドの先端部に押圧リングを取付け、前記芯ガイドと の間に介装された前記付勢ばねよりも強い押圧ばねにより、前記芯ガイドの先端 面から突出する方向に前記押圧リングを押圧し、かつ押圧ばねを押圧リングの凹 部に係止したことを特徴とするプロッタ用ペンシルを提案するものである。
【0005】
【実施例】
以下、図1により本考案の実施例の詳細を説明する。図示を省略するペンキャ リッジに保持されるペン本体1の内部には、従来と同様に、中空の中筒2が組み 込まれ、同中筒2の上端部は、図示を省略するけれども、複数本の芯を収納する 芯タンクに接続される。 また、前記中筒2の先端部(下端部)には前記ペン本体1の先端部から下方に 突出する筒状の口金3がねじ止めされると共に、中筒2の中心部には1本の芯の みを貫通状態におくことができるチャック4および同チャック4の先端を取り囲 む締リング5を有する連結具6が収納される。つまり、前記芯タンク及びチャッ ク4の上端部はノックボタン(図示せず)に固定され、このノックボタンの押圧 により前記チャック4をペン本体1の長さ方向に移動させて同チャック4の先端 を前記締リング5から開放させる。 そして、前述した口金3の内部には、同口金3に沿って上下方向に移動可能な 芯ガイド7が配置され、先端孔7Aにより芯の先端部を案内する同芯ガイド7は 、前記連結具6に嵌めたチャックガイド8との間に介装する付勢ばね9の力によ り下向き、即ち口金3から突出する方向に付勢される。また、前記芯ガイド7の 下部中心にはチャック4から送出される芯との摩擦力によって芯ガイド7の先端 方向への突出を止める芯ホルダー10が配置してある。更に芯ガイド7には芯ホ ルダー10の後端に位置して芯案内具11が固定され、芯ホルダー10に芯が確 実に導かれる。
【0006】 本考案にあっては、減径された前記芯ガイド7の先端部に沿って上下方向に移 動できる押圧リング12が設けられる。該押圧リング12には鍔12Aが形成さ れ、同押圧リング12は芯ガイド7の先端に固定する内周フランジ付リテーナ1 3中に脱落を防止した状態で内蔵される。そして、押圧リング12の凹部12B に押圧ばね14を係止し、該押圧ばね14は前記付勢ばね9よりも強くかつ付勢 ばね9の力と芯ホルダー10の芯保持力の合力よりは弱い力で芯ガイド7と押圧 リング12の間に介装され、この押圧ばね14の力により前記押圧リング12の 先端が芯ガイド7の下端面から突出した状態に保たれる。
【0007】 上記実施例によるプロッタ用ペンシルは、以上のような構造であるから、作画 を行うために芯ガイド7及び芯を紙面に押し付けると、付勢ばね9の力と芯ホル ダー10の芯保持力の合力よりは押圧ばね14の力が弱いために先ず押圧ばね1 4が圧縮され、その後に芯の摩耗とともに芯ガイド7が上昇される。そして芯が 摩耗し、芯ホルダー10により先行芯が保持され、チャック4により後続芯が保 持された状態でペン本体1を僅か上昇させた時、付勢ばね9により芯ガイド7が 突出方向に押圧されても押圧リング12が付勢ばね9より強い押圧ばね14によ り紙面に押圧されるので、押圧リング12のみが紙面に接触して芯ガイド7及び 芯は僅か紙面より離間する。 従って、ペン本体1が次の作画地点に移動するとき無用の作画が行われる恐れ はなくなるものである。 しかも、押圧リング12の凹部12Bに押圧ばね14が係止されるので組立時 に押圧リング12と押圧ばね14がばらばらにならず容易に組み立てる事が出来 るものである。
【0008】 尚、上記実施例は説明を簡略化するために押圧リングを1個の部品で説明した が、図2に示したように押圧リング112に硬質パイプ15を圧入等により固定 してもよい。また、外形形状も図示のものに限定されないことは勿論である。
【0009】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、先行芯が芯ガイドに存在し かつ後続芯がチャックにより保持されていても、ペンキャリッジによるプロッタ 用ペンシルの移動中に無用の作画が行われることがなく、しかも押圧リングに押 圧ばねが係止されるので容易に組み立てられるプロッタ用ペンシルを得ることが 出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプロッタ用ペンシルを示す主要部断面
図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す主要部部分断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ペン本体 4 チャック 7 芯ガイド 9 付勢ばね 10 芯ホルダー 12 押圧リング 12B 押圧リング12の凹部 14 押圧ばね 112 押圧リング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロッタのペンキャリッジに取付けられ
    るペン本体の内部に芯を保持するチャックを内蔵させ、
    前記ペン本体の先端に、突出方向に付勢ばねで押圧され
    かつ前記チャックで保持された芯の先端部を案内する芯
    ホルダー付芯ガイドを設けたプロッタ用ペンシルにおい
    て、前記芯の長手方向に摺動可能に前記芯ガイドの先端
    部に押圧リングを取付け、前記芯ガイドとの間に介装さ
    れた前記付勢ばねよりも強い押圧ばねにより、前記芯ガ
    イドの先端面から突出する方向に前記押圧リングを押圧
    し、かつ前記押圧ばねを押圧リングの凹部に係止したこ
    とを特徴とするプロッタ用ペンシル。
JP1992070761U 1992-09-16 1992-09-16 プロッタ用ペンシル Expired - Lifetime JP2586681Y2 (ja)

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JPH0627198U true JPH0627198U (ja) 1994-04-12
JP2586681Y2 JP2586681Y2 (ja) 1998-12-09

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56115294U (ja) * 1980-02-06 1981-09-04
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JPH05147389A (ja) * 1991-11-26 1993-06-15 Mutoh Ind Ltd プロツタにおける作図装置
JPH05169891A (ja) * 1991-12-25 1993-07-09 Mutoh Ind Ltd プロッタにおける短芯検出方法及びプロッタの制御方法

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JP2586681Y2 (ja) 1998-12-09

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