JPH062716A - トルク伝達装置 - Google Patents

トルク伝達装置

Info

Publication number
JPH062716A
JPH062716A JP5035004A JP3500493A JPH062716A JP H062716 A JPH062716 A JP H062716A JP 5035004 A JP5035004 A JP 5035004A JP 3500493 A JP3500493 A JP 3500493A JP H062716 A JPH062716 A JP H062716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
torque transmission
transmission device
segment
rivet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5035004A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3499890B2 (ja
Inventor
Paul Maucher
マウハー パウル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH
Original Assignee
LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH filed Critical LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH
Publication of JPH062716A publication Critical patent/JPH062716A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3499890B2 publication Critical patent/JP3499890B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/60Clutching elements
    • F16D13/64Clutch-plates; Clutch-lamellae
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/02Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of clutch
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/60Clutching elements
    • F16D13/64Clutch-plates; Clutch-lamellae
    • F16D2013/642Clutch-plates; Clutch-lamellae with resilient attachment of frictions rings or linings to their supporting discs or plates for allowing limited axial displacement of these rings or linings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラッチディスク又はこれと類似の、摩擦に
よって作業するトルク伝達装置を改良して、ライニング
がばねセグメントの波形部分の間に侵入することを完全
に避け、それと同時にばねセグメントに対する当てつけ
損失を無くし、また特に、2つのクラッチライニングを
できるだけ均一に、しかもライニング後ろ側の可能な限
り大きい範囲で支えられるようにする。 【構成】 ばねセグメント9のそれぞれ平らな範囲か
ら、少なくともほぼ半径方向に延びる舌片17,18が
打抜き形成されており、これらの舌片が、それぞれ他方
のばねセグメント9に向かって湾曲されて、この他方の
ばねセグメント9で終わっており、これらの舌片が、前
記他方のばねセグメント9の平らな範囲に向き合ってお
り、前記ばねセグメント9が、摩擦ライニング11a,
11bを固定する、段付きリベット12a,12bを介
して互いに軸方向で緊締されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッチディスクまた
これと類似の、摩擦によって作業するトルク伝達装置で
あって、ハブに接続されたライニングキャリアディスク
と、該ライニングキャリアディスクの外径よりも大きい
内径を有する2つの摩擦ライニングリングと、これらの
摩擦ライニングリングの間に軸方向で、互いに一対で向
き合って配置され、かつ、環状に配置された多数のばね
セグメントとを有しており、これらのばねセグメント
が、摩擦ライニングリングを支持していて、軸方向でば
ね弾性的に互いに支え合っていて、前記ライニングキャ
リアディスクに固定されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばドイツ連邦共和国特許出願公告第
1233669号明細書に開示された、2重セグメント
を有する公知のライニングばねシステムにおいては、ク
ラッチライニングは、周方向で見て、各セグメントのそ
れぞれ2つの支持部に当接しているか又は波形部分によ
って形成された2つの波形壁部に当接している。これら
の支持部間では、各ライニングは支えられていない。つ
まり各ライニングは大きい支持長さに亙って自由に延び
ている。
【0003】クラッチの接続時、つまり摩擦段階中に、
当て付け力の大部分は事実上それぞれの支持範囲でのみ
作用し、これに対してこの支持範囲の間の範囲は、まず
弾性的にばね変形し、摩擦力が小さいために摩耗は少な
い。
【0004】温度及び圧力作用に基づいて、ライニング
は種々異なる摩擦の大きさに応じて周方向範囲に亙って
ばねセグメントの波の高さ分だけ変形する。つまり、ラ
イニングは、ばねセグメントの波形壁部間に、それぞれ
反対側に存在するライニングに向かって侵入するように
なっている。この範囲は、ライニングが圧縮される際に
は、ばねセグメントが完全にばね変形する前に密着する
ようになっており、従って、深く侵入すればする程、ば
ねセグメントの常に小さいばね行程部分が有効となる。
つまり逆に言えば、より大きいばね行程部分が次第に無
効となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、ライニングがばねセグメントの波形壁部間に侵入す
ることを完全に避け、それと同時にばねセグメントに対
する当て付け損失を無くすことである。また特に、2つ
のクラッチライニングはできるだけ均一に、しかもライ
ニング後ろ側の可能な限り大きい範囲で支えられるよう
にしなければならない。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明によれば、ばねセグメントのそれぞれの平らな範囲か
ら、少なくともほぼ半径方向に延びる舌片が打抜き成形
されており、これらの舌片が、それぞれ他方のばねセグ
メントに向かって湾曲されていて、この他方のばねセグ
メントで終わっており、これらの舌片のうちの少なくと
も若干の舌片が、前記他方のばねセグメントの平らな範
囲に向き合っており、前記ばねセグメントが、摩擦ライ
ニングリングを固定する部材、例えば段付きリベットを
介して互いに軸方向に緊締されている。
【0007】本発明によるトルク伝達装置の特に有利な
構成によれば、前記段付きリベットが、ばねセグメント
の互いに向き合う平らな範囲に設けられている。
【0008】本発明のトルク伝達装置の別の有利な構成
によれば、平らな範囲の面積の合計が、摩擦ライニング
リングによって半径方向で覆われる、ばねセグメントの
面の40%(有利には40%〜70%)よりも大きい。
また、ばねセグメントの平らな範囲の面積の合計が、舌
片として構成された折り曲げられた範囲の面積の合計よ
りも大きく構成されていれば、特に有利である。何故な
らば、これによって摩擦ライニングの小さい範囲だけが
支えられないようになるからである。
【0009】本発明のトルク伝達装置のさらに別の有利
な構成によれば、各ばねセグメントが周方向で少なくと
もほぼ同じ大きさのセクタに分割されており、これらの
セクタのうちのそれぞれ1つが舌片を有していて、それ
に続くセクタが少なくともほぼ平らに構成されている。
【0010】本発明のトルク伝達装置のさらに別の有利
な構成によれば、ばねセグメントが、半径方向に連続す
る多数の環状セグメントを有しており、これらの環状セ
グメントのうちの少なくとも1つが舌片を有していて、
少なくとも1つが平らに構成されている。
【0011】また、外側の環状セグメントが舌片を有し
ていれば特に有利である。さらにまた、各舌片が少なく
とも互いに向き合う方向に湾曲されていれば有利であ
る。
【0012】また、互いに向き合った方向に湾曲させよ
うとする舌片がそれぞれ互いに載っていれば、本発明の
トルク伝達装置の構造及び機能にとって特に有利であ
る。しかしながらまた別の使用条件においては、折り曲
げられた舌片がそれぞれ、少なくともほぼ平らな舌片上
に載っていてもよい。
【0013】本発明のさらに別の有利な構成要件によれ
ば、舌片によって中断された、外側の環状セグメントの
半径方向内側に、連続する平らな環状セグメントが設け
られている。
【0014】本発明のさらに別の有利な構成要件によれ
ば、前記平らな環状セグメントの半径方向内側に、2つ
の舌片の半径方向の切欠のための半径方向の延長部を備
えたセグメントが連続している。この場合、2つの舌片
の端部が互いに向き合って配置されていれば特に有利で
ある。
【0015】本発明のさらに別の有利な構成要件によれ
ば、内側の舌片の半径方向内側に、平らな内側の環状セ
グメントが設けられている。この場合、内側の環状セグ
メントが環状部分によって形成されていれば特に有利で
ある。
【0016】本発明の特に簡単で有利な構成によれば、
半径方向外側の平らな環状セグメントと半径方向内側の
環状セグメントとがスポーク状の平らなセクタによって
互いに結合されている。本発明に従って構成されたトル
ク伝達装置のための特別な利点は、各ばねセグメント
が、交互に設けられた偶数のセクタと舌片とを有するセ
クタを備えていることによって得られる。本発明のさら
に別の有利な構成要件によれば、前記ばねセグメント
が、同一形状で構成されていて、後ろ側同士で互いに固
定されている。
【0017】摩擦ライニングリングが、半径方向で間隔
を保って交互に列状に配置された2列の段付きリベット
によって、互いに向き合って配置された一対のセグメン
トにリベット固定されている形式のトルク伝達装置にお
いては、半径方向で互いに重なり合って配置された一方
の対の段付きリベットが半径方向に延びる中心線を中心
にして左右対称に配置され、スポーク状のセクタ内にそ
れぞれ交互に設けられていて、他方の対の段付きリベッ
トが舌片を有するセクタ内に設けられており、半径方向
の外側の段付きリベットの閉鎖ヘッドが平らな環状セグ
メントと舌片を有するセクタとの交差範囲に形成されて
いて、半径方向内側の段付きリベットの閉鎖ヘッドが、
向き合う位置に配置されたばねセグメントのスポーク状
のセクタの半径方向内側範囲に形成されており、前記段
付きリベットのリベットヘッドが、前記舌片)を有する
セクタの、切欠を有する範囲内に半径方向で突入してい
る。
【0018】また本発明の別の構成要件に従って、前記
舌片が半径方向で見て、橈みバーの少なくともほぼ橈み
ラインに沿って延びていれば、トルク伝達装置の例えば
ばね特性にとって有利である。何故ならばこれによっ
て、直線的に延びるライニングばね特性曲線が得られる
からである。
【0019】さらに別の使用条件においては、前記舌片
が、半径方向で見て、円弧状に軸方向で変形されていれ
ば特に有利である。これによって、プログレッシブ(累
進的)に延びる特性曲線が得られ、舌片の混合形の変形
形状並びに別の変形曲線形状が得られる。
【0020】本発明のさらに別の構成要件に従って、舌
片の設置高さの寸法を、ばね行程の寸法よりも大きく設
計し、これによってライニングをリベット固定する際に
ばねセグメントを緊締することができるので、トルク伝
達装置の機能にとって有利である。本発明の別の有利な
構成要件によれば、摩擦ライニングリングが、折り曲げ
られた舌片の、円弧状の平らな範囲から切り抜かれたセ
クタに閉鎖ヘッドを形成することによって、所属のばね
セグメントにリベット部材を用いてリベット固定されて
いる。
【0021】また、ばねセグメントが半径方向内側の範
囲で、ばね行程の半分の行程だけ軸方向で変形されてい
るか又は巻き付けられていて、これによって一対で配属
されたばねセグメントと共に後ろ側同士で組み立てた後
で完全なばね高さが得られるので、特に有利である。
【0022】さらにまた、本発明の別の構成要件に従っ
て、ばねセグメントが、このばねセグメントをリベット
部材によってリベット固定するために範囲の半径方向外
側で、しかも摩擦ライニングリングの半径方向延長部の
内側で、切欠を有していれば有利である。
【0023】ばねセグメントが、このばねセグメントを
ライニングキャリアディスクにリベットによってリベッ
ト固定するための範囲の半径方向外側で、しかも摩擦ラ
イニングリングの半径方向延長部の外側で、切欠を有し
ていれば、有利である。この場合に、前記切欠が周方向
で見て縦長に構成されていれば有利である。
【0024】本発明の別の有利な構成要件によれば、ば
ねセグメントに、支点リベットのための切欠が形成され
ており、該切欠が、摩擦ライニングリングの内径の半径
方向内側及び、ライニングキャリアディスクの外径の半
径方向外側に配置されている。この場合に、支点リベッ
トが、一対で配置されたばねセグメントにだけリベット
固定され、これによって、2つのばねセグメントが重り
リベットの影響を受けずに移動又は変形することができ
るようになっていれば、特に有利である。また、支点リ
ベットの閉鎖ヘッドが、小さい方の切欠を有するばねセ
グメントに形成されていて、支点リベットのリベットヘ
ッドが、他方のばねセグメントに形成された大きい方の
切欠に配属されていれば特に有利である。
【0025】本発明のトルク伝達装置のさらに別の特に
有利な構成要件によれば、ばねセグメントが、このばね
セグメントを摩擦ライニングディスクにリベット固定す
るための範囲の半径方向外側で、半径方向に延びるスポ
ーク状のウエブを有しており、該ウエブが半径方向外側
で平らな環状セグメント内に開口している。この場合
に、2つのスポーク状のウエブが設けられていれば有利
である。
【0026】本発明のさらに別の構成要件によれば、前
記ウエブによって、舌片が受容される切欠が制限されて
いる。さらにまた、スポーク状のウエブの少なくとも1
つが、周方向で見て、ばねセグメントをライニングキャ
リアディスクにリベット固定するための範囲の終端範囲
に配置されていれば、有利である。
【0027】本発明のさらに別の構成要件によれば、ス
ポーク状のウエブの少なくとも1つが、ばねセグメント
をライニングキャリアディスクにリベット固定するため
のリベット用孔に対して周方向でずらされている。ま
た、2つのスポーク状のウエブが、前記リベット用孔に
対して周方向でずらされていれば有利である。この場
合、スポーク状のウエブが、前記リベット用孔に対して
周方向の同じ方向でずらされていれば特に有利である。
【0028】
【実施例】図1及び図2に示したクラッチディスク1は
連行ディスク又はライニングキャリヤディスク2を有し
ている。このライニングキャリヤディスク2はスペーサ
部材3を介在して対抗ディスク又はカバープレート4に
リベット結合されている。これらの構成部材は緩衝部材
5を介してハブディスク6に支えられている。このハブ
ディスク6はハブ7に堅固に固定されている。緩衝部材
5の半径方向内側には摩擦装置8が配置されている。
【0029】連行ディスク2の外周縁部には支持部材又
はばねセグメント9a,9bがリベット10を介して固
定されている。ばねセグメント9a,9bは、連行ディ
スク2の半径方向外側に達する範囲で、このセグメント
の軸方向両側に配置された摩擦ライニングリング11
a,11bを有している。この場合に摩擦ライニングリ
ング11a,11b及び支持部材又はばねセグメント9
a,9bはスペーサ及びリング部材12a,12bを介
して軸方向で互いに位置決めされている。図1に示され
ているように、支点リベット13はばねセグメント(こ
の実施例ではばねセグメント9b)にリベット固定され
ており、他方のばねセグメント(この実施例ではばねセ
グメント9a)には切欠が形成されている。この切欠
は、支点リベット13のリベットヘッド又は閉鎖ヘッド
よりも大きい直径を有しているので、この支点リベット
13と支持部材9aとは、互いに接触することはなく、
従ってばねセグメント9a,9bは支点リベット13の
影響を受けることなく、互いに無関係に軸方向で変形若
しくは移動することができるようになっている。
【0030】図3には、スペーサ及びリベット部材12
a,12bによる、摩擦リング11a,11bとばねセ
グメント9a,9bとの組み立て状態が示されている。
この図3は図2のI−I線に沿った断面図である。この
図3によれば、それぞれリベットヘッドと閉鎖ヘッドと
の間で、異なる寸法の2つ外径範囲を有する段状のスペ
ーサ及びリベット部材12a,12bの2重の機能につ
いて示されている。リベット部材12a,12bの小さ
い方の外径14の範囲では、それぞれ摩擦ライニングリ
ング11a,11bが、この摩擦ライニングリング11
a,11bに配属された支持部材9b,9aにリベット
結合されている。大きい方の外径15の範囲ではリベッ
ト部材12a,12bがそれぞれ別のばねセグメント9
a,9bを貫通していて、このばねセグメントの後ろか
ら、半径方向外側へ向けられたつば16によって係合し
ている。このつば16は、それぞれ摩擦ライニングリン
グ11a,11bによってこの範囲に形成された自由ス
ペース内に位置している。このような形式のリベットに
よって、摩擦ライニングリング11a,11b若しくは
支持部材9a,9bの軸方向での互いの移動可能性が保
証される。さらに図3には図2に関連して、支持部材9
bによって形成された軸方向の範囲17,18が示され
ている。これらの範囲17,18は平らに形成されてい
て、支持部材9aの対応する対抗面で、軸方向にばね弾
性的に支えられている。このような軸方向に形成された
ウイング又は舌片17,18の配置は、図2に示されて
いる。これらのウイング又は舌片17,18には、半径
方向で内側に向けられたさらに別のウイング19が配置
されている。各舌片は、それぞれ基部範囲20から出発
して他方の支持部材に向かう方向で軸方向に変形されて
いる。つまり、ばねセグメントが存在する平面からそれ
て曲げられている。半径方向に延びるウイング17,1
8及び19はすべて同一の方向に変形されている。
【0031】図2に示されているように、摩擦ライニン
グリング11bを取り外すことによって剥き出しにされ
たばねセグメント9bは周方向で見てセクタ状に分割さ
れている。これらのセクタはばねセクタ9b内の半径方
向外側範囲で、舌片18に隣接する切欠によっ制限され
ている。ばねセグメント9bは偶数(この実施例では例
えば6個の)のセクタに分割されている。これらのセク
タは、周方向で見て、それぞれ1つの舌片を有するセク
タが平らなセクタに連続するように配置されている。さ
らに図2に示されているように、円環状の区分が半径方
向に連続して配置されており、その最も外側の範囲は舌
片又はウイング18によって形成されている。さらにそ
の半径方向内側に続いて、変形しない平らな円弧状区分
が配置されている。この円弧状区分は、半径方向外側の
リベット列のための受容範囲を有している。この受容範
囲に半径方向内側に連続する円環状の区分は、互いに向
き合うウイング17,19を受容できるようにするため
に、半径方向で十分に大きい長さを有している。この円
弧状区分の範囲には、半径方向で内側に存在する、ばね
セグメント及びライニングのリベットが設けられてい
る。さらに半径方向内側には、変形しないほぼ平らな円
弧状区分が続いている。しかしながら、この円弧状区分
は、この範囲に設けられたばねセグメント9bの波形部
分21によって環状区分の形状を有している。
【0032】3つの平らなセクタ又はスポークは、スポ
ークに形成された切欠に似た形状を有している。これら
の切欠は、固定リベットを受容するために半径方向で間
隔を保って配置されている。同様に、ウイングを有する
セクタの外側範囲は、軸方向に曲げられた舌片18を有
している。舌片17及び19を受容する円環状の範囲
と、舌片又はウイングを有するセクタの形状との間に明
確な違いはない。それぞれ半径方向内側に向けられた舌
片17の形状と、半径方向外側で舌片17に向けられた
舌片19の形状とは同じではあるが、これらの舌片1
7,19を制限する区分の形状は異なって構成されてい
る。このような互いに向き合う舌片を形成するための典
型的な切欠又は打ち抜き型は、ウイング又は舌片17及
び19を受容するセクタの中央に向けられている。舌片
17及び19は、H字形の打ち抜き部によって制限され
ており、この場合に、切欠形状を変えることによって、
この切欠によって制限された舌片17,19の弾性特性
を変えることができる。
【0033】ばねセグメントの右側縁部に配置された舌
片17,19は、H字形の区分によって制限されてい
る。このH字形の区分の右側の、半径方向に延びるバー
又は脚は、ばねセグメントの制限部の外側に位置してい
るので、これによって、互いに連続する2つのばねセグ
メントの仕切りギャップによって置き換えられ、これに
よって打ち抜き部は、折り畳まれたほぼT字形の形状を
有している。この場合に、ウイング又は舌片を有するセ
クタが、ばねセグメントの周方向での制限縁部を形成
し、これによって制限縁部は、この(折り畳まれた)T
字形の区分によって中断されている。
【0034】中央の左側に配置された舌片に向けられた
セクタは、円環状の区分内では半径方向内側に向けられ
た舌片17だけを有している。この舌片はU字形の切欠
によって制限されており、この切欠は、その下側縁部
が、リベット部材12bを半径方向でギャップを保って
取り囲む切欠に移行している。
【0035】リベット部12bの閉鎖ヘッドは、図3に
示されているように、反対側が、摩擦ライニングリング
11a及びばねセグメント9aを堅固に結合するように
構成されている。リベット部材12a及び22a並びに
リベット部材12b及び22bは、それぞれ中央線23
に対して同じ間隔を保って配置されている。つまり、リ
ベット部材12a,22a及び12b,22bは、この
中央線23を中心にして左右対称に配置されている。ば
ねセグメント9a,9bは同一形状に構成されている。
つまり、ばねセグメント9a,9bは、同一形状に形成
された打つ抜き成形部及びひいては、それぞれ同一の軸
方向に向けられた舌片17,18及び19を有してい
る。ばねを備えた本発明によるクラッチディスクを実現
するために、この同一形状に形成された指示部材9a,
9b、つまり同一形状に構成されたばねセグメント9
は、図2及び図3に示されているように、背中合わせに
配置されている。図2に示されているように、この図2
で前に存在するばねセグメント9bを中心線23を中心
にして半回転させ、次いでばねセグメント9aを、前に
存在するばねセグメント9bの後ろ側に背中合わせに配
置すれば、各セクタを互いに重ね合わせて配置すること
ができる。
【0036】前に存在する図示したばねセグメント9b
のスポーク状のセクタAの後ろに、ばねセグメント9a
のセクタFが当接しており、このばねセグメント9aは
ばねセグメント9bによってほぼ完全に覆われている。
この場合に、軸方向に構成されたウイング又は舌片1
7,18及び19は、前側に配置されたばねセグメント
9bの平らな後ろ側で支えられている。図示の実施例で
は、外周部に形成された舌片18は、スポーク状のセク
タA,C及びE内で偏平に、つまり変形されておらず、
折り曲げられたウイング又は舌片17,18及び19
は、少なくともばね行程の分だけ突き出ている。
【0037】軸方向に存在する、舌片17及び19の範
囲を有する、図示のセクタBの後ろでは、後ろ側に、後
ろ同士で取り付けられたばねセグメントの、変形されて
いないほぼ偏平なスポーク状の範囲Eが当接している。
これによって、半径方向外側のリベット部材12a及び
22aが軸方向に延びている。軸方向に延びるウイング
又は舌片17及び18は、この舌片に配属された、ばね
セグメント9aの平らな範囲で支えられ得るようになっ
ている。こうして、半径方向にさらに内側に位置する範
囲は、軸方向でリベット範囲12b及び22bによって
覆われこの場合に、図2に示されているように、セクタ
D及びF内に配置された、この半径方向範囲に位置決め
された舌片19は省かれ、その代わりに、ばねセグメン
ト9bとして前方に配置されたライニングキャリアディ
スク9のセクタB内に切欠が設けられている。この切欠
によって、リベット部材12bのリベットヘッドはばね
セグメント9bから間隔を保って配置され、このばねセ
グメント9bの軸方向の可動性が例えば摩擦によって妨
げられないようにようになっている。
【0038】相応に配置されたばねセグメント9a,9
bを形成するために、2つのばねセグメント9を後ろ側
同士で取り付ける際に、ばねセグメント9bのセクタC
の後ろにばねセグメント9aのセクタDが配置されてい
る。セクタCは、その後ろ側が、半径方向で間隔を保っ
て配置された3つの箇所で軸方向でばね弾性的に支えら
れており、これら3つの箇所に前方17,18及び19
が配置されている。この変形されないセクタC内で、摩
擦ライニングリング11bは、セクタA及びセクタE内
におけるのと同様に、その半径方向の事実上全長に亙っ
て軸方向で支えられていて、半径方向のどの箇所も、保
護されずに事実上自由に延びている。
【0039】セクタDの平面から軸方向に変形されたウ
イング又は舌片17,18及び19は、そのそれぞれの
端部との接触範囲で、その後ろ側に配置されたばねセグ
メントのセクタCの後ろ側に接触している。この場合
に、やはり軸方向で変形されていない範囲は、ほぼ偏平
な平面、つまりセクタCの後ろ側で支えられている。
【0040】軸方向で間隔を保ってリベット範囲22
a,22bを有する、変形されていないスポーク状のセ
クタEの後ろには、さらにその後ろに配置された後ろ同
士で取り付けられたばねセグメント9aのセクタBが存
在するので、リベット範囲22a及び12aとリベット
範囲22b及び12bは、軸方向で覆われている。リベ
ット範囲22bのためには、その後ろに取り付けられた
ばねセグメントの、前記リベット範囲22bに配属され
た範囲内に、リベット部材12bに関連してセグメント
Bについて述べられているのと同様の切欠が設けられて
いる。
【0041】セクタFは同様に、軸方向に配置された3
つの舌片17,18及び19を有しており、これら3つ
の舌片17,18及び19は、それぞれ基礎配置20に
セクタFの平面から軸方向に成形されている。ウイング
又は舌片は、その後ろに配置されたセクタAの後ろ側に
係合し、ここで軸方向でばね弾性的に支支えられてい
る。ばねセグメント9の、周方向に向けられた縁部は、
セクタF内で部分的に舌片17,18及び19によって
形成されているので、舌片17及び19を形成する打ち
抜き部の範囲の制限部が、半径方向で見て中断されてい
る。
【0042】舌片を形成する環状セグメントの半径方向
内側には、ほぼ平らな別の環状セグメントが配置されて
いる。この別の環状セグメントは、少なくとも部分的に
ばねセグメント9の波形部分によって環状区分を形成し
ている。波形部分21は、軸方向でばねセグメント9の
変形部を形成しおり、この軸方向の変形部の変形寸法は
ばね行程の半分にほぼ相当するので、ばねセグメントを
後ろ向き同士で組み立てて複数のばねセグメントを形成
する際に、対応する位置9a,9bで完全なばね行程が
再び提供される。
【0043】波形部分の範囲内に、支点リベット13の
ための切欠24a,24bが設けられている。これらの
切欠は、中心線23に対して同一の間隔を保っていて、
種々異なる大きさを有している。切欠24bはリベット
結合のために設けられている。つまり、切欠24bの範
囲に支点リベット13の閉鎖ヘッドが形成されている。
切欠24aは、支点リベット13のリベットヘッドより
も大きい直径を有しているので、支点リベットのリベッ
トヘッドを受容することができるようになっている。ば
ねセグメントを後ろ向き同士で組み立てる際に、それぞ
れ切欠24aと24bとが軸方向で整列した位置を占め
るので、これによってクラッチディスクをそれぞれ一方
側から持ち上げることが可能であって、この場合に一方
のばねセグメント9だけでリベット固定したことによっ
て、2重のセグメント9a,9bのばね特性が不都合な
影響を受けることがないようになっている。
【0044】図2に示された実施例による各ばねセグメ
ント9は、周方向に分配して1対で8つ配置されてい
て、リベット10によってライニングキャリアディスク
又は連行ディスク2に結合されている。これらの各ばね
セグメント9は、少なくともその足部範囲でも互いに結
合することができるので、各ばねセグメントは環状のデ
ィスク状の構成部分を形成しており、この構成部分は、
半径方向外側に形成されたスリットによって複数のセグ
メント範囲に分割することができる。セグメント範囲又
はセグメントに分割すると、熱負荷によって生ぜしめら
れる応力が減少されるか又は避けられるので有利であ
る。このような一体的に構成されたばねディスクは、前
述と同様の形式で軸方向に曲げられた舌片を備えている
ので、すべての舌片は軸方向に向けられ、次いで後ろ同
士で取り付けられるようになっており、従って同様に前
述のようにそれぞれ変形されたセクタが変形されていな
いセクタに当接し、また変形されていないセクタが変形
されたセクタに当接する。しかしながら部分的には、ラ
イニングばねディスクにおいてもばねセグメント9にお
いても変形された範囲が、例えば半径方向外側に配置さ
れた舌片18と同様に、これらのすべてがすべてのセク
タ内に軸方向で変形され次いでばね行程の半分だけ変形
されると、互いに当接するようになっている。
【0045】図4には、ばねセグメントの構成の別の可
能性が示されている。この図4においては、前記図1〜
図3までに示した実施例と同一に部分には、同じ番号に
100を加えた番号が記されている。図示のばねセグメ
ント109は、図2に示したばねセグメント9と同様に
構成されている。この実施例においても、図4のbに示
した断面図で分かるように、外側の舌片118は、ばね
の全ばね行程分だけ交互に軸方向で変形されている。前
記実施例による舌片とは異なり、このばねセグメント1
09においては、波形部分121の範囲内で軸方向に突
き出された別の舌片125が配置されている。この舌片
125は、このばねセグメント9に対して後ろ同士で配
置された別のばねセグメント109の平らな範囲で支え
られている。さらにまた前記ばねセグメント9とは異な
り、この図4で示されたばねセグメント109は、支点
リを受容するための切欠124だけを有している。
【0046】図5で示したばねセグメント209は、例
えば小さい直径を有するクラッチディスクにおいて実施
され得るような、ばねセグメントの構成の可能性が示さ
れている。この実施例では、Fで示されたセクタが半径
方向外側で折り曲げられた舌片218を有していて、半
径方向でさらに内側には軸方向に折り曲げられた舌片2
17が設けられている。図2で対応するセクタFに示さ
れた、舌片217と同様の機能を有する舌片17に向け
られている半径方向内側の舌片19は、この図5に示さ
れた実施例では省かれている。何故ならば、対応する舌
片219の半径方向の延長部は、ばねセクタ209の波
形部分221によって遮断されているか若しくは覆われ
ているからである。
【0047】図5に示されたばねセグメントとほぼ同一
構造の、図6に示されたばねセグメント309は、図5
に示されたばねセグメント209に付加的に、支点リベ
ットのための切欠324a及び324bを有している。
この切欠324bの範囲内には、支点リベットの閉鎖ヘ
ッドが形成されており、これに対して切欠324aは、
支点リベットのリベットヘッドの直径よりも大きい直径
を有している。クラッチディスクのリベット固定若しく
は湾曲は、図1〜図3に示された接続部のように行うこ
とができる。
【0048】図7に示されたばねセグメント409にお
いては、前記形式で配置されたリベットヘッドを受容す
るための切欠412bは、別個に構成されており、従っ
て舌片417を制限する打ち抜き成形部の構成部分では
ない。さらにまた、ばねセグメント409は波形部分4
21の半径方向範囲のセクタBで切欠426を有してい
て、セクタEで切欠427を有している。これらの切欠
は、ばねセグメント409をこの半径方向範囲内で軸方
で可橈性につまり弾性的にするために役立つ。この実施
例で設けられた切欠426及び427は、種々異なる構
成を有していて、セグメントの幅の一部だけが橈み支持
部として負荷されることによって、内側範囲つまり波形
部分421の範囲での橈み力を制限するようになってい
る。これは、ライニングの特別な面負荷、つまり内径部
におけるセグメントばね力を減少させひいては外側範囲
と同じレベルを維持するために必要であり、また有利で
あることが証明された。連行ディスク又はライニングキ
ャリアディスクのライニング内径部と外径部との間に制
限された半径方向スペースだけが提供され、ひいてはば
ねセグメントのライニング長さはこの範囲で制限されて
いるので、このような構成は有利である。さらにこのば
ねセグメント409は、重りリベットを受容するための
切欠424を有している。
【0049】図8に示されたばねセグメント509にお
いては、後ろ側同士で取り付ける際にそれぞれ半分のば
ね行程分だけ互いに向き合わせるようにするために、図
8のbに示されているように、外側範囲に配置されたす
べてのウイング又は舌片518が軸方向で変形されてい
る。半径方向内側に連続する変形されない環状セグメン
トの後ろには、環状セグメントが続いており、この環状
セグメントの半径方向の延長部は、それぞれ1つのウイ
ング又は舌片517を半径方向で湾曲させるために十分
である。この場合、舌片517及び518がそれぞれそ
の基部範囲520から半径方向内側に若しくは半径方向
外側に延びていて、基部半径520が、舌片517と5
18とを有する2つの環状セグメントの間の半径方向に
配置された偏平な環状セグメントの半径方向制限部を形
成していれば有利である。このようにして舌片517及
び518が同一方向で湾曲されるようになっていること
によって、内側で閉鎖された環状セグメントの内側に所
望の応力分割が得られる。さらにまた、このばねセグメ
ント509は、特に図8のcに示されているように、波
形部分521の範囲に半径方向内側に配置された、付加
的に軸方向に突き出る舌片528を有している。さらに
ここで示されたばねセグメント509においては、別の
実施例によるばねセグメントとは異なり、セクタA,
C,Eが舌片を備えていて、セクタB,D,Fがほとん
ど変形されていない。この実施例では、セクタB,D,
F内では外側の舌片518だけが半分のばね行程分だけ
折り曲げられていて、しかもこの半径方向外側に配置さ
れた舌片518は前記形式で折り曲げられたものと、変
形されていないものが交互に配置されている。
【0050】図9に示されているように、図示のばねセ
グメント609は、折り曲げられた外側の舌片618と
折り曲げられていない平らな外側の舌片618とを交互
に有していて、また、半径方向でさらに内側で半径方向
内側に向けられた舌片617を有している。セクタB,
D及びFはそれぞれ配属された舌片617及び618を
有している。半径方向内側で並形部分の半径方向範囲で
は、ばねセクタ609は、前記実施例と同様に半径方向
内側に配置された舌片628を有しており、これらの舌
片628は、セクタA及びEに配属されていて、ばねの
全行程分だけ軸方向で変形されている。この半径方向範
囲でセグメントB及びFには軸方向で変形されていない
範囲629が配属されている。
【0051】図10には別の構成によるばねセグメント
が図示されている。この図10に示された実施例では、
前記図9に示された実施例と同一の部分には図9の符号
に100を加えた符号を記した。この図10で示したば
ねセグメント709は、その半径方向で最も外側の範囲
が、半径方向の切れ込みによって、複数の(この実施例
では6つの)ウイング又は舌片718に分割されてい
る。これらの舌片718は、前記実施例のものと同様
に、軸方向で変形されたものと変形されていないものと
が交互に配置されている。図示の実施例では変形された
舌片718は、ばねセグメントの少なくとも全行程に相
当する分だけ軸方向で変形されている。しかしながら前
述のように、すべての舌片718を、ばねセグメントの
半分の行程分だけ軸方向で同一方向に変形させてもよ
い。
【0052】舌片718の半径方向内側では、ばねセグ
メント709が、平らな環状のセクタ範囲よりほぼ成っ
ており、該セクタ範囲は、リベット範囲若しくはリベッ
ト部材722a及び712aを受容するようになってい
る。それに続いて半径方向内側にはさらに、種々異なる
形状に構成されたセクタが配置されており、この場合に
セクタA及びDは、ほぼ半径方向に延びるスポーク状の
ウエブ730及び731として構成されており、これら
のウエブ730及び731は、ばねセグメント709の
半径方向内側の制限箇所で足部範囲732に移行してい
て、この足部範囲732によって、周方向で見て互いに
結合されている。この足部範囲732は同様にリベット
用孔710を有している。このリベット用孔710は、
ばねセグメントを連行ディスク又はライニングキャリア
ディスクに結合するために使用される。
【0053】セクタB及びCの範囲ではスポーク状のウ
エブ730及び731が切欠を制限しており、該切欠7
30及び731は、半径方向内側にむけられ、かつ軸方
向で変形された舌片728aを受容している。
【0054】舌片728aと、この舌片728a及び舌
片718と同じ軸方向で変形された舌片728bとは、
その基部範囲720で半径方向外側に、ほぞ円環状の平
らな範囲に接続されていて、その自由端部で半径方向内
側に向けられている。
【0055】ばねセグメント709を後ろ側同士で組み
立てる際に、舌片728a及び728bはそれぞれ、変
形されていない範囲に当接している。つまり、舌片72
8aはセクタDでスポーク状の範囲731に当接してい
て、舌片728bはセクタA及びBで範囲730に接続
されており、これら2つの舌片728aと728bと
は、少なくともライニングばね行程に相当する分だけ軸
方向で変形されている。本発明は図示の実施例のみに限
定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるクラッチディスクの
概略的な断面図である。
【図2】図1に示したクラッチディスクの一部破断した
部分的な平面図である。
【図3】図1の範囲IIIの部分の拡大図である。
【図4】(a)は第2実施例によるばねセグメントの部
分的な平面図、(b)は(a)の断面図である。
【図5】(a)は第3実施例によるばねセグメントの部
分的な平面図、(b)は(a)の断面図である。
【図6】第4実施例によるばねセグメントの部分的な平
面図である。
【図7】(a)は第5実施例によるばねセグメントの部
分的な平面図、(b)は(a)のばねセグメントだけの
断面図、(C)は別個に形成された舌片417,418
だけの断面図、(d)はばねセグメント409に舌片4
17,418及び419を組み立てた状態の断面図であ
る。
【図8】(a)は第6実施例によるばねセグメントの部
分的な平面図、(b)は(a)のばねセグメントの舌片
518から波形部分521までの拡大断面図、(c)は
(a)のばねセグメントの舌片528部分の拡大断面図
である。
【図9】(a)は第7実施例によるばねセグメントの部
分的な平面図、(b)は(a)のばねセグメントの拡大
断面図である。
【図10】第8実施例によるばねセグメントの部分的な
平面図である。
【符号の説明】
1 クラッチディスク、 2 連行ディスク又はライニ
ングキャリアディスク、 3 スペーサ部材、 4 カ
バープレート、 5 緩衝部材、 6 ハブディスク、
7 ハブ、 8 摩擦装置、 9a,9b ばねセグ
メント又は支持部材、 10 リベット、 11a,1
1b 摩擦ライニング、 12a,12b スペーサ及
びリベット部材、 13 支点リベット、 14 小さ
い方の外径、 15 大きいほうの外径、 16 つ
ば、 17,18;118,217,218;417,
418,517,518,528,617,618,7
18ウイング又は舌片、 19,219 舌片、 2
0,520,720 基部範囲、 21,121,22
1,421 波形部分、 22a,22b、 722a
リベット範囲、 23 中心線、 24a,24b,
124,324a,324b,424 切欠、 10
9,209,309,409,509,609,709
ばねセグメント、 426,427 切欠、 628
舌片、 710リベット用孔、 712a リベット
範囲、 728a,728b 舌片、730,731
ウエブ、 732 足部範囲

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッチディスクまたこれと類似の、摩
    擦によって作業するトルク伝達装置であって、ハブに接
    続されたライニングキャリアディスクと、該ライニング
    キャリアディスクの外径よりも大きい内径を有する2つ
    の摩擦ライニングリングと、これらの摩擦ライニングリ
    ングの間に軸方向で、互いに一対で向き合って配置さ
    れ、かつ、環状に配置された多数のばねセグメントとを
    有しており、これらのばねセグメントが、摩擦ライニン
    グリングを支持していて、軸方向でばね弾性的に互いに
    支え合っていて、前記ライニングキャリアディスクに固
    定されている形式のものにおいて、前記ばねセグメント
    のそれぞれの平らな範囲から、少なくともほぼ半径方向
    に延びる舌片が打抜き成形されており、これらの舌片
    が、それぞれ他方のばねセグメントに向かって湾曲され
    ていて、この他方のばねセグメントで終わっており、こ
    れらの舌片のうちの少なくとも若干の舌片が、前記他方
    のばねセグメントの平らな範囲に向き合っており、前記
    ばねセグメントが、摩擦ライニングリングを固定する、
    段付きリベット又はこれと類似の部材を介して互いに軸
    方向に緊締されていることを特徴とする、トルク伝達装
    置。
  2. 【請求項2】 前記段付きリベットが、ばねセグメント
    の互いに向き合う平らな範囲に設けられている、請求項
    1記載のトルク伝達装置。
  3. 【請求項3】 前記平らな範囲の面積の合計が、摩擦ラ
    イニングリングによって半径方向で覆われる、ばねセグ
    メントの面の40%よりも大きい、請求項1又は2記載
    のトルク伝達装置。
  4. 【請求項4】 ばねセグメントの平らな範囲の面積の合
    計が、舌片として構成された折り曲げられた範囲の面積
    の合計よりも大きい、請求項1から3までのいずれか1
    項記載のトルク伝達装置。
  5. 【請求項5】 各ばねセグメントが周方向で少なくとも
    ほぼ同じ大きさのセクタに分割されており、これらのセ
    クタのうちのそれぞれ1つが舌片を有していて、それに
    続くセクタが少なくともほぼ平らに構成されている、請
    求項1から4までのいずれか1項記載のトルク伝達装
    置。
  6. 【請求項6】 ばねセグメントが、半径方向に連続する
    多数の環状セグメントを有しており、これらの環状セグ
    メントのうちの少なくとも1つが舌片を有していて、少
    なくとも1つが平らに構成されている、請求項1から5
    までのいずれか1項記載のトルク伝達装置。
  7. 【請求項7】 外側の環状セグメントが舌片を有してい
    る、請求項1から6までのいずれか1項記載のトルク伝
    達装置。
  8. 【請求項8】 各舌片が少なくとも互いに向き合う方向
    に湾曲されている、請求項1から7までのいずれか1項
    記載のトルク伝達装置。
  9. 【請求項9】 互いに向き合った方向に湾曲させようと
    する舌片がそれぞれ互いに載っている、請求項1から8
    までのいずれか1項記載のトルク伝達装置。
  10. 【請求項10】 折り曲げられた舌片がそれぞれ、少な
    くともほぼ平らな舌片上に載っている、請求項1から9
    までのいずれか1項記載のトルク伝達装置。
  11. 【請求項11】 舌片によって中断された、外側の環状
    セグメントの半径方向内側に、連続する平らな環状セグ
    メントが設けられている、請求項1から10までのいず
    れか1項記載のトルク伝達装置。
  12. 【請求項12】 前記平らな環状セグメントの半径方向
    内側に、2つの舌片の半径方向の切欠のための半径方向
    の延長部を備えたセグメントが連続している、請求項1
    から11までのいずれか1項記載のトルク伝達部材。
  13. 【請求項13】 2つの舌片の端部が互いに向き合って
    配置されている、請求項12記載のトルク伝達装置。
  14. 【請求項14】 内側の舌片の半径方向内側に、平らな
    内側の環状セグメントが設けられている、請求項1から
    13までのいずれか1項記載のトルク伝達装置。
  15. 【請求項15】 内側の環状セグメントが環状部分によ
    って形成されている、請求項14記載のトルク伝達装
    置。
  16. 【請求項16】 半径方向外側の平らな環状セグメント
    と半径方向内側の環状セグメントとがスポーク状の平ら
    なセクタによって互いに結合されている、請求項1から
    15までのいずれか1項記載のトルク伝達装置。
  17. 【請求項17】 各ばねセグメントが、交互に設けられ
    た偶数のセクタと舌片とを有するセクタを備えている、
    請求項1から16までのいずれか1項記載のトルク伝達
    装置。
  18. 【請求項18】 前記ばねセグメントが、同一形状で構
    成されていて、後ろ側同士で互いに固定されている、請
    求項1から17までのいずれか1項記載のトルク伝達装
    置。
  19. 【請求項19】 摩擦ライニングリングが、半径方向で
    間隔を保って交互に列状に配置された2列の段付きリベ
    ットによって、互いに向き合って配置された一対のセグ
    メントにリベット固定されている形式のトルク伝達装置
    において、半径方向で互いに重なり合って配置された一
    方の対の段付きリベットが半径方向に延びる中心線を中
    心にして左右対称に配置され、スポーク状のセクタ内に
    それぞれ交互に設けられていて、他方の対の段付きリベ
    ットが舌片を有するセクタ内に設けられており、半径方
    向の外側の段付きリベットの閉鎖ヘッドが平らな環状セ
    グメントと舌片を有するセクタとの交差範囲に形成され
    ていて、半径方向内側の段付きリベットの閉鎖ヘッド
    が、向き合う位置に配置されたばねセグメントのスポー
    ク状のセクタの半径方向内側範囲に形成されており、前
    記段付きリベットのリベットヘッドが、前記舌片を有す
    るセクタの、切欠を有する範囲内に半径方向で突入して
    いる、請求項1から18までのいずれか1項記載のトルク
    伝達装置。
  20. 【請求項20】 前記舌片が半径方向で見て、橈みバー
    の少なくともほぼ橈みラインに沿って延びている、請求
    項1から19までのいずれか1項記載のトルク伝達装
    置。
  21. 【請求項21】 前記舌片が、半径方向で見て、円弧状
    に軸方向で変形されている、請求項1から19までのい
    ずれか1項記載のトルク伝達装置。
  22. 【請求項22】 前記舌片の設置高さの寸法が、ばね行
    程の寸法よりも大きい、請求項1から21までのいずれ
    か1項記載のトルク伝達装置。
  23. 【請求項23】 摩擦ライニングリングが、折り曲げら
    れた舌片の、円弧状の平らな範囲から切り抜かれたセク
    タに閉鎖ヘッドを形成することによって、所属のばねセ
    グメントにリベット部材を用いてリベット固定されてい
    る、請求項1から22までのいずれか1項記載のトルク
    伝達装置。
  24. 【請求項24】 ばねセグメントが半径方向内側の範囲
    で、ばね行程の半分の行程だけ軸方向で変形されている
    か又は巻き付けられている、請求項1から23までのい
    ずれか1項記載のトルク伝達装置。
  25. 【請求項25】 ばねセグメントが、このばねセグメン
    トをリベット部材によってリベット固定するために範囲
    の半径方向外側で、しかも摩擦ライニングリングの半径
    方向延長部の内側で、切欠を有している、請求項1から
    24までのいずれか1項記載のトルク伝達装置。
  26. 【請求項26】 ばねセグメントが、このばねセグメン
    トをライニングキャリアディスクにリベットによってリ
    ベット固定するための範囲の半径方向外側で、しかも摩
    擦ライニングリングの半径方向延長部の外側で、切欠を
    有している、請求項1から25までのいずれか1項記載
    のトルク伝達装置
  27. 【請求項27】 前記切欠が周方向で見て縦長に構成さ
    れている、請求項25又は26記載のトルク伝達装置。
  28. 【請求項28】 ばねセグメントに、支点リベットのた
    めの切欠が形成されており、該切欠が、摩擦ライニング
    リングの内径の半径方向内側及び、ライニングキャリア
    ディスクの外径の半径方向外側に配置されている、請求
    項1から27までのいずれか1項記載のトルク伝達装
    置。
  29. 【請求項29】 支点リベットが、一対で配置されたば
    ねセグメントにだけリベット固定されている、請求項2
    8記載のトルク伝達装置。
  30. 【請求項30】 支点リベットの閉鎖ヘッドが、小さい
    方の切欠を有するばねセグメントに形成されていて、支
    点リベットのリベットヘッドが、他方のばねセグメント
    に形成された大きい方の切欠に配属されている、請求項
    28又は29記載のトルク伝達装置。
  31. 【請求項31】 ばねセグメントが、このばねセグメン
    トを摩擦ライニングディスクにリベット固定するための
    範囲の半径方向外側で、半径方向に延びるスポーク状の
    ウエブを有しており、該ウエブが半径方向外側で平らな
    環状セグメント内に開口している、請求項1から30ま
    でのいずれか1項記載のトルク伝達装置。
  32. 【請求項32】 2つのスポーク状のウエブが設けられ
    ている、請求項31記載のトルク伝達装置。
  33. 【請求項33】 前記ウエブによって、舌片が受容され
    る切欠が制限されている、請求項31又は32記載のト
    ルク伝達装置。
  34. 【請求項34】 スポーク状のウエブの少なくとも1つ
    が、周方向で見て、ばねセグメントをライニングキャリ
    アディスクにリベット固定するための範囲の終端範囲に
    配置されている、請求項31から33までのいずれか1
    項記載のトルク伝達装置。
  35. 【請求項35】 スポーク状のウエブの少なくとも1つ
    が、ばねセグメントをライニングキャリアディスクにリ
    ベット固定するためのリベット用孔に対して周方向でず
    らされている、請求項31から34までのいずれか1項
    記載のトルク伝達装置。
  36. 【請求項36】 2つのスポーク状のウエブが、前記リ
    ベット用孔に対して周方向でずらされている、請求項3
    1から35までのいずれか1項記載のトルク伝達装置。
  37. 【請求項37】 スポーク状のウエブが、前記リベット
    用孔に対して周方向の同じ方向でずらされている、請求
    項36記載のトルク伝達装置。
JP03500493A 1992-03-05 1993-02-24 トルク伝達装置 Expired - Fee Related JP3499890B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4206880 1992-03-05
DE4206880.0 1992-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH062716A true JPH062716A (ja) 1994-01-11
JP3499890B2 JP3499890B2 (ja) 2004-02-23

Family

ID=6453248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03500493A Expired - Fee Related JP3499890B2 (ja) 1992-03-05 1993-02-24 トルク伝達装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5413202A (ja)
JP (1) JP3499890B2 (ja)
BR (1) BR9300534A (ja)
DE (1) DE4300665B4 (ja)
FR (1) FR2688279B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4810906A (en) * 1985-09-25 1989-03-07 Texas Instruments Inc. Vertical inverter circuit

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR940702591A (ko) * 1992-07-11 1994-08-20 게르하르트 로테르 클러치 유닛(clutch unit)
DE4322677B4 (de) * 1992-07-11 2005-05-12 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg Reibungskupplung
DE4345215B4 (de) * 1992-07-11 2005-05-04 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg Kupplungsaggregat
JP3631772B2 (ja) * 1993-01-30 2005-03-23 ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ベタイリグングス コマンディートゲゼルシャフト トルク伝達装置の組立法
DE69405083T2 (de) * 1993-06-21 1997-12-18 Valeo Reibebeläge tragende scheibe, insbesondere für kraftfahrzeuge
US5628389A (en) * 1994-07-20 1997-05-13 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Gmbh Friction clutch
DE4444660C1 (de) * 1994-12-15 1996-05-30 Fichtel & Sachs Ag Kupplungsscheibe mit Wuchtnieten
GB2311569B (en) * 1996-03-27 2000-10-25 Luk Lamellen & Kupplungsbau Friction lining
US5776288A (en) * 1996-05-07 1998-07-07 Automotive Composites Company Method and apparatus for lined clutch plate
JP3518946B2 (ja) * 1996-05-14 2004-04-12 株式会社エクセディ プレッシャープレートのアンバランス修正方法及びプレッシャープレート
DE19746281B4 (de) * 1996-10-24 2007-10-04 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg Reibungskupplung
JP2001527192A (ja) 1997-12-18 2001-12-25 ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング クラッチディスク
US6019205A (en) * 1998-07-01 2000-02-01 Raytech Automotive Components Company Method and apparatus for lined clutch plate
DE19959586A1 (de) * 1999-12-10 2001-06-13 Mannesmann Sachs Ag Mitnehmerscheibe für eine Kupplungsscheibe
DE19964129A1 (de) * 1999-12-10 2001-06-13 Mannesmann Sachs Ag Mitnehmerscheibe für eine Kupplungsscheibe
DE10201976A1 (de) 2001-02-23 2002-09-05 Luk Lamellen & Kupplungsbau Kupplungsscheibe
FR2871538B1 (fr) 2004-06-14 2006-07-28 Valeo Materiaux De Friction So Dispositif de friction pour un embrayage, notamment de vehicule automobile
DE102005003507B4 (de) * 2005-01-26 2009-01-02 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg Kupplungsscheibe
DE102007058852A1 (de) * 2007-12-06 2009-06-25 Schaeffler Kg Mehrfachkupplungsvorrichtung
DE102009007829A1 (de) * 2008-03-06 2009-09-10 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg Reibungskupplung für eine Drehmomentübertragungseinrichtung
DE102009054273B4 (de) 2008-12-08 2022-09-01 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Kupplungsscheibe
DE102010053931A1 (de) 2009-12-21 2011-06-22 Schaeffler Technologies GmbH & Co. KG, 91074 Reibbelagfederung für eine Kraftfahrzeugreibungskupplung
US9739317B2 (en) * 2015-06-18 2017-08-22 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Clutch plate with cushion segments with dual engagement characteristics
FR3047528B1 (fr) * 2016-02-05 2018-03-02 Valeo Embrayages Dispositif de progressivite pour disque de friction d'embrayage et disque de friction integrant un tel dispositif
DE102016207625A1 (de) * 2016-05-03 2017-11-09 Zf Friedrichshafen Ag Kupplungsscheibe für ein Kraftfahrzeug
DE102016207627A1 (de) * 2016-05-03 2017-11-09 Zf Friedrichshafen Ag Kupplungsscheibe für ein Kraftfahrzeug
FR3075288B1 (fr) * 2017-12-19 2019-11-22 Valeo Embrayages Dispositif de transmission avec moyen d'equilibrage

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2008169A (en) * 1932-03-23 1935-07-16 Gen Motors Corp Clutch plate
US2119025A (en) * 1935-01-30 1938-05-31 Borg Warner Clutch plate
US2053622A (en) * 1935-07-25 1936-09-08 Gen Motors Corp Clutch driven plate
GB477794A (en) * 1936-11-11 1938-01-06 Borg And Beck Company Ltd Improvements in or relating to clutch plates
FR828837A (fr) * 1937-02-06 1938-05-31 Disque perfectionné pour mécanisme d'embrayage et limiteurs de couples
US2448879A (en) * 1937-06-12 1948-09-07 Borg Warner Friction clutch plate
US2195666A (en) * 1939-03-25 1940-04-02 Gen Motors Corp Friction clutch
US2618369A (en) * 1948-03-24 1952-11-18 Borg Warner Clutch driven plate
DE1210686B (de) * 1958-05-09 1966-02-10 Daimler Benz Ag Kupplungsscheibe in Kupplungen fuer insbesondere Kraftfahrzeuge
DE1233669B (de) * 1963-05-18 1967-02-02 Fichtel & Sachs Ag Kupplungsscheibe mit abgefederten Reibbelaegen, insbesondere fuer Kraftfahrzeuge
US3237740A (en) * 1964-03-02 1966-03-01 Emerson A Wilson Clutch plate
DE2111892C3 (de) * 1971-03-12 1973-09-27 Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt Kupplungsbelag Federsegmente zur Vermeidung von Setzverlusten
US4022310A (en) * 1975-12-09 1977-05-10 Societe Anonyme Francaise Du Ferodo Friction disc with bonded lining
US4058027A (en) * 1976-07-09 1977-11-15 Gkn Transmissions Limited Control couplings
DE3047934A1 (de) * 1980-12-19 1982-07-15 LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH, 7580 Bühl Kupplungsscheibe
FR2511741A1 (fr) * 1981-08-20 1983-02-25 Valeo Disque de friction a engagement progressif, notamment pour embrayage
DE3230021A1 (de) * 1982-08-12 1984-02-16 LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH, 7580 Bühl Kupplungsscheibe, insbesondere fuer kraftfahrzeugkupplungen
FR2549922B1 (fr) * 1983-07-25 1985-11-15 Valeo Fixation d'une garniture sur un disque de friction, notamment pour embrayage de vehicule automobile
JPS6031528U (ja) * 1983-08-09 1985-03-04 株式会社 大金製作所 クラツチデイスク
FR2565306B1 (fr) * 1984-05-30 1990-02-02 Valeo Disque de friction d'embrayage de type progressif a construction simplifiee

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4810906A (en) * 1985-09-25 1989-03-07 Texas Instruments Inc. Vertical inverter circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JP3499890B2 (ja) 2004-02-23
BR9300534A (pt) 1993-09-08
US5413202A (en) 1995-05-09
FR2688279A1 (fr) 1993-09-10
DE4300665B4 (de) 2004-05-19
FR2688279B1 (fr) 1995-03-03
DE4300665A1 (en) 1993-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3499890B2 (ja) トルク伝達装置
US5452783A (en) Liner support disc, especially for a motor vehicle clutch
US3537555A (en) Overrunning roller clutch
SU1153842A3 (ru) Амортизирующий торсионный механизм преимущественно дл дисков муфт сцеплени автомобилей
GB1438661A (en) Driven plates for friction clutches
JPH0631226Y2 (ja) クラッチディスク
US9964193B2 (en) Clutch engagement ramps for torque converter
CN104179820A (zh) 用于多片式离合器的摩擦片支架装置
JP2769731B2 (ja) 摩擦パッド支持ディスク
US2630199A (en) Clutch driven plate with bonded linings
JPH10184723A (ja) ウエ−ブスプリング付き油圧クラッチ装置
JPH04211727A (ja) 自動車などのための摩擦クラッチ
JP5931073B2 (ja) ステータセンタリングプレート
KR940001987B1 (ko) 마찰 디스크 클러치 조립체
US2521138A (en) Clutch plate
KR930013512A (ko) 클러치 디스크와 그와 사용되기 위한 지지판
US5582280A (en) Motor vehicle manual transmission with a clutch which clutch has a fastening structure for fastening the lining spring segments to the driving plate
US8382598B2 (en) Modularity spacer for a damper
US2813607A (en) Friction clutch with spring disc of the belleville type
KR970006963A (ko) 스프링의 방사 방향으로의 이동을 제한하는 스프링 결합수단을 가지는 댐퍼 디스크 어셈블리
JPS61278624A (ja) モジユラクラツチ組立体
JPS62151630A (ja) 摩擦クラツチの被駆動板
EP1356214B1 (en) Method and apparatus for brake disc control
US6290042B1 (en) Lockup clutch for a torque converter
US5025904A (en) Torsion damping device, in particular for a friction clutch for an automotive vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees