JPS62151630A

JPS62151630A - 摩擦クラツチの被駆動板

Info

Publication number: JPS62151630A
Application number: JP61287895A
Authority: JP
Inventors: アイアン　コマンダー　メイコツク; ピーター　フレデリツク　クロウフオード
Original assignee: Automotive Products PLC
Current assignee: Automotive Products PLC
Priority date: 1985-12-05
Filing date: 1986-12-04
Publication date: 1987-07-06
Also published as: GB2183748B; EP0226286A2; US4697684A; GB8530010D0; GB2183748A; GB8623238D0; EP0226286A3; AU6604086A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、摩擦材装置用の担体を具備したハブ組立体を
包さし、前記担体がハブの半径方向の外方向に延びかつ
その外側周縁まわりに外方向に延びる歯を具備し、そし
て環状に配置されかつ内方向に向けられた歯を有し、担
体における歯と噛み合いかつ担体と摩擦材との間に駆動
を提供する摩擦材装置を包含するタイプ（これ以後”引
用したタイプ”と呼ぶ）の摩擦クラッチの被駆動板の改
良に関する。

従来の技術英国特許第（）Ｂ２１５４２８８Ａ号には、引用したタ
イプのクラッチの被駆動板が開示され、それにお論では
摩擦材装置が摩擦材料からなる中実リングの形状をして
いて、担体に対して相対的ないくらかの軸線方向の運動
を、担体における歯の間の間隙において軸線方向に移動
するリングにおける歯によって可能にしている。

このことは、被駆動板が使用中でありかつ摩擦クラッチ
の被駆動板と圧力板との間で押圧しているとき、摩擦材
料かい（らか軸線方向に追従することを可能にしている
。しかしながら、摩擦材料からなる中実リングは、むし
ろ剛性でありそしてその軸線方向の追従性が拘束される
ので、圧力板の１熱すり会せ”として知られる現象がさ
らに望ましくなめ範囲まで生じる。

発明が解決しようとする問題点本発明の目的は、使用されるとき、熱すり合せの前述の
欠点が避けられまたは少なくとも緩和されるようにした
構造にすることができる摩擦クラッチの被駆動板を提供
することにある。

問題点を解決するための手段本発明によれば１．摩擦材装置のための担体を具備した
ハブ組立体を包含し、前記担体がハブの半径方向の外方
向に延びかつその外側周縁まわりの外方向に延びる歯を
具備し、そして環状に配置しかつ内方向に向けられた歯
を有し、担体の歯と噛み会いかつ担体と摩擦材料との間
に駆動を提供する摩擦材装置を包含する摩擦クラッチの
被駆動板におめて、前記環状配置部が環状配列に連続し
て配置されかつ互いＶＣ対して少なくとも軸線方向の運
動を可能にした摩擦材装置の部片を包含することを特徴
とする摩擦クラッチの被駆動板を提供する。

好適には、被駆動板は、担体に対して部片の外方向の生
伍方向運動を制限する装置を有する。このような装置は
、摩擦材料の部片において遠心力の影響に対向する。

軸線方向の拘束装置は、担体の歯と噛会す状態にある４
擦材装置の歯を保持すべく提供される。

摩擦材装置の各部片は、概ね環状の扇形体であってもよ
い。

装置に使用される摩擦材料は、無機物を基礎にした本質
的に非金属性摩擦材料であってもよい。

ハブおよび担体は、被駆動板の軸線まわりに平均して十
分に速（回転される。

それとは別に、被駆動板の構造は、少なくとも１個のフ
ランジがハブから延び、担体がフランジに隣接しかつ前
記７ランジに関して制限された相対的な角度回転を可能
にし、そして前記担体が弾性回転駆動装置によりフラン
ジに連結される。弾性回転駆動装置は、担体とフランジ
との間の相対的な回転を調節することができかつ被駆動
板を介して駆動状態での振動の減衰を提供する。

被駆動板は、乾式クラッチに使用するために意図とされ
ており、いわゆる摩擦面の潤滑なしのものであり、その
目的のためにアスベストを基礎とした摩擦材料が適して
いる。しかしながら、アスベストによる健康上の危険性
を解消すべ（導入されたアスベストを基礎とする材料の
代用品がまた適当である。

被駆動板は自動車のクラッチに使用されてもよい。

本発明はここでさらに例により添付図面を参照して説明
される。

実施例図面において同じ参照数字は同じかある−は相当する部
品であると同一視する。

第１図および第２図に示された摩擦クラッチの被駆動板
は、内側スプライン１２を有するハブ１１を組み込み、
ハブが歯車箱の入力シャフトを駆動可能にしている。ハ
ブは、全体的に円筒状をしていて、その２つの端部から
離れた突出するボス１３を備えている。２個の環状側板
１４および１５は、それらがハブ１１といっしょにハブ
組立体を形成する２個の互いに離隔されたフランジを形
成するように、ボス１３の末端においてハブ１１に収り
付けられている。この例においては、側板１４および１
５の内側縁は、がス１３の縁において肩部に噛み合いか
つその際１８および１９で図示されるようにこれらの肩
部な変形することによりさらに確実に配置されるセット
になった内方向に向けられた歯１６および１７を有する
。側板即ちフランジ１４および１５の外側部分は、また
続いて説明されるもう一つの目的に役立ちかつ通常スト
ップピンとして参照される大きな肩付きリベット２１に
より必要な互いに離隔された関係で保持される。これま
でに説明したようなハブ組立体は、実際にはここで説明
されるべき被駆動板の他の部分まわりに組み立てられる
。

主として中間の環状板２２により構成された摩擦材担体
は、測板１４と１５の間に配置されかつそれ自身におい
てボス１３において自由に回転可能である。中間板２２
は周囲に細長い穴２３を有し、その穴２３を通してスト
ップビン２１が延びろ。これらの穴の長さは、ハブ組立
体と摩擦材担体との間で可能な相対的な角度回転の範囲
を制限する。側板１４お工び１５と中間板２２は、また
一連の整合された長方形の穴２４．２５および２６を有
し、そして円周方向に同けられたコイルばね２７は各々
のこのようなセットの整合された穴・に配置される。こ
れらのばねは、ハブ組立体と摩擦材担体との間の弾性回
転駆動装置を提供する。

側板１４および１５の内側部分と中間板２２との間には
、ハブ組立体と担体との間の運動に対する摩擦抵抗を提
供する従来の摩擦システムが存在する。これは２個のワ
ッシャ２８および２９から構成され、一方が中間板の各
側部対しそしてベルビルばね３１が側板１４に作用しか
つ支持ワッシャ３２により摩擦ワッシャ２８および２９
に軸線方向に負荷させる。支持ワッシャ３２は、側板１
４において係合する少な（とも−個の突部３３を有し、
該突部３３がそこでいっしょに確実に回転する。

中間板２２の外囲周縁は、一連の半径方向に向けられた
歯３５を担持し、該歯３５が環状の摩擦材装置３４にお
いて対応して配列した内方向に向けられた歯３６と噛み
合っている。装置３４は。

複数個の部片３４Ａを包含し、該部片がそれらの間にい
くらか円周上の間隙４２を具備して端と端をつないで配
置されている。

図示された例においては、各部片３４Ａは全体的に摩擦
材料により形成されそして各々が概ね環状体の扇形の形
状にされている。しかしながら、装置３４を形成する各
部片３４Ａは、他の材料の一個またはそれ以上の層をそ
れらの間にサンドイッチ状にする摩擦材料の２つの摩擦
面または層の形状にすることができる。Ｉｆｉ３５．３
６の形状および噛合いは第２図においてほとんど即座に
明らかであろう。各歯３５の対向した駆動面は、厳密に
半径方向であるというよりはむしろ互いに平行であり、
そして部片３４Ａのそれ自身の歯以外の歯の間のくぼみ
を考慮すると、２個の駆動面は対応して平行である。こ
の配置装置は、中間板２２と部片３４Ａとの間の異なっ
た拡張をする際には、摩擦材装置の半径方向の拡張によ
り、他方では相対的な回転のために望ましくない自由度
を導くことになるかもしれない歯間の円周上の間隙を著
しく増大させることに結果としてならないことを提供す
る。明らかな円周上の間隙が明瞭にするために第２図に
示されているが、しかし実際には間隙はできるだけ小さ
くすべきである。しかしながら。

歯付きの連結部３５．３６における中間板２２と部片３
４Ａとの間に意図的な半径方向の間隙が存在し２担体と
各部片３４Ａとの間の異なった拡張部においては、これ
らの２つの構成愛素が湾曲を引ぎ起こさないような方法
で互いに負荷させていないことを確実にしている。

図示の例においては、各部片３４Ａは、乾式摩擦クラッ
チに通常使用されているような中実片の摩擦対面材料ｖ
ｃ工り構成されている。歯３６に十分な強度を与えるた
めに、各部片３４Ａの内側周縁は第１図に示されるよう
に幅広くされているが、一方各部片の外側部分は２個の
対向した摩擦面３１および３８を有する。

担体２２のまわりに部片３４Ａを保持するには、環状の
保持ストラップ４３あるいは他の取り巻き装置が部片３
４Ａにおける連続した外側周縁溝４４に配置される。ス
トラップ４３は、歯３５と噛合った状態に歯３６を保持
するために、部片３４Ａにおける遠心力の影響に対抗す
る。しかしながら、ストラップ４３の側部と溝４４の側
部との間に十分な間隙が存在し、部片３４Ａが軸線方向
に相対的に一方をもう一方へそして担体２２へ移動させ
ることができる。このことは、装置１１１３４が中実環
状であったとしても、それより大きな軸線方向の追従を
装置３４が有することができる。

間隙４２は、部片３４Ａの熱膨張の場合に、部片３４Ａ
が互い上で押圧せずあるいは一方を他方に対して相対的
な部片の軸線方向運動を阻止しまたは過度に拘束する程
度までには互い上に押圧しないように、好適に十分大き
くなっている。

歯３５における軸線方向の装置３４の保持のために、２
個の側板１４および１５は、摩擦対向面部の内側周縁を
越えて延在せずかつ内方向に曲がった１＆３９および４
１を有し、部片３４Ａの軸線方向の浮上のため相対的に
小さな間隙なυ治えた軸線方向の拘束装置を提供する。

第６図に示された実施ｖ１１１は、第１図および第２図
に示されたもＱ）に最も関連１−で対応している。

しかしながら、中間板４５は、それが装置３４０内側部
分の厚さと同じになるように、第１図の対応板より厚く
なっている。第１図の摩擦ワッシャ２８および２９はま
た除かれている。側板４６および４７は、対応した側板
１４および１５より小さな外径のものである。代って、
軸線方向の可動装置３４は、リベット５０により中間板
４５に取り付けられた小さな保持具板４８および４９Ｖ
ｃより中間板４５上に保持されている。

変更の場合には、歯３５が相互に平行な面を有するべく
配置する代りに、摩擦装置３４の歯３６は、平行な面を
有し、その場合担体における歯３５０間の凹部は対応し
た平行な面を有する。

第４図に示された変更レリにおいては、摩擦装置３４は
、それらの間に円周上の間隙５０を備えかつ一方の部片
３４Ｂの端部に頭付き突出部５１により相互に固定され
た隣接した端部を有する扇形体３４Ｂを包含し、＃記一
方の部片３４Ｂは、装＃３４が遠心力を受けて込る時い
っしょに保持するように、隣接した部片３４Ｂの隣接し
た端部における開口５２に保合保持されている。

第２図における１点鎖線５３は、装置３４が各部片３４
Ａの長さよりさらに短い円周上の長さの部片により形成
されてもよいことを指示している。

さらに、第５図に示されたクラッチ被駆動板の実施しＵ
においては、いくつかの点で第６図における実施列の変
更例になっているが、第６図の側板４６および４７が第
１図のばね２７と同様に削除されている。第５図におい
ては、ハブ１１Ａは、ハブとフランジが被駆動板の軸線
まわりに一体片としていつも回転するように、７ランジ
４５Ａと一体であるかそうでないと完全に固着している
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にエリ形成された第−実施列を示すクラ
ッチの被駆動板における断面図、第２図は、いくつかの
部品が明瞭にするために取り除かれている第１図の矢印
■の方向における破断図、第６図は本発明により形成されたクラッチ被駆動板の第
二実施列を示す第１図に対応した断面図、第４図は環状
に配置されたＩ！＃擦材装材装置片の変更例である第２
図に類似した破断図、および第５図は第３図におけるク
ラッチの被駆動板の変更例の第６図に対応した断面図で
ある。１１．１１Ａ・・・ハブ、２２・・・・・・中間の環状
板、３４・・・・摩擦材装置、３４Ａ１３４Ｂ・・・部
片。３５・・・半径方向に向いた歯、３６・・・・・内方向に向いた歯、３７．３８・・・・・対向した摩擦面、３９．４１・・
・・・内方向に曲がった縁、４３・・　環状の拘束用ス
トラップ、４４・・・・・外側周縁溝、４５・・・・・中間板、４
５Ａ・・・フランジ、４８．４９・・・・・・保持板、
５１・・・・・・頭付き突出部、５２・・・・・開口。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）摩擦材装置（３４）のための担体（２２；４５；
４５Ａ）を具備したハブ組立体（１１；１１Ａ）を包含
する摩擦クラッチの被駆動板であつて、前記担体がハブ
の半径外方向に延びかつその外側周縁まわりに外方向に
延びる歯（３５）を具備し、そして環状に配置されかつ
内方向に向けられた歯（３６）を有して担体の歯に噛合
いかつ担体と摩擦材装置との間に駆動を提供することか
らなる摩擦材装置（３４）を包含する摩擦クラッチの被
駆動板において、前記環状配置か環状配列に連続して配
置されかつ少なくとも互いに対して軸線方向運動を可能
にした摩擦材装置（３４）の部片（３４Ａ；３４Ｂ）を
包含することを特徴とする摩擦クラッチの被駆動板。
（２）特許請求の範囲第１項に記載の被駆動板において
、摩擦材装置（３４）の前記部片（３４Ａ；３４Ｂ）が
互いに対して制限された半径方向運動を可能とすること
を特徴とする摩擦クラッチの被駆動板。
（３）特許請求の範囲第１項または第２項のいずれかの
１項に記載の被駆動板において、担体（２２；４５；４
５Ａ）に対して部片（３４Ａ；３４Ｂ）の外方向の半径
方向運動を制限する装置（４３、４４；５１、５２）を
特徴とする摩擦クラッチの被駆動板。
（４）特許請求の範囲第３項に記載の被駆動板において
、拘束装置（４３）が部片（３４Ａ）の環状配列を取り
巻き、部片の外方向の半径方向運動を制限することを特
徴とする摩擦クラッチの被駆動板。
（５）特許請求の範囲第４項に記載の被駆動板において
、拘束装置（４３）か部片（３４Ａ）における周縁溝（
４４）に配置されていることを特徴とする摩擦クラッチ
の被駆動板。
（６）特許請求の範囲第３項に記載の被駆動板において
、前記部片（３４Ｂ）の一方の端部における突出部（５
１）が概ね円周方向に延びかつ隣接した前記部片（３４
Ｂ）の隣接した端部において開口（５２）内に係合する
ことを特徴とする摩擦クラッチの被駆動板。
（７）特許請求の範囲第１項から第６項までのいずれか
の１項に記載の被駆動板において、軸線方向の拘束装置
（３９、４１；４８、４９）が被駆動板に設けられ、担
体（２２；４５；４５Ａ）の歯（３５）と係合状態に摩
擦材装置（３４）の歯（３６）を保持することを特徴と
する摩擦クラッチの被駆動板。
（８）特許請求の範囲第１項から第７項までのいずれか
の１項に記載の被駆動板において、各部片（３４Ａ；３
４Ｂ）が２個の対向した環状摩擦面（３７、３８）を備
えた外側部分および前述の内方向に向けられた歯（３６
）を組み込んだ幅広の内側部分を有することを特徴とす
る摩擦クラッチの被駆動板。
（９）特許請求の範囲第１項から第８項までのいずれか
の１項に記載の被駆動板において、部片（３４Ａ；３４
Ｂ）と担体（２２；４５；４５Ａ）との間の歯付き係合
部（３５、３６）に半径方向の間隙が存在し、担体と前
記部片との相対的な半径方向の拡張および収縮を可能に
したことを特徴とする摩擦クラッチの被駆動板。
（１０）特許請求の範囲第１項から第９項までのいずれ
かの１項に記載の被駆動板において、各前記部片（３４
Ａ；３４Ｂ）が概ね環状の扇形体であることを特徴とす
る摩擦クラッチの被駆動板。